JPH0674397A - 流体用密封袋への流体充填装置 - Google Patents

流体用密封袋への流体充填装置

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JPH0674397A
JPH0674397A JP25406992A JP25406992A JPH0674397A JP H0674397 A JPH0674397 A JP H0674397A JP 25406992 A JP25406992 A JP 25406992A JP 25406992 A JP25406992 A JP 25406992A JP H0674397 A JPH0674397 A JP H0674397A
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JP
Japan
Prior art keywords
fluid
nozzle
large diameter
introducing pipe
sealed bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP25406992A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Arai
武彦 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体用密封袋への流体の充填作業を効率良く
行い、流体導入管の開口部分からの流体洩れを防止する
ことができる流体充填装置を提供する。 【構成】 流体充填装置20は、把持部21と、前記把
持部21に連通接続するノズル22と、空気の吹き出し
を制御するレバー23とからなる。ノズル22は先細り
状を呈し、先端部に噴出口22aを、基端側に外周長が
流体導入管1の内周長よりも大きな径大部22bを、そ
れぞれ備える。径大部22bの外周面には、滑り止め加
工が施されている。流体用密封袋2への空気の充填にあ
たっては、流体導入管1の開口部を、ノズル22の径大
部22bまで嵌入することにより、流体導入管1をノズ
ル22の径大部22bに押圧密着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、緩衝用包装材として使
用される連設した複数の流体用密封袋内へ、例えば空気
のような流体を注入する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の流体用密封袋としては、
実開平1−164142号公報に記載されているものが
知られている。この流体用密封袋は、プラスチックフィ
ルム製の流体導入管の流体導入方向に沿った少なくとも
一方側に、並列状態で一体的に連設され、それぞれに内
装されたプラスチックフィルム製の逆止弁を介してのみ
前記流体導入管に連通しているプラスチックフィルム製
の密封袋である。
【0003】以下、図5を参照して上述した流体用密封
袋へ空気のような流体を充填する手法を説明する。図
中、符号1はプラスチックフィルム製の流体導入管、2
は図示しない逆止弁を介して流体導入管1に連通してい
る流体用密封袋である。従来、上述した流体導入管1を
介して各流体用密封袋2に、例えば空気を充填するの
に、公知のエアーダスター10が用いられている。この
エアーダスター10は、把持部11と、前記把持部11
に連通接続している口金12と、空気の吹き出しを制御
するレバー13とからなり、把持部11に、図示しない
コンプレッサーで圧縮された空気がホース14を介して
供給されている。空気の充填にあたっては、図5に示す
ように、口金12の先端を流体導入管1の開口部に挿入
し、作業者がレバー13を作動させることによって、流
体導入管1内に加圧空気を導入して、各流体用密封袋2
に空気を充填している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、上述したエアーダスター10の口金1
2の外径は、流体導入管1の内径よりも小さいので、流
体導入管1に導入した空気が流体導入管1の開口部から
洩れ出るのを防止するために、口金12が挿入された流
体導入管1の開口部分を作業者が指で摘んで作業しなけ
ればならず、そのため作業性が悪いという問題点があ
る。また、上述のように作業者が指で摘んでも、流体導
入管1の開口部分の空気洩れを充分防止することが困難
であり、そのため流体用密封袋2内への空気の充填が不
充分になりやすいという問題点もある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、流体用密封袋への流体の充填作業を効
率良く行うことができるとともに、流体導入管の開口部
分からの流体洩れを防止することができる流体用密封袋
