JPH0672620U - フイルタエレメント - Google Patents

フイルタエレメント

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Publication number
JPH0672620U
JPH0672620U JP2005993U JP2005993U JPH0672620U JP H0672620 U JPH0672620 U JP H0672620U JP 2005993 U JP2005993 U JP 2005993U JP 2005993 U JP2005993 U JP 2005993U JP H0672620 U JPH0672620 U JP H0672620U
Authority
JP
Japan
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divided
filter element
mold
cylindrical
joined
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Pending
Application number
JP2005993U
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English (en)
Inventor
好美 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外枠型のみの焼結成形用金型で一体化成形可
能な単位体を対接合することにより簡単に得ることがで
き、成形品の筒体内面への微粒子膜等の形成が容易なフ
イルタエレメントを提供する。 【構成】 一端に閉塞部4他端に開口部5を有し半割面
が開口した円筒半割状部3を複数連接させてなる単位体
2を、粉体状プラスチックを焼結一体化成形することに
より得、この単位体2を半割面を互いに向かい合わせて
鍔部6a,6b を突き合わせて対接合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、気体や液体等の濾過・集塵に用いられる、粉体状プラスチック等を 焼結成形して得られる多孔質のフイルタエレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、粉体状プラスチックを焼結成形して得られる多孔質の集塵フイルタエレ メントとして、複数の円筒体又は他の断面形状を有する筒体が整列するように一 体的に成形したものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものは筒体形状をなすように一体化成形するもので あるから、成形金型として外枠型と内芯型とを必要とし、このため、焼結成形し て得られる成形品を外枠型から抜去しあるいは内芯型から抜去するのが容易では なく、また成形品の筒体内面に微粒子膜を形成したり、微小径の多孔質膜等を貼 り合わせるのが困難であった。本考案はこれらの問題点を解決することを目的と するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、金型を用いて焼結一体化成形して得られる、一端が閉塞し他端が開 口しかつ半割面が開口した円筒半割状部を有する、一対の単位体を、前記半割面 を互いに向かい合わせて対接合してなるフイルタエレメントである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1は単位体2の斜視図、 図2は図1に示す単位体2を対接合したフイルタエレメント1の斜視図である。
【0006】 単位体2は粉体状プラスチックを一体的に焼結成形した微細孔を有する多孔質 材からなり、外枠型のみからなる成形金型内に粉体状のポリプロピレン等のプラ スチックを充填して加熱一体化成形しその後冷却し金型を分離開放して得られる 成形品である。半割面が開口した複数の円筒半割状部3が連接した形状に成形さ れている。円筒半割状部3の一端は閉塞されて閉塞部4を形成し、他端は開口し て開口部5を形成している。また、単位体2の開口部5側を除く外周囲、すなわ ち閉塞部4側の外辺及びこの外辺と接する二つの外辺にはそれぞれ鍔部6a,6 bが形成されている。
【0007】 また、単位体2の開口部5側の面には、鍔部6bに連接して閉塞板7が開口部 縁5aに設けられている。閉塞板7は円筒半割状部3の頂部に至るまで伸び、隣 り合う円筒半割状部3の頂部間を埋めるように設けられている。さらに、閉塞板 7の突端には閉塞板7から垂下する突条片8が形成されている。
【0008】 通常、円筒半割状部3の外径は略2〜10cm、単位体2の円筒半割状部の軸 方向の長さは略15〜150cm、幅は、円筒半割状部3が一個の場合もあるの で略2〜150cmであり、鍔部6a,6b及び突条片8の幅は略1〜数cmで ある。
【0009】 図2は上記の単位体2を二個対接合してフイルタエレメント1を構成した例を 示す。単位体2の開口した半割面側を互いに向かい合わせ、鍔部6a,6bを突 き合わせて接着剤等で接合して一体化してある。フイルタエレメント1は装置の ケース等に収容されて使用される。粉塵等を含んだ非清浄流体は開口部5から流 入し、円筒体3bの中を通り円筒体周壁で濾過・集塵されて清浄流体として円筒 体3bの外部へと抜ける。濾過集積された塵埃等を除去するときは、上記濾過・ 集塵の場合と逆の方向に洗浄用空気等を流入させればよい。
【0010】 上記のフイルタエレメント1は、これを複数個組み合わせて整列させ、ケース 等に内蔵して使用することができる。鍔部6b及び閉塞板7の端面同士を突き合 わせて接合できる外、閉塞板7から垂下する突条片8を有するので、この突条片 8の面同士を合致させて接着剤等で接合することができる。
【0011】
【考案の効果】
本考案に係るフイルタエレメントは単位体を対接合することにより簡単に得る ことができ、また、単位体は外枠型のみの焼結成形用金型で一体化成形できるの で製造上有利であり、かつ成形品の離型取り出しも容易となる。さらに、成形品 の筒体内面に微粒子膜を形成したり、微小径の多孔質膜等を貼り合わせるのも楽 に行える等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】単位体2の斜視図である。
【図2】図1に示す単位体2を対接合したフイルタエレ
メント1の斜視図である。
【符号の説明】
1 フイルタエレメント 2 単位体 3 円筒半割状部 4 閉塞部 5 開口部 6a,6b 鍔部 7 閉塞板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型を用いて焼結一体化成形して得られ
    る、一端が閉塞し他端が開口しかつ半割面が開口した円
    筒半割状部を有する、一対の単位体を、前記半割面を互
    いに向かい合わせて対接合してなるフイルタエレメン
    ト。
  2. 【請求項2】 前記単位体は複数の円筒半割状部を連接
    させて一体化成形したものである請求項1のフイルタエ
    レメント。
JP2005993U 1993-03-29 1993-03-29 フイルタエレメント Pending JPH0672620U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015513637A (ja) * 2012-03-01 2015-05-14 スカニア シーブイ アクチボラグ 燃焼機関用のフィルタ・ハウジング及び空気フィルタ・ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015513637A (ja) * 2012-03-01 2015-05-14 スカニア シーブイ アクチボラグ 燃焼機関用のフィルタ・ハウジング及び空気フィルタ・ユニット

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