JPH067230A - 空気マットレス及びそれを備えた敷布団 - Google Patents

空気マットレス及びそれを備えた敷布団

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JPH067230A
JPH067230A JP3201327A JP20132791A JPH067230A JP H067230 A JPH067230 A JP H067230A JP 3201327 A JP3201327 A JP 3201327A JP 20132791 A JP20132791 A JP 20132791A JP H067230 A JPH067230 A JP H067230A
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JP
Japan
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air
mattress
bags
air mattress
intake
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Application number
JP3201327A
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English (en)
Inventor
Hiroki Suzaki
弘已 須崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】収納する際に広い空間を必要とせず、又空気が
内部に充填されている状態での折り畳みが可能な空気マ
ットレスを提供することである。 【構成】布団体(1) の下に敷く空気マットレス(2) であ
って、該空気マットレス(2) は所要数の空気袋(20,20a)
を有しており、上記空気袋(20,20a)は柔軟性を有する素
材によって作られており、又上記空気袋(20,20a)は通気
手段を介して隣合う空気袋との間で相互に空気のやりと
りが可能であり、上記空気袋(20,20a)のうち少なくとも
一つには空気の取入れと排出とを行う吸排気バルブ(24)
が備えられている空気マットレスである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気マットレス及びそ
れを備えた敷布団に関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題点】通常各家庭には、泊まり客用
の客布団が何組か備えられている。この客布団は、客を
もてなす意味から柔らかく造られている為、普通の布団
よりも体積が大きく、押入などの収納場所の大半を占め
ている。このため、年に数回しか使用することのない客
布団の為に押入の中の収納スペースを充分に活用するこ
とができず、衣類など他の収納物を押入の中に入れるこ
とができないという課題がある。又、掛け布団は羽毛布
団など軽いものが販売されているが、軽量化された敷布
団はないためお年寄りにとって布団の上げ下ろし作業は
重労働である。
【0003】
【発明の目的】本発明の第1の目的は、収納する際に広
い空間を必要としない空気マットレスを提供することで
ある。本発明の第2の目的は、空気が内部に充填されて
いる状態での折り畳みが可能な空気マットレスを提供す
ることである。本発明の第3の目的は、軽量化され、又
使用時には通常の敷布団と同様に使用できる、空気マッ
トレスを備えた敷布団を提供することである。
【0004】
【発明の構成】即ち本発明は、第1の発明にあっては、
布団体の下に敷く空気マットレスであって、該空気マッ
トレスは所要数の空気袋を有しており、上記空気袋は柔
軟性を有する素材によって作られており、又上記空気袋
は通気手段を介して隣合う空気袋との間で相互に空気の
やりとりが可能であり、上記空気袋のうち少なくとも一
つには空気の取入れと排出とを行う吸排気バルブが備え
られている空気マットレスである。第2の発明にあって
は、布団体の下に敷く空気マットレスであって、該空気
マットレスは所要数の空気袋を有しており、上記空気袋
は柔軟性を有する素材によって作られており、又上記空
気袋は通気手段を介して隣合う空気袋との間で相互に空
気のやりとりが可能であり、上記空気袋のうち少なくと
も一つには空気の取入れと排出とを行う吸排気バルブが
備えられており、上記空気マットレスの一方の面は平面
状であり、他方の面側には上記空気マットレス内に空気
を充填した際上記空気袋間にそれぞれ空間部が設けら
れ、上記空間部と上記空気袋とによって交互に凹凸が繰
り返される形状に形成される空気マットレスである。第
3の発明にあっては、第1の発明又は第2の発明に係る
空気マットレスと布団体とを重ね、これらを敷布団カバ
ー内に収納する、空気マットレスを備えた敷布団であ
る。空気マットレスの材質には塩化ビニール或いはウレ
タンゴム加工をした材料等が用いられるが、空気を空気
マットレス内に充填した状態で負荷(体重)による押圧
に耐え得る強度が必要である。
【0005】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す斜視
図、図2は図1の要部拡大断面図、図3は使用状態の説
明図である。符号Aは敷布団本体を示す。敷布団本体A
は布団体1と、該布団体1の下に設置される空気マット
レス2、及び布団体1と空気マットレス2を覆う敷布団
カバー3より成る。布団体1は通常の敷布団と同じよう
に真綿が入れられている。空気マットレス2は空気袋2
0を所要数並設することによって形成される。空気袋2
0は、柔軟性のある長方形の布二枚の周縁を互いに張り
合わせることによって形成されており、空気を充填した
状態では細長い半円柱状をしている。この空気袋20の
伸長方向の縁部には張り合わせ部200が形成されてい
る。この張り合わせ部200を隣合う空気袋20の張り
合わせ部200と重ねて張り合わせることによって所要
数の空気袋20を並設することができる。各空気袋20
の一端部には、隣合う空気袋20間で空気の相互やりと
りを行うことができるように、通気手段である送気パイ
プ21が所要数設けられている。この送気パイプ21は
空気マットレス2の中央付近に一箇所設けられていない
場所がある。又、空気マットレス2の両端部寄りの任意
の空気袋20aには、空気の取入れ及び排出を行う吸排
気バルブ22が備えられている。更に、隣合う空気袋2
0間には空間部23が設けられている。敷布団本体Aを
使用する際は、布団体1と空気マットレス2とを重ね
て、敷布団カバー3内に収納して使用する。
【0007】(作用)図1ないし図4を参照して本実施
