JPH0674997B2 - 零点の自動診断方式 - Google Patents
零点の自動診断方式Info
- Publication number
- JPH0674997B2 JPH0674997B2 JP2075546A JP7554690A JPH0674997B2 JP H0674997 B2 JPH0674997 B2 JP H0674997B2 JP 2075546 A JP2075546 A JP 2075546A JP 7554690 A JP7554690 A JP 7554690A JP H0674997 B2 JPH0674997 B2 JP H0674997B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmitter
- value
- zero
- flow rate
- diagnostic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、配管された流路を流れる液体等の流量を検出
する発信器の零点を自動的に診断する零点の自動診断方
式に関するものである。
する発信器の零点を自動的に診断する零点の自動診断方
式に関するものである。
[従来の技術] 工場内の各場所に配管された流路に流れる液体の流量値
等を検出する各発信器等の機器の定期点検時には、従来
保守者が発信器等が設置されている場所に赴き、これが
差圧発信器であれば高圧側と低圧側とを均圧にし、ま
た、電磁流量計であれば電磁弁を閉めて流速をゼロに
し、その後携帯用設定器を使用して1台毎に発信器のゼ
ロ校正を行っている。
等を検出する各発信器等の機器の定期点検時には、従来
保守者が発信器等が設置されている場所に赴き、これが
差圧発信器であれば高圧側と低圧側とを均圧にし、ま
た、電磁流量計であれば電磁弁を閉めて流速をゼロに
し、その後携帯用設定器を使用して1台毎に発信器のゼ
ロ校正を行っている。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来の発信器の診断は、均圧弁の操作および発
信器の校正を自動的に行うシステムが無いため、保守者
が各発信器の設置場所に赴いて1台毎に手動で発信器の
校正を行っているので、校正に長時間を要し、効率が悪
いという問題があった。
信器の校正を自動的に行うシステムが無いため、保守者
が各発信器の設置場所に赴いて1台毎に手動で発信器の
校正を行っているので、校正に長時間を要し、効率が悪
いという問題があった。
[課題を解決するための手段] このような課題を解決するために本発明は、パソコンか
らの診断指示信号に基づき発信器に流入する流入値を零
に設定する設定手段と、この設定手段により発信器への
流入値が零に設定されたときにパソコンからの校正値信
号に基づき発信器の流量検出状態を診断する診断手段
と、この診断手段の診断結果に応じて発信器の零点を校
正する校正手段とを備えたものである。
らの診断指示信号に基づき発信器に流入する流入値を零
に設定する設定手段と、この設定手段により発信器への
流入値が零に設定されたときにパソコンからの校正値信
号に基づき発信器の流量検出状態を診断する診断手段
と、この診断手段の診断結果に応じて発信器の零点を校
正する校正手段とを備えたものである。
[作用] 診断指示信号により発信器への流入値がゼロに設定され
たとき、校正値信号に基づいて発信器の流量検出状態が
診断され、この診断結果に応じて発信器の校正が行われ
る。
たとき、校正値信号に基づいて発信器の流量検出状態が
診断され、この診断結果に応じて発信器の校正が行われ
る。
[実施例] 次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の自動診断方式を適用したシステムの
一実施例を示す構成図である。同図において、1は矢印
の向きに流れる液体等の流路、2〜4はこの流路1の開
閉を行う弁、5は同様に流路1の開閉を行う電磁弁、6
は通信機能を有し液体等の流量値を検出する発信器、7
は電磁弁5を開閉駆動する弁駆動部、8は発信器6から
の流量値を受信するコントローラモニタと呼称される受
信計器、9は発信器6と通信を行う場合は受信器6から
の流量値等をホールドして受信計器8に送出するモジュ
ール部、10は制御線、11はRS−232C信号線、12は常時は
発信器6で検出された流量値等のデータが4〜20mAの電
流値にアナログ的に可変されて受信計器8に伝送される
4−20伝送線、PCはパソコン、Eは発信器6に電力を給
電する電源、Rは4−20の伝送線の電流値を4〜20mAに
確保するための抵抗である。
一実施例を示す構成図である。同図において、1は矢印
の向きに流れる液体等の流路、2〜4はこの流路1の開
閉を行う弁、5は同様に流路1の開閉を行う電磁弁、6
は通信機能を有し液体等の流量値を検出する発信器、7
は電磁弁5を開閉駆動する弁駆動部、8は発信器6から
の流量値を受信するコントローラモニタと呼称される受
信計器、9は発信器6と通信を行う場合は受信器6から
の流量値等をホールドして受信計器8に送出するモジュ
ール部、10は制御線、11はRS−232C信号線、12は常時は
発信器6で検出された流量値等のデータが4〜20mAの電
流値にアナログ的に可変されて受信計器8に伝送される
4−20伝送線、PCはパソコン、Eは発信器6に電力を給
電する電源、Rは4−20の伝送線の電流値を4〜20mAに
確保するための抵抗である。
そして、上記したように、発信器6と受信計器との間に
接続されたモジュール部9が発信器6と通信する場合
は、発信器6が検出した現在の流量値等をホールドして
このホールドした値を受信計器8にアナログ信号、すな
わち上記した電流値として送出するとともに、モジュー
ル部9と発信器6との間は、第2図に示されるようなデ
ィジタル信号によるデータ通信が行われる。
接続されたモジュール部9が発信器6と通信する場合
は、発信器6が検出した現在の流量値等をホールドして
このホールドした値を受信計器8にアナログ信号、すな
わち上記した電流値として送出するとともに、モジュー
