JPH067398B2 - エンコ−ダ電源供給装置 - Google Patents
エンコ−ダ電源供給装置Info
- Publication number
- JPH067398B2 JPH067398B2 JP60110433A JP11043385A JPH067398B2 JP H067398 B2 JPH067398 B2 JP H067398B2 JP 60110433 A JP60110433 A JP 60110433A JP 11043385 A JP11043385 A JP 11043385A JP H067398 B2 JPH067398 B2 JP H067398B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- encoder
- voltage
- power supply
- circuit
- controller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はエンコーダとエンコーダ電源供給回路とを有す
るエンコーダ電源供給装置に係り、特にエンコーダとエ
ンコーダ電源供給回路とを離れて使用するエンコーダ電
源供給装置に関するものである。
るエンコーダ電源供給装置に係り、特にエンコーダとエ
ンコーダ電源供給回路とを離れて使用するエンコーダ電
源供給装置に関するものである。
近年、半導体装置の発達と共に回転電機の速度制御が盛
んに行われるようになってきた。特に誘導電動機を直流
機なみに制御できるベクトル制御や磁石回転子を有する
直流ブラシレス電動機の制御が広く行われている。これ
らの速度制御には回転機の実際の速度あるいは位置(回
転角度)を検出するエンコーダが必要である。(特開昭
54−104517号) エンコーダは回転機に取り付けられ、回転軸に固定した
符号板と、この符号板の符号を検出する検出部とから成
る。
んに行われるようになってきた。特に誘導電動機を直流
機なみに制御できるベクトル制御や磁石回転子を有する
直流ブラシレス電動機の制御が広く行われている。これ
らの速度制御には回転機の実際の速度あるいは位置(回
転角度)を検出するエンコーダが必要である。(特開昭
54−104517号) エンコーダは回転機に取り付けられ、回転軸に固定した
符号板と、この符号板の符号を検出する検出部とから成
る。
コントローラはエンコーダへ電源を供給すると共に、エ
ンコーダからの検出信号を受け、指令信号と比較し、回
転機を速度制御する。
ンコーダからの検出信号を受け、指令信号と比較し、回
転機を速度制御する。
ところで、回転機とコントローラとが比較的離れて使用
される場合がある。このような場合、エンコーダとコン
トローラを結ぶ接続線が長くなり、この接続線の抵抗に
よる電圧降下も大きくなる。つまり、電圧降下は接続線
に流れる電流と接続線の抵抗との積で決まる。このため
接続線は長さが長くなると抵抗も増加し、電圧降下が大
きくなる。
される場合がある。このような場合、エンコーダとコン
トローラを結ぶ接続線が長くなり、この接続線の抵抗に
よる電圧降下も大きくなる。つまり、電圧降下は接続線
に流れる電流と接続線の抵抗との積で決まる。このため
接続線は長さが長くなると抵抗も増加し、電圧降下が大
きくなる。
エンコーダは所望する端子電圧より印加される電圧が低
いと、検出精度が低下すると共に、コントローラへ送信
する信号レベルも低下する。
いと、検出精度が低下すると共に、コントローラへ送信
する信号レベルも低下する。
したがって、コントローラは正確な信号を受信できず、
結局回転機の正確な制御ができない恐れがあった。そこ
で、従来エンコーダとコントローラとが離れて用いる場
合、これらを結ぶ接続線の太さを増して電圧降下分を低
減したり、あるいは接続線の長さに基き、抵抗を算出
し、電圧降下分を求めて、その分コントローラの供給電
圧を加算してエンコーダへ供給していた。しかしなが
ら、前者は接続線の価格高となる欠点があり、また、後
者は電圧降下分を算出するのが面倒であった。
結局回転機の正確な制御ができない恐れがあった。そこ
で、従来エンコーダとコントローラとが離れて用いる場
合、これらを結ぶ接続線の太さを増して電圧降下分を低
減したり、あるいは接続線の長さに基き、抵抗を算出
し、電圧降下分を求めて、その分コントローラの供給電
圧を加算してエンコーダへ供給していた。しかしなが
ら、前者は接続線の価格高となる欠点があり、また、後
者は電圧降下分を算出するのが面倒であった。
