JPH0672939A - 2−アリル−パーフルオロアルキル−トリフルオロビニルエーテルおよびその製造方法 - Google Patents
2−アリル−パーフルオロアルキル−トリフルオロビニルエーテルおよびその製造方法Info
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- JPH0672939A JPH0672939A JP5165913A JP16591393A JPH0672939A JP H0672939 A JPH0672939 A JP H0672939A JP 5165913 A JP5165913 A JP 5165913A JP 16591393 A JP16591393 A JP 16591393A JP H0672939 A JPH0672939 A JP H0672939A
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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- C07C43/02—Ethers
- C07C43/03—Ethers having all ether-oxygen atoms bound to acyclic carbon atoms
- C07C43/14—Unsaturated ethers
- C07C43/17—Unsaturated ethers containing halogen
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
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- C07C43/00—Ethers; Compounds having groups, groups or groups
- C07C43/02—Ethers
- C07C43/18—Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring
- C07C43/192—Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring containing halogen
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F16/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal or ketal radical
- C08F16/12—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal or ketal radical by an ether radical
- C08F16/32—Monomers containing two or more unsaturated aliphatic radicals
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 2-アリル-パーフルオロ-(シクロ)アルキ
ル-トリフルオロビニルエーテル、その製造方法並びに
このものから製造される均一及び共重合体を提供する。 【構成】 式(I)の化合物は、 a)ヘキサフルオロプロペンオキシドを2-アリル-置換
されたパーフルオロシクロケトンまたはパーフルオロケ
トンと反応させ、 b)生じるフッ化2-(アリルパーフルオロシクロアル
コキシ)-または2-(アリルパーフルオロアルコキシ)
-パーフルオロプロパン酸をアルカリ性けん化し、対応
するナトリウム塩を生成させ、 c)このナトリウム塩を約150〜350℃で脱カルボ
キシル化する、ことによって製造される。 (式中、R1 F及びR2 Fは−CF3または一緒になっ
て(CF2)nのいずれかを表わし、ここにn=2また
は3) 【効果】 この化合物の重合体は、良好な溶解特性を有
する非晶性の、透明なコーテイングまたは成形製品を生
成する。
ル-トリフルオロビニルエーテル、その製造方法並びに
このものから製造される均一及び共重合体を提供する。 【構成】 式(I)の化合物は、 a)ヘキサフルオロプロペンオキシドを2-アリル-置換
されたパーフルオロシクロケトンまたはパーフルオロケ
トンと反応させ、 b)生じるフッ化2-(アリルパーフルオロシクロアル
コキシ)-または2-(アリルパーフルオロアルコキシ)
-パーフルオロプロパン酸をアルカリ性けん化し、対応
するナトリウム塩を生成させ、 c)このナトリウム塩を約150〜350℃で脱カルボ
キシル化する、ことによって製造される。 (式中、R1 F及びR2 Fは−CF3または一緒になっ
て(CF2)nのいずれかを表わし、ここにn=2また
は3) 【効果】 この化合物の重合体は、良好な溶解特性を有
する非晶性の、透明なコーテイングまたは成形製品を生
成する。
Description
【0001】本発明は2-アリル-パーフルオロ-(シク
ロ)アルキル-トリフルオロビニルエーテル、その製造
方法並びにこのものから製造される均一及び共重合体に
関する。
ロ)アルキル-トリフルオロビニルエーテル、その製造
方法並びにこのものから製造される均一及び共重合体に
関する。
【0002】本発明による単量体はラジカル重合により
重合され、重合体鎖中に環構造を生成させ得る(環化重
合)。
重合され、重合体鎖中に環構造を生成させ得る(環化重
合)。
【0003】重合体は60乃至150℃間のガラス転移
温度を有し、そして多数の有機溶媒中での良好な溶解特
性を有する非晶性の、透明なコーテイングまたは成形製
品を製造する。成形製品は被覆される表面上への塗布が
続いての溶解と丁度同じように容易であるため、本発明
によるフッ素重合体で被覆されたリサイクル材料に対す
る能力が増大されるために殊に有利であることが分っ
た。
温度を有し、そして多数の有機溶媒中での良好な溶解特
性を有する非晶性の、透明なコーテイングまたは成形製
