JPH0669753A - アナログ移相器及びアナログ移相器兼ベクトル変調器 - Google Patents

アナログ移相器及びアナログ移相器兼ベクトル変調器

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JPH0669753A
JPH0669753A JP4181625A JP18162592A JPH0669753A JP H0669753 A JPH0669753 A JP H0669753A JP 4181625 A JP4181625 A JP 4181625A JP 18162592 A JP18162592 A JP 18162592A JP H0669753 A JPH0669753 A JP H0669753A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストリド・アナログ・ベクトル変調器の利点
を備え、かつマイクロ周波数範囲においても激しい位相
ひずみを伴わないで入力周期信号の広い帯域幅にわたっ
て0°ないし360°の全角度を掃引する広帯域移相器
兼ベクトル変調器を提供することにある。 【構成】 移相器兼ベクトル変調器201は、各MES
FET203a〜203dにより相互に接続した2つの
擬似伝送線路209,211を備えている。若干の低域
フイルタ区分215a〜215dを互いに直列に接続
し、前記2つの擬似伝送線路のうちの第1の擬似伝送線
路を形成する。若干の高域フイルタ区分219a〜21
9dを互いに直列に接続し第2の擬似伝送線路を形成す
る。低域及び高域の各フイルタの使用により移相器によ
って各フエーザの走行時間を互いに等しくし、広い帯域
幅にわたって各フエーザの間に適正な位相関係を保つよ
うにする。2つの各擬似伝送線路は、対応する低域及び
高域の各フイルタ区分を接続するMESFETに結合さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ移相器兼ベク
トル変調器、ことに入力周期信号の位相を0°ないし3
60°の間の任意の角度だけ正確にシフトする広帯域周
波数ベクトル変調装置に関する。
【0002】
【発明の背景】よく知られているように周期信号は周波
数、振幅及び位相を持つ。周期信号を解析するときは、
信号の大きさ及び位相は、数学的便宜のために、原点の
まわりに回転するフエーザ(phasor)と称する位
相ベクトルによって表わされる。基準に対するフエーザ
の角度は、特定の時刻における信号の位相を示し、又そ
の長さ又は大きさは信号の振幅を示す。このフエーザ表
示のために、周期信号は当業界では「ベクトル」と称す
ることが多く、周期信号を移相する処理は一般に「ベク
トル変調」と称する。以下の説明では当業界で述べられ
るように「ベクトル」という用語は実際の周期信号と共
に周期信号の抽象的数学的表示のことである。
【0003】周期信号のベクトル解析は本発明の理解に
重要ないくつかの考え方を示す。たとえば2つ又はそれ
以上の信号を加算するときは得られる信号の振幅及び位
相は各信号のフエーザのベクトルを加算することにより
定められる。すなわち加算した信号のこのベクトル表示
は、可変振幅フエーザ手段と称するベクトル変調又は移
相の共通の方法を暗示する。この研究では与えられた移
相を生ずる出力信号は、入力信号を適正に分割しシフト
し得られる2つの分割信号を加算することにより発生す
る。たとえば入力信号を2つの同じ信号に等分割し、一
方は90°だけ他方は180°だけシフトし、2つの遅
延信号を加算すると、135°だけシフトした入力信号
位相を生ずる。この例では信号のうちの一方の振幅を変
えてそのベクトル表示の長さ(大きさ)を変えることに
より、入力信号は90°ないし180°の全角度だけ移
相することができる。
【0004】移相器兼ベクトル変調器は広範囲の用途を
持つが、1つの重要な用途はフエイズド・アレー・アン
テナ(phased array antenna)の
ビームをある方向に向ける(steer)場合である。
フエイズド・アレー・アンテナは、それぞれの位相を除
いてほぼ各点が同じ信号を受ける複数のアンテナ素子か
ら成る。フエイズド・アレイ・アンテナは各別のアンテ
ナ素子から放出される放射線を構造的に組合せることに
より、ビームを与えられた方向に生ずる。ビームの向き
を定めるには、各素子に加わる信号の位相は、移相器に
