JPH0675981B2 - 用紙送り装置 - Google Patents
用紙送り装置Info
- Publication number
- JPH0675981B2 JPH0675981B2 JP61224573A JP22457386A JPH0675981B2 JP H0675981 B2 JPH0675981 B2 JP H0675981B2 JP 61224573 A JP61224573 A JP 61224573A JP 22457386 A JP22457386 A JP 22457386A JP H0675981 B2 JPH0675981 B2 JP H0675981B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platen
- sheet
- cut sheet
- roller
- contact portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、単票を一枚ずつ供給する用紙送り装置に関
する。
する。
従来の技術 従来、単票をプラテンに供給する場合には、単票をプラ
テンとピンチローラとの接触部に正確に位置決めして供
給し、この状態からプラテンを用紙送り方向へ回転させ
ないと単票一枚毎に印字開始位置が乱れる。このため
に、単票の先端が必ずプラテンとピンチローラとの接触
部に当接するように給紙ローラによる送り量は余裕が見
込んでいるのが一般的である。
テンとピンチローラとの接触部に正確に位置決めして供
給し、この状態からプラテンを用紙送り方向へ回転させ
ないと単票一枚毎に印字開始位置が乱れる。このため
に、単票の先端が必ずプラテンとピンチローラとの接触
部に当接するように給紙ローラによる送り量は余裕が見
込んでいるのが一般的である。
発明が解決しようとする問題点 したがつて、単票は直線方向に送られて先端縁がプラテ
ンとピンチローラとの接触部に当接し、先端縁がこれ以
上進行しないこの状態から尚も送りを掛けられて直線状
態から上方に湾曲するため、給紙ローラが単票を介して
プラテンから受ける抵抗は大きい。したがつて、給紙ロ
ーラが単票に対してスリツプすることを防止するために
は、給紙ローラへの単票の圧接力を強くしなければなら
ず、これにともない給紙ローラの摩耗が早くなる等の問
題が有る。
ンとピンチローラとの接触部に当接し、先端縁がこれ以
上進行しないこの状態から尚も送りを掛けられて直線状
態から上方に湾曲するため、給紙ローラが単票を介して
プラテンから受ける抵抗は大きい。したがつて、給紙ロ
ーラが単票に対してスリツプすることを防止するために
は、給紙ローラへの単票の圧接力を強くしなければなら
ず、これにともない給紙ローラの摩耗が早くなる等の問
題が有る。
問題点を解決するための手段 プラテンとピンチローラとの接触部に向けて延出する単
票搬送路上に、単票を給紙ローラに圧接する案内板を設
け、前記単票搬送路から前記プラテンと前記ピンチロー
ラとの前記接触部に向けて送られる単票の先端部を前記
プラテンの外周に当接させる方向に案内する案内面と前
記プラテンの外周を滑らせて前記単票の先端部を前記接
触部に向かわせながら前記単票を湾曲させる頂部とより
なる単票湾曲面を上方に膨出させて前記プラテンの近傍
における前記単票搬送路上に設けた。
票搬送路上に、単票を給紙ローラに圧接する案内板を設
け、前記単票搬送路から前記プラテンと前記ピンチロー
ラとの前記接触部に向けて送られる単票の先端部を前記
プラテンの外周に当接させる方向に案内する案内面と前
記プラテンの外周を滑らせて前記単票の先端部を前記接
触部に向かわせながら前記単票を湾曲させる頂部とより
なる単票湾曲面を上方に膨出させて前記プラテンの近傍
における前記単票搬送路上に設けた。
作 用 したがつて、単票は給紙ローラによりプラテンに向けて
送られるが、先端縁がプラテンとピンチローラとの接触
部に達する以前から単票湾曲面により湾曲され、したが
つて、単票がプラテンとピンチローラとの接触部に当接
して進行を妨げられても、単票自身が湾曲度を増すこと
によりプラテンの抵抗を吸収し、これにより、給紙ロー
ラが単票を介してプラテンから受ける抵抗を小さくす
る。
送られるが、先端縁がプラテンとピンチローラとの接触
部に達する以前から単票湾曲面により湾曲され、したが
つて、単票がプラテンとピンチローラとの接触部に当接
して進行を妨げられても、単票自身が湾曲度を増すこと
によりプラテンの抵抗を吸収し、これにより、給紙ロー
ラが単票を介してプラテンから受ける抵抗を小さくす
る。
実施例 この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。１は印
字部で、この印字部１はプラテン２と印字ヘツド３とよ
りなる。プラテン軸４の一端にはレリーズレバー５が回
動自在に保持されている。このレリーズレバー５には、
プラテン軸４を半径の中心とする扇形ギヤ６と、プラテ
ン軸４からの半径が連続的に変化する傾斜面７が形成さ
れている。プラテン２に接触するピンチローラ８を回転
自在に保持するホルダ９は、発条10によりプラテン２側
に付勢されて一端を支点に回動するワイヤ11の回動遊端
に連結されている。このワイヤ11の回動遊端は傾斜面７
に接触している。
字部で、この印字部１はプラテン２と印字ヘツド３とよ
りなる。プラテン軸４の一端にはレリーズレバー５が回
動自在に保持されている。このレリーズレバー５には、
プラテン軸４を半径の中心とする扇形ギヤ６と、プラテ
ン軸４からの半径が連続的に変化する傾斜面７が形成さ
れている。プラテン２に接触するピンチローラ８を回転
自在に保持するホルダ９は、発条10によりプラテン２側
