JPH0670345B2 - 自走式立体駐車場における昇降車路の床板構造 - Google Patents

自走式立体駐車場における昇降車路の床板構造

Info

Publication number
JPH0670345B2
JPH0670345B2 JP12255390A JP12255390A JPH0670345B2 JP H0670345 B2 JPH0670345 B2 JP H0670345B2 JP 12255390 A JP12255390 A JP 12255390A JP 12255390 A JP12255390 A JP 12255390A JP H0670345 B2 JPH0670345 B2 JP H0670345B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hoistway
isosceles
sides
self
parking lot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12255390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0416679A (ja
Inventor
秀明 近藤
Original Assignee
豊田総建株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 豊田総建株式会社 filed Critical 豊田総建株式会社
Priority to JP12255390A priority Critical patent/JPH0670345B2/ja
Publication of JPH0416679A publication Critical patent/JPH0416679A/ja
Publication of JPH0670345B2 publication Critical patent/JPH0670345B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自走式立体駐車場における昇降車路の床板構造
に関する。
〔従来の技術〕
従来、自走式立体駐車場における昇降車路の平面形状
は、一般に第6図のA,B,C,Dのように分割され、その外
周に駐車帯Eが形成される。このように分割された例え
ばCの分割部をみると、長辺Fと短辺Gとからなる等脚
台形になる。この等脚台形部において、点Hと点Iは同
一高さにあり、点Jと点Kは同一高さにあるため、この
等脚台形部の床板は第7図に示すように捩れた面にな
る。そのため、この等脚台形部の床を1板のプレキャス
トコンクリート板で成形することは困難であり、一般に
現場打ちコンクリートで成形される。
そこでこのような捩れた床板をプレキャストコンクリー
ト板で成形する方法として、第8図に示すように、等脚
台形部内を、長辺Fと短辺Gとに平行する分割線Lで分
割するとともに該分割線Lに直交する分割線Mで更に分
割してなる構成板N〜Nを夫々単独のプレキャストコ
ンクリート板で形成し、しかもこの構成板N〜Nを対
角線Oに屈曲させて、前記の捩れ面を小平面の連続で吸
収するようにしたものがある(実開昭62-27950号公
報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記第8図に示すような、対角線Oで屈曲した構成板N
〜Nをプレキャストコンクリートで製造することは、
その製造時のコンクリート打設が困難である上に、運搬
時の取扱いも困難であり、かつ破損しやすい問題があ
る。更に、前記の等脚台形を構成するためには平面形状
の異なる複数種類(図面では4種類)の構成板を製造す
る必要があり不経済である。
そこで本発明は、捩り面を有する自走式立体駐車場にお
ける昇降車路を、前記の問題を解消してプレキャストコ
ンクリート板で構成できるようにしたことを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記の課題を解決するために、昇降車路の所要
部の平面形状を外側が長辺で内側が短辺の等脚台形に
し、該等脚台形部内を、その長辺と短辺に平行する直線
と、両脚辺に平行する直線とで同一の二等辺三角形が多
数構成されるように分割し、該分割された構成板をプレ
キャストコンクリート製の平板で個々に製造するととも
にこれらの継ぎ目を折り曲げて連接することにより、等
脚台形部の短辺が長辺よりも急勾配になった捩れた床板
を形成するようにしたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
第1図は本発明の昇降車路の分割状態を示す平面図であ
る。1は昇降車路で、その一端2は下階の昇降口、他端
2aは上階の昇降口となっている。該昇降車路1の外周に
は駐車帯3,4,5が状に配設されている。これら駐車帯
3,4,5の外側縁6,7,8及び内側縁9,10,11は夫々同一勾配
で連続している。昇降車路1は大きく分けて左右車路部
12,13と後部車路部14とこれらの間に設けたコーナ車路
部25,26とにより構成されている。後部車路部14と両コ
ーナ車路部15,16は、その両脚辺17が、中央点18に収束
されるように形成され、かつ長辺19と短辺20とが平行す
る等脚台形に形成されている。左右車路部12,13は、前
記の後部、コーナ部の車路14,15,16のものの半面の形状
になっている。図中、丸で囲んだ数字〜は高さを示
しており、は基準面では基準面から5mの高さを示
している。尚この数値は分かりやすくするために単純な
値にしたが、施工に際しては所望の数値にすることは勿
論である。この数値で示したように、各等脚台形部の両
脚辺17はその全長に亘って水平状態で、長辺19と短辺20
は夫々の両端間に1mの高低差がある。したがって、長辺
19は緩やかな勾配となり、短辺20は長辺19に比べて急勾
配になっている。この1個の等脚台形部を取り出して短
辺方向から見ると第2図に示すようになっている。前記
のような高さ関係を有することから、この等脚台形部の
床板は第2図に示すように捩り面を有することになる。
尚、この図は分かりやすくするため若干誇張して作図さ
れている。
次に前記の1個の等脚台形部について第3図乃至第5図
で説明する。
第3図及び第4図は本発明に至るまでの分割方法を示し
ている。
等脚台形部を第3図に示すように分割すると、3枚の平
板状の構成板I,II,IIIは夫々同一形状に形成できる
が、急勾配の短辺20を有する構成板IIが緩勾配の長辺19
を有する構成板I,IIIよりも急勾配に架設されることに
なり、構成板IとIIの継ぎ目及びIIとIIIの継ぎ目での
折れ角が大きくなり、車両の走行性が悪い問題が残る。
次に第4図において、図示のように、長辺19と短辺20間
を、これらと平行する直線21で分割するとともに両辺17
に平行する直線22で分割すると、前記第3図の問題が若
干改善されるが十分ではなく、しかも2種類の平板状の
構成板IV,Vが必要になる問題がある。
次に第5図に示すように、構成板VIが二等辺三角形にな
るように、等脚台形部の長辺19と短辺20間を、これらの
辺と平行する直線21で分割するとともに、両脚辺17,17
間を、これらの辺と平行する直線22で分割することによ
り、等脚台形部を1種類の構成板VIで構成でき、かつ勾
配も多分化して構成板相互の継ぎ目での折れ角を小さく
することができる。
そこで本発明は、第5図に示すような直線21,22で分割
された多数の二等辺三角形の各構成板VIを、プレキャス
トコンクリート製の平板で個々に製造し、これら各構成
板VIをその継ぎ目で折り曲げて連接し、等脚台形部の短
辺が長辺よりも急勾配になった捩れた床板を形成するよ
うにしたものである。
尚、このプレキャストコンクリート製の構成板VIを設置
するには、両脚辺17部、長辺19及び短辺部20に大梁を架
設し、直線21部に小梁を架設してこれらの梁上に載置固
定する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、内側が外側よりも急勾配
の車路面を、多数枚のプレキャストコンクリート製の構
成板で多分化したから、これらの構成板相互の継ぎ目の
折れ角を小さくして捩れ面を形成でき、車両の走行性、
操縦性を向上することができる。しかも、各構成板は屈
曲部がない平板であるから、これをプレキャストコンク
リートで製造することが容易である上に、その運搬時に
おける取扱いも容易で破損も少なくなる。更に、一種類
の構成板で床板を形成できるから、製造コストも安価で
かつ施工作業も単純化し、経済的になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す駐車場の平面図、第2図
は本発明における等脚台形部の床板を示す側面図、第3
図及び第4図は本発明を説明するための等脚台形の分割
状態を示す平面図、第5図は本発明における等脚台形部
の分割状態を示す平面図、第6図は従来の駐車場の平面
図、第7図は従来の等脚台形部の側面図、第8図は同分
割状態を示す平面図である。 19……長辺、20……短辺、21,22……分割する直線、VI
……構成板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降車路の所要部の平面形状を外側が長辺
    で内側が短辺の等脚台形にし、該等脚台形部内を、その
    長辺と短辺に平行する直線と、両脚辺に平行する直線と
    で同一の二等辺三角形が多数構成されるように分割し、
    該分割された構成板をプレキャストコンクリート製の平
    板で個々に製造するとともにこれらの継ぎ目を折り曲げ
    て連接することにより、等脚台形部の短辺が長辺よりも
    急勾配になった捩れた床板を形成するようにしたことを
    特徴とする自走式立体駐車場における昇降車路の床板構
    造。
JP12255390A 1990-05-11 1990-05-11 自走式立体駐車場における昇降車路の床板構造 Expired - Lifetime JPH0670345B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12255390A JPH0670345B2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 自走式立体駐車場における昇降車路の床板構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12255390A JPH0670345B2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 自走式立体駐車場における昇降車路の床板構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0416679A JPH0416679A (ja) 1992-01-21
JPH0670345B2 true JPH0670345B2 (ja) 1994-09-07

