JPH0670216A - 分離型画像撮像装置 - Google Patents

分離型画像撮像装置

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Publication number
JPH0670216A
JPH0670216A JP5140952A JP14095293A JPH0670216A JP H0670216 A JPH0670216 A JP H0670216A JP 5140952 A JP5140952 A JP 5140952A JP 14095293 A JP14095293 A JP 14095293A JP H0670216 A JPH0670216 A JP H0670216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
image pickup
output
ccd
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5140952A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Watabe
晃 渡部
Kenichi Kikuchi
健一 菊地
Yasuo Komatsu
康雄 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH0670216A publication Critical patent/JPH0670216A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル長による伝搬遅延時間誤差を補正し
て信号処理を行うとともに、簡単な構成により、短時間
でPLLのロックはずれの状態からPLLロック状態に
することのできる分離型画像撮像装置を得る。 【構成】 電源がONされると、電源ON検出回路16
により検出され、検出信号が生成される。この検出信号
によりタイマ回路17は、所定期間Tの間、H−レベル
の制御信号(タイマ回路17の出力)を出力する。SS
G1(6)では、この制御信号を受けて、この期間Tの
間、デューティ50%のφRでCCD2を駆動し、その
後φR、φH、φVでCCD2を駆動するように、CC
Dドライバ7を制御する。また、マスク回路8は、前記
制御信号とSSG2(15)からのマスク信号とのOR
出力により制御されるので、この期間Tの間、アクティ
ブとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像手段と画像処理手
段とが信号伝送手段とにより接続されている分離型画像
撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、撮像手段としてのカメラヘッ
ド部と、画像処理手段としてのカメラ制御ユニットとが
分離されたいわゆる分離型の画像撮像装置では、カメラ
ヘッド部からの撮像信号を伝送するカメラケーブルの長
さを変えると、撮像信号の伝搬遅延時間に誤差が生じ、
その度にこの伝搬遅延時間誤差が補正されるように、回
路を調整しなければならなかった。このため画像撮像装
置の運用が繁雑になるばかりでなく、伝搬遅延時間誤差
の調整が精度良く行うことができないという欠点があっ
た。特に、高品位テレビジョンのごとく映像信号にオプ
ティカルブラッククランプ等の信号処理を精度良く行わ
なければならない場合には大きな問題となっていた。
【0003】このような問題を解決するために、ケーブ
ル長を補正し信号処理する画像撮像装置が、例えば、特
開平1−132280号公報に提案されている。
【0004】以下、従来例を図面を参照して説明する。
【0005】図18ないし図21は従来例に係わり、図
18は画像撮像装置の構成を示すブロック図、図19は
駆動信号のタイミングを説明するタイミングチャート、
図20は撮像信号のタイミングを説明する第1のタイミ
ングチャート、図21は撮像信号のタイミングを説明す
る第2のタイミングチャートである。
【0006】図18に示すように、標準信号発生器(以
下、SSGと記す)1(81)は、水晶発振器(以下、
CXOと記す)82の出力から、固体撮像素子、例え
ば、CCD83を駆動するCCDドライバ84に出力す
るCCD駆動パルス(φR,φH1,φH2)を発生す
る。
【0007】このCCD駆動パルスは、図19に示すよ