品を製造する。成形製品は被覆される表面上への塗布が
続いての溶解と丁度同じように容易であるため、本発明
によるフッ素重合体で被覆されたリサイクル材料に対す
る能力が増大されるために殊に有利であることが分っ
た。
【0004】例えば光フアイバーの状態の他の高分子材
料をフッ素重合体で被覆する場合、溶解度の欠如及びフ
ッ素重合体の比較的高い融合または軟化温度のために、
しばしば塗布を材料に対して高すぎる温度で行わなけれ
ばならず、従って一般に熱安定性及び/または耐熱性が
極端な条件下で失なわれる問題が生じる。
料をフッ素重合体で被覆する場合、溶解度の欠如及びフ
ッ素重合体の比較的高い融合または軟化温度のために、
しばしば塗布を材料に対して高すぎる温度で行わなけれ
ばならず、従って一般に熱安定性及び/または耐熱性が
極端な条件下で失なわれる問題が生じる。
【0005】環式鎖状構造要素を有する非晶性の、高度
に透明なフッ素重合体は例えば米国特許第4,975,5
05号から公知である。しかしながら、これらの重合体
は多くの用途に対して少なくとも150℃の高すぎるガ
ラス転移温度を有し、そして更に、満足できる溶解特性
は選ばれたフッ素化された化合物においてのみ示され
る。
に透明なフッ素重合体は例えば米国特許第4,975,5
05号から公知である。しかしながら、これらの重合体
は多くの用途に対して少なくとも150℃の高すぎるガ
ラス転移温度を有し、そして更に、満足できる溶解特性
は選ばれたフッ素化された化合物においてのみ示され
る。
【0006】ヨーロッパ特許出願公開第303,292
号に環化重合により得ることができ、100℃より低い
ガラス転移温度を単に有し、そして同様に通常の有機溶
媒に溶解しない非晶性のフッ素重合体が記載される。
号に環化重合により得ることができ、100℃より低い
ガラス転移温度を単に有し、そして同様に通常の有機溶
媒に溶解しない非晶性のフッ素重合体が記載される。
【0007】本発明は式(I)
【0008】
【化2】
【0009】式中、R1 F及びR2 Fは−CF3または一緒
になって(CF2)nのいずれかを表わし、ここにn=
2または3、の2-アリル-パーフルオロアルキルトリフ
ルオロビニルエーテルを提供する。
になって(CF2)nのいずれかを表わし、ここにn=
2または3、の2-アリル-パーフルオロアルキルトリフ
ルオロビニルエーテルを提供する。
【0010】n=3である式(I)の単量体が好まし
い。
い。
【0011】ラジカル重合中に、次の構造単位を有する
鎖状構造が生成される:
鎖状構造が生成される:
【0012】
【化3】
【0013】重合の温度に依存し、単量体中の二重結合
の数の10〜2%以下のC-C二重結合の残留含有量に
対応する重合の度合が達成される。
の数の10〜2%以下のC-C二重結合の残留含有量に
対応する重合の度合が達成される。
【0014】本発明による単量体を製造する際の本発明
による方法は a)適当な2-アリル-置換されたパーフルオロシクロケ
トンまたはパーフルオロケトンをヘキサフルオロプロペ
ンオキシドと反応させ、 b)得られるフッ化2-(アリルパーフルオロシクロア
ルコキシ)-または2-(アリルパーフルオロアルコキ
シ)-パーフルオロプロパン酸をアルカリ性けん化によ
りそのナトリウム塩に転化し、そして c)ナトリウム塩を150〜350℃で脱カルボキシル
化することを特徴とする。
による方法は a)適当な2-アリル-置換されたパーフルオロシクロケ
トンまたはパーフルオロケトンをヘキサフルオロプロペ
ンオキシドと反応させ、 b)得られるフッ化2-(アリルパーフルオロシクロア
ルコキシ)-または2-(アリルパーフルオロアルコキ
シ)-パーフルオロプロパン酸をアルカリ性けん化によ
りそのナトリウム塩に転化し、そして c)ナトリウム塩を150〜350℃で脱カルボキシル
化することを特徴とする。
【0015】副生物としての2-アリル-パーフルオロア
ルキル-1,1,1,2-テトラフルオロエチルエーテルの
生成を減少させるために、b)で得られるナトリウム塩
を好ましくは芳香族炭化水素に溶解し、不溶性塩を溶液
から分離し、そしてナトリウム塩を共沸乾燥する。
ルキル-1,1,1,2-テトラフルオロエチルエーテルの
生成を減少させるために、b)で得られるナトリウム塩
を好ましくは芳香族炭化水素に溶解し、不溶性塩を溶液
から分離し、そしてナトリウム塩を共沸乾燥する。
【0016】本発明による単量体を製造するために必要
とされる2-アルキル-置換されたパーフルオロシクロケ
トンまたはパーフルオロケトンはそれ自体公知である;
例えばTetrahedron 23、4243(1967);米
国特許第3,655,765号参照。
とされる2-アルキル-置換されたパーフルオロシクロケ
トンまたはパーフルオロケトンはそれ自体公知である;
例えばTetrahedron 23、4243(1967);米
国特許第3,655,765号参照。
【0017】しかしながら、これらの出発化合物とヘキ
サフルオロプロペンオキシドとの反応は2-アリル置換
基によるカルボニル基の立体障害にもかかわらず満足で
きる収率で可能であることは極めて驚くべきものであっ
た。
サフルオロプロペンオキシドとの反応は2-アリル置換
基によるカルボニル基の立体障害にもかかわらず満足で
きる収率で可能であることは極めて驚くべきものであっ
た。
【0018】本発明によれば、反応は塩生成剤を含む適
当な溶媒中にて室温以下で行い、次に溶媒を留去し、そ
して粗製留出液を分別する。
当な溶媒中にて室温以下で行い、次に溶媒を留去し、そ
して粗製留出液を分別する。
【0019】2-アリル-置換されたパーフルオロシクロ
アルコキシ-またはパーフルオロアルコキシパーフルオ
ロプロパン酸フッ化物を本発明による2-アリル-置換さ
れたパーフルオロシクロアルキルトリフルオロビニルま
たはパーフルオロアルキル-トリフルオロビニルエーテ
ルに転化するために、カルボン酸フッ化物をアルカリ性
けん化によりナトリウム塩に転化し、そしてこれらのナ
トリウム塩を150〜350℃、好ましくは180〜2