より適当にシフトする。正確にビームの方向を定め(p
ointing)、これと同時に放射線サイドローブを
抑制することは、各アンテナ素子間の移相を正確に制御
することによる。
【0005】1983年IEEEによりそのGaAsI
Cシンポジウムの一部として刊行された「モノリシック
10−GHzベクトル変調装置」という論文で、エリッ
ク・ダブリュ・ストリド(Eric W.Strid)
は、可変振幅フエーザの研究を利用する単一の集積回路
として一体に実現される位相制御装置(以下ストリッド
ベクトル変調装置と称する)について述べている。この
単一の集積回路は、小さく軽く従って軍用航空機及び宇
宙船のような移動架台のフエイズド・アレイ・アンテナ
に利用できる利点がある。
【0006】ストリド(Strid)ベクトル変調器の
回路は第1及び第2のダップド・ランプド遅延線(ta
pped lumped delay line)を備
えている。これ等の遅延線は、PCM信号の整合したフ
イルタ検出のために横動フイルタに使われるものと同様
である。選択的に移相しようとする周期信号は遅延線の
うちの1つの入力に加える。各遅延線は、移相を生ずる
ように若干の直列接続の信号遅延装置から成っている。
遅延線内の各信号遅延装置間の遅延量は、問題の帯域の
中心周波数における周期信号の位相が各遅延線を経て信
号の伝わる際に各遅延装置に対し90°又は120°だ
け遅れるように選定する。複数の電界効果トランジスタ
(FET)は第1の遅延線の各遅延装置を第2の遅延線
の対応する遅延装置に接続する。
【0007】各遅延素子及びFETを通る経路は若干の
ベクトル・チャネルを形成する。各ベクトル・チャネル
は、加算のためにストリド・ベクトル変調器の出力に可
変移相した種種の入力信号を送る。各ベクトルチャネル
により生ずる信号は所定量だけ通常90°又は120°
の増分で位相が異なる。FETをターン「オン」及び
「オフ」し、各FETへの印加電圧の振幅を調整するこ
とにより、互いに異なる大きさ及び位相を持つ互いに異
なるベクトルが生成され加算されて入力信号の移相を変
え制御する。従ってストリド・ベクトル変調器は、0°
ないし360°の任意の角度を生ずることのできるアナ
ログ移相器として機能する。
【0008】ストリド・ベクトル変調器は、移動架台に
載置のフエイズド・アレー・アンテナに使われる移相器
に対する多くの要求すなわち、ベクトル変調器が小さく
軽く消費電力が少ないという要求を満足する。しかしス
トリド・ベクトル変調器のベクトル変調帯域幅は、移相
を生ずる信号遅延装置の利用によってとくにマイクロ波
範囲の信号に対し著しく狭い。
【0009】与えられた中心周波数において4つの各ベ
クトル・チャネルの周期信号のベクトルは所要の90°
の移相だけ互いに隔離される。しかし移相を生ずるのに
周波数依存信号遅延装置の使用により、入力信号の互い
に異なる周波数に対しベクトル・チャネルを経て互いに
異なる走行時間が生ずる。すなわち入力周波数の偏差に
よりストリド・ベクトル変調器の周波数対位相応答のゆ
がみを生じ出力信号に位相ひずみが生ずる。ストリド・
ベクトル位相変調装置に加わる入力周期信号の周波数が
中心周波数から偏移すると、各信号サンプルのベクトル
間の角度は実質的に偏移漂遊し始め、もはや90°を隔
てた状態には固定されない。
【0010】フエイズド・アレー・アンテナと協働して
使うと、ストリド・ベクトル変調器は、アレー・ビーム
の方向を定める精度と、アレー・サイドロープ放射線の
抑制とに切実な影響を及ぼす許容できない位相誤差及び
ひずみを信号に導入する。従ってストリド移相器は、広
帯域周期信号を伝送する高精度のフエイズド・アレー・
アンテナに使用するのに適当でない。
【0011】ベクトル変調器入力信号の周波数が変わる
際に印加FET電圧を変えることによりストリド位相誤
差及びひずみを補正することは理論的に可能である。し
かし入力信号周波数変化にしたがってFETの増幅を動
的に調整することの非実用的なことは別にして、ストリ
ド・ベクトル変調器の生ずる位相ひずみを補正するよう
に調整可能なFET増幅を行うのに必要な余分な回路及
び複雑さによって、再現できる性能及び大量生産が得ら
れるようにするのに単一体として実現できる小形簡単な
低電力装置を得る目標からそれることになる。
【0012】従ってさらにモノリシック・チップに実現
できる一致した広帯域周波数応答を持つ小形簡単な低電
力ベクトル変調器が必要である。
