JPH067524Y2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH067524Y2
JPH067524Y2 JP16113888U JP16113888U JPH067524Y2 JP H067524 Y2 JPH067524 Y2 JP H067524Y2 JP 16113888 U JP16113888 U JP 16113888U JP 16113888 U JP16113888 U JP 16113888U JP H067524 Y2 JPH067524 Y2 JP H067524Y2
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JP
Japan
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housing
substrate
light source
lamp
front lens
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JP16113888U
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JPH0280906U (ja
Inventor
穣 井口
光一 野末
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は自動車又はオートバイ等の車両に取り付けて使
用され、発光ダイオード等を光源とするテールランプ、
ストップランプ又はハイマウントストップランプ等の灯
具に関するものである。
【従来技術】
一般にこの種の灯具においては、第7〜8図に示した構
成のものが従来例として周知である。これらの従来例に
おいて、aはベース又はハウジング、bは基板、cは光
源、dは前面レンズであり、該前面レンズdはベース又
はハウジングaに対して、その結合面を装着剤又は超音
波により溶着固定している。前記光源cは基板bに対し
て垂直に取り付けられ、該基板bは灯具の高さ方向に沿
って垂直に取り付けられた構成になっている。
【考案が解決しようとする課題】
前記従来例における灯具は、光源を取り付けた基板bが
灯具の高さ方向に沿って垂直に取り付けられる構成であ
るため、灯具の厚み(高さ)は基板bの幅で決定され
る。しかも基板bはプリント配線のパターン引き回しに
よる幅に限界があるため、基板b自体の幅を必要以上に
狭くすることができず、従って、従来例の灯具において
は、その厚みを薄くできないばかりでなく、例えばハイ
マウントストップランプのような長尺の灯具にした場合
に、ねじれや曲りの歪みによって接着部が剥離するなど
の課題を有している。
【課題を解決するための手段】
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本考案
は、ハウジング内に光源を搭載した基板を収納し、ハウ
ジングの開口部に前面レンズを配設した灯具であって、
前記ハウジングと前面レンズとの結合部分において、双
方のいすれかに凹凸部を設けて嵌め合わせ構造にすると
共に、結合部分の外側面に凹状溝を設け、前記凹凸部の
嵌め合わせ部分を接着剤で固定し、前記凹状溝にプレー
トを位置させて超音波で溶着固定したことを特徴とする
車両用灯具を提供するものであり、前記基板がハウジン
グ内において略水平に支持されることにより、灯具全体
を上下方向に著しく薄形に形成でき、しかもハウジング
と前面レンズとは嵌め合わせの部分における接着固定
と、外側面におけるプレートの溶着固定とによって強固
な結合になるのである。
【実施例】
次に本考案を図示の実施例により更に詳しく説明する
と、第1図及び第2図において、1は灯具の外郭を形成
する長尺のハウジングであり、該ハウジング1は断面略
コ字状に形成されると共に、該ハウジングの前面側開口
部には同様の長尺な前面レンズ2が取り付けられる構成
になっている。そして、前記ハウジング1内には基板3
及び該基板に搭載された発光ダイオード等の光源4が収
納されている。 前記ハウジング1は、第4図に示したように、断面略コ
字状に形成され、そのハウジング1の内側で突当たり位
置に、前記基板3の端部をガイドし且つ保持するための
ガイド部5が上下に所定の間隔を持って突出形成される
と共に、前面側開口部における前記前面レンズ2との結
合部分、即ち端縁に凹部6を設け、該凹部の形成による
内側凸部7と外側凸部8とは、内側凸部7の方を低く形
成する。更に前面開口部の外側、即ち前記外側凸部8の
外側面に凹状溝9を設けてある。又、前記内側凸部7に
は、第5図に示したように、後述するホルダー部材が嵌
入する一部切欠部10が形成されている。 前記前面レンズ2の開口部端縁には前記ハウジング1の
凹部6に嵌合する凸部11が形成され、更に開口部外側面
に、前記ハウジング1の凹状溝9に対応する同様の凹状
溝12が設けられる。そして、前記凹部6と凸部11とが嵌
め合わせ状態で結合したときに、前記凹状溝9、12が略
面一状態になるのである。 前記ハウジング1内に組み込まれる基板3は、第6図に
示したように、所定のプリント配線がなされたハウジン
グに対応する長尺の基板であり、該基板3には発光ダイ
オード等の光源4がハンダ付け等の所定の手段により複
数個並設状態に搭載されている。この場合の光源4の取
り付けは、前記従来例とは全く異なる形態で取り付けら
れる。即ち、基板3に対する光源4の取り付けは、基板
3の平面と光源4の光軸とが略水平になるように取り付
けるのである。つまり、基板3の端縁に光源4を取り付
け、該光源の一対のリード部13が基板3の平面に対して
略平行になるように位置させて取り付けることで、基板
3の平面と光源4の光軸とが略水平になるのである。そ
して、この基板3には、前記光源4の取付位置に影響し
ない位置で、所定間隔をもって複数個の切欠又は打抜穴
14が形成される。 この基板3を前記ハウジング1内に組み込んで固定する
ためにホルダー部材15が使用される。このホルダー部材
15は、上面板16と下面板17とで全体が略コ字状を呈する
形状に形成され、その上面板16と下面板17との間隔が前
記基板3の厚みに略対応するように形成すると共に、挿
着時にガタツキを生じさせないように、少なくとも一方
の面板、即ち上面板16の先端内側に凸部18を突出形成し
