JPH0673972U - 音声制御装置及びテレビ受信機 - Google Patents

音声制御装置及びテレビ受信機

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JPH0673972U
JPH0673972U JP014735U JP1473593U JPH0673972U JP H0673972 U JPH0673972 U JP H0673972U JP 014735 U JP014735 U JP 014735U JP 1473593 U JP1473593 U JP 1473593U JP H0673972 U JPH0673972 U JP H0673972U
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JP
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signal
transistor
sif
amplifying
audio
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JP014735U
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喜芳 小野
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、温度が変化しても一定の電界レベル
で音声ミュートをかけることができる音声制御装置及び
テレビ受信機を提供することを目的とする。 【構成】本考案は、テレビ受信機のSIF信号を増幅す
るトランジスタQ11と、このトランジスタQ11で増
幅した信号をAM検波する相補形トランジスタQ12
と、SIF信号の直流レベルを検出するトランジスタQ
13と、このトランジスタQ13で検出した直流レベル
を基準電圧として前記トランジスタQ12でAM検波し
た信号を反転増幅するオペアンプOPと、このオペアン
プOPからの出力信号を基準信号と比較するコンパレー
タCP11とを具備したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば車載用液晶テレビ受信機等に用いられる弱電界時に音声ミュー トをかける音声制御装置及びテレビ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は液晶TV(テレビ)受信機の全体の構成を示す回路図である。即ち、ア ンテナ11により受信した電波は、チューナ12に供給される。このチューナ1 2は、チューニング信号に応じて指定のチャンネルを選択し、中間周波信号に変 換する。そして、上記チューナ12から出力される中間周波信号は、TVリニア 回路13へ送られる。このTVリニア回路13は、中間周波増幅回路、映像検波 回路、映像増幅回路、AFT検波回路等により構成されており、チューナ12か らの中間周波信号を増幅すると共に映像検波回路により映像を検波する。そして 、この映像検波回路の出力信号の中から音声信号が取出され、音声回路14へ送 られる。即ち、チューナ12からの中間周波信号の中から音声中間周波信号が取 出され、この音声中間周波信号を音声中間周波検波してSIF信号を抽出し、こ のSIF信号が音声回路14へ送られると共にスケルチ回路25に送られる。こ のスケルチ回路25はアンテナ11により受信した電波が弱電界の時に音声ミュ ートをかける。この音声回路14は、音声検波回路及び音声増幅回路からなり、 上記TVリニア回路13からの信号を音声検波して低周波信号に変換し、その後 、音声増幅してスピーカ15を駆動する。
【0003】 また、上記TVリニア回路13における映像検波回路の出力信号は、映像増幅 回路により増幅された後、クロマ回路16及び同期分離回路17へ送られる。こ の同期分離回路17は、映像信号に含まれる水平及び垂直同期信号を分離し、複 合同期信号C−SYNCをチューニング制御回路18に、水平同期信号H−SY NC及び垂直同期信号V−SYNCをタイミング制御回路19へ出力する。また 、上記TVリニア回路13は、中間周波増幅回路の出力信号をAFT検波回路に よりAFT検波してS字状のAFT信号を取出し、チューニング制御回路18へ 出力する。このチューニング制御回路18には、キー入力部20よりチューニン グ設定用データ、チューニングアップ/ダウン指示等のキー入力が与えられる。 上記チューニング制御回路18は、キー入力部20におけるチューニングアップ /ダウンキーの操作及びTVリニア回路13からのAFT信号等に基づいてチュ ーニング信号を作成し、チューナ12に出力する。
【0004】 上記タイミング制御回路19は、同期分離回路17から送られてくる水平及び 垂直同期信号に基づいてサンプリング信号φsを作成してA/D変換回路21へ 出力する。このA/D変換回路21は、クロマ回路16から出力されるクロマ信 号を上記サンプリング信号φsに同期してサンプリングし、3〜4ビットのデジ タルデータに変換してセグメントドライバ23に出力する。また、上記タイミン グ制御回路19は、同期分離回路17から与えられる同期信号に基づいて表示制 御用のタイミング信号を作成し、セグメントドライバ23及びコモンドライバ2 4の動作制御を行なう。このコモンドライバ24は、タイミング制御回路19か らのタイミング信号に従って走査信号を発生し、LC(液晶)パネル22のコモ ン電極を順次駆動する。セグメントドライバ23は、A/D変換回路21から与 えられる3〜4ビットの映像データをタイミング制御回路19からのタイミング 信号により順次読込み、1ライン分の映像データを読込んだ後、その映像データ に応じて階調信号を作成し、LCパネル22のセグメント電極を表示駆動する。 