JPH067043U - サンプルガス採取装置 - Google Patents

サンプルガス採取装置

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Publication number
JPH067043U
JPH067043U JP5291192U JP5291192U JPH067043U JP H067043 U JPH067043 U JP H067043U JP 5291192 U JP5291192 U JP 5291192U JP 5291192 U JP5291192 U JP 5291192U JP H067043 U JPH067043 U JP H067043U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample gas
analyzer
sampling device
gas sampling
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP5291192U
Other languages
English (en)
Inventor
富士夫 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Horiba Ltd filed Critical Horiba Ltd
Priority to JP5291192U priority Critical patent/JPH067043U/ja
Publication of JPH067043U publication Critical patent/JPH067043U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】サンプルガスのみを分析装置に導入できるサン
プルガス採取装置を提供する。 【構成】採取口8と連通する内部開口11を囲繞するよう
に開口フランジ14が裏側に向けて形成され、その外周に
嵌合接続部14aが形成される一方、分析装置1へサンプ
ルガスを供給するための配管6の端部と密封接続されて
いるキャップ部材15が、前記開口フランジ14の嵌合接続
部14aに対して密嵌接続されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はサンプルガス採取装置に係り、詳しくは高ダスト雰囲気中にサンプル ガス採取口を臨ませて配設されるサンプルガス採取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用トンネル内や製鉄所内等の高ダスト雰囲気中に設置される分析 装置では、サンプルガスの充満する空間に採取口を臨ませて配設したサンプルガ ス採取装置から配管を介して分析装置にサンプルガスを採取していた。例えば自 動車用トンネル内に配置される分析装置では、トンネル内の車道に面して配置し た採取口にはルーバを取り付けてその内側には防塵用のネットを張設し、そのネ ットの裏側に開口端を臨ませた配管から別途その近傍に配置されている分析装置 にサンプルガスを導入するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述したような従来のサンプルガス採取装置では、レイアウトの都 合や現地の施工事情等により、防塵用のネットと配管の端部との間に若干のすき 間が存在することがあった。そのため、ネットが目詰りしてくると、前述のすき 間からネットの内側に存在する計測対象外の大気をも配管内に吸引してしまうこ とがあった。つまり、ネットの内側近傍には、分析装置に接続されるケーブルを サイドトンネルから取り出すためのハンドホールが開口しているが、そのサイド トンネルはトンネルとは別に外部の大気と連通しているため、その大気が配管内 に吸引されることになるのである。このような場合は正確な計測値を得ることが できず、分析装置の信頼性が低下することはいうまでもない。
【0004】 本考案はこのような実情に鑑みてなされ、サンプルガスのみを分析装置に導入 できるサンプルガス採取装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。 すなわち、高ダスト雰囲気中に採取口を臨ませて配設されるサンプルガス採取装 置にあって、前記採取口と連通する内部開口を囲繞するように開口フランジが裏 側に向けて形成され、その外周に嵌合接続部が形成される一方、分析装置へサン プルガスを供給するための配管の端部と密封接続されているキャップ部材が、前 記開口フランジの嵌合接続部に対して密嵌接続されていることを特徴としている 。
【0006】
【作用】
分析装置へサンプルガスを供給するための配管の端部と密封接続されているキ ャップ部材が、採取口と連通する内部開口を囲繞するように形成された開口フラ ンジに密嵌接続され、その配管が密封状態で採取口と接続されている。よって、 分析装置にはサンプルガスのみを導入させることができる。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図3は内部に分析装置1が配置された自動車用のトンネル2の横断面図で、そ の分析装置1は車道3に臨む側壁4の一部を掘さくして形成した凹所内に設置さ れた架台5内に設けられ、その下部には、別途配管6(図2参照)を介してその 分析装置1と接続されたサンプルガス採取装置7が配置され、その前面の採取口 8を車道3に臨ませ、トンネル2内の雰囲気のみを分析装置1内に導入して精度 の高い成分分析がおこなえるようになっている。その分析装置1は、トンネル2 内に複数基が適宜な間隔をおいて配置され、各分析装置1からの検出信号がコン ピュータ(図示省略)に送出され各種成分の計測値が数値として得られるように なっている。
【0008】 上述のサンプルガス採取装置7は、図1に示すように構成される。すなわち、 下向きの採取口8を有する採取カバー10の内側に形成された内部開口11にはルー バ12が設けられ、その裏側には防塵ネット13が張設されており、かつその内部開 口11を囲繞するように開口フランジ14が裏側に向けて形成され、その外周に螺子 溝(嵌合接続部)14aが刻設されている。一方、その開口フランジ14の螺子溝14 aに対して密嵌状態に螺合被嵌されるキャップ部材15の内側中央部位には、ねじ 込み式のハーフユニオン16を介して配管6の一端が密封状態に接続され、その他 端が分析装置1に接続されたエルボユニオン19に接続されている。