に付勢されて一端を支点に回動するワイヤ11の回動遊端
に連結されている。このワイヤ11の回動遊端は傾斜面７
に接触している。
ついで、プラテン２とピンチローラ８との接触部に向け
て延出する単票搬送路13が設けられ、この単票搬送路13
には、両側に取付片14を有する支持台15が固定的に設け
られ、この支持台15には、発条16により時計方向へ付勢
された案内板となるセツトプレート17の後端が軸18によ
り回動自在に保持されている。また、取付片14には先端
に爪19を有するコーナスノバー20が発条21により反時計
方向へ付勢されて軸22により回動自在に保持されてい
る。
て延出する単票搬送路13が設けられ、この単票搬送路13
には、両側に取付片14を有する支持台15が固定的に設け
られ、この支持台15には、発条16により時計方向へ付勢
された案内板となるセツトプレート17の後端が軸18によ
り回動自在に保持されている。また、取付片14には先端
に爪19を有するコーナスノバー20が発条21により反時計
方向へ付勢されて軸22により回動自在に保持されてい
る。
さらに、セツトプレート17の上には給紙ローラ23と共に
回転するローラ軸24がモータ（図示せず）に連結されて
設けられ、このローラ軸24には、セツトプレート17の印
字部１側の上面を押圧するカム25と、扇形ギヤ６に噛合
するセツトギヤ26とが回転自在に嵌合されている。
回転するローラ軸24がモータ（図示せず）に連結されて
設けられ、このローラ軸24には、セツトプレート17の印
字部１側の上面を押圧するカム25と、扇形ギヤ６に噛合
するセツトギヤ26とが回転自在に嵌合されている。
さらに、プラテン２の近傍の単票搬送路13上に、その単
票搬送路13からプラテン２とピンチローラ８との接触部
に向けて送られる単票28の先端部を前記プラテン２の外
周に当接させる方向に案内する案内面27aと前記プラテ
ン２の外周を滑らせて前記単票28の先端部を前記接触部
に向かわせながら前記単票28を湾曲させる頂部27bとよ
りなる単票湾曲面27が上方に膨出させて設けられてい
る。なお、ローラ軸24はモータの逆転方向の回転力のみ
を受けて時計方向に回転するもので、この時はプラテン
２は反時計方向へ回転する。
票搬送路13からプラテン２とピンチローラ８との接触部
に向けて送られる単票28の先端部を前記プラテン２の外
周に当接させる方向に案内する案内面27aと前記プラテ
ン２の外周を滑らせて前記単票28の先端部を前記接触部
に向かわせながら前記単票28を湾曲させる頂部27bとよ
りなる単票湾曲面27が上方に膨出させて設けられてい
る。なお、ローラ軸24はモータの逆転方向の回転力のみ
を受けて時計方向に回転するもので、この時はプラテン
２は反時計方向へ回転する。
このような構成において、第１図に示す状態で、給紙ロ
ーラ23を時計方向へ間欠的に回転させることにより、セ
ツトプレート17上の単票28が一枚ずつ送り出され先端が
湾曲面27を越えてプラテン２の外周に当接する。尚も給
紙ローラ23を回転させると単票28は中間部が単票湾曲面
27に支えられているので湾曲される。この湾曲される過
程では、第２図に示すように、単票28は先端縁がプラテ
ン２の外周を滑りながらピンチローラ８との接触部に向
かう。したがつて、この湾曲される過程でも単票28を介
してプラテン２から給紙ローラ23に加わる抵抗は小さ
い。単票28がプラテン２とピンチローラ８との接触部に
当接してからも単票28は給紙ローラ23により僅か送られ
るが、単票28は既に湾曲されてこの状態から湾曲度が僅
かに増すだけであるため、プラテン２から受ける抵抗は
単票28自身が吸収する。これにより、給紙ローラ23が単
票28を介してプラテン２から受ける抵抗は小さい。した
がつて、給紙ローラ23が単票28に対してスリツプするこ
とがなく、給紙ローラ23への単票28の圧接力を小さくし
て給紙ローラ23の摩耗を抑制することができる。
ーラ23を時計方向へ間欠的に回転させることにより、セ
ツトプレート17上の単票28が一枚ずつ送り出され先端が
湾曲面27を越えてプラテン２の外周に当接する。尚も給
紙ローラ23を回転させると単票28は中間部が単票湾曲面
27に支えられているので湾曲される。この湾曲される過
程では、第２図に示すように、単票28は先端縁がプラテ
ン２の外周を滑りながらピンチローラ８との接触部に向
かう。したがつて、この湾曲される過程でも単票28を介
してプラテン２から給紙ローラ23に加わる抵抗は小さ
い。単票28がプラテン２とピンチローラ８との接触部に
当接してからも単票28は給紙ローラ23により僅か送られ
るが、単票28は既に湾曲されてこの状態から湾曲度が僅
かに増すだけであるため、プラテン２から受ける抵抗は
単票28自身が吸収する。これにより、給紙ローラ23が単
票28を介してプラテン２から受ける抵抗は小さい。した
がつて、給紙ローラ23が単票28に対してスリツプするこ
とがなく、給紙ローラ23への単票28の圧接力を小さくし
て給紙ローラ23の摩耗を抑制することができる。
発明の効果 この発明は上述のように構成したので、単票は給紙ロー
ラにより送られるが、先端縁がプラテンとピンチローラ
との接触部に達する以前から単票湾曲面により湾曲さ
れ、したがつて、単票がプラテンとピンチローラとの接
触部に当接して進行を妨げられても、単票自身が湾曲度
を増すことによりプラテンの抵抗を吸収することがで
き、これにより、給紙ローラが単票を介してプラテンか
ら受ける抵抗を小さくし、給紙ローラへの単票の圧接力
を小さくすることができ、したがつて、給紙ローラへの
単票の圧接力を小さくして給紙ローラの摩耗を抑制する
ことができる等の効果を有する。