Family

ID=14838729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12255390A Expired - Lifetime JPH0670345B2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 自走式立体駐車場における昇降車路の床板構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0670345B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6553576B2 (ja) * 2016-11-01 2019-07-31 株式会社Susa Inc. 電磁波治療器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0416679A (ja) 1992-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE3310281A1 (de) Platte fuer wand- und bodenaufbau
JPH0670345B2 (ja) 自走式立体駐車場における昇降車路の床板構造
JPH0235961Y2 (ja)
JPH0631069Y2 (ja) 自走式立体駐車場の床板構造
JPH03253672A (ja) 自走式立体駐車場における駐車帯付昇降車路
JP4229777B2 (ja) 立体構造物
JPH0120436Y2 (ja)
JP2794479B2 (ja) 内部空間を有効に利用できる人工地盤
JPH0156228B2 (ja)
JPH0670346B2 (ja) 自走式立体駐車場における柱及び梁の架構構造
JPS58204274A (ja) 駐車場の組立方法
JP3005653B2 (ja) Pc板による折曲床の形成方法とその方法に使用するpc板
JPH0237971Y2 (ja)
JP3347227B2 (ja) 側面にスペーサが設けられている舗石
JPS58204275A (ja) 駐車装置
JPH01105801A (ja) ブロック
JPS6039035Y2 (ja) 遊戯施設用三角ブロツク
JPH021934B2 (ja)
JPS58156601A (ja) 道路舗装工法
JPH08199840A (ja) 自走式立体駐車場におけるフロア構造
JPH05148931A (ja) 床 板
JPH0516333Y2 (ja)
JPH027968Y2 (ja)
JPH0356567Y2 (ja)
JPS59170365A (ja) 中間柱を千鳥状に配置した立体駐車場

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 16

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 16