JP2003319860A - 枕 - Google Patents

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JP2003319860A
JP2003319860A JP2002130771A JP2002130771A JP2003319860A JP 2003319860 A JP2003319860 A JP 2003319860A JP 2002130771 A JP2002130771 A JP 2002130771A JP 2002130771 A JP2002130771 A JP 2002130771A JP 2003319860 A JP2003319860 A JP 2003319860A
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pillow
central
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JP2002130771A
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Shinji Kitamura
伸二 北村
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DREAM PLANET KK
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DREAM PLANET KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仰臥姿勢や横臥姿勢における使用感に優れる
と共に衛生的で使い勝手に優れた枕を提供すること。 【解決手段】 横長の矩形状枕部材10は、短手方向の
折り曲げ部11を中心にして第1枕部材20と第2枕部
材30とを左右に配置し、両枕部材は中央枕部21,3
1と、両側の縦方向に配置される一対の端枕部22,3
2と、それら端枕部の間で、かつ、横方向に配置される
中間枕部23,33とに区画して形成されると共に、各
枕部内に充填部材sを充填してなり、第1枕部材20と
第2枕部材30とを折り曲げ部にて二つに折り重ねた状
態において、中間枕部の高さを基準にして中央枕部を低
く、端枕部をやや高く設けると共に、それら第1枕部材
と第2枕部材の自由端部同士を止め具40にて連結する
ように設けた枕部材10を、袋体1に収容した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、就寝時に用いられ
る枕に関する。
【0002】
【従来の技術】就寝時に用いられる枕は、古くから様々
な形態や素材のものが考案されて使用されてきている。
例えば、特開平7−67757号公報には、二つの山形
部を奥行き方向に波状に形成したポリウレタンフォーム
等の合成樹脂発泡体からなる芯材を設け、その芯材の頭
部を乗せる箇所に通気性の良い表被部材を備えた構造の
枕が開示されている。また、登録実用新案第30114
99号公報には、複数の枕芯体ユニットを袋体内に収容
し、その枕芯体ユニットに充填される蕎麦殻等の充填部
材の充填量を購入者が適宜加減することにより枕の高さ
を調節することができる組み合わせ枕が開示されてい
る。その他、多数の細長く形成された枕部を平行に配列
してマット状に設け、それを適宜折りたたむことにより
枕の高さを変えるようにした構造の枕もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の枕において、顔
を横に向けた横臥姿勢の場合には、下側となる肩部分か
ら首筋にいたるまでの高さが仰臥姿勢の状態における高
さと比べて大きくなることから、頭部が下がってしまう
ので快適な睡眠が得られにくいと言えよう。また、枕は
時々日に当てて干すか、陰干しにより、内部の蕎麦殻等
の充填部材を乾燥させて湿気を除去し、カビやダニの発
生を防止することが普通に行われている。ところが、充
填部材が多く充填されている枕又はその部分は、内部ま
で乾燥しにくく、乾燥させようとすれば多くの時間がか
かることになる。したがって、枕としては寝心地が良
く、衛生的で使い勝手が良いことが望まれる。
【0004】この発明の目的は、仰臥姿勢や横臥姿勢に
おける使用感に優れると共に衛生的で使い勝手に優れた
枕を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載した発明は、横長の矩形状の枕部材
は、短手方向に設けられた折り曲げ部を中心にして第1
枕部材と第2枕部材とが左右に配置され、その第1枕部
材は中央枕部と、両側の短手(縦)方向に配置される一
対の端枕部と、それら端枕部の間で、かつ、長手(横)
方向の一方側に配置される中間枕部とに区画して形成さ
れると共に、各枕部内に充填部材を充填してなり、他方
の第2枕部材は中央枕部と、両側の短手方向に配置され
る一対の端枕部と、それら端枕部の間で、かつ、前記長
