JPH067039B2 - 自動銃におけるガス圧作動機構のガス圧調整装置 - Google Patents
自動銃におけるガス圧作動機構のガス圧調整装置Info
- Publication number
- JPH067039B2 JPH067039B2 JP60027129A JP2712985A JPH067039B2 JP H067039 B2 JPH067039 B2 JP H067039B2 JP 60027129 A JP60027129 A JP 60027129A JP 2712985 A JP2712985 A JP 2712985A JP H067039 B2 JPH067039 B2 JP H067039B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas pressure
- valve
- pressure
- valve body
- gas
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F41—WEAPONS
- F41A—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
- F41A5/00—Mechanisms or systems operated by propellant charge energy for automatically opening the lock
- F41A5/18—Mechanisms or systems operated by propellant charge energy for automatically opening the lock gas-operated
- F41A5/26—Arrangements or systems for bleeding the gas from the barrel
- F41A5/28—Adjustable systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、2″3/4銃身を使用し普通装弾(以下装弾と称
す)を発射する自動銃におけるガス圧作動機構のガス圧
調整装置に係り、発射時に銃腔内に発生するガス圧の強
弱に応じてシリンダー内のガス圧を調圧し、常に適正な
作動条件にてガス圧作動機構を作動させんとするもので
ある。
す)を発射する自動銃におけるガス圧作動機構のガス圧
調整装置に係り、発射時に銃腔内に発生するガス圧の強
弱に応じてシリンダー内のガス圧を調圧し、常に適正な
作動条件にてガス圧作動機構を作動させんとするもので
ある。
従来の技術 ガス圧利用の自動銃1は第4図にその概略を示すよう
に、装弾(図示省略)の発射によって銃腔2内に発生し
た発射ガスを、ガス漏孔3から銃身4に並設したチユー
ブマガジン5先端に設けたシリンダー6内に導き、がす
圧によってピストン7を急速かつ瞬間的に後退させるこ
とによってスリーブ17に衝撃力を与えて押し下げ、ス
ライダー9を介して上記スリーブ17に連設され銃腔2
を閉鎖している遊底10は、リンクバー11にて復座バ
ネ12を圧しながら尾筒13内を後座して銃腔2を開放
する。
に、装弾(図示省略)の発射によって銃腔2内に発生し
た発射ガスを、ガス漏孔3から銃身4に並設したチユー
ブマガジン5先端に設けたシリンダー6内に導き、がす
圧によってピストン7を急速かつ瞬間的に後退させるこ
とによってスリーブ17に衝撃力を与えて押し下げ、ス
ライダー9を介して上記スリーブ17に連設され銃腔2
を閉鎖している遊底10は、リンクバー11にて復座バ
ネ12を圧しながら尾筒13内を後座して銃腔2を開放
する。
遊底10が所定の後座を終了すると、遊底10は復座バ
ネ12に押されて復座して再び銃腔2を閉鎖し、当然に
スリーブ17及びピストン7は旧に復する。上記のよう
に遊底10が後復座を行なう間に、空薬莢の排出と次弾
の装填及び撃発機構(ともに図示省略)のコックを行な
うものであるが、以上において述べた、ガス圧利用自動
銃1における作動の一サイクルは広く知られた周知のも
のである。
ネ12に押されて復座して再び銃腔2を閉鎖し、当然に
スリーブ17及びピストン7は旧に復する。上記のよう
に遊底10が後復座を行なう間に、空薬莢の排出と次弾
の装填及び撃発機構(ともに図示省略)のコックを行な
うものであるが、以上において述べた、ガス圧利用自動
銃1における作動の一サイクルは広く知られた周知のも
のである。
このように作動する自動銃1に使用される装弾は、装弾
個々のバラツキもさることながら、使用目的に応じて、
28gr程度の弱装弾から42gr程度の強装弾迄巾広い範
囲の装弾が使用され、弱装弾と強装弾とでは発射ガス圧
に大きな差を有する。而してガス圧作動機構は、上記全
ての装弾のガス圧で完全に作動しなければならないの
で、ガス圧が最小の弱装弾で回転不良を起すことがない
ように、弱装弾を標準として設計されている。
個々のバラツキもさることながら、使用目的に応じて、
