JPH0674665A - スラグ処理装置 - Google Patents
スラグ処理装置Info
- Publication number
- JPH0674665A JPH0674665A JP17093292A JP17093292A JPH0674665A JP H0674665 A JPH0674665 A JP H0674665A JP 17093292 A JP17093292 A JP 17093292A JP 17093292 A JP17093292 A JP 17093292A JP H0674665 A JPH0674665 A JP H0674665A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slag
- hopper
- floating
- melting furnace
- furnace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属溶融炉の溶湯表面に浮上しているスラグ
を自動的に除去することができるスラグ処理装置を提供
すること。 【構成】 金属溶融炉１の直上位置とスラグ排出口の上
方位置との間を移動できる台車３上に、好ましくは回転
盤10を備えた昇降台９を設け、この昇降台９の下面に溶
湯表面に浮上したスラグをすくうためのホッパー12を設
ける。またこのホッパーの下方に開閉式のスラグ受皿18
を設け、ホッパー12からスラグがこぼれることを防止す
る。
を自動的に除去することができるスラグ処理装置を提供
すること。 【構成】 金属溶融炉１の直上位置とスラグ排出口の上
方位置との間を移動できる台車３上に、好ましくは回転
盤10を備えた昇降台９を設け、この昇降台９の下面に溶
湯表面に浮上したスラグをすくうためのホッパー12を設
ける。またこのホッパーの下方に開閉式のスラグ受皿18
を設け、ホッパー12からスラグがこぼれることを防止す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば銅合金等を溶融
する誘導炉の溶湯表面に浮上しているスラグを除去する
ために使用されるスラグ処理装置に関するものである。
する誘導炉の溶湯表面に浮上しているスラグを除去する
ために使用されるスラグ処理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】銅合金等を溶融する誘導炉の炉壁及び炉
底には、多量のスラグが付着して溶解作業を阻害する。
このために従来から耐熱性を持った棒によりスラグを掻
落としたうえ、溶湯表面に浮上しているスラグを柄杓状
のものですくい上げる作業を人手により行っていた。と
ころがこの作業は高温の炉上で行われるために危険な重
労働であった。
底には、多量のスラグが付着して溶解作業を阻害する。
このために従来から耐熱性を持った棒によりスラグを掻
落としたうえ、溶湯表面に浮上しているスラグを柄杓状
のものですくい上げる作業を人手により行っていた。と
ころがこの作業は高温の炉上で行われるために危険な重
労働であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、銅合金等を溶融する誘導炉のよう
な金属溶融炉の溶湯表面に浮上しているスラグを自動的
にすくい上げてスラグ排出口へ排出することができるス
ラグ処理装置を提供するために完成されたものである。
の問題点を解決して、銅合金等を溶融する誘導炉のよう
な金属溶融炉の溶湯表面に浮上しているスラグを自動的
にすくい上げてスラグ排出口へ排出することができるス
ラグ処理装置を提供するために完成されたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のスラグ処理装置は、金属溶融炉の
直上位置とスラグ排出口の上方位置との間を移動できる
台車上に昇降台を設け、この昇降台の下面に溶湯表面に
浮上したスラグをすくうためのホッパーを設けるととも
に、このホッパーの下方にスラグがこぼれることを防止
する開閉式のスラグ受皿を設けたことを特徴とするもの
である。
めになされた本発明のスラグ処理装置は、金属溶融炉の
直上位置とスラグ排出口の上方位置との間を移動できる
台車上に昇降台を設け、この昇降台の下面に溶湯表面に
浮上したスラグをすくうためのホッパーを設けるととも
に、このホッパーの下方にスラグがこぼれることを防止
する開閉式のスラグ受皿を設けたことを特徴とするもの
である。
【０００５】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図１において、１は銅合金等を溶融する
誘導炉のような金属溶融炉、２はこの金属溶融炉１の直
上を通過するように敷設されたレールである。３はレー
ル２上を図２に示す走行用モータ４によって走行するこ
とができる台車である。台車３の上面には４本の支柱に
より支持された上部フレーム５が設けられており、４本
の昇降用ねじ６が上部フレーム５と台車３との間に垂直
に設けられている。
細に説明する。図１において、１は銅合金等を溶融する
誘導炉のような金属溶融炉、２はこの金属溶融炉１の直
上を通過するように敷設されたレールである。３はレー
ル２上を図２に示す走行用モータ４によって走行するこ
とができる台車である。台車３の上面には４本の支柱に
より支持された上部フレーム５が設けられており、４本
の昇降用ねじ６が上部フレーム５と台車３との間に垂直
に設けられている。
【０００６】これらの昇降用ねじ６は、図２に示すよう
に昇降用モータ７とこれに連結された４本の回転軸８と
によって同時に回転されるようになっており、昇降用ね
じ６と螺合している昇降台９を昇降させることができ
る。この昇降台９の中央には図３に示すように回転盤10
が設けられており、この回転盤10は図４に示すように基
端を昇降台９に枢着した回転用シリンダ11により約90°