うに、水平同期信号の1周期の間で、映像信号部とケー
ブル長補正パルス部とに分割されており、映像信号部で
は、CCD83を、φR,φH,φVのCCD駆動パル
スで駆動し、ケーブル補正パルス部では、デューティ5
0%のφRだけで駆動するようになっている。このよう
に駆動されているCCD83からの撮像信号は、マスク
回路85でSSG2(86)からのマスク信号(図2
0)によりケーブル長補正パルス部が抽出され、リミッ
タアンプ87でデジタル信号に成形され、さらに、位相
比較回路88で電圧制御発振器(以下、VCXOと記
す)89の出力と位相比較され、位相比較回路88の出
力でVCXO89を制御することにより、ケーブル長補
正パルス部の波形の位相にVCXO89の出力の位相を
合わせている。
【0008】このようにPLLを構成し、図21に示す
ように、ケーブル補正パルス部の波形に同期したVCX
O89の出力に基づいて、CDSクロック発生器90で
はCDS用クロックを発生し、このCDS用クロックに
よりCDS91は撮像信号を相関二重サンプリングする
ことにより、ベースバンドの映像信号を得、さらにSS
G2(86)は、VCXO89の出力及びSSG1(8
1)からのH,Vリセット信号とから映像信号用のタイ
ミングパルスを発生し、このタイミングパルスにより映
像処理回路92は、CDS91の出力を信号処理し通常
の映像信号として出力する。
【0009】このように、従来は、CCD83の出力に
重畳したケーブル長補正パルス部の波形に基づいて信号
処理を行うので、ケーブル長による伝搬遅延時間誤差を
補正して信号処理を行うことができるようになってい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、水平同期毎に、バースト状にケーブル長補正
パルスを重畳しているため、電源ON時等のPLLのロ
ックがはずれた状態からPLLがロックするまで時間が
かかり、映像信号が乱れるという欠点がある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、ケーブル長による伝搬遅延時間誤差を補正して
信号処理を行うとともに、簡単な構成により、短時間で
PLLのロックはずれの状態からPLLロック状態にす
ることのできる分離型画像撮像装置を提供することを目
的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の分離型画像撮像
装置は、光学像を受けて光情報を電気信号に変換する固
体撮像素子を有する撮像手段と、前記固体撮像素子を駆
動する駆動信号を生成する駆動手段及び前記固体撮像素
子からの撮像信号を処理して画像信号を出力する信号処
理手段とを有する画像処理手段と、前記撮像手段と前記
画像処理手段との間に接続され、該画像処理手段から該
撮像手段へ前記駆動信号を伝送する第1の信号ライン及
び該撮像手段から該画像処理手段へ前記撮像信号を伝送
する第2の信号ラインを有する信号伝送手段とを備え、
前記画像処理手段は、前記信号伝送手段の長さを検出
し、この検出信号により前記信号処理手段を制御する制
御手段と、前記制御手段を監視し、該制御手段の制御状
態に応じて前記駆動手段を制御する駆動制御手段とを備
えている。
【0013】
【作 用】前記制御手段は前記信号伝送手段の長さを検
出し、この検出信号により前記信号処理手段を制御し、
駆動制御手段は前記制御手段を監視し、該制御手段の制
御状態に応じて前記駆動手段を制御する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
【0015】図1ないし図5は本発明の第1実施例に係
わり、図1は画像撮像装置の構成を示すブロック図、図
2は電源ON検出回路の構成を示す回路図、図3はタイ
マ回路の構成を示す回路図、図4は各信号のタイミング
を説明するタイミングチャート、図5は画像撮像装置の
概念構成を示す構成図である。
【0016】第1実施例の概念構成について説明する。
本実施例の画像撮像装置は、図5に示すように、光学像
を受けて光情報を電気信号に変換する固体撮像素子を有
する撮像手段100と、前記固体撮像素子を駆動する駆
動信号を生成する駆動手段101及び前記固体撮像素子
からの撮像信号を処理して画像信号を出力する信号処理
手段102とを有する画像処理手段103と、前記撮像
手段100と前記画像処理手段103との間に接続さ