ル部9と発信器6との間は、第2図に示されるようなデ
ィジタル信号によるデータ通信が行われる。
そして本発明は、従来保守者が発信器6の定期点検を行
う場合に、常時は開いている弁3,4を閉じ、常時は閉じ
ている弁2を開いて発信器6に流れる流量値を「0」と
し、このときに検出される流量の値が「0」となるよう
に発信器6を校正していたものを、自動化しようとする
ものである。
う場合に、常時は開いている弁3,4を閉じ、常時は閉じ
ている弁2を開いて発信器6に流れる流量値を「0」と
し、このときに検出される流量の値が「0」となるよう
に発信器6を校正していたものを、自動化しようとする
ものである。
以下、本発明の自動診断方式を適用したシステムの動作
を説明する。
を説明する。
まず、保守者が発信器6を診断するためにパソコンPCが
操作すると、パソコンPCからRS−232C信号線11を介して
モジュール部9に対して自動診断開始コマンド信号と校
正値である設定値信号が送出される。モジュール部9は
これらの信号を受信して、受信したこの設定値を記憶す
るとともに、4−20伝送線12を介して発信器6が受信計
器8に送出していた流量値を検出してこの値をホールド
して受信計器8に送出し、さらに制御線10を介して弁駆
動部7に対し電磁弁5を閉状態とさせる閉状態指示信号
を送出して、電磁弁5を閉じさせ発信器6に流入する液
体の量をゼロにさせる。
操作すると、パソコンPCからRS−232C信号線11を介して
モジュール部9に対して自動診断開始コマンド信号と校
正値である設定値信号が送出される。モジュール部9は
これらの信号を受信して、受信したこの設定値を記憶す
るとともに、4−20伝送線12を介して発信器6が受信計
器8に送出していた流量値を検出してこの値をホールド
して受信計器8に送出し、さらに制御線10を介して弁駆
動部7に対し電磁弁5を閉状態とさせる閉状態指示信号
を送出して、電磁弁5を閉じさせ発信器6に流入する液
体の量をゼロにさせる。
その後、モジュール部9は、発信器6に読み取られて送
信されるディジタル信号による流量値を4−20伝送線12
を介して受信して記憶するとともに、この値を、パソコ
ンPCから受信して記憶していた設定値と比較し、この流
量値が設定値の範囲外であれば、ゼロ点校正コマンドを
ディジタル信号により発信器6に送信する。こうして、
発信器6はこのゼロ点校正コマンド信号に基づいて自身
の校正を行う。
信されるディジタル信号による流量値を4−20伝送線12
を介して受信して記憶するとともに、この値を、パソコ
ンPCから受信して記憶していた設定値と比較し、この流
量値が設定値の範囲外であれば、ゼロ点校正コマンドを
ディジタル信号により発信器6に送信する。こうして、
発信器6はこのゼロ点校正コマンド信号に基づいて自身
の校正を行う。
その後、モジュール部9は、制御線10を介して弁駆動部
7に対し電磁弁5を開状態とさせる開状態指示信号を送
出して、電磁弁5を開かせ発信器6に流入する液体の量
を復旧させるとともに、パソコンPCに対して流量「0」
状態時に発信器6の検出した流量値、すなわち診断結果
を返送して表示させる。この表示された診断結果により
保守者は発信器6の状態が判断できる。
7に対し電磁弁5を開状態とさせる開状態指示信号を送
出して、電磁弁5を開かせ発信器6に流入する液体の量
を復旧させるとともに、パソコンPCに対して流量「0」
状態時に発信器6の検出した流量値、すなわち診断結果
を返送して表示させる。この表示された診断結果により
保守者は発信器6の状態が判断できる。
なお、上記したように発信器6の状態を診断している間
は、受信計器8に対して発信器6が検出して送信する流
量値は、診断前の値がホールドされて送出され、この診
断が終了すると、「0」校正された現在の値が発信器6
から受信計器9側にアナログ信号で送信されるものとな
っている。
は、受信計器8に対して発信器6が検出して送信する流
量値は、診断前の値がホールドされて送出され、この診
断が終了すると、「0」校正された現在の値が発信器6
から受信計器9側にアナログ信号で送信されるものとな
っている。
以上説明したように、パソコンPCからのコマンドにより
電磁弁5を閉じさせて発信器6に流入する液体の量を
「0」とし、発信器6にこの流入量を検出させることに
より発信器6の「0」校正を行うようにしたものであ
る。
電磁弁5を閉じさせて発信器6に流入する液体の量を
「0」とし、発信器6にこの流入量を検出させることに
より発信器6の「0」校正を行うようにしたものであ
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る自動診断方式は、パソ
コンから入力した診断指示信号によって発信器への流入
値がゼロに設定されたとき、パソコンからの校正値信号
により発信器の流量検出状態を診断し、この診断結果に
応じて発信器を校正し、発信器の自動診断を行うように
したので、保守者が各発信器の設置場所に赴くことな
く、自動的に発信器を校正でき、従って校正も短時間で
行え、効率の良い診断が行えるという効果がある。
コンから入力した診断指示信号によって発信器への流入
値がゼロに設定されたとき、パソコンからの校正値信号
により発信器の流量検出状態を診断し、この診断結果に
応じて発信器を校正し、発信器の自動診断を行うように
したので、保守者が各発信器の設置場所に赴くことな
く、自動的に発信器を校正でき、従って校正も短時間で
行え、効率の良い診断が行えるという効果がある。
第1図は本発明の自動診断方式を適用したシステムの一
実施例を示す構成図、第2図はこのシステム内の発信器
とモジュール部との間の伝送波形図である。 1……流路、2〜4……弁、5……電磁弁、6……発信
器、7……弁駆動部、8……受信計器、9……モジュー
ル部、10……制御線、11……RS−232C信号線、12……4
−20伝送線、PC……パソコン。
実施例を示す構成図、第2図はこのシステム内の発信器
とモジュール部との間の伝送波形図である。 1……流路、2〜4……弁、5……電磁弁、6……発信
