JPH0670504B2 - 水洗浄式空気清浄,除菌装置 - Google Patents

水洗浄式空気清浄,除菌装置

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JPH0670504B2
JPH0670504B2 JP63120354A JP12035488A JPH0670504B2 JP H0670504 B2 JPH0670504 B2 JP H0670504B2 JP 63120354 A JP63120354 A JP 63120354A JP 12035488 A JP12035488 A JP 12035488A JP H0670504 B2 JPH0670504 B2 JP H0670504B2
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water
ozone
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washing tower
tower
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武男 高橋
滝沢  浩
豊 日下
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はバイオクリーンルームを対象に、塵埃,菌を含
む室内空気を水洗塔との間で循環送風することにより除
塵,除菌して空気を清浄化するようにした水洗浄式空気
清浄,除菌装置に関する。
〔従来の技術〕
食品製造,医薬品製造,医療分野で使用されるバイオク
リーンルームは、室内環境の無菌化,バイオハザード等
の必要性から除塵の他に、浮遊微生物等に対する除菌機
能が要求され、かかる空気の清浄,除菌装置として、水
洗塔を採用してその洗浄捕集作用により処理空気中の浮
遊塵埃,菌等を除塵,除菌するとともに、さらに捕集し
た菌をオゾンで滅菌するようにした水洗浄式空気清浄,
除菌装置が特開昭62−69033等で既に提案されている。
次に第3図により頭記した水洗浄式空気清浄,除菌装置
の従来システムを説明する。図において、1はバイオク
リーンルーム、2はブロア、3は水洗塔であり、バイオ
クリーンルーム1の空気取出口11と給気口12との間には
前記ブロア2,水洗塔3を経由する空気循環送風路4が形
成されている。一方、水洗塔3はその底部に受水槽31
を、また塔内通風路の上部にはに除滴用のエリミネータ
32,および散水ノズル33を備え、ポンプ34を介して受水
槽31より散水ノズル33へ揚水した水を散水ノズル33から
塔内通風路へ向けてシャワー撒布するように構成されて
いる。さらに受水槽31には水中に浸漬して外部のオゾナ
イザ5に接続したオゾン散気管51が配備されている。な
お35は水抜用のドレンコックである。
かかる構成でバイオクリーンルーム1の空気を除塵,除
菌処理するには、まず水洗塔3において受水槽31の水中
にオゾナイザ5で生成したオゾンをオゾン散気管51を通
じて散気し、受水槽31の貯留水中にオゾンを溶解,吸収
させつつ、受水槽31の水を散水ノズル33より塔内通風路
中に撒布し、この状態でブロア2の運転によりバイオク
リーンルーム1から吸引した塵埃,菌を含む処理空気を
水洗塔3の側面に開口するダクトを通じて塔内へ押し込
み送風する。
これにより処理空気流Aが水洗塔3の塔内通風路を上昇
通風する過程で向流式に水ノズル33より噴出する水シャ
ワーBの撒布を受け、処理空気中に浮遊している塵埃,
および塵埃に付着している菌等が水シャワーによる洗浄
集塵作用で水滴に取り込まれて分離補集され、処理空気
流Aの除塵,除菌が行われる。また水洗塔3で清浄化さ
れた空気はエリミネータ32で水滴を除滴した上で、バイ
オクリーンルーム1の給気口12を通じて室内に還流,放
出される。一方、塵埃,菌を捕集したシャワー水は塔内
を自重により沈降して受水槽31へ回収された後に、再び
ポンプ34を経て散水ノズル33に供給されるように反復使
用される。しかも受水槽31の水中にはオゾナイザ5から
オゾン散気管51を通じて供給されたオゾンCが溶解,吸
収されており、水シャワーで捕集された菌はオゾン吸収
水と接触反応して速やかに滅菌処理される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで上記した従来装置では除菌効果の面で次記のよ
うな問題点がある。
すなわち、水洗塔内で水シャワーにより空気中から捕集
