JPH0670907B2 - 電気コンタクトソケット - Google Patents
電気コンタクトソケットInfo
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- JPH0670907B2 JPH0670907B2 JP4047579A JP4757992A JPH0670907B2 JP H0670907 B2 JPH0670907 B2 JP H0670907B2 JP 4047579 A JP4047579 A JP 4047579A JP 4757992 A JP4757992 A JP 4757992A JP H0670907 B2 JPH0670907 B2 JP H0670907B2
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- socket
- tongues
- pin
- electrical contact
- tongue
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/10—Sockets for co-operation with pins or blades
- H01R13/11—Resilient sockets
- H01R13/111—Resilient sockets co-operating with pins having a circular transverse section
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は主として電気コネクタの
技術、特にピンと電気接続を形成する為にピンを受け入
れる電気コンタクトソケットに関するものである。
技術、特にピンと電気接続を形成する為にピンを受け入
れる電気コンタクトソケットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】種々のタイプの電気コネクタには、ソケ
ットとピンとの間に電気接続を形成する為に、例えばタ
ーミナルピンの様な、ピンを受け入れる開放端部を持っ
ている電気コンタクトソケットがある。あるタイプのコ
ンタクトソケットは一般にワイヤートラップ（差し込
み）型ソケットと呼ばれ、その中ではワイヤー又はピン
を容易にソケットに差し込めるが、そこから取外すこと
は困難である。
ットとピンとの間に電気接続を形成する為に、例えばタ
ーミナルピンの様な、ピンを受け入れる開放端部を持っ
ている電気コンタクトソケットがある。あるタイプのコ
ンタクトソケットは一般にワイヤートラップ（差し込
み）型ソケットと呼ばれ、その中ではワイヤー又はピン
を容易にソケットに差し込めるが、そこから取外すこと
は困難である。
【０００３】例えば、ワイヤー型電気コンタクトソケッ
トは、ソケットの開放ピン受入れ端部から離れて向けら
れた自由端部を持ち、ソケットの軸方向に延びている多
数の内部に突出する弾力性のある舌状体を持っているか
も知れない。従って、簡単に即ち、ピンの差し込み方向
にソケットの開放端部から離して舌状体を簡単に反らし
て、ピンを容易にソケットの中に差し込むことが出来
る。若しピンをソケットから引き出そうとすると、舌状
体の自由端部がその様に取り外すのに邪魔になる。通
常、その様なソケットからピンを取外す必要があるなら
ば、或る種の捩じりのやり方でピンを捩じったり或いは
回転したりして取外しを容易にする。実際、舌状体は螺
旋状にピンの外側に傷を付けるかも知れない。若しピン
を充分に回転することが出来なくとも、ピンを引っ張り
ながら、前後にピンを捩じれば取外し出来る。
トは、ソケットの開放ピン受入れ端部から離れて向けら
れた自由端部を持ち、ソケットの軸方向に延びている多
数の内部に突出する弾力性のある舌状体を持っているか
も知れない。従って、簡単に即ち、ピンの差し込み方向
にソケットの開放端部から離して舌状体を簡単に反らし
て、ピンを容易にソケットの中に差し込むことが出来
る。若しピンをソケットから引き出そうとすると、舌状
体の自由端部がその様に取り外すのに邪魔になる。通
常、その様なソケットからピンを取外す必要があるなら
ば、或る種の捩じりのやり方でピンを捩じったり或いは
回転したりして取外しを容易にする。実際、舌状体は螺
旋状にピンの外側に傷を付けるかも知れない。若しピン
を充分に回転することが出来なくとも、ピンを引っ張り
ながら、前後にピンを捩じれば取外し出来る。
【０００４】然し乍ら、ピンは無理してソケットから取
外しされるかもしれないので、上述の性質の電気コンタ
クトソケットは何か不完全な状態にある。その様な状態
であれば、普通電気接続の振動が伴うものである。例え
ば、ピンは、ピンとソケットとの間の電気接続が常に振
動にさらされている食器洗い器の加熱要素のピンの様な
装置の要素であるかもしれない。実際、ピンは、振動に
影響されて、ピンを前後に捩じったり又は回転したりす
る上述の作用に類似して、ソケットから抜け出てしま
う。
外しされるかもしれないので、上述の性質の電気コンタ
クトソケットは何か不完全な状態にある。その様な状態
であれば、普通電気接続の振動が伴うものである。例え
ば、ピンは、ピンとソケットとの間の電気接続が常に振
動にさらされている食器洗い器の加熱要素のピンの様な
装置の要素であるかもしれない。実際、ピンは、振動に
影響されて、ピンを前後に捩じったり又は回転したりす
る上述の作用に類似して、ソケットから抜け出てしま
う。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ソケットに
対するピンの故意でない回転を防止することによって、
振動がある状態でもピンがソケットから抜け出ない様に
防止する電気コンタクトソケットを提供して、上述の問
題の解決に向けられている。
対するピンの故意でない回転を防止することによって、
振動がある状態でもピンがソケットから抜け出ない様に
防止する電気コンタクトソケットを提供して、上述の問
題の解決に向けられている。
【０００６】従って、発明の目的は、ピンとの電気接続
を形成するピンの受入れ開放端部を持つ新規で且つ改良
された電気コンタクトソケットを提供することである。
を形成するピンの受入れ開放端部を持つ新規で且つ改良
された電気コンタクトソケットを提供することである。
【０００７】
【課題を解決する為の手段】この発明は、ソケットの軸
方向に延び、且つソケットの開放ピン受入れ端部から離
れて向けられた自由端部を持つ、少なくとも一組の内部
に突出する弾力性のある舌状体を備えた壁手段を持つ電
気コンタクトソケットに関するものである。より具体的
に言えば、舌状体の自由端部はピンを受け入れる為に、
Ｖ状の切り込みで形成されている。Ｖ状の切り込みの一
方の内角は、他方のＶ状の切り込みの内角とは異なって
いる。この方法では、舌状体の自由端部の切り込み部分
が異なる角度であれば、ソケットとピンとの厳しい振動
でもねじ山手段として作用することはありえない。
方向に延び、且つソケットの開放ピン受入れ端部から離
れて向けられた自由端部を持つ、少なくとも一組の内部
に突出する弾力性のある舌状体を備えた壁手段を持つ電
気コンタクトソケットに関するものである。より具体的
に言えば、舌状体の自由端部はピンを受け入れる為に、
Ｖ状の切り込みで形成されている。Ｖ状の切り込みの一
方の内角は、他方のＶ状の切り込みの内角とは異なって
いる。この方法では、舌状体の自由端部の切り込み部分
が異なる角度であれば、ソケットとピンとの厳しい振動
でもねじ山手段として作用することはありえない。
【０００８】更に具体的には、２組の内部に突出する弾
力性の舌状体は、ソケット内に軸方向に間隔を置いた位
置にある。各組の舌状体は、一般にその間にピンを把持
する為に、ソケットを横切って相対して配列されてい
る。一方の組の舌状体の自由端部の切り込みの内角は、
他方の組の舌状体の自由端部の切り込みの内角とは異な
っている。
力性の舌状体は、ソケット内に軸方向に間隔を置いた位
置にある。各組の舌状体は、一般にその間にピンを把持
する為に、ソケットを横切って相対して配列されてい
る。一方の組の舌状体の自由端部の切り込みの内角は、
他方の組の舌状体の自由端部の切り込みの内角とは異な
っている。
【０００９】
【実施例】次に添付図面に従い本発明の実施例を詳述す
る。まず、図１に関して、発明は、一般に符号１２と示
されている絶縁ワイヤを端末処理する為の端子１０又は
電気のコンタクトソケットに具現化されている。ソケッ
トは、符号１４として示されている、ハウジングの中に
挿入されている。ハウジングは、電気部品２０のピン１
８を受け入れる為の開口部１６を持っている。絶縁ワイ
ヤ１２は、絶縁被覆２４で取り巻かれた導電性の芯線２
２を持っている。
る。まず、図１に関して、発明は、一般に符号１２と示
されている絶縁ワイヤを端末処理する為の端子１０又は
電気のコンタクトソケットに具現化されている。ソケッ
トは、符号１４として示されている、ハウジングの中に
挿入されている。ハウジングは、電気部品２０のピン１
８を受け入れる為の開口部１６を持っている。絶縁ワイ
ヤ１２は、絶縁被覆２４で取り巻かれた導電性の芯線２
２を持っている。
【００１０】所で、電気コンタクトソケットは、激しい
振動状態を受けている。食器洗い器又はその他の機器加
熱部品の様な電気部品のピンを受け入れる為に、その中
に示されていることを理解すべきである。然し、発明の
概念は、ソケット型の接点又は端子からソケット型の端
子部品が偶然にでも外れないように防止しようとする場
合に、如何なる型の電気コネクタシステムにも同様に使
用出来ることを理解すべきである。
振動状態を受けている。食器洗い器又はその他の機器加
熱部品の様な電気部品のピンを受け入れる為に、その中
に示されていることを理解すべきである。然し、発明の
概念は、ソケット型の接点又は端子からソケット型の端
子部品が偶然にでも外れないように防止しようとする場
合に、如何なる型の電気コネクタシステムにも同様に使
用出来ることを理解すべきである。
【００１１】図２は、ハウジング１４の軸方向の断面図
であって、ハウジングはコンタクトソケット１０を受け
入れる為に、直角の形態の内部空洞２０を持っているこ
とを簡単に示している。ハウジングは、例えばプラスチ
ック等の誘電材料で一体成形され、且つ以後に記述され
る目的に関して、空洞２６の両端の中間に内部に向けら
れた突起部２８を備えている。
であって、ハウジングはコンタクトソケット１０を受け
入れる為に、直角の形態の内部空洞２０を持っているこ
とを簡単に示している。ハウジングは、例えばプラスチ
ック等の誘電材料で一体成形され、且つ以後に記述され
る目的に関して、空洞２６の両端の中間に内部に向けら
れた突起部２８を備えている。
【００１２】図３〜図８は、発明の概念を具体化してい
るコンタクトソケット１０の詳細図を示す。既知の形態
では、ソケットは、それぞれ、絶縁ワイヤ１２を締め付
けて、ワイヤの芯線を端末処理する為に、２組の波状腕
部３０と３２を備えている。この端に、なるべくなら、
打ち抜き形成された金属材料で一体組立てされている方
が良い。
るコンタクトソケット１０の詳細図を示す。既知の形態
では、ソケットは、それぞれ、絶縁ワイヤ１２を締め付
けて、ワイヤの芯線を端末処理する為に、２組の波状腕
部３０と３２を備えている。この端に、なるべくなら、
打ち抜き形成された金属材料で一体組立てされている方
が良い。
【００１３】特に、組立ての際に、図３に関連して、波
状腕部３０を矢印Ａの方向に内側に変形させ、絶縁ワイ
ヤ１２の絶縁被覆２４を締め付けて、ワイヤ上に歪の凹
凸を与えることが出来る。波状腕部３２を矢印Ｂの方向
に内側に変形させ、誘導芯線２２の露出部分を締め付け
て、絶縁被覆２４から剥き出された芯線にコンタクトソ
ケット１０を電気的に端末処理することが出来る。
状腕部３０を矢印Ａの方向に内側に変形させ、絶縁ワイ
ヤ１２の絶縁被覆２４を締め付けて、ワイヤ上に歪の凹
凸を与えることが出来る。波状腕部３２を矢印Ｂの方向
に内側に変形させ、誘導芯線２２の露出部分を締め付け
て、絶縁被覆２４から剥き出された芯線にコンタクトソ
ケット１０を電気的に端末処理することが出来る。
【００１４】側面壁３８は部分的上部壁４０に接合され
ているが、側面壁３６と３８に接合される底壁３４を有
する壁手段でコンタクトソケット１０の残りの方が形成
されている。図４及び図５で良く判るように、外側に突
出する凹みの形状の戻り止め４２は部分的上部壁４０に
形成され、且つ外側に突出する噛み合い用舌状体４４は
底壁３４から押出し成形されている。
ているが、側面壁３６と３８に接合される底壁３４を有
する壁手段でコンタクトソケット１０の残りの方が形成
されている。図４及び図５で良く判るように、外側に突
出する凹みの形状の戻り止め４２は部分的上部壁４０に
形成され、且つ外側に突出する噛み合い用舌状体４４は
底壁３４から押出し成形されている。
【００１５】図４及び図５に関連して図２に戻って、組
立ての際、コンタクトソケットを矢印Ｃ（図２）の方向
にハウジングの中に挿入する。挿入すると、まず戻り止
め４２がハウジングの空洞内２６で内側に向けられた突
出部２８に食い込む。更に挿入すると、噛み合い用舌状
体４４が反対側の突出部の後に食い込む。戻り止めと噛
み合い用舌状体は空洞２６内の溝４６に入り込む。完全
に挿入されると、ソケットの前端は空洞２６内の前方の
肩部４６に接触し、又噛み合い用舌状体４４はその各自
の突出部２８の後に食い込む。完全に組み立てられた状
態では、コンタクトソケットは、空洞２６の縦方向に通
っている溝４６内で露出されている戻り止め４２と噛み
合い用舌状体４４と共に、ソケットの底壁３４と部分的
上部壁４０を引き込んでいる突出部２８によってハウジ
ング１４内に固定されている。
立ての際、コンタクトソケットを矢印Ｃ（図２）の方向
にハウジングの中に挿入する。挿入すると、まず戻り止
め４２がハウジングの空洞内２６で内側に向けられた突
出部２８に食い込む。更に挿入すると、噛み合い用舌状
体４４が反対側の突出部の後に食い込む。戻り止めと噛
み合い用舌状体は空洞２６内の溝４６に入り込む。完全
に挿入されると、ソケットの前端は空洞２６内の前方の
肩部４６に接触し、又噛み合い用舌状体４４はその各自
の突出部２８の後に食い込む。完全に組み立てられた状
態では、コンタクトソケットは、空洞２６の縦方向に通
っている溝４６内で露出されている戻り止め４２と噛み
合い用舌状体４４と共に、ソケットの底壁３４と部分的
上部壁４０を引き込んでいる突出部２８によってハウジ
ング１４内に固定されている。
【００１６】コンタクトソケット１０の壁手段３４、３
６、３８及び４０は、ピン１８（図１）を余裕をもって
挿入できる開放端部を区画している。一般に、ピンは、
ソケットの軸方向に延びている多数の内部に突出する弾
力性のある舌状体によって、そこから外れない様にコン
タクトソケット内に固定されて、その為に舌状体は開放
ピン受入れ端部５０から離れて向けられた自由端を持っ
ている。このことは図６のピン１８の位置で判る。
６、３８及び４０は、ピン１８（図１）を余裕をもって
挿入できる開放端部を区画している。一般に、ピンは、
ソケットの軸方向に延びている多数の内部に突出する弾
力性のある舌状体によって、そこから外れない様にコン
タクトソケット内に固定されて、その為に舌状体は開放
ピン受入れ端部５０から離れて向けられた自由端を持っ
ている。このことは図６のピン１８の位置で判る。
【００１７】特に、発明の具体的実例では、２組の内部
に突出する弾力性のある舌状体がある。一方の組には開
放端部５０の方に閉じ込められる舌状体５２があり、且
つ他方の組には舌状体５２の内部に軸方向に露出されて
いる舌状体５４がある。各組の舌状体は、図４及び図５
で良く判る様に、コンタクトソケットの側壁３６、３８
から押出し成形されていて、その為に、第６図で判る様
に、各組の舌状体はソケットを横切って概して相対して
露出されている。
に突出する弾力性のある舌状体がある。一方の組には開
放端部５０の方に閉じ込められる舌状体５２があり、且
つ他方の組には舌状体５２の内部に軸方向に露出されて
いる舌状体５４がある。各組の舌状体は、図４及び図５
で良く判る様に、コンタクトソケットの側壁３６、３８
から押出し成形されていて、その為に、第６図で判る様
に、各組の舌状体はソケットを横切って概して相対して
露出されている。
【００１８】図３で良く判る様に、舌状体は、ソケット
の軸方向に、即ちソケットの開放ピン受入れ端部５０か
ら離れて向けられたその自由端部を提供する方向に延び
ている。従って、ピンを開放端部内に挿入する場合、舌
状体を矢印Ｄ（図３）の方向に寄せて、ソケット内に力
が掛からないようにピンを挿入出来る。然し、若しソケ
ットからピンを外そうとすれば、舌状体はピンが外れな
い様にピンを把持する。舌状体５２の自由端はＶ状の切
り込み６０の形状のノッチで形成され且つ舌状体５４の
自由端はＶ状の切り込み６２の形状のノッチで形成され
ている。舌状体の全てのＶ状の切り込みは、第６図の舌
状体５２のＶ状の切り込み６０で判る様に、ピン１８を
把持している。
の軸方向に、即ちソケットの開放ピン受入れ端部５０か
ら離れて向けられたその自由端部を提供する方向に延び
ている。従って、ピンを開放端部内に挿入する場合、舌
状体を矢印Ｄ（図３）の方向に寄せて、ソケット内に力
