JPH0674091U - 電源系統連系システムの保護装置 - Google Patents

電源系統連系システムの保護装置

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JPH0674091U
JPH0674091U JP1162693U JP1162693U JPH0674091U JP H0674091 U JPH0674091 U JP H0674091U JP 1162693 U JP1162693 U JP 1162693U JP 1162693 U JP1162693 U JP 1162693U JP H0674091 U JPH0674091 U JP H0674091U
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JP1162693U
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Inventor
満 松川
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単相インバータの出力電流の不均衡により発
生する零相電流を確実に検出し、単相インバータの過負
荷運転を未然に防止することにある。 【構成】 小容量電源である太陽電池アレイ(11)の発
電直流電力を三台の単相インバータ(14a)〜(14c)で
それぞれ交流変換し、連系トランス(13)により三相電
力系統(12a)〜(12c)と結合させた電源系統連系シス
テムにおいて、各単相インバータ(14a)〜(14c)の出
力段を一括して挿通させた変流器(15)を設け、その変
流器(15)により測定された零相電流I0の大きさから
単相インバータ(14a)〜(14c)の出力アンバランス状
態を検知し、その検知出力に基づいて単相インバータ
(14a)〜(14c)に停止信号Sを送出する検出回路(1
6)を具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電源系統連系システムの保護装置に関し、詳しくは、太陽電池アレイ などの小容量電源の発電直流電力を三台の単相インバータでそれぞれ交流変換し 、連系トランスにより三相電力系統と結合させた電源系統連系システムにおいて 、単相インバータの出力アンバランス状態に起因するシステム故障を未然に防止 する保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、クリーンな新エネルギー源として太陽光発電システムが利用されつつあ り、その利用法としても様々な形態がある。その一つとして、小容量電源である 太陽電池アレイと電力会社からの電力系統とを結合させた電源系統連系システム がある。
【0003】 この電源系統連系システムの一例を図3に示して説明する。
【0004】 電源系統連系システムは、同図に示すように太陽電池セルの集合体からなる小 容量電源の太陽電池アレイ(1)と、電力会社からの三相電力系統(2a)〜(2c )とを連系トランス(3)を介して結合する三台の単相インバータ(4a)〜(4c )を具備し、この単相インバータ(4a)〜(4c)により、太陽電池アレイ(1) の発電直流電力を交流変換した上で、負荷〔図示せず〕に供給するような構成と なっている。
【0005】 上記構成を有する電源系統連系システムでは、電力系統(2a)〜(2c)が三相 であるため、三台の単相インバータ(4a)〜(4c)に三相の線間電圧と対応する 電圧を発生させることにより、実質上、三相インバータとしての機能を発揮させ るようにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した電源系統連系システムでは、各単相インバータ(4a)〜( 4c)により太陽電池アレイ(1)からの電力を1/3ずつ均等に電力系統(2a) 〜(2c)へ送電していれば、各相での零相電流が発生せずに問題はない。
【0007】 しかしながら、各単相インバータ(4a)〜(4c)は、太陽電池アレイ(1)に それぞれ独立して接続されているため、スイッチング等による制御アンバランス などが存在し、それら制御アンバランス等を原因として、各単相インバータ(4a )〜(4c)の出力電流が不均衡となる場合があり、この場合、零相電流が発生し て単相インバータ(4a)〜(4c)に流れることになる。
【0008】 ここで、太陽光発電システムでは日射量に応じてその発電量が変化するため、 三台の単相インバータ(4a)〜(4c)の総合出力もそれに合わせて等しくする必 要がある。上述したように単相インバータ(4a)〜(4c)に零相電流が流れると 、その零相電流の位相によっては、例えば、一台の単相インバータ(4b)が定格 運転していても、他の二台の単相インバータ(4a)(4c)が過負荷運転する状態 に到る。このように単相インバータ(4a)(4c)の過負荷運転が発生すると、そ の単相インバータ(4a)(4c)が故障し、破壊する虞がある。
【0009】 そこで、本考案は上記問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするとこ ろは、単相インバータの出力電流の不均衡により発生する零相電流を確実に検出 し、単相インバータの過負荷運転を未然に防止する電源系統連系システムの保護 装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための技術的手段として、本考案は、小容量電源の発電直 流電力を三台の単相インバータでそれぞれ交流変換し、連系トランスにより三相 電力系統と結合させた電源系統連系システムにおいて、各単相インバータの出力 段を一括して挿通させた変流器を設け、その変流器により測定された零相電流の 大きさから単相インバータの出力アンバランス状態を検知し、その検知出力に基 づいて単相インバータに停止信号を送出する検出回路を具備したことを特徴とす る。
【0011】
【作用】
本考案に係る電源系統連系システムの保護装置では、変流器により測定された 零相電流に基づいて単相インバータの出力アンバランス状態を検出回路で検知し 、その検出回路から単相インバータに停止信号を送出して、その単相インバータ を速やかに停止させる。これにより、何らかの原因により単相インバータの出力 電流が不均衡となった場合であっても、その単相インバータを過負荷運転させる ことなく、システムの安全性が確保できる。
【0012】
【実施例】
