JPH0676325B2 - オキサジアジン誘導体を有効成分として含有する抗血栓剤 - Google Patents

オキサジアジン誘導体を有効成分として含有する抗血栓剤

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JPH0676325B2
JPH0676325B2 JP14204792A JP14204792A JPH0676325B2 JP H0676325 B2 JPH0676325 B2 JP H0676325B2 JP 14204792 A JP14204792 A JP 14204792A JP 14204792 A JP14204792 A JP 14204792A JP H0676325 B2 JPH0676325 B2 JP H0676325B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般式[I]
【0002】
【化2】 [式中、R1 は水素原子、低級アルキル基、またはハロ
ゲン置換フェニル基を、R2 は水素原子、置換ヒドロキ
シアルキル基または置換アミノアルキル基を、R3 は水
素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、ヒドロキシル基、低
級アルコキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、3−イソ
プロピルアミノ−2−ヒドロキシプロポキシ基または
2,3−エポキシプロポキシ基を示す。]で表わされる
オキサジアジン誘導体を有効成分として含む抗血栓剤に
関する。
【0003】オキサジアジンに関しては、その化学的、
物理的性質に関していくつかの報告が有る。オキサジア
ジンの数種の異性体のうち、本発明に関係する1,3,
4−オキサジアジン−2−オン誘導体に関しては、例え
ばM.Rosenblumらにより、その化学的性質お
よび熱による異性化などの研究が報告されている[J.
Amer. Chem.Soc.,85,3874(’6
3),ibid.,87,5716(’65)]。ま
た、D.G.Hollandらによるオキサジアジン誘
導体に関する合成報告がある〔Rec.Trav.Ch
em.,83,1047(’64)〕。また、G.E.
社はオキサジアジン誘導体に関して、熱可塑性有機重合
体の発泡剤として使用できることを開示している〔特開
昭52−35264、特開昭52−36678〕。しか
しながら、いずれの場合もオキサジアジン誘導体の医薬
的有用性についてはふれられていない。
【0004】本発明者らは、前記したオキサジアジン誘
導体について鋭意検討の結果、新規化合物を含む一群の
オキサジアジン誘導体が医薬的に有用であることを見出
し本発明に到達した。すなわち、本発明化合物は後に詳
述するように、血小板凝集抑制作用を有し、抗血栓剤と
して有用である。
【0005】一般式[I]で表わされるオキサジアジン
誘導体について、さらに詳しく説明すると、低級アルキ
ル基とはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、ブチル基、イソブチル基、3級ブチル基などであ
り、ハロゲン置換フェニルとは2,3,4位にフッ素原
子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子が単一もしく
は複数個置換したフェニル基であり、置換ヒドロキシア
ルキル基とはヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル
基、ヒドロキシプロピル基、ベンゾイルオキシエチル基
などを、置換アミノアルキル基とはジメチルアミノエチ
ル基、ジエチルアミノエチル基、ジメチルアミノプロピ
ル基、ジエチルアミノプロピル基、モノメチルアミノエ
チル基、モノエチルアミノエチル基などを、低級アルコ
キシ基とは、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
ブトキシ基などを、さらにアシルアミノ基とはアセチル
アミノ基、プロピオニルアミノ基などを表わす。また、
3の置換基の位置については2,3,4位のいずれを
も含む。
【0006】一般式[I]の化合物は、例えば以下の方
法で合成できる。
【0007】
【化3】 [式中、R1 およびR3 は前と同じ意味を有する。]す
なわち、一般式[II]で表わされるヒドラゾン誘導体を
適当な塩基、例えば、ナトリウム金属、ナトリウムハイ
ドライド、ナトリウムアルコキシド、水酸化ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウ
ムなどの存在下、適当な溶媒、例えば水、アルコール、
DMF、アセトン、エーテル、ベンゼンなどに溶解させ
て反応を進行させる。この際、反応温度は0〜100℃
の範囲が望ましい。このようにして生成した[III ]の
化合物は一般式[I]に含まれるものであるが、さらに
