JPH067392Y2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH067392Y2
JPH067392Y2 JP10235088U JP10235088U JPH067392Y2 JP H067392 Y2 JPH067392 Y2 JP H067392Y2 JP 10235088 U JP10235088 U JP 10235088U JP 10235088 U JP10235088 U JP 10235088U JP H067392 Y2 JPH067392 Y2 JP H067392Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ホスト機と複数台の端末機とを有するデー
タ処理装置に関する。
[従来の技術] 従来、ホスト機と複合台の端末機とを有するデータ処理
装置、例えば、テナントPOSシステムなどにおいて、
他のグループ(ストア)からのアクセスを禁止してセキ
ュリティを守るため、各端末機にストアNO.とマシンNO.
を設定し、これらストアNO.とマシンNO.が入力された場
合にのみ、同一のストアの端末機からのアクセスである
と見做してそのアクセスを許可していた。
この場合、ストアNO.さえ異なっておれば例えマシンNO.
が同一であっても他のストアの端末機であることを認識
できるため、マシンNO.の設定は各ユーザに任せてい
た。
[考案が解決しようとする課題] 従って、同一のマシンNO.の端末機が複数のストアにま
たがって存在するというケースが多発していた。この場
合、他ストアと同一マシンNO.の自己のストア内の端末
機にアクセスする際に、マシンNO.は正しく入力した
が、ストアNO.を誤入力してしまい、その誤入力に係る
ストアNO.が偶然、他のストアのストアNO.であれば、例
え悪意はなくても他のストアのデータを知ることができ
る等、比較的容易にデータが他のストアに洩れていた。
また、ストアNO.とともにマシンNO.を入力しなければな
らず、セキュリティ管理のための操作が面倒であった。
この考案の課題は、複雑な操作を要することなく、スト
アなどのグループを単位とするデータのセキュリティを
向上させることである。
[課題を解決するための手段] この考案の手段は次の通りである。
ホスト機a(第1図の機能ブロックを参照、以下同じ)
の割当手段a1は、各端末機bに対し端末識別データを
割当てる。
端末機bの第1の記憶手段b1は、自己の属するグルー
プのグループ識別デターと共にホスト機aの割当手段a
1により割当てられた端末識別データを記憶する。
開始制御手段b2は、第1の記憶手段b1に記憶された
自己のグループ識別データが入力されることによりデー
タ処理を開始させる。
第2の記憶手段b3は、自己の属するグループ内の他の
端末機の端末識別データを当該他の端末機の第1の記憶
手段b1から収集して記憶する。
判別手段b4は、他の端末機からアクセス要求がなされ
た際、第2の記憶手段b3に基づいて自己の属するグル
ープ外の端末機からのアクセス要求であるか否かを判別
する。
禁止手段b5は、判別手段b4にて自己の属するグルー
プ外の端末機からアクセス要求であると判別された際、
そのアクセスを禁止する。
[作用] この考案の手段の作用は次の通りである。
ホスト機aの割当手段a1は、各端末機bに対し、例え
ば予め決められた範囲内の数値の中から、未割当の数値
を任意に1個選択し、選択した数値を端末識別データ
(マシンNO.)として割当てる。
そして、端末機bの第1の記憶手段b1は、自己の属す
るグループ(例えばストア)のグループ識別データと共
にホスト機aの割当手段a1により割当てられた端末識
別データを記憶する。
開始制御手段b2は、第1の記憶手段b1に記憶された
自己のグループ識別データが入力されることによりデー
タ処理を開始させる。すなわち、データ処理を開始させ
るには、自己のグループ識別データのみを入力すれば良
く、端末識別データは入力しなくても良い。従って、例
え、自己のストアに多数の端末機が設置されていたとし
ても、各端末機に共通するグループ識別データを知って
さえいれば、それら全てに対してアクセス出来る。
また、第2の記憶手段b3は、自己の属するグループ内
の他の端末機の端末識別データを当該他の端末機の第1
の記憶手段b1から収集して記憶する。
そして、禁止手段b5は、判別手段b4にて自己の属す
るグループ外の端末機からのアクセス要求であると判別
された際、そのアクセスを禁止する。すなわち、第2の
記憶手段b3に記憶されたグループ内の全端末機の端末
識別データ等の自己のデータは、グループ内の端末機か
らしかアクセス出来ないので、端末識別データ等の自己
のデータが他のグループに洩れることはない。
従って、ストアなどのグループを単位とするデータのセ
キュリティを向上させることができる。
[実施例] 以下、一実施例を第2図ないし第10図を参照しながら