40℃で脱カルボキシル化する。
アルコキシ-またはパーフルオロアルコキシパーフルオ
ロプロパン酸フッ化物を本発明による2-アリル-置換さ
れたパーフルオロシクロアルキルトリフルオロビニルま
たはパーフルオロアルキル-トリフルオロビニルエーテ
ルに転化するために、カルボン酸フッ化物をアルカリ性
けん化によりナトリウム塩に転化し、そしてこれらのナ
トリウム塩を150〜350℃、好ましくは180〜2
40℃で脱カルボキシル化する。
【0020】かなりの量の1,1,1,2-テトラフルオロ
エチル化合物が副生物として生成され、そしてこれらの
ものは困難であるか、または多大の経費で分離しなけれ
ばならない。
エチル化合物が副生物として生成され、そしてこれらの
ものは困難であるか、または多大の経費で分離しなけれ
ばならない。
【0021】本発明による化合物に対し、最初に生じる
ナトリウム塩を芳香族炭化水素、好ましくはトルエンに
溶解し、不溶性の塩を分別し、そしてナトリウム塩を共
沸蒸留により乾燥する方法が見い出された。この方法に
おいて望ましくない1,1,1,2-テトラフルオロエチル
化合物の生成を助ける水及びアルカリ性不純物が多大に
除去される。
ナトリウム塩を芳香族炭化水素、好ましくはトルエンに
溶解し、不溶性の塩を分別し、そしてナトリウム塩を共
沸蒸留により乾燥する方法が見い出された。この方法に
おいて望ましくない1,1,1,2-テトラフルオロエチル
化合物の生成を助ける水及びアルカリ性不純物が多大に
除去される。
【0022】かくて、2-アリル-置換されたパーフルオ
ロシクロアルキルトリフルオロビニルまたはパーフルオ
ロアルキルトリフルオロビニルエーテルを重合を行うに
十分な程高純度で製造し得る。
ロシクロアルキルトリフルオロビニルまたはパーフルオ
ロアルキルトリフルオロビニルエーテルを重合を行うに
十分な程高純度で製造し得る。
【0023】本発明による重合体の製造はラジカル経路
を介して起きる。他の点においては、重合の方法に関す
る制限はない。重合はバルク、溶液[適当な溶媒にはフ
ルオロ(ハイドロ)カーボン例えばヘキサフルオロ-シ
クロペンタン、パーフルオロブタンまたはフルオロクロ
ロカーボン例えばトリクロロトリフルオロエタンがあ
る]、懸濁液または乳化液中で行い得る。ラジカル開始
はエネルギーの大きい照射、熱エネルギーまたはラジカ
ル開始剤により促進し得る。特殊な反応媒質に適する基
本的に十分公知な化合物を化学的開始に用いる。
を介して起きる。他の点においては、重合の方法に関す
る制限はない。重合はバルク、溶液[適当な溶媒にはフ
ルオロ(ハイドロ)カーボン例えばヘキサフルオロ-シ
クロペンタン、パーフルオロブタンまたはフルオロクロ
ロカーボン例えばトリクロロトリフルオロエタンがあ
る]、懸濁液または乳化液中で行い得る。ラジカル開始
はエネルギーの大きい照射、熱エネルギーまたはラジカ
ル開始剤により促進し得る。特殊な反応媒質に適する基
本的に十分公知な化合物を化学的開始に用いる。
【0024】かくて、フッ素化もされ得る有機性の、油
溶性過酸化物例えば過酸化ベンゾイル、過酸化トリフル
オロアセチルまたは有機性の、可溶性アゾ化合物例えば
アゾヒスイソブチロニトリルをバルク、溶液及び懸濁重
合に用いる。本発明による共重合体の製造に好ましい乳
化重合の場合、開始剤として水溶性の無機パー化合物
(per-compound)例えばパーサルフエート、パーボレー
ト、パーカーボネート等を一般にそのナトリウムまたは
アンモニウム塩の状態で用いる。
溶性過酸化物例えば過酸化ベンゾイル、過酸化トリフル
オロアセチルまたは有機性の、可溶性アゾ化合物例えば
アゾヒスイソブチロニトリルをバルク、溶液及び懸濁重
合に用いる。本発明による共重合体の製造に好ましい乳
化重合の場合、開始剤として水溶性の無機パー化合物
(per-compound)例えばパーサルフエート、パーボレー
ト、パーカーボネート等を一般にそのナトリウムまたは
アンモニウム塩の状態で用いる。
【0025】重合温度及び開始剤の分解定数に依存し
て、重合に低温を用いる場合、分解加速剤、一般に還元
剤も使用しなければならない。この目的に次のものを使
用し得る:硫黄化合物例えば亜硫酸ナトリウム、ピロ亜
硫酸ナトリウムまたはRougalite C(ホルムアミジン
スルフイン酸ナトリウム)、他の有機還元剤例えばアス
コルビン酸、金属塩例えば鉄(II)またはコバルト(I
I)塩、有機金属化合物など。
て、重合に低温を用いる場合、分解加速剤、一般に還元
剤も使用しなければならない。この目的に次のものを使
用し得る:硫黄化合物例えば亜硫酸ナトリウム、ピロ亜
硫酸ナトリウムまたはRougalite C(ホルムアミジン
スルフイン酸ナトリウム)、他の有機還元剤例えばアス
コルビン酸、金属塩例えば鉄(II)またはコバルト(I
I)塩、有機金属化合物など。
【0026】共重合に対する反応温度は−15乃至12
0℃間、好ましくは0〜90℃である。
0℃間、好ましくは0〜90℃である。
【0027】次のコモノマー(II)を本発明による単量
体(II)との共重合に対して考慮し得る:少なくとも1
個のフッ素原子を有するエチレン(フッ化ビニル、フッ
化ビニリデン、トリフルオロエチレン、テトラフルオロ
エチレン、トリフルオロクロロエチレン)、CF2=C
YXタイプの単量体、ここにY=H、FまたはClであ
り、そしてXが脂肪族の過フッ素化された基を表わし得
るもの(例えばヘキサフルオロプロペン、ヒドロ-もし
くはクロロペンタフルオロプロペン)またはRF-O基で
あり得るもの(例えばパーフルオロメチル-パーフルオ
ロビニルエーテル;パーフルオロシクロペンチル-パー
フルオロビニルエーテル)。
体(II)との共重合に対して考慮し得る:少なくとも1
個のフッ素原子を有するエチレン(フッ化ビニル、フッ
化ビニリデン、トリフルオロエチレン、テトラフルオロ
エチレン、トリフルオロクロロエチレン)、CF2=C
YXタイプの単量体、ここにY=H、FまたはClであ
り、そしてXが脂肪族の過フッ素化された基を表わし得