本発明は上記欠点に鑑みエンコーダに、このエンコーダ
の所望する電圧を簡単に印加できるエンコーダ電源供給
回路を有するエンコーダ電源供給装置を提供することに
ある。
の所望する電圧を簡単に印加できるエンコーダ電源供給
回路を有するエンコーダ電源供給装置を提供することに
ある。
本発明の特徴は、エンコーダ電源供給回路と、このエン
コーダ電源供給回路から電源を受けて回転軸の速度また
は位置を検出するエンコーダとからなるエンコーダ電源
供給装置において、エンコーダからエンコーダ電源供給
回路を有するコントローラへエンコーダの端子電圧をフ
ィードバックする電圧信号線を設け、この電圧信号線の
信号に基き、エンコーダ電源供給回路の出力電圧をエン
コーダの端子電圧が所望する値となるように制御するこ
とにある。
コーダ電源供給回路から電源を受けて回転軸の速度また
は位置を検出するエンコーダとからなるエンコーダ電源
供給装置において、エンコーダからエンコーダ電源供給
回路を有するコントローラへエンコーダの端子電圧をフ
ィードバックする電圧信号線を設け、この電圧信号線の
信号に基き、エンコーダ電源供給回路の出力電圧をエン
コーダの端子電圧が所望する値となるように制御するこ
とにある。
したがって、エンコーダとコントローラとが比較的離れ
て位置してもコントローラからエンコーダへ電源を供給
する接続線の電圧降下分を容易に補償でき、エンコーダ
の所望する電圧をエンコーダへ印加することができる。
て位置してもコントローラからエンコーダへ電源を供給
する接続線の電圧降下分を容易に補償でき、エンコーダ
の所望する電圧をエンコーダへ印加することができる。
以下、本発明の一実施例を第1図および第4図に基き説
明する。第1図はエンコーダ電源供給装置の概略構成図
である。ここで1はコントローラ、2はエンコーダ、3
はエンコーダ2が取り付けられたモータ、4はコントロ
ーラ1とエンコーダ2とを接続するエンコーダケーブ
ル、5はコントローラ1からモータ3へ給電する主ケー
ブルである。
明する。第1図はエンコーダ電源供給装置の概略構成図
である。ここで1はコントローラ、2はエンコーダ、3
はエンコーダ2が取り付けられたモータ、4はコントロ
ーラ1とエンコーダ2とを接続するエンコーダケーブ
ル、5はコントローラ1からモータ3へ給電する主ケー
ブルである。
第2図はコントローラ1とエンコーダ2とを更に詳しく
説明する概要図である。コントローラ1はエンコーダ電
源供給回路6と、エンコーダ2の検出信号を受信するレ
シーバ回路7と、このレシーバ回路7の信号に基きモー
タ3を可変速制御する図示を省略したモータ駆動回路を
有している。エンコーダ2はモータ3の回転軸に固定し
た図示しない符号板と、この符号板の符号を検出する信
号発生回路8と、信号発生回路8の信号を受けコントロ
ーラ1へ送るドライバー回路9とからなる。
説明する概要図である。コントローラ1はエンコーダ電
源供給回路6と、エンコーダ2の検出信号を受信するレ
シーバ回路7と、このレシーバ回路7の信号に基きモー
タ3を可変速制御する図示を省略したモータ駆動回路を
有している。エンコーダ2はモータ3の回転軸に固定し
た図示しない符号板と、この符号板の符号を検出する信
号発生回路8と、信号発生回路8の信号を受けコントロ
ーラ1へ送るドライバー回路9とからなる。
エンコーダケーブル4はエンコーダ電源供給回路6から
エンコーダ2の信号発生回路8およびドライバー回路9
へ電源を供給する電源供給線40と、ドライバー回路9
からレシーバ回路7へ信号を送る符号信号線41とを有
する。なお、電源供給線40および符号信号線41に示
す矢印は信号の方向を示すものであり、電流の方向を示
すものではない。
エンコーダ2の信号発生回路8およびドライバー回路9
へ電源を供給する電源供給線40と、ドライバー回路9
からレシーバ回路7へ信号を送る符号信号線41とを有
する。なお、電源供給線40および符号信号線41に示
す矢印は信号の方向を示すものであり、電流の方向を示
すものではない。
さらに、第3図に基き詳しく説明する。エンコーダ電源
供給回路6は交流電源を直流へ変換する整流回路10
と、平滑コンデンサC1と電圧調整手段Rとからなる。
電圧調整手段Rにおいて、11はスイッチングレギュレ
ータ用IC,C2,C3,C4はコンデンサ、R1,R
2,R3,R4,R5,R6,R7,R8,R9は抵
抗、VR1は可変抵抗、D1は一方向性素子、Q1,Q
2は自己消己形素子例えばトランジスタ、L1はインダ