一般式[I]のR2 の置換基を導入する場合は、まず一
般式[III ]の化合物をナトリウムハイドライド、ナト
リウムアルコキシドなどでナトリウム塩とし、さらに相
当する試薬、例えばエチレンカーボネート、ジエチルア
ミノエチルクロライドなどと反応させることにより得ら
れる。なお、一般式[II]の化合物はそれ自体は新規化
合物であるが、合成は公知の方法で行うことができ、例
えば下記の反応例によって合成される。
【0008】
【化4】 [式中、R1 およびR3 は前と同じ意味を有し、Xはハ
ロゲン原子を表わす。] 本発明の一般式[I]で表わされるオキサジアジン誘導
体には、医薬として許容されうる塩、例えば塩酸塩、硫
酸塩、硝酸塩などの無機酸との塩、酢酸、シュウ酸、コ
ハク酸、マレイン酸などの有機酸との塩、ナトリウム、
カリウム、カルシウムなどとの金属塩などが含まれる。
【0009】以上のようにして製造される一般式[I]
の化合物は、哺乳動物、例えばヒト、サル、イヌ、ウサ
ギ、ラットなどに対して血小板凝集抑制作用を有する。
このことより、一般式[I]の化合物およびその塩は抗
血栓剤として有益であるが、これを医薬として用いる場
合には、それ自体あるいは適当な薬理学的に許容される
担体、賦形剤、希釈剤と混合して粉末、顆粒、錠剤、カ
プセル剤、注射剤などの形で、経口的または非経口的に
投与することができる。投与量は対象疾患、症状、投与
対象、投与方法などによって異なるが、成人に対して血
液凝固阻止薬として投与する場合には、経口投与では1
日量1〜200mg、静注では1日量1〜200mgを
2〜3回に分けて投与するのが好ましい。
【0010】以下、実施例を挙げ本発明をさらに詳しく
説明する。実施例記載の化合物の中いくつかは、熱によ
り発泡分解して明確な融点を示さないので、かかる化合
物の融点は掲載していない。 実施例1 α−ヒドロキシアセトフェノン−N−カーボエトキシヒ
ドラゾン2.84gをエタノール30mlに溶解し、水
素化ナトリウム(50%水溶液)100mgを加え、室
温で5時間、さらに50℃で1時間攪拌し、溶媒を留去
した後、残渣をシリカゲルカラム上で精製し、融点16
5〜166℃の5−フェニル−3,6−ジヒドロ−1,
3,4−オキサジアジン−2−オンが1.58g得られ
た。 実施例2 α−ヒドロキシ−P−クロロアセトフェノン−N−カー
ボエトキシヒドラゾン2gをエタノール20mlに溶解
し、水素化ナトリウム(50%水溶液)100mgを加
えた後、室温で1日攪拌した。溶媒を留去し、水を5m
l加え、2N塩酸で中和した後、塩化メチレン50ml
により抽出し、抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後、溶媒を留去し、残渣を塩化メチレン−ヘキサンより
再結晶し、無色プリズム晶として融点219〜220℃
の5−(4−クロロフェニル)−3,6−ジヒドロ−
1,3,4−オキサジアジン−2−オンが1.2g得ら
れた。 実施例3 実施例2と同様の反応によって以下の化合物(実施例3
〜11)が得られた。5−(4−ブロモフェニル)−6
−メチル−3,6−ジヒドロ−1,3,4−オキサジア
ジン−2−オン:融点166〜168℃ 実施例4 5−(4−フルオロフェニル)−6−メチル−3,6−
ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−2−オン 実施例5 5−(3−クロロフェニル)−6−メチル−3,6−ジ
ヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−2−オン 実施例6 5−(2−ブロモフェニル)−6−メチル−3,6−ジ
ヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−2−オン 実施例7 5−(4−アセトアミノフェニル)−3,6−ジヒドロ
−1,3,4−オキサジアジン−2−オン:融点242
〜244℃(分解) 実施例8 5−(4−アセトアミノフェニル)−6−メチル−3,
6−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−2−オ
ン:融点214〜215℃(分解) 実施例9 5−(3−アセトアミノフェニル)−6−メチル−3,
6−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−2−オン 実施例10 5−(4−ヒドロキシフェニル)−3,6−ジヒドロ−
1,3,4−オキサジアジン−2−オン:融点253℃
(分解) 実施例11 5−(4−メトキシフェニル)−3,6−ジヒドロ−
1,3,4−オキサジアジン−2−オン:融点146〜
147℃ 実施例12 ω,2−ジヒドロキシアセトフェノン−N−カーボエト
キシヒドラゾン1.0gをエタノール30mlに溶解
し、炭酸カリウム200mgを加え、室温で1日攪拌し
た。析出晶を濾取し、エタノール、水で洗浄後低温で乾
