JPH0672384U - 解凍器 - Google Patents
解凍器Info
- Publication number
- JPH0672384U JPH0672384U JP2161293U JP2161293U JPH0672384U JP H0672384 U JPH0672384 U JP H0672384U JP 2161293 U JP2161293 U JP 2161293U JP 2161293 U JP2161293 U JP 2161293U JP H0672384 U JPH0672384 U JP H0672384U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- thawing
- heater
- case
- heater base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷凍食品等を解凍する解凍器に関し、被解凍
物が置かれるプレートが飽和状態になり解凍が進まなく
なることを防ぎ、しかも衛生的に使用できるものを提供
すること。 【構成】 被解凍物が置かれるプレート5を銅板で形成
し、該プレート5を加温するヒータ3を備えたヒータベ
ース4を設け、プレート5及びヒータベース4を本体ケ
ース2に着脱自在に支持した。
物が置かれるプレートが飽和状態になり解凍が進まなく
なることを防ぎ、しかも衛生的に使用できるものを提供
すること。 【構成】 被解凍物が置かれるプレート5を銅板で形成
し、該プレート5を加温するヒータ3を備えたヒータベ
ース4を設け、プレート5及びヒータベース4を本体ケ
ース2に着脱自在に支持した。
Description
【0001】
本考案は、冷凍保存した肉等の食品を解凍させるための解凍器に関し、特に一 般家庭で手軽に使用できるようなタイプのものに関する。
【0002】
従来この種の解凍器として、プレート状のトレーの上に解凍する食品を載置す るだけで、自然解凍と同等の鮮度を保持しながら、大幅な解凍時間の短縮を図っ たものが知られている。これは、トレーを熱伝導性に優れた材料で成形すること で実現されており、解凍の時間的効果も格段に向上しているものである。
【0003】
ところで、このような解凍器では解凍する物品の形状や数量または連続使用等 によってトレーが飽和状態になり、解凍が促進しないという状況になってしまう ことがある。また、載せる物品によってはトレー表面に雑菌が繁殖する恐れがあ り、衛生的でないという問題があった。 そこで本考案は、トレーの飽和状態をなくし、しかも衛生的に使用できる解凍 器を提供することを目的としている。
【0004】
このような問題を解決するために本考案は、上面を開口した本体ケースと、銅 板にて形成され上面に置かれた被解凍物を解凍する解凍プレートと、裏面にヒー タを配したヒータベースとで形成され、前記本体ケースに前記解凍プレート及び 前記ヒータベースをそれぞれ着脱自在に支持したものである。
【0005】
本考案によれば、食品を載せるトレーを熱伝導性に優れ、抗菌効果が期待でき る銅板で構成しているので、短時間で解凍が図られ、食品の栄養成分を分解する ことがないとともにトレー表面の雑菌の繁殖を防ぐことができ、特定の食品に限 定されず、あらゆる食品に対して解凍が行なえるようになる。また、トレーの解 凍能力が低下しないようにヒータにてその表面温度を常に一定に保持することが でき、確実な解凍作用が得られる。
【0006】
以下、図面を用いて本考案の一実施例について説明する。図1は本考案一実施 例の解凍器を示す外観図、図2はその内部断面図である。1は解凍器本体で、上 面を開口した樹脂製の本体ケース2と、裏面にヒータ3を配置したヒータベース 4と、銅板からなる解凍プレート5と、前記ケース2の上面を蓋う透明の蓋体6 とで構成されている。
【0007】 本体ケース2は平面視長方形状をなし、その両側部上縁に把手部2aを形成す るとともに後部に電源コード7が取着される給電部2bが形成されている。また 、給電部2bの前部にはケース2内に臨むよう突出させ、上方に向かって開口し たマグネット式の凹コネクタ8が設けられ、さらに給電部2b上面にはON-OFFス イッチ9が備えられている。
【0008】 ヒータベース4は長方形板の四辺を下方に折曲した形状をなし、ケース2内に 取り付けられた際にケース2の底面に対して隙間を有するようになっている。ま たヒータ3の後端部には、前記ケース2に設けた凹コネクタ8に嵌め込まれる凸 コネクタ10が配設されており、これによりヒータ3はケース2に対し着脱自在 とされるものである。
【0009】 解凍プレート5は縁部を立ち上げた浅底のトレー状をなし、ケース2同様に両 側部上縁に把手5aが形成され、前記ケース2の上部に配置される。この時、プ レート5の把手5aがケース2の把手2a上面に保持されるとともにプレート5 の裏底面がヒータベース4の上面に当接するようになるものである。また、プレ ート5の表面には解凍時に生じる水分を受ける溝が複数刻設されている。 蓋体6はプレート5に載せた食品に埃等が付着しないように設けられるもので 、ケース2の開口縁部に沿って取外し可能に取り付けられるものである。
