JPH067306Y2 - 分析装置 - Google Patents
分析装置Info
- Publication number
- JPH067306Y2 JPH067306Y2 JP1986048846U JP4884686U JPH067306Y2 JP H067306 Y2 JPH067306 Y2 JP H067306Y2 JP 1986048846 U JP1986048846 U JP 1986048846U JP 4884686 U JP4884686 U JP 4884686U JP H067306 Y2 JPH067306 Y2 JP H067306Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- analyzer
- display device
- door
- type
- analysis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Indicating Measured Values (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 イ．産業上の利用分野 この考案はガスクロマトグラフとか液体クロマトグラフ
等をはじめとする各種の分析装置に関するものである。
等をはじめとする各種の分析装置に関するものである。
ロ．従来の技術 最近の分析装置にはマイクロコンピュータが付設され、
それによって種々な制御及び分析データの処理を行うよ
うになっている。このような分析装置で分析装置出力や
分析データの処理結果をリアルタイムで表示させると、
機器の状態をモニタしたり、分析結果を分り易い形で直
ちに見ることができる等きわめて便利である。
それによって種々な制御及び分析データの処理を行うよ
うになっている。このような分析装置で分析装置出力や
分析データの処理結果をリアルタイムで表示させると、
機器の状態をモニタしたり、分析結果を分り易い形で直
ちに見ることができる等きわめて便利である。
他方、この種の分析装置は、各種の気体や固体あるいは
液体状の試料（材料）を分析するもので、分析機器が装
置本体（筐体）に内設されているが、試料の供給や取り
出しさらには分析機器の点検、調整、監視等が容易にで
きるよう、通常装置本体の前面位置に筐体を開閉する扉
が設置されている。
液体状の試料（材料）を分析するもので、分析機器が装
置本体（筐体）に内設されているが、試料の供給や取り
出しさらには分析機器の点検、調整、監視等が容易にで
きるよう、通常装置本体の前面位置に筐体を開閉する扉
が設置されている。
ところで、前記の分析装置の表示手段としては、多様な
表示が可能であるＣＲＴ方式の表示装置が常用されてい
る。ただ、ＣＲＴの表示装置は、奥行き寸法が大きくか
つ重量物なので、分析装置に付属させる場合、分析装置
の前面に配置することはできず、左又は右の側方あるい
は上方に載置して使用される。
表示が可能であるＣＲＴ方式の表示装置が常用されてい
る。ただ、ＣＲＴの表示装置は、奥行き寸法が大きくか
つ重量物なので、分析装置に付属させる場合、分析装置
の前面に配置することはできず、左又は右の側方あるい
は上方に載置して使用される。
ハ．考案が解決しようとする問題点 分析装置の出力や分析データの処理結果を文字、図形、
グラフ等の形で、かつリアルタイムに表示させる可視表
示装置を付設するに当たっては、上述したようにＣＲＴ
を使用すると、装置全体としての必要な設置スペースが
大きくなり、装置全体も大きく重量化して運搬、取扱い
も不便となる等の問題点がある。
グラフ等の形で、かつリアルタイムに表示させる可視表
示装置を付設するに当たっては、上述したようにＣＲＴ
を使用すると、装置全体としての必要な設置スペースが
大きくなり、装置全体も大きく重量化して運搬、取扱い
も不便となる等の問題点がある。
この考案はこのような問題点を解決する分析装置を提供
するものである。
するものである。
ニ．問題点を解決するための手段 この考案による分析装置は、装置の前面に位置する扉
に、液晶式、プラズマ式、ＬＥＤ式等のパネル型パター
ン表示装置を取り付けたものである。
に、液晶式、プラズマ式、ＬＥＤ式等のパネル型パター
ン表示装置を取り付けたものである。
ホ．作用 液晶式等のパネル型パターン表示装置は、ＣＲＴと同様
連続運動パターンが表示可能で、しかも平板状で軽量で
あるから分析装置の前面の扉に取り付けても、扉が部厚
くなったり重量化することはなく、扉機能が維持され
る。しかも扉を閉めると表示装置が分析装置の前面に位
置する。
連続運動パターンが表示可能で、しかも平板状で軽量で
あるから分析装置の前面の扉に取り付けても、扉が部厚
くなったり重量化することはなく、扉機能が維持され
る。しかも扉を閉めると表示装置が分析装置の前面に位
置する。
ヘ．実施例 第１図はこの考案をガスクロマトグラフに実施した一実
施例の外観を示すもので、１は分析装置本体、２はその
前面に位置する扉で、この考案の特徴とする液晶式等の
パネル型パターン表示装置３は扉２の表面に取り付けら
れている。この液晶式等のパネル型パターン表示装置３
は、連続運動パターンを表示可能なもので、しかも平板
状で軽量であり、したがって分析装置１の前面の扉２に
