JPH0674281U - 電動回転加工ユニット - Google Patents

電動回転加工ユニット

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JPH0674281U
JPH0674281U JP2157793U JP2157793U JPH0674281U JP H0674281 U JPH0674281 U JP H0674281U JP 2157793 U JP2157793 U JP 2157793U JP 2157793 U JP2157793 U JP 2157793U JP H0674281 U JPH0674281 U JP H0674281U
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JP
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electric motor
drive unit
rotary
ball screw
electric
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JP2157793U
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義和 田中
竜希 後藤
Original Assignee
株式会社タック技研工業
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円滑かつ正確に回転駆動部を進退させ、回転
具の位置決めに手間を要することのない電動回転加工ユ
ニットを提供する。 【構成】 装着されるドリル、タップ、ブラシ、砥石等
の回転具を回転させる第1の電動モータ18を内部に備
えた回転駆動部12と、該回転駆動部12を進退可能に
装着した機枠11と、前記回転駆動部12を前後動する
進退駆動手段13とを有する電動回転加工ユニット10
において、前記進退駆動手段13は、第2の電動モータ
26と、該第2の電動モータ26によって回転駆動され
るボールネジ軸27と、該ボールネジ軸27に螺着され
るボールソケット28と、該ボールソケット28と前記
回転駆動部12とを連結する連結部材30とを有し、し
かも、前記第1の電動モータ18とボールネジ軸27と
第2の電動モータ26とを同一軸心上に配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドリル、タップ、ブラシ、砥石等の回転具を装着する電動回転具を 円滑に進退させる電動回転加工ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電動回転加工ユニットには、ドリル等の回転具を回転させる回転駆動部 と、エアーシリンダーを有する進退駆動手段とが備えられ、前記回転駆動部は内 部にモータを有し回転具を回転させ、前記進退駆動手段は前記回転駆動手段を軸 方向に進退させるようにして構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の電動回転加工ユニットは、進退駆動手段がエアーシ リンダーで回転駆動部を進退させていたので、周囲の状況、エアの圧力等によっ て回転駆動部の送りにバラツキがあり、従って、正確に位置決めすることが困難 であるので、加工対象物に対する回転具の位置決めに手間を要するという問題点 があった。 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、円滑かつ正確に回転駆動部 を進退させ、回転具の位置決めに手間を要することのない電動回転加工ユニット を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の電動回転加工ユニットは、装着されるドリル、 タップ、ブラシ、砥石等の回転具を回転させる第1の電動モータを内部に備えた 回転駆動部と、該回転駆動部を進退可能に装着した機枠と、前記回転駆動部を前 後動する進退駆動手段とを有する電動回転加工ユニットにおいて、前記進退駆動 手段は、送りモータとなる第2の電動モータと、該第2の電動モータによって回 転駆動されるボールネジ軸と、該ボールネジ軸に螺着されるボールソケットと、 該ボールソケットと前記回転駆動部とを連結する連結部材とを有し、しかも、前 記第1の電動モータ、ボールネジ軸、及び第2の電動モータとを同一軸心上に配 置するように構成されている。
【0005】
【作用】