【0010】 このように構成する解凍器の使い方について説明する。まず、凍結した食品, 例えばステーキ肉等を解凍プレート5の上に載せる。この時、銅板で形成される 解凍プレート5の表面温度は、室温と略同じであり、その良好な熱伝導性により ステーキ肉との熱交換が活発に行なわれるので、自然解凍に比べて極めて早い解 凍スピードで解凍が行なわれる。また、銅板のもう一つの特徴である抗菌効果に よりプレート5表面の雑菌の繁殖を防止することができ、極めて衛生的である。
【0011】 ここで、解凍する食品が大きかったり、数量が多かったりすると解凍中にプレ ート5が飽和してしまい、解凍が進行しなくなる場合が生じる。この場合には、 飽和状態が解されるまでヒータ3に通電することでプレート5を加温し、解凍能 力の低下を防いでいる。ここで、解凍プレート5は直接ヒータ3で加温されるも のではなく、ヒータベース4の上面より間接的に加温されることになるので、ム ラがなく均一な加温が図られるものである。 尚、プレート5を蓋う蓋体6を取り付けておくことにより食品やプレート5表 面に塵埃等が付着することが防げるものである。
【0012】 このような解凍器は、ヒータベース4を取外した状態でも使用することができ る。この場合、ケース2とプレート5の間できる隙間にお湯等が入れられるよう にするのが望ましい。
【0013】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく種々の実施態様が考えられ る。例えば、ヒータ3を制御する温度センサを設けて、プレート5を常時一定の 温度になるように温度制御したり、タイマースイッチを設けて一定時間ヒータ通 電を行なうような時間制御をしたりすることも考えられる。また、プレート5に 小孔を複数穿設したり、溝を刻設したりして解凍時に生ずる水分を除去するよう にしてもよい。
【0014】
本考案は以上のように構成されるもので、食品等を解凍する解凍プレートを銅 板で形成したことにより短時間で解凍が図られ、食品が有する栄養成分等を分解 することがないとともに解凍プレートの表面に雑菌が繁殖することを防止するこ とができる。また、解凍プレートの飽和状態を回避するためのヒータを本体ケー スに対して着脱自在に設けられているので、必要に応じてヒータを取付けたり外 したりでき、使い勝手がよい。更に該ヒータはヒータベースの裏面にて支持され ているので、解凍プレートに対してムラのない均一な加温が行なえるとともに常 に一定の解凍作用が得られ、自然解凍となんら変わらない解凍が図られるもので ある。
【図1】本考案一実施例の解凍器を示す外観斜視図であ
る。
る。
【図2】同解凍器の分解図である。
【図3】同解凍器の内部断面図である。
1 解凍器本体 2 本体ケース 3 ヒータ 4 ヒータベース 5 解凍プレート
Claims (1)
- 【請求項1】 上面を開口した本体ケースと、銅板にて
形成され上面に置かれた被解凍物を解凍する解凍プレー
トと、裏面にヒータを配したヒータベースとで形成さ
れ、前記本体ケースに前記解凍プレート及び前記ヒータ
ベースをそれぞれ着脱自在に支持したことを特徴とする
解凍器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2161293U JPH0672384U (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 解凍器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2161293U JPH0672384U (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 解凍器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0672384U true JPH0672384U (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=12059873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2161293U Pending JPH0672384U (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 解凍器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0672384U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150108162A (ko) * | 2014-03-17 | 2015-09-25 | 이지연 | 해동기 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP2161293U patent/JPH0672384U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150108162A (ko) * | 2014-03-17 | 2015-09-25 | 이지연 | 해동기 |
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