るもの(例えばヘキサフルオロプロペン、ヒドロ-もし
くはクロロペンタフルオロプロペン)またはRF-O基で
あり得るもの(例えばパーフルオロメチル-パーフルオ
ロビニルエーテル;パーフルオロシクロペンチル-パー
フルオロビニルエーテル)。
【0028】共重合体は望ましい特性に依存して1〜9
9モル%の本発明による単量体(I)を含有し得る。単
量体(I)の量は、結晶化し得る重合体を形成する非晶
性重合体を生成させるためにコモノマーと共重合させる
場合、少なくとも20モル%であるべきである。ガス状
単量体との共重合は昇圧下で行う。この圧力は少なくと
も2バールであるべきであるが、100バールの値を越
える必要はない。
9モル%の本発明による単量体(I)を含有し得る。単
量体(I)の量は、結晶化し得る重合体を形成する非晶
性重合体を生成させるためにコモノマーと共重合させる
場合、少なくとも20モル%であるべきである。ガス状
単量体との共重合は昇圧下で行う。この圧力は少なくと
も2バールであるべきであるが、100バールの値を越
える必要はない。
【0029】
[実施例1] a)(2-アリル-)ヘプタフルオロシクロペンタノン オクタフルオロシクロペンタン750g(3.54モ
ル)を最初に0〜5℃(氷浴)で導入し、KOH粉末2
05g(3.59モル)を加え、そしてこの懸濁液を撹
拌した。次にアリルアルコール211g(3.64モ
ル)を3時間にわたって滴下しながら加え、その際に少
量の発熱エネルギーを氷浴によりトラップした。撹拌を
室温で16時間続け、次に混合物を水1500ml中に
撹拌導入し、有機相を分離し、そしてNa2SO4上で乾
燥した。
ル)を最初に0〜5℃(氷浴)で導入し、KOH粉末2
05g(3.59モル)を加え、そしてこの懸濁液を撹
拌した。次にアリルアルコール211g(3.64モ
ル)を3時間にわたって滴下しながら加え、その際に少
量の発熱エネルギーを氷浴によりトラップした。撹拌を
室温で16時間続け、次に混合物を水1500ml中に
撹拌導入し、有機相を分離し、そしてNa2SO4上で乾
燥した。
【0030】 粗収率;785g(3.14モル)=理論値の88.7% 粗製物質を蒸留ヘッドを有する30cmビグローカラム
を用いて大気圧で蒸留した。揮発成分(オクタフルオロ
シクロペンテン、約32g=0.151モル)の除去
後、サンプ(sump)温度が約140℃に上昇するまで混
合物を全還流下で4時間沸騰させた[(2-アリル-)ヘ
プタフルオロ-シクロペンタノンを与えるための最初に
生成される1-アリルオキシヘプタフルオロシクロペン
テンの再配置;Tetrehedron、23、4243(196
7);米国特許第3,655,765号参照]。
を用いて大気圧で蒸留した。揮発成分(オクタフルオロ
シクロペンテン、約32g=0.151モル)の除去
後、サンプ(sump)温度が約140℃に上昇するまで混
合物を全還流下で4時間沸騰させた[(2-アリル-)ヘ
プタフルオロ-シクロペンタノンを与えるための最初に
生成される1-アリルオキシヘプタフルオロシクロペン
テンの再配置;Tetrehedron、23、4243(196
7);米国特許第3,655,765号参照]。
【0031】生成物の実際の蒸留が生した。
【0032】第1操作:b.pt.atm 110℃まで67
g(GC;63%生成物、残りはオクタフルオロシクロ
ペンテン及び少量のアリルエーテル)。
g(GC;63%生成物、残りはオクタフルオロシクロ
ペンテン及び少量のアリルエーテル)。
【0033】主フラクション:b.pt.atm 112℃
615g(2.46モル=69.4%) 残り:53g b)フッ化2-[2-(アリル-)オクタフルオロシクロ
ペントキシ]パーフル オロプロパン酸加熱乾燥したフッ化カリウム150g
(2.59モル)をジグリム500ml中に懸濁させ、
そして(2-アリル-)ヘプタフルオロシクロペンタノン
504g(2.0モル)を5〜20℃で撹拌しながら9
0分間にわたって滴下しながら加えた。少々の発熱反応
が静まった後、このものを5℃に冷却し、そしてヘキサ
フルオロプロペンオキシドを少々の還流のみがドライア
イス冷却器中で生じるに十分な程早く凝縮させた。ヘキ
サフルオロプロペンオキシド330g(約1.99モ
ル)を導入した後(1時間当り約80g)、撹拌を室温
で一夜続けた。
615g(2.46モル=69.4%) 残り:53g b)フッ化2-[2-(アリル-)オクタフルオロシクロ
ペントキシ]パーフル オロプロパン酸加熱乾燥したフッ化カリウム150g
(2.59モル)をジグリム500ml中に懸濁させ、
そして(2-アリル-)ヘプタフルオロシクロペンタノン
504g(2.0モル)を5〜20℃で撹拌しながら9
0分間にわたって滴下しながら加えた。少々の発熱反応
が静まった後、このものを5℃に冷却し、そしてヘキサ
フルオロプロペンオキシドを少々の還流のみがドライア
イス冷却器中で生じるに十分な程早く凝縮させた。ヘキ
サフルオロプロペンオキシド330g(約1.99モ
ル)を導入した後(1時間当り約80g)、撹拌を室温
で一夜続けた。
【0034】最後に、生成物及びジグリムの部分をb.p
t.18mbar約50℃までの水流ジエット真空下で留去し
た。粗重量940g。
t.18mbar約50℃までの水流ジエット真空下で留去し
た。粗重量940g。
【0035】粗蒸留物を30cm充てんカラム上で分別
した:未転化の出発物質の第1操作(102g)後、主
フラクション(b.pt.15mbar 41〜44℃)554
gが得られ、このものはGCにより目的生成物約65%
及びジグリム約30%を含んでいた。
した:未転化の出発物質の第1操作(102g)後、主
フラクション(b.pt.15mbar 41〜44℃)554
gが得られ、このものはGCにより目的生成物約65%
及びジグリム約30%を含んでいた。
【0036】収率:57.8%(GC純度を参照) 目的生成物約15%、残留ジグリム及びHFPOの多付
加生成物が底部に残った。
加生成物が底部に残った。
