JPS5941288Y2 - 内燃機関のシリンダ−ヘツド - Google Patents
内燃機関のシリンダ−ヘツドInfo
- Publication number
- JPS5941288Y2 JPS5941288Y2 JP7268577U JP7268577U JPS5941288Y2 JP S5941288 Y2 JPS5941288 Y2 JP S5941288Y2 JP 7268577 U JP7268577 U JP 7268577U JP 7268577 U JP7268577 U JP 7268577U JP S5941288 Y2 JPS5941288 Y2 JP S5941288Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder head
- ceramic
- internal combustion
- combustion engine
- head body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関のシリンダーヘッドに係り、さらに詳
しくは燃焼室天井部をセラミック化し効率を向上させた
往復機関のシリンダーヘッドの構造に関する。
しくは燃焼室天井部をセラミック化し効率を向上させた
往復機関のシリンダーヘッドの構造に関する。
近時、ディーゼルエンジン等の往復型内燃機関において
、熱効率の向上及び燃焼状態の改善のため、燃焼室内壁
をセラミック化する試みがなされているが、セラミック
は引張り強度が圧縮強度の１／１ｏ程度と低いためサー
マルショックによりセラミック部材内部に生ずる熱的引
張応力の繰返しにより破損し易く、耐久性に乏しい問題
があった。
、熱効率の向上及び燃焼状態の改善のため、燃焼室内壁
をセラミック化する試みがなされているが、セラミック
は引張り強度が圧縮強度の１／１ｏ程度と低いためサー
マルショックによりセラミック部材内部に生ずる熱的引
張応力の繰返しにより破損し易く、耐久性に乏しい問題
があった。
本考案はＭ室天井部のシリンダーヘッド本体下面にセラ
ミック部材ぽ初期圧縮応力を加えたセラミック当板を嵌
着させることで、上記熱的引張応力を相殺し、耐久性に
優れ、熱宛率を向上できる内燃機関のシリンダーヘッド
を提供することを目的とする。
ミック部材ぽ初期圧縮応力を加えたセラミック当板を嵌
着させることで、上記熱的引張応力を相殺し、耐久性に
優れ、熱宛率を向上できる内燃機関のシリンダーヘッド
を提供することを目的とする。
本考案は燃焼室当接面を含むシリンダーヘッド本体下面
に、吸気孔、排気孔、及び副室を有する内燃機関に釦い
ては副室との連通孔、が設けられたセラミック円板の外
周に金属環を焼嵌したセラミック当板を嵌着したことを
骨子とするものであり、次に本考案の一実施例を図と共
に説明する。
に、吸気孔、排気孔、及び副室を有する内燃機関に釦い
ては副室との連通孔、が設けられたセラミック円板の外
周に金属環を焼嵌したセラミック当板を嵌着したことを
骨子とするものであり、次に本考案の一実施例を図と共
に説明する。
第１図はディーゼルエンジンの燃焼室部分の断面図を示
し、１はシリンダーヘッド本体、２は該シリンダーヘッ
ド本体１の燃焼室Ａ当接面を含む下面に形成された円形
凹部１１内に嵌着されたセラミック当板、３はピストン
、４は副室、５及び６ばそれぞれ該副室に装着されたグ
ロープラグ及び燃料噴射弁であり、Ｔは吸入弁である。
し、１はシリンダーヘッド本体、２は該シリンダーヘッ
ド本体１の燃焼室Ａ当接面を含む下面に形成された円形
凹部１１内に嵌着されたセラミック当板、３はピストン
、４は副室、５及び６ばそれぞれ該副室に装着されたグ
ロープラグ及び燃料噴射弁であり、Ｔは吸入弁である。
セラミック当板２は第２図に示す如く、吸気孔８１．排
気孔８２及び副室４との連通孔８３が設けられたセラミ
ック円板８の周囲に金属環９を焼嵌して、該金属環９に
よりセラミック円板８に初期圧縮応力が加えられた状態
にある。
気孔８２及び副室４との連通孔８３が設けられたセラミ
ック円板８の周囲に金属環９を焼嵌して、該金属環９に
よりセラミック円板８に初期圧縮応力が加えられた状態
にある。
上記構成にかいてセラミック円板８はＳｉ３Ｎ４ＳｉＣ
等耐熱的衝撃に優れたセラミック材、金属環９はステン
レス網等耐熱性に優れた強靭な金属材で作ることが望！
シく、又金属環９はセラミック当板２が機関運転時に昇
温する温度範囲にかいてサーマルショックにより生ずる
