JPH067448Y2 - 磁気ヘッドの位置調整機構 - Google Patents

磁気ヘッドの位置調整機構

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JPH067448Y2
JPH067448Y2 JP11277887U JP11277887U JPH067448Y2 JP H067448 Y2 JPH067448 Y2 JP H067448Y2 JP 11277887 U JP11277887 U JP 11277887U JP 11277887 U JP11277887 U JP 11277887U JP H067448 Y2 JPH067448 Y2 JP H067448Y2
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JP
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magnetic head
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adjusting
azimuth
adjusting mechanism
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JP11277887U
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恵一 山口
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Sharp Corp
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はビデオテープレコーダ(VTR)等の磁気記録再生
装置に供される磁気ヘッドの固定位置の調整機構に係
り、特にアジマス調整及びチルト角調整に有効な磁気ヘ
ッドの位置調整機構に関するものである。
<考案の概要> 一般にVTR等の磁気記録再生装置では、個々の装置間
での互換性を確保するために、磁気ヘッドにおいて4種
類の調整が行われている。即ち、磁気ヘッドの基準面か
らの高さ調整、磁気ヘッドの左右への傾斜角度を調整す
るアジマス調整、磁気ヘッドの前後への傾斜角度を調整
するチルト角調整及び所定位置から磁気ヘッドのギャッ
プ位置までの距離を調整する×位置調整である。
本考案は磁気ヘッドをチルト角調整方向及びアジマス調
整方向の2ケ所の低剛性曲げ部により三重に折りたたま
れた磁気ヘッド取付板上に設け、2本の調整ねじにより
2ケ所の低剛性曲げ部の曲げ量を夫々独立に調整する事
により、アジマス調整及びチルト角調整を行うものであ
る。
<従来の技術> 第4図、第5図及び第6図にVTR等に用いられる代表
的な磁気ヘッドの調整機構の構造例を示す。
第4図は上面図、第5図は正面図、第6図は側面図であ
る。
従来の磁気ヘッドの位置調整機構は上面に磁気ヘッド1
が設けられた基板2がチルト角調整ビス3、アジマス調
整ビス4、ACヘッドビス5、スプリング6及びピン7
により、磁気ヘッド1における前後方向及び左右方向に
支持されて基板取付アーム8に固定されている。基板2
及び基板取付アーム8は上記ACヘッドビス5とスプリ
ング6とにより弾性狭持されている。さらに、上記基板
取り付けアーム8はスプリング12により、上方に、か
つねじ付きのシャフト18に螺着されたテーパー形状を
成す×位置調整ナット14に当接するように付勢されて
いる。また、シャーシ9上に設けられ、基板取付アーム
8の円筒ガイド部8aと上記スプリング12とを貫通し
たねじ付のシャフト10の上部にはナット11が螺着さ
れている。
そして、上記チルト角調整ビス3、アジマス調整ビス
4、ナット11及び×位置調整ナット14を適宜回動さ
せる事により、基板2がひいてはその上に取付けられた
磁気ヘッド1が、夫々C−C方向、B−B
向、A−A方向及びD−D方向に回動或いは移
動され、磁気ヘッドに要求される前記4種類の調整が行
なわれていた。
<考案が解決しようとする問題点> 上述の構造においては、基板2と基板取付アーム8とを
弾性狭持するピン7、ACヘッドビス5及びスプリング
6の組立時における作業性が悪く、かつ、アジマス調整
及びチルト角調整に必要な部品が多くなる。このため生
産性の低下及び部品点数の増加によるコスト・アップを
招来すると云う問題を有していた。
<問題点を解決するための手段> 本考案は上述のような問題点に着目し、磁気ヘッドをア
ジマス調整方向及びチルト角調整方向の2ケ所の低剛性
曲げ部により三重に折りたたんだ一枚の磁気ヘッド取付
板上に設けて、夫々の低剛性曲げ部の曲げ量を、曲げ部
と反対の端部に設けた夫々の曲げ量調整ネジにより互い
に独立して調整できるようにして、磁気ヘッドの位置調
整機構の部品点数削減及びその組立作業性の改善を計る
構成にしたもので有る。
<作用> 上述のように、従来二枚の板金にて構成していた磁気ヘ
ッドの調整機構を基本的には一枚の板金にて構成するよ
うにしているので、同調整機構の部品点数削減及び、組
立作業の大巾な簡略化を計り得る。
<実施例> 以下本考案の磁気ヘッドの位置調整機構の一実施例を第
1図、第2図、及び第3図に示す実施例について説明す
る。
第1図は上面図、第2図は正面図、また、第3図は側面
図である。尚、従来例である第4図、第5図及び第6図
と同一の部分には同一の符号をつけて説明は省略する。
図面において、磁気ヘッド取付板15は磁気ヘッド取付
部15b、中板15c及びそれらを継ぐ低剛性曲げ部1
5gからなるアジマス調整部、また、中板15c、下板
15d及びそれらを継ぐ低剛性曲げ部15fからなるチ