説明する。
第2図は実施例の構成図であり、1台のホスト側データ
処理装置(以下、ホスト機と呼ぶ)Hと、複数台の端末
型電子式レジスタ(以下、端末機と呼ぶ)T1〜Tnが
回線Lにより接続されている。
ホスト機H、および各端末機T1〜Tnの構成要素はほ
ぼ同一であり、各々、CPU1を中核としてデータ処理
を行う。各CPU1には、入力制御部2を介してキー入
力部3が、表示制御部4を介して表示部5が、印字制御
部6を介して印字部7が接続されており、ROM8、R
AM9、および伝送制御部10も接続されている。キー
入力部3から入力されたキー操作信号は、入力制御部2
により所定のコードに変換され、ROM8に予め格納さ
れたプログラムに従ってCPU1により処理される。そ
して、その処理結果は、RAM9に記憶される。この
際、キー入力部3のキー操作内容、およびCPU1の処
理結果等は、表示制御部4により表示信号に変換されて
表示部5に表示され、印字制御部6により印字信号に変
換されて印字部7に印字される。
ホスト機Hのキー入力部3は、各種のデータを入力する
ためのデータ入力キー3Hの他に、各端末機T1〜T
nに対してランダムにマシンNO.を割当てるよう指示す
るためのマシンNO.割当キー3H、この割当処理等を
終了させるための終了キー3Hを有している。
ホスト機HのRAM9には、マシンNO.、選択メモリH
Mが形成されている。このマシンNO.選択メモリHMに
は、予め0〜127までのマシンNO.が8ビットで記憶
されている。マシンNO.を示す8ビットデータの最上位
ビットは、割当て済みか否かを示すフラグビットとして
活用され、このフラグビットが“1”のときは、他の7
ビットで示されるマシンNO.が既に割当てられているこ
とを示している。また、ホスト機HのRAM9には自己
のマシンNO.としても“0”も記憶されている。
ホスト機Hには、フロッピーディスクFDが接続されて
おり、このフロッピーディスクFDには、各端末機T1
〜Tnから収集されたデータが端末別に格納される。
そして、ホスト機HのCPU1は、伝送制御部10を介
して、ポーリング方式による各機器間のデータ伝送を制
御している。
端末機T1〜Tnの各キー入力部3は、設定(P)、登
録(REG)、電源(OFF)、点検(X)、精算
(Z)の各モードを切替設定するモード切替キー3
、パスワード、売上データ等を入力するデータ入力
キー3Tの他の、RAM9内の全ダータをクリアする
ためのMACキー3Tを有している。
端末機T1〜Tnの各RAM9には、入力された売上デ
ータを商品別、部門別等の各種の態様で登録するための
売上データメモリTM、自己の属する店舗内の全端末
機のマシンNO.を記憶する店舗内マシンNO.、メモリTM
が形成されている。また、端末機T1〜Tnの各RA
M9には、パスワードと、ホスト機Hにより割当てられ
た自己のマシンNO.が記憶されている。なお、同一店舗
内の各端末機には同一のパスワードが記憶されている。
また、各端末機T1〜Tnには、金銭収納用のドロア1
1が設けられている。
次に実施例の動作を説明する。
まず、マシンNO.割当て処理を第3図ないし第5図を参
照しながら、説明する。
システム全体を導入したとき、あるいはシステム内に新
たに端末機を増設したときは、ホスト機Hのキー入力部
3のマシンNO.、割当キー3Hを操作し、導入あるい
は増設に係る未登録の端末機のキー入力部3のMACキ
ー3Tを操作することにより、未登録の端末機に対す
るマシンNO.割当処理を開始する。
すなわち、ホスト機HのCPU1は、マシンNO.割当キ
ー3Hが操作されると、まず、マシンNO.選択メモリ
HM内の割当済フラグビットがセットされていないマシ
ンNO.の中から、任意に1つを選択する(第3図ステッ
プS1)。そして、第5図の“イ”、“ロ”、“ハ”に
示したようなマシンNO.割当用のデータ列(以下、ウェ
ークアップデータ列と呼ぶ)を作成し(ステップS
2)、送信する(ステップS3)。なお、第5図に示し
たウェークアップデータ列の中の、CM1は端末機への
動作指示コマンドであり、CM2はマシンNO.割当てを
示す信号であり、CM1、CM2に続く“03”、ある
いは“04”は、ステップS1にて選択された割当てら
れるべきマシンNO.であり、ENQは一般に使用されて
いる問合せ信号である。
そして、ACK(肯定応答)信号の受信待ち(ステップ
S4)、ACK信号の有無を判断する(ステップS
5)。その結果、ACK信号を受信したときは、マシン
NO.選択メモリHM内の送信(割当)に係るマシンNO.の
割当済フラグビットをセットし(ステップS6)、ステ
ップS1に戻って、次のマシンNO.割当てに移行する。
一方、ACK信号を受信しなかったときは、終了キー3
の操作により終了指示がなされたか否かを判断し
(ステップS7)、終了指示がなされなかったときは、
ステップS3に戻り、ACK信号が得られなかったウェ
ークアップデータ列を再び送信する(第5図の“ロ”を