【0013】
【発明の開示】本発明はストリド・アナログ・ベクトル
変調器の改良にある。本発明はストリド形とは異なっ
て、とくにマイクロ波周波数範囲において激しい位相ひ
ずみを伴わないで入力周期信号の広い帯域幅にわたって
0°ないし360°の全角度を掃引する真に広帯域であ
る。しかも本発明の広帯域移相器は、低周波数でも簡単
な回路及び小さい寸法を持つストリド・ベクトル変調器
により得られる利点の多くとさらに比較的小さい寸法、
軽量の実装、大量生産及び再現できる性能のような可能
なモノリシック実現の利点とを保持する。
【0014】ストリド・ベクトル変調器の並列の集中
(lumped)遅延線の代りに本発明は、電界効果ト
ランジスタ(FET)により結合した第1及び第2の並
列の擬似伝送線路を利用する。第1の擬似伝送線路は直
列に接続した低域フイルタから成っている。各低域フイ
ルタは入力信号の位相又はベクトルを45°だけ遅らせ
る。第2の擬似伝送線路は直列に接続した高域フイルタ
から成っている。各高域フイルタはサンプル入力信号の
ベクトルを45°だけ進める。ストリド・ベクトル変調
器と同様に、ベクトル発生チャンネルは、低域及び高域
のフイルタを相互に接続するFETをターン「オン」お
よび「オフ」して0°、90°、180°及び270°
の角度を持つベクトルを生ずることにより設定する。
【0015】しかしストリド・ベクトル変調器とは異な
って、集中遅延線が各ベクトル・チャネルを経て互いに
異なる走行時間を導入した場合に、それぞれFETのゲ
ート及びドレーンで本発明に利用する低域フイルタ及び
高域フイルタは、入力周期信号の周波数の変化を伴って
各ベクトル発生チャネルを経て径路長さ及び走行時間を
等しくする。この装置の帯域幅は従って、信号遅延装置
の狭い帯域の周波数応答特性によらないで各フイルタの
ロール−オフ(roll−off)周波数特性だけによ
って制限される。従って本発明により生ずるベクトルは
広い帯域幅にわたり比較的扁平な位相対周波数応答を持
つ。各ベクトルは互いに90°だけ間隔を隔てたままに
なっている。
【0016】さらに本発明は、FETのゲートに伴う寄
生キャパシタンスを、第1の擬似伝送線路で各低域フイ
ルタ構造にこのキャパシタンスを結合させることによ
り、利用する。これによりフイルタの部品数及び複雑さ
が減る。さらに本発明によりペクトル変調器の擬似伝送
線路の利用は広い帯域幅にわたり20dBよりよい反射
減衰量を持つ。
【0017】本発明及びその利点を前記した発明の背景
及び添付図面を参照して以下に詳しく説明する。
【0018】
【実施例】図1には従来のストリド移相ベクトル変調器
101の配線図を示してある。図示のように従来のスト
リド移相ベクトル変調器すなわち移相器/ベクトル変調
器101は、若干の二重ゲートFETトランジスタ10
7〜110により相互に接続した第1の遅延線103及
び第2の遅延線105から成っている。移相しようとす
る入力周期信号は移相器/ベクトル変調器101により
入力ポート111に受ける。入力ポート111は入力信
号を第1の集中遅延線103の一端部に結合する。第1
の集中遅延線103の他端部は成端抵抗113に終る。
【0019】第1の遅延線103は、直列に結合され若
干のタップ131により隔離された若干の個別の遅延回
路115を備えている。第1の遅延線103の各タップ
117はそれぞれ対応する二重ゲートFETトランジス
タ107〜110の第2ゲート118〜121に接続し
てある。各FETのソース122〜125は、グラウン
ドすなわちアース127に接続してある。
【0020】第2の遅延線105は、直列に結合され若
干のタップ131により隔離された若干の個別の遅延回
路129を備えている。第1の遅延線103の各遅延回
路115と、第2の遅延線105の各遅延回路129と
により得られる信号遅延は異なる。第2遅延線105の
各タップ131は、対応するFET107〜110のド
レイン138〜141に接続され、各タップ131,1
17は1個のFETを共用しベクトル・チャネル142
〜145を形成する。各遅延線103,105における
遅延時間の精密な選択により、選定した中央動作周波数
において90°のベクトル分離ができる。各ベクトルチ
ャネルの遅延し移相した信号は出力147,149で加
算される。
【0021】各出力147,149における信号の位相
を制御するように各ベクトル・チャネル142〜145