前記目的に沿う請求項1記載の電動回転加工ユニットにおいては、装着される ドリル、タップ、ブラシ、砥石等の回転具を回転させる第1の電動モータを内部 に備えた回転駆動部と、該回転駆動部を進退可能に装着した機枠と、前記回転駆 動部を前後動する進退駆動手段とを有する電動回転加工ユニットにおいて、前記 進退駆動手段は、第2の電動モータと、該第2の電動モータによって回転駆動さ れるボールネジ軸と、該ボールネジ軸に螺着されるボールソケットと、該ボール ソケットと前記回転駆動部とを連結する連結部材とを有しているので、第2の電 動モータが駆動してボールネジ軸を回転させることにより螺合するボールソケッ トが円滑に進退し、その進退により連結部材を介して取り付けられている回転駆 動部を進退して、該回転駆動部に装着されている回転具を円滑、かつ正確に加工 対象物の所定の位置まで送り、前記回転駆動部の第1の電動モータを回転させ、 進退駆動手段を進退させて加工対象物に、装着されるドリル、タップ、ブラシ、 砥石等の回転具により所望の加工を施すことが可能となる。 また、回転駆動部の第1の電動モータとボールネジ軸と第2の電動モータとが 同一軸心上に配置されているので、外形を細くでき、ボールネジ軸と第2の電動 モータとが同一軸心上に配置されているので、ボールネジ軸と第2の電動モータ の間の介在物が少なくて済むため、小型化かつ軽量化が可能となる。
【0006】
【実施例】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施例につき説明し 、本考案の理解に供する。 ここに、図1は本考案の一実施例に係る電動回転加工ユニットの要部断面図で ある。 図1に示すように本考案の一実施例に係る電動回転加工ユニット10には、外 側に円筒状の機枠11が備えられ、該機枠11には進退可能な回転駆動部12と 進退駆動手段13とが備えられている。 以下、これらについて詳しく説明する。 前記機枠11の前端部にはブッシュ15が設けられ、該ブッシュ15の内側に 沿って摺動可能なように回転駆動部12の外ケースとなる電動モータフレーム1 6が設けられている。 前記回転駆動部12は、軸心にシャフト17が固定されている第1の電動モー タ18と、該シャフト17の両端を回転自在に電動モータフレーム16に固定す るベアリング19、20と、該シャフト17の前端部に接続されているスピンド ル21とを有するように構成されている。前記スピンドル21の先端にはチャッ ク22が設けられていて、回転具の一例であるドリル刃23等の回転具が取り付 けられるようになっている。また、第1の電動モータ18は、リード線24によ り移動可能に電源コネクタ25に接続されている。 前記進退駆動手段13は、送りモータを構成するステッピングモータからなる 第2の電動モータ26と、ボールネジ軸27と、該ボールネジ軸27に螺合する 雌ネジを有するボールソケット28と、該ボールソケット28と回転駆動部12 とを連結する連結部材30と、ガイドバー31、32を支持する支持板33とを 有している。 前記ボールネジ軸27は、一方がベアリング34を介して回転自在に固定され 、その端部はカップリング35を介して第2の電動モータ26のシャフト36と 連結されており、ボールネジ軸27の他端部にはブッシュとして作用する鍔37 が設けられている。また、前記ボールソケット28の上部及び下部には挿通孔3 8、39が、下面には2つの突起40が設けられている。前記挿通孔38、39 は、ボールネジ軸27と平行に機枠11内の上部及び下部に設けられているガイ ドバー31、32に挿入されており、ボールネジ軸27の回転によりボールソケ ット28がガイドバー31、32に沿って進退され、前記突起40が、機枠11 の下部に設けられている上限リミットスイッチ42または下限リミットスイッチ 43に当接するようになっている。 前記連結部材30には、ボールネジ軸27が往復動可能な穴44が設けられて おり、その一方の端部はボールソケット28に取り付けられ、他端は回転駆動部 12に連結されている。 そして、電動回転加工ユニット10は、回転駆動部12の第1の電動モータ1 8とボールネジ軸27と第2の電動モータ26とを同一軸心上に配置するように 構成されているので、小型化され、軽量化されている。
【0007】 続いて、本考案の一実施例に係る電動回転加工ユニット10の使用法について 説明する。 該電動回転加工ユニット10は支持部材を介して工作機械の一部に取り付けら れているものとする。 先ず、図1に示すように、ステッピングモータからなる第2の電動モータ26 に通電して駆動させ、カップリング35を介してボールネジ軸27を回転させる 。 該ボールネジ軸27の回転によりボールソケット28がガイドバー31、32 に沿って前進する。 前記ボールソケット28の円滑な前進に伴い連結部材30と共に回転駆動部1 2が前進し、ドリル刃23を加工対象物の所望の位置に簡単に位置決めすること ができる。 そして、位置決めの後、第1の電動モータ18に通電してドリル刃23を回転 させると共に、第2の電動モータ26を駆動させ、回転駆動部12を前進させて 加工対象物を切削する。 また、必要に応じて回転駆動部12を所定の位置に前進させて停止し、電動回 転加工ユニット10を水平方向に移動させて、回転するドリル刃23にて加工対 象物を切削加工することも可能である。 また、回転駆動部12の全ストロークにおける前進時には、ボールソケット2 8の下面の突起40が下限リミットスイッチ43に接して不必要な前進を防止す る。更に、回転駆動部12の後退時にはボールソケット28の下面の突起40が 上限リミットスイッチ42に接触して不必要な後退を確実に防止する。 以上のように電動回転加工ユニット10は第2の電動モータ26によりボール ネジ軸27を回転させて、該ボールネジ軸27に螺合しているボールソケット2 8を前進させて回転駆動部12を前進させるので、回転駆動部12の前進を円滑 に行うことが可能であり、加工対象物へのドリル刃23の位置決めも的確となる 。 なお、回転具の一例としてドリル刃を用いたが、必要に応じてタップ、ブラシ 、砥石等の種々の回転具を用いることも可能である。 また、第2の電動モータとして、ステッピングモータを使用したが、ロータリ エンコーダを備えたサーボモータ等でも良い。