引張内部応力を相殺できるように圧縮応力をセラミック
円板８に加えるよう焼嵌されていることが必要である。
等耐熱的衝撃に優れたセラミック材、金属環９はステン
レス網等耐熱性に優れた強靭な金属材で作ることが望！
シく、又金属環９はセラミック当板２が機関運転時に昇
温する温度範囲にかいてサーマルショックにより生ずる
引張内部応力を相殺できるように圧縮応力をセラミック
円板８に加えるよう焼嵌されていることが必要である。
本考案に係る。
１２０φで厚さ７簡のセラミック円板に金属環を焼嵌し
たセラミック当板を嵌着したシリンダーヘッドを備えた
渦流室型３３００ｃｃディーゼルエンジンを、アイドリ
ンク２分間、４０００ｒＰｍ２分間のくり返し１００時
間の耐久試験を行った結果、セラミック円板に割れ、緩
み等の異常が生じず、優れた耐久性が実証された。
たセラミック当板を嵌着したシリンダーヘッドを備えた
渦流室型３３００ｃｃディーゼルエンジンを、アイドリ
ンク２分間、４０００ｒＰｍ２分間のくり返し１００時
間の耐久試験を行った結果、セラミック円板に割れ、緩
み等の異常が生じず、優れた耐久性が実証された。
第１図はディーゼルエンジンの燃焼室部分の断面図、第
２図はセラミック当板の底面図である。 図中、１・・・・・・シリンダーヘッド本体、２・・・
・・・セラ□ツク邑板、４・・・・・・副室、８・・・
・・・セラミック円板、８１・・・・・・吸気孔、８２
・・・・・・排気孔、８３・・・・・・連通孔、９・・
・・・・金属環。
２図はセラミック当板の底面図である。 図中、１・・・・・・シリンダーヘッド本体、２・・・
・・・セラ□ツク邑板、４・・・・・・副室、８・・・
・・・セラミック円板、８１・・・・・・吸気孔、８２
・・・・・・排気孔、８３・・・・・・連通孔、９・・
・・・・金属環。
Claims (1)
- 燃焼室径より幾分大きい外径を有し、少なくとも内部に
シリンダーヘッド本体の吸気孔に対応した吸気孔および
シリンダーヘッド本体の排気孔に対応した排り孔が設け
られたセラミック円板の外周に、金属環を焼嵌したセラ
ミック当板を、燃焼室当接面部に前記セラミック当板に
対応して形成した円形凹所を有するシリンダーヘッド本
体の該円形凹所に嵌着してなる内燃機関のシリンダーヘ
ッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7268577U JPS5941288Y2 (ja) | 1977-06-04 | 1977-06-04 | 内燃機関のシリンダ−ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7268577U JPS5941288Y2 (ja) | 1977-06-04 | 1977-06-04 | 内燃機関のシリンダ−ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54506U JPS54506U (ja) | 1979-01-05 |
| JPS5941288Y2 true JPS5941288Y2 (ja) | 1984-11-28 |
Family
ID=28984593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7268577U Expired JPS5941288Y2 (ja) | 1977-06-04 | 1977-06-04 | 内燃機関のシリンダ−ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5941288Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57172779U (ja) * | 1981-04-23 | 1982-10-30 | ||
| DE4329368B4 (de) * | 1993-09-01 | 2004-02-12 | Focke Gmbh & Co. Kg | Weichpackung für Zigaretten |
-
1977
- 1977-06-04 JP JP7268577U patent/JPS5941288Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54506U (ja) | 1979-01-05 |
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