ルト角調整によりなる一枚の板金であり、中板15cの
穴15eを中板15cに接触する事なく貫通する円筒ガ
イド部8aと下板15dの部分で固定されている。弾性
体6aはチルト角調整ビス3によって折り曲げられる中
板15c、低剛性曲げ部15f及び下板15dの曲げ角
度をつまりは、チルト角調整部の曲げ角度を復元するも
のであり、同様に弾性体6bはアジマス調整部15b,
15g,15cのアジマス調整ネジ4による曲げ角度を
復元するためのものである。
その他の部材は×位置調整機構及び高さ調整機構に係る
ものであり、従来と同様の構造を成す。
上述のように構成された磁気ヘッド調整機構は以下のよ
うに調整される。
まず、アジマス調整ネジ4を回す事により磁気ヘッド取
付板15のアジマス調整部を成す低剛性曲げ部15gの
曲げ角度、つまりは中板15cに対する磁気ヘッド1の
固定される磁気ヘッド取付部15bのアジマス方向の傾
きを変える事ができ、磁気ヘッド1のB−B方向の
アジマス調整をする事ができる。
また、同様にしてチルト角調整ネジ3を回す事により、
チルト角調整部を成す中板15cの下板15dに対する
チルト角方向の傾きを変える事ができ、ひいては、アジ
マス調整部の低剛性曲げ部15g及び磁気ヘッド取付部
15bを介して磁気ヘッド1のC−C方向のチルト
角調整をする事ができる。
尚、高さ調整は従来方式と同様にして、スプリング12
によって押し上げられている磁気ヘッド取付板及び円筒
ガイド部8aをシャフト10の上部に螺着されているナ
ット11を回す事により、磁気ヘッド1をA−A
向に移動させて行う事ができる。
また、×位置調整はスプリング12のねじり方向付勢力
により磁気ヘッド取付板15の下板15dが当接される
円錐形状をした×位置調整ナット14を回す事により、
磁気ヘッド1をD−D方向に回動する事によって行
なわれる。
そして本実施例では磁気ヘッド取付板15の低剛性部1
5f及び15gの復元力を強化する為に夫々弾性体6a
及び6bを設けているが、磁気ヘッド取付板15の材料
を適当に選べば、低剛性部15f及び15gの弾性復元
力がこれらを代用する事ができ、弾性体6a及び6bは
必ずしも用いなくても良い。
<考案の効果> 以上述べた様に本考案の磁気ヘッドの位置調整機構は、
磁気ヘッドを一枚の三重に折り曲げた磁気ヘッド取付板
に取り付け、その中にアジマス及びチルト角の調整部を
設けているため、従来のようにピン、ビス、バネ等を用
いて、二枚の板金を組み立てる必要が無い。
従って、部品点数の削減はもとより、それにも増して、
組み立て作業が大巾に簡略化され得る。
またこれらに加えて、磁気ヘッドと円筒ガイド部の間に
磁気ヘッドを回動される際に支点となるピンまたは、ネ
ジを用ける必要がないので、磁気ヘッドの位置調整機構
を小型化出きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の磁気ヘッドの位置調整機構の一実施例
を示す上面図、第2図は第1図の正面図、第3図は第1
図の側面図、第4図は従来の磁気ヘッドの位置調整機構
の一実施例を示す上面図、第5図は第4図の正面図、第
6図は第4図の側面図である。 図面中、1は磁気ヘッド、2は基板、3はチルト角調整
ビス、4はアジマス調整ビス、5はACヘッドビス、6
はスプリング、6aは弾性体、6bは弾性体、7はピ
ン、8は基板取付アーム、8aは円筒ガイド、9はシャ
ーシ、10はシャフト、11はナット、12はスプリン
グ、13はシャフト、14は×位置調整ナット、15は
磁気ヘッド取付板を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドをその前後方向及び左右方向の
    傾斜角度を調整自在に支持する磁気ヘッドの位置調整機
    構において、互いに相異なる方向の2ケ所の低剛性曲げ
    部により三重に折りたたんだ一枚の磁気ヘッド取付板上
    に磁気ヘッドを設けた事を特徴とする磁気ヘッドの位置
    調整機構。
JP11277887U 1987-07-22 1987-07-22 磁気ヘッドの位置調整機構 Expired - Lifetime JPH067448Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11277887U JPH067448Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22 磁気ヘッドの位置調整機構

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JP11277887U JPH067448Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22 磁気ヘッドの位置調整機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6418413U JPS6418413U (ja) 1989-01-30
JPH067448Y2 true JPH067448Y2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=31352026

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JP11277887U Expired - Lifetime JPH067448Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22 磁気ヘッドの位置調整機構

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