JPH0674154B2 - 耐熱性および/または耐火性繊維材料の製造方法および装置 - Google Patents
耐熱性および/または耐火性繊維材料の製造方法および装置Info
- Publication number
- JPH0674154B2 JPH0674154B2 JP28766685A JP28766685A JPH0674154B2 JP H0674154 B2 JPH0674154 B2 JP H0674154B2 JP 28766685 A JP28766685 A JP 28766685A JP 28766685 A JP28766685 A JP 28766685A JP H0674154 B2 JPH0674154 B2 JP H0674154B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slag
- molten
- cotton
- molten slag
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/14—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture in revolving cylindrical furnaces
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/04—Manufacture of glass fibres or filaments by using centrifugal force, e.g. spinning through radial orifices; Construction of the spinner cups therefor
- C03B37/05—Manufacture of glass fibres or filaments by using centrifugal force, e.g. spinning through radial orifices; Construction of the spinner cups therefor by projecting molten glass on a rotating body having no radial orifices
- C03B37/055—Manufacture of glass fibres or filaments by using centrifugal force, e.g. spinning through radial orifices; Construction of the spinner cups therefor by projecting molten glass on a rotating body having no radial orifices by projecting onto and spinning off the outer surface of the rotating body
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/005—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture of glass-forming waste materials
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B3/00—General features in the manufacture of pig-iron
- C21B3/04—Recovery of by-products, e.g. slag
- C21B3/06—Treatment of liquid slag
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B2400/00—Treatment of slags originating from iron or steel processes
- C21B2400/02—Physical or chemical treatment of slags
- C21B2400/022—Methods of cooling or quenching molten slag
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/50—Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、金属の精製工程から得られた溶融スラグを原
材料として使用し、電気炉内において、耐熱性および/
または耐火性の繊維材料を製造する方法および装置に関
する。
材料として使用し、電気炉内において、耐熱性および/
または耐火性の繊維材料を製造する方法および装置に関
する。
背景技術 一般に使用されている耐熱材料は、鉱滓綿であり、これ
は、最終製品がガラス状の組織と一般に800℃以下の温
度耐性を示すように、ケイ酸塩含有溶融物から急冷によ
って製造される。鉱滓綿は、ケイ酸塩のほかに、酸化カ
ルシウム、酸化アルミニウムおよび酸化マグネシウムを
含有している。ガラスウール及びロックウールは、その
製造技術および特性について相異している。ガラスウー
ルは、温度耐性が600℃以下であり、ロックウールより
も細長い繊維を有し、またガラスウールの比重は例えば
ロックウールの比重の約1/2となることがある。酸性ガ
ラスウールの耐熱性は、繊維の軟化および焼結によって
