JPH0675700B2 - グリス塗布方法 - Google Patents
グリス塗布方法Info
- Publication number
- JPH0675700B2 JPH0675700B2 JP21393088A JP21393088A JPH0675700B2 JP H0675700 B2 JPH0675700 B2 JP H0675700B2 JP 21393088 A JP21393088 A JP 21393088A JP 21393088 A JP21393088 A JP 21393088A JP H0675700 B2 JPH0675700 B2 JP H0675700B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grease
- transfer head
- ring
- tip
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、微小な機構部品のすべり面に適切な量のグリ
スを塗布するグリス塗布方法に関するものである。
スを塗布するグリス塗布方法に関するものである。
従来の技術 一般に、微小部品の決められた位置にグリスを塗布しよ
うとする場合、塗布ヘッドにグリスを付着させ、そのグ
リスを微小部品に転写する方法がある。以下、図面を参
照しながら従来のグリス塗布方法について説明する。
うとする場合、塗布ヘッドにグリスを付着させ、そのグ
リスを微小部品に転写する方法がある。以下、図面を参
照しながら従来のグリス塗布方法について説明する。
第3図は従来のグリス塗布方法を示すもので、1はグリ
スを塗布したい部品、2はグリスで満たされたグリス槽
で、3はグリス、4はグリス転写ヘッドである。
スを塗布したい部品、2はグリスで満たされたグリス槽
で、3はグリス、4はグリス転写ヘッドである。
上記のような構成において、グリス槽2に満たされたグ
リス3を転写ヘッド4の先端に付着させ、転写ヘッド4
の先端のグリスを塗布しようとする部品1の表面に圧着
させることによりグリスを転写させることができる。
リス3を転写ヘッド4の先端に付着させ、転写ヘッド4
の先端のグリスを塗布しようとする部品1の表面に圧着
させることによりグリスを転写させることができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこの方法によれば、部品1にグリスを塗布
することはできるが、転写ヘッド4の先端の面積は限ら
れており、したがってヘッド先端に付着させることので
きるグリスの量は制限されてしまう。
することはできるが、転写ヘッド4の先端の面積は限ら
れており、したがってヘッド先端に付着させることので
きるグリスの量は制限されてしまう。
本発明は上記問題点に鑑み、転写ヘッド先端に付着させ
るグリスの量をヘッド先端面積に制限されることなく、
適切なグリス量を塗布する方法を提供することを目的と
するものである。
るグリスの量をヘッド先端面積に制限されることなく、
適切なグリス量を塗布する方法を提供することを目的と
するものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のグリス塗布方法は転
写ヘッドの内径にリングを摺動可能に取りつけ、塗布ヘ
ッドのリングのみをグリス槽内に沈め込み、グリスを付
着させて引き上げ、転写ヘッドはそのままの状態でリン
グのみを摺動させて、リングの外側に付着したグリスを
そぎ取り、転写ヘッド先端に適切なグリス量を付着さ
せ、そのグリスを部品に塗布する方法としたものであ
る。
写ヘッドの内径にリングを摺動可能に取りつけ、塗布ヘ
ッドのリングのみをグリス槽内に沈め込み、グリスを付
着させて引き上げ、転写ヘッドはそのままの状態でリン
グのみを摺動させて、リングの外側に付着したグリスを
そぎ取り、転写ヘッド先端に適切なグリス量を付着さ
せ、そのグリスを部品に塗布する方法としたものであ
る。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、転写ヘッドがグリス槽にグリスを取りに行く
時は、円筒状の転写ヘッドの内径に接したリングのみが
グリスの中に沈み込み、グリス槽から離れた時に、転写
ヘッドがリングの側面に付着したグリスをそぎ取り、転
写ヘッド先端に適切な量のグリスを付着させることがで
きる。また、リングがグリスに沈み込む深さを変えるこ
とにより、転写ヘッド先端に付着させることのできるグ
リスの量を調整することができる。
時は、円筒状の転写ヘッドの内径に接したリングのみが
グリスの中に沈み込み、グリス槽から離れた時に、転写
ヘッドがリングの側面に付着したグリスをそぎ取り、転
写ヘッド先端に適切な量のグリスを付着させることがで
きる。また、リングがグリスに沈み込む深さを変えるこ
とにより、転写ヘッド先端に付着させることのできるグ
リスの量を調整することができる。
この方法によって、転写ヘッド先端に付着させるグリス
の量を、ヘッドの先端面積に制限されることなく、適切
なグリス量を塗布することができる。
の量を、ヘッドの先端面積に制限されることなく、適切
なグリス量を塗布することができる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第1図は本発明の一実施例におけるグリス塗布
方法を示すものである。第1図において11はグリスを塗
布する部品、12はグリスで満たされたグリス槽、13はグ
リス、14はグリス転写ヘッド、15は転写ヘッド14の内径
に内接するリングで、転写ヘッド14はリング15に外接し
ながら上下動できる。
明する。第1図は本発明の一実施例におけるグリス塗布
方法を示すものである。第1図において11はグリスを塗
布する部品、12はグリスで満たされたグリス槽、13はグ
リス、14はグリス転写ヘッド、15は転写ヘッド14の内径
に内接するリングで、転写ヘッド14はリング15に外接し
ながら上下動できる。
以上のように構成されたグリス塗布方法について、以下
その動作を第2図a〜fを用いて説明する。まず第2図
aに示すように転写ヘッド14とリング15とからなる塗布
ヘッドをグリス槽12の上に持っていき、転写ヘッド14を
ある高さで止め、第2図bに示すようにリング15のみグ
リス13の中に沈める。次に転写ヘッド14をそのままの高
さにしておき、第2図cに示すようにリング15をグリス
13から引き上げると、リング15の側面にグリス13が付着
し、そのまま転写ヘッド14の内径とリング15の外径をす
り合わせると、第2図dのようにリング15の外側に付着
したグリス13が転写ヘッド14の先端にそぎ取られるわけ
である。リング15の内側に付着したグリスは、リング15
の内径にエアーを吹くことで除去できる。そして転写ヘ
ッド14を第2図eのように移動させ、第2図fのように
転写ヘッド14の先端を部品11の塗布する表面に圧着させ
ると適切な量のグリスが塗布できる。なお、リング15の
側面に付着させるグリスの量はリング15のグリス13に沈
める表面積で決まるので、リング15のグリス13に沈める
深さを変えることにより、グリス塗布量を調整できる。
その動作を第2図a〜fを用いて説明する。まず第2図
aに示すように転写ヘッド14とリング15とからなる塗布
