JPH0674484A - 埋込型空気調和機の据付枠構造 - Google Patents

埋込型空気調和機の据付枠構造

Info

Publication number
JPH0674484A
JPH0674484A JP4228412A JP22841292A JPH0674484A JP H0674484 A JPH0674484 A JP H0674484A JP 4228412 A JP4228412 A JP 4228412A JP 22841292 A JP22841292 A JP 22841292A JP H0674484 A JPH0674484 A JP H0674484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
installation frame
main body
air conditioner
ceiling
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4228412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2713046B2 (ja
Inventor
Toshihiro Yamazaki
敏廣 山崎
Masashi Fukatsu
雅司 深津
Sukenobu Kobayashi
資信 小林
Takanori Fujita
崇徳 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP4228412A priority Critical patent/JP2713046B2/ja
Publication of JPH0674484A publication Critical patent/JPH0674484A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2713046B2 publication Critical patent/JP2713046B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型,軽量な構造でもって本体や冷媒配管等
を容易,迅速に取り付けることができ、据付作業性を大
幅に改善する。 【構成】 空気調和機の本体5の側板5dの外周に、底
板5aに向かって鋭角をなすように係合部6としてレ字
状の爪を突設する。一面のみが開口し、この開口に対向
する底部3aが天井スラブ1に固定される据付枠3の底
板内面3cに、基部13aが取り付けられ、先端部13b
が係合部6に回動により係,脱するレ字状の爪を固定具
4として設け、両爪の係合により本体前面のパネル7の
周縁を据付枠の開口縁3bとその周囲の天井材8に当接
させて保持する。本体5に接続すべき冷媒配管9等の先
端に取り付けられた管継手等を嵌着して、据付枠3の内
面に突設した固定板と、冷媒配管9等の先端部を挿通す
べく据付枠の側板3dに設けた穴11とからなる支持部
材10で、上記先端部を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井裏または壁に埋め
込まれる埋込型空気調和機の据付枠構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井裏に埋め込まれる空気調和機
として、例えば図7に示すようなものが知られている。
この空気調和機は、天井スラブ1から突出する複数のア
ンカーボルト52の下端に、本体55の金属製の側板5
5dの外面に突設した金具51をナット53で固定し、
本体55の下面のパネル57の周縁を天井材8の開口縁
8aに当接させて、天井裏に吊り下げられると共に、往
き,帰りの冷媒配管9a,9bとドレン配管14が、側板
55dから出て天井裏を延びている。上記空気調和機
は、建物の新築工事の施工工程に合わせて、図8に示す
ような手順で据え付けられる。即ち、設計段階で図8
(A)の設置場所に対応する想像上の天井スラブ1から所
定距離だけ下がった位置(図中の一点鎖線参照)を本体下
面に選定する。次に、天井スラブ打設後に、この位置に
打設時に埋め込まれて突出するアンカーボルト52に、
図8(B)の破線で示すように、本体と同寸法の箱状の型
紙54を固定し、この部分に天井材8が張られるのを防
止する目印とする。また、天井材8が張られる前に、図
8(C)の如く天井スラブ1に沿って往き,帰りの冷媒配
管9a,9bとドレン配管14と図示しない電線を敷設す
る。天井材8が張られた後、図8(D)の如く、その開口
8aから天井裏に本体55を挿入し、本体55の外周の
金具51をアンカーボルト52の下端に通してナット5
3(図7参照)で固定すると共に、冷媒配管9a,9b、ド
レン配管14および上記電線を本体55に接続する。最
後に、図8(E)に示すように、天井材8の開口8aを、
本体55の下面に取り付けられる吸込,吹出口を有する
パネル57で塞いで据え付けを完了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