主に制限されるが、よりアルカリ性のロックウールの場
合には、結晶化傾向によって耐熱性が低下する。ガラス
ウールは、建築業において断熱材及び防音材として使用
されるが、ロックウールは、工業炉及び配管に絶縁材と
して広く用いられている。
は、最終製品がガラス状の組織と一般に800℃以下の温
度耐性を示すように、ケイ酸塩含有溶融物から急冷によ
って製造される。鉱滓綿は、ケイ酸塩のほかに、酸化カ
ルシウム、酸化アルミニウムおよび酸化マグネシウムを
含有している。ガラスウール及びロックウールは、その
製造技術および特性について相異している。ガラスウー
ルは、温度耐性が600℃以下であり、ロックウールより
も細長い繊維を有し、またガラスウールの比重は例えば
ロックウールの比重の約1/2となることがある。酸性ガ
ラスウールの耐熱性は、繊維の軟化および焼結によって
主に制限されるが、よりアルカリ性のロックウールの場
合には、結晶化傾向によって耐熱性が低下する。ガラス
ウールは、建築業において断熱材及び防音材として使用
されるが、ロックウールは、工業炉及び配管に絶縁材と
して広く用いられている。
酸化アルミニウム、ボールおよび酸化ジルコニウムから
製造される耐火セラミック繊維も、高ケイ酸塩含量の繊
維材料である。繊維の直径は数μm、長さは2〜20cmで
ある。またセラミック繊維は、多数の小さな気孔を有
し、これらの気孔は、直径が十分小さければ、熱伝導性
を部分的に低下させる。耐火性セラミック繊維の温度耐
性は、約1200℃まで上昇することができる。これらの繊
維は、例えば種々の熱処理炉の裏張りに使用される。
製造される耐火セラミック繊維も、高ケイ酸塩含量の繊
維材料である。繊維の直径は数μm、長さは2〜20cmで
ある。またセラミック繊維は、多数の小さな気孔を有
し、これらの気孔は、直径が十分小さければ、熱伝導性
を部分的に低下させる。耐火性セラミック繊維の温度耐
性は、約1200℃まで上昇することができる。これらの繊
維は、例えば種々の熱処理炉の裏張りに使用される。
耐熱性及び耐火性の繊維材料は、一般にキュポラ炉にお
いて製造されるが、キュポラ炉の場合には、一般に品質
管理が十分にできないこと、環境問題、主燃料であるコ
ークスの価格の高騰など、いくつかの欠点がある。
いて製造されるが、キュポラ炉の場合には、一般に品質
管理が十分にできないこと、環境問題、主燃料であるコ
ークスの価格の高騰など、いくつかの欠点がある。
また、キュポラ炉の場合には、広い場所を必要とする材
料の長い搬送を避ける一般的傾向のため、生産性も高く
ない。しかし、この場合にも、材料の製造において溶融
期間は比較的短かいため、品質管理が困難となり、最終
製品が不均質になることが多い。
料の長い搬送を避ける一般的傾向のため、生産性も高く
ない。しかし、この場合にも、材料の製造において溶融
期間は比較的短かいため、品質管理が困難となり、最終
製品が不均質になることが多い。
しかし最近の傾向は、鉱滓綿の原材料の溶融において電
気炉を使用することである。電気炉を使用すると、大量
の給送バッチを同時に処理でき、製造工程はより迅速に
なり、製造コストは低減され、品質管理は一層容易にな
る。さらに電気炉内の溶融容積を有利に調節できる。し
かし電気炉自身の使用は、給送材料をバッチ状に溶融す
る事実を除去しないし、良好な最終製品を得るために鉱
滓綿をほぐす操作を連続的に行なうことも必要になる。
気炉を使用することである。電気炉を使用すると、大量
の給送バッチを同時に処理でき、製造工程はより迅速に
なり、製造コストは低減され、品質管理は一層容易にな
る。さらに電気炉内の溶融容積を有利に調節できる。し
かし電気炉自身の使用は、給送材料をバッチ状に溶融す
る事実を除去しないし、良好な最終製品を得るために鉱
滓綿をほぐす操作を連続的に行なうことも必要になる。
鉱滓綿について設定された要件に従って、最終製品に含
まれる非繊維スラグ粒子の量は最小とする必要がある。
さらに、鉱滓綿は、充填操作に破断せずに耐えるだけの
十分な強度と、単位重量当りの適切な絶縁性を得るため
の良好な空圧可撓性とを有しなければならない。さらに
鉱滓綿は柔軟であることが要求され、また使用時に粉末
状でないほどよい。その他の要件は、主に鉱滓綿の実際
の使用に関係したもので、例えば繊維の長さ及び直径、
熱伝導性、耐火性、均質性、ガラス質、比重、化学的耐
性などがある。
まれる非繊維スラグ粒子の量は最小とする必要がある。
さらに、鉱滓綿は、充填操作に破断せずに耐えるだけの
十分な強度と、単位重量当りの適切な絶縁性を得るため
の良好な空圧可撓性とを有しなければならない。さらに
鉱滓綿は柔軟であることが要求され、また使用時に粉末
状でないほどよい。その他の要件は、主に鉱滓綿の実際
の使用に関係したもので、例えば繊維の長さ及び直径、
熱伝導性、耐火性、均質性、ガラス質、比重、化学的耐
性などがある。
目 的 本発明の目的は、従来の技術の欠点を解消し、金属製造
工程から得たスラグを原材料として耐熱性および/また
は耐火性の繊維を有利に製造するための、高信頼性の改
良された製造方法を提供することにある。
工程から得たスラグを原材料として耐熱性および/また
は耐火性の繊維を有利に製造するための、高信頼性の改
良された製造方法を提供することにある。
発明の開示 本発明の目的は特許請求の範囲第1項に示された特徴に
よって達成される。本発明の基本的な新規な特徴は、特
許請求の範囲第2項以下によっても明らかとなる。
よって達成される。本発明の基本的な新規な特徴は、特
許請求の範囲第2項以下によっても明らかとなる。