で生じたベクトルの大きさは各FET107〜110の
第1ゲート150〜153への制御電圧VA-Dの印加に
より調整する。各FET及びベクトル・チャネルへの印
加電圧Vを適正に調整することにより0°ないし360
°の位相範囲の出力における周期信号を理論的に発生す
ることができる。
【0022】図2には、図1に示した従来のストリド・
ベクトル変調器101の周波数応答特性を示してある。
とくに図2は、従来のストリド・ベクトル変調器が90
°に近いベクトル位相間隔を保持する極めて狭い帯域幅
を持つことを示す。或る与えられた中心周波数たとえば
4.50GMzにおいて各遅延線に対する遅延は部分1
55に示すようにベクトル・チャネル当たり正確に90
°の移相を生ずるように精密に選定することができる。
しかし動作周波数が選定した中心周波数から離れて漂遊
すると、ベクトル・チャネルの周波数応答は部分157
に示すように著しく低下し各ベクトル・チャネルの90
°の位相を失う。すなわちストリド・ベクトル変調器
は、広い周波数範囲にわたる精密な移相が必要である場
合にとくにフエイズド・アレー・アンテナのような広帯
域システム用では、正確な位相制御(ビームの方向を定
める)を保持し副次位相効果(サイドローブ発生)を抑
制することができない。
【0023】図3には本発明の広帯域ベクトル変調器2
01を示してある。広帯域ベクトル変調器は一般に若干
の二重ゲート又はカスケード接続のMESFET203
a〜203dと、入力ポート205と、出力ポート20
7と、低域フイルタ回路網209及び高域フイルタ回路
網211とを備えている。MESFET203a〜20
3dは低域及び高域のフイルタ回路網に若干のタップ2
23,225で結合してある。
【0024】広帯域ベクトル変調器201の入力ポート
205は、移相しようとする周期信号を受けるように構
成してある。低域フイルタ回路網209は、入力ポート
205に結合され、成端抵抗213に終る。各MESF
ET203a〜203dに対応する若干の低域フイルタ
215a〜215dは入力ポート205及び成端抵抗2
13の間に直列に結合され低域フイルタ回路網209
(第1の擬似伝送線路)を形成する。
【0025】図3及び4aに示すように各低域フイルタ
215a〜215dは、協働する各MESFET203
a〜203dの第1のゲート電極217a〜217dの
寄生キャパシタンス(図3には示してない)にタップ2
23で結合した「T字形」のアームを形成するように直
列に接続した1対のインダクタンスLLPを持つ「T字
形」LC低域フイルタ回路から成っている。各LC低域
フイルタ215a〜215dを形成するには、2つの基
準が重要である。
【0026】第1に低域フイルタ回路網209(第1の
擬似伝送線路)のインピーダンスは、入力ポート205
に結合した伝送線の特性インピーダンス(一般に50
Ω)に合わなければならない。第2に低域フイルタ回路
網209の各低域フイルタ215a〜215dは180
°/Nの移相を生ずる。この場合Nは広帯域ベクトル変
調器201に利用するMESFET203の個数であ
る。たとえば図3に示すように4個のMESFETを使
う場合には、各低域フイルタ215a〜215dは45
°の移相を生ずるように構成しなければならない。
【0027】低域フイルタ回路網209に対し45°の
移相を生じ50Ωの伝送線路に一致するMESFETの
インダクタンスLLP及び寄生キャパシタンス(CLP、図
示してない)に対する式は次のようである。
【0028】
【数1】
【0029】
【数2】
【0030】これ等の式でwは広帯域信号の中心周波数
であり2500は伝送線路の特性インピーダンス50Ω
の自乗を表わす。本発明広帯域ベクトル変調器201が
50Ωの整合又は45°の移相に限らないで上記の式
(1)及び(2)によりその他任意に構成してもよいの
はもちろんである。MESFET寄生キャパシタンスを
低域フイルタ回路網209の各低域フイルタ215に組
込むと、広帯域ベクトル変調器201の部品数を減ら
し、この変調器を一層有効にかつつねにモノリシック的
に作ることができる。
【0031】広帯域ベクトル変調器201の出力ポート
207は種種の位相状態の入力周期信号を出力するよう
に構成してある。高域フイルタ回路網211は、出力ポ
ート207に結合され成端抵抗213に終っている。各
MESFET203a〜206dに対応する若干の高域