取り付けても、扉２が部厚くなったり重量化することは
なく、開閉動作において分析装置本体１内の機器に支障
は生ぜず、開閉操作も容易で扉機能は維持される。な
お、第１図において４は制御ユニットを示している。
施例の外観を示すもので、１は分析装置本体、２はその
前面に位置する扉で、この考案の特徴とする液晶式等の
パネル型パターン表示装置３は扉２の表面に取り付けら
れている。この液晶式等のパネル型パターン表示装置３
は、連続運動パターンを表示可能なもので、しかも平板
状で軽量であり、したがって分析装置１の前面の扉２に
取り付けても、扉２が部厚くなったり重量化することは
なく、開閉動作において分析装置本体１内の機器に支障
は生ぜず、開閉操作も容易で扉機能は維持される。な
お、第１図において４は制御ユニットを示している。
第２図は上記実施例における制御系の構成を示してい
る。すなわち、マイクロプロセッサＣＰＵには、バスラ
イン５を介して分析装置及び表示装置全体の制御プログ
ラムを入れたＲＯＭ、分析装置出力やデータ処理結果等
を一時的に格納するＲＡＭ、各種動作の指示及びデータ
を入力するためのキーボードＫ、クロマトグラフ検出器
Ｄ、カラム槽の恒温装置Ｔ、分析結果をプリントするプ
リンタプロッタＰ、そしてこの考案の特徴である表示装
置３等が接続されている。マイクロプロセッサＣＰＵ
は、上記ＲＯＭ内のプログラムに基づいて動作し、例え
ば検出器Ｄの出力をＡ／Ｄ変換してＲＡＭに取り込み、
恒温装置Ｔの検出温度信号を取り込んで、カラム恒温槽
を所定温度に保ち、ＲＡＭに取り込んだ分析データにつ
いての所定の処理を施し、その結果及びカラム恒温槽の
温度等を表示装置３に出力して表示させる。Ｃはクロッ
ク発生器で高精度の時間基準信号を出しており、これを
用いてＣＰＵはタイマ動作を行い、分析開始後の時間も
表示装置３に表示させる。
る。すなわち、マイクロプロセッサＣＰＵには、バスラ
イン５を介して分析装置及び表示装置全体の制御プログ
ラムを入れたＲＯＭ、分析装置出力やデータ処理結果等
を一時的に格納するＲＡＭ、各種動作の指示及びデータ
を入力するためのキーボードＫ、クロマトグラフ検出器
Ｄ、カラム槽の恒温装置Ｔ、分析結果をプリントするプ
リンタプロッタＰ、そしてこの考案の特徴である表示装
置３等が接続されている。マイクロプロセッサＣＰＵ
は、上記ＲＯＭ内のプログラムに基づいて動作し、例え
ば検出器Ｄの出力をＡ／Ｄ変換してＲＡＭに取り込み、
恒温装置Ｔの検出温度信号を取り込んで、カラム恒温槽
を所定温度に保ち、ＲＡＭに取り込んだ分析データにつ
いての所定の処理を施し、その結果及びカラム恒温槽の
温度等を表示装置３に出力して表示させる。Ｃはクロッ
ク発生器で高精度の時間基準信号を出しており、これを
用いてＣＰＵはタイマ動作を行い、分析開始後の時間も
表示装置３に表示させる。
第３図は表示装置を液晶式のパネル型表示装置３とし、
その場合の表示パターンの一例を示すものであるが、ク
ロマトグラムＧがリアルタイムで表示されており、現在
の分析状態はＡ点に示されている。このクロマトグラム
Ｇの下に分析開始後の経過時間が６分２４秒３７である
ことがＲＴ０６：２４：３７で示され、またカラム温度
（恒温槽温度）がＣＯＬ２３０℃であることが示されて
いる。
その場合の表示パターンの一例を示すものであるが、ク
ロマトグラムＧがリアルタイムで表示されており、現在
の分析状態はＡ点に示されている。このクロマトグラム
Ｇの下に分析開始後の経過時間が６分２４秒３７である
ことがＲＴ０６：２４：３７で示され、またカラム温度
（恒温槽温度）がＣＯＬ２３０℃であることが示されて
いる。
ト．効果 この考案が提供する分析装置は以上説明したとおりであ
るから、分析装置全体が大型、重量化することなく、分
析装置の操作性がよく、しかも運搬・取扱いが便利であ
る。
るから、分析装置全体が大型、重量化することなく、分
析装置の操作性がよく、しかも運搬・取扱いが便利であ
る。
特に、分析装置の出力や分析データの処理結果を文字、
図形、グラフ等の形で、かつリアルタイムに表示させる
可視表示装置を液晶式、プラズマ式、ＬＥＤ式等のパネ
ル型パターン表示装置としたもので、この表示装置を装
置本体の前面に位置する扉の表面に取り付けたものであ
る。この表示装置の扉への取り付けにも拘らず、扉は部
厚くならず特別重量化することもなく、しかも分析装置
としての扉機能は維持される。表示装置の小型、軽量化
によって、分析装置全体が小型、軽量化される。さら
に、表示装置は扉の表面に取り付けられているので、分
析操作において出力や分析データの処理結果の観察に際
して従来のように左右や上方に視線を向ける必要もな
く、観察を容易にする。この考案は以上のとおり、分析
装置が前面に扉を有すること、扉は薄く分析装置（筐
体）の開閉を行うものであること、そして液晶式、プラ
ズマ式、ＬＥＤ式等のパネル型パターン表示装置が平板
状で軽量であることの特殊性を効果的に結合したもので
あり、これらの各利点を具備するとともに、分析装置を
小型軽量化にし運搬に便利、操作性向上という新たな利
点を有するもので、実用的な分析装置を提供する。
図形、グラフ等の形で、かつリアルタイムに表示させる
可視表示装置を液晶式、プラズマ式、ＬＥＤ式等のパネ