28gr程度の弱装弾から42gr程度の強装弾迄巾広い範
囲の装弾が使用され、弱装弾と強装弾とでは発射ガス圧
に大きな差を有する。而してガス圧作動機構は、上記全
ての装弾のガス圧で完全に作動しなければならないの
で、ガス圧が最小の弱装弾で回転不良を起すことがない
ように、弱装弾を標準として設計されている。
従って上記した従来の自動銃で強装弾を発射すると、強
大はガス圧によって上記作動部分が必要以上の超高速で
後退する衝撃により、作動部分の破損命数の低下を来た
すのみならず、強い発射反動により命中精度が低下する
欠点を有していた。
大はガス圧によって上記作動部分が必要以上の超高速で
後退する衝撃により、作動部分の破損命数の低下を来た
すのみならず、強い発射反動により命中精度が低下する
欠点を有していた。
この欠点を解決する第1の手段として、弱装強装専用の
銃身を用意し、シリンダー内に導入されるガス量を制限
する(ガス漏孔の孔径を変える)ことにより、シリンダ
ー内のガス圧を調整する方法が広く行なわれている。こ
の方法は専用銃身であるからガス圧調整は確実に行なわ
れるが、狩猟の際交換用の銃身を携行しなければならな
いことや、瞬間的なチャンスに速応性がなく実用上好ま
しくない。
銃身を用意し、シリンダー内に導入されるガス量を制限
する(ガス漏孔の孔径を変える)ことにより、シリンダ
ー内のガス圧を調整する方法が広く行なわれている。こ
の方法は専用銃身であるからガス圧調整は確実に行なわ
れるが、狩猟の際交換用の銃身を携行しなければならな
いことや、瞬間的なチャンスに速応性がなく実用上好ま
しくない。
次に上記した第1の手段の欠点を解決する目的におい
て、日本特許第821390号に示すように、シリンダ
ーの内部にバネ又はゴム等の弾性体にバックアップされ
た調圧ピストンを設け、シリンダー内に導入されるガス
圧の強弱に応じて調圧ピストンの前進量が変化すること
により、シリンダーの容積を変えてガス圧を調整する装
置が提案され実用にも供されている。而してこの装置に
よるガス圧の調整は、ある限られた範囲内でのガス圧の
変化には対応可能であるが、弱装から強装迄全範囲のガ
ス圧の変化には対処し得ないものである。
て、日本特許第821390号に示すように、シリンダ
ーの内部にバネ又はゴム等の弾性体にバックアップされ
た調圧ピストンを設け、シリンダー内に導入されるガス
圧の強弱に応じて調圧ピストンの前進量が変化すること
により、シリンダーの容積を変えてガス圧を調整する装
置が提案され実用にも供されている。而してこの装置に
よるガス圧の調整は、ある限られた範囲内でのガス圧の
変化には対応可能であるが、弱装から強装迄全範囲のガ
ス圧の変化には対処し得ないものである。
最後に上記した第2の従来装置の欠点を改良するための
第3の手段として、U.S.P3020807号、同3
12781号、及び、本出願人が一部の自動銃に実施し
た第6図の如き装置が提案されている。これ等第3の手
段の装置はそのいずれもが、シリンダー内に調圧弁を設
け、シリンダー内のガス圧が一定圧以上になると調圧弁
を作動させ、弁孔を開いて余分のガスを外気に排出する
ことにより、シリンダーに作用するガス圧を調整せんと
するものである。
第3の手段として、U.S.P3020807号、同3
12781号、及び、本出願人が一部の自動銃に実施し
た第6図の如き装置が提案されている。これ等第3の手
段の装置はそのいずれもが、シリンダー内に調圧弁を設
け、シリンダー内のガス圧が一定圧以上になると調圧弁
を作動させ、弁孔を開いて余分のガスを外気に排出する
ことにより、シリンダーに作用するガス圧を調整せんと
するものである。
発明が解決しようとする問題 上記した第3の従来装置のように調圧弁を使用し、余剰
ガスを外に排出して調整する装置においては、下記の理
由により最低次の条件を満足しなければならない。
ガスを外に排出して調整する装置においては、下記の理
由により最低次の条件を満足しなければならない。
(1)弱装弾では絶対に作動してはならない。
弱装弾で作動してガスが排出されると、ピストンに作用
するガス圧が不足して回転不良を起す。
するガス圧が不足して回転不良を起す。
(2)応答性が迅速でかつ確実であること。
撃発が行なわれガス圧がピストンに働いてから遊底が後
座を完了する迄の所要時間は、通常100分の2〜3秒
程度の極めて短い時間であり、更にこれより短い時間内
で調圧しないと、ピストンに過大はガス圧が作用して目
的を達しない。
座を完了する迄の所要時間は、通常100分の2〜3秒
程度の極めて短い時間であり、更にこれより短い時間内
で調圧しないと、ピストンに過大はガス圧が作用して目
的を達しない。
(3)可動部分の質量は可能な限り少なくしなければなら
ない。
ない。
可動部分の質量が重くなると、上記(2)の条件を満足
し得なくなる。
し得なくなる。
(4)ガス排出孔即ち弁孔を可能な限り大きくし、瞬時に
所定量のガスを排出しなければならない。
所定量のガスを排出しなければならない。