参照)。終了指示がなされたときは、マシンNO.割当て
処理を終了する。
未登録の端末機側では、MACキー3Tが操作される
と、ウェークアップデータ列の受信を待ち(第4図ステ
ップS11)、ウェークアップデータ列の受信の有無を
判断する(ステップS12)。その結果、ウェークアッ
プデータ列を受信しなかったときは、ステップS11に
戻って受信を待ち続け、受信したときはその中のマシン
NO.を自己のマシンNO.としてRAM9に登録する(ステ
ップS13)。そして、受信したマシンNO.と共にAC
K信号を送信する(ステップS14:第5図“ニ”参
照)。
そして、マシンNO.登録が完了した旨を表示部5に表示
し(ステップS15)、印字部7にて印字して(ステッ
プS16)、終了する。
次に、店舗内マシンNO.登録処理を第6図ないし第8図
を参照しながら説明する。この処理では、新規登録され
た端末機に、同一店舗内の他の端末機のマシンNO.を収
集するとともに、同一店舗内の他の端末機にも、新規登
録された端末機のマシンNO.を収集している。
上述したマシンNO.割当て処理が終了すると、ホスト機
Hは、新規登録の端末機を含む全登録分の端末機に対
し、マシンNO.選択メモリHM内のフラグビットが
“1”のマシンNO.に基づいて、ポーリングを行う。
そして、マシンNO.が割当てられた新規登録の端末機で
は、その端末機の属する店舗における共通のパスワード
が入力されると(第6図ステップS21)、問合せ先マ
シンNO.の初期値として、“1”をレジスタIDにセッ
トする(ステップS22)。そして、ホスト機Hからの
ポーリングを待ち(ステップS23)、ポーリングが行
われたときは、そのポーリングデータ列中の送り先のマ
シンNO.が自己マシンNO.であるか否かにより、自己への
ポーリングであるか否かを判断する(ステップS2
4)。その結果、自己へのポーリングでないときは、ス
テップS23に戻ってそれ以降のポーリングを待ち、自
己へのポーリングであるときは、問合せテキストを作成
し送信する(ステップS25)。この問合せテキスト
は、第8図(a)の“イ”に示したように、STX(テ
キスト開始)、送り元(03:自己のマシンNO.)、送
り先(01:現時点でのレジスタID中のマシンN
O.)、自己のパスワード、ETX(テキスト終結)、お
よびLRC(チェックビット)により構成されている。
そして、応答の有無を判断し(ステップS26)、応答
が無ければ、上記問合せテキストを所定回数送信したか
否かを判断する(ステップS27)。その結果、所定回
数送信していないときは、ステップS23に戻ることに
より同一の問合せテキストの送信を繰返し、所定回数送
信していたときは、問合せテキスト中の送り先を示すマ
シンNO.の端末機が存在しないものと見做して、ステッ
プS30に進む。
ステップS26にて応答有りと判断されたときは、その
応答内容がNG(不良)であるか否かを判断する(ステ
ップS28)。その結果、NGでなければ、後述するよ
うに、送り先の端末機は同一店舗内の端末機であること
を意味するので、現時点でのレジスタIDの内容を店舗
内マシンNO.メモリTMに格納し(ステップS2
9)、ステップS30に進む。NG応答であるときは、
直ちにステップS30に進む。
ステップS30では、次の送信先を指定すべく、レジス
タID内のマシンNO.を“1”だけインクリメントす
る。そして、レジスタID内のマシンNO.が127以下
であるか否か、すなわち、システム内に存在し得るマシ
ンNO.であるか否かを判断し(ステップS31)、12
7以下の存在し得るマシンNO.であるときは、ステップ
S23に戻ることにより、そのマシンNO.を送り先とす
る問合せテキストを送信する。一方、127より大き
く、存在し得ないマシンNO.であるときは、システム内
に存在し得る全てのマシンNO.を問合せたことを意味す
るので、完了した旨を表示印字して、(ステップS3
2,33)、終了する。
このような処理により、新規登録の端末機には、同一店
舗内の全ての既登録の端末機のマシンNO.が登録され
る。
新規登録の端末機の上述のような処理に呼応して、既登
録の端末機は、次のような処理を行う。
すなわち、既登録の端末機は、自己に対してポーリング
がかけられると、新規登録に係る端末機からの問合せテ
キストを受信する(第7図ステップS41)。そして、
自己に対する次のポーリングがなされたときに、自己の
パスワードをRAM9から読出し(ステップS42,4
3)、自己のパスワードと問合せテキスト中のパスワー
ド、すなわち新規登録の端末機のパスワードとを比較す
る(ステップS44)。その結果、一致するときは、新
規登録の端末機が自己と同一店舗内の端末機であること
を意味するので、自己のマシンNO.を新規登録の端末機
へ登録させるべく、自己のマシンNO.とACK信号を送
信する(ステップS45:第8図(a)の“ロ”を参
照)。次に、問合せテキスト中の送り元のマシンNO.