空気調和機の据え付けでは、天井材8が張られないよう
にアンカーボルト52に箱状の型紙54を予め固定しな
ければならないが、この作業が煩雑なうえ、この作業を
新築工事に関わる大工等の他の業者に依頼すると、し忘
れられることが多く、また、張られた天井材8に型紙5
4どおりに開口8aが明けられたかどうかを確認した
り、本体55を取り付けるべく、他の工事の進捗状況に
合わせて何度も工事現場に出向く必要があるなど作業上
の不都合が多いという問題がある。また、型紙54に合
わせて天井材8を切断して開口するため、寸法誤差がど
うしても大きくなり、これを解消するのにパネル57の
ラップ代L(図7参照)を大きくとらなければならず、パ
ネル57が大型化するほか、本体55をナット53でア
ンカーボルト52に固定したり、冷媒配管9,ドレン配
管14,電線を揃え直したりするため、据付作業が煩雑
化するという問題がある。加えて、埋込型の空気調和機
は、消防法の規制により本体55を金属板で覆う構造に
することが義務付けられているため、自ずと重量が増
し、据付作業が一層煩雑化する。
【0004】そこで、本発明の目的は、小型かつ軽量な
構造でもって、本体や冷媒配管等をワンタッチで取り付
けることができ、何度も工事現場に出向く必要のない埋
込型空気調和機の据付枠構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の据付枠構造は、図1に例示するように、天
井裏または壁内に埋め込まれる埋込型空気調和機用のも
のにおいて、一面のみが開口する箱状をなし、この開口
に対向する底部3aが天井スラブ1または壁体に固定さ
れる据付枠3と、この据付枠3内に挿入される空気調和
機の本体5の係合部6に係合して、本体5前面のパネル
7の周縁を上記据付枠3の開口縁3bおよびその周囲に
張られる天井材8または壁パネルに当接させて保持すべ
く、上記据付枠3内に設けられた固定具4と、上記本体
5に接続すべき冷媒配管9a,9bや電線の先端部を挿通
するために上記据付枠3の側板3dに設けられた穴11
を少なくとも有し、上記先端部を据付枠3内の所定位置
に支持する支持部材10を備えたことを特徴とする。な
お、上記本体5の係合部6を、側板5dの外周に底板5a
に向かって鋭角をなすように突設したレ字状の爪12と
し、上記固定具4を、据付枠3の底板内面3cに基部1
3aが取り付けられ、先端部13bが上記レ字状の爪12
に回動により係,脱するレ字状の爪13としてもよい。
さらに、上記支持部材10を、上記冷媒配管9a,9bの
先端に取り付けられた管継手15や上記電線の先端の接
続端子を嵌着して、上記据付枠3の内面に突設した固定
板16とすることもできる。
【0006】
【作用】一面のみが開口する箱状をなす据付枠3は、天
井材8や壁パネルが張られる前に、上記開口に対向する
底部3aが天井スラブ1や壁体に固定される。従って、
剛な据付枠3によって、空気調和機の取り付け位置を明
確にでき、この据付枠3に沿って天井材8や壁パネルに
高い寸法精度でいつでも開口を明けることができ、その
後本体5の取り付けまで工事現場に出向く必要がなくな
るうえ、本体5前面のパネル7のラップ代Lも小さくで
き、パネル7の小型化が図れる。次に、空気調和機の本
体5を、上記開口から据付枠3内に挿入し、本体5前面
のパネル7の周縁を開口縁3bおよびその周囲の天井材
8や壁パネルに当接させつつ、本体5の係合部6を据付
枠3内の固定具4に係合させる。これにより、本体5が
据付枠3に容易かつ迅速に取り付けられ、また、据付枠
3があるので本体5を金属板で覆う必要がなく、本体5
を軽量化できて、据付作業性が大幅に改善され、一人の
みの据付も可能になる。さらに、本体5に接続すべき冷
媒配管9a,9bや電線の先端部は、据付枠3の側板3dの
穴11を通り、枠3内の所定位置に支持部材10により
支持されているので、本体5側の冷媒配管17等と容易
に接続することができ、据付作業性が一層改善される。
【0007】なお、上記本体5の係合部6を、側板5d
の外周に突設したレ字状の爪12とし、上記固定具4
を、据付枠3の底板内面3cに基部13aが取り付けら
れ、先端部13bが回動で上記レ字状の爪12に係,脱す
るレ字状の爪13にすれば、本体5の据付枠3への取り
付けをワンタッチつまり一層容易かつ迅速に行なうこと
ができる。さらに、上記支持部材10を、冷媒配管9a,
9bの先端に取り付けられた管継手15や電線の先端の
接続端子を嵌着して、据付枠3の内面に突設した固定板
16とすれば、本体5側の冷媒配管17等との接続をワ
ンタッチつまり一層容易,迅速に行なうことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。埋込型空気調和機の据付枠構造は、図1に示す
ように、下面のみが開口した箱状をなし、天井スラブ1
に基部が埋め込まれたL字状の複数のブラケット2に底
部外周3aが溶接で固定される据付枠3と、この据付枠
3内に挿入される空気調和機の本体5の係合部6に係合
して、本体5の下面のパネル7の周縁を据付枠3の開口
縁3b及びその周囲に張られる天井材8に当接させて保