上記(2)で示したように、極めて短い時間内で開放さ
れた弁孔から所定量のガスを排出しなければならず、こ
れが行なわれないと満足した調圧は望み得ない。
れた弁孔から所定量のガスを排出しなければならず、こ
れが行なわれないと満足した調圧は望み得ない。
以上の観点から、前記した第3手段の従来技術を検討す
る。まず第1に、第6図に示す従来装置は次の如くであ
る。第6図において、銃身4と並設したチユーブマガジ
ン5の銃口側の端部にシリンダー6が設けられ、該シリ
ンダー6内に摺動自在にピストン7が嵌合されているこ
と、シリンダ6と銃腔2とはガス漏孔3によって連通し
ていること、又ピストン7はチユーブマガジン5の外周
に、摺動自在に嵌合した連結環15とピン16連結され
ていること、連結環15と同様にチューブマガジン5に
嵌合され、連結環15に当接しているスリーブ17は、
スライダーを介して遊底(ともに図示省略)と連設さ
れ、ガス漏孔3からシリンダー6に導入したガス圧によ
って遊底を後座させ、その後復座バネ(図示なし)で復
座することは、全て前記した第4図の作動説明図と同様
である。
る。まず第1に、第6図に示す従来装置は次の如くであ
る。第6図において、銃身4と並設したチユーブマガジ
ン5の銃口側の端部にシリンダー6が設けられ、該シリ
ンダー6内に摺動自在にピストン7が嵌合されているこ
と、シリンダ6と銃腔2とはガス漏孔3によって連通し
ていること、又ピストン7はチユーブマガジン5の外周
に、摺動自在に嵌合した連結環15とピン16連結され
ていること、連結環15と同様にチューブマガジン5に
嵌合され、連結環15に当接しているスリーブ17は、
スライダーを介して遊底(ともに図示省略)と連設さ
れ、ガス漏孔3からシリンダー6に導入したガス圧によ
って遊底を後座させ、その後復座バネ(図示なし)で復
座することは、全て前記した第4図の作動説明図と同様
である。
以上において、本従来装置の調圧弁114は次の様に構
成されている。一方が解放され他方の端部が閉鎖してい
る容体118を、開放側を銃口M側、閉鎖側が銃尾B側
となるようにしてチユーブマガジン5に密嵌し、閉鎖側
の端部でもってシリンダー6を2分する隔板119とす
る。該隔板119には、その中央部に案内ロッド126
が銃口M側に突出するようにして植設され、又案内ロッ
ド126を取り囲むようにして複数の弁孔120(ガス
排出孔)が穿設されている。次に123は弁体で、外周
にシール部123aを有する円板状をなし、案内ロッド
126に摺動自在に嵌合され、案内ロッド126の端部
に螺合したナット132との間に圧装したバネ130に
より、隔板119にシール部123aが圧接して弁孔1
20を閉鎖している。
成されている。一方が解放され他方の端部が閉鎖してい
る容体118を、開放側を銃口M側、閉鎖側が銃尾B側
となるようにしてチユーブマガジン5に密嵌し、閉鎖側
の端部でもってシリンダー6を2分する隔板119とす
る。該隔板119には、その中央部に案内ロッド126
が銃口M側に突出するようにして植設され、又案内ロッ
ド126を取り囲むようにして複数の弁孔120(ガス
排出孔)が穿設されている。次に123は弁体で、外周
にシール部123aを有する円板状をなし、案内ロッド
126に摺動自在に嵌合され、案内ロッド126の端部
に螺合したナット132との間に圧装したバネ130に
より、隔板119にシール部123aが圧接して弁孔1
20を閉鎖している。
この従来装置は図面から明らかなように、弁体123の
全面にガス圧が作用するようになっているので受圧面積
が大となり、弱装弾の弱いガス圧でも弁体123がバネ
130を圧して前進し、弁孔120を開放するおそれが
ある。これを防止するためには、バネ常数の大きな(当
然に線径も太くなる)バネ130を必要とし、(本出願
人が先に実施した場合は27.5kgのバネの荷重を要し
た)。弁体123自身の質量が大なるに加えバネ130
の質量も大となるので、前記した望まれる条件の(2)
(3)を充分に満足するものではない。又弁孔120は
隔板119の中央に案内ロッド126が植設されている
ことと、強いバネ圧(発射時にはガス圧も作用する)が
作用する強度上の問題があり、限られた個数の弁孔12
0しか開口し得ないので、弁孔120の面積の総和を大
きくすることができず、結局前記した条件(4)をも充
分に満たすことができない。又第6図に示した従来装置
は、以上の如き問題点を有するのみならず、バネ荷動が
大であるために組付が極めて困難であり、又ナット13
2の螺合位置が僅かに前後するのみでバネ荷重が変化し
製品にバラツキが生ずる等の問題点を有している。
全面にガス圧が作用するようになっているので受圧面積
が大となり、弱装弾の弱いガス圧でも弁体123がバネ
130を圧して前進し、弁孔120を開放するおそれが
ある。これを防止するためには、バネ常数の大きな(当
然に線径も太くなる)バネ130を必要とし、(本出願
人が先に実施した場合は27.5kgのバネの荷重を要し
