JPH0672452B2 - 廊下架構体 - Google Patents

廊下架構体

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JPH0672452B2
JPH0672452B2 JP17998989A JP17998989A JPH0672452B2 JP H0672452 B2 JPH0672452 B2 JP H0672452B2 JP 17998989 A JP17998989 A JP 17998989A JP 17998989 A JP17998989 A JP 17998989A JP H0672452 B2 JPH0672452 B2 JP H0672452B2
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JP
Japan
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corridor
wall
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frame structure
pillar
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JP17998989A
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JPH0343529A (ja
Inventor
豊久 三宅
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、家屋本体の外側にかつ家屋本体に沿って配さ
れる廊下を形成するに際して、廊下形成用の部材を予め
一体に接合しておくことにより、現地における組付け作
業を簡易化し、施工能率を高めうる廊下架構体に関す
る。
〔従来の技術〕
複数階建の集合住宅にあっては、例えば第5図に示すご
とく、家屋本体aの外壁W外側に、該外壁に沿って廊下
bを付設することがある。
このような廊下bを形成するには、外壁wの外側に廊下
柱c…を並設し、該廊下柱cと家屋本体aとの間に継ぎ
梁d…を、又隣り合う廊下柱c、cの間に廊下梁eを夫
々架け渡すとともに、廊下梁eと外壁wとの間には、複
数個の桟材f…を架設することにより、廊下bの骨組体
を形成し、さらに桟材f上には廊下パネルpを敷設して
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような廊下にあっては、多数の居住人が通行し、又
重量物を廊下上に載置することもあるので、前記各部材
の接合は、安全にかつ強固に施工せねばならず、施工に
手間を要する。しかもこれ等の組付けは、現地において
施工するため、雨天等の理由によって遅延しがちであ
り、工期が長引くという問題がある。
本発明は廊下梁内面にボルト止めされる外受材と、床梁
の外面にボルト止めされる内受材と外受材の間に配され
る複数の廊下桟材とを予め一体に接合することを基本と
して、廊下を精度よく形成できかつ現地での手間を減じ
工期の短縮を計りうる廊下桟材の提供を目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、隔置された柱間に架け渡される床梁を有する
家屋本体の外壁に、前記床梁に内縁が沿う廊下を形成す
るための廊下架構体であって、前記外壁と離れてかつ該
外壁と平行に並設された廊下柱間に架け渡される廊下梁
の内面にボルト止めされる外受材と、前記床梁の外面に
ボルト止めされる内受材と、前記外受材、内受材間に配
される複数の廊下桟材とを、予め一体に接合してなる廊
下架構体である。
〔作用〕
外受材と内受材と複数の廊下桟材とを予め一体に接合し
ているため、手間を要する廊下桟材を床梁、廊下梁へ取
付ける作業が容易となり、現地での接合作業は、著減さ
れしかも前記部材の芯出し作業が省略できるため工期の
短縮、作業者の節減を計ることができ、しかも組付け精
度の向上が可能となる。しかも廊下桟材は内受材、外受
材によって枠組されているため、剛性が大となり強固な
廊下を形成することができる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図において本発明の廊下架構体1は、隔置された柱2、
2間に架け渡される床梁3を有する家屋本体Aの外壁W
に床Bを形成するためのものであって、外壁Wと間隔を
隔ててかつ外壁Wと平行に並設された廊下柱4間に架け
渡される廊下梁6とを具えるとともに、該廊下梁6内面
に沿い取付く外受材8と、前記床梁3内面に沿い取付く
内受材7と、前記外受材8と内受材7との間に配される
複数の廊下桟材9…とを予め一体に接合している。
柱2は、中空角断面をなし、地面に打設される図示しな
い基礎上に立設される。
床梁3は、溝形材からなる上弦材21、下弦材22を溝部を
向き合わせて配しかつ上弦材21、下弦材22の間を複数本
のラチス23…で結んでなるラチス梁であって、本実施例
では前記ラチス23は、床梁3の外面に沿って設けられ
る。又床梁3の両端には、上、下弦材21、22を継ぐ当て
板が設けられ、該当て板を前記柱2に当接させかつボル
ト止めすることにより床梁3は、柱2、2間に架け渡さ
れる。
廊下柱4は、前記外壁Wと離れてかつ柱2と向き合わせ
て配され、本実施例では廊下柱4と柱2とは断面が同一
形状に形成され、地面上に立設される。
柱2と廊下柱4とは、継ぎ梁11によって連結される。
継ぎ梁11は、第1図において両端に位置する廊下柱4と
柱2とを結ぶ外の継ぎ梁11Aと中間に位置する廊下柱4
と柱2とを結ぶ内の継ぎ梁11Bとからなる。
外の継ぎ梁11Aはウエブの上、下にフランジを設けたI
形材からなり、内端、外端に夫々添着する当て板25、25
を柱2及び廊下柱4に夫々当接させかつボルト止めする
ことにより、継ぎ梁11Aは柱2と廊下柱4とを連結する
ことができる。
又外の継ぎ梁11Aは、前記ウエブの内面き面から水平に
かつ先端がフランジよりも突出する張出し片26を設け
る。
内の継ぎ梁11Bは、第3、4図に示すごとく両端に配さ
れる接続金具29、29の間に溝形材からなる一対の桁材3
0、30をその溝部を外に向け並べて配設される。
接続金具29は、柱2又は廊下柱4の対向面に密接しかつ
ボルト止めされる座板29aから連結片29bを張出したT字
状をなし、連結片29bを挟んで前記2枚の桁材30、30の
端部をボルト止めする。
