JPH0672969B2 - 光信号伝送装置 - Google Patents

光信号伝送装置

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JPH0672969B2
JPH0672969B2 JP62052523A JP5252387A JPH0672969B2 JP H0672969 B2 JPH0672969 B2 JP H0672969B2 JP 62052523 A JP62052523 A JP 62052523A JP 5252387 A JP5252387 A JP 5252387A JP H0672969 B2 JPH0672969 B2 JP H0672969B2
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fiber
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connector
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克行 藤戸
健成 市田
智昭 宇野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ファイバ通信に用いられるものであり、特
に、アナログ信号伝送用に適した光信号伝送システムに
関する。
従来の技術 従来、LDを光源とし、光ファイバを伝送路として用いる
光ファイバ伝送では、ファイバ端面で発生する反射光
や、モード間の干渉により発生するモーダルノイズ、モ
ーダル歪などの問題があり、良好な信号伝送を行うため
の障害となっていた。この障害の内、モーダルノイズや
歪などに関してはシングルモードファイバ(以下、SM
F)の使用が有効である。
しかし、SMFを使用しても、ファイバ端面からの反射光
が直接LDに戻ったり、ファイバ端面間で多重反射を起こ
したりして、伝送特性は必ずしも良くはならない。
この反射光の発生を防ぐ目的で、低反射型の光コネクタ
(端面斜め研磨コネクタ、PC(Physical Contact)コネ
クタ等)を用いたものがある。斜め研磨コネクタは、コ
ネクタ先端を斜め研磨することにより、ファイバ端面で
の反射によってファイバ内を逆方向に伝搬しLDに再注入
される光をなくそうとするものであり、その結果とし
て、伝送特性を良くしようとするものである(特開昭和
58-43413号公報参照)。また、PCコネクタとは、コネク
タ先端を球凸面研磨することでファイバコア同士を物理
的に接触させて反射を無くそうとするものである。
また、従来、一般的に、ここで使用されるLDとしては、
シングルモード発振するものよりもマルチモード発振す
るものの方が干渉効果が少なくなるため、良好な伝送特
性が得られるものと考えられていた。
発明が解決しようとする問題点 従来例で示した様に、ファイバ端面からの反射光を抑え
る方法として低反射型の光コネクタを用いた場合には、
LDに戻るコネクタからの反射光(いわゆる、遠端反射
光)を抑圧することができる。この時、光源として普通
のファブリーペロー型レーザダイオード(以下、FP−L
D)を用いた場合には、LDとファイバを結合するための
光学素子からの反射光(いわゆる、近端反射光)によ
り、ファイバ伝送された光信号のノイズが増えたり、歪
が変動したりした。この変動は、LDモジュールの温度変
動や経年変化によって、伝送信号のC/N劣化や歪の変動
となって現れる。
また、SMFと低反射型のコネクタを用いた伝送系におい
ては、伝送信号の特性(C/Nや歪)に近端反射光が、ど
の程度影響を及ぼすのか、その影響を抑圧する手段とし
てどの様な方法を取れば良いのかが不明であった。
本発明は上記問題点を解消し高性能の光ファイバ伝送を
可能にするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、光源として周波数多重された信号で変調され
る分布帰還型レーザダイオード(以下、DFB−LD)を用
いる光送信器と、ファイバ間の結合に用いる低反射型の
光コネクタを有するSMFと、ファイバ出射端面をファイ
バ軸に対して斜めにして受光素子と結合する機構を有し
た光受信器とから構成するものである。
作 用 本発明は、伝送路としてSMFを用いることで、モーダル
ノイズやモーダル歪を生じないようにし、かつ、そのフ
ァイバ同士の結合に低反射型のコネクタを用いることで
端面からの反射光がLDに戻るのを防ぐと同時にファイバ
端面間での多重反射を減少させ、かつ、光源にDFB−LD
を用いることで、近端反射の影響が少ない、非常に安定
で、かつ、低ノイズなファイバ伝送を可能にするもので
ある。
実施例 本発明の実施例における光信号伝送装置の基本構成を示