した菌を受水槽に蓄えられているオゾン水との接触反応
により滅菌処理する場合に、その滅菌能力はオゾン水の
濃度に依存し、水中のオゾン濃度が高い程高い殺菌能力
が得られる。一方、水中にオゾンを散気した際に高いオ
ゾン吸収率を得るには、水圧の高い領域でオゾンを水中
に散気させるとともに、さらにオゾンと水との接触時
間,接触経路をできるだけ長くすることが必要である。
かかる点、従来装置のように水洗塔3の塔内で散水ノズ
ルを備えた通風路とともにその底部に受水槽31を構成
し、かつこの受水槽の貯留水中へオゾンを散気して溶解
吸収させる方式では、構成面で水洗塔の全体高さに対し
て受水槽31の水深が規制され、受水槽の水深,特にオゾ
ン散気管51から水面までの水深h(第3図)を大にする
こと難しい。このために槽内の水圧も低く、かつ水中に
散気されたオゾンが気泡となって水中を上昇する過程で
の水との接触経路,時間が極めて短いので高いオゾン吸
収率が得られない。したがってこのままでは受水槽の水
中オゾン濃度が低くなり、塔内での水シャワーにより空
気中から捕集した菌を効果的に滅菌処理できない。
なお、水中のオゾン濃度を高めるために、受水槽の水中
へのオゾン散気量を増加させる方法も考えられるが、こ
のようにオゾン散気量を増加させると、水中で分解し切
れずに水面上に出た排オゾンがそのまま塔内を通風する
空気流に混入してバイオクリーンルームへ流入し、この
結果として室内空気のオゾン濃度が許容限界値以上に高
まると言った新たな問題が派生する。
本発明は上記の点にかんがみ成されたものであり、水洗
塔内に構成した受水槽の寸法規制の影響を受けることな
く、高いオゾン吸収率で高濃度なオゾン水を生成し、水
洗塔内で空気中より捕集した菌を効果的に滅菌処理でき
るようにした水洗浄式空気清浄,除菌装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明の装置においては、
水洗塔と分離独立してオゾン溶解槽を設置し、かつ該オ
ゾン溶解槽と水洗塔の受水槽との間を循環送水路を介し
て相互接続するとともに、オゾン供給手段を通じてオゾ
ンをオゾン溶解槽内の水中へ散気するよう構成するもの
とする。
〔作用〕
上記構成のように、水洗塔と分離独立して設置したオゾ
ン溶解槽は、水洗塔の受水槽のように寸法的な制約を受
けることなく槽内の水深、送水経路長を自由に選定して
構成することが可能であり、かつこのオゾン溶解槽内で
水中にオゾンを散気することにより、オゾンと水との接
触時間,接触経路を十分長くとってそのオゾン吸収率を
十分に高めることができる。したがってオゾン溶解槽内
でオゾン濃度の高いオゾン水が生成され、かつ水洗塔側
で空気中より捕集した菌を水とともにオゾン溶解槽へ送
り込むよう受水槽との間で循環送水することにより、捕
集した菌がオゾン溶解槽内で効果的に滅菌処理されるよ
うになる。
しかも水中に溶解したオゾンは槽内で長い水路の終端に
至る間に殆どが自己分解され、また水中で分解し切れな
い排オゾンはオゾン溶解槽に接続した排オゾン処理器で
容易に分解して無害化することが可能であり、排オゾン
が水洗塔内を通風する空気流へ混入してバイオクリーン
ルームに流入するおそれは殆どない。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例のシステム図、第2図は第1図
におけるオゾン溶解槽の異なる実施例の構成図を示すも
のであり、第3図に対応する同一部分には同じ符号が付
してある。
まず第1図の実施例において、水洗塔3の側方には水洗
塔と分離独立した縦長なオゾン溶解槽6が設置されてお
り、該オゾン溶解槽6と水洗塔3の受水槽31との間がポ
ンプ61を含む循環送水路62を介して連通接続され、さら
にオゾン溶解槽6の底部にはオゾナイザ5に接続したオ
ゾン散気管51が配備してある。なお63はオゾン溶解槽6
の頂部に接続した排オゾン処理器である。また7は受水
槽31の貯留水を冷却するチリングユニット、8は水洗塔
3の下流側でバイオクリーンルーム1との間の空気循環
ダクトに介装した還流空気温度調節用のヒータである。
ここでオゾン溶解槽6と水洗塔3の受水槽31との間で水
を循環送水させつつ、オゾン溶解槽6の底部より水中へ
オゾナイザ5で生成したオゾンをオゾン散気管51を通じ
て散気することにより、槽内を気泡となって上昇するオ
ゾンと逆に上方から下方へ流れる水流とが向流し合いな
がら接触して水中にオゾンが溶解吸収させ、かつこのオ
ゾン水の循環送水過程で水洗塔内を通風する処理空気中
