JPH0670160A - シェーディング補正装置 - Google Patents

シェーディング補正装置

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Publication number
JPH0670160A
JPH0670160A JP4219007A JP21900792A JPH0670160A JP H0670160 A JPH0670160 A JP H0670160A JP 4219007 A JP4219007 A JP 4219007A JP 21900792 A JP21900792 A JP 21900792A JP H0670160 A JPH0670160 A JP H0670160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gain
signal
shading correction
amplifier
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4219007A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Nishida
康夫 西田
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP4219007A priority Critical patent/JPH0670160A/ja
Publication of JPH0670160A publication Critical patent/JPH0670160A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力画信号の中で最高出力のものが白基準レ
ベルにあうようにして、正確なシェーディング補正を行
うことができるデータを得ること。 【構成】 入力画信号の利得を利得調整手段で調整する
ようにしたシェーディング補正装置に、白基準板を読み
取って得た信号のうち最大出力信号を出力する画素の位
置を検出する手段と、読取手段により得た最大出力信号
を着目データとして格納する手段と、前記最大出力信号
の出力レベルから利得調整手段の利得を演算により求め
る制御手段とを設け、より正確なシェーディング補正デ
ータを得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、複写機
などの画像読取装置に用いられるシェーディング補正装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は読み取った画像のシェーディン
グ補正に関するものであり、正確なシェーディング補正
が行なわれた画像データを得るものである。
【0003】図3に従来のシェーディング補正装置の一
構成例を示す。図3において、1は原稿などを読み取っ
て画信号を入力するCCDイメージセンサなどの光電変
換素子(以下CCDと略す)、2は入力画信号の利得を
調整する手段である増幅器、3はアナログ信号をデジタ
ル信号に変換するアナログ/デジタル変換器(以下A/
D変換器と略す)、4はシェーディング補正回路、5は
シェーディング補正を行う際に使用するデータを格納す
るシェーディング補正データ格納RAM、6はCCD1
からの信号をA/D変換器3の入力レベルに合うように
増幅器2の利得を制御する利得制御回路、7はCCD1
によって読み取られる原稿(ないしは白基準板)であ
る。
【0004】以下、図3を基に従来例の動作を説明す
る。通常、シェーディング補正データを作成する場合、
光源で白基準板7を照射することによって得られる白基
準データを利用する。この白基準データをA/D変換器
3を通してディジタル信号に変換する。そして、このデ
ィジタル信号をシェーディング補正回路4に入力する。
しかし、白基準板7を読み取ったデータがA/D変換器
3の入力範囲外というときがある。
【0005】このとき、この入力範囲外のディジタル信
号はシェーディング補正回路4から利得制御回路6にフ
ィードバックされる。そして、利得制御回路6は増幅器
2の利得調整をする制御信号を送出する。この制御信号
によって増幅器2はCCD1からの画信号の出力の増減
を行う。そして、A/D変換器3の入力範囲に対し、白
基準レベルに達していないと、増幅器2の利得を上げ
る。逆に、大きすぎると増幅器2の利得を下げる。この
ようなプロセスを経て、やがて白の基準レベル付近で平
均状態となる。このときにシェーディング補正用データ
をシェーディング補正データ格納RAM5に格納する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上に
示した従来の構成ではシェーディング補正用のデータを
得ようとした場合、A/D変換器3の入力範囲外の信号
が入力されると、デジタル信号に変換されない。つま
り、本来出力されるべき値は、出力された値より大きな
値であるため、この値をそのままシェーディング補正回
路4に入力すると、本来補正しなければならない部分も
補正されずにいるという状態になり、正確なシェーディ
ング補正データを得ることができない。
【0007】本発明は、上述の問題を考慮して、多数の
画素が基準より大きくなることなく、CCDから読み取
られる信号の中で最高出力のものが白基準レベルにあう
ようにして、正確なシェーディング補正を行うことがで
きるデータを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題点
を解決するため、読取手段で得た信号の利得を利得調整
手段で調整するようにしたシェーディング補正装置に、
白基準板を読み取ったときに前記読取手段により得た信
号のうち最大出力信号を出力する画素の位置を検出する
最高点アドレス検出手段と、読取手段により得た最大出
力信号を着目データとして格納する手段と、前記最大出
力信号の出力レベルから利得調整手段の利得を演算によ
り求める制御手段とを設けたことを要旨とする。