【0008】
【考案の効果】
請求項1記載の電動回転加工ユニットにおいては、装着されるドリル、タップ 、ブラシ、砥石等の回転具を回転させる第1の電動モータを内部に備えた回転駆 動部と、該回転駆動部を進退可能に装着した機枠と、前記回転駆動部を前後動す る進退駆動手段とを有する電動回転加工ユニットにおいて、前記進退駆動手段は 、第2の電動モータと、該第2の電動モータによって回転駆動されるボールネジ 軸と、該ボールネジ軸に螺着されるボールソケットと、該ボールソケットと前記 回転駆動部とを連結する連結部材とを有するように構成されているので、回転駆 動部は円滑かつ正確に進退すると共に、回転具の位置決めを手間を要することな く簡単に行うことができる。 また、回転駆動部の第1の電動モータと、進退駆動手段のボールネジ軸と第2 の電動モータとを同一軸心上に配置したので、外形が細くでき、ボールネジ軸と 第2の電動モータとを同一軸心上に配置したため、その間の介在物が少なくて済 むので、軽量かつコンパクトとなり、コストの削減にもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る電動回転加工ユニット
の要部断面図である。
【符号の説明】
10 電動回転加工ユニット 11 機枠 12 回転駆動部 13 進退駆動手段 15 ブッシュ 16 電動モータフレーム 17 シャフト 18 第1の電動モータ 19 ベアリング 20 ベアリング 21 スピンドル 22 チャック 23 ドリル刃 24 リード線 25 電源コネクタ 26 第2の電動モータ 27 ボールネジ軸 28 ボールソケット 30 連結部材 31 ガイドバー 32 ガイドバー 33 支持板 34 ベアリング 35 カップリング 36 シャフト 37 鍔 38 挿通孔 39 挿通孔 40 突起 42 上限リミットスイッチ 43 下限リミットスイッチ 44 穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着されるドリル、タップ、ブラシ、砥
    石等の回転具を回転させる第1の電動モータを内部に備
    えた回転駆動部と、該回転駆動部を進退可能に装着した
    機枠と、前記回転駆動部を前後動する進退駆動手段とを
    有する電動回転加工ユニットにおいて、 前記進退駆動手段は、送りモータとなる第2の電動モー
    タと、該第2の電動モータによって回転駆動されるボー
    ルネジ軸と、該ボールネジ軸に螺着されるボールソケッ
    トと、該ボールソケットと前記回転駆動部とを連結する
    連結部材とを有し、しかも、前記第1の電動モータ、ボ
    ールネジ軸、及び第2の電動モータとを同一軸心上に配
    置したことを特徴とする電動回転加工ユニット。
JP1993021577U 1993-03-31 1993-03-31 電動回転加工ユニット Expired - Lifetime JP2506979Y2 (ja)

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JPH0674281U true JPH0674281U (ja) 1994-10-21
JP2506979Y2 JP2506979Y2 (ja) 1996-08-14

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061549A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Tac Giken Kogyo:Kk サーボモータを用いた電動加工装置
JP2012061548A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Tac Giken Kogyo:Kk エアシリンダを用いた電動加工装置
WO2014015064A1 (en) * 2012-07-18 2014-01-23 AUTOMOTIVE INDUSTRIAL MARKETING CORP., dba AIMCO Inline handle tool with mid-tool cable-exit
JP2017512667A (ja) * 2014-03-20 2017-05-25 アンバロール 工作機械特に穴あけ工作機械

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61191845U (ja) * 1985-05-22 1986-11-29

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