より捕集した菌がオゾン溶融槽内に送り込まれ、菌とオ
ゾン水との接触反応により滅菌処理されるようになる。
しかもオゾン溶解槽6は、水洗塔3の受水槽31のように
水深が規制されることなく、自由な寸法に選定してその
水深H(第1図)を十分大に構成することができ、これ
により水中に散気したオゾンと水との接触時間,接触経
路が長くとれ、したがって水中へのオゾン吸収率を高め
て高濃度なオゾン水が生成されるようになるし、さらに
水洗塔側で捕集してオゾン溶解槽6に送り込まれた菌と
オゾン水とを接触時間も長く、菌の死滅率も高まる。な
おオゾン溶解槽内に生じた排オゾンはオゾン溶解槽6の
頂部からオゾン処理器63に流入して分解処理れた後に大
気中に放出される。したがって排オゾンが水洗塔3内を
通流する処理空気流中に拡散するおそれはない。
次に第2図にオゾン溶解槽の異なる実施例を示す。この
実施例では、オゾン溶解槽6はその入口と出口との間で
内部がジグザグに蛇行する複数の室に仕切られており、
かつオゾナイザ5に接続したオゾン散気管51が中間の室
内底部に配備され、さらに中間室の頂部から引出したオ
ゾン配管52を介して入口端の室内には2次オゾン散気管
53が配備されている。
かかる構成により、第1図に示した縦長なオゾン溶解槽
と比べて槽内におけるオゾンと水との接触経路がさらに
長くとれ、かつオゾナイザ5よりオゾン散気管51を通じ
て槽内に散気した1次オゾンの余剰分を2次オゾンとし
て再度入口端の室へ散気するようにしたので、水中への
オゾン吸収率がさらに向上して高濃度なオゾン水を生成
できるとともに、当該オゾン溶解槽内に水と一緒に送り
込まれた菌とオゾン水との接触時間も長く、それだけ菌
の死滅率をより向上できる。なお水中に溶解したオゾン
はオゾン溶解槽の出口に至る長い経路の間に大半が自己
分解するようになるので排オゾンの発生量も少なく、オ
ゾン処理器63での排オゾン分解処理量も少なくて済む。
〔発明の効果〕
本発明の水洗浄式空気清浄,除菌装置は、以上説明した
ように構成されているので、次記の効果を奏する。
すなわち、水洗塔と分離独立してオゾン溶解槽を設置
し、かつ該オゾン溶解槽を水洗塔の受水槽との間を循環
送水路を介して相互接続するとともに、オゾン供給手段
を通じてオゾンをオゾン溶解槽内の水中へ散気するよう
構成したことにより、水洗塔内の受水槽のように構造面
での寸法的な規制を受けることなく、オゾン溶解槽の水
深,槽内経路を自由に選定して構成することが可能であ
り、これにより水中へのオゾン吸収率を高めて高濃度な
オゾン水を生成させつつ、かつ水洗塔側で水洗浄により
空気中から捕集した菌をオゾン溶解槽内へ送り込んで効
果的に滅菌処理することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の水洗浄式空気清浄,除菌装置の
システム図、第2図は第1図におけるオゾン溶解槽の異
なる実施例の構成図、第3図は従来における水洗浄式空
気清浄,除菌装置のシステム図である。各図において、 1:バイオクリーンルーム、2:ブロア、3:水洗塔、31:受
水槽、33:散水ノズル、4:空気循環路、5:オゾナイザ、5
1,53:オゾン散気管、6:オゾン溶解槽、61:送水ポンプ、
62:循環送水路、63:排オゾン処理器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塔内の上部に散水ノズル,底部に受水槽を
    備えた水洗塔と、前記受水槽の貯留水へ外部からオゾン
    を散気して溶解吸収させるオゾン供給手段とを備え、前
    記受水槽の貯留水にオゾンを溶解吸収させ、かつこのオ
    ゾン水を散水ノズルを通じて塔内通風路に撒布させた状
    態で、水洗塔の塔内通風路に塵埃,菌を含む処理空気を
    送風して空気の除塵,除菌を行うようにした水洗浄式空
    気清浄,除菌装置において、水洗塔と分離独立してオゾ
    ン溶解槽を設置し、かつ該オゾン溶解槽と水洗塔の受水
    槽との間を循環送水路を介して相互接続するとともに、
    オゾン供給手段を通じてオゾンをオゾン溶解槽内の水中
    へ散気するよう構成したことを特徴とする水洗浄式空気
    清浄,除菌装置。
JP63120354A 1988-05-17 1988-05-17 水洗浄式空気清浄,除菌装置 Expired - Lifetime JPH0670504B2 (ja)

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