本発明による製造方法を有利に実現するために、鉱滓綿
の原材料は、工程の性質のため、バッチの工程から取出
され、鉱滓綿の製造に用いられるスラグウール炉本体に
原材料を運びこむ前に、大容量のスラグ流平滑タンクに
運びこまれる。本発明によれば、スラグ流平滑タンク
は、バッチ操作される原材料溶融炉と連続作用鉱滓綿炉
との間において、溶融流を平滑化するように機能する。
そのため鉱滓綿の製造は、大容量および単品当りの低生
産コストを確実にする連続製造工程となる。同時に、最
終製品の品質管理も有利な方法で行なうことができる。
の原材料は、工程の性質のため、バッチの工程から取出
され、鉱滓綿の製造に用いられるスラグウール炉本体に
原材料を運びこむ前に、大容量のスラグ流平滑タンクに
運びこまれる。本発明によれば、スラグ流平滑タンク
は、バッチ操作される原材料溶融炉と連続作用鉱滓綿炉
との間において、溶融流を平滑化するように機能する。
そのため鉱滓綿の製造は、大容量および単品当りの低生
産コストを確実にする連続製造工程となる。同時に、最
終製品の品質管理も有利な方法で行なうことができる。
鉱滓綿原材料中におそらく添加される追加成分の給送
は、特別の製造方法に依存して、スラグ流平滑タンクの
前方又は単に鉱滓綿炉の前方に位置した調整導管に追加
調整成分を注入して行ないうる。合金化は、例えば原材
料溶融炉から本発明のスラグ流平滑タンクへと原材料を
シフトさせるために用いられるラドル中において行うこ
とが望ましい。スラグ流平滑タンクから鉱滓綿炉に流れ
る有利に作りだされた基本的に連続した溶融流に追加成
分を添加してもよい。
は、特別の製造方法に依存して、スラグ流平滑タンクの
前方又は単に鉱滓綿炉の前方に位置した調整導管に追加
調整成分を注入して行ないうる。合金化は、例えば原材
料溶融炉から本発明のスラグ流平滑タンクへと原材料を
シフトさせるために用いられるラドル中において行うこ
とが望ましい。スラグ流平滑タンクから鉱滓綿炉に流れ
る有利に作りだされた基本的に連続した溶融流に追加成
分を添加してもよい。
実施例の説明 次に添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図において、鉱滓綿の原材料は、たて型コンベヤ1
によってひとまず予熱炉2内に運びこまれ、次にスラグ
溶解炉3内に運びこまれる。溶融スラグはラドル4によ
ってスラグ流平滑タンク5中に運びこまれる。スラグ流
平滑タンク5は、スラグ排出口が全工程を通じて同じ場
所にあるように操作され、かくして鉱滓綿炉6への鉱滓
綿材料の基本的に連続した流れが得られる。鉱滓綿の生
産に必要な他の成分も鉱滓綿炉6に導かれる。これらの
成分は、その特定の給送サイロ7から調整導管14を介し
て鉱滓綿炉6中に給送される。これらの成分は、製造す
べき鉱滓綿の組成に依存して、酸化カルシウム、酸化ア
ルミニウム、酸化マグネシウム、ケイ酸塩を生成する酸
化ケイ素、好ましくは酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸
化チタン並びに酸化クロム(III)である。これらの付
加成分によって、各々の鉱滓綿材料にとって適したスラ
グの粘度と繊維のほぐし温度とを選定することが可能と
なる。鉱滓綿炉6からの溶融した鉱滓綿材料は、鉱滓綿
装置8に導かれ、そこでほぐし作用が行なわれる。結果
生成物は、集収室9に回収された後、充填装置10又は他
の後処理装置にて梱包搬送される。
によってひとまず予熱炉2内に運びこまれ、次にスラグ
溶解炉3内に運びこまれる。溶融スラグはラドル4によ
ってスラグ流平滑タンク5中に運びこまれる。スラグ流
平滑タンク5は、スラグ排出口が全工程を通じて同じ場
所にあるように操作され、かくして鉱滓綿炉6への鉱滓
綿材料の基本的に連続した流れが得られる。鉱滓綿の生
産に必要な他の成分も鉱滓綿炉6に導かれる。これらの
成分は、その特定の給送サイロ7から調整導管14を介し
て鉱滓綿炉6中に給送される。これらの成分は、製造す
べき鉱滓綿の組成に依存して、酸化カルシウム、酸化ア
ルミニウム、酸化マグネシウム、ケイ酸塩を生成する酸
化ケイ素、好ましくは酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸
化チタン並びに酸化クロム(III)である。これらの付
加成分によって、各々の鉱滓綿材料にとって適したスラ
グの粘度と繊維のほぐし温度とを選定することが可能と
なる。鉱滓綿炉6からの溶融した鉱滓綿材料は、鉱滓綿
装置8に導かれ、そこでほぐし作用が行なわれる。結果
生成物は、集収室9に回収された後、充填装置10又は他
の後処理装置にて梱包搬送される。
第2図においてスラグ流平滑タンク5は、ピストン11を
介して、シリンダ12に支持されている。このシリンダ12
は液圧シリンダまたは空圧シリンダが好ましい。シリン
ダ12は、スラグ流平滑タンク5の位置を調節するために
用いられ、これによって溶融スラグの排出口13は、位置
についても溶融面に関してもスラグ流平滑タンク5内に
収容されたスラグ量と係りなくほぼ同じ個所に維持され
る。スラグ流平滑タンク5が第2図に示された位置に固
定されているとすると、スラグ流平滑タンク5内に収容
されるスラグ量は例えば溶融バッチに給送する直後にお
いて、相当に増加する。鉱滓綿の製造は基本的に連続操
作によって行なわれるため、スラグ流平滑タンク5内に
収容されるスラグの量は連続的に減少し、溶融面が徐々
に低下する。溶融面をスラグの排出口13と同じレベルに
保つために、排出口13からのスラグ流出による液面の低