た)。弁体123自身の質量が大なるに加えバネ130
の質量も大となるので、前記した望まれる条件の(2)
(3)を充分に満足するものではない。又弁孔120は
隔板119の中央に案内ロッド126が植設されている
ことと、強いバネ圧(発射時にはガス圧も作用する)が
作用する強度上の問題があり、限られた個数の弁孔12
0しか開口し得ないので、弁孔120の面積の総和を大
きくすることができず、結局前記した条件(4)をも充
分に満たすことができない。又第6図に示した従来装置
は、以上の如き問題点を有するのみならず、バネ荷動が
大であるために組付が極めて困難であり、又ナット13
2の螺合位置が僅かに前後するのみでバネ荷重が変化し
製品にバラツキが生ずる等の問題点を有している。
次に、前記したU.S.Pについて検討すうと次の通り
である。U.S.P3020807号は、添付図面から
明らかなように、前記望まれる条件の(4)を除き、上
記第6図に示した従来装置の問題点を解決していない。
次にU.S.P3127812号は、バネ荷重は比較的
小さなもので作動すると考えられるが、弁孔が極めて小
さい致命的な欠点を有するほか、開放した弁孔の閉鎖が
確実に行なわれるか否か、作動の確実性に問題がある。
である。U.S.P3020807号は、添付図面から
明らかなように、前記望まれる条件の(4)を除き、上
記第6図に示した従来装置の問題点を解決していない。
次にU.S.P3127812号は、バネ荷重は比較的
小さなもので作動すると考えられるが、弁孔が極めて小
さい致命的な欠点を有するほか、開放した弁孔の閉鎖が
確実に行なわれるか否か、作動の確実性に問題がある。
問題点を解決するための手段 本願は上記した従来装置の問題点を解決するために、ま
ず弁体は、第1受圧面と第2受圧面とを有する環状の筒
体として、質量を小さくするとともにバネ荷重の軽減を
図り、上記弁体を案内ロッドに摺動自在に嵌合してバネ
にて付勢して隔板に穿設した弁孔に圧接し、弁体に圧接
し、弁体と案内ロッドの端面にて弁孔を閉鎖するように
して大なるガス排出孔を構成することにより、前記望ま
れる条件の全てを満足するようにしたものである。
ず弁体は、第1受圧面と第2受圧面とを有する環状の筒
体として、質量を小さくするとともにバネ荷重の軽減を
図り、上記弁体を案内ロッドに摺動自在に嵌合してバネ
にて付勢して隔板に穿設した弁孔に圧接し、弁体に圧接
し、弁体と案内ロッドの端面にて弁孔を閉鎖するように
して大なるガス排出孔を構成することにより、前記望ま
れる条件の全てを満足するようにしたものである。
作用 上記した手段により本願は、ガス圧が低い弱装弾の場合
には第1受圧面の受圧面積が小さいので調圧弁は作動せ
ず、装弾が順次強装弾に移行してガス圧が上昇し、第1
受圧面に作用するガス圧が所定圧以上になると弁体が前
進して第2受圧面にガス圧が作用し、よって急速に弁体
が前進して弁孔を開放し、余剰ガスを外気中に排出して
ガス圧作動機構に過大な衝撃を与えないようにしたもの
である。
には第1受圧面の受圧面積が小さいので調圧弁は作動せ
ず、装弾が順次強装弾に移行してガス圧が上昇し、第1
受圧面に作用するガス圧が所定圧以上になると弁体が前
進して第2受圧面にガス圧が作用し、よって急速に弁体
が前進して弁孔を開放し、余剰ガスを外気中に排出して
ガス圧作動機構に過大な衝撃を与えないようにしたもの
である。
実施例 次に本願を、実施例を示す図面によって詳細に説明す
る。第1図において、シリンダー6にピストン7が嵌合
され、ピストン7とピン16連結された連結環15にス
リーブ17が当接し、スライダー9を介して遊底10と
連設される等のガス圧作動機構は、全て前記した第4図
及び第6図と同様である。以上において、本願調圧弁1
4は次の如くである。図面において18は容体で、銃口
M側の端部は完全に開放され銃尾B側の端部には隔板1
9が設けられている。而して該隔板19には、銃尾B側
から銃口M側に向って小径部21と大径部22とからな
る大きな弁孔20が穿設され、大径部22の摺接面22
aの長さは、小径部21の摺接面21aの長さよりわず
かに長く設定されている。弁体23は中空の環状体に機
構され、その銃尾B側の後端部が、上記弁孔20の小径
部21の摺接面21aに嵌合する第1嵌合部として形成
され、また、弁体23の外周を囲繞する如くに突設され
た鍔片が、弁孔20の大径部22の摺接面22aに嵌合
する第2嵌合部として形成されている。図面から明らか
のように弁体23の後端面の第1受圧面24は小径で受
圧面積が小さく、鍔片の後端面の第2受圧面25は大径
で受圧面積が大となされており、第1受圧面24は隔板
19の銃尾B側の側面と略一致した平面状となるように
なされている。
る。第1図において、シリンダー6にピストン7が嵌合
され、ピストン7とピン16連結された連結環15にス
リーブ17が当接し、スライダー9を介して遊底10と
連設される等のガス圧作動機構は、全て前記した第4図
及び第6図と同様である。以上において、本願調圧弁1
