JPH0671137A - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

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JPH0671137A
JPH0671137A JP4248630A JP24863092A JPH0671137A JP H0671137 A JPH0671137 A JP H0671137A JP 4248630 A JP4248630 A JP 4248630A JP 24863092 A JP24863092 A JP 24863092A JP H0671137 A JPH0671137 A JP H0671137A
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JP
Japan
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deodorizing
indicator
filter
deodorizing filter
color
Prior art date
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Pending
Application number
JP4248630A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruaki Suzuki
治昭 鈴木
Naohiro Kobayashi
直広 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4248630A priority Critical patent/JPH0671137A/ja
Publication of JPH0671137A publication Critical patent/JPH0671137A/ja
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  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 脱臭機能をもたせた脱臭フィルタの寿命を容
易に知ることができる脱臭装置を提供することを目的と
したものである。 【構成】 脱臭の対象となる臭気成分と反応して色が変
化するセンサ17を脱臭フィルタ7に取り付けることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機等の脱臭装置
に係り、特に脱臭フィルタの寿命を知ることのできる空
気調和機等の脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機の空気通路内にゴミ
やほこりを除去するためのフィルタを装着したものは知
られている。この種のフィルタは脱臭機能を持たないの
で、空気中に含まれる臭気成分を除去するためには、そ
のほかに脱臭フィルタを装着しなければならない。
【0003】ところで、空気調和機に脱臭フィルタを装
着しても、そもそもフィルタには目詰まりなどの問題が
ある。
【0004】ゴミやほこりを吸収するフィルタにあって
は、そのフィルタに寿命がきたことを、フィルタの色が
黒く変色することにより判断しており、この黒っぽい色
が目立つように、フィルタの一部に青色又は緑色系統の
色彩を施すようにしたものが提案されている(実公昭4
1−23028)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように、仮にフィルタに脱臭剤を混入あるいは混合等
させることで脱臭機能をもたせた場合には、ゴミやほこ
りを除去する通常のフィルタと異なり、その寿命を知る
ことが難しいという問題がある。
【0006】すなわち、脱臭の対象となる臭気成分と脱
臭剤とが化学反応を起こして脱臭作用を果たすものであ
り、仮にゴミやほこりによってフィルタが黒っぽく汚れ
ていなくても、それ以上、化学反応が進まない状態にな
っていることも考えられ、その場合には脱臭フィルタの
寿命を適切に知ることができない。
【0007】本発明は、以上の問題点を解決するために
成されたもので、寿命を簡単に知ることができ、交換を
適切な時期に行うことのできる空気調和機等の脱臭装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明は、脱臭フィルタに、脱臭の対象となる臭
気成分と反応して変色するセンサを設けたことを特徴と
するものである。
【0009】
【作用】脱臭の対象となる臭気成分が、脱臭フィルタに
取り付けられたセンサと反応することでセンサの色が変
化し、これにより脱臭フィルタの寿命を簡単に知ること
ができる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1、図2及び図7を参
照して説明する。
【0011】図7において、空気調和機1の下部には空
気の吸込部3が形成され、この空気の吸込部3にはプレ
フィルタ5と、その背後に位置する脱臭フィルタ7とが
配置されている。プレフィルタ5は通常のゴミやほこり
を取り除くためのフィルタである。脱臭フィルタ7は、
後述するように、図1、図2に示す構造を有し、脱臭剤
の働きにより、空気中の臭気成分を取り除くものであ
る。
【0012】脱臭フィルタ7を通った空気は送風ファン
9を通過した後、熱交換器11を通り、送風部13から
送風される。
【0013】この実施例による脱臭フィルタ7は、脱臭
の対象となる臭気成分を主にアンモニアとする。このよ
うなアンモニアを脱臭する脱臭フィルタは病院、その他
の医療機関、さらには他の一般に悪臭とされる臭気が発
生する場所で使用される。この脱臭フィルタ7は、不織
布15にアンモニアを吸収する脱臭剤を混合(担持)さ
せたものであり、目が細かくなっている。
【0014】したがって、目が細かい分だけ通気抵抗が
大きく、送風ファン9に負担をかけやすいので、図1、
図2に示すように折り目を入れて波形とし、濾過面積を
大きくして通気抵抗を減少させている。
【0015】この脱臭フィルタ7の前面には、アンモニ
アガスと反応して色が変化する物質を用いたインジケー
タ(変色センサ)17が取り付けられている。このイン
ジケータ17は、40〜80メッシュのアクリル樹脂粒
に硫酸酸性のチモールブルーのエタノール溶液を浸み込
ませて真空乾燥したものを、紙や不織布等に添着したも
のである。このインジケータ17はアンモニアと反応し
て、その色が淡黄色に変化する性質を有する。
【0016】しかして、本実施例によれば、長時間が経
過して、脱臭フィルタ7の使用が進み、多量のアンモニ
アガスが脱臭剤に吸収されると、このアンモニアガスは
インジケータ17にも吸収され、淡黄色に変化する粒子
の数が増えるので、インジケータ17全体の色が淡黄色
に変色して、これにより、脱臭フィルタ17の寿命を簡
単に知ることができる。
【0017】すなわち、脱臭剤が十分に臭気成分を吸収
して、脱臭機能を果たさなくなるとほぼ同時期にインジ
ケータ全体の色が黄色くなるように、樹脂粒の量を調整
し、あるいはエタノール溶液の濃度を調整しておけば、
脱臭フィルタ7の交換の時期を適切に知ることができ
る。
【0018】以上の実施例においては脱臭の対象となる
臭気をアンモニア臭としたが、これが硫化水素臭の場合
には、前記不織布15には、硫化水素を吸収する脱臭剤
が混合される。そして、硫化水素と反応して色が変化す
る物質を用いたインジケータ17が、脱臭フィルタ7の
前面に取り付けられる。
【0019】このインジケータ17は40〜60メッシ
ュのシリカ粒子に硝酸鉛溶液を吸着させ乾燥させたもの
を、不織布などに添着したものである。このインジケー
タ17は硫化水素と反応し黒褐色に変色する。このよう
に変化するシリカ粒子の数が増えることにより、インジ
ケータ17の全体の色が黒くなるので、脱臭フィルタ7
の交換時期を適切に知ることができる。
【0020】また、硫化水素に反応して色が変化するイ
ンジケータ17として、以下のものも採用できる。すな
わち、濾紙を5%酢酸鉛液に浸し、冷暗所に置き、乾燥
後5%炭酸アンモニウム溶液に1〜2滴を点滴し、これ
を乾燥したものをインジケータに用いることができる。
これも上記インジケータと同様に、硫化水素との反応で
黒褐色に変色する。なお、濾紙は繊維等でもよい。
【0021】これらの実施例では、不織布などの素材1
5に波状に折り目を付けていたが、若干目の粗いフィル
タにあっては、図3及び図4に示すように、素材15に
殆ど折り目を付けなくてもよい。一方、目の極端に細か
いフィルタでは、図5及び図6に示すように、素材15
を複数の帯状のものとし、これを千鳥状に配して、フィ
ルタの通気抵抗を減ずるようにしてもよい。
【0022】このように通気抵抗を調節することで、対
象となる臭気成分を異にする複数の脱臭フィルタ7を、
同一の空気調和機1に択一的に装着することができる。
【0023】例えば、空気調和機1に通気抵抗の大きい
フィルタを装着すれば、その分だけ圧力損失が増大して
風量が低下する。しかして上記のように脱臭フィルタ7
の配置構造を変化させることにより、それぞれの脱臭フ
ィルタ7の通気抵抗をほぼ同一のものとすれば、いずれ
の脱臭フィルタ7を装着しても、空気調和機1の送風フ
ァン9に係る負荷を等しくすることができる。
【0024】したがって、送風される風量は常に一定と
なるので、空気調和機1の仕様は共通にすることができ
る。
【0025】以上、一実施例に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は、これに限定されるものではない。例え
ば、図1に示すように、脱臭フィルタ7のフレーム19
に臭気成分に反応して変色する薬剤21を塗布して、そ
れをインジケータ(センサ)としてもよい。
【0026】また、以上の例では、アンモニアや硫化水
素などの臭気成分と反応して色が濃く変色する変色セン
サを示したが、このインジケータ(センサ)としては、
逆に反応が進むと色が薄くなりついには消えてしまうよ
うな変色センサであってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
脱臭フィルタに取り付けたセンサが、脱臭の対象となる
臭気成分と反応して変色するので、脱臭装置(脱臭フィ
ルタ)の寿命を容易に知ることができ、その交換を適切
な時期に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による脱臭フィルタの斜視図
である。
【図2】図1の水平断面図である。
【図3】他の実施例の脱臭フィルタの斜視図である。
【図4】図3の水平断面図である。
【図5】さらに他の実施例の脱臭フィルタの斜視図であ
る。
【図6】図5の水平断面図である。
【図7】本発明の実施例に係る空気調和機の断面図であ
る。
【符号の説明】
5 プレフィルタ 7 脱臭フィルタ 9 送風ファン 11 熱交換器 17 インジケータ(センサ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱臭フィルタに、脱臭の対象となる臭気
    成分と反応して変色するセンサを設けたことを特徴とす
    る脱臭装置。
JP4248630A 1992-08-25 1992-08-25 脱臭装置 Pending JPH0671137A (ja)

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JP (1) JPH0671137A (ja)

Cited By (11)

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