本考案に係る電源系統連系システムの保護装置の実施例を図1及び図2に示し て説明する。
【0013】 電源系統連系システムは、図1に示すように太陽電池セルの集合体からなる小 容量電源の太陽電池アレイ(11)と、電力会社からの三相の電力系統(12a)〜 (12c)とを連系トランス(13)を介して結合する三台の単相インバータ(14a) 〜(14c)を具備し、この単相インバータ(14a)〜(14c)により、太陽電池ア レイ(11)の発電直流電力を交流変換した上で、負荷〔図示せず〕に供給するよ うな構成とする。
【0014】 本考案の特徴は、上記電源系統連系システムにおいて、単相インバータ(14a )〜(14c)の出力段を一括して挿通させた変流器(15)を設けて、その変流器 (15)により測定された零相電流I0の大きさから、単相インバータ(14a)〜( 14c)の出力アンバランス状態を検知し、その検知出力に基づいて単相インバー タ(14a)〜(14c)に停止信号Sを送出する検出回路(16)を具備した保護装置 を有することにある。
【0015】 上記検出回路(16)は、具体的に、変流器(15)で測定された零相電流I0を 、予め設定された判定基準値と比較し、その比較結果に基づいて停止信号Sを送 出するか否かを判定するもので、例えば、図2に示すように変流器(15)で測定 された零相電流I0の実効値を直流電圧に変換するか、又は、その零相電流I0を 整流させてそのピーク値を検出する変換回路(17)と、変換回路(17)の出力と 上記判定基準値とを比較するコンパレータ回路(18)と、そのコンパレータ回路 (18)の出力を保持するラッチ回路(19)とで内部構成される。
【0016】 この電源系統連系システムでは、各単相インバータ(14a)〜(14c)において 、スイッチング等による制御アンバランスなどが原因となって、各単相インバー タ(14a)〜(14c)の出力電流が不均衡となった場合、単相インバータ(14a) 〜(14c)に零相電流I0が発生する。この発生した零相電流I0を変流器(15) で測定し、その測定された零相電流I0に基づいて、単相インバータ(14a)〜( 14c)の出力アンバランス状態を検出回路(16)で検知する。この検出回路(16 )では、上記零相電流値と判定基準値とを比較し、零相電流値が判定基準値より も大きいと、単相インバータ(14a)〜(14c)に停止信号Sを送出してシステム を停止させる。
【0017】 具体的に、検出回路(16)での判定レベルの設定は次の通りである。例えば、 単相インバータ(14a)〜(14c)の定格運転中、その単相インバータ(14a)〜 (14c)の出力アンバランス、即ち、出力電流のばらつきが10%の不均衡とな った場合を正常運転の限界とし、それ以上で判定基準値を設定すればよい。図2 に示す検出回路(16)で実効値検出を行なう場合、各単相インバータ(14a)〜 (14c)の出力電流をそれぞれIa、Ib、Icとすると、出力電流Ia、Ib、Ic における10%のばらつきによる不均衡状態が、 Ia=1.1Asin(ω−2/3π) Ib=0.9Asinω Ic=1.1Asin(ω+2/3π) とした場合〔Aは定格〕、正常運転の限界時、零相電流をI0とすると、 I0=Ia+Ib+Ic=−0.4Asinω
【0018】 となる零相電流I0が流れ、単相インバータ(14a)〜(14c)に定格運転時の定 格の40%もの零相電流I0が流れることになる。この零相電流I0は、連系トラ ンス(13)の系統側Δ〔デルタ〕巻線を還流することとなり、定格出力時にこの 還流電流分だけ過剰な電流がΔ巻線に流れる。これによる巻線の過熱が発生する 。従って、この場合、零相電流40%以上、例えば、50%を判定レベルとして 設定し、零相電流I0が50%の判定レベルより大きくなれば、単相インバータ (14a)〜(14c)に停止信号Sを送出してシステムを停止させる。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る保護装置によれば、何らかの原因により単相インバータの出力電 流が不均衡となった場合であっても、単相インバータに発生する零相電流を確実 に検出でき、その単相インバータの過負荷運転を未然に防止することが実現容易 となり、インバータの故障や破壊を最小限に抑制できる安全性に富んだ電源系統 連系システムを提供できてその実用的価値は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電源系統連系システムの保護装置
の一実施例を示す回路ブロック図
【図2】図1の保護装置の検出回路の一例を示す内部回
路ブロック図
【図3】電源系統連系システムである太陽光発電システ
ムの概略構成を示す回路ブロック図
【符号の説明】
11 小容量電源〔太陽電池アレイ〕 12a〜12c 三相電力系統 13 連系トランス 14a〜14c 単相インバータ 15 変流器 16 検出回路 I0 零相電流 S 停止信号
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02H 7/122 Z 9177−5G H02J 3/38 R 7509−5G

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小容量電源の発電直流電力を三台の単相
    インバータでそれぞれ交流変換し、連系トランスにより
    三相電力系統と結合させた電源系統連系システムにおい
    て、各単相インバータの出力段を一括して挿通させた変
    流器を設け、その変流器により測定された零相電流の大
    きさから単相インバータの出力アンバランス状態を検知
    し、その検知出力に基づいて単相インバータに停止信号
    を送出する検出回路を具備したことを特徴とする電源系
    統連系システムの保護装置。
JP1162693U 1993-03-17 1993-03-17 電源系統連系システムの保護装置 Withdrawn JPH0674091U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010226843A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Honda Motor Co Ltd 単相−n相変換装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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