JPH06761Y2 - 耐熱管状部材の試験装置 - Google Patents
耐熱管状部材の試験装置Info
- Publication number
- JPH06761Y2 JPH06761Y2 JP3400688U JP3400688U JPH06761Y2 JP H06761 Y2 JPH06761 Y2 JP H06761Y2 JP 3400688 U JP3400688 U JP 3400688U JP 3400688 U JP3400688 U JP 3400688U JP H06761 Y2 JPH06761 Y2 JP H06761Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- combustion chamber
- tubular member
- resistant
- testing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Testing Of Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は耐熱管状部材、特に自動車の内燃機関に用いら
れる排気系機器の耐熱性、断熱性等を試験するのに適し
た装置に関する。
れる排気系機器の耐熱性、断熱性等を試験するのに適し
た装置に関する。
従来新しいエンジンを開発する場合それに付随する排気
系機器の評価も行なうが、例えばマニホールドの評価試
験は、エンジンが完成した後エンジンに取付けて行われ
ていた。従ってエンジンが完成した後でないとマニホー
ルドの評価試験ができず、エンジンの開発期間が著しく
長期化するという好ましくない結果を招いていた。
系機器の評価も行なうが、例えばマニホールドの評価試
験は、エンジンが完成した後エンジンに取付けて行われ
ていた。従ってエンジンが完成した後でないとマニホー
ルドの評価試験ができず、エンジンの開発期間が著しく
長期化するという好ましくない結果を招いていた。
そこで、本出願人は先に63.1.20付実用新案登録
願(耐熱管状部材の試験装置)を提案したが、まだ問題
点が残されている。
願(耐熱管状部材の試験装置)を提案したが、まだ問題
点が残されている。
すなわち、第2図に示すように燃焼室1の燃焼室壁2は
耐熱金属管11で形成し、該耐熱金属管11の内面に耐
火度の高いセラミック管12を挿嵌して試験装置4が形
成されている。
耐熱金属管11で形成し、該耐熱金属管11の内面に耐
火度の高いセラミック管12を挿嵌して試験装置4が形
成されている。
ところが、このような構造では燃焼室1のセラミック管
12の熱伝導率が大きいため内面に加えられる熱が直接
セラミック管12を介し耐熱金属管11に達し、該耐熱
金属管11が熱変形を生じセラミック管12が破損する
という問題があった。
12の熱伝導率が大きいため内面に加えられる熱が直接
セラミック管12を介し耐熱金属管11に達し、該耐熱
金属管11が熱変形を生じセラミック管12が破損する
という問題があった。
本考案の目的は上述せる欠点を解消し、燃焼室1の耐久
性を向上し得る耐熱管状部材の試験装置を提供すること
にある。
性を向上し得る耐熱管状部材の試験装置を提供すること
にある。
本考案の耐熱管状部材の試験装置は、少なくとも1つの
管部を有する耐熱管状部材6の管部に接続される燃焼室
1と、空気路8及び燃料供給路9に接続され燃焼室1内
に挿入されたバーナー5と、燃焼室1のバーナー部の室
壁10に開口する排気増圧空気路7を有する耐熱管状部
材の試験装置であって、上記燃焼室1の燃焼室壁2の耐
熱金属管11で形成し、該耐熱金属管11の内面に断熱
保温材15を挿入し、該断熱保温材15の内面に耐火度
の高いセラミック管12を挿嵌することを特徴とするも
のである。13は中間部材であり、14は温度センサー
である。又3は火炎である。
管部を有する耐熱管状部材6の管部に接続される燃焼室
1と、空気路8及び燃料供給路9に接続され燃焼室1内
に挿入されたバーナー5と、燃焼室1のバーナー部の室
壁10に開口する排気増圧空気路7を有する耐熱管状部
材の試験装置であって、上記燃焼室1の燃焼室壁2の耐
熱金属管11で形成し、該耐熱金属管11の内面に断熱
保温材15を挿入し、該断熱保温材15の内面に耐火度
の高いセラミック管12を挿嵌することを特徴とするも
のである。13は中間部材であり、14は温度センサー
である。又3は火炎である。
以下本考案の装置を図面に基づいて更に詳細に説明す
る。第1図は本考案による耐熱管状部材の試験装置の断
面図である。
る。第1図は本考案による耐熱管状部材の試験装置の断
面図である。
耐熱金属管11の外面に温度センサー14を貼付して加
熱、冷却試験を行なった。
熱、冷却試験を行なった。
第3図は従来の試験装置と本発明の試験装置で耐熱金属
管11の外面の1サイクルの昇温状態を比較したもので
あるが、従来の加熱試験装置では約900℃であるのに
対し本考案の加熱試験装置では450℃と1/2となって
いる。これはセラミック管12の外面が断熱保温材15
で覆われているのでセラミック管12の内面に加えられ
た熱が直接耐熱金属管11へ達することがなくなったも
ので、耐熱金属管11の耐久性が大幅に向上し試験装置
の性能を向上し得たものである。
管11の外面の1サイクルの昇温状態を比較したもので
あるが、従来の加熱試験装置では約900℃であるのに
対し本考案の加熱試験装置では450℃と1/2となって
いる。これはセラミック管12の外面が断熱保温材15
で覆われているのでセラミック管12の内面に加えられ
た熱が直接耐熱金属管11へ達することがなくなったも
ので、耐熱金属管11の耐久性が大幅に向上し試験装置
の性能を向上し得たものである。
以上の説明で明らかなように、本考案の耐熱管状部材の
試験装置は燃焼室へかかる熱負荷を軽減することができ
るため燃焼室の耐久性が大幅に向上し、長期間の耐久試
験が可能となるなど優れた効果を有するものである。
試験装置は燃焼室へかかる熱負荷を軽減することができ
るため燃焼室の耐久性が大幅に向上し、長期間の耐久試
験が可能となるなど優れた効果を有するものである。
第1図は本考案による試験装置の断面図、第2図は従来
の試験装置の断面図、第3図は耐熱金属管の昇温状態の
比較図である。 1:燃焼室 2:燃焼室壁 5:バーナー 6:耐熱管状部材 7:排気増圧空気路 8:空気路 9:燃料供給路 10:室壁 11:耐熱金属管 12:セラミック管 15:断熱保温材
の試験装置の断面図、第3図は耐熱金属管の昇温状態の
比較図である。 1:燃焼室 2:燃焼室壁 5:バーナー 6:耐熱管状部材 7:排気増圧空気路 8:空気路 9:燃料供給路 10:室壁 11:耐熱金属管 12:セラミック管 15:断熱保温材
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも1つの管部を有する耐熱管状部
材の管部に接続される燃焼室と、空気路及び燃料供給路
に接続され燃焼室内に挿入されたバーナーと、燃焼室の
バーナー部の室壁に開口する排気増圧空気路を有する耐
熱管状部材の試験装置において、上記燃焼室の燃焼室壁
は耐熱金属管で形成し、該耐熱金属管の内面に断熱保温
材を挿入し、該断熱保温材の内面に耐火度の高いセラミ
ック管を挿嵌することを特徴とする耐熱管状部材の試験
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3400688U JPH06761Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 耐熱管状部材の試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3400688U JPH06761Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 耐熱管状部材の試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01137457U JPH01137457U (ja) | 1989-09-20 |
JPH06761Y2 true JPH06761Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31260726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3400688U Expired - Lifetime JPH06761Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 耐熱管状部材の試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06761Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP3400688U patent/JPH06761Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01137457U (ja) | 1989-09-20 |
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