回転することができるようになっている。
に昇降用モータ７とこれに連結された４本の回転軸８と
によって同時に回転されるようになっており、昇降用ね
じ６と螺合している昇降台９を昇降させることができ
る。この昇降台９の中央には図３に示すように回転盤10
が設けられており、この回転盤10は図４に示すように基
端を昇降台９に枢着した回転用シリンダ11により約90°
回転することができるようになっている。
【０００７】回転盤10の下方には、一対のホッパー12が
設けられている。ホッパー12は５本の軸13、14、15によ
り回転盤10から吊り下げられたもので、その中央の軸14
を回転盤10の上面の開閉用シリンダ16によって昇降する
ことにより、図１に示すように開閉することができる構
造となっている。このホッパー12はスラグをつかんだ
際、その上方でのスラグの噛み込みによりうまく閉じる
ことができない場合がある。この現象を回避するため
に、ホッパー12の上方には図３に示すように若干の切り
欠きを設け、それが閉じたときにその突き合わせ面に隙
間ができるようにしておく。これによりホッパー12は安
定的にスラグをつかむことができ、効率良くスラグ除去
を行うことができる。なお、ホッパー12を昇降させるた
めに、台車３の中央には貫通孔17が形成されていること
はいうまでもない。
設けられている。ホッパー12は５本の軸13、14、15によ
り回転盤10から吊り下げられたもので、その中央の軸14
を回転盤10の上面の開閉用シリンダ16によって昇降する
ことにより、図１に示すように開閉することができる構
造となっている。このホッパー12はスラグをつかんだ
際、その上方でのスラグの噛み込みによりうまく閉じる
ことができない場合がある。この現象を回避するため
に、ホッパー12の上方には図３に示すように若干の切り
欠きを設け、それが閉じたときにその突き合わせ面に隙
間ができるようにしておく。これによりホッパー12は安
定的にスラグをつかむことができ、効率良くスラグ除去
を行うことができる。なお、ホッパー12を昇降させるた
めに、台車３の中央には貫通孔17が形成されていること
はいうまでもない。
【０００８】また、台車３の上面の貫通孔17の両側に
は、開閉式のスラグ受皿18が設けられている。このスラ
グ受皿17は図５に示すように軸19に支持されてシリンダ
20により同時に開閉できる構造のものである。なおこれ
らのスラグ受皿18はホッパー12によりつかまれたスラグ
が落下することを防止するためのものであるので、ホッ
パー12が上昇した後に閉じ、ホッパー12が金属溶融炉１
に向かって下降するときには図５に実線で示すように邪
魔にならない位置を取るようになっている。
は、開閉式のスラグ受皿18が設けられている。このスラ
グ受皿17は図５に示すように軸19に支持されてシリンダ
20により同時に開閉できる構造のものである。なおこれ
らのスラグ受皿18はホッパー12によりつかまれたスラグ
が落下することを防止するためのものであるので、ホッ
パー12が上昇した後に閉じ、ホッパー12が金属溶融炉１
に向かって下降するときには図５に実線で示すように邪
魔にならない位置を取るようになっている。
【０００９】
【作用】本発明のスラグ処理装置により金属溶融炉１の
溶湯表面に浮上しているスラグを除去するには、まず台
車３をレール２に沿って移動させて炉の直上位置で停止
させる。このときホッパー12は昇降台９とともに図１に
実線で示す位置にある。次に昇降用モータ７により昇降
台９を下降させ、図１に想像線で示すようにホッパー12
を閉じてスラグをつかみ、ホッパー12の下端が溶融金属
表面よりやや上方に来るまで昇降台９を上昇させてホッ
パー12を開く。このようにしてつかんだスラグを炉の中
に落とし、この動作を数回繰り返すことによりスラグと
溶融金属とを分離させる。その後、スラグをつかんだホ
ッパー12を元の高さまで持ち上げ、この状態で台車３は
レール２に沿って図示しないスラグ排出口の上方位置ま
で走行するが、この走行の間にホッパー12から高温のス
ラグがこぼれることを防止するため、スラグ受皿18がホ
ッパー12の下で閉じる。
溶湯表面に浮上しているスラグを除去するには、まず台
車３をレール２に沿って移動させて炉の直上位置で停止
させる。このときホッパー12は昇降台９とともに図１に
実線で示す位置にある。次に昇降用モータ７により昇降
台９を下降させ、図１に想像線で示すようにホッパー12
を閉じてスラグをつかみ、ホッパー12の下端が溶融金属
表面よりやや上方に来るまで昇降台９を上昇させてホッ
パー12を開く。このようにしてつかんだスラグを炉の中
に落とし、この動作を数回繰り返すことによりスラグと
溶融金属とを分離させる。その後、スラグをつかんだホ
ッパー12を元の高さまで持ち上げ、この状態で台車３は
レール２に沿って図示しないスラグ排出口の上方位置ま
で走行するが、この走行の間にホッパー12から高温のス
ラグがこぼれることを防止するため、スラグ受皿18がホ
ッパー12の下で閉じる。
【００１０】このようにして１回目のスラグ除去が行わ
れるが、２回目には回転盤10を90°回転させてホッパー
12の開閉方向を変えたうえ、前記したと同様にスラグの
除去を行うことが好ましい。このようにホッパー12の開
閉方向を交互に、あるいは適当回数毎に変えれば、より
確実にスラグのすくい取りを行うことができる。上記し
たとおり、本発明の装置を使用すれば金属溶融炉１の溶
湯表面に浮上しているスラグのすくい取りを自動的に行
うことが可能である。
れるが、２回目には回転盤10を90°回転させてホッパー
12の開閉方向を変えたうえ、前記したと同様にスラグの
除去を行うことが好ましい。このようにホッパー12の開
閉方向を交互に、あるいは適当回数毎に変えれば、より
確実にスラグのすくい取りを行うことができる。上記し
たとおり、本発明の装置を使用すれば金属溶融炉１の溶
湯表面に浮上しているスラグのすくい取りを自動的に行