4は次の如くである。図面において18は容体で、銃口
M側の端部は完全に開放され銃尾B側の端部には隔板1
9が設けられている。而して該隔板19には、銃尾B側
から銃口M側に向って小径部21と大径部22とからな
る大きな弁孔20が穿設され、大径部22の摺接面22
aの長さは、小径部21の摺接面21aの長さよりわず
かに長く設定されている。弁体23は中空の環状体に機
構され、その銃尾B側の後端部が、上記弁孔20の小径
部21の摺接面21aに嵌合する第1嵌合部として形成
され、また、弁体23の外周を囲繞する如くに突設され
た鍔片が、弁孔20の大径部22の摺接面22aに嵌合
する第2嵌合部として形成されている。図面から明らか
のように弁体23の後端面の第1受圧面24は小径で受
圧面積が小さく、鍔片の後端面の第2受圧面25は大径
で受圧面積が大となされており、第1受圧面24は隔板
19の銃尾B側の側面と略一致した平面状となるように
なされている。
次に案内ロッド26について説明する。案内ロッド26
は銃尾B側に弁体23の内周に嵌合する嵌合面27と銃
口M側に大径の頭部28を有し、銃口M側外周の複数個
所を切欠いて、外気と連通する通気路29が設けられて
いる。以上の如き案内ロッド26の嵌合面27に弁体2
3を摺動自在に嵌合し、該弁体23と頭部28との間に
バネ30を装着した後に、案内ロッド26を容体18の
銃口M側の開放部分から内部に挿入し、案内ロッド26
の銃尾B側の端面26aが弁孔20と適宜の間隔を持っ
て対峙する如くにして、頭部28と容体18とをピン3
2にて固定する。これによりバネ30は圧縮され弁体2
3は銃尾B側に付勢されて弁孔20に圧接し、該弁体2
3と案内ロッド26の端面26aとの両者により弁孔2
0を閉鎖する。この弁体23を付勢するバネ30のバネ
荷重は第1受圧面24の受圧面積が小さいので、前記第
6図に示した従来装置のバネ荷重の3分の一程度にして
も弱装弾のガス圧によって作動することがない。上記の
ように案内ロッド26と弁体23を装着した容体18
は、第1図に示すようにチユーブマガジン5の先端部に
嵌合固着し、又該部には従来と同様に先台キャップ31
が螺合されるが、この先台キャップ31にも複数個の通
気孔32が穿設されている。
は銃尾B側に弁体23の内周に嵌合する嵌合面27と銃
口M側に大径の頭部28を有し、銃口M側外周の複数個
所を切欠いて、外気と連通する通気路29が設けられて
いる。以上の如き案内ロッド26の嵌合面27に弁体2
3を摺動自在に嵌合し、該弁体23と頭部28との間に
バネ30を装着した後に、案内ロッド26を容体18の
銃口M側の開放部分から内部に挿入し、案内ロッド26
の銃尾B側の端面26aが弁孔20と適宜の間隔を持っ
て対峙する如くにして、頭部28と容体18とをピン3
2にて固定する。これによりバネ30は圧縮され弁体2
3は銃尾B側に付勢されて弁孔20に圧接し、該弁体2
3と案内ロッド26の端面26aとの両者により弁孔2
0を閉鎖する。この弁体23を付勢するバネ30のバネ
荷重は第1受圧面24の受圧面積が小さいので、前記第
6図に示した従来装置のバネ荷重の3分の一程度にして
も弱装弾のガス圧によって作動することがない。上記の
ように案内ロッド26と弁体23を装着した容体18
は、第1図に示すようにチユーブマガジン5の先端部に
嵌合固着し、又該部には従来と同様に先台キャップ31
が螺合されるが、この先台キャップ31にも複数個の通
気孔32が穿設されている。
本願調圧弁14は以上の様に構成され、上記のように装
着されているので、シリンダー6は隔板19によって区
画され、常態において弁孔20は前記の如くに閉鎖され
て外気との連通は断たれている。
着されているので、シリンダー6は隔板19によって区
画され、常態において弁孔20は前記の如くに閉鎖され
て外気との連通は断たれている。
装弾が発射され散弾がガス漏孔3を通過すると、銃腔2
内の発射ガスはシリンダー6内に導入され、ピストン7
と弁体20の第1受圧面24との双方にガス圧を作用す
る。然しながら装弾が弱装弾の場合にはガス圧が低いこ
とと、第1受圧面24の受圧面積が小さいので、弁体2
3はバネ30によって前進を制されて作動することがな
く、ピストン7のみが後退し前記の如くに遊底10を後
座させる。後退したピストン7は、チュブマガジン5に
穿った排出孔33とガス導入口3aが一致し、シリンダ
ー7のガスを排出して後退は停止する。所定の後座を終
了すると、遊底10は復座バネ12に押させて復座し、
ピストン7の連結環15を介してスリーブ17によって
押し戻され旧に復する。
内の発射ガスはシリンダー6内に導入され、ピストン7
と弁体20の第1受圧面24との双方にガス圧を作用す
る。然しながら装弾が弱装弾の場合にはガス圧が低いこ
とと、第1受圧面24の受圧面積が小さいので、弁体2
3はバネ30によって前進を制されて作動することがな
く、ピストン7のみが後退し前記の如くに遊底10を後
座させる。後退したピストン7は、チュブマガジン5に