(新規登録の端末機のマシンNO.)を店舗内マシンNO.メ
モリTMに登録して(ステップS46)、終了する。
一方、マシンNO.が一致しないときは、新規登録の端末
機が他店舗の端末機であることを意味するので、NG信
号とACK信号を送信して(ステップS47:第8図
(b)の“ハ”を参照)、終了する。
このような処理により、既登録の同一店舗内の各端末機
には、新規登録の端末機のマシンNO.が登録される。
次に、マシンNO.割当処理、および店舗内マシンNO.登録
処理後における端末機の通常の動作を第9図を参照しな
がら説明する。
まず、パスワードの入力を待ち(ステップS51)、パ
スワードが入力されると、自己のパスワードであるか否
かを判断する(ステップS52)。その結果、自己のパ
スワードでないときは、そのままステップS51に戻る
ことにより、エラー処理し、自己のパスワードであると
きは、当該端末機を起動し、データ処理を可能にする
(ステップS53)。このように、自己のパスワードが
入力されることを条件として、起動することにより、R
AM9内のデータのセキュリティを図っている。
そして、モードを判別し(ステップS54)、モードに
応じた処理を行う。すなわち、登録モード、点検モード
等、精算モード以外のモードであれば、自己入力データ
の有無を判断し(ステップS55)、自己入力データが
有れば、その自己入力データをモードに応じて処理し
(ステップS56)、ステップS54に戻る。例えば、
登録モード時に、自己のキー入力部3から売上データが
入力されたときは、その売上データを売上データ登録メ
モリTMに登録する等の登録処理を行う。また、点検
モード時に、店舗内マシンNO.、メモリTMの内容を
出力させるためのコマンドが自己入力されたときは、店
舗内マシンNO.メモリTMに記憶されている同一店舗
の各端末機のマシンNO.を印字する。また、他の端末機
に対するアクセス要求が有れば、その内容を伝送制御部
10の所定バッファに格納する。
ステップS55にて、自己入力データが無いと判断され
たときは、自己宛ポーリングの有無を判断し(ステップ
S57)、自己宛ポーリングが無いときは、ステップS
54に戻る。自己宛ポーリングが有れば、他の端末機、
およびホスト機Hからのアクセス要求の有無を判断する
(ステップS58)。その結果、他からのアクセス要求
が無ければ、伝送制御部10の所定バッファを検索し
て、自己から他へのアクセス要求の有無を判断し(ステ
ップS59)、有ればそのアクセス要求内容を送信する
(ステップS60)。一方、他からのアクセス要求が有
れば、そのアクセス要求内容を受信する(ステップS6
1)。そして、送り元(要求元)のマシンNO.が自己の
店舗内マシンNO.メモリTMに登録されているか否か
を判断することにより、同一店舗内の端末機からのアク
セス要求であるか否かを判断する(ステップS62)。
その結果、送り元のマシンNO.が店舗内マシンNO.、メモ
リTMに登録されていないときは、ホスト機Hからの
精算データの書込要求であるか否かを判断し(ステップ
S63)、このような書込要求であるときは、要求に係
る精算データに基づいて売上データ登録メモリTM
内容を更新し、ACK信号を送信する(ステップS6
4)。一方、上記書込要求でないとき、すなわち、ホス
ト機Hからの精算データの書込要求以外のアクセス要
求、および他店舗の端末機からのアクセス要求であると
きはNG信号と共にACK信号を送信して(ステップS
65)、ステップS54に戻る。一方、送り元のマシン
NO.が店舗内マシンNO.メモリTMに登録されており、
同一店舗内の端末機からのアクセス要求であるときは、
その要求に応じた処理を行ない、自己のマシンNO.とと
もにACK信号を送信し(ステップS66)、ステップ
S54に戻る。
このようにして、自己の店舗内マシンNO.メモリTM
や売上データ登録メモリTMに対する他店舗の端末機
からのアクセスを禁止することにより、セキュリティ管
理のための操作を簡単にするために店舗内の各端末機で
共通のパスワードを採用したことによって、セキュリテ
ィが低下することを回避している。なお、ステップS6
3,64の処理の意味は、以後の説明で明らかにする。
ステップS54にて精算モードであると判断されたとき
は、自己宛ポーリングを待ち(ステップS67)、自己
宛ポーリングを受信したときは、精算コマンド、および
自己のマシンNO.と共に、店舗内マシンNO.メモリTM
の内容をホスト機に送信する(ステップS68)。そし
て、それ以後の自己宛ポーリングを受信したときに、自
己の売上データ登録メモリTMの内容をホスト機Hへ