持すべく、据付枠3の底部内面3cに突設された固定具
4と、本体5に接続すべき冷媒配管9等の先端部を挿通
するために据付枠3の側板3dに設けられた穴11(図4
(A)参照)を少なくとも有し、上記先端部を据付枠3内
の所定位置に支持する支持部材10を備えている。上記
本体5の係合部6は、具体的には図2(C)に示すよう
に、側板5dの外周に底板5aに向かって鋭角をなすよう
に突設したレ字状の爪12であり、上記据付枠3の固定
具4は、具体的には図2(A)に示すように、据付枠3の
底板内面3cに基部13aが枢着され、先端部13bが上
記レ字状の爪12に回動により係,脱する(図2(D)参
照)レ字状の爪13である。
【0009】上記据付枠3の支持部材10は、具体的に
は、側板3dの穴11に挿通した往き,帰りの冷媒配管9
a,9b、ドレン配管14(図4(A)参照)および図示しな
い電線の先端近傍を、図5(C)の如く折り曲げ、これら
の先端に取り付けた管継手15(図5(D)参照)や接続端
子を嵌着して、側板3dの内面に突設した固定板16で
ある。そして、この固定板16に、本体5の側面から突
出する冷媒配管17a,17bや電線の先端の管継手18
や接続端子を嵌着した固定板19を、図1,図6(C)の
如く当接させて、配管や電線の接続を行なっている。
【0010】上記構成の据付枠構造を用いて、図6に示
すような手順で空気調和機の本体を、天井裏に据え付け
る。即ち、設計段階で図6(A)の設置場所に対応する想
像上の天井スラブ1から所定距離だけ下がった一点鎖線
で示す位置を、本体の下面(パネル7)および天井面に選
定する。次に、天井スラブ1の打設後で天井材8が張ら
れる前に、図6(B)に示すように、この位置に基部が埋
め込まれた複数のブラケット2に、下面のみが開口した
箱状の据付枠3の底部外周3aを溶接で固定する。する
と、金属板からなる剛な据付枠3によって、型紙による
従来例と異なり(図8参照)、空気調和機の本体5の取り
付け位置を明確にでき、この据付枠3の開口縁3bに沿
って天井材8に高い寸法精度でいつでも開口を明けるこ
とができる。従って、その後本体5の取り付けまで、工
事現場に出向く必要がなくなるうえ、本体5下面のパネ
ル7(図6(C)参照)のラップ代L(図1参照)も小さくで
き、パネル7の小型化を図ることができる。
【0011】次に、図6(C)に示すように、天井材8の
開口から据付枠3内へ空気調和機の本体5を挿入し、本
体下面のパネル7の周縁を開口縁3bおよびその周囲の
天井材8に当接させつつ、本体5の係合部たるレ字状の
爪12を、据付枠3内の固定具たるレ字状の爪13に係
合させる。即ち、本体5を据付枠3内に押し上げていく
と、本体5のレ字状の爪12が、図2(D)に示すよう
に、据付枠3のレ字状の爪13に当接してこれを基部1
3aの枢軸の回りに図中の破線の如く外側へ回転させ、
次いで爪13が自重により矢印の如く内側に回転して、
パネル7の周縁が天井材8に当接するときに、両爪1
2,13が互いに係合する。こうして、図7のアンカー
ボルト52とナット53による従来例と異なり、本体5
を据付枠3にワンタッチつまり極めて容易かつ迅速に取
り付けることができる。また、天井裏に金属製の据付枠
3があるので、本体5を従来例のように金属板で覆う必
要がなく、ケースを合成樹脂製にして軽量化できて、据
付作業性が大幅に改善でき、一人だけで据え付けること
も可能になる。さらに、天井裏に延在する冷媒配管9a,
9bや電線は、その先端部を側板3dの穴11に通して折
り曲げ、それらの先端を支持部材としての据付枠3内の
固定板16の管継手15,18(図5(D)参照)等および
固定板19を介して、本体5側の冷媒配管17や電線に
接続する。従って、本体5側の冷媒配管等との接続をワ
ンタッチつまり極めて容易かつ迅速に行なうことがで
き、据付作業性が一層改善される。
【0012】図2(B),(E),(F)および図3は、据付枠
3の固定具4および本体5の係合部6の変形例を示して
いる。即ち、図2(B)の固定具は、図2(A)で述べたレ
字状の爪13と異なり、基部20aを据付枠3の底部内
面3cに固定するのに代えて、中間部20cに先端部20
bの回動を可能ならしめる枢軸21を設けてなる爪20
であり、図2(E)の係合部は、図2(C)で述べたレ字状
の爪12と異なり、本体5の側板5dにレ字状の凹部2
2を設けて、この凹部22にレ字状の爪13が、図2
(F)の如く係合するものである。一方、図3(A)の変形
例では、本体5の係合部は図2(C)と同じ爪13である
が、据付枠3の固定具が、コ字状断面を有して据付枠の
底部内面3c(図2(A)参照)に垂設され、その下端に矢
印の如く回動して上記爪13と係合する回動蓋24を枢
着したブラケット23からなる。また、図3(B),(C)
の変形例では、本体5の係合部が、図3(C)の如き側板
5dの内面に設けたコ字状の部材25の中央にピン26
を固定したものからなる一方、据付枠3の固定具が、図
3(B)の如く、底部内面3c(図2(A)参照)に垂設した
ブラケット27に、基部28aが枢着され、中間部がば
ね29で鉛直方向に向くように回転方向へ付勢され、先