【0037】1H-NMR:δ=2.83ppm(dm、2H、
-CH2-);5.34ppm(dm、2H、=CH2)そして
5.8ppm(m、1H、CH=)(随時内標準、CDCl3
中のTMS) c)2-(アリル-)オクタフルオロシクロペンチル-ト
リフルオロビニルエーテル 実施例1b)からの蒸留物554g[=フッ化2-[2
(アリル)オクタフルオロシクロペントキシ]-パーフ
ルオロプロパン酸約360g(1.02モル)]を0〜
5℃で最初にジオキサン300ml中に導入し、そして
45%水酸化ナトリウム溶液220gを用いて3時間に
わたってフエノールフタレンに対してアルカリ性にし
た。懸濁液が生じ、このものを水流ジエット真空下で蒸
発によりその容積の約1/3に濃縮した。この物質をト
ルエン500mlと共に撹拌し、次に不溶性塩を吸引に
より除去し、そしてトルエンで洗浄した。
-CH2-);5.34ppm(dm、2H、=CH2)そして
5.8ppm(m、1H、CH=)(随時内標準、CDCl3
中のTMS) c)2-(アリル-)オクタフルオロシクロペンチル-ト
リフルオロビニルエーテル 実施例1b)からの蒸留物554g[=フッ化2-[2
(アリル)オクタフルオロシクロペントキシ]-パーフ
ルオロプロパン酸約360g(1.02モル)]を0〜
5℃で最初にジオキサン300ml中に導入し、そして
45%水酸化ナトリウム溶液220gを用いて3時間に
わたってフエノールフタレンに対してアルカリ性にし
た。懸濁液が生じ、このものを水流ジエット真空下で蒸
発によりその容積の約1/3に濃縮した。この物質をト
ルエン500mlと共に撹拌し、次に不溶性塩を吸引に
より除去し、そしてトルエンで洗浄した。
【0038】トルエン溶液をロータリー・エバポレータ
中で濃縮し、その際に553gで残り、このものをオイ
ルポンプの真空下にて最高50℃で更に濃縮した。
中で濃縮し、その際に553gで残り、このものをオイ
ルポンプの真空下にて最高50℃で更に濃縮した。
【0039】残った極めて粘稠なナトリウム塩をオイル
ポンプの真空下にて金属浴上で徐々に最高280℃まで
加熱した。ブリッジを介して100℃までの浴温度で留
去した物質は殆んど残留トルエン及びジグリムからな
り、そしてこのものは廃棄した。150〜180℃でナ
トリウム塩の熱分解は開始した。蒸留物352gを捕集
し、このものを水流ジエット真空下にて30cm充てん
カラム上で分別した: 第1操作:b.pt.18mbar <35℃;45g;廃棄し
た。
ポンプの真空下にて金属浴上で徐々に最高280℃まで
加熱した。ブリッジを介して100℃までの浴温度で留
去した物質は殆んど残留トルエン及びジグリムからな
り、そしてこのものは廃棄した。150〜180℃でナ
トリウム塩の熱分解は開始した。蒸留物352gを捕集
し、このものを水流ジエット真空下にて30cm充てん
カラム上で分別した: 第1操作:b.pt.18mbar <35℃;45g;廃棄し
た。
【0040】フラクションI b.pt.18mbar 41〜
48℃、189g、GCにより目的生成物77%、ジグ
リム15%が示された フラクションII b.pt.18mbar >50℃、殆んどジ
グリム57g 残渣 約50g、交叉結合生成物。
48℃、189g、GCにより目的生成物77%、ジグ
リム15%が示された フラクションII b.pt.18mbar >50℃、殆んどジ
グリム57g 残渣 約50g、交叉結合生成物。
【0041】生成物フラクションIを同じカラム上で再
蒸留した:フラクションI b.pt.18mbar 45〜4
7℃、155g、GCにより目的生成物88%が示され
た 残渣 約30g<3%ジグリム1 H-NMR:δ=2.79ppm(dm、2H、-CH2-);
5.30ppm(dm、2H、=CH2)及び5.72ppm(m、
1H、CH=)(CDCl3中の随時内標準TMS) 不純物として生じた1,1,1,2-テトラフルオロ-エト
キシ化合物は6.05ppmで追加の1H共鳴を与えた。
蒸留した:フラクションI b.pt.18mbar 45〜4
7℃、155g、GCにより目的生成物88%が示され
た 残渣 約30g<3%ジグリム1 H-NMR:δ=2.79ppm(dm、2H、-CH2-);
5.30ppm(dm、2H、=CH2)及び5.72ppm(m、
1H、CH=)(CDCl3中の随時内標準TMS) 不純物として生じた1,1,1,2-テトラフルオロ-エト
キシ化合物は6.05ppmで追加の1H共鳴を与えた。
【0042】[実施例2] a)(2-アリル-)ペンタフルオロシクロブタノン ヘキサフルオロシクロブテン320g(1.98モル)
をアリルアルコール116g(2モル)中にて−5℃で
縮合した。次に水150mlに溶解したKOH113g
(1.98モル)を3時間にわたって徐々に滴下しなが
ら加え、その際に温度を0〜5℃で保持した。
をアリルアルコール116g(2モル)中にて−5℃で
縮合した。次に水150mlに溶解したKOH113g
(1.98モル)を3時間にわたって徐々に滴下しなが
ら加え、その際に温度を0〜5℃で保持した。
【0043】上記のものを水1000ml中に撹拌導入
し、有機相を分離し、そしてNa2SO4上で乾燥した。
し、有機相を分離し、そしてNa2SO4上で乾燥した。
【0044】粗製収量:372g 粗製物質を実施例1a)に記載のとおりに熱的に再配置
し、次に大気圧で分別した。
し、次に大気圧で分別した。
【0045】b.pt.atm 63〜65℃、289g(G
Cから95%;1.44モル=73%)。
Cから95%;1.44モル=73%)。
【0046】残渣 75g フッ化2-[2-(アリル-)ヘキサフルオロシクロブト
キシ]-パーフルオロプロパン酸 実施例2a)からのケトン1モルを実施例1b)と同じ
方法でヘキサフルオロプロペンオキシドと反応させた。
キシ]-パーフルオロプロパン酸 実施例2a)からのケトン1モルを実施例1b)と同じ
方法でヘキサフルオロプロペンオキシドと反応させた。
【0047】処理の後、目的化合物が約85%(GC)
