JPH0673537B2 - リクライニング装置 - Google Patents
リクライニング装置Info
- Publication number
- JPH0673537B2 JPH0673537B2 JP62055603A JP5560387A JPH0673537B2 JP H0673537 B2 JPH0673537 B2 JP H0673537B2 JP 62055603 A JP62055603 A JP 62055603A JP 5560387 A JP5560387 A JP 5560387A JP H0673537 B2 JPH0673537 B2 JP H0673537B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angle
- bed
- signal
- reclining device
- potential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は人体の覚醒レベルに基づいて自動的に角度を調
整するリクライニング装置に関する。
整するリクライニング装置に関する。
従来の技術 従来のこの種のリクライニング装置は、第４図に示すよ
うに、角度が調整可能なベッド１と、前記ベッドの角度
を設定する角度設定部５と、角度設定部５からの信号に
基づき前記ベッドの角度を調整する角度調整手段４とか
ら構成されていた。上記構成により、角度設定部５で好
みの角度が設定されると角度調整手段４によりベッドの
角度が自動的に調整されるという作用を有していた。
うに、角度が調整可能なベッド１と、前記ベッドの角度
を設定する角度設定部５と、角度設定部５からの信号に
基づき前記ベッドの角度を調整する角度調整手段４とか
ら構成されていた。上記構成により、角度設定部５で好
みの角度が設定されると角度調整手段４によりベッドの
角度が自動的に調整されるという作用を有していた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上述したような方式では、以下のような問
題点があった。すなわち、読書をしていたりテレビを鑑
賞していてそのまま寝入ってしまった際は、ベッドの角
度が覚醒時のままとなり、そのため就寝姿勢が悪く睡眠
が浅くなったり身体を痛めたりする可能性があった。そ
こで本発明はかかる従来の問題点を解決し、脳の覚醒レ
ベルに応じて自動的にベッドの角度を変更し快適な睡眠
および起床あるいはリラックス状態をもたらすことを目
的とする。
題点があった。すなわち、読書をしていたりテレビを鑑
賞していてそのまま寝入ってしまった際は、ベッドの角
度が覚醒時のままとなり、そのため就寝姿勢が悪く睡眠
が浅くなったり身体を痛めたりする可能性があった。そ
こで本発明はかかる従来の問題点を解決し、脳の覚醒レ
ベルに応じて自動的にベッドの角度を変更し快適な睡眠
および起床あるいはリラックス状態をもたらすことを目
的とする。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、角度が調整可能な
ベッドと、人体から発生する信号を検知する生体信号検
知手段と、前記生体信号検知手段からの信号に基づき人
体の覚醒レベルを判定する判定手段と、前記判定手段か
らの信号に基づき前記ベッドの角度を調整する角度調整
手段とを設けたものである。
ベッドと、人体から発生する信号を検知する生体信号検
知手段と、前記生体信号検知手段からの信号に基づき人
体の覚醒レベルを判定する判定手段と、前記判定手段か
らの信号に基づき前記ベッドの角度を調整する角度調整
手段とを設けたものである。
作用 上記構成において本発明の時計は、生体信号検知手段か
らの信号に基づき人体の覚醒レベルを判定して、覚醒レ
ベルに応じてベッドの角度を自動的に調整するという作
用を有する。
らの信号に基づき人体の覚醒レベルを判定して、覚醒レ
ベルに応じてベッドの角度を自動的に調整するという作
用を有する。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。第１図は、リクライニング装置の斜視図である。同
図において、１は角度が調整可能なベッド、２は生体信
号検知手段で脳波センサである。３は生体信号検知手段
２からの信号に基づき人体の覚醒レベルを判定する判定
手段で、第２図はそのブロック図である。判定手段３
は、ここでは脳波の周波数分析回路3aと周波数分析回路
3aからの信号により脳の覚醒レベルを判定する覚醒レベ
ル判定部3bから構成されている。４は判定手段３からの
信号に基づきベッド１の角度を調整する角度調整手段
で、モータ駆動でベッド１の角度を調整する機構となっ
ている。
る。第１図は、リクライニング装置の斜視図である。同
図において、１は角度が調整可能なベッド、２は生体信
号検知手段で脳波センサである。３は生体信号検知手段
２からの信号に基づき人体の覚醒レベルを判定する判定
手段で、第２図はそのブロック図である。判定手段３
は、ここでは脳波の周波数分析回路3aと周波数分析回路
3aからの信号により脳の覚醒レベルを判定する覚醒レベ
ル判定部3bから構成されている。４は判定手段３からの
信号に基づきベッド１の角度を調整する角度調整手段
で、モータ駆動でベッド１の角度を調整する機構となっ
ている。
上記構成において、生体信号検知手段２により脳波が検
知されると判定手段３の周波数分析回路3aで脳波が周波
数分析され、覚醒レベル判定部3bで低周波成分であるδ
波のパワーから第３図の関係に基づいて脳の覚醒レベル
が判定される。ここで、例えば、入眠したと判定されて
その判定信号が角度調整手段４に出力されると、角度調
整手段４では睡眠をさまたげない程度のゆっくりとした
速度でベッドの角度を水平状態へと自動的に移行させ
る。また、起床時に覚醒したと判定され、その信号が角
度調整手段４に出力されると、角度調整手段４では覚醒
を促進する程度のやや早い速度でベッドの角度を椅子に
近い状態へと自動的に移行させる。以上のような使い方
のほか、リラックス状態ではα波が出現することから、
生体信号検知手段２により検知される脳波の状態によっ
てベッドの角度を変えてα波が出現しやすいようにする
といったようにバイオフィードバック効果をもたらすこ
とも可能である。また、上記実施例では生体信号検知手
段２を脳波センサとしたが、眼球電位・筋電位・皮膚表
面電位・皮膚表面抵抗・心電位・呼吸音等の生体信号の
うちの少なくともひとつを検知して覚醒レベルを判定す
るような構成としてもよく、同様な効果が得られる。
知されると判定手段３の周波数分析回路3aで脳波が周波
数分析され、覚醒レベル判定部3bで低周波成分であるδ
波のパワーから第３図の関係に基づいて脳の覚醒レベル
が判定される。ここで、例えば、入眠したと判定されて
その判定信号が角度調整手段４に出力されると、角度調
整手段４では睡眠をさまたげない程度のゆっくりとした