穿った排出孔33とガス導入口3aが一致し、シリンダ
ー7のガスを排出して後退は停止する。所定の後座を終
了すると、遊底10は復座バネ12に押させて復座し、
ピストン7の連結環15を介してスリーブ17によって
押し戻され旧に復する。
弱装弾から強装弾になってガス圧が上昇し、第1受圧面
24に作用するガスの押圧力が、バネ30の押圧力(弁
体及びバネの質量をも含む)よりも大きくなると、弁体
23はバネ30を圧しながら前進し、第1受圧面24が
弁孔20小径部21の摺接面21aから脱却して小径部
21は開放されるが、第2受圧面25の外周は大径部2
2の摺接面22aに嵌合しているので未だ弁孔20は閉
鎖している。小径部21が開放されると、今迄第1受圧
面24にのみ作用したガス圧は、広い受圧面積を有する
第2受圧面25にも作用し、弁体23は第1、第2双方
の受圧面24、25にガス圧の作用を受け、極めて強い
前進力にて超高速にて前進を行なって(第3図)弁孔2
0を開放し、シリンダー6内の余剰ガスは通気路29と
通気孔32より瞬間的に外気に排出され、シリンダー6
内のガス圧を調圧するのでピストン7は適正なガス圧に
よって後退し、各作動部分に過大な衝撃を与えることは
ない。又前進した弁体23は、シリンダー6内のガス圧
とバネ荷重とのバランスが破れた点で旧に復して弁孔2
0に圧接し、前記の如くにして弁孔20を閉鎖する。而
して、上記のように弁孔20が開放され再び閉鎖される
迄の時間、即ちガス排出量の大小は、シリンダー6内の
ガス圧の強弱により自動的に変化し、弱装強装の広い範
囲のガス圧の変化に対応する。尚後退したピストン7
は、前記同様に旧に復することは云う迄もない。
24に作用するガスの押圧力が、バネ30の押圧力(弁
体及びバネの質量をも含む)よりも大きくなると、弁体
23はバネ30を圧しながら前進し、第1受圧面24が
弁孔20小径部21の摺接面21aから脱却して小径部
21は開放されるが、第2受圧面25の外周は大径部2
2の摺接面22aに嵌合しているので未だ弁孔20は閉
鎖している。小径部21が開放されると、今迄第1受圧
面24にのみ作用したガス圧は、広い受圧面積を有する
第2受圧面25にも作用し、弁体23は第1、第2双方
の受圧面24、25にガス圧の作用を受け、極めて強い
前進力にて超高速にて前進を行なって(第3図)弁孔2
0を開放し、シリンダー6内の余剰ガスは通気路29と
通気孔32より瞬間的に外気に排出され、シリンダー6
内のガス圧を調圧するのでピストン7は適正なガス圧に
よって後退し、各作動部分に過大な衝撃を与えることは
ない。又前進した弁体23は、シリンダー6内のガス圧
とバネ荷重とのバランスが破れた点で旧に復して弁孔2
0に圧接し、前記の如くにして弁孔20を閉鎖する。而
して、上記のように弁孔20が開放され再び閉鎖される
迄の時間、即ちガス排出量の大小は、シリンダー6内の
ガス圧の強弱により自動的に変化し、弱装強装の広い範
囲のガス圧の変化に対応する。尚後退したピストン7
は、前記同様に旧に復することは云う迄もない。
現用されている散弾で最高のガス圧を発生するのは3″
マグナムで、これを発射するには前記2″3/4銃身とは
別に専用銃身を必要とし、専用銃身は銃の作動部分に過
大な発射衝撃を与えないように、シリンダー6内に導入
されるガスの量を制限するようになされている。専用銃
身を使用し3″マグナムを発射した場合に、撃発が行な
われてから遊底10が後座を完了する迄の所要時間は、
本出願人の実測によれば0.02秒程度である。次に上
記した本願調圧弁14を装着した自動銃で、2″3/4の
銃身から装弾を発射すると、強装弾の場合には0.02
秒より若干おそい速度で後座し、弱装弾では0.03秒
程度の後座時間となり、本願装置を使用することにより
強装弾を発射した場合でも、3″マグナムより更におそ
い後座速度となるようにガス圧が調圧されることによ
り、遊底10を含む銃の作動部分に過大な発射衝撃が与
えられることがなく、又弱装弾の場合でも回転不良を起
すことがない。
マグナムで、これを発射するには前記2″3/4銃身とは
別に専用銃身を必要とし、専用銃身は銃の作動部分に過
大な発射衝撃を与えないように、シリンダー6内に導入
されるガスの量を制限するようになされている。専用銃
身を使用し3″マグナムを発射した場合に、撃発が行な
われてから遊底10が後座を完了する迄の所要時間は、
本出願人の実測によれば0.02秒程度である。次に上
記した本願調圧弁14を装着した自動銃で、2″3/4の
銃身から装弾を発射すると、強装弾の場合には0.02
秒より若干おそい速度で後座し、弱装弾では0.03秒
程度の後座時間となり、本願装置を使用することにより
強装弾を発射した場合でも、3″マグナムより更におそ
い後座速度となるようにガス圧が調圧されることによ
り、遊底10を含む銃の作動部分に過大な発射衝撃が与
えられることがなく、又弱装弾の場合でも回転不良を起
すことがない。
尚上記本願実施例において、調圧弁14は全てが容体1