である生成物フラクション(b.pt.18 34〜36
℃)が得られた。
である生成物フラクション(b.pt.18 34〜36
℃)が得られた。
【0048】c)2-(アリル)-ヘキサフルオロシクロ
ブチル-トリフルオロビニルエーテル 実施例2b)からのフッ化カルボン酸(0.5モル、8
5%)を実施例1c)と同様の方法でナトリウム塩に転
化させ、そしてオイルポンプの真空下で150〜220
℃で熱分解した。凝集物を水流ジエットの真空下で分別
した。
ブチル-トリフルオロビニルエーテル 実施例2b)からのフッ化カルボン酸(0.5モル、8
5%)を実施例1c)と同様の方法でナトリウム塩に転
化させ、そしてオイルポンプの真空下で150〜220
℃で熱分解した。凝集物を水流ジエットの真空下で分別
した。
【0049】収率:用いたフッ化カルボン酸に対して2
7%。
7%。
【0050】b.pt.20mbar:32〜33℃、GCによ
り目的生成物82%が示された。
り目的生成物82%が示された。
【0051】[実施例3] a)(3-アリル-)ヘプタフルオロブタン-2-オン オクタフルオロブト-2-エン 396g(1.98モ
ル)をアリルアルコール116g(2モル)中にて−5
℃で縮合させた。次に水150mlに溶解したKOH1
13g(1.98モル)を3時間にわたって徐々に滴下
しながら加え、その際に温度を0〜5℃で保持した。撹
拌を室温で一夜続け、そして処理を実施例2aと同じ方
法で行った。
ル)をアリルアルコール116g(2モル)中にて−5
℃で縮合させた。次に水150mlに溶解したKOH1
13g(1.98モル)を3時間にわたって徐々に滴下
しながら加え、その際に温度を0〜5℃で保持した。撹
拌を室温で一夜続け、そして処理を実施例2aと同じ方
法で行った。
【0052】粗製収量438g。
【0053】粗製物質を実施例1a)と同じ方法で熱的
に再配置し、次に大気圧で分別した。
に再配置し、次に大気圧で分別した。
【0054】b.pt.atm:87〜89℃、348g(G
Cにより97%;1.46モル=73.8%) 残渣:85g b)フッ化2[3-(アリル-)ヘプタフルオロブト-2-
オキシ]パーフルオロプロパン酸 実施例3a)からのケトン1モルを実施例1b)と同じ
方法でヘキサフルオロプロペンオキシドと反応させた。
Cにより97%;1.46モル=73.8%) 残渣:85g b)フッ化2[3-(アリル-)ヘプタフルオロブト-2-
オキシ]パーフルオロプロパン酸 実施例3a)からのケトン1モルを実施例1b)と同じ
方法でヘキサフルオロプロペンオキシドと反応させた。
【0055】処理した後、目的生成物が78%(GCか
ら)である生成物フラクション(b.pt.18 56〜5
8℃)が得られ;収率は約42%であった。
ら)である生成物フラクション(b.pt.18 56〜5
8℃)が得られ;収率は約42%であった。
【0056】c)3-(アリル-)ヘプタフルオロブト-
2-イル-トリフルオロビニルエーテル 実施例3b)からのフッ化カルボン酸(0.5モル、7
8%)を実施例1c)と同じ方法でナトリウム塩に転化
し、そしてオイルポンプの真空下にて150〜230℃
で熱分解した。凝集体を水流ジエットの真空下で分別し
た。
2-イル-トリフルオロビニルエーテル 実施例3b)からのフッ化カルボン酸(0.5モル、7
8%)を実施例1c)と同じ方法でナトリウム塩に転化
し、そしてオイルポンプの真空下にて150〜230℃
で熱分解した。凝集体を水流ジエットの真空下で分別し
た。
【0057】収率:用いたフッ化カルボン酸に対して2
9%。
9%。
【0058】[実施例4]1,1,2,2,3,3-ヘキサフ
ルオロシクロペンタン30g、ジイソプロピルパーオキ
シジカーボネート50mg及び2-(アリル-)オクタフ
ルオロシクロペンチル-トリフルオロビニルエーテル
(実施例1に記載の純度)15gを100ml入りガラ
ス製フラスコ中に入れ、そして撹拌しながら−50℃に
冷却した。反応装置中の圧力を約4ミリバールに3回減
圧し、そして各回毎に窒素を吹き込んだ。反応混合物を
一定で撹拌しながら40℃に加熱した。40℃で4時間
の全反応時間後、混合物を冷却した。31.4重量%の
固体含有量を有する粘稠で、無色の溶液が得られ、そし
てエタノール中で撹拌することにより沈殿された。白色
の、粉末状重合体13gを単離した。重合体はアセトン
に可溶性であった。19F-NMRスペクトロスコピーに
より測定した未転化のフルオロビニル基の残留量は用い
たフルオロビニル基に対して9モル%より少なかった
(標準としてCFCl3に対してアセトン-d6中にて-1
15ppmでの信号を用いて評価した)。1H-NMRスペ
クトルにおいて、未転化のアリル基の量は用いたアリル
基に対して4モル%より少なく測定された(5.3〜5.
5ppm:2重線及び5.9ppm:6重線での信号を用いて
評価、アセトン-d6中で測定)。
ルオロシクロペンタン30g、ジイソプロピルパーオキ
シジカーボネート50mg及び2-(アリル-)オクタフ
ルオロシクロペンチル-トリフルオロビニルエーテル
(実施例1に記載の純度)15gを100ml入りガラ
ス製フラスコ中に入れ、そして撹拌しながら−50℃に
冷却した。反応装置中の圧力を約4ミリバールに3回減
圧し、そして各回毎に窒素を吹き込んだ。反応混合物を
一定で撹拌しながら40℃に加熱した。40℃で4時間
の全反応時間後、混合物を冷却した。31.4重量%の
固体含有量を有する粘稠で、無色の溶液が得られ、そし
てエタノール中で撹拌することにより沈殿された。白色
の、粉末状重合体13gを単離した。重合体はアセトン
に可溶性であった。19F-NMRスペクトロスコピーに
より測定した未転化のフルオロビニル基の残留量は用い
たフルオロビニル基に対して9モル%より少なかった
(標準としてCFCl3に対してアセトン-d6中にて-1
15ppmでの信号を用いて評価した)。1H-NMRスペ
クトルにおいて、未転化のアリル基の量は用いたアリル
基に対して4モル%より少なく測定された(5.3〜5.