クタンスである。
供給回路6は交流電源を直流へ変換する整流回路10
と、平滑コンデンサC1と電圧調整手段Rとからなる。
電圧調整手段Rにおいて、11はスイッチングレギュレ
ータ用IC,C2,C3,C4はコンデンサ、R1,R
2,R3,R4,R5,R6,R7,R8,R9は抵
抗、VR1は可変抵抗、D1は一方向性素子、Q1,Q
2は自己消己形素子例えばトランジスタ、L1はインダ
クタンスである。
つぎに、エンコーダ電源供給回路6の動作を説明する。
整流回路10で整流された直流電圧は平滑コンデンサC
1で平滑されて、IC11のVcc端子とGND端子に印
加される。IC11の出力はVref端子から出力さ
れ、可変抵抗VR1,抵抗R3,抵抗R4で電圧が按分
される。
整流回路10で整流された直流電圧は平滑コンデンサC
1で平滑されて、IC11のVcc端子とGND端子に印
加される。IC11の出力はVref端子から出力さ
れ、可変抵抗VR1,抵抗R3,抵抗R4で電圧が按分
される。
抵抗R3と抵抗R4の間とN,INV端子とは接続され
る。エンコーダ電源供給回路6の出力電圧は抵抗R5と
抵抗R6で按分され、INV端子へ入力される。
る。エンコーダ電源供給回路6の出力電圧は抵抗R5と
抵抗R6で按分され、INV端子へ入力される。
一方、抵抗R1とコンデンサC3とは並列に接続され発
振回路を形成しており、基準波を発生する。この基準波
は前述したINV端子の電圧と、N,INV端子の電圧
との減算された値と比較されトランジスタQ1,Q2を
オン,オフ制御する。この制御を第4図に示し説明す
る。横軸に時間t、立て軸に電圧Eを示す。ここで基準
波をW,INV端子とN,INV端子との電圧差をVと
するとき、この電圧差Vより基準波Wの値が低い範囲P
−P間でトランジスタQ1,Q2をオンするように制御
する。いま、コントローラ1とエンコーダ2とが離れて
位置しており、電源供給線40の電圧降下が大きい場
合、可変抵抗VR1を調整することにより、電圧差Vを
電圧差V0に下げてエンコーダ電源供給回路6の出力電
圧を高めることができる。したがって、エンコーダ信号
発生器8およびドライバー回路9へこれらの所望する電
圧を印加することができる。
振回路を形成しており、基準波を発生する。この基準波
は前述したINV端子の電圧と、N,INV端子の電圧
との減算された値と比較されトランジスタQ1,Q2を
オン,オフ制御する。この制御を第4図に示し説明す
る。横軸に時間t、立て軸に電圧Eを示す。ここで基準
波をW,INV端子とN,INV端子との電圧差をVと
するとき、この電圧差Vより基準波Wの値が低い範囲P
−P間でトランジスタQ1,Q2をオンするように制御
する。いま、コントローラ1とエンコーダ2とが離れて
位置しており、電源供給線40の電圧降下が大きい場
合、可変抵抗VR1を調整することにより、電圧差Vを
電圧差V0に下げてエンコーダ電源供給回路6の出力電
圧を高めることができる。したがって、エンコーダ信号
発生器8およびドライバー回路9へこれらの所望する電
圧を印加することができる。
可変抵抗VR1の調整は、エンコーダ信号発生器8およ
びドライバー回路9の端子電圧PVfを表示する電圧表
示計12に基いて行う。この電圧表示計12はエンコー
ダ電源供給回路6側に位置しており、エンコーダ信号発
生器8およびドライバー回路9と電圧信号線42で接続
されている。ここで、電圧表示計12は一般に高抵抗で
構成されているので、電圧信号線42に流れる電流は電
源供給線40を流れる電流に比べて非常に小さい。した
がって、電圧信号線42による電圧降下は殆んどなく、
電圧表示計12はエンコーダ信号発生器8およびドライ
バー回路9の電圧PVf値とほぼ等しい値を表示するこ
とができる。なお、電圧信号線42は電源供給線40お
よび符号信号線41と同ケーブル内に配置してもよい
し、電源供給線40と異なるケーブルとしてもよい。
びドライバー回路9の端子電圧PVfを表示する電圧表
示計12に基いて行う。この電圧表示計12はエンコー
ダ電源供給回路6側に位置しており、エンコーダ信号発
生器8およびドライバー回路9と電圧信号線42で接続
されている。ここで、電圧表示計12は一般に高抵抗で
構成されているので、電圧信号線42に流れる電流は電
源供給線40を流れる電流に比べて非常に小さい。した
がって、電圧信号線42による電圧降下は殆んどなく、
電圧表示計12はエンコーダ信号発生器8およびドライ
バー回路9の電圧PVf値とほぼ等しい値を表示するこ