下を補うため溶融面が基本的に常に排出口の高さに保た
れるような速度で、スラグ流平滑タンク5をシリンダ12
により直立位置の方向に排出口を通る水平軸の周囲を傾
斜回動させる。新しい溶融スラグのバッチをスラグ流平
滑タンク5内に給送する際に、シリンダ12によって給送
速度に従って第2図に示す位置までスラグ流平滑タンク
5を下降させる。これによりスラグの排出口13は溶融面
に対して常に有利な一定の位置に保たれるので、一様な
連続した溶融流が実現される。
介して、シリンダ12に支持されている。このシリンダ12
は液圧シリンダまたは空圧シリンダが好ましい。シリン
ダ12は、スラグ流平滑タンク5の位置を調節するために
用いられ、これによって溶融スラグの排出口13は、位置
についても溶融面に関してもスラグ流平滑タンク5内に
収容されたスラグ量と係りなくほぼ同じ個所に維持され
る。スラグ流平滑タンク5が第2図に示された位置に固
定されているとすると、スラグ流平滑タンク5内に収容
されるスラグ量は例えば溶融バッチに給送する直後にお
いて、相当に増加する。鉱滓綿の製造は基本的に連続操
作によって行なわれるため、スラグ流平滑タンク5内に
収容されるスラグの量は連続的に減少し、溶融面が徐々
に低下する。溶融面をスラグの排出口13と同じレベルに
保つために、排出口13からのスラグ流出による液面の低
下を補うため溶融面が基本的に常に排出口の高さに保た
れるような速度で、スラグ流平滑タンク5をシリンダ12
により直立位置の方向に排出口を通る水平軸の周囲を傾
斜回動させる。新しい溶融スラグのバッチをスラグ流平
滑タンク5内に給送する際に、シリンダ12によって給送
速度に従って第2図に示す位置までスラグ流平滑タンク
5を下降させる。これによりスラグの排出口13は溶融面
に対して常に有利な一定の位置に保たれるので、一様な
連続した溶融流が実現される。
鉱滓綿の製造に、本発明の製造方法を利用したことによ
り、本質的に大きな容量が得られると共に、スラグ流平
滑タンク5内の溶融面の高さは、有利な熱伝達を実現す
るために、可及的に低い位置に、本質的に所定の標準レ
ベルに保つことができる。従って、鉱滓綿炉6内の溶融
面を基本的に所定の標準レベルに保つことも可能とな
る。さらに、スラグ流平滑タンク5内に傾斜底を設け
て、従来に比べて一層容易にかつ実用的にスラグ流平滑
タンク5をからにすることができる。さらに、第2図に
示した実施例によれば、ライニングの一部分のみが溶融
面と直接接触するので、スラグ流平滑タンク5のいろい
ろの部分に異なったライニングを適用することができ
る。シリンダによってスラグ流平滑タンク5の位置をシ
フトさせ、排出口の両側に2つの異なった下方位置がス
ラグ流平滑タンク5について使用されるようにしてもよ
く、この場合はスラグ流平滑タンク5のライニングは基
本的に全面に亘り同一となり、このように炉の位置をシ
フトさせる変形によって、ライニングの摩耗が減少す
る。
り、本質的に大きな容量が得られると共に、スラグ流平
滑タンク5内の溶融面の高さは、有利な熱伝達を実現す
るために、可及的に低い位置に、本質的に所定の標準レ
ベルに保つことができる。従って、鉱滓綿炉6内の溶融
面を基本的に所定の標準レベルに保つことも可能とな
る。さらに、スラグ流平滑タンク5内に傾斜底を設け
て、従来に比べて一層容易にかつ実用的にスラグ流平滑
タンク5をからにすることができる。さらに、第2図に
示した実施例によれば、ライニングの一部分のみが溶融
面と直接接触するので、スラグ流平滑タンク5のいろい
ろの部分に異なったライニングを適用することができ
る。シリンダによってスラグ流平滑タンク5の位置をシ
フトさせ、排出口の両側に2つの異なった下方位置がス
ラグ流平滑タンク5について使用されるようにしてもよ
く、この場合はスラグ流平滑タンク5のライニングは基
本的に全面に亘り同一となり、このように炉の位置をシ
フトさせる変形によって、ライニングの摩耗が減少す
る。
本発明の好ましい実施例について以上に説明したが、一
例として、原材料の製造に際して必要となる機器設備に
関して所属する機器の位置及び量を変え得ることは明ら
かである。さらに、製造工程の理想的な条件をつくりだ
すために、機器に所属する装置の形状も変更することが
できる。
例として、原材料の製造に際して必要となる機器設備に
関して所属する機器の位置及び量を変え得ることは明ら
かである。さらに、製造工程の理想的な条件をつくりだ
すために、機器に所属する装置の形状も変更することが
できる。
第1図は、本発明の好ましい実施例を示す概略構成図、 第2図は、第1図の実施例のスラグ流平滑タンクのII−
II線一部断面正面図である。 主要部分の符号の説明 3……スラグ溶融炉 5……スラグ流平滑タンク 6……鉱滓綿炉 8……鉱滓綿装置 9……集収室 12……シリンダ
II線一部断面正面図である。 主要部分の符号の説明 3……スラグ溶融炉 5……スラグ流平滑タンク 6……鉱滓綿炉 8……鉱滓綿装置 9……集収室 12……シリンダ
Claims (2)
- 【請求項1】金属生産工程において産出する溶融スラグ
から、耐熱性および/または耐火性繊維材料を連続製造
する連続製造方法において、スラグ溶解炉においてスラ
グを溶融し、該スラグ溶解炉から、一端に排出口があ
り、他端を一組のピストンおよびシリンダで支持される
大容量のスラグ流平滑タンクに、溶融スラグを不規則に
給送し、該排出口からのスラグ流が一定にかつ継続する
よう、該スラグ流平滑タンクの溶融スラグの自由面を排
出口に対し一定レベルに維持するため、該排出口を通る