なお取付けに際して、桁材30の上面は、外の継ぎ梁11A
に取付く前記張出し片26の上面と同高さに設定される。
このように廊下柱4は、外の継ぎ梁11A、内の継ぎ梁11A
によって、外壁Wから定間隔を隔てて外壁Wに接続され
る。
廊下梁6は、前記外の継ぎ梁11Aと同一断面形状、同寸
度のI形材であって、ウエブ6aの上、下端に水平に延び
るフランジ6b、6bを具える。又廊下梁6は両端に隣り合
う一対の廊下柱4、4の互いに向き合う対向面に当接し
うる当て片32、32を具える。当て片32には前記廊下柱4
に穿設される複数個のネジ孔と位置合わせされて透設さ
れるボルト孔が設けられ、前記ボルト孔を通るボルトを
廊下柱4の前記ネジ孔に螺入することにより、廊下梁6
は、向き合う2本の廊下柱4、4の間に架け渡される。
さら廊下梁6はそのウエブ6aに複数個の透孔が穿設され
る。
内受材7は、床梁3外面に沿う垂直片7aの下端から外向
きにのびる水平片7bを張出した断面L字状をなす。垂直
片7aには、前記ラチス23に設けるネジ孔と位置合わせさ
れて透設されるボルト孔を設ける。又内受材7の両端部
近傍には、垂直片7aの外面からのびる一対の突出片35、
35に突出させる。
外受材8は、内受材7と同様に垂直片8aと水平片8bとを
具えるL字断面をなし、垂直片8aには廊下梁6に設ける
前記透孔と位置合せされ透設されるボルト孔が設けられ
る。又前記垂直片8aの内面には内受材7の突出片35と対
向する位置に配される一対の突片33、33が取付く。
廊下桟材9は、本実施例では内の継ぎ梁11Bの桁材30と
略同断面、同一寸度の溝形材であり、両端部には外受材
8の突片33、内受材7の突出片35の夫々に設けるボルト
孔に位置合わせされ透設される透孔を具える。
然して工場等において外受材8と内受材7とを平行にか
つ間隔を隔てて並置するとともに、外受材8、内受材7
の間に2本即ち複数本の廊下桟材9…を前記突片33、突
出片35を介して連結することにより外受材8、内受材7
及び複数の廊下桟材9…が一体に形成された略四角枠状
の構造体Eが形成される。
他方、施工現地においては、柱2、2間に床梁3を架け
渡し、かつ廊下柱4の外の継ぎ梁11A又は内の継ぎ梁11B
によって柱2、2に接続する一方、隣り合う廊下柱4、
4の間に廊下梁6を架設する。
然る後前記構造体Eを施工現地に搬入するとともに、内
受材7とラチス23、23とをボルト止めしかつ外受材8と
廊下梁6のウエブ6aとをボルト止めすることによって、
予め内受材7、外受材8、廊下桟材9が一体に接合され
た構造体Eは、外壁Wと該外壁Wと対向する位置に配さ
れる廊下梁6との双方に連結でき、廊下梁架構体1を形
成することができる。
なお前記連結に際して、廊下梁6の上面は外の継ぎ梁11
Aの張出し片26上面及び内の継ぎ梁11Bの桁材30上面と面
一となるような位置決めされる。
前記張出し片26と廊下桟材9との間、廊下桟材9、9及
び廊下梁材9と桁材30との間には夫々廊下パネルP…が
架設され、又該廊下パネルP端部と外壁W及び廊下桟材
6との夫々の隙間に、パッキン37、38を装填し、雨仕舞
することにより床梁3に沿う廊下Bが形成される。
〔発明の効果〕
叙上のごとく本発明の廊下架構体は、廊下を形成する外
受材と内受材と、複数の廊下梁材とを予め一体に接合し
ているため、現地施工に際しては、小数個所の接合で足
り、現地での接合作業、芯出し作業が著減しうるため、
工期の短縮及び作業者の節減、又手組作業が可能とな
る。しかも組付け精度の向上が可能となり、架構体の品
質の安定にも役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図はその
XX線断面図、第3図はその分解斜視図、第4図は家屋本
体と廊下との配置を略示する斜視図である。 2……柱、3……床梁、4……廊下柱、6…廊下梁、 7……内受材、8……外受材、9…廊下桟材、 A……家屋本体、B……廊下、W……外壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隔置された柱間に架け渡される床梁を有す
    る家屋本体の外壁に、前記床梁に内縁が沿う廊下を形成
    するための廊下架構体であって、前記外壁と離れてかつ
    該外壁と平行に並設された廊下柱間に架け渡される廊下
    梁の内面にボルト止めされる外受材と、前記床梁の外面
    にボルト止めされる内受材と、前記外受材、内受材間に
    配される複数の廊下桟材とを、予め一体に接合してなる
    廊下架構体。
JP17998989A 1989-07-11 1989-07-11 廊下架構体 Expired - Lifetime JPH0672452B2 (ja)

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JP17998989A JPH0672452B2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 廊下架構体

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JP17998989A JPH0672452B2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 廊下架構体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0343529A JPH0343529A (ja) 1991-02-25
JPH0672452B2 true JPH0672452B2 (ja) 1994-09-14

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ID=16075515

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JP17998989A Expired - Lifetime JPH0672452B2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 廊下架構体

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JPH0343529A (ja) 1991-02-25

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