5ppm:2重線及び5.9ppm:6重線での信号を用いて
評価、アセトン-d6中で測定)。
【0059】 [η]=0.031dl/g(アセトン/25℃) DSC:Tg=100℃ [実施例5]脱イオン化水40g、パーフルオロオクチ
ルスルホン酸リチウム0.16g、過酸化二硫酸カリウ
ム0.3g及び2-アリル-オクタフルオロ-シクロペンチ
ル-トリフルオロビニルエーテル(実施例1に記載の純
度を有する)10gを100ml入りガラス製フラスコ
中に入れ、そして撹拌しながら1℃に冷却した。次に反
応装置中の圧力を約20ミリバールに5回減圧し、そし
て各回毎に窒素を吹き込んだ。反応混合物を一定で撹拌
しながら70℃に加熱した。70℃での10時間の全反
応時間後、混合物を冷却した。数時間静置した後、粘稠
な油状相約1gが反応容器の底部上に沈殿し、このもの
を分別した。4%硫酸マグネシウム水溶液を用いて凝集
させることにより白色の粉末状重合体4.5gを上澄み
の乳白色乳化液から単離した。重合体はビストリフルオ
ロメチルフエノール(BTFMP)及びアセトン中でゲ
ルを生成せずに可溶性であった。極限粘度数は0.04
2dl/g(THF/25℃)であった;DSC:Tg
=64℃。
ルスルホン酸リチウム0.16g、過酸化二硫酸カリウ
ム0.3g及び2-アリル-オクタフルオロ-シクロペンチ
ル-トリフルオロビニルエーテル(実施例1に記載の純
度を有する)10gを100ml入りガラス製フラスコ
中に入れ、そして撹拌しながら1℃に冷却した。次に反
応装置中の圧力を約20ミリバールに5回減圧し、そし
て各回毎に窒素を吹き込んだ。反応混合物を一定で撹拌
しながら70℃に加熱した。70℃での10時間の全反
応時間後、混合物を冷却した。数時間静置した後、粘稠
な油状相約1gが反応容器の底部上に沈殿し、このもの
を分別した。4%硫酸マグネシウム水溶液を用いて凝集
させることにより白色の粉末状重合体4.5gを上澄み
の乳白色乳化液から単離した。重合体はビストリフルオ
ロメチルフエノール(BTFMP)及びアセトン中でゲ
ルを生成せずに可溶性であった。極限粘度数は0.04
2dl/g(THF/25℃)であった;DSC:Tg
=64℃。
【0060】[実施例6]実施例5の方法を90℃で繰
り返して行った。4時間の全反応時間後、粘稠な油状相
が数時間冷却し、そして静置した後に反応容器の底部上
に沈殿した。4%硫酸マグネシウム水溶液で凝集させる
ことにより白色の粉末状重合体3.5gを上澄みの乳白
色の乳化液から単離した。重合体はビストリフルオロメ
チルフエノール(BTFMP)及びアセトン中でゲルを
生成せずに可溶性であった。極限粘度数[スタウデイン
ガー(Staudinger)指数]は3.5ml/g(THF/
25℃)であった。ゲルクロマトグラフイーによりTH
F中で測定した重量平均分子量は1.3×104g/モル
であり、0.6の非均一性であった(ポリスチレン較正
曲線)。
り返して行った。4時間の全反応時間後、粘稠な油状相
が数時間冷却し、そして静置した後に反応容器の底部上
に沈殿した。4%硫酸マグネシウム水溶液で凝集させる
ことにより白色の粉末状重合体3.5gを上澄みの乳白
色の乳化液から単離した。重合体はビストリフルオロメ
チルフエノール(BTFMP)及びアセトン中でゲルを
生成せずに可溶性であった。極限粘度数[スタウデイン
ガー(Staudinger)指数]は3.5ml/g(THF/
25℃)であった。ゲルクロマトグラフイーによりTH
F中で測定した重量平均分子量は1.3×104g/モル
であり、0.6の非均一性であった(ポリスチレン較正
曲線)。
【0061】DSC:Tg=58℃ [実施例7〜9]脱イオン化水130ml中の2-アリ
ル-オクタフルオロシクロペンチル-トリフルオロビニル
エーテルとトリフルクロロエチレンとの共重合体を最初
に0.3リットル入りオートクレーブ中に入れた。この
ものにパーフルオロオクチルスルホン酸リチウム0.5
gを溶解した。次に10バールの圧力で窒素をシールし
たオートクレーブに入れ、そして圧力を順次3回大気圧
に開放した。表1(=単量体1)に与える量の2-アリ
ル-オクタフルオロシクロペンチル-トリフルオロビニル
エーテル(実施例1のとおり)及びトリフルオロクロロ
エチレン30gをオートクレーブ中に入れ、そして反応
混合物を撹拌しながら70℃に加熱した。この温度に到
達した後、過酸化二硫酸カリウム0.5gを含む水溶液
20gをオートクレーブ中に強制添加した。表1に与え
る全反応時間後、オートクレーブの内容物を冷却し、そ
して未転化の混合物を排出させた。この方法で得られた
反応混合物を十分に凝集させるために4%硫酸マグネシ
ウム水溶液130ml中に注いだ。生成物を水で洗浄
し、次に乾燥し、トリフルオロクロロエチレン及び2-
アリル-オクタフルオロシクロペンチル-トリフルオロビ
ニルエーテルの単位からなる共重合体(白色粉末)を表
1に示す収量及び組成(19F-NMRスペクトルまたは
元素状塩素の分析を用いる)で生成させた。
ル-オクタフルオロシクロペンチル-トリフルオロビニル
エーテルとトリフルクロロエチレンとの共重合体を最初
に0.3リットル入りオートクレーブ中に入れた。この
ものにパーフルオロオクチルスルホン酸リチウム0.5
gを溶解した。次に10バールの圧力で窒素をシールし
たオートクレーブに入れ、そして圧力を順次3回大気圧
に開放した。表1(=単量体1)に与える量の2-アリ
ル-オクタフルオロシクロペンチル-トリフルオロビニル
エーテル(実施例1のとおり)及びトリフルオロクロロ
エチレン30gをオートクレーブ中に入れ、そして反応
混合物を撹拌しながら70℃に加熱した。この温度に到
達した後、過酸化二硫酸カリウム0.5gを含む水溶液
20gをオートクレーブ中に強制添加した。表1に与え
る全反応時間後、オートクレーブの内容物を冷却し、そ
して未転化の混合物を排出させた。この方法で得られた
反応混合物を十分に凝集させるために4%硫酸マグネシ
ウム水溶液130ml中に注いだ。生成物を水で洗浄
し、次に乾燥し、トリフルオロクロロエチレン及び2-
アリル-オクタフルオロシクロペンチル-トリフルオロビ
ニルエーテルの単位からなる共重合体(白色粉末)を表
1に示す収量及び組成(19F-NMRスペクトルまたは
元素状塩素の分析を用いる)で生成させた。
【0062】また溶解度、極限粘度数[η]及びDSC