が掛からないようにピンを挿入出来る。然し、若しソケ
ットからピンを外そうとすれば、舌状体はピンが外れな
い様にピンを把持する。舌状体５２の自由端はＶ状の切
り込み６０の形状のノッチで形成され且つ舌状体５４の
自由端はＶ状の切り込み６２の形状のノッチで形成され
ている。舌状体の全てのＶ状の切り込みは、第６図の舌
状体５２のＶ状の切り込み６０で判る様に、ピン１８を
把持している。
【００１９】図７及び図８に関連して、舌状体５２、５
４の各組の一組は、あたかも舌状体に垂直な方向に見え
る様に、それぞれ垂直図を示す図面に図示されている。
各舌状体５２のＶ状の切り込みは、両端矢印６６によっ
て示される様な内角で限定されている。同様に、各舌状
体５４の自由端のＶ状の切り込み６２は、両端矢印７０
によって示される様な内角によって限定されている。発
明は、舌状体の一方の内角は他方の舌状体の内角と異な
っていることを示している。例えば、舌状体５２のＶ状
の切り込み６０の角度６６は８０度のように、又舌状体
５４のＶ状の切り込み６２の角度７０は１００度のよう
になっている。異なる角度の切り込みの結果により、コ
ンタクトソケット１０に対してピン１８を回転すれば、
接合効果が生じる。
４の各組の一組は、あたかも舌状体に垂直な方向に見え
る様に、それぞれ垂直図を示す図面に図示されている。
各舌状体５２のＶ状の切り込みは、両端矢印６６によっ
て示される様な内角で限定されている。同様に、各舌状
体５４の自由端のＶ状の切り込み６２は、両端矢印７０
によって示される様な内角によって限定されている。発
明は、舌状体の一方の内角は他方の舌状体の内角と異な
っていることを示している。例えば、舌状体５２のＶ状
の切り込み６０の角度６６は８０度のように、又舌状体
５４のＶ状の切り込み６２の角度７０は１００度のよう
になっている。異なる角度の切り込みの結果により、コ
ンタクトソケット１０に対してピン１８を回転すれば、
接合効果が生じる。
【００２０】
【発明の効果】従来のワイヤ把持コンタクトソケット
は、簡単にソケットからピンを軸方向に引っ張ろうとす
れば挿入されたピンに対して高い取外しの力を持つ様に
設計されているが、ピンをねじの様に回転しなければ、
或いは引っ張る力と一緒に前後にピンを回転或いは捩じ
らなければピンの取外しが出来ない。このことが判る
と、若しそのようなピン及びソケット配列が、高い振動
の環境で、例えば食器洗い器の加熱部品のピンを端末処
理するかもしれない様な器具で使用されるならば、ピン
は振動による前後の捩じり運動によって、徐々にソケッ
トから出てくるかもしれないことが判る。発明では、舌
状体の中の少なくとも２個の自由端のＶ状の切り込みの
内角を変えれば、接合効果が得られる。その作用は多少
或るピッチのねじ山を持つボルトを異なるピッチを持つ
ナットの中に回し込もうとすることに似ている。ボルト
を回転すればするほど、接合効果が一層強くなる。同様
に、Ｖ状の切り込みの差異のある内角はお互いに対抗し
て、そしてターミナルピンの外面に溝をつけ始めると、
対抗を増加する。
は、簡単にソケットからピンを軸方向に引っ張ろうとす
れば挿入されたピンに対して高い取外しの力を持つ様に
設計されているが、ピンをねじの様に回転しなければ、
或いは引っ張る力と一緒に前後にピンを回転或いは捩じ
らなければピンの取外しが出来ない。このことが判る
と、若しそのようなピン及びソケット配列が、高い振動
の環境で、例えば食器洗い器の加熱部品のピンを端末処
理するかもしれない様な器具で使用されるならば、ピン
は振動による前後の捩じり運動によって、徐々にソケッ
トから出てくるかもしれないことが判る。発明では、舌
状体の中の少なくとも２個の自由端のＶ状の切り込みの
内角を変えれば、接合効果が得られる。その作用は多少
或るピッチのねじ山を持つボルトを異なるピッチを持つ
ナットの中に回し込もうとすることに似ている。ボルト
を回転すればするほど、接合効果が一層強くなる。同様
に、Ｖ状の切り込みの差異のある内角はお互いに対抗し
て、そしてターミナルピンの外面に溝をつけ始めると、
対抗を増加する。
【００２１】又、発明は同じ内角を持つ各組の舌状体の
Ｖ状の切り込みを持つ、２組の特殊な配列によって文中
に示されているけれども、他の組合せも発明から考えら
れることが認識され得る。例えば、各組の１個の舌状体
のＶ状の切り込みは各組の他の舌状体の内角と異なる内
角を持つこともあり得る。更に、必ずしも２組の舌状体
を必要としない。２組の舌状体はターミナルピンの把持
に対して可成の安定性を与える。他方では、相対してか
或いは軸方向にかピンに間隔を置いて配列された１組の
舌状体でも、それが差異のある角度の切り込みを、特に
切り込みがターミナルピンに溝をつける様に、持つなら
ば、なお接合効果を生じる。尚更に、発明は２個の別個
の弾力性のある舌状体の自由端の異なる角度の端部でピ
ンを噛み合わせることも考えられる。
Ｖ状の切り込みを持つ、２組の特殊な配列によって文中
に示されているけれども、他の組合せも発明から考えら
れることが認識され得る。例えば、各組の１個の舌状体
のＶ状の切り込みは各組の他の舌状体の内角と異なる内
角を持つこともあり得る。更に、必ずしも２組の舌状体
を必要としない。２組の舌状体はターミナルピンの把持
に対して可成の安定性を与える。他方では、相対してか
或いは軸方向にかピンに間隔を置いて配列された１組の
舌状体でも、それが差異のある角度の切り込みを、特に
切り込みがターミナルピンに溝をつける様に、持つなら
ば、なお接合効果を生じる。尚更に、発明は２個の別個
の弾力性のある舌状体の自由端の異なる角度の端部でピ
ンを噛み合わせることも考えられる。
【図１】発明の電気コンタクトソケットを有する電気接
続システムの部品の分解遠近図である。
続システムの部品の分解遠近図である。
【図２】図１の線２−２に沿って普通に図示された、コ
ネクタハウジングの垂直断面図である。
ネクタハウジングの垂直断面図である。
【図３】発明の電気コンタクトソケットの側面平面図で
ある。
ある。
【図４】図３の左側に向いて見る、ソケットの側面平面
図である。
図である。
【図５】図３の線５−５に沿って普通に図示された垂直
断面図である。
断面図である。
【図６】図３のコンタクトソケットの上面図である。
【図７】舌状体の一方の組の１個の舌状体の部分平面図
である。
である。
【図８】舌状体の他方の組みの１個の舌状体を図示す
る、図７に類似する図である。
る、図７に類似する図である。
Claims (6)
- 【請求項１】 ピンと電気接続を形成する為にピンを受
け入れる開口端部を有する電気コンタクトであって、ソ
ケットの軸方向に延び、且つソケット１０の開放ピン受
入れ端部５０から離れて向けられた自由端部を持つ、内
部に突出する弾力性のある舌状体５２、５４を少なくと
も一組備えた壁手段３４、３６、３８、４０から成立
ち、舌状体の自由端部はピンを引き入れる為のＶ状の切
り込み６０、６２を持って形成され、且つＶ状の切り込
み６０の一方の内角は他方のＶ状の切り込み６２の内角
７０とは異なることを特徴とする電気コンタクトソケッ
ト。 - 【請求項２】 該舌状体５２、５４はソケットの軸方向
に一定の距離を置いて並んでいることを特徴とする請求
項第１項記載の電気コンタクトソケット。 - 【請求項３】 該ソケットは打ち抜き成形された金属部
品からなることを特徴とする請求項第１項記載の電気コ
ンタクトソケット。 - 【請求項４】 該舌状体の一方は他方の舌状体に相対し
てソケットの側面に配列されていることを特徴とする請
求項第１項記載の電気コンタクトソケット。 - 【請求項５】 １組の舌状体５２は他の組の舌状体５４
に対してソケットの軸方向に一定の距離を置いて並んで
いる、２組の該舌状体５２、５４を有し、且つ各組の舌
状体では同じ内角であるが、他の組の舌状体の内角とは
異なるＶ状の切り込みを持っていることを特徴とする請
求項第１項記載の電気コンタクトソケット。 - 【請求項６】 各組の舌状体はソケットの反対側に相対
して配列されていることを特徴とする請求項第５項記載
の電気コンタクトソケット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/664,712 US5078618A (en) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | Electrical contact socket |
| US07/664,712 | 1991-03-05 |
Publications (2)
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