端の凹部28bが上記ピン26に係,脱する回動部材28
からなる。これら変形例の固定具4と係合部6の係,脱
動作は、図1で述べたレ字状の爪12,13のそれと同
様であるので、本体5を据付枠3にワンタッチつまり極
めて容易かつ迅速に取り付けることができるなどの上述
と同様の効果を奏することができる。
【0013】一方、図4(B)〜(D)および図5(A),
(B)は、据付枠3の支持部材10の変形例を示してい
る。即ち、図4(B)の支持部材は、側板3dの縦長の穴
11'に水平に挿通した冷媒配管9やドレン配管14の
先端近傍を、据付枠3の底部内面3cに垂設した固定板
30で支持する一方、図4(C)の支持部材は、同様に挿
通して直角に折り曲げた冷媒配管9等の先端近傍を、底
部内面3cの隅部に設けたL字状の固定板31で支持す
るものであり、いずれも図4(D)の如き正面図を呈す
る。また、図5(A),(B)の支持部材は、図4(A)と同
じ側板3dの穴11に水平に挿通した冷媒配管9a,9bや
ドレン配管14の先端近傍を、底部内面3cの隅部に設
けたL字状の固定板32に、バンド33とねじ34によ
り固定して支持するものである。これら変形例の支持部
材10は、図5(D)の如き管継手15や電線の接続端子
を嵌着していないまでも、図1で述べた固定板16のそ
れと略同じく冷媒配管9等の先端を据付枠3内の所定位
置に支持するという作用をなすので、本体5側の冷媒配
管17等との接続が容易にできるという上述と同様の効
果が奏される。
【0014】尚、本発明の本体の係合部や据付枠の固定
具が、実施例のレ字状の爪12やレ字状の爪13等に限
られないのは勿論であり、この場合でも、据付枠3によ
り天井材8などに正確な寸法精度で開口を明けることが
でき、据付枠3の取付後は本体5の取り付けまで工事現
場に出向く必要がなくなり、パネル7のラップ代L(図
1参照)も小さくでき、また、係合部と固定具の係合に
より本体を据付枠に容易かつ迅速に取り付けることがで
きて、据付作業性が従来より大幅に改善される。また、
本発明の支持部材を、据付枠の側板3dの穴11のみで
構成することもでき、この場合でも、冷媒配管9等の先
端部をこの穴11に通すことだけでも、本体側の冷媒配
管等との接続作業を容易化することができる。また、上
記実施例では、天井裏に空気調和機の本体を埋め込む場
合について述べたが、本発明の据付枠構造は、本体を壁
パネル内に埋め込む場合にも適用できることは勿論であ
る。
【0015】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
埋込型空気調和機の据付枠構造は、一面のみが開口し、
この開口に対向する底部が天井スラブなどに固定される
据付枠内に固定具を設け、前面のパネルの周縁を据付枠
の開口縁とその周囲の天井材等に当接させて上記据付枠
内に挿入される空気調和機の本体の係合部を、上記固定
具に係合させるとともに、本体に接続すべき冷媒配管や
電線の先端部を挿通するために据付枠の側板に設けられ
た穴を少なくとも有する支持部材により、上記先端部を
据付枠内の所定位置に支持するようにしているので、据
付枠により天井材などにいつでも正確な寸法精度で開口
を明けることができ、小型かつ軽量な構造でもって本体
や冷媒配管などを容易,迅速に取り付けることができ、
工事現場に何度も出向く必要がなくなって、据付作業性
が大幅に改善される。また、上記本体の係合部を、側板
の外周に底板に向かって鋭角をなすように突設したレ字
状の爪とし、上記固定具を、据付枠の底板内面に基部が
取り付けられ、先端部が上記レ字状の爪に回転により
係,脱するレ字状の爪とすれば、本体の据付枠への取り
付けを一層容易,迅速に行なうことができる。さらに、
上記支持部材を、冷媒配管の先端に取り付けられた管継
手や電線の接続端子を嵌着して、据付枠の内面に突設し
た固定板とすれば、本体側の冷媒配管等との接続を一層
容易,迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の埋込型空気調和機の据付枠構造の一
実施例を示す縦断面図である。
【図2】 上記実施例の本体の係合部と据付枠の固定具
およびそれらの変形例を示す図である。
【図3】 上記係合部と固定具の他の変形例を示す図で
ある。
【図4】 上記実施例の据付枠の支持部材およびその変
形例を示す図である。
【図5】 上記支持部材およびその変形例を示す図であ
る。
【図6】 上記実施例による空気調和機の本体の据付手
順を示す図である。
【図7】 従来の埋込型空気調和機の据付構造を示す断
面図である。
【図8】 従来例による空気調和機の本体の据付手順を
示す図である。
【符号の説明】
1…天井スラブ、3…据付枠、3a…底部、3c…底板内
面、3d…側板、4…固定具、5…本体、6…係合部、
7…パネル、8…天井材、9…冷媒配管、10…支持部
材、11…穴、12,13…レ字状の爪、13a…基部、