速度でベッドの角度を水平状態へと自動的に移行させ
る。また、起床時に覚醒したと判定され、その信号が角
度調整手段４に出力されると、角度調整手段４では覚醒
を促進する程度のやや早い速度でベッドの角度を椅子に
近い状態へと自動的に移行させる。以上のような使い方
のほか、リラックス状態ではα波が出現することから、
生体信号検知手段２により検知される脳波の状態によっ
てベッドの角度を変えてα波が出現しやすいようにする
といったようにバイオフィードバック効果をもたらすこ
とも可能である。また、上記実施例では生体信号検知手
段２を脳波センサとしたが、眼球電位・筋電位・皮膚表
面電位・皮膚表面抵抗・心電位・呼吸音等の生体信号の
うちの少なくともひとつを検知して覚醒レベルを判定す
るような構成としてもよく、同様な効果が得られる。
発明の効果 以上のように本発明のリクライニング装置によれば、脳
の覚醒レベルに応じて自動的に角度を変更し快適な睡眠
および起床あるいはリラックス状態をもたらすことがで
きる。
の覚醒レベルに応じて自動的に角度を変更し快適な睡眠
および起床あるいはリラックス状態をもたらすことがで
きる。
第１図は本発明の一実施例におけるリクライニング装置
の斜視図、第２図は同装置の判定手段のブロック図、第
３図は脳の覚醒レベルと脳波中に含まれるδ波のパワー
との関係を表す図、第４図は従来のリクライニング装置
の斜視図である。 １……ベッド、２……生体信号検知手段、 ３……判定手段、４……角度調整手段、 ５……角度設定部。
の斜視図、第２図は同装置の判定手段のブロック図、第
３図は脳の覚醒レベルと脳波中に含まれるδ波のパワー
との関係を表す図、第４図は従来のリクライニング装置
の斜視図である。 １……ベッド、２……生体信号検知手段、 ３……判定手段、４……角度調整手段、 ５……角度設定部。
Claims (2)
- 【請求項１】角度が調整可能なベッドと、人体から発生
する信号を検知する生体信号検知手段と、前記生体信号
検知手段からの信号に基づき人体の覚醒レベルを判定す
る判定手段と、前記判定手段からの信号に基づき前記ベ
ッドの角度を調整する角度調整手段とからなるリクライ
ニング装置。 - 【請求項２】生体信号検知手段は、脳波・眼球電位・筋
電位・皮膚表面電位・皮膚表面抵抗・心電位・呼吸音等
の生体信号のうちの少なくともひとつを検知する特許請
求の範囲第１項記載のリクライニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62055603A JPH0673537B2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | リクライニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62055603A JPH0673537B2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | リクライニング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63222711A JPS63222711A (ja) | 1988-09-16 |
| JPH0673537B2 true JPH0673537B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=13003349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62055603A Expired - Lifetime JPH0673537B2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | リクライニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0673537B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000057828A1 (en) * | 1999-03-25 | 2000-10-05 | Matsushita Seiko Co., Ltd. | Device for moving body |
| JP2012034979A (ja) * | 2010-08-11 | 2012-02-23 | Paramount Bed Co Ltd | ベッド装置 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2629385B2 (ja) * | 1989-11-17 | 1997-07-09 | 松下電器産業株式会社 | クッション性可変ベッド |
| JP2003000396A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 寝 具 |
| US20160235610A1 (en) * | 2015-02-18 | 2016-08-18 | Allen Medical Systems, Inc. | Using patient monitoring data to control a person support apparatus |
| JP6626951B2 (ja) | 2018-03-12 | 2019-12-25 | パラマウントベッド株式会社 | 電動家具 |
| JP7406337B2 (ja) * | 2019-10-11 | 2023-12-27 | パラマウントベッド株式会社 | 制御装置 |
| JP7052813B2 (ja) | 2020-02-21 | 2022-04-12 | トヨタ自動車株式会社 | 睡眠用器具 |
| JP7393101B2 (ja) * | 2020-11-30 | 2023-12-06 | トヨタ自動車株式会社 | 睡眠用器具 |
-
1987
- 1987-03-11 JP JP62055603A patent/JPH0673537B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000057828A1 (en) * | 1999-03-25 | 2000-10-05 | Matsushita Seiko Co., Ltd. | Device for moving body |
| JP2012034979A (ja) * | 2010-08-11 | 2012-02-23 | Paramount Bed Co Ltd | ベッド装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63222711A (ja) | 1988-09-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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