フイルタ219a〜219dは出力ポート207及び成
端抵抗213の間に直列に結合され第2の擬似伝送線路
を形成する。
【0032】図3及び4bに示すように各高域フイルタ
219a〜219dは、「T字」のアームを形成するよ
うに直列に接続され分路インダクタンスLHPと協働する
各MESFETのドレイン電極221a〜221dとに
タップ225で結合した1対のキャパシタンスCHPを
持つ「T字形」LC高域フイルタから成っている。各L
C高域フイルタ219を形成する際に、適正なインピー
ダンス整合及び移相の同じ2つの基準が重要である。
【0033】第1に高域フイルタ回路網211(第2の
擬似伝送線路)のインピーダンスは、出力ポート207
(一般に50Ω)に結合した伝送線路の特性インピーダ
ンスに整合しなければならない。第2にフイルタ回路網
211の各高域フイルタ219は、180°/Nの移相
を生じなければならない。この場合Nは広帯域ベクトル
変調器201に利用されるMESFET203a〜20
3dの個数である。たとえば図3に示すように4個のM
ESFETを使う場合に各高域フイルタ219は45°
の移相を生ずるように構成しなければならない。
【0034】45°の移相を生じ50Ωの伝送線を整合
するキャパシタンスCHP及びインダクタンスLHPに対す
る式は次の通りである。
【0035】
【数3】
【0036】
【数4】
【0037】この式でwは広帯域信号の中に周波数であ
り、1250は伝送線の特性インピーダンス50Ωの自
乗の1/2を表わす。本発明広帯域ベクトル変調器20
1が50Ωの整合又は45°の移相には限られなくて上
記の式(3)及び(4)に従って他の任意の方式で構成
してもよいのはもちろんである。
【0038】それぞれ各低域フイルタ215a〜215
d及び各高域フイルタ219a〜219dのタップ22
3,225は、広帯域ベクトル変調器201の対応する
MESFET203a〜203dを経て結合され、ベク
トル・チャネル227a〜227dを形成する。図3に
示した構成では、各ベクトル・チャネル227は、含ま
れる各フイルタにより生ずる2つの45°の移相を加算
することにより90°の移相を生ずる。それぞれ低域フ
イルタ及び高域フイルタに対するタップ223,225
は対応するMESFET203a〜203dのそれぞれ
第1のゲート電極217a〜217d及びドレイン電極
221a〜221dに結合してある。各MESFET2
03a〜203dの第2のゲート電極229a〜229
dは、各ベクトル・チャネル227a〜227dの信号
の増幅を調整するように可変DCバイアス電圧源Va-d
に結合してある。広帯域ベクトル変調器201は、ソー
ス電極231a〜231dをアース233に結合するこ
とにより完成する。又分路コンデンサ235は、各第2
ゲート電極229a〜229dに結合してある。
【0039】広帯域ベクトル変調器201の動作では入
力ポート205に入射する信号は低域フイルタ回路網2
09(第1擬似伝送線)に沿い成端抵抗213に向かい
進む。この信号は、これが低域フイルタ215を通過す
る際に45°だけ移相する。各タップ223で信号は協
働するMESFET203により標本化される。標本化
信号は、印加可変DCバイアス電圧Va-dに従って選択
的に増幅され対応する高域フイルタ219に対するタッ
プ225に入れられる。この点で信号は180°だけ移
相される。移相信号が高域フイルタ回路網211(第2
擬似伝送線路)に沿い出力ポート207に向かい伝わる
から、信号は、逐次の各タップ225で入射された移相
信号に加わる。
【0040】各ベクトル・チャネル227a〜227d
の増幅移相した信号は数学的ベクトルであると考えられ
る。図5に示すようにMESFET203a〜203d
を選択的にターン「オン」及びターン「オフ」しMES
FETバイアス電圧Va-dを調整することにより0°か
ら360°までの任意の位相の出力信号を生ずることが
できる。
【0041】図6には本発明広帯域ベクトル変調器20
1の周波数応答特性を示す。従来のベクトル変調器(図
1及び2参照)とは異なって、広帯域ベクトル変調器2
01は広い帯域にわたり各ベクトル・チャネルの90°
に近い位相分離を保つ。従来のように遅延線でなくて低
域フイルタ209及び高域フイルタ211の組合せの使
用により、これ等の2つのフイルタがほぼ同じロールオ
フ特性を持つから周波数感度が減小する。すなわち各ベ