【0009】 このような構成により、分析装置1へサンプルガスを供給するための配管6の 一端が密封状態でキャップ部材15に接続され、かつそのキャップ部材15が採取カ バー10の採取口8と連通する内部開口11を密封状態に被っているので、分析装置 1にはその採取口8から取り込んだサンプルガスのみを導入することができ、こ れにより、信頼性の高い計測値を得ることができる。
【0010】 より詳しく説明すると、採取カバー10は合成樹脂材の型成形等により下開き状 に形成されその内側に開設された内部開口11の周縁部分が、分析装置1を支持し ている架台5の下部に一体化された矩形状のチャンネルベース20に対してボルト 締結等によって固定され、その内部開口11の前面にルーバ12が着脱自在に取り付 けられている。そして、その内部開口11には、外周に螺子溝14aを有する開口フ ランジ14が嵌着一体化されており、その螺子溝14aに螺合被嵌されたキャップ部 材15の先端がパッキン21を介してチャンネルベース20に密接しシールが施されて いる。
【0011】 そのキャップ部材15の内側中央部位には配管接続用の突部15aが形成され、ハ ーフユニオン16を介してテフロン管よりなる配管6がキャップ部材15に対して着 脱自在に密封接続されている。これにより、サンプルガス採取装置7から分析装 置1に至るまでの配管構成に柔軟性をもたせることができ、現地の施工を容易に おこなうことができる。
【0012】 一方、車道3の両側の一段高い位置には、図2に示すように、側道22が敷設さ れ、前述のチャンネルベース20がその側道22の端部に載置されており、その側道 22の下方には配線用のケーブル23を埋設するためのサイドトンネル24が掘設され 、そのハンドホール24aがチャンネルベース20内に開設されている。そのハンド ホール24aは大気と連通しているが、前述のように、サンプルガス採取装置7の 内部開口11はキャップ部材15で被われて配管6と密封状態で連通しているので、 ハンドホール24aからの大気が配管6内に吸入されることはなく、もっぱらトン ネル2内の雰囲気のみが分析装置1に導入されることとなり、精度の高い計測が 可能となるのである。なお、図2中符号25は架台5の前面に開閉自在に設けられ るハンドル付きの前開き扉である。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のサンプルガス採取装置によれば、高ダスト雰囲 気中に臨む採取口と連通する内部開口を囲繞するように開口フランジを裏側に向 けて形成し、その外周に嵌合接続部を形成する一方、分析装置へサンプルガスを 供給するための配管の端部と密封接続されているキャップ部材を、前記開口フラ ンジの嵌合接続部に対して密嵌接続させているので、サンプルガスのみを分析装 置に導入して精度の高い計測をおこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のサンプルガス採取装置の一実施例を示
す断面図である。
【図2】同サンプルガス採取装置の配置図である。
【図3】同自動車用トンネルの断面図である。
【符号の説明】
1…分析装置、6…配管、7…サンプルガス採取装置、
8…採取口、11…内部開口、14…開口フランジ、14a…
嵌合接続部、15a…キャップ部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高ダスト雰囲気中に採取口を臨ませて配
    設されるサンプルガス採取装置であって、前記採取口と
    連通する内部開口を囲繞するように開口フランジが裏側
    に向けて形成され、その外周に嵌合接続部が形成される
    一方、分析装置へサンプルガスを供給するための配管の
    端部と密封接続されているキャップ部材が、前記開口フ
    ランジの嵌合接続部に対して密嵌接続されていることを
    特徴とするサンプルガス採取装置。
JP5291192U 1992-07-04 1992-07-04 サンプルガス採取装置 Pending JPH067043U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5291192U JPH067043U (ja) 1992-07-04 1992-07-04 サンプルガス採取装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5291192U JPH067043U (ja) 1992-07-04 1992-07-04 サンプルガス採取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH067043U true JPH067043U (ja) 1994-01-28

Family

ID=12928021

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5291192U Pending JPH067043U (ja) 1992-07-04 1992-07-04 サンプルガス採取装置

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JP (1) JPH067043U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0578163U (ja) * 1992-03-24 1993-10-22 国産電機株式会社 減速機付き電動機
JPH07198563A (ja) * 1993-12-28 1995-08-01 Ulvac Japan Ltd 漏洩探知機に於ける漏洩検査用ガス収集装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0578163U (ja) * 1992-03-24 1993-10-22 国産電機株式会社 減速機付き電動機
JPH07198563A (ja) * 1993-12-28 1995-08-01 Ulvac Japan Ltd 漏洩探知機に於ける漏洩検査用ガス収集装置

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