とができる。なお、電圧信号線42は電源供給線40お
よび符号信号線41と同ケーブル内に配置してもよい
し、電源供給線40と異なるケーブルとしてもよい。
以上説明したように、本実施例によると、エンコーダ信
号発生器8およびドライバー回路9の端子電圧PVfを
コントローラ1側で検知できるように電圧信号線42と
電圧表示計12とを設け、この電圧表示計12の表示値
に基きエンコーダ電源供給回路6の出力電圧を調整する
ようにしたので、コントローラ1とエンコーダ2とが離
れて位置し電源供給源40の電圧降下が大きくても簡単
にエンコーダ2の端子電圧PVfを所望する値に調整す
ることができる。
号発生器8およびドライバー回路9の端子電圧PVfを
コントローラ1側で検知できるように電圧信号線42と
電圧表示計12とを設け、この電圧表示計12の表示値
に基きエンコーダ電源供給回路6の出力電圧を調整する
ようにしたので、コントローラ1とエンコーダ2とが離
れて位置し電源供給源40の電圧降下が大きくても簡単
にエンコーダ2の端子電圧PVfを所望する値に調整す
ることができる。
したがって、電源供給線40の電圧降下分を算出した
り、電源供給線40のサイズを上げることなく簡単にか
つ正確にエンコーダ2の信号発生回路8およびドライバ
ー回路9へこれらの所望する電圧を印加することができ
る。
り、電源供給線40のサイズを上げることなく簡単にか
つ正確にエンコーダ2の信号発生回路8およびドライバ
ー回路9へこれらの所望する電圧を印加することができ
る。
本発明の他の一実施例を第5図に基き説明する。エンコ
ーダ2側の電圧をコントローラ1側へフィードバックす
る電圧信号線42Aを設け、この電圧信号線42Aに抵
抗R5を直列に接続する。エンコーダ2側の端子電圧P
Vfは抵抗R5と抵抗R6とで按分され、IC11のI
NV端子へ入力される。
ーダ2側の電圧をコントローラ1側へフィードバックす
る電圧信号線42Aを設け、この電圧信号線42Aに抵
抗R5を直列に接続する。エンコーダ2側の端子電圧P
Vfは抵抗R5と抵抗R6とで按分され、IC11のI
NV端子へ入力される。
このような構成にすれば、初めにエンコーダ電源供給回
路6の出力電圧Pvを可変抵抗VR1によって調整し、
所望する電圧PVfをエンコーダ2へ印加できるように
すれば、周囲温度の変化に応じてエンコーダケーブル4
の電圧降下分が変化してもエンコーダ電源供給回路6の
出力電圧PVを自動的に補正することができる。また、
電圧検出線42Aは1本で可能なため、他の1本42B
を電源供給線40の負側線40Bと並列に用いれば、電
圧降下分を更に低減することができる。
路6の出力電圧Pvを可変抵抗VR1によって調整し、
所望する電圧PVfをエンコーダ2へ印加できるように
すれば、周囲温度の変化に応じてエンコーダケーブル4
の電圧降下分が変化してもエンコーダ電源供給回路6の
出力電圧PVを自動的に補正することができる。また、
電圧検出線42Aは1本で可能なため、他の1本42B
を電源供給線40の負側線40Bと並列に用いれば、電
圧降下分を更に低減することができる。
本発明の更に他の一実施例を第6図に基き説明する。こ
こで、13,14は電源供給線40の電圧降下分を検知
する電圧降下検出回路、OP1,OP2,OP3,OP
4は差動増幅器である。
こで、13,14は電源供給線40の電圧降下分を検知
する電圧降下検出回路、OP1,OP2,OP3,OP
4は差動増幅器である。
電圧信号線42A,42Bはエンコーダ2の信号発生回
路8およびドライバー回路9の端子電圧PVf1,EG
f1をコントローラ1側へフィードバックする。コント
ローラ1側において、電圧信号線42Aは電圧降下検出
回路13へ接続され、電圧信号線42Bは電圧検出回路
14へ接続される。
路8およびドライバー回路9の端子電圧PVf1,EG
f1をコントローラ1側へフィードバックする。コント
ローラ1側において、電圧信号線42Aは電圧降下検出
回路13へ接続され、電圧信号線42Bは電圧検出回路
14へ接続される。
電圧検出回路13は差動増幅器OP2を有し、エンコー
ダ電源供給回路6のP端子の電圧レベルと、エンコーダ
2側の端子電圧PVf1との差、つまり電源供給線40
Aの電圧降下分を検出する。同様に電圧検出回路14は
差動増幅器OP3を有し、エンコーダ2側の端子電圧E
Gf1と、エンコーダ電源供給回路6のアースとの差、
つまり電圧供給線40Bの電圧降下分を検出する。差動
増幅器OP1はエンコーダ電源供給回路6の出力電圧P