ル型パターン表示装置としたもので、この表示装置を装
置本体の前面に位置する扉の表面に取り付けたものであ
る。この表示装置の扉への取り付けにも拘らず、扉は部
厚くならず特別重量化することもなく、しかも分析装置
としての扉機能は維持される。表示装置の小型、軽量化
によって、分析装置全体が小型、軽量化される。さら
に、表示装置は扉の表面に取り付けられているので、分
析操作において出力や分析データの処理結果の観察に際
して従来のように左右や上方に視線を向ける必要もな
く、観察を容易にする。この考案は以上のとおり、分析
装置が前面に扉を有すること、扉は薄く分析装置（筐
体）の開閉を行うものであること、そして液晶式、プラ
ズマ式、ＬＥＤ式等のパネル型パターン表示装置が平板
状で軽量であることの特殊性を効果的に結合したもので
あり、これらの各利点を具備するとともに、分析装置を
小型軽量化にし運搬に便利、操作性向上という新たな利
点を有するもので、実用的な分析装置を提供する。
第１図はこの考案をガスクロマトグラフに実施した一実
施例の外観を示す斜視図、第２図は同上の制御系のブロ
ック図、第３図は同上の表示装置における表示パターン
の一例の正面図である。 １…分析装置本体 ２…扉 ３…液晶式等のパネル型表示装置 ４…制御ユニット
施例の外観を示す斜視図、第２図は同上の制御系のブロ
ック図、第３図は同上の表示装置における表示パターン
の一例の正面図である。 １…分析装置本体 ２…扉 ３…液晶式等のパネル型表示装置 ４…制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０９Ｆ 9/00 ３６４ 6447−5Ｇ (56)参考文献 特開 昭60−179608（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−176087（ＪＰ，Ａ) 通商産業省機械情報産業局計量課監修自 動校正システム研究委員会編「コンピュー タ利用による計測機器の校正システムとそ の自動化」（昭56−１−30）社団法人計量 管理協会 Ｐ．292−297
Claims (1)
- 【請求項１】分析装置本体の前面に位置する扉に、分析
及び分析装置等に関する各種データを表示させる液晶
式、プラズマ式、ＬＥＤ式等のパネル型パターン表示装
置を取り付けてなる分析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986048846U JPH067306Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986048846U JPH067306Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 分析装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62160324U JPS62160324U (ja) | 1987-10-12 |
| JPH067306Y2 true JPH067306Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=30870759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986048846U Expired - Lifetime JPH067306Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 分析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067306Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2890919B2 (ja) * | 1991-09-26 | 1999-05-17 | 株式会社島津製作所 | 材料試験機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60176087A (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-10 | 株式会社島津製作所 | プロセスデ−タ表示装置 |
| JPS60179608A (ja) * | 1984-02-28 | 1985-09-13 | Shimadzu Corp | プロセスデ−タ表示装置 |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP1986048846U patent/JPH067306Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 通商産業省機械情報産業局計量課監修自動校正システム研究委員会編「コンピュータ利用による計測機器の校正システムとその自動化」（昭５６−１−３０）社団法人計量管理協会Ｐ．２９２−２９７ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62160324U (ja) | 1987-10-12 |
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