す概略図を第1図にしめす。光送信器1の光源としては
DFB−LD3を用いており、この出力を結合用光学系4を介
して、SMF2に結合しており、この部分をLDモジュール5
と言う。伝送される入力信号6は、増幅器7で増幅さ
れ、加算部9でLDのバイアス電流を発生する定電流源8
の電流と加算され、DFB−LDに印可される。LDモジュー
ル5の出力SMF2には、端面が斜めに研磨された光コネク
タ10がスプライスされている。これと、対になる端面斜
め研磨された光コネクタ11とを、アダプタ12により結合
することにより、伝送用SMF14に光を導く。この部分10
〜12が、端面斜めのファイバ同士を結合させる機構13で
ある。
ここで用いる光コネクタとしては、斜め研磨型の物以外
に、PC型の物でも良い。斜め研磨型の物では、反射光の
抑圧効果が大きく多重反射を起こすことはないが、や
や、結合ロスが大きいと言う欠点がある。一方、PC型で
は、結合ロスは小さいが、斜め研磨に比較してやや反射
光が多いと言う欠点がある。本発明では、どちらの物を
使用しても良い。
ここで、光送信器に関しては、例えば、DFB−LDにAPC
(Automatic Power Control)や、ATC(Automatic Temp
erature Control)を施せば、安定性が増大することは
言うまでもない。また、斜め端面を有するファイバ同士
の結合機構は、複数個存在しても構わない(PC型でも同
様である)。普通、この部分は、光送信器と伝送用ファ
イバを結合する場合や、スプライスボックス内でファイ
バ同士を結合する場合に使われる。
伝送用ファイバの結合でコネクタを用いない箇所には、
当然融着による永久スプライスがなされるが、この箇所
では反射光の発生が殆ど無く問題を生じない。
次に、光受信機15について述べる。受光素子18と結合さ
れるファイバの最終出射端面16は、ファイバ光軸に対し
て斜めになる様に研磨されている。光受信機15は、少な
くとも、この斜め端面を有するファイバ16と受光素子18
からなる光受光部17と受光素子出力信号電流を増幅する
増幅器19とから構成されている。この時、ファイバ端面
と受光素子表面とは並行に配置するのがよい。こうする
事によって、受光素子や、その保護用のガラス表面から
の反射光が、ファイバを逆に伝搬しLDに戻るのを防ぐこ
とができる。この様にして、出力信号20が得られる。
ここで、この実施例における光信号の伝送特性を実測し
た結果について述べる。
本発明による伝送装置を用いたとき、伝送された光信号
中のノイズを相対雑音強度(RIN)で表し、DFB−LDのRI
Nのバイアス電流に対する依存性の測定結果を第2図a
に示す。第2図には、全く同じ条件で測定した普通のFa
bry-Perot型LD(FP−LD)を光源に用いたときのもの
(第2図b)も示されている。このデータから、DFB−L
Dを光源に用いたときには、LDバイアス電流が変動して
も、伝送信号のC/Nには殆ど変動がないことがわかる。
また、ファイバとの結合状態の変化、即ち、結合用のフ
ァイバ2の先端とDFB−LDとの位置関係の変化によって
も、伝送信号のノイズレベルには変化が生じないことも
確認している。
本発明においては、LDに再注入される反射光は、LDとフ
ァイバとを結合するための光学素子、または、結合用フ
ァイバの先端から生じる、いわゆる、近端反射光のみで
ある。伝送信号のノイズは、この部分での反射光の状態
によって発生するものである。また、歪に関しても、フ
ァイバ端面間での多重反射が生じていないので、ほとん
どはLDモジュール(LDと、結合用光学素子と、SMFから
なる)で発生するものと考えてよい。
LDのバイアス電流を変化させれば、LD出射光の発振波長
が変化するため、LD出射光と、近端反射光の位相差が変
化することになる。また、LDと結合用ファイバの位置関
係を変化させたときも、同様に位相差を変化させた事に
なる。この時、ノイズレベルに変動を生じないと言うこ
とは、例えば、経年変化等によりLDバイアス電流が増大
したり、LDモジュールに物理的な変形が生じたりして
も、ノイズは変化しないということを示している。
以上の実験結果から、FP−LDを用いたときにはこの反射
光でノイズが発生するが、DFB−LDを光源として用いた
ときには、ノイズは発生しないことが判る。すなわち、
DFB−LDを光源に用いれば、ノイズが小さく、且つ、そ
の変動が殆ど無い安定な伝送が可能になることが判る。
次に、周波数多重信号を伝送する場合の例を示す。先に
述べた伝送装置は非常に低ノイズ、且つ低歪であるた
め、周波数多重されたアナログ信号を伝送するのに最適
の装置である。第3図にその構成の概略図を示す。21a
〜nは、複数の伝送される信号である。この信号を、各