ラにより送られるが、先端縁がプラテンとピンチローラ
との接触部に達する以前から単票湾曲面により湾曲さ
れ、したがつて、単票がプラテンとピンチローラとの接
触部に当接して進行を妨げられても、単票自身が湾曲度
を増すことによりプラテンの抵抗を吸収することがで
き、これにより、給紙ローラが単票を介してプラテンか
ら受ける抵抗を小さくし、給紙ローラへの単票の圧接力
を小さくすることができ、したがつて、給紙ローラへの
単票の圧接力を小さくして給紙ローラの摩耗を抑制する
ことができる等の効果を有する。
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は一部
を断面にして単票が給紙ローラにより送られる途中経過
を示す側面図、第２図は一部を断面にして単票が給紙ロ
ーラにより送られた状態を示す側面図である。 ２……プラテン、８……ピンチローラ、13……単票搬送
路、23……給紙ローラ、27……単票湾曲面、28……単票
を断面にして単票が給紙ローラにより送られる途中経過
を示す側面図、第２図は一部を断面にして単票が給紙ロ
ーラにより送られた状態を示す側面図である。 ２……プラテン、８……ピンチローラ、13……単票搬送
路、23……給紙ローラ、27……単票湾曲面、28……単票
Claims (1)
- 【請求項１】プラテンとピンチローラとの接触部に向け
て延出する単票搬送路上に、単票を給紙ローラに圧接す
る案内板を設け、前記単票搬送路から前記プラテンと前
記ピンチローラとの前記接触部に向けて送られる単票の
先端部を前記プラテンの外周に当接させる方向に案内す
る案内面と前記プラテンの外周を滑らせて前記単票の先
端部を前記接触部に向かわせながら前記単票を湾曲させ
る頂部とよりなる単票湾曲面を上方に膨出させて前記プ
ラテンの近傍における前記単票搬送路上に設けたことを
特徴とする用紙送り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61224573A JPH0675981B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 用紙送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61224573A JPH0675981B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 用紙送り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6378773A JPS6378773A (ja) | 1988-04-08 |
| JPH0675981B2 true JPH0675981B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=16815868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61224573A Expired - Lifetime JPH0675981B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 用紙送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0675981B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5421155A (en) * | 1977-07-18 | 1979-02-17 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Leakage coaxial cable of braod band |
| JPS5659253A (en) * | 1979-10-19 | 1981-05-22 | Canon Inc | Registration mechanism |
| JPS59168266A (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-21 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の点火時期制御方法 |
-
1986
- 1986-09-22 JP JP61224573A patent/JPH0675981B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5421155A (en) * | 1977-07-18 | 1979-02-17 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Leakage coaxial cable of braod band |
| JPS5659253A (en) * | 1979-10-19 | 1981-05-22 | Canon Inc | Registration mechanism |
| JPS59168266A (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-21 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の点火時期制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6378773A (ja) | 1988-04-08 |
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