器、7……弁駆動部、8……受信計器、9……モジュー
ル部、10……制御線、11……RS−232C信号線、12……4
−20伝送線、PC……パソコン。
Claims (1)
- 【請求項1】通信機能を備え配管された流路を流れる液
体等の流量を検出する発信器と、この発信器からの検出
信号を受信する受信計器と、この発信器と受信計器との
間に接続され発信器と通信を行う場合は前記検出信号を
ホールドしてこのホールド値を前記受信計器に送出する
モジュール部と、前記モジュール部と通信を行うパソコ
ンとを備えたシステムにおいて、 前記パソコンからの診断指示信号に基づき前記発信器に
流入する流入値を零に設定する設定手段と、 この設定手段により前記発信器への流入値が零に設定さ
れたとき前記パソコンからの校正値信号に基づき発信器
の流量検出状態を診断する診断手段と、 この診断手段の診断結果に応じて前記発信器の零点を校
正する校正手段と を備え、前記パソコンからの指示に基づいて前記発信器
の零点を自動的に診断するようにしたことを特徴とする
零点の自動診断方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2075546A JPH0674997B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 零点の自動診断方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2075546A JPH0674997B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 零点の自動診断方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03276028A JPH03276028A (ja) | 1991-12-06 |
JPH0674997B2 true JPH0674997B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=13579306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2075546A Expired - Lifetime JPH0674997B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 零点の自動診断方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0674997B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0181531U (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-31 |
-
1990
- 1990-03-27 JP JP2075546A patent/JPH0674997B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03276028A (ja) | 1991-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100504310C (zh) | 工业过程中的冲击管道诊断 | |
EP0708389B1 (en) | Method and apparatus for detecting a fault of a control valve assembly in a control loop | |
RU2363029C2 (ru) | Технологическое устройство вибрационной диагностики | |
US8122905B2 (en) | Method and arrangement for diagnosis of a final control element | |
US6244310B1 (en) | Vapor recovery diagnostic testing system | |
US20020029808A1 (en) | Pressure relief valve monitoring device | |
EP2681516B1 (en) | Differential pressure based flow measurement | |
CN101506629A (zh) | 流量测量诊断 | |
JPH0961284A (ja) | 配管漏洩監視装置 | |
JPH08166309A (ja) | 導圧管の詰まり診断機構付き差圧測定装置 | |
JP3032876B2 (ja) | 給油装置 | |
US10732015B2 (en) | Differential pressure measuring arrangement | |
JPH0674997B2 (ja) | 零点の自動診断方式 | |
JPH04363638A (ja) | ガス供給システムの漏洩監視方法 | |
EP4008944A1 (en) | Valve testing | |
JPS6333653B2 (ja) | ||
JP3549167B2 (ja) | ガス管漏洩検出装置 | |
JP3308119B2 (ja) | 流量制御系の異常検知装置 | |
JPH0835901A (ja) | 差圧検出器診断装置 | |
JP4558857B2 (ja) | ガス流路遮断装置およびプログラム記録媒体 | |
CN213505954U (zh) | 一种定量装卸系统 | |
US20240310235A1 (en) | Non-intrusive valve activity and status indicator | |
JPH11311217A (ja) | 電空ポジショナおよび電空変換器 | |
JPS5868581A (ja) | 流体回路異常検出装置 | |
JPH09161191A (ja) | プロセス産業用無線ダイレクトマウント形伝送器 |