Vを抵抗R26,抵抗R27で按分した値を反転して出
力する。
ダ電源供給回路6のP端子の電圧レベルと、エンコーダ
2側の端子電圧PVf1との差、つまり電源供給線40
Aの電圧降下分を検出する。同様に電圧検出回路14は
差動増幅器OP3を有し、エンコーダ2側の端子電圧E
Gf1と、エンコーダ電源供給回路6のアースとの差、
つまり電圧供給線40Bの電圧降下分を検出する。差動
増幅器OP1はエンコーダ電源供給回路6の出力電圧P
Vを抵抗R26,抵抗R27で按分した値を反転して出
力する。
つぎに、これら差動増幅器OP1,OP2,OP3の出
力を加算する。ここで、差動増幅器OP1の出力から、
差動増幅器OP2,OP3の出力、つまり電源供給線4
0A,40Bの電圧降下分が減じられる。この信号は差
動増幅器OP4で反転されスイッチング用レギュレータ
IC11のINV端子へ入力される。このINV端子の
入力信号はエンコーダ電源供給回路6の出力電圧PVか
ら電源供給線40A,40Bの電圧降下分を減じた値、
つまりエンコーダ2の端子電圧PVfに対応する信号と
なる。
力を加算する。ここで、差動増幅器OP1の出力から、
差動増幅器OP2,OP3の出力、つまり電源供給線4
0A,40Bの電圧降下分が減じられる。この信号は差
動増幅器OP4で反転されスイッチング用レギュレータ
IC11のINV端子へ入力される。このINV端子の
入力信号はエンコーダ電源供給回路6の出力電圧PVか
ら電源供給線40A,40Bの電圧降下分を減じた値、
つまりエンコーダ2の端子電圧PVfに対応する信号と
なる。
なお、差動増幅器OP1,OP2,OP3への入力は図
示と逆の+−端子にすれば、これらの出力を加算したも
のを反転する差動増幅器OP4を不要とすることもでき
る。
示と逆の+−端子にすれば、これらの出力を加算したも
のを反転する差動増幅器OP4を不要とすることもでき
る。
このような構成にすれば、エンコーダ2の端子電圧PV
fに相当する電圧信号に基いてエンコーダ電源供給回路
6の出力電圧PVを調整できるので、エンコーダ2へこ
れの所望する電圧を正確に印加することができる。
fに相当する電圧信号に基いてエンコーダ電源供給回路
6の出力電圧PVを調整できるので、エンコーダ2へこ
れの所望する電圧を正確に印加することができる。
本発明によれば、エンコーダの端子電圧をコントローラ
側へフィードバックする電圧信号線を設け、この電圧信
号線の信号に基き、エンコーダ電源供給回路の出力電圧
を調整するようにしたので、コントローラとエンコーダ
との距離にかかわらず、エンコーダは所望する電圧が印
加される。したがって、エンコーダの検出精度が向上
し、信頼性が向上する効果がある。また、コントローラ
とエンコーダとの間の電源供給線の電圧降下をその都度
計算する必要もなく工数が低減する効果がある。
側へフィードバックする電圧信号線を設け、この電圧信
号線の信号に基き、エンコーダ電源供給回路の出力電圧
を調整するようにしたので、コントローラとエンコーダ
との距離にかかわらず、エンコーダは所望する電圧が印
加される。したがって、エンコーダの検出精度が向上
し、信頼性が向上する効果がある。また、コントローラ
とエンコーダとの間の電源供給線の電圧降下をその都度
計算する必要もなく工数が低減する効果がある。
第1図は本発明のエンコーダ電源供給装置の概略図、第
2図は第1図の要部構成を説明する概略図、第3図は本
発明の実施例を示すエンコーダ電源供給装置の回路図、
第4図は第3図の動作を説明するタイムチャート、第5
図は本発明の他の実施例を示すエンコーダ電源供給装置
の回路図、第6図は本発明の更に他の実施例を示すエン
コーダ電源供給装置の回路図である。 1はコントローラ、2はエンコーダ、3はモータ、4は
エンコーダケーブル、5は主ケーブル、6はエンコーダ
電源供給回路、7はレシーバ回路、8は信号発生回路、
9はドライバー回路、40,40A,40Bは電源供給
線、40,40A,40Bは電圧信号線、PVfはエン
コーダの端子電圧、PVはエンコーダ電源供給回路の出
力電圧である。
2図は第1図の要部構成を説明する概略図、第3図は本
発明の実施例を示すエンコーダ電源供給装置の回路図、
第4図は第3図の動作を説明するタイムチャート、第5
図は本発明の他の実施例を示すエンコーダ電源供給装置
の回路図、第6図は本発明の更に他の実施例を示すエン
コーダ電源供給装置の回路図である。 1はコントローラ、2はエンコーダ、3はモータ、4は