水平軸に対する該スラグ流平滑タンクの傾斜角を一組の
ピストンおよびシリンダで変更することによって、調整
導管を介して溶融スラグを該スラグ流平滑タンクから鉱
滓綿炉へ給送し、該鉱滓綿路に給送される溶融スラグ
に、該調整導管の中間に接続した給送サイロから、排出
される溶融スラグの化学的成分を調整する調整成分を追
加して溶融スラグ成分を調整し、化学的に調整した溶融
スラグを該鉱滓綿炉において再加熱し、化学的に調整し
再加熱した溶融スラグを鉱滓綿装置で繊維化し、繊維化
して得た鉱滓綿を収集室で収集し、収集した鉱滓綿を梱
包することを特徴とする耐熱性および/または耐火性繊
維材料の連続製造方法。 - 【請求項2】金属生産工程において産出する溶融スラグ
から、耐熱性および/または耐火性繊維材料を連続製造
する連続製造装置において、スラグを溶融するスラグ溶
解炉と、一端に排出口があり、他端を一組のピストンお
よびシリンダで支持される大容量のスラグ流平滑タンク
を有し、該スラグ流平滑タンクの傾斜角は該排出口を通
る水平軸を軸に調整され、その傾斜角の調整は前記一組
のピストンおよびシリンダにより、該排出口からの溶融
スラグ流が一定かつ継続するよう、該スラグ流平滑タン
クの溶融スラグの自由面が該排出口に対し一定レベルに
維持されるスラグ流平滑タンクと、該排出口に接続し該
スラグ流平滑タンクの溶融スラグを下方へ排出する調整
導管で、その中間に、排出される溶融スラグの化学的成
分を調整する調整成分を追加する複数の給送サイロが接
続している調整導管と、該調整導管に接続し、該調整導
管から受けた化学的に調整済溶融スラグを再加熱する鉱
滓綿炉と、鉱滓綿炉に接続し溶融スラグを繊維化する鉱
滓綿装置と、鉱滓綿装置に接続し、繊維化して得た鉱滓
綿を収集する収集室と、収集室に接続し、鉱滓綿を梱包
する充填装置を有することを特徴とする耐熱性および/
または耐火性繊維材料の連続製造装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI845113 | 1984-12-21 | ||
FI845113A FI72502C (fi) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | Saett och anordning foer framstaellning av vaermebestaendigt och/eller eldbestaendigt fibermaterial. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61158837A JPS61158837A (ja) | 1986-07-18 |
JPH0674154B2 true JPH0674154B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=8520104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28766685A Expired - Lifetime JPH0674154B2 (ja) | 1984-12-21 | 1985-12-21 | 耐熱性および/または耐火性繊維材料の製造方法および装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4650510A (ja) |
JP (1) | JPH0674154B2 (ja) |
CN (1) | CN85108691B (ja) |
CA (1) | CA1268947A (ja) |
DE (1) | DE3543987A1 (ja) |
FI (1) | FI72502C (ja) |
FR (1) | FR2575150B1 (ja) |
NO (1) | NO162418C (ja) |
SE (1) | SE462967B (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5066325A (en) * | 1987-08-31 | 1991-11-19 | Northern States Power Company | Cogeneration process for production of energy and iron materials, including steel |
FI80667C (sv) * | 1988-09-02 | 1990-07-10 | Partek Ab | Förfarande och anordning för tillverkning av mineralull |
US4969940A (en) * | 1990-01-05 | 1990-11-13 | Schwarb Charles H | Apparatus and method for making mineral wool from coal-ash |
AU652795B2 (en) * | 1991-01-18 | 1994-09-08 | Isover Saint-Gobain | Process and device for obtaining mineral fibres |
FR2671792B1 (fr) * | 1991-01-18 | 1994-05-13 | Isover Saint Gobain | Procede et dispositif d'obtention de fibres minerales. |