れ、該画像処理手段103から該撮像手段100へ前記
駆動信号を伝送する第1の信号ライン及び該撮像手段1
00から該画像処理手段103へ前記撮像信号を伝送す
る第2の信号ラインを有する信号伝送手段104とを備
え、前記画像処理手段103は、前記信号伝送手段10
4の長さを検出し、この検出信号により前記信号処理手
段102を制御する制御手段105と、前記制御手段1
05を監視し、該制御手段の制御状態に応じて前記駆動
手段101を制御する駆動制御手段106とを備えてい
る。
【0017】具体的な構成は、図1に示すように、撮像
手段としてのカメラ部1内に設けられたCCD2へは、
信号伝送手段としてのケーブル3を介して、垂直駆動信
号φV、水平駆動信号φH、リセット信号φRを供給す
るようになっている。画像処理手段としてのビデオプロ
セッサ4には、CXO5の出力により前記CCD2を駆
動する駆動パルスである前記の垂直駆動信号φV、水平
駆動信号φH、リセット信号φRを生成するSSG1
(6)が設けら、CCDドライバ7を介して前記ケーブ
ル3へ供給するようになっている。
【0018】一方、前記CCD2からの撮像信号は、前
記ケーブル3を介して前記ビデオプロセッサ4内のマス
ク回路8及びCDS回路9に伝送されるようになってい
る。このCDS回路9では、CDSクロック発生回路1
0からのサンプリングパルスによりCCD2の撮像信号
を相関二重サンプリングして、映像処理回路11により
映像信号を出力するようになっている。
【0019】前記マスク回路8では、CCD2の撮像信
号のうち有効映像期間の信号(以下、映像信号部)を消
去し、例えば、帰線ブランキング期間あるいは内視鏡テ
レビカメラシステムにおけるインデックス表示期間等の
無効映像期間の信号及びPLLロックはずれの期間の信
号(以下、ケーブル長補正パルス部)を抽出するように
なっている。尚、上述した従来例と同様、図19に示し
たように、映像信号部は、CCD2を、φR,φH,φ
VのCCD駆動パルスで駆動し得られた信号であり、ケ
ーブル補正パルス部は、デューティ50%のφRだけで
駆動し得られた信号である。したがって、ケーブル補正
パルス部は、デューティ50%のφRを含んでおり、マ
スク回路8はこのφRを抽出するようになっている。
【0020】マスク回路8で抽出されたφRは、リミッ
タアンプ回路12で波形整形され、位相比較回路13の
一方の入力に供給される。位相比較器13の他方の入力
にはVCXO14の出力パルスが入力されており、位相
比較回路13は、φRとVCXO14の出力パルスとの
位相差、すなわち、ケーブル3の長さに対応した情報に
応じた直流成分信号をVCXO14に出力することによ
り、VCXO14の出力パルスの位相とφRの位相とを
合わせるようにPLLを構成し制御する。
【0021】VCXO14の出力パルスは、前記CDS
クロック発生回路10に供給され、CDSクロック発生
回路10は、この出力パルスに基づいてCDSクロック
を発生させ、前記CDS回路9はCCD2の撮像信号を
相関二重サンプリングしてベースバンドの映像信号を得
るようになっている。
【0022】一方、VCXO14の出力パルスとSSG
1(6)からのH,Vリセット信号とから、SSG2
(15)は、映像信号用のタイミングパルスを発生し、
このタイミングパルスにより前記映像処理回路11は、
CDS9の出力を信号処理し通常の映像信号として出力
するようになっている。
【0023】また、ビデオプロセッサ4内には、装置の
電源のON状態を検出する電源ON検出回路16と、電
源がONされると前記電源ON検出回路16により検出
信号が発生され、この検出信号に基づいて所定期間Tの
間、H−レベルとなる制御信号を生成するタイマ回路1
7とを備え、この制御信号は前記SSG1(6)を制御
し前記CCDドライバ7にリセット信号φRのみを供給
すると共に、OR回路18により前記SSG2(15)
の出力とのORがとられ、このOR回路18の出力によ
り前記マスク回路8を制御し、ケーブル長補正パルス部
のリセット信号φRを抽出するようになっている。
【0024】電源ON検出回路16は、図2に示すよう
に、電源ONよりも遅く立ち上がる信号をC,Rで作
り、この信号をインバータ16aで反転して出力する。
この出力が検出信号としてタイマ回路17に出力され
る。
【0025】また、タイマ回路17は、図3に示すよう
に、nビットカウンタ17aとインバータ17bとから