ヘッドをグリス槽12の上に持っていき、転写ヘッド14を
ある高さで止め、第2図bに示すようにリング15のみグ
リス13の中に沈める。次に転写ヘッド14をそのままの高
さにしておき、第2図cに示すようにリング15をグリス
13から引き上げると、リング15の側面にグリス13が付着
し、そのまま転写ヘッド14の内径とリング15の外径をす
り合わせると、第2図dのようにリング15の外側に付着
したグリス13が転写ヘッド14の先端にそぎ取られるわけ
である。リング15の内側に付着したグリスは、リング15
の内径にエアーを吹くことで除去できる。そして転写ヘ
ッド14を第2図eのように移動させ、第2図fのように
転写ヘッド14の先端を部品11の塗布する表面に圧着させ
ると適切な量のグリスが塗布できる。なお、リング15の
側面に付着させるグリスの量はリング15のグリス13に沈
める表面積で決まるので、リング15のグリス13に沈める
深さを変えることにより、グリス塗布量を調整できる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、転写ヘッド先端に付着さ
せるグリスの量をヘッド先端面積に制限されることなく
適切なグリス量を塗布することができ、その実用効果は
大なるものがある。
せるグリスの量をヘッド先端面積に制限されることなく
適切なグリス量を塗布することができ、その実用効果は
大なるものがある。
第1図は、本発明の一実施例におけるグリス塗布方法を
示す説明図、第2図a〜fは本発明のグリス塗布順序を
示す図、第3図は従来のグリス塗布方法を示す説明図で
ある。 11……部品、12……グリス槽、13……グリス、14……転
写ヘッド、15……リング。
示す説明図、第2図a〜fは本発明のグリス塗布順序を
示す図、第3図は従来のグリス塗布方法を示す説明図で
ある。 11……部品、12……グリス槽、13……グリス、14……転
写ヘッド、15……リング。
Claims (1)
- 【請求項1】転写ヘッドの内部にリングを摺動可能に取
りつけた塗布ヘッドをグリス槽近くに移動させ、リング
のみをグリス槽内のグリスに沈め込みリングにグリスを
付着させた後、グリス槽より引き上げ、さらに転写ヘッ
ドは固定したままリングのみを摺動させて、リングの外
側に付着したグリスをそぎ取って転写ヘッド先端に適切
なグリス量を付着させ、この転写ヘッドをグリスを塗布
する部品に塗布するグリス塗布方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21393088A JPH0675700B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | グリス塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21393088A JPH0675700B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | グリス塗布方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0263578A JPH0263578A (ja) | 1990-03-02 |
JPH0675700B2 true JPH0675700B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=16647396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21393088A Expired - Fee Related JPH0675700B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | グリス塗布方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0675700B2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-29 JP JP21393088A patent/JPH0675700B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0263578A (ja) | 1990-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0675700B2 (ja) | グリス塗布方法 | |
EP1060902A3 (en) | Liquid pressure transfer method for loop-like workpiece and product decorated thereby | |
JP2525502Y2 (ja) | ワニス塗布ダイス | |
JPS54123605A (en) | Tenon caulking method of moving vane | |
JP2004025626A (ja) | 固形糊繰出用容器 | |
JPS54137183A (en) | Method of punching plate members | |
JP3135167B2 (ja) | コンクリート成形用型枠 | |
JPS55135623A (en) | Sheet-formed paster member and pasting thereof | |
JPH0479134B2 (ja) | ||
JPH02157064A (ja) | グリス塗布方法 | |
JPH0545512Y2 (ja) | ||
JPS6262869U (ja) | ||
JPH02234184A (ja) | 電子写真感光体 | |
JP2506620B2 (ja) | 塗り分け塗装方法 | |
JPS54145746A (en) | Method of coating the inside of pipe with sticky material | |
WO1988003068A1 (en) | Method and apparatus for adhesive transfer | |
JPS62151973U (ja) | ||
JPS57102257A (en) | Fixed quantity applying device for liquid | |
JPH06206016A (ja) | 遠心拡散方式塗布装置 | |
JPS5912557U (ja) | ブレ−キドラムのフランジ部平坦仕上げ装置 | |
JPS6459232A (en) | Manufacture of electrophotographic sensitive body | |
JPS5745089A (en) | Formation of dynamic pressure-generating groove in shaft | |
JPS63139512A (ja) | 塗箸の製造方法 | |
JPH01270972A (ja) | スプレー塗膜の形成法 | |
JPS581989B2 (ja) | ストライプラインを有する2ト−ン塗装方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |