JPH0672832A - ヘアリンス組成物 - Google Patents

ヘアリンス組成物

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JPH0672832A
JPH0672832A JP4230341A JP23034192A JPH0672832A JP H0672832 A JPH0672832 A JP H0672832A JP 4230341 A JP4230341 A JP 4230341A JP 23034192 A JP23034192 A JP 23034192A JP H0672832 A JPH0672832 A JP H0672832A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 すすぎ流すタイプの製剤でも紫外線によって
毛髪が赤茶けたり、つやが損なわれたりまたパサつくこ
とを防止する毛髪化粧料を提供することを目的とする。 【構成】 (A)式(1)で表わされるカチオン界面活
性剤及び/又はモノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低
級アルキルエステル塩、(B)式(2)で表わされる2
5℃における粘度が500センチストークス以上である
シリコーンオイル、及び(C)油溶性紫外線吸収剤を含
有することを特徴とするヘアリンス組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪が紫外線によって
赤色化したり、つやが損なわれたり、パサついたりする
ことを防止する、洗い流すタイプのヘアリンス組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】紫外線によって皮膚がサンターン、サン
バーンと呼ばれる炎症を起こすことはよく知られてお
り、これらを防ぐ技術は多数紹介されている。
【0003】しかし、紫外線によって毛髪が赤茶けた
り、つやを損なったり、特に海水やプールでは赤茶ける
と同時に毛髪がバサバサになるなどの不具合が生じるの
に、これらを防ぐ技術提案は少ない。このような不具合
は、日常誰でもが使用するリンスやコンディショナー等
で防ぐことが出来れば、非常に手軽に紫外線による毛髪
の損傷を防げるのであるが、このようなすすぎ流すタイ
プの製剤では紫外線吸収剤を配合しても、多くはすすぎ
流されてしまい、効果がほとんど発揮されない。特開平
3−130213号公報や米国特許第4104368号
では、これらを解決する試みがなされているが、前者
は、ラメラ相に油溶性日焼け止め剤を入れる工夫がなさ
れているものの、特殊な技法であり、一般的でなく、ま
た、毛髪のパサつきをおさえる効果は論じられていな
い。一方、後者は日焼け止め物質が酸性水溶性陰イオン
であるため、毛髪上の残留性という観点から不十分であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、誰もが、
手軽に使用するリンスやコンディショナーのようなすす
ぎ流すタイプの製剤においては、紫外線によって毛髪が
赤茶けたり、つやが損なわれたり、パサついたりするこ
とを防ぐ効果が不十分であった。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、すすぎ流すタイプの製剤でも紫外線によって毛
髪が赤茶けたり、つやが損なわれたりまたパサつくこと
を防止する毛髪化粧料を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、(A)下記化3に示す式(1)で表わされ
るカチオン界面活性剤及び/又はモノ−N−長鎖アシル
塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩、(B)下記化
4に示す式(2)で表わされる25℃における粘度が5
00センチストークス以上であるシリコーンオイル、及
び(C)油溶性紫外線吸収剤を含有することを特徴とす
るヘアリンス組成物を提供する。
【0007】
【化3】
【0008】[式中、R1 は、炭素数10〜24のアル
キル基またはアルケニル基、炭素数10〜24のヒドロ
キシアルキル基、またはR5 −(OCH2 CH2 n
(ただし、R5 は炭素数10〜24のアルキル基または
炭素数10〜24のヒドロキシアルキル基、nは1〜1
0の整数である)を示し、R2 は、炭素数1〜3のアル
キル基、−(CH(R6 )CH2 O)m −H(ただし、
6 は水素原子またはメチル基、mは1〜5の整数であ
る。)、ベンジル基、シンナミル基、炭素数10〜24
のアルキル基またはアルケニル基、炭素数10〜24の
ヒドロキシアルキル基、またはR5 −(OCH2 −CH
2 n −(ただし、R5 およびnは前記と同じ意味をも
つ)を示し、R3 およびR4 は夫々炭素数1〜3のアル
キル基、−(CH(R6 )CH2 O)m −H(ただし、
6 およびmは上述と同じ意味を表わす)、ベンジル
基、またはシンナミル基を示し、X1 はハロゲン原子、
メチル硫酸基またはエチル硫酸基である。]
【0009】
【化4】
【0010】(式中、R7 は、水素原子、炭素数1〜3
の低級アルキル基またはフェニル基であり、R8 は炭素
数1〜3の低級アルキル基または水酸基であり、nは1
40以上である。)以下、本発明の洗浄剤組成物につ
き、更に詳しく説明する。
【0011】本発明の毛髪化粧料の第1の必須成分は、
下記化5に示す式(1)で表されるカチオン界面活性
剤、及び/又はN−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アル
キルエステル塩である。
【0012】
【化5】
【0013】式中、R1 は、炭素数10〜24のアルキ
ル基またはアルケニル基、炭素数10〜24のヒドロキ
シアルキル基、またはR5 −(OCH2 CH2 n
(ただし、R5 は炭素数10〜24のアルキル基または
炭素数10〜24のヒドロキシアルキル基、nは1〜1
0の整数である)を示す。
【0014】R2 は、炭素数1〜3のアルキル基、−
(CH(R6 )CH2 O)m −H(ただし、R6 は水素
原子またはメチル基、mは1〜5の整数である。)、ベ
ンジル基、シンナミル基、炭素数10〜24のアルキル
基またはアルケニル基、炭素数10〜24のヒドロキシ
アルキル基、またはR5 −(OCH2 −CH2 n
(ただし、R5 およびnは前記と同じ意味をもつ)を示
す。
【0015】R3 およびR4 は夫々炭素数1〜3のアル
キル基、−(CH(R6 )CH2 O)m −H(ただし、
6 およびmは上述と同じ意味を表わす)、ベンジル
基、またはシンナミル基を示す。X1 はハロゲン原子、
メチル硫酸基またはエチル硫酸基である。
【0016】式(1)で示す第四級アンモニウム塩は、
毛髪化粧料に適度の疎水性を付与し、毛髪に対する親和
性を向上させる一方、毛髪に適度な保水性を付与し、毛
髪を柔らかく且つしなやかにする能力を有する。
【0017】なお、上記第4級アンモニウム塩の具体例
としては、セチルトリメチルアンモニウムブロミド、ス
テアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリル
トリメチルアンモニウムメチルサルフェート、エイコシ
ルトリメチルアンモニウムクロリド、N−ステアリル−
N,N,N−トリ(ポリオキシエチレン)アンモニウム
ブロミド(合計3モル付加)、16−メチルヘプタデシ
ルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルベンジル
アンモニウムメチルサルフェート、水素添加牛脂アルキ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジ
メチルアンモニウムクロライド、ジオレイルジメチルア
ンモニウムクロライド、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジ
メチルエタノールアンモニウムクロライド、ステアリン
酸アミドプロピルジメチルアンモニウムクロライド等が
挙げられ、これらの1種を単独で、又は2種以上組合せ
て使用することができる。
【0018】一方、本発明の第1の必須成分を構成する
N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩
としては、これを構成する塩基性アミノ酸が、例えばオ
ルニチン、リジン及びアルギニン等の天然アミノ酸であ
るものを挙げることができる。更に、アミノ酸としては
例えばα、γ−ジアミノ酪酸のような合成アミノ酸を用
いることも可能である。これらは光学活性体でもラセミ
体でもよい。また、そのアシル基は、炭素数8〜22の
飽和又は不飽和の高級脂肪酸残基が好ましい。これらは
天然のものでも合成されたものでもよい。例えばラウロ
イル基、ミリストイル基、パルミトイル基及びステアロ
イル基などの単一高級脂肪酸残基、並びにヤシ油高級脂
肪酸残基及び牛脂高級脂肪酸残基などの天然の混合高級
脂肪酸残基を採用することができる。
【0019】N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキ
ルエステル塩の低級アルキルエステル成分としては、メ
チルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、ブ
チルエステル、ペンチルエステル、ヘキシルエステル、
ヘプチルエステル及びオクチルエステルが適当である。
その塩としては、例えば塩酸塩、硫酸塩のような無機酸
塩、又は、例えば酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、p−
トルエンスルホン酸塩、高級脂肪酸塩、酸性アミノ酸
塩、ピログルタミン酸塩のような有機酸塩を採用するこ
とができる。これらのうち、塩酸塩、L又はDL−ピロ
リドンカルボン酸塩及び酸性アミノ酸塩の形が好まし
い。
【0020】本発明の第1の必須成分の配合量は、毛髪
化粧料全体に対して好ましくは0.1〜10重量%、よ
り好ましくは0.1〜5重量%であり、0.1重量%未
満では本発明の効果が十分に発揮されず、10重量%を
越えると乾燥後の毛髪にべたつきが生じる傾向となる。
本発明の毛髪化粧料の第2の必須成分は、下記化6に示
す式(2)で表されるシリコーンオイルである。
【0021】
【化6】
【0022】式中、R7 は、水素原子、炭素数1〜3の
低級アルキル基またはフェニル基であり、R8 は炭素数
1〜3の低級アルキル基または水酸基であり、nは14
0以上である。
【0023】これらシリコーンオイルの具体例として
は、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロ
キサン等が例示され、これらのうち1種を単独で、又は
2種以上を併用して用いることができる。
【0024】ここで式(2)のシリコーンオイルは、2
5℃における粘度が500センチストークス以上、好ま
しくは500〜2,000,000センチストークスの
ものである。粘度が500センチストークスより低い
と、本発明の目的を達成することができない。
【0025】本発明の第2の必須成分の配合量は、毛髪
化粧料全体の0.05〜50%、特に0.1〜15%と
することが好ましく、0.05%に満たないと、本発明
の効果が十分発揮されず、50%を超えると毛髪がべた
つくなど不具合が生じる。
【0026】本発明の毛髪化粧料の第3の必須成分であ
る油溶性紫外線吸収剤としては、代表例として2−ヒド
ロキシ−4−メトキシベンソフェノン、2,2′−ジヒ
ドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフェノン、2,
2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェノン、
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2′−ジヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、4−メトキシ
ケイ皮酸2−エチルヘキシル、4−メトキシケイ皮酸エ
チル、4−メトキシケイ皮酸イソプロピル、2,4−ジ
イソプロピルケイ皮酸メチル、2,4−ジイソプロピル
ケイ皮酸エチル、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息
香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラ
ジメチルアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安
息香酸オクチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラ
ジメチルアミノ安息香酸アミル、サリチル酸フェニル、
サリチル酸2−エチルヘキシル、サリチル酸ホモメンチ
ル、サリチル酸ミリスチル、サリチル酸チタン、サリチ
ル酸プロピレングリコール、2−(2−ヒドロキシ−5
−メチルフェニル)−ベンゾトリアゾールウロカニン
酸、ウロカニン酸エチル、アントラニル酸メチル、4−
メトキシケイ皮酸ブチル、4−tert−ブチル−4′
−メトキシ−ジベンゾイルメタン等を挙げることが出来
る。
【0027】本発明の第3の必須成分である油溶性紫外
線吸収剤の配合量は、特に限定されないが、毛髪化粧料
全体に対して0.01重量%以上が好ましく、0.01
重量%未満では本発明の効果が十分発揮され難い。
【0028】本発明の毛髪化粧料には、上述の(A)〜
(C)成分の他に、必要に応じて毛髪化粧料に一般的に
配合される慣用成分である、脂肪酸、高級アルコール、
乳化安定剤、耐寒剤、増粘剤、植物抽出物、動物抽出
物、動植物代謝物、タンパク誘導体、生薬、殺菌剤、油
分、界面活性剤、pH調節剤、色素等を配合することが
できる。
【0029】
【発明の効果】本発明のヘアリンス組成物は、所定のカ
チオン界面活性剤及び又はN−長鎖アシル塩基性アミノ
酸低級アルキルエステル塩からなる(A)成分と、所定
のシリコ−ンオイルからなる(B)成分と、油溶性紫外
線吸収剤からなる(C)成分とを併用してなるものであ
る。そのため、これらの3成分の特異的な組合せによ
り、紫外線によって毛髪が赤茶けたり、つやが損なわれ
たり、パサついたりすることが効果的に防止される。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明するが、
本発明は、これら実施例に限定されるものではない。な
お、実施例の説明に先立ち、各例において採用した評価
方法について説明する。 評価方法 (1)毛髪の赤色化防止効果 下記方法で調整した毛髪を屋外日光曝露し、400ラン
グレイの光量を照射した後の毛髪を官能評価した。 毛髪調整方法: 使用毛髪:株式会社スタックス製 コールドパーマ処理:
【0031】上記スタックス社より入手した毛髪10g
を束ねて下記A溶液(毛髪重量の30倍量)に14分間
浸漬し、流水ですすいだ後、軽く水分をとり、下記B溶
液(毛髪重量の約40倍)に5分間浸漬し、流水ですす
いだ後、室内で一昼夜以上乾燥させた。 A溶液:チオグリコール酸5%水溶液(アンモニア水で
pHを9.6に調整) B溶液:臭素酸カリウム3%水溶液 試料処理:
【0032】前述のコールドパーマ毛(10g)にポリ
オキシエチレン(3.E.O.)ラウリルエーテル硫酸
ナトリウム20%水溶液を1g塗布し、3分間もみ洗い
して40℃の流水ですすいだ。この操作を2回繰り返
し、軽く絞った毛束に1gの試料を塗布し、3分間くし
通しを行い、その後40℃の温水250ml中で、毛束
を上下動させて10秒間すすいだ、その後、別に用意し