てある。尚、図中19は樹脂製のプレートである。 このように光源4を搭載した基板3を前記ハウジング1
内に装着して組み込む場合には、予め基板3の切欠又は
打抜穴14にホルダー部材15を嵌着させてから、基板3を
ハウジング1の開口部側から装着し、その装着端部をガ
イド部5に装着して取り付け、開口部側においては一部
切欠10にホルダー部材15を嵌め込む(第3図参照)こと
で、実質的に灯具の高さ方向に対して直交する方向、即
ちハウジング1内において略水平に基板3が配設される
のである。 ハウジング1に対する前面レンズ2の取付は、ハウジン
グ1の凹部6内に接着剤を塗布し、該凹部内6に前面レ
ンズ2の凸部11を嵌め込み、嵌め合わせの状態で接着固
定する。この場合の凹部6内に対する接着剤の塗布は、
前記ハウジング1の開口部を上向きにし、自動塗布装置
によって接着剤が簡単に供給塗布できるのである。そし
て、凹部6に塗布された接着剤が凸部11の嵌着によって
凹部から溢出しても、凹部6を形成する内側凸部7が低
く形成してあるため、接着剤はハウジング1の内側に溢
出し、ハウジング1と前面レンズ2との結合部の外側に
は溢出しなくなり、灯具としての外見を損なうことがな
い。 この接着工程が終了した後に、前記結合部の外側に形成
された面一になっている凹状溝9,12内に、プレート19
を所定の間隔をもって複数枚位置させ、各プレート19に
超音波をあてることにより、夫々結合部におけるハウジ
ング1と前面レンズ2との間で溶着させて一体的に取り
付ける。従って、ハウジング1と前面レンズ2とは凹凸
部の接着とプレートの溶着の2段による結合がなされる
と共に、プレート19の溶着は部分的ではあるが灯具全
体の補強にもなっており、ねじれ及び歪み発生防止に寄
与できるのである。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る車両用灯具は、ハウ
ジング内に光源を搭載した基板を収納し、ハウジングの
開口部に前面レンズを配設した灯具であって、前記ハウ
ジングと前面レンズとの結合部分において、双方のいず
れかに凹凸部を設けて嵌め合わせ構造にすると共に、結
合部分の外側面に凹状溝を設け、前記凹凸部の嵌め合わ
せ部分を接着剤で固定し、前記凹状溝にプレートを位置
させて超音波で溶着固定した構成としたので、ハウジン
グと前面レンズとの嵌め合わせ結合部分の強度が著しく
向上し、ねじれ又は歪みなどによる結合部の剥離が全く
生じないと云う優れた効果を奏する。 又、ハウジングに対する基板の取り付けが略水平方向に
配設されることにより、基板の幅に左右されることなく
灯具を著しく薄形に形成できると云う優れた効果も奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用灯具を示す斜視図、第2図
は同灯具の要部の拡大断面図、第3図は同灯具の他の部
分における要部のみを示す拡大断面図、第4図は同灯具
を構成するハウジングと前面レンズとを分離して示した
拡大断面図、第5図はハウジングの他の部分を示す拡大
断面図、第6図は同灯具内に配設される基板の一部を示
す拡大斜視図、第7図及び第8図は夫々従来例の灯具を
示す断面図である。 1……ハウジング、2……前面レンズ 3……基板、4……光源 5……ガイド部、6……凹部 7……内側凸部、8……外側凸部 9,12……凹状溝、10……一部切欠 11……凸部、13……リード部 14……切欠又は打抜穴、15……ホルダー部材 16……上面版、17……下面板 18……凸部、19……プレート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング内に光源を搭載した基板を収納
    し、ハウジングの開口部に前面レンズを配設した灯具で
    あって、前記ハウジングと前面レンズとの結合部分にお
    いて、双方のいずれかに凹凸部を設けて嵌め合わせ構造
    にすると共に、結合部分の外側面に凹状溝を設け、前記
    凹凸部の嵌め合わせ部分を接着剤で固定し、前記凹状溝
    にプレートを位置させて超音波で溶着固定したことを特
    徴とする車両用灯具。
  2. 【請求項2】光源を搭載した基板は、その基板の平面と
    光源の光軸とが略平行であり、且つ基板はハウジング内
    に略水平に収納された請求項(1)記載の車両用灯具。
JP16113888U 1988-12-12 1988-12-12 車両用灯具 Expired - Lifetime JPH067524Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16113888U JPH067524Y2 (ja) 1988-12-12 1988-12-12 車両用灯具

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JP16113888U JPH067524Y2 (ja) 1988-12-12 1988-12-12 車両用灯具

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JPH0280906U JPH0280906U (ja) 1990-06-21
JPH067524Y2 true JPH067524Y2 (ja) 1994-02-23

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ID=31443825

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JP16113888U Expired - Lifetime JPH067524Y2 (ja) 1988-12-12 1988-12-12 車両用灯具

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KR101232045B1 (ko) 2005-08-24 2013-02-12 삼성디스플레이 주식회사 백라이트 어셈블리 및 이를 갖는 액정표시장치

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JPH0280906U (ja) 1990-06-21

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