例の作用を説明する。まず、吸排気バルブ22より外気
の取入れを行う。吸排気バルブ22より空気袋20a内
に取入れられた空気は、送気パイプ21を通って他の空
気袋20へ次々と流れ込み、空気マットレス2全体を膨
らませる。充分に空気マットレス2内への空気の取入れ
が終了したら吸排気バルブ22を閉じ、布団体1と空気
マットレス2とを重ねて敷布団カバー3内に収納する。
このようにして形成された敷布団本体Aは内部に空気マ
ットレス2を有していることにより、通常の客布団と同
様な柔らかさを持つことができる。隣合う空気袋20間
それぞれに空間部23が設けられているので、空気マッ
トレス2は全体に可撓性を有しており、空気を充填した
状態のままで丸めることもできる。特に空気マットレス
2の中央付近に一箇所送気パイプ21を設けていない場
所では、図4に示すように空気マットレス2に空気を充
填した状態のまま敷布団本体Aを中央から折り畳むこと
ができる。従って、一時的な収納が可能である。長い期
間収納する際は、空気マットレス2の任意の空気袋20
aに設けられている吸排気バルブ22を開けば、各空気
袋20内の空気は送気パイプ21を通って吸排気バルブ
22から排出されるので、空気マットレス2は収縮し、
敷布団本体Aの体積は減る。従って、敷布団本体Aを収
納する際、押入れ内の空間を大きく占めることはないの
で、収納スペースを充分に活用することができる。更
に、空気が充填されている空気マットレス2の重さは、
同じ体積の布団と比べると軽いので、敷布団本体Aは従
来の客布団と比べて軽くなっている。従って、お年寄り
や子供でも布団の上げ下ろしを楽に行うことができる。
【0008】図5は、本発明の第2の実施例を示す要部
拡大断面図である。空気マットレス2Aには、隣合う空
気袋20の間に、各空気袋20の伸長方向にわたって隙
間部201が設けられている。なお、図5において、図
2と同一又は同等箇所には同一符号を付して示してい
る。隙間部201を設けたことによって、空気袋20間
の空気の通りがよくなり、空気袋20相互の空気のやり
とりが容易に行われる。従って、空気袋間の通気手段と
しての送気パイプ及び吸排気バルブを別途に設ける必要
はない。又、本発明は図示の実施例に限定されるもので
はなく、空気マットレスを形態用布団として使用する
等、特許請求の範囲の記載内において数々の変形が可能
である。
【0009】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (1) 収納する際に空気マットレス内の空気を通気手
段及び吸排気バルブを介して排出すれば、敷布団本体全
体の体積が減るので、収納場所を大きく占めてしまうこ
とはない。従って、押入などの収納スペースを充分に活
用することができる。 (2) 空気マットレスの一方の面は平面状であり、又
他方の面は交互に凹凸が繰り返される形状に形成されて
いることにより、平面状の面を上にして空気マットレス
を折り畳めば、空気マットレス内に空気を充填したまま
で折り畳むことができる。 (3) 敷布団本体の中に布団体と空気マットレスとが
重ねて収納されていることにより、敷布団本体のみで従
来の客布団と同様な柔らかさを持たせることができるの
で、敷布団本体の他に布団やマットレス等を重ねる必要
はない。又、敷布団本体内には空気を充填することによ
って形成される空気マットレスが使用されていることに
より、敷布団全体の重さが軽くなっている。従って、お
年寄りや子供でも布団の上げ下ろしが楽に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】使用状態の説明図である。
【図4】敷布団本体を折り畳んだ状態の説明図である。
【図5】他の実施例を示した要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 布団体 2 空気マットレス 20 空気袋 21 送気パイプ 22 吸排気バルブ 23 空間部 3 敷布団カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布団体(1) の下に敷く空気マットレス
    (2) であって、 該空気マットレス(2) は所要数の空気袋(20,20a)を有し
    ており、上記空気袋(20,20a)は柔軟性を有する素材によ
    って作られており、又上記空気袋(20,20a)は通気手段を
    介して隣合う空気袋との間で相互に空気のやりとりが可
    能であり、上記空気袋(20,20a)のうち少なくとも一つに
    は空気の取入れと排出とを行う吸排気バルブ(24)が備え
    られていることを特徴とする、空気マットレス。
  2. 【請求項2】 布団体(1) の下に敷く空気マットレス
    (2) であって、 該空気マットレス(2) は所要数の空気袋(20,20a)を有し
    ており、上記空気袋(20,20a)は柔軟性を有する素材によ
    って作られており、又上記空気袋(20,20a)は通気手段を
    介して隣合う空気袋との間で相互に空気のやりとりが可
    能であり、上記空気袋(20,20a)のうち少なくとも一つに
    は空気の取入れと排出とを行う吸排気バルブ(24)が備え
    られており、 上記空気マットレス(2) の一方の面は平面状であり、他
    方の面側には上記空気マットレス(2) 内に空気を充填し
    た際上記空気袋(20,20a)間にそれぞれ空間部(23)が設け
    られ、上記空間部(23)と上記空気袋(20,20a)とによって
    交互に凹凸が繰り返される形状に形成されることを特徴
    とした空気マットレス。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の空気マットレス
    (2) と布団体(1) とを重ね、これらを敷布団カバー(3)
    内に収納することを特徴とする、空気マットレスを備え
    た敷布団。
JP3201327A 1991-07-15 1991-07-15 空気マットレス及びそれを備えた敷布団 Pending JPH067230A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11332698A (ja) * 1998-05-22 1999-12-07 Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The エアーマット、その製造方法及びエアーマット入り敷布団

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