燥し、融点155℃(発泡分解)の5−(2−ヒドロキ
シフェニル)−3,6−ジヒドロ−1,3,4−オキサ
ジアジン−2−オン0.12gが得られた。 実施例13 実施例12と同様の反応により、5−(3−ヒドロキシ
フェニル)−6−メチル−3,6−ジヒドロ−1,3,
4−オキサジアジン−2−オンを得た。 実施例14 m−ニトロ−ω−ヒドロキシアセトフェノン−N−カー
ボエトキシヒドラゾン9.5gをエタノール50mlに
溶解し、水素化ナトリウム(50%水溶液)200mg
を加えた後3時間加熱還流した。冷却後、析出晶を塩化
メチレン−エタノールより再結晶し、融点193〜19
4℃(分解)の5−(3−ニトロフェニル)−3,6−
ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−2−オンが
6.95g得られた。 実施例15 実施例14と同様な反応により、5−(4−ニトロフェ
ニル)−3,6−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジ
ン−2−オンが得られた。融点205℃(分解)。 実施例16 5−(3−ニトロフェニル)−3,6−ジヒドロ−1,
3,4−オキサジアジン−2−オン1.1gを乾燥DM
F20mlに溶解し、ジエチルアミノエチルクロライド
塩酸塩946mgを添加し、さらに水素化ナトリウム
(60%水溶液)440mgを加え、80℃で2時間攪
拌した。反応液を氷水に注ぎ、CHCl350mlで抽
出した。抽出液を乾燥後留去し、残渣をシリカゲルカラ
ム上で精製し、融点73〜75℃の5−(3−ニトロフ
ェニル)−3−(N,N−ジエチルアミノエチル)−
3,6−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−2−
オンが720mg得られた。 実施例17 5−(3−ニトロフェニル)−3,6−ジヒドロ−1,
3,4−オキサジアジン−2−オン1.1gを乾燥DM
Fに溶解し、水素化ナトリウム(60%水溶液)200
mgを添加し、さらにエチレンカーボネート550mg
を加え、80℃で5時間加熱攪拌した後、反応液を氷水
に注ぎ、クロロホルムで抽出した。抽出液を乾燥後留去
し、残渣をシリカゲルカラム上で精製し、融点110〜
112℃の5−(3−ニトロフェニル)−3−(2−ヒ
ドロキシエチル)−3,6−ジヒドロ−1,3,4−オ
キサジアジン−2−オンが320mg得られた。 実施例18 5−(3−ニトロフェニル)−3,6−ジヒドロ−1,
3,4−オキサジアジン−2−オン2.217gをメタ
ノール100mlに溶解し、5%−パラジウム炭素50
0mgを添加した後、水素雰囲気下で常圧水添を行い、
680mlの水素の消費が行われた時点で反応を中止
し、パラジウム炭素を濾去し、母液を濃縮乾固させ、残
渣をシリカゲルカラム上で精製し、融点173℃(分
解)の5−(3−アミノフェニル)−3,6−ジヒドロ
−1,3,4−オキサジアジン−2−オンが1.2g得
られた。 実施例19 実施例18と同様な反応により5−(4−アミノフェニ
ル)−3,6−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン
−2−オンが得られた。 実施例20 4−クロロベンゾイン−N−カーボエトキシヒドラゾン
5.7gをエタノール150mlに溶解し、水素化ナト
リウム(60%水溶液)100mgを加え、1時間加熱
還流した。溶媒を留去し、残渣を酢酸エチルで抽出、水
洗、乾燥後、ヘキサン−塩化メチレンより再結晶し、融
点127〜130℃の5,6−ジ−(4−クロロフェニ
ル)−3,6−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン
−2−オンが3.9g得られた。 実施例21 実施例20と同様な反応により、5,6−ジ−(3−ブ
ロモフェニル)−3,6−ジヒドロ−1,3,4−オキ
サジアジン−2−オンを得た。 実施例22 実施例16と同様な反応により、3−(ジエチルアミノ
エチル)−5,6−ジ−(4−クロロフェニル)−3,
6−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−2−オン
を得た。融点118〜119℃。 実施例23 実施例17と同様な反応により、3−(2−ヒドロキシ
エチル)−5,6−ジ−(4−クロロフェニル)−3,
6−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−2−オン
を得た。融点116〜119℃。 実施例24 3−(2−ヒドロキシエチル)−5,6−ジ−(4−ク
ロロフェニル)−3,6−ジヒドロ−1,3,4−オキ
サジアジン−2−オン1.3gを20mlのTHFに溶
解し、ベンゾイルクロライド0.5g、トリエチルアミ
ン0.36gを加え、16時間加熱還流した。反応液を
減圧乾固させ、酢酸エチルで抽出し、水洗、乾燥後シリ
