JPH0672332U - 枝集め機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［目的］ トラクターの後部にセットして、枝をふみな
がらトラクターを前進させることによって、地面に落ち
ている枝をおしつぶして、ツメ管５に引掛けて目的の位
置まで運搬することが出来る。これによりいままでナ
タ、ハサミ、ノコギリで小さく切って、ひろい集め、束
ねて運搬していた作業をすべて省くことができる機械で
ある。 ［構成］ フレーム３の前部にトップリンク取付カン１
と、ロアーリンク取付カン２を溶接する。フレーム３の
後部に調整管４を溶接して、ツメ管５をそこに差込み、
地面とツメ管５が直角になる位置の調整穴６、７にピン
８をセットする。

Description

【考案の詳細な説明】 ［０００１］［産業上の利用分野］ この考案は、地面に落ちている枝を、乗用トラクターに取付けて走行するこ とにより、集める機械である。 ［０００２］［従来の技術］ 従来、枝を集めるには、人力に頼っていた。 ［０００３］［考案が解決しようとする課題］ 枝集めには、次のような作業がある。 （イ）せん定（枝を切る）作業等で、地面に落とした枝は、ナタかハサミもし くはノコギリで小さく切り、ひろい集め、束ねていた。 （ロ）束ねた枝を、焼却場所まで運搬していた。 本考案は、これらの作業を省くためになされたものである。 ［０００４］［問題を解決するための手段］ 乗用トラクターのリヤの３点リンクに取付けて走行することにより、枝がト ラクターの前輪、後輪でつぶされた後、ツメ管に次々と重なり合いながらひっか かっていく、そのまま焼却場所まで引張って行くことができる。 ［０００５］［作用］ トラクターの油圧レバーを下げ、地面とツメ管５が直角になるようにして、 枝をふみつぶしながら前進する。焼却場所（置きたい場所）まで来たら油圧レバ ーを上げ枝を置いていく。 ［０００６］［実施例］ 以下、本案の実施例について説明する。 （イ）フレーム３の前部に、トップリンク取付カン１を溶接する。 （ロ）フレーム３の前部に、ロアーリンク取付カン２を溶接する。 （ハ）フレーム３の後部に、調整管４を溶接する。 （ニ）調整管４に、調整穴６をあける。 （ホ）ツメ管５に、調整穴７をあける。 （ヘ）調整管４に、ツメ管５を差込み地面とツメ管が直角になる位置にピン８ を差込む。 ［０００７］［考案の効果］ 本案は以上のような構造で、これを使用するときは、乗用トラクターのリヤ に取付け、油圧レバーで上下するようにセットする。枝を集めるときは油圧レバ ーを下げ、トラクターを走行させることにより枝をつぶし、集め、運搬していく ことができる。また油圧レバーを上げるとその場に枝を置いていくことができる 。 なお第３図に示すように、トラクターが２点リンクの場合は、トップリン ク取付カン１の代わりに、けん引カン９をフレーム３に溶接して、その先に上下 に動くヒッチ１０をセットしてもよい。

【図面の簡単な説明】 ［図１］本考案の斜視図である。 ［図２］本考案の側面図である。 ［図３］本考案の他の実施例を示す側面図である。 ［符号の説明］ １トップリンク取付カン ２ロアーリンク取付カン ３
フレーム ４調整管 ５ツメ管 ６調整穴 ７調整穴
８ピン ９けん引カン １０ヒッチ

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 ［請求項１］ （イ）乗用トラクターの、リヤの３点リンクに装着する
   ため、フレーム３にトップリンク取付カン１とロアーリ
   ンク取付カン２を溶接する。 （ロ）フレーム３に調整管４を溶接し、これにツメ管５
   を差込みピン８で固定する。 以上のごとく構成された枝集め機。