伝送し(ステップS69)、売上データ登録メモリTM
の内容をクリアして(ステップS70)、終了する。
次に、第10図を参照しながらホスト機Hの精算補助処
理を説明する。ホスト機Hは、端末機から精算コマンド
およびその端末機のマシンNO.と共に店舗内マシンNO.メ
モリTM内の各マシンNO.を受信したときは、それら
をRAM9内の所定エリアに格納する(ステップS7
1)。そして、精算を要求した端末機に対してポーリン
グをかけ(ステップS72)、そのポーリングに応答し
て伝送された売上データ(精算データ)をRAM9に格
納するとともに、フロッピーディスクFDにセーブする
(ステップS73)。次に、先に受信した店舗内マシン
NO.メモリTM内の各マシンNO.の端末機に対して、順
次、マシンNO.RAM9に格納した精算に係る端末機か
らの売上データを転送する(ステップS74)。そし
て、精算に係る端末機の属する店舗内の他の全ての端末
機からACK信号を受信したか否かを判断し(ステップ
S75)、全ては受信していないときは、ステップS7
4に戻って、受信していない同一店舗内の端末機に対し
て、精算に係る端末機からの売上データを転送する。A
CK信号を全て受信したときは、上記のような精算補助
処理を終了する。
このように、店舗内マシンNO.メモリTMに基づい
て、ホスト機Hが自動的に同一店舗内の他の前端末機に
対してデータを転送するので、同一店舗内の他端末機の
マシンNO.を入力する必要はなく、使い勝手が良くな
る。また、同一店舗内の特定の端末機同士で1対1にデ
ータ授受を行わず、上記のように、データ伝送は、必ず
同一店舗内の全ての端末機に対して行うようなシステム
におては、パスワードのみを知っておれば、マシンNO.
を全く知らなくても良い。
[考案の効果] この考案によれば、自己の端末機識別データを含む全て
のデータが他のストアなどのグループに漏れることがな
くなり、複雑な操作を要することなく、ストアなどのグ
ループを単位とするデータのセキュリティを向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の機能ブロック図、第2図は実施例の
構成図、第3図はホスト側のマシンNO.割当処理を示す
フローチャート、第4図は端末側のマシンNO.割当処理
を示すフローチャート、第5図は第3図および第4図に
対応する通信手順を示す図、第6図は新規登録端末側の
店舗内マシンNO.登録処理を示すフローチャート、第7
図は既登録端末側の店舗内マシンNO.登録処理を示すフ
ローチャート、第8図は第6図および第7図に対応する
通信手順を示す図、第9図は通常の端末側の処理を示す
フローチャート、第10図は第9図における精算処理に
対応するホスト側の処理を示すフローチャートである。 1……CPU、3H……マシンNO.割当キー、3T
……データ入力キー、3T……MACキー、8……R
OM、9……RAM、H……ホスト機、T1〜Tn……
端末機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスト機と端末機を有し、 上記ホスト機には、 各端末機に対し端末識別データを割当てる割当手段を備
    え、 上記端末機には、 自己の属するグループのグループ識別データと共に上記
    ホスト機の割当手段により割当てられた端末識別データ
    を記憶する第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶された自己のグループ識別デ
    ータが入力されることによりデータ処理を開始させる開
    始制御手段と、 自己の属するグループ内の他の端末機の端末識別データ
    を当該他の端末機の上記第1の記憶手段から収集して記
    憶する第2の記憶手段と、 他の端末機からアクセス要求がなされた際、上記第2の
    記憶手段に基づいて自己の属するグループ外の端末機か
    らのアクセス要求であるか否かを判別する判別手段と、 この判別手段にて自己の属するグループ外の端末機から
    のアクセス要求であると判別された際、そのアクセスを
    禁止する禁止手段と、 を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
JP10235088U 1988-08-03 1988-08-03 データ処理装置 Expired - Lifetime JPH067392Y2 (ja)

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