手方向の他方側に配置される中間枕部とに区画して形成
されると共に、少なくとも中央枕部を除く各枕部内に充
填部材を充填してなり、前記第1枕部材と第2枕部材と
が折り曲げ部にて二つに折り重ねられた状態において、
前記中間枕部の高さを基準にして前記中央枕部を低く、
前記端枕部をやや高く設けると共に、それら第1枕部材
と第2枕部材の自由端部同士を止め具又は紐類にて連結
するように設けた前記枕部材を、矩形状の袋体に収容し
たことを特徴とする。
【0006】同様の目的を達成するために請求項2に記
載した発明は、請求項1に記載の枕において、前記中央
枕部の充填部材を低反発弾性発泡体とし、その他の前記
中間枕部及び端枕部の充填部材を、天然素材である蕎麦
殻、天然繊維綿、羽毛、キャメル若しくはプラスチック
製粒状物、プラスチック製小片、化学繊維綿の中の何れ
か又はそれらの中から適宜選択して組み合わせたものと
したことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の作用及び効果】(請求項1の発明)仰臥姿勢に
おける頭部は、低い高さの中央枕部にてその重量を受
け、下側となる肩部分から首筋にいたる頸部は、その中
央枕部より高い中間枕部にて支持される。よって、この
枕によれば、頭部から頸部に至る部分が自然体に近い理
想的な姿勢に保持されるので、快適な睡眠を得やすい。
また、顔を横に向けた横臥姿勢における頭部は、中間枕
部よりやや高くした端枕部にてその重量を受けられるの
で、寝心地が良い。
【0008】使用状態における枕部材は、第1枕部材と
第2枕部材の自由端部同士を止め具又は紐類にて連結さ
れている。そこで、その連結を解除し、枕部材を展開し
て拡げた状態にして日に当てて干すか、陰干しを行うこ
とにより、内部の蕎麦殻等の充填部材は短時間で乾燥す
る。よって、この枕によれば、充填部材にカビやダニが
発生することを可及的に防止することができて衛生的で
ある。
【0009】(請求項2の発明)仰臥姿勢における頭部
は、低い高さに設けた低反発弾性発泡体を用いた中央枕
部にてその重量による圧力を周囲に分散させつつ受けら
れ、安定した状態にて保持される。そして、中央枕部を
除く他の中間枕部及び端枕部の充填部材を蕎麦殻やプラ
スチック製粒状物等の素材にすることにより、使用者の
好みに合わせた使用感の枕とすることができる。
【0010】この枕は、枕部材を二つに折り重ねた状態
において頸部を支持する中間枕部の高さを基準にして頭
部を支持する中央枕部を低く、顔部を支持する端枕部を
やや高く設けているので、仰臥姿勢や横臥姿勢における
使用感が良い。加えて、枕部材を展開して拡げた状態に
て日干し等の乾燥をすることができるので、衛生的で使
い勝手に優れている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例を
図面に基づいて説明する。図1は枕の一部を破断して示
す正面図、図2は枕部材の正面図、図3は図2のA−A
線断面図、図4は図2のB−B線断面図、図5は枕部材
を展開した状態にて示す正面図、図6は図5のC−C線
断面図、図7は図5のD−D線断面図、図8は図5のE
−E線断面図である。
【0012】図1において、この発明の枕Pは、図示し
ないファスナー等により側部2を開閉自在とした矩形状
の布製袋体1内に、第1枕部材20の上に第2枕部材3
0を折り重ねた状態とされた枕部材10が収容されてい
る。
【0013】図5に示すように、その枕部材10は綿布
等の生地を裁断して横長の矩形状とされ、短手(縦)方
向に一定幅に設けられた折り曲げ部11を中心として第
1枕部材20と第2枕部材30とが左右対称に配置され
ている。
【0014】その第1枕部材20は円形の中央枕部21
と、両側の短手方向に配置される一対の端枕部22,2
2と、それら端枕部22,22の間で、かつ、長手
(横)方向の一方側10aに配置される中間枕部23と
に区画されるように形成されている。そして、中央枕部
21には、充填部材としての蕎麦殻sを少量だけ充填
し、端枕部22,22と中間枕部23には蕎麦殻sを多
めに充填してから、それらの区画線部分a〜cを縫着し
ている(図6)。また、その端枕部22については、中
身の蕎麦殻sが一方に偏らないように適宜箇所に縫着d
を施すものとする。
【0015】なお、前記中央枕部21には蕎麦殻sを充
填しているところ、これをポリウレタンフォーム等の低
反発弾性発泡体とすることもできる。また、充填部材に
ついては、本実施形態例の蕎麦殻s以外の天然繊維綿、
羽毛、キャメル若しくはプラスチック製粒状物、プラス
チック製小片、化学繊維綿の中の何れか又はそれらの中
から適宜選択して組み合わせたものとしてもよい。
【0016】第2枕部材30は半円形の中央枕部31
と、両側の短手方向に配置される一対の端枕部32,3
2と、それら端枕部32,32の間で、かつ、長手方向
の他方側10bに配置される中間枕部33とに区画され
るように形成されている。そして、中央枕部31を除く
端枕部32,32と中間枕部33には、蕎麦殻sを充填