うことが可能である。
【００１１】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、本発明の
スラグ処理装置によれば、炉の内面から掻落とされて溶
湯表面に浮上しているスラグを自動的にすくい上げてこ
ぼすことなくスラグ排出口まで運ぶことができ、人手に
よる危険な高温作業を完全になくすることができる。よ
って本発明は従来の問題点を解消したスラグ処理装置と
して、産業の発展に寄与するところはきわめて大きいも
のである。
スラグ処理装置によれば、炉の内面から掻落とされて溶
湯表面に浮上しているスラグを自動的にすくい上げてこ
ぼすことなくスラグ排出口まで運ぶことができ、人手に
よる危険な高温作業を完全になくすることができる。よ
って本発明は従来の問題点を解消したスラグ処理装置と
して、産業の発展に寄与するところはきわめて大きいも
のである。
【図１】本発明の実施例のスラグ処理装置を示す正面図
である。
である。
【図２】本発明の実施例のスラグ処理装置を示す平面図
である。
である。
【図３】スラグ処理装置の要部の正面図である。
【図４】スラグ処理装置の回転機構を示す平面図であ
る。
る。
【図５】スラグ受皿の部分を示す側面図である。
１ 金属溶融炉 ３ 台車 ９ 昇降台 12 ホッパー 18 スラグ受皿
Claims (1)
- 【請求項１】 金属溶融炉の直上位置とスラグ排出口の
上方位置との間を移動できる台車上に昇降台を設け、こ
の昇降台の下面に溶湯表面に浮上したスラグをすくうた
めのホッパーを設けるとともに、このホッパーの下方に
スラグがこぼれることを防止する開閉式のスラグ受皿を
設けたことを特徴とするスラグ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17093292A JPH0674665A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | スラグ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17093292A JPH0674665A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | スラグ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0674665A true JPH0674665A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=15914042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17093292A Pending JPH0674665A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | スラグ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0674665A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130034419A (ko) * | 2011-09-28 | 2013-04-05 | 현대중공업 주식회사 | 용해로 슬래그 제거 자동화 장치 |
| KR20160001484A (ko) * | 2014-06-27 | 2016-01-06 | 현대제철 주식회사 | 이물질 제거 유닛 및 이를 갖는 용융도금 모사장치 |
| JP2016097441A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 三明機工株式会社 | ノロ取り装置及び方法 |
| CN108080618A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-05-29 | 柳州市金升汽车配件有限公司 | 一种自动捞渣装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6072659A (ja) * | 1983-09-27 | 1985-04-24 | Dowa Mining Co Ltd | 鋳型内ドロスの掻取装置 |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP17093292A patent/JPH0674665A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6072659A (ja) * | 1983-09-27 | 1985-04-24 | Dowa Mining Co Ltd | 鋳型内ドロスの掻取装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130034419A (ko) * | 2011-09-28 | 2013-04-05 | 현대중공업 주식회사 | 용해로 슬래그 제거 자동화 장치 |
| KR20160001484A (ko) * | 2014-06-27 | 2016-01-06 | 현대제철 주식회사 | 이물질 제거 유닛 및 이를 갖는 용융도금 모사장치 |
| JP2016097441A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 三明機工株式会社 | ノロ取り装置及び方法 |
| CN108080618A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-05-29 | 柳州市金升汽车配件有限公司 | 一种自动捞渣装置 |
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