13b…先端部、15…管継手、16…固定板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 資信 大阪府大阪市北区中崎西2丁目4番12号梅 田センタービル ダイキン工業株式会社内 (72)発明者 藤田 崇徳 大阪府大阪市北区中崎西2丁目4番12号梅 田センタービル ダイキン工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井裏または壁内に埋め込まれる埋込型
    空気調和機の据付枠構造において、 一面のみが開口する箱状をなし、この開口に対向する底
    部(3a)が天井スラブ(1)または壁体に固定される据付
    枠(3)と、この据付枠(3)内に挿入される空気調和機の
    本体(5)の係合部(6)に係合して、本体(5)前面のパネ
    ル(7)の周縁を上記据付枠の開口縁(3b)およびその周
    囲に張られる天井材(8)または壁パネルに当接させて保
    持すべく、上記据付枠(3)内に設けられた固定具(4)
    と、上記本体(5)に接続すべき冷媒配管(9a,9b)や電
    線の先端部を挿通するために上記据付枠(3)の側板(3
    d)に設けられた穴(11)を少なくとも有し、上記先端部
    を据付枠(3)内の所定位置に支持する支持部材(10)を
    備えたことを特徴とする埋込型空気調和機の据付枠構
    造。
  2. 【請求項2】 上記本体(5)の係合部(6)は、側板(5
    d)の外周に底板(5a)に向かって鋭角をなすように突設
    したレ字状の爪(12)であり、上記固定具(4)は、据付
    枠(3)の底板内面(3c)に基部(13a)が取り付けられ、
    先端部(13b)が上記レ字状の爪(12)に回動により係,
    脱するレ字状の爪(13)である請求項1に記載の埋込型
    空気調和機の据付枠構造。
  3. 【請求項3】 上記支持部材(10)は、上記冷媒配管
    (9a,9b)の先端に取り付けられた管継手(15)や上記
    電線の先端の接続端子を嵌着して、上記据付枠(3)の内
    面に突設した固定板(16)である請求項1または2に記
    載の埋込型空気調和機の据付枠構造。
JP4228412A 1992-08-27 1992-08-27 埋込型空気調和機の据付枠構造 Expired - Fee Related JP2713046B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4228412A JP2713046B2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 埋込型空気調和機の据付枠構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4228412A JP2713046B2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 埋込型空気調和機の据付枠構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0674484A true JPH0674484A (ja) 1994-03-15
JP2713046B2 JP2713046B2 (ja) 1998-02-16

Family

ID=16876070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4228412A Expired - Fee Related JP2713046B2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 埋込型空気調和機の据付枠構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2713046B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6447622B1 (en) 1999-06-16 2002-09-10 Nippon Steel Corporation High carbon steel wire excellent in wire-drawability and in fatigue resistance after wire drawing
JP2008151497A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Samsung Electronics Co Ltd 天井型空気調和機
US7429301B2 (en) 2004-11-24 2008-09-30 Kobe Steel, Ltd. Ultra clean spring steel
US7608130B2 (en) 2004-01-22 2009-10-27 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Method for producing high cleanliness steel excellent in fatigue strength or cold workability