図3は従来の車載用液晶テレビ受信機のスケルチ回路の回路図を示す。即ち、 TVリニア回路13を構成するIF ICから得られるSIF信号は4.5 M HzでFM変調された音声FM信号で、受信電波が弱電界になるとその振幅が小 さくなる。そこで、従来のスケルチ回路は、SIF信号をトランジスタQ1によ り増幅した後、ダイオードD,コンデンサC2,抵抗R3によりAM検波し、こ のAM検波出力をコンパレータCP1により基準電圧Vthと比較して受信電波 の弱電界時に音声ミュートをかける信号を出力している。このように、受信電波 の弱電界時にスケルチ回路はオンしてハイレベルHを出力して音声ミュートをか ける。受信電波が弱電界でなく通常の電界ではスケルチ回路はオフして出力はロ ーレベルLとなる。図3中、T1はSIF信号入力端子、Vccは電源電圧、C 1はコンデンサ、R1〜R6は抵抗である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、車載用液晶テレビ受信機においては、温度変化が厳しく、トラ ンジスタQ1,ダイオードD,又はSIF信号を出力するIF IC等の温度特 性により、SIF信号の直流レベルや、AM検波電圧が変化して、一定の電界レ ベルでスケルチ回路のオン,オフをすることができなかった。
【0006】 本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、温度が変化しても一定の電界レ ベルで音声ミュートをかけることができる音声制御装置及びテレビ受信機を提供 することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案の音声制御装置は、テレビ受信機のSIF信 号を増幅する増幅手段と、この増幅手段で増幅した信号を相補形素子によりAM 検波する検波手段と、SIF信号の直流レベルを素子により検出する検出手段と 、この検出手段で検出した直流レベルを基準電圧として前記検波手段でAM検波 した信号を反転増幅する演算増幅手段と、この演算増幅手段からの出力信号を基 準信号と比較する比較手段と、この比較手段からの出力信号で音声信号をミュー トする手段とを具備したことを特徴とするものである。
【0008】 又、本考案の音声制御装置は、テレビ受信機のSIF信号を増幅するエミッタ フォロワよりなる第1のトランジスタと、この第1のトランジスタのエミッタに 接続されSIF信号をAM検波する第2の相補形トランジスタと、前記第1のト ランジスタのエミッタに抵抗を介して接続されSIF信号の直流レベルを検出す る第3のトランジスタと、この第3のトランジスタで検出された直流レベルが非 反転端子に入力され前記第2の相補形トランジスタでAM検波された信号が反転 端子に入力される反転増幅用演算増幅器と、この反転増幅用演算増幅器からの出 力信号が反転端子に入力されて基準電圧と比較されるコンパレータと、このコン パレータからの出力信号で音声信号をミュートする手段とを具備したことを特徴 とするものである。
【0009】 又、本考案のテレビ受信機は、受信電波を音声中間周波信号に変換し、この音 声中間周波信号を音声中間周波検波してSIF信号を抽出し、このSIF信号を 検波復調して音声信号を再生するテレビ受信機において、前記SIF信号を増幅 する増幅手段と、この増幅手段で増幅した信号を相補形素子によりAM検波する 検波手段と、SIF信号の直流レベルを素子により検出する検出手段と、この検 出手段で検出した直流レベルを基準電圧として前記検波手段でAM検波した信号 を反転増幅する演算増幅手段と、この演算増幅手段からの出力信号を基準信号と 比較する比較手段と、この比較手段からの出力信号で音声信号をミュートする手 段とを具備したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】
本考案は上記手段により、AM検波に相補形素子を用いることにより、検波部 での温度特性を補償し、又反転増幅する演算増幅手段の基準電圧に素子により作 成したSIF信号の直流レベルを用いることにより、IF ICでの温度特性を 補償している。このように各素子による温度特性を相殺することにより、SIF 信号の直流レベルや、AM検波電圧が変化するのをなくして、一定の電界レベル で音声ミュートをかけるようにしたものである。
【0011】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。
【0012】 図1は本考案の一実施例に係る車載用液晶テレビ受信機のスケルチ回路の回路 図を示す。即ち、SIF信号入力端子T11には第1のPNPトランジスタQ1 1のベースが接続され、このトランジスタQ11はコレクタが接地されると共に エミッタが抵抗R12及びR11を介して電源電圧Vccに接続される。前記ト ランジスタQ11のエミッタはNPNトランジスタQ12のコレクタ及びベース に接続され、このトランジスタQ12のエミッタはコンデンサC11及び抵抗R 13を並列に介して接地されると共に抵抗R16を介してオペアンプ(演算増幅 器)OPの反転端子に接続される。前記抵抗R11とR12の接続点にはNPN トランジスタQ13のベースが接続され、このトランジスタQ13はコレクタが 電源電圧Vccに接続されると共にエミッタが抵抗R14を介して接地される。 前記トランジスタQ13のエミッタは抵抗R15及びコンデンサC12を介して 接地され、この抵抗R15とコンデンサC12の接続点は前記オペアンプOPの 非反転端子に接続される。このオペアンプOPの出力端子はコンパレータCP1 1の反転端子に接続されると共に抵抗Rfを介してオペアンプOPの反転端子に 接続される。前記コンパレータCP11の非反転端子には抵抗R18を介して接 地されると共に抵抗R17を介して電源電圧Vccに接続され、更に抵抗R19 を介してコンパレータCP11の出力端子に接続される。
【0013】 しかして、TVリニア回路13を構成するIF ICから得られるSIF信号 はSIF信号入力端子T11に入力される。この入力端子T11に入力されSI F信号はトランジスタQ11,抵抗R12及びR11よりなるエミッタフォロワ 回路で増幅された後、トランジスタQ12,抵抗R13及びコンデンサC11よ りなる検波回路でAM検波される。この場合、前記トランジスタQ12はダイオ ードとして動作する。そしてAM検波された信号VdはオペアンプOPの反転端 子に入力される。一方、トランジスタQ13のエミッタにはSIF信号の直流レ ベルが抵抗R12及びR11により直流レベルを調整されて抽出されて後、抵抗 R15及びコンデンサC12よりなる平滑回路により平滑されて電圧Vrとなっ て前記オペアンプOPの非反転端子に入力される。オペアンプOPは非反転端子 に入力された電圧Vrを基準電圧として、反転端子に入力された信号Vdを反転 増幅する。このオペアンプOPの出力信号はコンパレータCP11の反転端子に 入力され、非反転端子に入力された基準電圧Vhと比較され受信電波の弱電界時 に音声ミュートをかける信号を出力している。このように、受信電波の弱電界時 にスケルチ回路はオンしてハイレベルHを出力して音声ミュートをかける。受信 電波が弱電界でなく通常の電界ではスケルチ回路はオフして出力はローレベルL となる。
【0014】 前記AM検波信号VdはAM検波に相補形トランジスタQ12を用いて作成す ることにより、トランジスタQ11の温度特性を補償してAM検波電圧が変化す るのをなくし、又、前記基準電圧VrはトランジスタQ13及び抵抗R15,コ ンデンサC12よりなる平滑回路を用いて作成することにより、SIF信号を出 力するIF IC等の温度特性を補償してSIF信号の直流レベルが変化するの をなくして、車載用液晶テレビ受信機における厳しい温度変化の中でも、一定の 電界レベルで音声ミュートをかけることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、AM検波に相補形素子を用い、反転増幅す る演算増幅手段の基準電圧に素子により作成したSIF信号の直流レベルを用い ることにより、温度特性により、SIF信号の直流レベルや、AM検波電圧が変 化するのをなくして、一定の電界レベルで音声ミュートをかけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路図である。
【図2】液晶TV受信機の全体構成の一例を示す回路図
である。
【図3】従来のスケルチ回路を示す回路図である。
【符号の説明】
T11…SIF信号入力端子、Q11…PNPトランジ
スタ、Q12,Q13…NPNトランジスタ、R11〜
R19…抵抗、C11,C12…コンデンサ、OP…オ
ペアンプ(演算増幅器)、CP11…コンパレータ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ受信機のSIF信号を増幅する増
    幅手段と、この増幅手段で増幅した信号を相補形素子に
    よりAM検波する検波手段と、SIF信号の直流レベル
    を素子により検出する検出手段と、この検出手段で検出
    した直流レベルを基準電圧として前記検波手段でAM検
    波した信号を反転増幅する演算増幅手段と、この演算増
    幅手段からの出力信号を基準信号と比較する比較手段
    と、この比較手段からの出力信号で音声信号をミュート
    する手段とを具備したことを特徴とする音声制御装置。
  2. 【請求項2】 テレビ受信機のSIF信号を増幅するエ
    ミッタフォロワよりなる第1のトランジスタと、この第
    1のトランジスタのエミッタに接続されSIF信号をA
    M検波する第2の相補形トランジスタと、前記第1のト
    ランジスタのエミッタに抵抗を介して接続されSIF信
    号の直流レベルを検出する第3のトランジスタと、この
    第3のトランジスタで検出された直流レベルが非反転端
    子に入力され前記第2の相補形トランジスタでAM検波
    された信号が反転端子に入力される反転増幅用演算増幅
    器と、この反転増幅用演算増幅器からの出力信号が反転
    端子に入力されて基準電圧と比較されるコンパレータ
    と、このコンパレータからの出力信号で音声信号をミュ
    ートする手段とを具備したことを特徴とする音声制御装
    置。
  3. 【請求項3】 受信電波を音声中間周波信号に変換し、
    この音声中間周波信号を音声中間周波検波してSIF信
    号を抽出し、このSIF信号を検波復調して音声信号を
    再生するテレビ受信機において、前記SIF信号を増幅
    する増幅手段と、この増幅手段で増幅した信号を相補形
    素子によりAM検波する検波手段と、SIF信号の直流
    レベルを素子により検出する検出手段と、この検出手段
    で検出した直流レベルを基準電圧として前記検波手段で
    AM検波した信号を反転増幅する演算増幅手段と、この
    演算増幅手段からの出力信号を基準信号と比較する比較
    手段と、この比較手段からの出力信号で音声信号をミュ
    ートする手段とを具備したことを特徴とするテレビ受信
    機。
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