々異なった搬送周波数を有する複数の変調器22a〜nで
変調を行い、多重化部23で多重する。この、周波数多重
された信号を、光送信器24に入力する。光送信器24は、
先ほどの実施例で述べたものと同じ物であり、一定のDC
バイアスが加えられたDFB−LDにこの周波数多重された
信号が印可される。この光送信器24、光伝送系25、光受
信器26は、第一図に示されたものと同じである。光受信
器26で受信された信号は、その後、周波数分離部27で多
重信号が搬送周波数毎に分離され、復調器28a〜nによ
り復調され、元の信号としての出力信号29a〜nを得
る。
この時、どの程度の伝送が可能かを以下に述べる。第4
図に、RINをパラメータにしたときの、受光パワーに対
する伝送信号1チャンネル当りのC/Nを示す。図中、実
線は計算値であり、×印は実測値である(チャンネル当
りの光変調度が0.1、AM-VSB変調によるTV放送波で、チ
ャンネル当りの帯域4.2MHzのとき)。この図から、RIN
の小さなものでは、近距離伝送時(受光パワーが大きい
時)に大きなC/Nが得られることが判る。本実施例にお
ける伝送信号のRINの値は、150dB/Hzを安定に得ること
ができる。そのため、本装置を用いれば、16チャンネル
のTV放送波をC/N:48dBで5km伝送することができる。ま
た、FM-FDMされた信号を伝送する場合には評価S/N:55dB
で、32chを10km程度伝送することができる事が判ってい
る。
周波数多重信号の伝送に関しては、例えば、TV放送波を
受信して伝送する場合なども考えられるが、このとき
は、アンテナ出力を直接光送信器に入力すれば良い。ま
た、CATV等で使用することも出来、この場合は、CATVの
同軸線の部分を、この光送信装置で置き換えることがで
きる。この場合には、無中継で長距離伝送することが可
能となる。
発明の効果 以上述べた様に本発明を用いる事によって、ノイズ、歪
ともに小さく、周囲温度の変動やバイアス電流の変動に
よって伝送信号の特性の変化が殆ど発生しない、非常に
伝送特性の良い、安定した光伝送装置が提供される。こ
れは、例えば、TV放送波なら、16チャンネル程度の伝送
を行うに十分な特性である。本発明の伝送装置を用いれ
ば、チャンネル当りの伝送コストの小さな伝送が可能と
なるので、CATV等に応用すれば、非常に効率的な光ファ
イバ伝送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の光信号伝送装置の基本構成
を示す概略図、第2図はDFB−LDと、FP−LDとの伝送光
信号のノイズの実測図、第3図は周波数多重信号伝送の
時の装置構成図、第4図は受光パワー対C/N特性図であ
る。 1……光送信器、3……DFB−LD、5……LDモジュー
ル、10、11……斜め研磨コネクタ、13……ファイバ結合
機構、14……伝送用ファイバ、15……光受信器、16……
ファイバ出射端、17……受光部、18……受光素子。
フロントページの続き (72)発明者 宇野 智昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−22311(JP,A) 特開 昭60−80810(JP,A) 特開 昭58−43413(JP,A) 特公 昭54−181(JP,B2) 特公 昭60−58446(JP,B2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源として複数の振幅変調され周波数多重
    された信号で直接輝度変調される分布帰還型レーザダイ
    オードと、受光素子と、前記分布帰還型レーザダイオー
    ドと前記受光素子とを光結合する光伝送路を構成するシ
    ングルモードファイバ及び低反射型光コネクタとを具備
    し、前記シングルモードファイバの出射端面をファイバ
    軸に対して斜めにして前記受光素子と結合するように構
    成してなる光信号伝送装置。
  2. 【請求項2】低反射型の光コネクタは端面斜め研磨され
    たコネクタである特許請求の範囲第1項記載の光信号伝
    送装置。
  3. 【請求項3】低反射型の光コネクタはPC型の光コネクタ
    である特許請求の範囲第1項記載の光信号伝送装置。
JP62052523A 1987-03-06 1987-03-06 光信号伝送装置 Expired - Lifetime JPH0672969B2 (ja)

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JPS63218909A JPS63218909A (ja) 1988-09-12
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