構成されており、nビットカウンタ17aのクリア端子
に電源ON検出回路16からの検出信号が入力されてい
る。したがって、nビットカウンタ17aは電源ONか
ら遅れてカウント動作を始める。またnビットカウンタ
17aのキャリー出力はインバータ17bにより反転さ
れてイネーブル入力端子に入力されている。そこで、電
源ONから一定時間カウント動作した後に動作を停止す
るカウンタ回路となり、キャリー出力をタイマ回路17
の出力としている。
【0026】このように構成された画像撮像装置の電源
ON時からの動作について説明する。
【0027】電源がONされると、電源ON検出回路1
6により検出され、検出信号が生成される。この検出信
号によりタイマ回路17は、図4(a)に示すように、
所定期間Tの間、H−レベルの制御信号(タイマ回路1
7の出力)を出力する。SSG1(6)では、この制御
信号を受けて、図4(b)に示すように、この期間Tの
間、従来例の図11に示したケーブル長補正パルス部
(図中Bで示す)と同様に、デューティ50%のφRで
CCD2を駆動し、その後φR、φH、φVでCCD2
を駆動する(図中Aで示す)ように、CCDドライバ7
を制御する。
【0028】また、マスク回路8は、前記制御信号とS
SG2(15)からのマスク信号とのOR出力により制
御されるので、図4(c)に示すように、この期間Tの
間、アクティブとなる。その後の動作は従来例の図19
と同様である。
【0029】したがって、第1実施例の画像撮像装置
は、ケーブル長による伝搬遅延時間誤差を補正して信号
処理を行うとともに、PLLロックがはずれている電源
ON時から所定期間Tの間、ケーブル長補正パルスをC
CDに連続して伝送駆動し、この期間Tに撮像信号より
ケーブル長補正パルスを検出するので、簡単な構成によ
り、短時間で、PLLロック状態に引き込むことができ
る。
【0030】次に、第2実施例について説明する。
【0031】図6ないし図8は第2実施例に係わり、図
6は画像撮像装置の構成を示すブロック図、図7はロッ
クハズレ検出回路の構成を示すブロック図、図8は各信
号のタイミングを説明するタイミングチャートである。
【0032】第2実施例は、第1実施例とほとんど同じ
であるので、異なる構成のみ説明し、同一構成には同一
符号をつけ、説明を省略する。
【0033】第2実施例の画像撮像装置は、図6に示す
ように、第1実施例のタイマ回路17の代わりに、位相
比較回路の出力電圧が所定の上限値を越えたか、あるい
は、下限値を下回ったことを検出して制御信号を生成す
るロックはずれ検出回路20を備えて構成されている。
【0034】ロックはずれ検出回路20は、図7に示す
ように、R1、R2、R3で電源電圧を分圧してV1、V2
を作り、位相比較器13からのVCXOコントロール電
圧がV1−V2間になっていることをコンパレータ20
a,20b及びAND20cにより検出するようになっ
ている。
【0035】その他の構成は第1実施例と同じである。
【0036】このように構成された第2実施例の画像撮
像装置では、図8に示すように、ロックはずれ検出回路
20は、位相比較回路の出力電圧が所定の上限値を越え
たか、あるいは、下限値を下回ったことを検出して制御
信号(図8(a)のロックはずれ検出出力)をH−レベ
ルにして出力する。この制御信号による作用は第1実施
例と同じである。
【0037】したがって、第2実施例の画像撮像装置
は、ケーブル長による伝搬遅延時間誤差を補正して信号
処理を行うとともに、PLLロック状態を検出し、ロッ
クはずれとなった場合、ケーブル長補正パルスをCCD
に連続して伝送駆動し、撮像信号よりケーブル長補正パ
ルスを検出するので、簡単な構成により、短時間で、P
LLロック状態に引き込むことができる。
【0038】次に、第3実施例について説明する。
【0039】図9ないし図12は第3実施例に係わり、
図9は画像撮像装置の構成を示すブロック図、図10は
フレームロック判別回路の構成を示す回路図、図11は
各信号のタイミングを説明する第1のタイミングチャー
ト、図12は各信号のタイミングを説明する第2のタイ
ミングチャートである。
【0040】第3実施例は、第1実施例とほとんど同じ
であるので、異なる構成のみ説明し、同一構成には同一
符号をつけ、説明を省略する。
【0041】第3実施例の画像撮像装置は、図9に示す
ように、第1実施例と異なり、SSG1(6)により、