クトルチャネルを通る入力信号の進む走行時間は広い帯
域幅にわたりほぼ同じである。ベクトル変調装置の帯域
幅は、従来の周波数依存信号遅延装置によらないで含ま
れる各フイルタの周波数応答(ロール−オフ)だけによ
って制限される。すなわち本発明変調器は各ベクトル・
チャネルの±5°の位相差で約45%の帯域幅を生ずる
ことができる。
【0042】以上本発明をその実施例について詳細に説
明したが本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の変
化変型を行うことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のベクトル変調器の回路図である。
【図2】図1に示した従来のストリド・ベクトル変調器
の動作特性のベクトル位相角対周波数のプロットであ
る。
【図3】本発明によるベクトル変調器の1実施例の回路
図である。
【図4a】図3に示したベクトル変調器の低域フイルタ
の回路図である。
【図4b】図3に示したベクトル変調器の高域フイルタ
の回路図である。
【図5】複数の動作モードで図3のベクトル変調器によ
り生ずるベクトルの線図である。
【図6】図3に示した本発明ベクトル変調器の動作特性
のベクトル位相角対周波数のプロットである。
【符号の説明】
201 広帯域ベクトル変調器 203a〜203d トランジスタ 205 入力ポート 207 出力ポート 209 第1の擬似伝送線路 211 第2の擬似伝送線路 215a〜215d 低域フイルタ 217a〜217d 第1の電極 219a〜219d 高域フイルタ 221a〜221d 第2の電極

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力周期信号を0°ないし360°から
    シフトするアナログ移相器において、 (イ) 互いに直列に接続されたN個の低域フイルタ区
    分を持つ第1の擬似伝送線路と、 (ロ) 互いに直列に接続されたN個の高域フイルタ区
    分を持つ第2の疑似伝送線路と、 (ハ) 前期低域フイルタ区分及び高域フイルタ区分の
    各対に対応するトランジスタと、 を備え、 前記各低域フイルタ区分により、前記第1の擬似伝送線
    路の信号の位相を180°/Nだけシフトし、前記第1
    の擬似伝送線路の端末が、前記入力周期信号の入力ポー
    トとして終り、 前記各高域フイルタ区分により、前記第2の擬似伝送線
    路の信号の位相を180°/Nだけシフトし、前記第2
    の擬似伝送線路の端末が、前記入力周期信号の入力ポー
    トとして終り、 前記各トランジスタが、対応する前記低域フイルタ区分
    に結合した第1の電極と、対応する前記高域フイルタ区
    分に結合した第2の電極とを備えた、アナログ移相器。
  2. 【請求項2】 Nを4とし、前記各高域フイルタ区分及
    び各低域フイルタ区分が、信号を45°だけシフトする
    ようにした、請求項1のアナログ移送器。
  3. 【請求項3】 前記各トランジスタが、電界効果トラン
    ジスタ(FET)である、請求項1のアナログ移送器。
  4. 【請求項4】 前記FETsをMESFETsとした、
    請求項3のアナログ移相器。
  5. 【請求項5】 前記各FETの寄生的キャパシタンスに
    前記FETの第1ゲートを結合し、前記各低域フイルタ
    区分が、これが結合される前記FETの寄生的キャパシ
    タンスを備えた、請求項3のアナログ移相器。
  6. 【請求項6】 互いに独立して可変のN個のDCバイア
    ス電圧を持ち、これ等の各DCバイアス電圧の調整によ
    り前記出力ポートにおいて前記入力信号の移相に変化を
    生ずるように、前記各DCバイアス電圧を前記各FET
    の第2のゲートに結合した、請求項3のアナログ移相
    器。
  7. 【請求項7】 入力信号の位相を0°ないし360°の
    任意の角度だけシフトするアナログ移相器兼ベクトル変
    調器において、 前もって選定した角度だけシフトしようとする信号を、
    その第1の位相で受ける入力ポートと、 それぞれゲート及びドレインを持つN個のトランジスタ
    と、 前記N個のトランジスタのうちの1個のトランジスタの
    ゲートを、電気的に隣接するトランジスタのゲートに各
    別に接続する複数の誘導子と、前記N個のトランジスタ