US8900381B2 (en) 2007-11-19 2014-12-02 Kobe Steel, Ltd. Spring steel and spring superior in fatigue properties
KR20150093210A (ko) 2013-01-15 2015-08-17 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 피로 특성이 우수한 Si 킬드 강선재 및 그것을 이용한 스프링

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6447622B1 (en) 1999-06-16 2002-09-10 Nippon Steel Corporation High carbon steel wire excellent in wire-drawability and in fatigue resistance after wire drawing
US7608130B2 (en) 2004-01-22 2009-10-27 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Method for producing high cleanliness steel excellent in fatigue strength or cold workability
US7615099B2 (en) 2004-01-22 2009-11-10 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Method for producing high cleanness steel excellent in fatigue strength or cold workability
US7429301B2 (en) 2004-11-24 2008-09-30 Kobe Steel, Ltd. Ultra clean spring steel
JP2008151497A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Samsung Electronics Co Ltd 天井型空気調和機
JP4598043B2 (ja) * 2006-12-15 2010-12-15 三星電子株式会社 天井型空気調和機
US8900381B2 (en) 2007-11-19 2014-12-02 Kobe Steel, Ltd. Spring steel and spring superior in fatigue properties
KR20150093210A (ko) 2013-01-15 2015-08-17 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 피로 특성이 우수한 Si 킬드 강선재 및 그것을 이용한 스프링

Also Published As

Publication number Publication date
JP2713046B2 (ja) 1998-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10971904B2 (en) Junction box with universal fitment articulating cover
JPH0674484A (ja) 埋込型空気調和機の据付枠構造
JP2577357B2 (ja) 天井工法
US6007422A (en) Universal damper mounting system and method
JP2003172535A (ja) 空調装置
JP3321874B2 (ja) 換気装置
JPS6315699Y2 (ja)
JPH0242992Y2 (ja)
JP4544930B2 (ja) 空気調和機及び空気調和機の取付方法
JPH0334567Y2 (ja)
JP2001004187A (ja) 換気装置の取替え方法及び換気装置
JP3575563B2 (ja) 換気扇の取付構造
JP4396364B2 (ja) 電動シャッター装置
JPS6017631Y2 (ja) 集合住宅における設備配管及び熱源機器集中設置構造
JPH0212085Y2 (ja)
JPS6120434Y2 (ja)
JPH09256611A (ja) 集合住宅における設備配管類の設置工法
JP2572375Y2 (ja) 感知器取付構造
JP3248750B2 (ja) 空調機の配管施工方法
JPH04217725A (ja) 空気調和機の据付装置
JP2024075090A (ja) 浴室空調装置
JPH0336704Y2 (ja)
JPH0599511A (ja) 給湯器ユニツト、それに用いる枠体及びその取付方法
JPH0732698Y2 (ja) システム天井
JPH0733093Y2 (ja) ガス給湯器の取付装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees