JPH0670725U - 高齢者等歯科治療システム - Google Patents
高齢者等歯科治療システムInfo
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- JPH0670725U JPH0670725U JP054092U JP5409291U JPH0670725U JP H0670725 U JPH0670725 U JP H0670725U JP 054092 U JP054092 U JP 054092U JP 5409291 U JP5409291 U JP 5409291U JP H0670725 U JPH0670725 U JP H0670725U
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Landscapes
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯科医師が、歯科治療椅子上に着座した高齢
者等を治療する際に、チェアーサイドにおける義歯等の
被加工物の付随的な切削・研磨等の技工作業を、移動す
ることなく、明るい作業テーブル上で適確に行い得るよ
うにする。 【構成】 歯科治療椅子1のスピットン2とは反対側の
側部にカート型作業テーブル5を配設し、スピットン側
のライトポールにカート型作業テーブル照明用ライト
L'を取り付け、かつ単独で回動並びに首振り調整自在
に配設して対側の作業テーブル5上面付近を照明する。
該ライトL'の点滅スイッチSWを作業テーブル5に付
設するが好ましい。
者等を治療する際に、チェアーサイドにおける義歯等の
被加工物の付随的な切削・研磨等の技工作業を、移動す
ることなく、明るい作業テーブル上で適確に行い得るよ
うにする。 【構成】 歯科治療椅子1のスピットン2とは反対側の
側部にカート型作業テーブル5を配設し、スピットン側
のライトポールにカート型作業テーブル照明用ライト
L'を取り付け、かつ単独で回動並びに首振り調整自在
に配設して対側の作業テーブル5上面付近を照明する。
該ライトL'の点滅スイッチSWを作業テーブル5に付
設するが好ましい。
Description
【0001】
本考案はチェアーサイドにおける付随的な技工作業を必要とする高齢者等歯科 治療システムに関するものであり、特にカート型作業テーブルとその照明装置を 備えた高齢者等歯科治療システムに関するものである。
【0002】
従来、高齢者等、すなわち総義歯、部分床義歯等を着用している患者の歯科治 療に際しては、歯科治療椅子の側部(チェアーサイド)において総義歯・部分床 義歯、個人トレー等の切削・研磨加工の付随的な歯科技工作業を必要とした。 かつ該歯科技工作業においては、総義歯等を患者の口腔内に装着して適合具合 を検査しながら、作業テーブル上に取り出して切削・研磨の技工作業で修整を繰 り返す必要があった。
【0003】 そこで、これら付随的な歯科技工作業を必要とする高齢者等の歯科治療に好適 な治療システムとして、図3の、歯科治療椅子1と、スピットン2と、歯科治療 椅子1のスピットン2とは反対側の側部に、先端に技工切削・研磨飛散粉用吸引 口を有するバキューム装置V及び歯科技工用ハンドピースHを装備したカート型 作業テーブル5を配設してなる高齢者等歯科治療システムを本願出願人が特願平 3−53196号としてすでに提案した。
【0004】 しかし、その高齢者等に好適な歯科治療システムにおいては、患者Krの歯科 治療を主目的とした口腔治療用ライトLが回動並びに首振り調整自在にスピット ン2側から歯科治療椅子1の中央部に吊設されているが、作業テーブル5上面付 近における技工作業には好適な照明ではなかった。
【0005】 この場合、該ライトLを作業テーブル5上面付近で技工作業をするたびに作業 テーブル側に移動する方法もあるが、患者Krへの装着と技工修整を繰り返すと きは、医師Drにとっては繁雑な動作となり、好ましい方法ではなかった。 かつ該ライトLは口腔治療用のものであるため、作業テーブル5上の技工作 業には焦点距離が適当でなく、技工作業には好ましい照明装置ではなかった。
【0006】
本考案は上記の高齢者歯科治療システムに残されたカート型作業テーブルの照 明装置の問題点を改善して、該治療システムを有効なものとすることを目的とす る。 すなわち本考案は、歯科治療椅子1と、スピットン2と、先端に口腔治療用ラ イトLが延設されたライトポール6と、歯科治療椅子1のスピットン2とは反対 側の側部に、先端に技工切削・研磨飛散粉用吸引口を有するバキューム装置V及 び歯科技工用ハンドピースHを装備したカート型作業テーブル5を配設してなる 高齢者等歯科治療ジステムにおいて、前記ライトポール6にカート型作業テーブ ル照明用ライトL′を、単独で回動並びに首振り調整自在に配設してなることを 特徴とする高齢者等歯科治療システムである。 また、該ライトL′の点滅スイッチSWを作業テーブル5に付設して、技工作 業時におけるスイッチ操作を容易とした。
【0007】 また、該ライトL′に、集光された光束照射を可能とする小型投光器を用いる ことにより、患者に悪影響を与えることなく作業テーブルを明るく照明すること もできる。 かくして、医師は移動することなく、該ライトL′を点滅するだけで、歯科治 療とチェアーサイドにおける技工作業を適確に繰り返すことができ、高齢者等の 歯科治療の効率を一層向上できるものである。
