JPH073979Y2 - 枕 - Google Patents

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JPH073979Y2
JPH073979Y2 JP7895992U JP7895992U JPH073979Y2 JP H073979 Y2 JPH073979 Y2 JP H073979Y2 JP 7895992 U JP7895992 U JP 7895992U JP 7895992 U JP7895992 U JP 7895992U JP H073979 Y2 JPH073979 Y2 JP H073979Y2
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JP
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pillow
mat
mat body
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JP7895992U
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JPH0634574U (ja
Inventor
重信 熊谷
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Kose Corp
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Kose Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はマット体を枕体に巻回す
ることによって枕の高低調節が可能となる枕に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の枕としては、図7に示す
ようなものが一般的である。この枕aは、枕体bの内部
に充填された詰め物(合成樹脂製中空パイプ、綿、穀物
殻等)を、前記枕体bの一側に縫着したスライドファス
ナーcによって形成した口部dから抜き取り又は補充し
て高低調節を可能とするものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら前記枕a
では、枕体bの一側に縫着したスライドファスナーcに
よって形成した口部dを開口し、枕体b内部に充填され
た詰め物を抜き取り又は補充してから口部dを閉止する
作業によって高低調節を図るため、使用者の希望する高
さに合うまで何度も口部dの開閉作業を繰り返す必要が
あり、枕体bの高低調節に非常に手間がかかっていた。
【0004】そして前記枕体bを低く設定する場合は、
詰め物の抜き取り作業であるので、比較的容易に行える
ものであるが、逆に前記枕体bを高く設定する場合は、
詰め物を被覆する袋体eの大きさ関係によって決定され
るので限界があり、また、無理に張り詰めた枕体b内部
に詰め物を補充すれば、時には枕体bの内圧により袋体
eが破損することもあった。更に前記したように、確か
に枕体bの高低調節は可能となるものであるが、袋体e
の大きさが一定であるため、詰め物の増減により、枕体
bの硬度性が変化して一定の感覚で就寝することができ
ないという問題があった。
【0005】そこで本考案は以上のような実状に鑑みて
なされたものであり、その目的は、枕体内部に充填され
た詰め物を増減することなく、容易に前記枕体の高低調
節が可能となり、且つ、枕体の硬度性を変化させること
がなく一定の感覚で就寝し得る枕を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成するために頭部を支持するための枕体の適宜位置から
マット体を延設し、該マット体を前記枕体に巻回するこ
とによって前記枕体の高低調節を可能となしたことを特
徴とする枕を提供せんとするものである。
【0007】そして枕体として、略円柱形状としたもの
を利用するのが適している。
【0008】次いでマット体として、前記枕体の全長の
両端から延設し、且つ均一幅なものを利用するのが望ま
しい。
【0009】またマット体として、前記枕体の巻回方向
の端部から紐又は止め具を設けたものを利用するのが良
い。
【0010】
【作用】本考案の構成に基づいて作用を説明すれば、使
用者の頭部を支持するための枕体の適宜位置からマット
体を延設してなるものであって、前記枕体に巻回した前
記マット体を解いて該マット体を広げるにしたがって枕
体を低く設定できる。また前記枕体を前記マット体上に
転動させて該マット体を巻回するにしたがって枕体を高
く設定することが可能となる枕を使用するものである。
【0011】
【実施例】本考案の詳細を更に図示した実施例に基づい
て説明する。
【0012】図1〜図3に示すものは、本考案の代表的
実施例の枕Aであり、枕体1、マット体2で主要構成さ
れている。
【0013】枕体1は、内部にポリプロピレン製中空パ
イプの詰め物を充填し、図示の如き略円柱形状に作成し
たものであり、図2のように前記枕体1の周壁には内部
に充填されている詰め物の増減あるいは詰め物の交換可
能となるように、スライドファスナー4が縫着されてい
る。そして、前記枕体1内部に充填される詰め物として
は、前記したポリプロピレン製中空パイプばかりでな
く、他の合成樹脂、例えばポリエチレン、ポリスチレン
等からなる中空パイプの詰め物や、そば殻、茶殻、籾殻
等の穀物殻、あるいは固綿、軟綿並びにスポンジ、羽根
等であってもよい。また、枕体1の形状は箱状、角柱等
としても採用することが可能である。更に枕体1内部に
充填された詰め物を被覆してなる袋体6aは布製等の吸
湿性のあるものであれば適宜採用することが可能であ
る。尚、前記枕体1全体に健康促進のため凹凸部を設け
ることもできる。
【0014】マット体2は、未使用の場合は図1に示す
ように前記枕体1に巻回されているものであって、使用
する場合は図2、図3のように前記マット体2を広げる
ものである。そして前記マット体2は図2に示す如き前
記枕体1の全長の両端5、5から延設し、且つ均一幅な
ものを使用しているものであり、前記枕体の巻回方向の
端部から紐3、3が2本取付けられて、図1のように使
用前後は締着するものである。そして前記マット体2の
内部には使用者が快適に就寝でき、且つ前記枕体1に巻
回して折曲しても反発しないような素材が適しており、
綿、羽根等が特によい。また、図示はしていないが前記
マット体2上に凹凸部を設けることや、縦あるいは横に
マチを設けることもできる。尚、前記マット体2の長さ
は使用者の身長や希望に対応したものに適宜採用するこ
ともできる。
【0015】そして本考案の枕Aは、先ず使用前は図1
に示す如き枕体1がマット体2によって巻回されている