BE1005411A6 (fr) * | 1991-10-09 | 1993-07-20 | Cockerill Sambre Sa | Procede pour conditionner la composition des scories. |
EP2767597B1 (en) | 2012-06-27 | 2016-11-02 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Method of reduction processing of steel-making slag |
JP5970354B2 (ja) * | 2012-11-27 | 2016-08-17 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 溶融スラグの還元処理装置 |
CN103641299B (zh) * | 2013-12-06 | 2016-04-06 | 江苏大学 | 碱性精炼渣用于生产矿渣棉的调渣方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE8387C (de) * | R. M. ATWATER in Millville und J. WHITALL in Philadelphia (Verein. St. N. Amerika) | Neuerungen an Glasöfen und in der Glasbereitung | ||
FR452578A (fr) * | 1912-03-09 | 1913-05-19 | Joseph Lambot | Four basculant pour la fusion du verre et des métaux |
US2079111A (en) * | 1931-12-15 | 1937-05-04 | Brosius | Apparatus for treating molten materials |
US3332758A (en) * | 1963-06-21 | 1967-07-25 | Miles S Firnhaber | Apparatus for manufacturing glass fibers |
US3573017A (en) * | 1968-11-04 | 1971-03-30 | Owens Corning Fiberglass Corp | Method and apparatus for melting and supplying heat-softenable materials in a process |
US3567413A (en) * | 1969-04-07 | 1971-03-02 | Colvilles Ltd | Method for the disposal of molten slag |
JPS5184929A (en) * | 1975-01-20 | 1976-07-24 | Asahi Komen Kk | Rotsukuuruno seizohoho |
SU707690A1 (ru) * | 1977-04-06 | 1980-01-05 | Предприятие П/Я В-8173 | Устройство дл автоматического поддержани посто нного расхода металла из промежуточной емкости установки непрерывного лить металла |
FR2401999A1 (fr) * | 1977-09-02 | 1979-03-30 | Gagneraud Francis | Dispositif pour ameliorer l'expansion des laitiers et scories metallurgiques avant leur granulation |
US4350326A (en) * | 1981-02-02 | 1982-09-21 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Apparatus for heat recovery from molten slag |
JPS5834565A (ja) * | 1981-08-24 | 1983-03-01 | Toshiba Battery Co Ltd | 二価酸化銀電池の製造法 |
-
1984
- 1984-12-21 FI FI845113A patent/FI72502C/fi not_active IP Right Cessation
-
1985
- 1985-12-02 US US06/803,956 patent/US4650510A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-12-12 DE DE19853543987 patent/DE3543987A1/de active Granted
- 1985-12-12 NO NO854995A patent/NO162418C/no unknown
- 1985-12-13 CA CA000497679A patent/CA1268947A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-12-13 SE SE8505924A patent/SE462967B/sv unknown