【0009】
【作用】本発明は上述した構成により、読み取った信号
の中から出力最高点の信号を取り出し、この取り出した
最高出力の信号を着目データとして保持する一方、演算
によって白の基準レベルに近くなるように利得を求め、
利得制御手段から利得調整手段に制御信号を送出し、利
得調整手段で利得を調整することにより正確なシェーデ
ィング補正データを得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本発明によるシェーディング補正装置の一
実施例を示すブロック図である。この図において、符号
9は読み取られる原稿または白基準板(ここでは白基準
板とする)、10は白基準板9を読み取る読取手段とし
てのCCD、11は後述する利得制御回路15からの制
御信号によって利得が可変である利得調整手段としての
増幅器、12は画信号のオフセット電圧を可変とする増
幅器、13はアナログ信号をデジタル信号に変換するア
ナログ/デジタル変換器(以下A/D変換器と略す)、
14は画像の明暗を補正するシェーディング補正回路、
15は内部にデジタル/アナログ変換器(以下D/A変
換器と略す)を備え、増幅器11の利得を制御し得る利
得制御回路、16は内部にD/A変換器を備え増幅器1
2のオフセット電圧を制御する黒レベル制御回路、17
はCCD10の出力画素のうち数個が光が入らないよう
にカバーがかけてあり、この出力であるオプティカルブ
ラックの出力をA/D変換後にデジタル信号として取り
込む黒基準レジスタ、18は着目した画素、つまり最高
出力の画素の信号をA/D変換し、その後デジタル信号
を着目データとして取り込む着目データ検出レジスタ、
19は最大出力信号の出力レベルから利得調整手段の利
得を演算により求めると共に、その他の機能部の動作を
コントロールする制御手段としての中央処理装置(以下
CPUと略す)、20はコンパレータとアドレスカウン
ターを備え、CCD10からの出力信号の中で最高出力
の画素の位置を求める最高点アドレス検出回路、21は
シェーディング補正演算データ、つまり調整された画信
号を格納するシェーディング補正データ格納RAM、2
2は着目データ検出レジスタ18に対しては最高点アド
レス検出回路20で得られた最高出力の信号を取り込む
タイミングでタイミング信号を発生させ、また黒基準レ
ジスタ17に対してはオプティカルブラックつまり出力
が0または0に近い信号を取り込むタイミング信号を発
生させるタイミング発生回路である。
【0011】図2は本発明の実施例の処理動作の手順を
示すフローチャートである。図1、図2を基に以下本発
明の一実施例についての動作の流れを説明する。
【0012】シェーディング補正データの作成に当たっ
て、CPU19は処理ステップ(以下単にステップとい
う)ST1において、白基準板を照射して得られる白基
準板の画信号に対して、増幅器11の利得を十分下げて
おき、A/D変換器13の基準レベルを越えないように
する。そして、この白基準の画信号は増幅器12を通
り、A/D変換器13にて、CCD10で得られた画信
号がアナログ信号からデジタル信号に変換される。次に
黒基準レジスタ17はタイミング発生回路22から指示
されるタイミングで黒に近いまたは黒、つまり信号出力
0または0に近い信号を全信号の中から取り出す。な
お、ここで指示されるタイミングはCCD10のカバー
がかかって光が入らない画素、つまりオプティカルブラ
ックの画素の位置により定まり、予めタイミング発生回
路20に設定される。そして、CPU19の命令で黒基
準レジスタ17で得た黒の画信号を黒レベル制御回路に
読み取る(ステップST2)。この黒レベル制御回路1
6で、CPU19は黒基準レベルにあったかを判断する
(ステップST3)。この黒レベル制御回路16でCP
U19は黒基準レベルに合わないと判断すると、黒の画
信号が基準より大きいか小さいかを判断する(ステップ
ST9)。CPU19は黒の画信号が基準よりも大きい
と判断すると、黒レベル制御回路16に増幅器12のオ
フセットを下げるようにする制御信号を送る命令を出す
(ステップST10)。また、逆に黒の信号が基準より
も小さいと判断されると、増幅器12のオフセットを上
げるようにする制御信号を送る命令を出す(ステップS
T11)。なお、CCD10で得た信号が黒基準レベル
に一致するまで、CCD10は白基準板を読み取り、増
幅器2に送り出している。そして、黒基準レジスタ17
に黒の画信号は取り込まれ黒レベル制御回路16で基準
の信号と一致するまで、ステップST2、ステップST
3およびステップST9〜11のプロセスは繰り返され
る。なお、黒基準レジスタ17のレジスタのデータは、
タイミング発生回路22により、毎ラインデータを取り
込み更新されるものである。
【0013】ステップST3で黒基準レベルと一致する
と判断されると、増幅器12のオフセットは固定され
る。次に順次CCD10で読み取られ、送られる画信号
は最高点アドレス検出回路20に送られる。そして、最
高点アドレス検出回路20では送られてきた画信号の中
で最高出力である画素の位置を求める(ステップST
4)。この画素の位置を基にタイミング発生回路22に
おいてタイミングを設定し、その最高出力の信号を取り
込むタイミングを得る(ステップST5)。この後、ス
テップST3で基準に合うオフセットに固定しているた
め、ステップST3以降に送られる画信号は黒基準が合
っている信号である。そして、この画信号の中から、着
目データ検出レジスタ18はタイミング発生回路22の
指示により求める画素を取り込み、CPU19の指示に
より利得制御回路15に読み込む(ステップST6)。
この利得制御回路15で、CPU19は着目画素つまり
最大である出力信号は白基準レベルに合ったかどうかを
判断する(ステップST7)。ここでCPU19は、白
基準レベルに合っていないと判断すると、次はこの最大
出力信号は白基準レベルより大きいか小さいかを判断す
る(ステップST12)。ここでCPU19は白基準レ
ベルよりも小さいと判断するとき、利得制御回路15は
増幅器11の利得を上げる為の制御信号を送る(ステッ
プST13)。また、逆に白基準レベルよりも大きいと
CPU19が判断すると、利得制御回路15は増幅器1
1の利得を下げるための制御信号を送る(ステップST
14)。なお、制御信号を送る指示を出すのはCPU1
9である。そして、ステップST7の着目画素データつ
まり最高出力信号が白基準レベルに合うまで、CCD1
0から順次ラインが読み込まれ、ステップST6、ステ
ップST7およびステップST12〜14のプロセスに
よる調整が繰り返される。次に、利得制御回路15で着
目画素データつまり最高出力信号が白基準レベルに合う
と判断されると、増幅器11の利得はこの調整された値
に固定され、シェーディング補正データ格納RAMに格
納される(ステップST8)。
【0014】このようにしてシェーディング補正データ
格納RAM21にデータが格納された後、CCD10に
よって原稿9が読み取られる。これによって入力された
画信号は、増幅器11によって増幅された後A/D変換
器13によってデジタル信号に変換され、その後シェー
ディング補正データ格納RAM21に格納されているデ
ータを基にシェーディング補正され、画像データとなっ
て出力される。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、シェーディング補正データを得るに際して、A/D
変換器の出力を監視しながら調整することによって正確
な補正データを得ることができるため、精度の高いシェ
ーディング補正が可能となる。特に写真などの原稿を読
み取って擬似中間調処理を行なう場合などは、従来に比
べ良好な階調性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるシェーディング補正
装置のブロック構成図
【図2】前記実施例におけるシェーディング補正データ
生成動作の手順を示すフローチャート
【図3】従来のシェーディング補正装置の一例を示すブ
ロック構成図
【符号の説明】
10 光電変換素子 11 増幅器(利得調整手段) 13 A/D変換器 14 シェーディング補正回路 15 利得制御回路 18 着目データ検出レジスタ 19 CPU(制御手段) 20 最高点アドレス検出回路 21 シェーディング補正データ格納RAM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿および白基準板を読み取る読取手段
    と、この読取手段で得た画信号の利得を調整する利得調
    整手段と、前記白基準板を読み取ったとき前記読取手段
    により得た信号のうち最大出力信号を出力した画素の位
    置を検出する手段と、読取手段により得た最大出力信号
    を着目データとして格納する手段と、利得を調整する為
    の制御信号を前記利得調整手段に送出する利得制御手段
    と、前記最大出力信号の出力レベルから利得調整手段の
    利得を演算により求める制御手段と、前記利得調整手段
    で調整した画信号をデジタル信号に変換するA/D変換
    手段と、このA/D変換手段でデジタル信号に変換した
    画信号をシェーディング補正するシェーディング補正手
    段とを備えるシェーディング補正装置。
JP4219007A 1992-08-18 1992-08-18 シェーディング補正装置 Pending JPH0670160A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4219007A JPH0670160A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 シェーディング補正装置

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JP4219007A JPH0670160A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 シェーディング補正装置

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JPH0670160A true JPH0670160A (ja) 1994-03-11

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ID=16728802

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JP4219007A Pending JPH0670160A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 シェーディング補正装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4421709A1 (de) * 1993-06-21 1994-12-22 Toyoda Automatic Loom Works Axialkolbenkompressor und Verfahren zur Herstellung derselben

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4421709A1 (de) * 1993-06-21 1994-12-22 Toyoda Automatic Loom Works Axialkolbenkompressor und Verfahren zur Herstellung derselben
DE4421709C2 (de) * 1993-06-21 1998-09-10 Toyoda Automatic Loom Works Axialkolbenkompressor und Verfahren zur Herstellung derselben

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