1フレームのCCD2の駆動期間を映像信号部(φR、
φH、φVで駆動)、ケーブル長補正パルス部(デュー
ティ50%のφRで駆動)、フレームリセット部(φR
の逆相の/φRで駆動)に分割してCCD2を駆動する
ようになっており、第1実施例のタイマ回路17の代わ
りに、このフレームリセット部の/φRを抽出しフレー
ムリセットパルスを生成するフレームリセット抽出回路
22と、このフレームリセット抽出回路22のフレーム
リセットパルスに基づいてフレームロックを判別し制御
信号をSSG1(6)に出力するフレームロック判別回
路24を備えて構成されている。
【0042】フレームロック判別回路24は、図10に
示すように、排他的論理和(EXOR)24aにより、
フレームリセット抽出回路22の出力と、SSG2(1
5)内部で生成したフレームリセット信号との一致を検
出して判別出力を出力するようになっている。
【0043】その他の構成は第1実施例と同じである。
【0044】このように構成された第3実施例の画像撮
像装置では、図11に示すように、CCD2からの撮像
信号を第5実施例で示した方法でケーブル長補正された
CDSクロックでサンプリングすることにより、CDS
出力を得る。このCDS出力よりフレームリセット抽出
回路22でフレームリセット部を抽出し、図12に示す
ようなフレームリセットパルスを得る。このフレームリ
セットパルスでSSG2(15)をリセットすることに
よりSSG1(6)とSSG2(15)の同期をとる。
【0045】一方、SSG2(15)は、VCXO14
の出力を内部の図示しないカウンタで分周することによ
りフレームリセットパルスと同等な内部フレームリセッ
トパルスを作成する。フレームロック判別回路24は、
SSG2(15)の内部で作成した内部フレームリセッ
トパルスとCDS出力から抽出したフレームリセットパ
ルスを比較し一致、不一致を判別し、不一致の場合はH
−レベルの制御信号をSSG1(6)に出力し、SSG
1(6)は、この制御信号により、図12に示すような
CCD出力になるように制御される。その他の作用は第
1実施例と同じである。
【0046】このように、第3実施例の画像撮像装置で
は、ケーブル長による伝搬遅延時間誤差を補正して信号
処理を行うとともに、フレームリセット部を設けること
によりフレームロックを判別し、図12に示すようなフ
レームロック用CCD出力を出力させるようにしたの
で、フレームを同期させた動作を行うことができ、か
つ、フレームロック判別回路24で1フレーム内でのP
LLロック状態を判別し、PLLロックがはずれた場
合、ケーブル長補正パルスをCCDに連続して伝送駆動
し、撮像信号よりケーブル長補正パルスを検出するの
で、簡単な構成により、短時間で、PLLロック状態に
引き込むことができる。
【0047】次に第4実施例について説明する。
【0048】図13ないし図17は第4実施例に係わ
り、図13は画像撮像装置の構成を示すブロック図、図
14は定常状態検出回路の構成を示す回路図、図15は
電圧ホールド回路の構成を示す回路図、図16は各信号
のタイミングを説明するタイミングチャート、図17は
画像撮像装置を応用した電子内視鏡装置の構成を示す構
成図である。
【0049】第4実施例は、上記第1及至第3実施例と
基本的構成はほぼ同一であるが、本実施例の特徴は、ケ
ーブル長によるCCD駆動信号波形の波高値補正が終了
するまでの期間、デューティ比50%のφRでCCDを
駆動するところである。
【0050】図13に示すように、撮像手段としてのカ
メラ部1内に設けられたCCD2へは、信号伝送手段と
してのケーブル3を介して、垂直駆動信号φV、水平駆
動信号φH、リセット信号φRを供給するようになって
いる。画像処理手段としてのビデオプロセッサ4には、
CXO5の出力により前記CCD2を駆動する駆動パル
スである前記の垂直駆動信号φV、水平駆動信号φH、
リセット信号φRを生成するSSG1(6)が設けら
れ、GCA25、CCDドライバ7を介して前記ケーブ
ル3へ供給するようになっている。
【0051】一方、VCXO14の出力パルスとSSG
1(6)からのH,Vリセット信号とからSSG2(1
5)は、映像信号用のタイミングパルスを発生し、この
タイミングパルスにより、映像信号処理回路11は、C
DS9の出力を信号処理し通常の映像信号として出力す
るようになっている。
【0052】また、ビデオプロセッサ4内には、SSG
1(6)より得られたデューティ比50%のφRと、リ
ミッタアンプ回路12で波形整形されたデューティ比5
0%のφRとの位相差をパルス幅として出力するEX−
OR回路27が設けられており、この位相を表す出力
は、LPF28によりケーブル3の長さに対応した直流
電圧値に変換される。この直流電圧出力を電圧ホールド
回路29を通して、GCA25のゲインコントロール電
圧とし、ケーブル長に応じてφR、φH、φVの波高値
の調整を行うようになっている。
【0053】また、LPF28の出力は、定常状態検出
回路26にも供給されている。この定常状態検出回路2
6は、ケーブル3の長さに対応した直流電圧値が定常状
態になるまでの期間、H−レベルの制御信号を出力し、
一度定常状態を検出した後は、L−レベルを出力し続け
る。この制御信号は、SSG1(6)を制御し、GCA
25にリセット信号φRのみを供給すると共に、OR回
路18により前記SSG2(15)の出力とのORがと
られる。このOR回路18の出力により、マスク回路8
を制御し、ケーブル長補正パルス部のリセット信号φR
を抽出するようになっている。
【0054】また、定常状態検出回路26の制御信号が
H−レベルの時は電圧ホールド回路29は、LPF28
の出力をそのまま出力とする。そして、定常状態検出回
路26の制御信号がL−レベルに変化することにより電
圧ホールド回路29は、制御信号がL−レベルに変化す
る直前のLPF28の出力を保持し、GCA25のゲイ
ン調整の制御電圧を供給し続けるようになっている。
【0055】前記定常状態検出回路26では、図14に
示すように、LPF28の出力を微分回路40で微分
し、変動幅を抽出する。これを次段の2つのオペアンプ
41、42等により構成される絶対値回路43にて変動
幅の絶対値を取り出し、コンパレータ44により変動幅
の絶対値が予め設定された値を下まわった時に、H−レ
ベルを出力する。これをS−Rラッチ45のセット入力
とし、反転出力/Qを定常検出回路26の出力とするこ
とで、一度定常状態が検出されるまではH−レベルを出
力し、検出された後はL−レベルを出力することとな
る。
【0056】また、前記電圧ホールド回路29では、図
15に示すように、A/D変換器50でLPF28の出
力をA/D変換し、D−ラッチ51を通してD/A変換
器52でD/A変換して、GCA25のゲインコントロ
ール電圧としている。これらA/D変換器50及びD/
A変換器52を用いるクロックは、CXO5より供給さ
れる。また、D−ラッチ51のクロックは、CXO5と
定常検出回路26の出力とのANDをとるAND回路5
3の出力を用いている。これにより定常状態が検出され
るまでは、A/D変換器50の出力がD−ラッチ51で
更新されD/A変換器52に送られる。一度定常状態が
検出されれば、AND回路53の出力はL−レベルに固
定され、D−ラッチ51の出力はホールドされ、D/A
変換器52の出力も一定値をホールドし続けることとな
る。
【0057】その他の構成は第1実施例と同じである。
【0058】このように構成された本実施例の作用につ
いて説明する。
【0059】図16に示すように、電源がONされる
と、定常検出回路26は、LPF28の出力が定常状態
になるまでの期間、H−レベルの制御信号を出力する。
SSG1(6)では、この制御信号を受けて、デューテ
ィ50%のφRだけでCCD2を駆動する。また、マス
ク回路8は、前記制御信号とSSG2(15)からのマ
スク信号とのOR出力により制御され、この期間はアク
ティブとなる。
【0060】このマスク信号により抽出され、リミッタ
アンプ12で波形整形されたφRは、SSG1(6)か
ら出力されたφRと共にEX−OR回路27、LPF2
8を介して、ケーブル3の長さに対応する直流値に変換
される。PLLがロックした後に、LPF28の出力は
定常状態となり、以降定常状態検出回路26は、L−レ
ベルの制御信号を出力し続ける。
【0061】この制御信号を受けて、SSG1(6)
は、φR、φH、φVでCCD2を駆動する。また電圧
ホールド回路29は、制御電圧がL−レベルとなる直前
のLPF28の出力を保持し、GCA25に供給し続
け、適切な駆動信号の波高値の補正が行われる。
【0062】したがって、本実施例の分離型画増刷像装
置は、ケーブル長により伝搬遅延時間誤差を補正して信
号処理を行うと共に、PLLがロックし駆動信号の波高