8内に装着したものについてのみ述べたが、本願の実施
はこれに限定されるものでなく、弁孔20を穿設した隔
板19と案内ロッド26とを直接チューブマガジン5内
に取付けてもよい。又弁体23と弁孔20との圧接も上
記に限定されるものでなく、要するに弁体23と案内ロ
ッド26の両者によって弁孔20を閉鎖し、まず第1受
圧面24のみが所定以上のガス圧の作用を受けることに
よって弁体23を前進させ、この前進動作により次いで
第2受圧面25にガス圧が作用し、更に弁体23が前進
して弁孔20が完全に開放するものであれば、どのよう
なものであってもその構成を問わない。更に第1受圧面
24も第5図に示すように、環状弁体23の後端内周に
縁片24aを突設した後端面を第1受圧面24とする
と、ガス圧が低い場合の応答性が良好となる。
8内に装着したものについてのみ述べたが、本願の実施
はこれに限定されるものでなく、弁孔20を穿設した隔
板19と案内ロッド26とを直接チューブマガジン5内
に取付けてもよい。又弁体23と弁孔20との圧接も上
記に限定されるものでなく、要するに弁体23と案内ロ
ッド26の両者によって弁孔20を閉鎖し、まず第1受
圧面24のみが所定以上のガス圧の作用を受けることに
よって弁体23を前進させ、この前進動作により次いで
第2受圧面25にガス圧が作用し、更に弁体23が前進
して弁孔20が完全に開放するものであれば、どのよう
なものであってもその構成を問わない。更に第1受圧面
24も第5図に示すように、環状弁体23の後端内周に
縁片24aを突設した後端面を第1受圧面24とする
と、ガス圧が低い場合の応答性が良好となる。
発明の効果 本発明は、調圧弁の弁体を、弁孔の小径部に嵌合する第
1嵌合部と大径部に嵌合する第2嵌合部とを有する環状
に構成したので、弁体の質量を小さくでき、かつ、弁体
の閉鎖時におけるガス圧の受圧面積を小さくできて弱装
弾のガス圧による作動を防止でき、また、強装弾を使用
したときには、第1嵌合部後面の第1受圧面に作用する
ガス圧によって弁体が前進すると、第2嵌合部後面の第
2受圧面にもガス圧が作用することによって弁体が更に
前進して弁孔を大きく開放することができ、強装弾を使
用する場合の弁体の応答性を迅速にできて撃発によるガ
ス圧がピストンに働いてから遊底が後座を完了するまで
の所要時間より短い時間で確実に余剰ガスを外気に排出
することができる。また弱装強装全ての装弾において、
ガス圧の強弱に応じてシリンダー内のガス圧を無段階に
調圧し、弱装弾で回転不良を起すことなく強装弾でも遊
底を含む作動部分に過大な衝撃を与えず、この種の調圧
弁に望まれる前記した条件の全てを満足する。又本願は
図面から明らかなように、簡単な構成であるから故障の
発生が少なく保守管理が容易であるばかりでなく、従来
使用している銃への改装取付も簡単に行ない得る等極め
て有用なものである。
1嵌合部と大径部に嵌合する第2嵌合部とを有する環状
に構成したので、弁体の質量を小さくでき、かつ、弁体
の閉鎖時におけるガス圧の受圧面積を小さくできて弱装
弾のガス圧による作動を防止でき、また、強装弾を使用
したときには、第1嵌合部後面の第1受圧面に作用する
ガス圧によって弁体が前進すると、第2嵌合部後面の第
2受圧面にもガス圧が作用することによって弁体が更に
前進して弁孔を大きく開放することができ、強装弾を使
用する場合の弁体の応答性を迅速にできて撃発によるガ
ス圧がピストンに働いてから遊底が後座を完了するまで
の所要時間より短い時間で確実に余剰ガスを外気に排出
することができる。また弱装強装全ての装弾において、
ガス圧の強弱に応じてシリンダー内のガス圧を無段階に
調圧し、弱装弾で回転不良を起すことなく強装弾でも遊
底を含む作動部分に過大な衝撃を与えず、この種の調圧
弁に望まれる前記した条件の全てを満足する。又本願は
図面から明らかなように、簡単な構成であるから故障の
発生が少なく保守管理が容易であるばかりでなく、従来
使用している銃への改装取付も簡単に行ない得る等極め
て有用なものである。
図面は本願実施例を示し、第1図は要部の拡大断面図、
第2図は第1図A−A線断面図、第3図は作動状態の断
面図、第4図は自動銃の作動説明図、第5図は他の実施
例の部分図、第6図は従来装置の断面図である。 1…自動銃、6…シリンダー、7…ピストン、10…遊
底、14…調圧弁、18…容体、19…隔板、20…弁孔、21…
小径部、22…大径部、23…弁体、24…第1受圧面、25…
第2受圧面、26…案内ロッド、30…バネ
第2図は第1図A−A線断面図、第3図は作動状態の断
面図、第4図は自動銃の作動説明図、第5図は他の実施
例の部分図、第6図は従来装置の断面図である。 1…自動銃、6…シリンダー、7…ピストン、10…遊
底、14…調圧弁、18…容体、19…隔板、20…弁孔、21…
小径部、22…大径部、23…弁体、24…第1受圧面、25…
第2受圧面、26…案内ロッド、30…バネ
Claims (2)
- 【請求項1】発射ガスをシリンダー内に導入してピスト