【0008】
本考案の高齢者等歯科治療システムに一実施例を以下図面に基づき説明する。 図1は本考案の説明用平図面であり、図2はその正面図で、図1を右方向から みたものである。 図中、1は歯科治療椅子、2はスピットン、3′は歯科用テーブル、5はカー ト型作業テーブル、6はライトポール、Lは口腔治療用ライト、L′はカート型 作業テーブル照明用ライト、Krは患者(頭部)、Drは歯科医師(頭部)、V はバキューム装置の吸引口、Hは歯科技工用ハンドピースである。
【0009】 本考案の高齢者等歯科治療システムにおいては、図1に示すごとく、歯科医師 Drは歯科治療椅子1のスピットン2とは反対側で、患者Krと平行に並んで位 置し、医師Drの前にはカート型作業テーブル5が配設される。
【0010】 カート型作業テーブル5はキャスターを下設して移動自在であり、昇降機構を 内装してテーブル高さを調整自在としている。また、テーブルの下部には、技工 切削・研磨飛散粉吸引用バキューム装置の吸引口V及び歯科技工用ハンドピース Hが装備される。 また、作業テーブル5には、カート型作業テーブル照明用ライトL’の点滅ス イッチSWも並設され、医師Drは移動することなく、必要なとき即座に該ライ トL’を切入できる。
【0011】 従って、医師Drは前記位置で、例えば患者Krから総義歯、部分床義歯等の 被加工物7を取り出して、カート型作業テーブル5上に移し、該テーブル下から 技工切削・研磨粉用吸引口V及び歯科技工用ハンドピースHを引き出して容易に 切削・研磨の技工作業により修正できる。 また義歯等の被加工物7を患者Krの口腔内に装着して適合具合を検査しながら 、切削・研磨の技工修正を場所を移動することなく手首の往復だけで繰り返すこ とができる。
【0012】 歯科治療椅子1上には、歯科用テーブル3’、口腔治療用ライトL及びカート 型作業テーブル照明用ライトL’がそれぞれが単独で回動調整自在、かつ各先端 が首振り調整自在に配設される。
【0013】 歯科用テーブル3’には、口腔治療用のハンドピース及びバキューム装置が載 置可能で、治療に好適な高さ及び位置を調整できる。また口腔治療用ライトLは 、患者Krの座位又は臥位に対応して高さ及び方向が調整自在となっている。 また、その点滅スイッチは該ライトLに直接に付設されている。(図示せず) 。
【0014】 また、ライトポール6に取り付けられたカート型作業テーブル照明用ライトL ’は、歯科治療椅子1を跨いで照射光Iを反対側のカート型作業テーブル5上の 被加工物7に照射するのであるが、医師Drの治療位置及び姿勢に対応して該テ ーブル5の位置及び高さを変更した場合でも、回動並びに首振り調整により好適 な照明方向に容易に調整できる。
【0015】 また、ライトL’はアーム長を短くして回動及び首振り自在に設置することが 、安定的であるだけでなく、 患者Krに対する歯科治療の邪魔にもならないこ とから望ましいが、ライトL’のアーム長を歯科治療椅子の略中心線上までとし 、前記口腔治療用ライトLのアームにその光束が交叉して蔭部を生じないように 配慮し、かつ患者Krに対する治療の邪魔にならないようにすることが望ましい 。また、ライトL’には集束的で照明効果の高い集光された光束を発生する小型 投光器を使用することが望ましい。小型投光器の場合は、光度を上げて作業テー ブル5を明るく照明できるのみならず、患者Krに悪影響を与えることがない。
【0016】 なお、ライトL’を口腔治療用ライトLと同じく、治療椅子の中心線上を越え てアームを長くして先端を首振り自在にして作業テーブル5を照明させる方法も あるが、着席患者Krの邪魔になり、さらに治療用ライトLと交叉することにも なる問題が生じる。
【0017】 また、該ライトL’の点滅スイッチSWを作業テーブル5に設置させておけば 、医師Drは場所を移動することなく、必要なときにライトL’を点滅して、明 るく照明された作業テーブル上で適確に技工作業を行うことができる。
【0018】 上記実施例においては、作業テーブル照明用ライトL’をライトポール6の上 方に取り付けたが、ライトポール6の途中に単独であるいは上方のライトに加え て更に1個又はそれ以上を取り付けて、照明効果を増大することも好ましい。
【0019】 本実施例においては、照明用ライトL’の点滅スイッは作業テーブル5に取り 付けた場合を説明したが、これをチェアーハウジング又はフットコントローラに 取り付けるなど操作性の便宜な個所に取り付けてよい。また、技工作業用ハンド ピースHのスイッチと連動して点灯するように構成することも好ましい。
【0020】 本願考案では、作業テーブル照明用ライトL’をライトポール6の上方に取り 付けたので、特に新規にライトL’の取付工事は必要でないが、仮に天井等にラ イトL’を取付ける場合は、取付工事が大掛かりとなり、ライトL’の位置や角 度調整装置も特別に構成しなければならなく、多くの労力と費用を要する。
【0021】 また、作業テーブル5に直接的に植立するごとくして照明用ライトL’を取付 けることも可能であるが、その場合は以下のごとき不都合が生じる。 .ペースト材の練和作業等で、ライトは不要であるが作業テーブルを使用する ような場合に、ライトが邪魔になって練和等の作業がやりにくい場合がある。 .照明用ライトL’が比較的に低い位置に取付けられるため、患者の導入着座 の妨げになったり、ライトL’点灯に伴い高温発熱したランプに医師・患者が触 れる危険がある。 .切削研磨の技工作業をする個所がランプから近くなるため、照射範囲の内外 での照度差が極めて大きく、作業をする医師の目が相当に疲労する。 また、ランプ点灯に伴う放射熱が医師に当たり不快感を与える。