    のうちの第1のトランジスタのゲートに前記入力ポート
    を接続する1つの誘導子と、 出力ポートと、 前記N個のトランジスタのうちの1個のトランジスタの
    ドレインを、電気的に隣接するトランジスタのドレイン
    に接続する複数のコンデンサと、前記N個のトランジス
    タの最後のトランジスタのドレインに前記出力ポートを
    接続する1つのコンデンサと、 前記N個のトランジスタのうちの1個のトランジスタの
    ドレインをアースに各別に結合する複数の誘導子と、 を包含するアナログ移相器兼ベクトル変調器。
  8. 【請求項8】 前記出力ポートにおいて前記入力信号の
    移相を制御するように、前記N個の各トランジスタに、
    これ等の各トランジスタの増幅利得を制御するように対
    応する可変DCバイアス電圧に結合した第2のゲートを
    設けた請求項7のアナログ移相器兼ベクトル変調器。
  9. 【請求項9】 前記N個の各トランジスタが、電界効果
    トランジスタ(FET)である、請求項8のアナログ移
    相器兼ベクトル変調器。
  10. 【請求項10】 前記N個の各トランジスタがMESF
    ETsある、請求項8のアナログ移相器兼ベクトル変調
    器。
  11. 【請求項11】 N個の直列接続の第1の移相手段を備
    え、所望の角度だけシフトしようとする位相で入力信号
    を受ける入力ポートに結合した第1の擬似伝送線路と、 N個の直列接続の第2の移相手段を備え、所望の角度だ
    け移相される入力信号が現われる出力ポートに結合した
    第2の擬似伝送線路と、 前記第1の擬似伝送線路の1つの前記第1の移相手段を
    前記第2の擬似伝送線路の対応する1つの前記第2の移
    相手段にそれぞれ導電結合し、導電率を選択的に制御す
    るN個の手段の1つにそれぞれ対応するように導電結合
    したN個の導電手段と、 を包含するアナログ移相器兼ベクトル変調装置。
  12. 【請求項12】 前記導電率を選択的に制御する手段に
    より、入力信号の所定の角度だけの移相を行う前記手段
    を制御するようにした、請求項11のアナログ移相器兼
    ベクトル変調器。
  13. 【請求項13】 前記導電率を選択的に制御する手段
    が、可変DC電源である、請求項12のアナログ移相器
    兼ベクトル変調器。
  14. 【請求項14】 前記各第1の移相手段が、低域フイル
    タから成る、請求項11のアナログ移相器兼ベクトル変
    調器。
  15. 【請求項15】 前記低域フイルタを、誘導子/コンデ
    ンサ・フイルタ回路により構成した請求項14のアナロ
    グ移相器兼ベクトル変調器。
  16. 【請求項16】 前記誘導子/コンデンサ・フイルタ回
    路のコンデンサが、前記導電手段の寄生キャパシタンス
    を持つようにした、請求項15のアナログ移相器兼ベク
    トル変調装置。
  17. 【請求項17】 前記各第2の移相手段が、高域フイル
    タである、請求項11のアナログ移相器兼ベクトル変調
    器。
  18. 【請求項18】 前記高域フイルタを、誘導子/コンデ
    ンサ・フイルタ回路により構成した、請求項16のアナ
    ログ移相器兼ベクトル変調器。
  19. 【請求項19】 前記各導電手段を、トランジスタによ
    り構成した、請求項11のアナログ移相器兼ベクトル変
    調器。
  20. 【請求項20】 前記各トランジスタが、第1のゲート
    及びドレインを持つ電界効果トランジスタ(FET)で
    ある、請求項19のアナログ移相器兼ベクトル変調器。
  21. 【請求項21】 前記各FETの第1のゲートを、前記
    第1の移相手段の1つに結合した、請求項20のアナロ
    グ移相器兼ベクトル変調器。
  22. 【請求項22】 前記各FETのドレインを、前記第2
    の移相手段の1つに結合した、請求項20のアナログ移
    相器兼ベクトル変調器。
  23. 【請求項23】 前記各FETにさらに、前記導電率を
    選択的に制御する手段に結合した第2のゲートを設け
    た、請求項20のアナログ移相器兼ベクトル変調器。
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