- 1985-12-20 FR FR8518930A patent/FR2575150B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1985-12-20 CN CN85108691A patent/CN85108691B/zh not_active Expired
- 1985-12-21 JP JP28766685A patent/JPH0674154B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN85108691B (zh) | 1988-08-24 |
US4650510A (en) | 1987-03-17 |
NO162418C (no) | 1990-01-03 |
SE8505924D0 (sv) | 1985-12-13 |
FI72502C (fi) | 1987-06-08 |
NO854995L (no) | 1986-06-23 |
SE8505924L (sv) | 1986-06-22 |
FR2575150B1 (fr) | 1990-07-20 |
CA1268947A (en) | 1990-05-15 |
DE3543987C2 (ja) | 1990-12-20 |
FR2575150A1 (fr) | 1986-06-27 |
JPS61158837A (ja) | 1986-07-18 |
NO162418B (no) | 1989-09-18 |
FI845113A0 (fi) | 1984-12-21 |
SE462967B (sv) | 1990-09-24 |
CN85108691A (zh) | 1986-06-10 |
FI845113L (fi) | 1986-06-22 |
DE3543987A1 (de) | 1986-07-03 |
FI72502B (fi) | 1987-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4365984A (en) | Mineral wool and process for producing same | |
US6647747B1 (en) | Multifunctional apparatus for manufacturing mineral basalt fibers | |
US2593197A (en) | Inclined melter furnace and method of melting glass | |
US5364432A (en) | Method for producing a composite glass body with drawing of concentric melts | |
NO316921B1 (no) | Anordning for fremstilling av mineralull | |
HUT60982A (en) | Process and equipment for producing mineral cotton | |
EP4038026B1 (en) | Stilling vessel for submerged combustion melter | |
CN1120332A (zh) | 用废玻璃制造纤维的方法和装置 | |
JPH0674154B2 (ja) | 耐熱性および/または耐火性繊維材料の製造方法および装置 | |
US3350213A (en) | Method of and apparatus for glass making | |
US3408213A (en) | Glass fiber compositions | |
EP2090550A1 (en) | Method of making a glass product | |
US4146375A (en) | Method for the continuous production of glass fiber strand | |
CN108455866A (zh) | 一种制备岩棉的设备及其制备方法 | |
WO2005009911A2 (en) | Apparatus and process for production of mineral or glass fibres. | |
US2223047A (en) | Method of making mineral wool | |
US2636723A (en) | High-temperature melting apparatus | |
US3265483A (en) | Fiber forming apparatus | |
EP1061053A1 (en) | Rock wool using as raw material granulated municipal waste incineration ash and production method thereof | |
US2686821A (en) | Apparatus for melting and fiberizing refractory materials | |
US3690135A (en) | Die pad for extruding hot metals | |
EP4097057B1 (en) | Method for making man-made vitreous fibres | |
US2687599A (en) | Apparatus for melting glass | |
CN1609024A (zh) | 玄武岩短纤维制造方法与设备 | |
KR890000726B1 (ko) | 유리섬유 조성물 |