カゲルカラム上で精製し、融点102〜104℃の3−
(2−ベンゾイルオキシエチル)−5,6−ジ−(4−
クロロフェニル)−3,6−ジヒドロ−1,3,4−オ
キサジアジン−2−オンが200mg得られた。 実施例25 5−(4−ヒドロキシフェニル)−3,6−ジヒドロ−
1,3,4−オキサジアジン−2−オン1.0gをメチ
ルエチルケトン20mlおよびDMF10mlの混合溶
媒に溶解し、エプブロモヒドリン1.0gおよび炭酸カ
リウム720mgを添加した後、80℃で1日攪拌し
た。析出塩を濾去し、母液を減圧乾固させ、アルコール
より再結晶し、融点142〜144℃の5−[4−
(2,3−エポキシプロポキシ)フェニル]−3,6−
ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−2−オンが
0.9g得られた。 実施例26 実施例25と同様な反応により、5−[4−(2,3−
エポキシプロポキシ)フェニル]−6−メチル−3,6
−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−2−オンが
得られた。 実施例27 実施例25と同様な反応により、5−[2−(2,3−
エポキシプロポキシ)フェニル]−6−メチル−3,6
−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−2−オンが
得られた。 実施例28 5−[4−(2,3−エポキシプロポキシ)フェニル]
−3,6−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−2
−オン0.9gをメタノール30mlに溶解し、イソプ
ロピルアミン2mlを添加した後、2時間加熱還流し
た。反応液を減圧乾固し、残渣をシリカゲルカラム上で
精製し、融点148〜151℃の5−[4−(3−イソ
プロピルアミノ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニ
ル]−3,6−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン
−2−オンが0.62g得られた。 実施例29 実施例28と同様な反応により、5−[4−(3−イソ
プロピルアミノ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニ
ル]−6−メチル−3,6−ジヒドロ−1,3,4−オ
キサジアジン−2−オンを得た。 実施例30 実施例28と同様な反応により、5−[2−(3−イソ
プロピルアミノ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニ
ル]−6−メチル−3,6−ジヒドロ−1,3,4−オ
キサジアジン−2−オンを得た。 実施例31 本発明の化合物の薬理作用は、例えば以下の方法で試験
した。
【0011】コラーゲン誘発血小板凝集の抑制作用 健常な日本白色種のウサギを無麻酔下で背位に固定し、
頸動脈にカニューレを挿入して採血した。血液はカニュ
ーレから直接3.8%クエン酸ナトリウム溶液中に採
り、遠心分離する事により多血小板血漿(PRP)を分
取した。血小板凝集の測定にはBryston社製アグ
リゴメーターを使用し、一定量のPRP中に本発明の化
合物または対照薬としてのアスピリンの一定モル量を一
定量の緩衝液とDMFの混合溶媒に溶解した液を加え、
一定量のコラーゲンを添加し、血小板凝集を誘発させ
た。凝集抑制作用の強さは光の透過度の変化より算出し
た。結果の一部を表1に示した。ただし、記号は以下の
意味を表わす。 ±;アスピリン以下、 +;アスピリン程度、 ++;アスピリンの2〜10倍、 +++;アスピリンの10〜100倍
【0012】
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式[I] 【化1】 [式中、R1 は水素原子、低級アルキル基、またはハロ
    ゲン置換フェニル基を、R2 は水素原子、置換ヒドロキ
    シアルキル基または置換アミノアルキル基を、R3 は水
    素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、ヒドロキシル基、低
    級アルコキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、3−イソ
    プロピルアミノ−2−ヒドロキシプロポキシ基または
    2,3−エポキシプロポキシ基を示す。]で表わされる
    オキサジアジン誘導体を有効成分として含有する抗血栓
    剤。
JP14204792A 1992-05-08 1992-05-08 オキサジアジン誘導体を有効成分として含有する抗血栓剤 Expired - Lifetime JPH0676325B2 (ja)

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