への流体充填装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、流体導入管の流体導入方
向に沿った少なくとも一方側に、並列状態で一体的に連
設され、それぞれに内装された逆止弁を介してのみ前記
流体導入管に連通している各流体用密封袋への流体充填
装置であって、前記流体充填装置は、前記流体導入管の
開口部に挿入されて加圧流体を噴出する先細り状のノズ
ルを備え、前記ノズルには、その基端側に前記流体導入
管の内周長よりも大きな外周長の径大部が形成されてい
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の流体用密封袋への流体充填装置において、前記ノズル
の径大部の外周面には、滑り止め加工が施されている。
【0008】
【作用】本発明の作用は次のとおりである。請求項1に
記載の発明によれば、加圧流体を噴出する先細り状のノ
ズルにおいて、その基端側の外周長が流体導入管の内周
長よりも大きくなる径大部を備えているので、前記ノズ
ルを流体導入管の開口部に挿入した場合に、前記径大部
が流体導入管の開口部の内周面に対して押圧状態に密着
し、前記開口部からの流体洩れが抑制される。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、ノズルの
径大部の外周面に滑り止め加工が施されているので、ノ
ズルに嵌入された流体導入管が、流体の充填中に、ノズ
ルから離脱することが防止される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明に係る流体用密封袋への流体充填
装置の一実施例を示した正面図である。
【0011】本実施例に係る流体充填装置20は、把持
部21と、前記把持部21に連通接続しているノズル2
2と、流体としての例えば空気の吹き出しを制御するレ
バー23とからなり、把持部21に、図示しないコンプ
レッサーで圧縮された空気がホース24を介して供給さ
れている。
【0012】図2の断面図に示すように、ノズル22
は、全体としては先細り状の円錐形状を呈し、その先端
部に空気を噴出するための噴出口22aが設けられてい
る。なお、ノズル22は必ずしも円錐形状に限らず、そ
の断面形状が楕円であってもよい。ノズル22の基端側
には、流体導入管1の内周長よりも大きな外周長をもつ
径大部22bが形成されている。径大部22bの外周長
は、流体導入管1を構成するプラスチックフィルムの材
質や厚みに起因する延伸性等を考慮して適宜に設定され
るが、一般的には、流体導入管1の内周長に対して1〜
30%程度大きくなるように形成される。径大部22b
の外周面には、流体導入管1の内周面との摩擦抵抗を大
きくするために、滑り止め加工が施されている。滑り止
め加工としては、ショットピーニング加工(例えば、ブ
ラスト加工)、ローレット加工(例えば、あやめローレ
ット加工)等が例示される。なお、上述したノズル22
は、把持部21に着脱自在に取り付けられ、流体導入管
1の内周長やプラスチックフィルムの延伸性に応じた外
周長の径大部22bをもつノズルに交換できるようにな
っている。
【0013】流体用密封袋2への空気の充填にあたって
は、流体導入管1の開口部が径大部22bに達する位置
まで、ノズル22が流体導入管1に挿入される。そし
て、作業者がレバー23を作動させることによって、ノ
ズル22の噴出口22aから流体導入管1内に加圧空気
が導入される。流体導入管1に導入された空気は、図3
の断面図に示すように、流体用密封袋2内のプラスチッ
クフィルム製の逆止弁3を介して流体用密封袋2内に流
入する。ノズル22の径大部22bの外周長は、流体導
入管1の内周長よりも大きいので、径大部22bの外周
面が流体導入管1の内周面に押圧密着する。したがっ
て、流体導入管1に噴出された空気が外部へ洩れ出るこ
とはない。また、径大部22bの外周面には滑り止め加
工が施されているので、ノズル22の径大部22bに嵌
入された流体導入管1が、導入された空気の圧力によっ
てノズル22から離脱するということもない。
【0014】図4はノズルの変形例を示す一部破断正面
図である。図1および図2に示したノズル22は、その
径大部22bが一定の外径をもつように形成されている
が、図4に示すノズル32のように、基端側に向けて外
径が大きくなっているテーパー状の径大部32bを形成
してもよい。この径大部32bにも、前述と同様の滑り
止め加工を施すのが好ましい。図4のように径大部32
bをテーパー状にすれば、流体導入管1の内径やプラス
チックフィルムの延伸性が多少ばらついても、流体導入
管1の開口部をノズル32の径大部32bに確実に押圧
密着させることができる。
【0015】なお、上述した実施例では、ノズル22,
32の先端部に噴出口22a,32aを設けたが、本発
明はこれに限らず、噴出口を径大部22b,32bを除
く、ノズル22,32の周面に形成してもよい。