た40℃の温水250ml中でもう一度毛束を上下動さ
せて10秒間すすいだ。この毛束を軽く絞り、室内で一
昼夜乾燥させた。ここで、判定の基準となる標準試料に
は、下記表1に示す組成物を用いた。
【0033】
【表1】 効果の判定は、上記標準試料で調整した毛髪を日光曝露
(光量400ラングレイ)したものを標準品として用
い、次の段階の官能評価に従って判定した。 ◎:標準品より優れる ○:標準品よりやや優れる △:標準品と同等 ×:標準品よりやや劣る ××:標準品より劣る (2)毛髪のつや劣化防止効果 赤色化防止効果と同一の毛束を用いて評価した。 (3)毛髪のパサつき防止効果 赤色化防止効果と同一の毛束を用いて評価した。 実施例1〜6、比較例1〜3
【0034】下記表2に示す配合組成の実施例1〜6お
よび比較例1〜3の9種のヘアリンス組成物を調製し、
紫外線によって受ける毛髪の赤色化、つや劣化およびパ
サつき発生の防止効果を評価した。
【0035】なお、表2に示す実施例1〜6の構成成分
は、(A)成分として塩化ステアリルトリメチルアンモ
ニウム、N−ココイル−L−アルギニンエチルエステル
・DL−ピロリドンカルボン酸塩を、(B)成分として
25℃における粘度が、5,000センチストークスで
あるジメチルシリコーンオイル(以下、ジメチルシリコ
ン−1と記す)、100,000センチストークスであ
るジメチルシリコーンオイル(以下、ジメチルシリコン
−2と記す)を、(C)成分として4−メトキシケイ皮
酸2−エチルヘキシル、パラジメチルアミノ安息香酸−
2エチルヘキシル、サリチル酸2−エチルヘキシル、
2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾ
フェノン、4−メトキシケイ皮酸ブチルを用いた。
【0036】
【表2】
【0037】上記表2から明らかなように、本発明の必
須成分である(A)〜(C)成分を配合した実施例1〜
6のヘアリンス組成物は、紫外線による毛髪の赤色化、
つや劣化およびパサつき防止効果の全ての点において標
準品よりも優れていた。これに対し、(C)成分の油溶
性紫外線吸収剤を欠く比較例1のヘアリンス組成物は、
パサつき防止効果は良好なものの、毛髪の赤色化、つや
劣化防止効果において劣っており、(A)成分のカチオ
ン界面活性剤を欠く比較例2のヘアリンス組成物、およ
び(B)成分のジメチルシリコ−ンを欠く比較例3のヘ
アリンス組成物は、いずれも赤色化防止効果は良好なも
のの、毛髪のつや劣化、パサつき防止効果において劣っ
ていることがわかる。 実施例7
【0038】表3に示す配合組成のヘアリンス組成物を
調製し、実施例1〜6と同様に評価した結果、優れた毛
髪の紫外線による赤色化、つや劣化およびパサつき防止
効果を有していた。
【0039】
【表3】 実施例8
【0040】表4に示す配合組成のヘアートリートメン
ト組成物を調製し、実施例1〜5と同様に評価した結
果、優れた毛髪の紫外線による赤色化、つや劣化および
パサつき防止効果を有していた。
【0041】
【表4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記化1に示す式(1)で表わさ
    れるカチオン界面活性剤及び/又はモノ−N−長鎖アシ
    ル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩、(B)下記
    化2に示す式(2)で表わされる25℃における粘度が
    500センチストークス以上であるシリコーンオイル、
    及び(C)油溶性紫外線吸収剤を含有することを特徴と
    するヘアリンス組成物。 【化1】 [式中、R1 は、炭素数10〜24のアルキル基または
    アルケニル基、炭素数10〜24のヒドロキシアルキル
    基、またはR5 −(OCH2 CH2 n −(ただし、R
    5 は炭素数10〜24のアルキル基または炭素数10〜
    24のヒドロキシアルキル基、nは1〜10の整数であ
    る)を示し、R2 は、炭素数1〜3のアルキル基、−
    (CH(R6 )CH2 O)m −H(ただし、R6 は水素
    原子またはメチル基、mは1〜5の整数である。)、ベ
    ンジル基、シンナミル基、炭素数10〜24のアルキル
    基またはアルケニル基、炭素数10〜24のヒドロキシ
    アルキル基、またはR5 −(OCH2 −CH2 n
    (ただし、R5 およびnは前記と同じ意味をもつ)を示
    し、R3 およびR4 は夫々炭素数1〜3のアルキル基、
    −(CH(R6 )CH2 O)m −H(ただし、R6 およ
    びmは上述と同じ意味を表わす)、ベンジル基、または
    シンナミル基を示し、X1 はハロゲン原子、メチル硫酸
    基またはエチル硫酸基である。] 【化2】 (式中、R7 は、水素原子、炭素数1〜3の低級アルキ
    ル基またはフェニル基であり、R8 は炭素数1〜3の低
    級アルキル基または水酸基であり、nは140以上であ
    る。)
  2. 【請求項2】 前記油溶性紫外線吸収剤がケイ皮酸エス
    テルである請求項1に記載のヘアリンス組成物。
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