【0022】
本考案は上記の構成であるため、歯科医師は患者に対する歯科治療の場所から 移動することなく、チェアーサイドにおける付随的な歯科技工作業を行うことが できる。 また、カート型作業テーブル上の被加工物を患者に悪影響を与えることなく明 るく照明でき、適確に歯科治療に付随して技工作業を行うことができ、もって治 療効率を一層アップすることができる。 さらに、カート型作業テーブル照明用ライトは単独で回動調整自在、かつ先端 が首振り調整自在となっているから、歯科医師の治療位置及び姿勢に対応して、 テーブルの位置及び高さを変更した場合でも、容易に好適な照明状態に調整でき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の説明用平面図。
【図2】図1を右方向から正面にみた説明用正面図。
【図3】従来の高齢者等歯科治療システムの説明用平面
図。
図。
1:歯科治療椅子 2:スピットン 3':歯科用テーブル 5:カート型作業テーブル 6:ライトポール 7:被加工物 I:照射光 L:口腔治療用ライト L':カート型作業テーブル照明用ライト Kr:患者 Dr:歯科医師 V: バキューム装置の吸引口 H: 歯科技工用ハンドピース SW: 点滅スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 歯科治療椅子1と、スピットン2と、先
端に口腔治療用ライトLが延設されたライトポール6
と、歯科治療椅子1のスピットン2とは反対側の側部
に、先端に技工切削・研磨飛散粉用吸引口を有するバキ
ューム装置V及び歯科技工用ハンドピースHを装備した
カート型作業テーブル5を配設してなる高齢者等歯科治
療システムにおいて、前記ライトポール6にカート型作
業テーブル照明用ライトL′を、単独で回動並びに首振
り調整自在に配設してなることを特徴とする高齢者等歯
科治療システム。 - 【請求項2】 カート型作業テーブル照明用ライトL′
の点滅スイッチSWを作業テーブル5に付設してなるこ
とを特徴とする請求項1記載の高齢者等歯科治療システ
ム。 - 【請求項3】 カート型作業テーブル照明用ライトL′
に、小型投光器を使用したことを特徴とする請求項1又
は2記載の高齢者等歯科治療システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054092U JP2558345Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 高齢者等歯科治療システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054092U JP2558345Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 高齢者等歯科治療システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670725U true JPH0670725U (ja) | 1994-10-04 |
JP2558345Y2 JP2558345Y2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=12960984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991054092U Expired - Lifetime JP2558345Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 高齢者等歯科治療システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558345Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190041468A (ko) * | 2016-07-15 | 2019-04-22 | 서지박스 인코포레이티드 | 외과 수술 환경들에서의 수술 중에 행하는 격리 및 통제를 위한 울트라포터블 시스템 |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP1991054092U patent/JP2558345Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190041468A (ko) * | 2016-07-15 | 2019-04-22 | 서지박스 인코포레이티드 | 외과 수술 환경들에서의 수술 중에 행하는 격리 및 통제를 위한 울트라포터블 시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2558345Y2 (ja) | 1997-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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