ンを後退させ、これによって遊底が後座し後座した遊底
を復座バネによって復座させるガス圧作動の自動銃にお
いて、上記シリンダーの銃口側端部内に、外気と連通し
銃尾側から銃口側に向かって小径部と大径部とからなる
弁孔を穿設した隔板を設け、該弁孔と対峙する如くに銃
口側に設けた案内ロッドに、前記弁孔の小径部に嵌合す
る第1嵌合部と大径部に嵌合する第2嵌合部とを有する
環状の弁体を摺動自在に嵌合するとともに、バネによっ
て銃尾側に付勢して弁体を弁孔に圧接し、該弁体と案内
ロッドの端面にて弁孔を閉鎖して外気との連通を断つよ
うにした調圧弁を構成し、その調圧弁の弁孔と弁体を、
弁体が第1嵌合部後面の第1受圧面に作用するガス圧に
よってバネを圧して前進すると、第2嵌合部後面の第2
受圧面にもガス圧が作用して弁体が更に前進して弁孔を
開放するように構成した自動銃におけるガス圧作動機構
のガス圧調整装置。 - 【請求項2】環状弁体の後端部を、第1嵌合部とし、環
状弁体の外周に形成した鍔片と第2嵌合部としてなる特
許請求の範囲第1項記載の自動銃におけるガス圧作動機
構のガス圧調整装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60027129A JPH067039B2 (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 自動銃におけるガス圧作動機構のガス圧調整装置 |
US06/827,351 US4702146A (en) | 1985-02-14 | 1986-02-07 | Gas pressure adjusting device in gas-operated auto-loading firearm |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60027129A JPH067039B2 (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 自動銃におけるガス圧作動機構のガス圧調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61186798A JPS61186798A (ja) | 1986-08-20 |
JPH067039B2 true JPH067039B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=12212441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60027129A Expired - Lifetime JPH067039B2 (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 自動銃におけるガス圧作動機構のガス圧調整装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4702146A (ja) |
JP (1) | JPH067039B2 (ja) |
Families Citing this family (51)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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IT250545Y1 (it) * | 2000-06-07 | 2003-09-24 | Beretta Armi Spa | Dispositivo a presa di gas migliorato per armi a caricamentoautomatico |
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ITMI20041594A1 (it) * | 2004-08-03 | 2004-11-03 | Beretta Armi Spa | Arma da fuoco individuale con dispositivo di riarmo migliorato |
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-
1985
- 1985-02-14 JP JP60027129A patent/JPH067039B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-02-07 US US06/827,351 patent/US4702146A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4702146A (en) | 1987-10-27 |
JPS61186798A (ja) | 1986-08-20 |
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