エンコーダケーブル、5は主ケーブル、6はエンコーダ
電源供給回路、7はレシーバ回路、8は信号発生回路、
9はドライバー回路、40,40A,40Bは電源供給
線、40,40A,40Bは電圧信号線、PVfはエン
コーダの端子電圧、PVはエンコーダ電源供給回路の出
力電圧である。
Claims (1)
- 【請求項1】エンコーダ電源供給回路と、このエンコー
ダ電源供給回路から電源を受けて回転軸の速度あるいは
位置を検出するエンコーダとからなるエンコーダ電源供
給装置において、前記エンコーダから前記エンコーダ電
源供給回路の側へ前記エンコーダの端子電圧をフィード
バックする電圧信号線を設け、前記エンコーダ電源供給
回路の出力電圧を前記電圧信号線によりフィードバック
された前記端子電圧に基き、前記エンコーダの所望する
端子電圧となるよう制御することを特徴とするエンコー
ダ電源供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60110433A JPH067398B2 (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | エンコ−ダ電源供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60110433A JPH067398B2 (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | エンコ−ダ電源供給装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6311517A Division JP2529097B2 (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | エンコ―ダ電源供給装置 |
JP6311516A Division JP2529096B2 (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | エンコ―ダ電源供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61269799A JPS61269799A (ja) | 1986-11-29 |
JPH067398B2 true JPH067398B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=14535611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60110433A Expired - Lifetime JPH067398B2 (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | エンコ−ダ電源供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067398B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5601105B2 (ja) * | 2010-09-10 | 2014-10-08 | 株式会社デンソーウェーブ | ロボットシステム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5218895A (en) * | 1975-07-30 | 1977-02-12 | Oozeki Syuzo Kk | Method of conveying fermented products in "sake" brewing |
-
1985
- 1985-05-24 JP JP60110433A patent/JPH067398B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5218895A (en) * | 1975-07-30 | 1977-02-12 | Oozeki Syuzo Kk | Method of conveying fermented products in "sake" brewing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61269799A (ja) | 1986-11-29 |
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