の結果を表1に示す。
の結果を表1に示す。
【0063】更に、重合体組成を2-アリル-オクタフル
オロシクロペンチル-トリフルオロビニルエーテルから
生じる重合体構造単位に対するトリフルオロクロロエチ
レンから生じる重合体構造単位のモル比として示す。
オロシクロペンチル-トリフルオロビニルエーテルから
生じる重合体構造単位に対するトリフルオロクロロエチ
レンから生じる重合体構造単位のモル比として示す。
【0064】
【表1】
【0065】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
りである。
【0066】1.式
【0067】
【化4】
【0068】式中、R1 F及びR2 Fは−CF3または一緒
になって(CF2)nのいずれかを表わし、ここにn=
2または3、の2-アリル-パーフルオロアルキル-トリ
フルオロビニルエーテル。
になって(CF2)nのいずれかを表わし、ここにn=
2または3、の2-アリル-パーフルオロアルキル-トリ
フルオロビニルエーテル。
【0069】2.上記1に記載の2-アリル-パーフルオ
ロシクロペンチル-トリフルオロビニルエーテル。
ロシクロペンチル-トリフルオロビニルエーテル。
【0070】3.a)ヘキサフルオロプロペンオキシド
を2-アリル-置換されたパーフルオロシクロケトンまた
はパーフルオロケトンと反応させ、 b)生じるフッ化2-(アリルパーフルオロシクロアル
コキシ)-または2-(アリルパーフルオロアルコキシ)
-パーフルオロプロパン酸をアルカリ性けん化し、これ
により対応するナトリウム塩を生成させ、 c)そしてナトリウム塩を約150〜350℃で脱カル
ボキシル化することからなる、上記1に記載のエーテル
の製造方法。
を2-アリル-置換されたパーフルオロシクロケトンまた
はパーフルオロケトンと反応させ、 b)生じるフッ化2-(アリルパーフルオロシクロアル
コキシ)-または2-(アリルパーフルオロアルコキシ)
-パーフルオロプロパン酸をアルカリ性けん化し、これ
により対応するナトリウム塩を生成させ、 c)そしてナトリウム塩を約150〜350℃で脱カル
ボキシル化することからなる、上記1に記載のエーテル
の製造方法。
【0071】4.工程(b)及び(c)間でb)により
得られるナトリウム塩を芳香族炭化水素に溶解し、不溶
性塩を溶液から分離し、そして溶液を共沸点に乾燥して
精製したナトリウム塩を残し、これにより工程(c)に
おける副生物2-アリル-パーフルオロアルキル-1,1,
2,2-テトラフルオロエチルエーテルの生成を減少させ
る、上記3に記載の方法。
得られるナトリウム塩を芳香族炭化水素に溶解し、不溶
性塩を溶液から分離し、そして溶液を共沸点に乾燥して
精製したナトリウム塩を残し、これにより工程(c)に
おける副生物2-アリル-パーフルオロアルキル-1,1,
2,2-テトラフルオロエチルエーテルの生成を減少させ
る、上記3に記載の方法。
【0072】5.少なくとも1つの式
【0073】
【化5】
【0074】式中、R1 F、R2 Fは−CF3または一緒に
なって(CF2)nのいずれかを表わし、ここにn=2
または3、の単量体構造単位を含む、重合体または共重
合体。
なって(CF2)nのいずれかを表わし、ここにn=2
または3、の単量体構造単位を含む、重合体または共重
合体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルブレヒト・マルホルト ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン1・カール−ドウイスベルク−シユト ラーセ329
Claims (2)
- 【請求項1】 式 【化1】 式中、R1 F及びR2 Fは−CF3または一緒になって(C
F2)nのいずれかを表わし、ここにn=2または3、
の2-アリル-パーフルオロアルキル-トリフルオロビニ
ルエーテル。 - 【請求項2】 a)ヘキサフルオロプロペンオキシドを
2-アリル-置換されたパーフルオロシクロケトンまたは
パーフルオロケトンと反応させ、 b)生じるフッ化2-(アリルパーフルオロシクロアル
コキシ)-または2-(アリルパーフルオロアルコキシ)
-パーフルオロプロパン酸をアルカリ性けん化し、これ
により対応するナトリウム塩を生成させ、 c)そしてナトリウム塩を約150〜350℃で脱カル
ボキシル化することからなる、請求項1に記載のエーテ
ルの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4219764.3 | 1992-06-17 | ||
DE4219764A DE4219764A1 (de) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | Cyclopolymerisierbare Fluorverbindungen, Verfahren zu deren Herstellung und daraus erhältliche thermoplastische Fluorpolymere |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0672939A true JPH0672939A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=6461171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5165913A Pending JPH0672939A (ja) | 1992-06-17 | 1993-06-14 | 2−アリル−パーフルオロアルキル−トリフルオロビニルエーテルおよびその製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5313003A (ja) |
EP (1) | EP0577979B1 (ja) |
JP (1) | JPH0672939A (ja) |
CA (1) | CA2098367A1 (ja) |
DE (2) | DE4219764A1 (ja) |
Cited By (2)
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