値の補正が終了するまでは、ケーブル長補正パルスを連
続してCCD2に伝送駆動しているので、短時間でPL
Lのロック及び駆動信号の波高値の補正が実行できる。
さらに、CCDより通常の読みだしによる撮像信号が出
力されるまでに、駆動信号の波高値補正が完了している
ために、波高値の不適による転送不良等でモニタ上に見
苦しい画像が表示されることがない。
【0063】上述した第4実施例では、ケーブル長補正
パルス部にデューティ50%のφRを用いているが、本
発明はこれに限るものではなく、例えば、ケーブル長補
正パルス部にデューティ50%のφRより周波数が低
く、その周期が遅延時間以上となるような信号を用いる
ことで、ケーブル長が著しく長く遅延時間が1画素周期
以上となる場合でも、遅延時間を有効に検出することが
できる。
【0064】次に上記第1及至第4の各実施例を電子内
視鏡装置に応用した例を説明する。
【0065】この電子内視鏡装置は、図17に示すよう
に、複数の電子内視鏡、例えば、気管支用電子内視鏡6
2a、上部消化管用電子内視鏡62b、下部消化管用電
子内視鏡62c等と、これらの電子内視鏡62a〜62
cに照明光を供給する光源60と、電子内視鏡62a〜
62cからの撮像信号を信号処理する上記第1及至第4
の各実施例のいずれかのビデオプロセッサ4とから構成
されている。
【0066】光源60より供給される照明光は、例え
ば、気管支用電子内視鏡62a内に設けられたライトガ
イド64により気管支用電子内視鏡62a先端に伝送さ
れて被写体(観察部位)を照明するようになっている。
被写体からの反射光は、ビデオプロセッサ4内のケーブ
ル長補正回路4aからの駆動信号に応じてCCD66に
より撮像され、この撮像信号はケーブル長補正回路4a
で、上記第1及至第4の各実施例で説明した処理が行わ
れ、映像処理回路11に出力され、映像処理回路11で
信号処理され映像信号として出力されるようになってい
る。尚、ケーブル長補正回路4aは、上記第1及至第4
の各実施例のビデオプロセッサ4において、映像処理回
路11を除いたもので構成されている。また、気管支用
電子内視鏡62aを用いて構成を説明したが、上部消化
管用電子内視鏡62b、下部消化管用電子内視鏡62c
も同様に光源60及びビデオプロセッサ4に接続され、
同様な処理が行われることはいうまでもない。
【0067】このように構成された電子内視鏡装置は、
複数の電子内視鏡、例えば、気管支用電子内視鏡62
a、上部消化管用電子内視鏡62b、下部消化管用電子
内視鏡62c等が選択的に接続できる。接続される電子
内視鏡は種類によってケーブル長が1m,2m,4m等
様々であるが、本各実施例を採用したビデオプロセッサ
4を用いることにより、ケーブル長による伝搬遅延時間
誤差を補正して信号処理を行うとともに、PLLロック
がはずれた場合、ケーブル長補正パルスをCCDに連続
して伝送駆動し、撮像信号よりケーブル長補正パルスを
検出するので、簡単な構成により、短時間で、PLLロ
ック状態に引き込むことができ、常に安定した画像によ
り観察、治療等を行うことができるという効果がある。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
発明の分離型画像撮像装置は、ケーブル長による伝搬遅
延時間誤差を補正して信号処理を行うとともに、簡単な
構成により、短時間でPLLのロックはずれの状態から
PLLロック状態にすることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る分離型画像撮像装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】第1実施例に係る電源ON検出回路の構成を示
す回路図である。
【図3】第1実施例に係るタイマ回路の構成を示す回路
図である。
【図4】第1実施例に係る各信号のタイミングを説明す
るタイミングチャートである。
【図5】第1実施例に係る画像撮像装置の概念構成を示
す構成図である。
【図6】第2実施例に係る分離型画像撮像装置の構成を
示すブロック図である。
【図7】第2実施例に係るロックハズレ検出回路の構成
を示すブロック図である。
【図8】第2実施例に係る各信号のタイミングを説明す
るタイミングチャートである。
【図9】第3実施例に係る分離型画像撮像装置の構成を
示すブロック図である。
【図10】フレームロック判別回路の構成を示す回路図
である。
【図11】第3実施例に係る各信号のタイミングを説明
する第1のタイミングチャートである。
【図12】第3実施例に係る各信号のタイミングを説明
する第2のタイミングチャートである。
【図13】第4実施例に係る画像撮像装置の構成を示す
ブロック図である。
【図14】第4実施例に係る定常状態検出回路の構成を
示す回路図である。
【図15】第4実施例に係る電圧ホールド回路の構成を
示す回路図である。
【図16】第4実施例に係る各信号のタイミングを説明
するタイミングチャートである。
【図17】各実施例の画像撮像装置を応用した電子内視
鏡装置の構成を示す構成図である。
【図18】従来例に係る画像撮像装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図19】従来例に係る駆動信号のタイミングを説明す
るタイミングチャートである。
【図20】従来例に係る各信号のタイミングを説明する
第1のタイミングチャートである。
【図21】従来例に係る各信号のタイミングを説明する
第2のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…カメラ部 2…CCD 3…ケーブル 4…ビデオプロセッサ 8…マスク回路 9…CDS回路 16…電源ON検出回路 17…タイマ回路 18…OR回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学像を受けて光情報を電気信号に変換
    する固体撮像素子を有する撮像手段と、 前記固体撮像素子を駆動する駆動信号を生成する駆動手
    段及び前記固体撮像素子からの撮像信号を処理して画像
    信号を出力する信号処理手段とを有する画像処理手段
    と、 前記撮像手段と前記画像処理手段との間に接続され、該
    画像処理手段から該撮像手段へ前記駆動信号を伝送する
    第1の信号ライン及び該撮像手段から該画像処理手段へ
    前記撮像信号を伝送する第2の信号ラインを有する信号
    伝送手段とを備え、 前記画像処理手段は、 前記信号伝送手段の長さを検出し、この検出信号により
    前記信号処理手段を制御する制御手段と、 前記制御手段を監視し、該制御手段の制御状態に応じて
    前記駆動手段を制御する駆動制御手段とを備えたことを
    特徴とする分離型画像撮像装置。
JP5140952A 1992-06-17 1993-06-11 分離型画像撮像装置 Withdrawn JPH0670216A (ja)

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JP5140952A JPH0670216A (ja) 1992-06-17 1993-06-11 分離型画像撮像装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15823792 1992-06-17
JP4-158237 1992-06-17
JP5140952A JPH0670216A (ja) 1992-06-17 1993-06-11 分離型画像撮像装置

Publications (1)

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JPH0670216A true JPH0670216A (ja) 1994-03-11

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JP5140952A Withdrawn JPH0670216A (ja) 1992-06-17 1993-06-11 分離型画像撮像装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11305145A (ja) * 1998-04-27 1999-11-05 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11305145A (ja) * 1998-04-27 1999-11-05 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置

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