【0016】また、実施例ではピストル形の流体充填装
置を例に採って説明したが、本発明はこれに限らず、流
体導入管1の内周長よりも大きな外周長の径大部をも
つ、先細り状のノズルを備えていれば、流体充填装置の
形態はどのようなものであってもよい。例えば、上述の
ノズルを適宜な基台に取り付け、このノズルを電磁弁を
介してコンプレッサーに接続し、前記電磁弁をフートス
イッチ等でON/OFFすることによって、流体導入管
1内に流体を導入するようにしてもよい。
【0017】さらに、上述の実施例では、流体導入管の
一方側に連設された流体用密封袋に流体を充填する場合
を例に採って説明したが、本発明は、流体導入管の両側
にそれぞれ連設された流体用密封袋に流体を充填する場
合にも適用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、流体噴出用のノズルの径大部
に、流体導入管の開口部内周面が押圧密着して、前記開
口部からの流体の洩れを防止するので、従来例のよう
に、作業者が流体導入管の開口部を指で摘むといったこ
とが不要になり、流体用密封袋への流体の充填を確実か
つ能率良く行うことができる。
【0019】また、請求項2に記載の発明によれば、ノ
ズルの径大部に滑り止め加工を施したので、ノズルの径
大部と流体導入管の内周面との摩擦抵抗が高められ、流
体の充填中に、流体の圧力によって流体導入管がノズル
から離脱することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流体用密封袋への流体充填装置の
一実施例を示す正面図である。
【図2】ノズルの縦断面図である。
【図3】図1のA−A矢視断面図である。
【図4】ノズルの変形例を示す一部破断正面図である。
【図5】従来の流体充填手法の説明図である。
【符号の説明】
1 流体導入管 2 流体用密封袋 3 逆止弁 20 流体充填装置 21 把持部 22,32 ノズル 22a,32a 噴出口 22b,32b 径大部 23 レバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体導入管の流体導入方向に沿った少な
    くとも一方側に、並列状態で一体的に連設され、それぞ
    れに内装された逆止弁を介してのみ前記流体導入管に連
    通している各流体用密封袋への流体充填装置であって、
    前記流体充填装置は、前記流体導入管の開口部に挿入さ
    れて加圧流体を噴出する先細り状のノズルを備え、前記
    ノズルには、その基端側に前記流体導入管の内周長より
    も大きな外周長の径大部が形成されていることを特徴と
    する流体用密封袋への流体充填装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の流体用密封袋への流体
    充填装置において、前記ノズルの径大部の外周面には、
    滑り止め加工が施されている流体用密封袋への流体充填
    装置。
JP25406992A 1992-08-27 1992-08-27 流体用密封袋への流体充填装置 Pending JPH0674397A (ja)

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JP (1) JPH0674397A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004525042A (ja) * 2001-03-29 2004-08-19 イ−シン ハム マルチセルチューブ及びその製造方法
KR100971604B1 (ko) * 2007-09-26 2010-07-20 치에 후아 리아오 연속적인 공기주입이 가능한 공기밀봉체의 공기주입장치와그 공기주입방법
US7926507B2 (en) * 2006-08-01 2011-04-19 Pregis Innovative Packaging, Inc. Inflation nozzle with valve-locating probe and pulsating air supply

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JP2004525042A (ja) * 2001-03-29 2004-08-19 イ−シン ハム マルチセルチューブ及びその製造方法
US7926507B2 (en) * 2006-08-01 2011-04-19 Pregis Innovative Packaging, Inc. Inflation nozzle with valve-locating probe and pulsating air supply
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