し、それらの区画線部分e〜gを縫着する(図7,図
8)。また、その端枕部32については、内部の蕎麦殻
sが一方に偏らないように適宜縫着hを施す。
【0017】図2〜図4に示すように、この枕部材10
は、上記第1枕部材20の上に第2枕部材30を折り曲
げ部11から二つに折って重ねた状態において、中間枕
部23,33の高さを基準にして中央枕部21,31を
低く、端枕部22,32がやや高くなるように設けられ
ている。また、枕部材10については、厚手の縁取り布
地(図示せず)を周縁部に縫着して補強することが好ま
しい。40,40は第1枕部材20と第2枕部材30の
自由端部25,35に夫々取り付けられた一般的な止め
具たるホックであり、それら自由端部25,35同士
は、ホック40により夫々連結自在とされている。
【0018】なお、この実施形態例ではホック40を採
用しているところ、これに代えて紐類にて連結するよう
に設けることもできる。また、枕部材10の任意の枕部
分に図示しないファスナーを設けて中身の蕎麦殻sの量
を適宜加減することにより、使用者の体格や好みに合わ
せて枕の高さを調節することも可能である。
【0019】かかる構成になる枕Pの作用及び取り扱い
方については、発明の作用の項で前述したので、ここで
改めて述べない。
【0020】以上の通り、この枕は、枕部材である第1
枕部材の上に第2枕部材を折り重ねた状態において頸部
を支持する中間枕部の高さを基準にして頭部を支持する
中央枕部を低く、顔部を支持する端枕部をやや高く設け
ているので、仰臥姿勢や横臥姿勢における使用感が良
い。加えて、枕部材を展開した状態にて日干し等の乾燥
を行うことができるので、衛生的で使い勝手が良いとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】枕の一部を破断して示す正面図
【図2】枕部材の正面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】図2のB−B線断面図
【図5】枕部材を展開した状態にて示す正面図
【図6】図5のC−C線断面図
【図7】図5のD−D線断面図
【図8】図5のE−E線断面図
【符号の説明】
P・・・枕 1・・・袋体 10 ・・・枕部材 10a・・・一方側 10b・・・他方側 11・・・折り曲げ部 20・・・第1枕部材 21・・・中央枕部 22・・・端枕部 23・・・中間枕部 25・・・自由端部 30・・・第2枕部 31・・・中央枕部 32・・・端枕部 33・・・中間枕部 35・・・自由端部 40・・・ホック(止め具) s・・・蕎麦殻(充填部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横長の矩形状の枕部材は、短手方向に設
    けられた折り曲げ部を中心にして第1枕部材と第2枕部
    材とが左右に配置され、その第1枕部材は中央枕部と、
    両側の短手(縦)方向に配置される一対の端枕部と、そ
    れら端枕部の間で、かつ、長手(横)方向の一方側に配
    置される中間枕部とに区画して形成されると共に、各枕
    部内に充填部材を充填してなり、他方の第2枕部材は中
    央枕部と、両側の短手方向に配置される一対の端枕部
    と、それら端枕部の間で、かつ、前記長手方向の他方側
    に配置される中間枕部とに区画して形成されると共に、
    少なくとも中央枕部を除く各枕部内に充填部材を充填し
    てなり、前記第1枕部材と第2枕部材とが折り曲げ部に
    て二つに折り重ねられた状態において、前記中間枕部の
    高さを基準にして前記中央枕部を低く、前記端枕部をや
    や高く設けると共に、それら第1枕部材と第2枕部材の
    自由端部同士を止め具又は紐類にて連結するように設け
    た前記枕部材を、矩形状の袋体に収容したことを特徴と
    する枕。
  2. 【請求項2】 前記中央枕部の充填部材を低反発弾性発
    泡体とし、その他の前記中間枕部及び端枕部の充填部材
    を、天然素材である蕎麦殻、天然繊維綿、羽毛、キャメ
    ル若しくはプラスチック製粒状物、プラスチック製小
    片、化学繊維綿の中の何れか又はそれらの中から適宜選
    択して組み合わせたものとしたことを特徴とする請求項
    1に記載の枕。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016158776A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 株式会社高嶌
JP2017029247A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 美津濃株式会社
KR102330531B1 (ko) * 2021-05-21 2021-11-23 강순철 숙면 베개 및 그 제조방법

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