ものであり、前記枕体1を低く設定して使用したいとき
は、図2に示すように巻回されたマット体2を解き、マ
ット体2全体を広げればよく。更に枕体1を高く設定し
て使用したいときには、図3に示すように、前記枕体1
を前記マット体2上に転動させて、使用者個々の高さを
調節して、適度の高さに設定されたところで転動を制止
して使用すればよく、微調節が容易に図れるものであ
る。次に、このような枕Aを使用するには、図4に示す
ように、使用者の後頭部8を枕体1に載置させ、少なく
とも使用者の肩部9がマット体2に当接するように使用
すれば、マット体2が使用者の肩部9によって押圧さ
れ、就寝時に枕体1が逃げることがなく、枕逃げ防止用
マットとしてもマット体2は有用なものである。
【0016】而して、本考案に係る代表的実施例の枕A
によれば、図5に示すように枕体1とマット体2を面フ
ァスナー10によって着脱可能に取付けるようにすれば、
必要時に取付ければ足り、または各種の枕体1や各種の
マット体2との組合わせを楽しむこともできる。また、
図6に示す如きマット体2の端部7の上面と、枕体1を
マット体2上に巻回して前記端部7に位置するマット体
2の下面に面ファスナー10を縫着すれば、紐3、3等に
よる締着作業を要せず容易に止着することができる。
尚、前記面ファスナー10以外でもボタン、ホック等の止
め具を用いても差し支えない。また、図示はしていない
が前記面ファスナー10表面が就寝時に身体に触れること
がないように、布等の面ファスナー10隠しカバーを取付
けるのが望ましい。
【0017】更に技術思想を発展させて、図示はしてい
ないが、前記枕体1及びマット体2の袋体6a、6bを
ポリ塩化ビニル等の合成樹脂製に構成すれば、寝具用品
のみならずレジャー用品等として空気枕や水枕として使
用することもできる。また、前記マット体2の略中央に
使用者が進入できるよう口部を設けると簡易な枕付き寝
袋としてアウトドアー用としても有用なものとなる。
【0018】
【考案の効果】上述の如く、頭部を支持するための枕体
の適宜位置からマット体を延設し、該マット体を前記枕
体に巻回することによって前記枕体の高低調節を可能と
なしたことにより、枕体内部に充填された詰め物を増減
することなく、容易に高低調節をすることが可能とな
り、且つ、枕体の硬度性を変化させることがなく一定の
感覚で就寝し得る枕を提供することができる。
【0019】そして枕体として、略円柱形状としたもの
を利用することによって、弱力で枕体をマット体上に転
動させて該マット体を巻回することができ、容易に高低
調節が可能となる。また、斜めに転動することがないの
でマット体の位置ずれがなくなる。更に枕体の周壁にス
ライドファスナーを設けることによって、好みに合わせ
た詰め物を充填することができる。
【0020】またマット体として前記枕体の全長の両端
から延設し、且つ均一幅なものを利用することにより、
枕体の高低のずれがなく安定するとともに、敷布団の役
割も果たすものである。また、使用環境が悪いコンクリ
ートや床面等の硬質上においても使用でき、緊急時や臨
時の寝具としても用いることができる。更に、マット体
上に使用者の肩部が当接することによって枕逃げ防止用
マットとしても有用なものである。
【0021】そしてマット体として、前記枕体の巻回方
向の端部から紐又は止め具を設けたものを利用すること
によって、本考案の枕の枕体から外れることがなく、使
用前後の保管を容易となしている。更に紐を用いること
によって、より確実に締着できるものである。加えて、
マット体として前記枕体に着脱自在に取付ければ、枕体
とマット体が単独で使用することもでき、必要時にマッ
ト体を枕体に取付ければ足り、また、種々の枕体と種々
のマット体との組み合わせも適宜採用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の代表的実施例の枕の斜視図。
【図2】同実施例である枕の高さを低く設定した状態の
斜視図。
【図3】同実施例である枕の高さを高く設定した状態の
斜視図。
【図4】同実施例である枕の使用状態を示した側面図。
【図5】本考案の枕の他の実施例を示す斜視図。
【図6】本考案の枕の他の実施例を示す斜視図。
【図7】従来の枕の斜視図。
【符号の説明】
A 枕 1 枕体 2 マット体 3 紐 4 スライドファスナー 5 両端 6a、6b 袋体 7 端部 8 後頭部 9 肩部 10 面ファスナー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部を支持するための枕体の適宜位置か
    らマット体を延設し、該マット体を前記枕体に巻回する
    ことによって前記枕体の高低調節を可能となしたことを
    特徴とする枕。
  2. 【請求項2】 枕体として、略円柱形状としたものを利
    用してなる請求項1記載の枕。
  3. 【請求項3】 マット体として、前記枕体の全長の両端
    から延設し、且つ均一幅なものを利用してなる請求項1
    又は請求項2記載の枕。
  4. 【請求項4】 マット体として、前記枕体の巻回方向の
    端部から紐又は止め具を設けたものを利用してなる請求
    項1又は請求項2又は請求項3記載の枕。
JP7895992U 1992-10-19 1992-10-19 Expired - Lifetime JPH073979Y2 (ja)

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JP7895992U JPH073979Y2 (ja) 1992-10-19 1992-10-19

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JP7895992U JPH073979Y2 (ja) 1992-10-19 1992-10-19

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JPH0634574U JPH0634574U (ja) 1994-05-10
JPH073979Y2 true JPH073979Y2 (ja) 1995-02-01

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ID=13676436

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WO2018092266A1 (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 ヤマハ株式会社 睡眠アシスト装置

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