JPH0669664U - 空気調和機の冷媒回路 - Google Patents

空気調和機の冷媒回路

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JPH0669664U
JPH0669664U JP009800U JP980093U JPH0669664U JP H0669664 U JPH0669664 U JP H0669664U JP 009800 U JP009800 U JP 009800U JP 980093 U JP980093 U JP 980093U JP H0669664 U JPH0669664 U JP H0669664U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
way valve
heat exchanger
indoor heat
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP009800U
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English (en)
Inventor
健治 有留
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の冷媒回路に関し、暖房設定時に
圧縮機の起動停止または除霜による四方弁切換え時に発
生する冷媒音を低減する空気調和機の冷媒回路を提供す
ることを目的とする。 【構成】 室内側熱交換器と四方弁の出口(暖房設定
時)の間に、四方弁の出口と室内側熱交換器間と、四方
弁の出口と圧縮機の吸入側間とを切換える三方切換弁を
設けるとともに、室内側熱交換器から逆止弁と第2のキ
ャピラリーチューブを介して四方弁の出口に連なるバイ
パス回路を設け、圧縮機の起動または停止時、四方弁切
換え時に三方切換弁を四方弁と圧縮機の吸入側に切り換
え、室内側熱交換器から高圧冷媒をバイパス回路を介し
て圧縮機の吸入側に戻るようにし、高圧冷媒を第2のキ
ャピラリーチューブにより減圧して冷媒音を低減してな
ることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空気調和機の冷媒回路に関し、詳しくは圧縮機の起動または停止時、 または四方弁による除霜切換え時に発生する冷媒音を低減する空気調和機の冷媒 回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ヒートポンプ式空気調和機においては、圧縮機の起動または停止、また は除霜のため四方弁を切換える等の過渡状態において、四方弁等を通して高圧側 から低圧側に流れる冷媒により異音(冷媒音)を発生し、特に暖房設定時に利用 者に違和感を与える場合があり、冷媒音の低減が要求されている。 この対策として除霜のため四方弁を切換える場合には、除霜開始で圧縮機が停 止し、制御部により四方弁の切換えを冷媒の圧力差が一定差までに低下するまで ずらして冷媒音を低減する方法が取られているがこの間の動作遅れの違和感があ り、またサーモコントロールによる圧縮機の起動または停止についてはの方法で は有効な対策を取ることができなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、特に暖房設定時に圧縮機 の起動または停止時、または除霜のため四方弁を切換える時に発生する冷媒音を 低減する空気調和機の冷媒回路を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、室内側熱交換器と四方弁の間に四方弁と室内側熱 交換器または圧縮機の吸入側に切換える三方切換弁を設けるとともに、室内側熱 交換器から逆止弁と第2のキャピラリーチューブを介して四方弁に連なるバイパ ス回路を設け、暖房設定時に除霜のため四方弁を切換える時または温度制御によ り圧縮機が停止する直前に、三方切換弁を圧縮機の吸入側に切換え、室内側熱交 換器の高圧冷媒をバイパス回路を通して圧縮機の吸入側に戻すようにした。 また、三方切換弁により温度制御により圧縮機が起動した直後に、四方弁と室 内側熱交換器を連結するようにし、起動時の冷媒音を低減するようにした。
【0005】
【作用】
上記の構成によれば、室内側熱交換器と四方弁の間に三方切換弁を設け、四方 弁と室内側熱交換器または圧縮機の吸入側に切換えるようにするとともに、室内 側熱交換器と四方弁との間に逆止弁と第2のキャピラリーチューブからなるバイ パス回路を設け、暖房設定時に除霜のため四方弁を切換える時または温度制御に より圧縮機が停止する直前に、三方切換弁を切換え圧縮機の吸入側に戻るように し、室内側熱交換器の高圧冷媒をバイパス回路を通して減圧しながら四方弁を介 して三方切換弁により圧縮機の吸入側に戻るようにし、冷媒圧力の急激な変化を 避け冷媒音を低減するようにしている。 また、温度制御により圧縮機が起動すると、時間的にずらして三方切換弁を切 り換え、四方弁の出口(暖房設定時)と室内側熱交換器を直接連結することによ り、起動時の冷媒音を低減するようにした。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。 図1は本考案の冷媒回路の詳細を示すブロック図で、圧縮機1、四方弁2、室 内側熱交換器3、キャピラリーチューブ4、室外側熱交換器5を順次連結して冷 媒回路を形成し、四方弁2と室内側熱交換器3の間に四方弁2の出口(暖房設定 時)と室内側熱交換器3または四方弁2の出口と圧縮機1の吸入側に切換え接続 する三方切換弁6が設けられ、さらに室内側熱交換器3から逆止弁7と第2のキ ャピラリーチューブ8を介して四方弁2の出口に連なるバイパス回路が設けられ ている。 暖房設定時には、圧縮機1により高温高圧に圧縮された冷媒ガスは、四方弁2 により三方切換弁6を通して室内側熱交換器3に送られ、室内空気と熱交換して 室内を暖め、キャピラリーチューブ4により減圧液化し、室外側熱交換器5によ り室外空気より熱を奪いガス化して、四方弁2から圧縮機1の吸入側に戻る回路 を循環している。 この状態で、除霜のために四方弁2を切換える場合に、直前に三方切換弁6を 切り換えて四方弁2の出口から室内側熱交換器3に到る回路を遮断し、四方弁2 の出口から圧縮機1の吸入側に到る回路を開き、四方弁2を切換えると室内側熱 交換器3の高圧冷媒はすぐに四方弁側に戻ることができず、逆止弁7から第2の キャピラリーチューブ8を通り減圧して四方弁2の出口を経て圧縮機1の吸入側 にに戻り、冷媒圧力の急激な変化を抑えて冷媒音を低くすることができる。
【0007】 図2は本考案の三方切換弁6の構造を示す要部断面側面図で、シリンダ9には 四方弁2の出口(暖房設定時)に連なる第1の配管10と、室内側熱交換器3に連 なる第2の配管11と圧縮機1のサクション管に連なる第3の配管12が設けられ、 シリンダ9の内側には電磁コイル等により左右にスライドするライダ13が設けら れ、第2の配管11または第3の配管12に対応してライダ13には斜めに一対の貫通 孔14が設けられ、ライダ13を左右にスライドすることにより、四方弁2に連なる 第1の配管10と第2の配管11または第1の配管10と第3の配管12が貫通し、それ ぞれを接続するようにしている。 また、温度制御により圧縮機が起動した直後に、三方切換弁を切り換え四方弁 と室内側熱交換器の間を直接連結することにより、起動時の冷媒音を低減するよ うにした。
【0008】
【考案の効果】
以上のように本考案においては、暖房設定時に温度制御により圧縮機が停止し たり、除霜のため四方弁を切り換える場合に、室内側熱交換器からの高圧冷媒の 戻りを三方切換弁により遮断し、逆止弁と第2のキャピラリーチューブを通して 減圧して戻し、圧縮機の吸入側に戻すことにより、冷媒圧力の急激な変化を抑え 、冷媒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の冷媒回路の詳細を示すブロック図であ
る。
【図2】本考案の三方切換弁の構造を示す要部断面側面
図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四方弁 3 室内側熱交換器 4 キャピラリーチューブ 5 室外側熱交換器 6 三方切換弁 7 逆止弁 8 第2のキャピラリーチューブ 9 シリンダ 10 第1の配管 11 第2の配管 12 第3の配管 13 ライダ 14 貫通孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、キャ
    ピラリーチューブ、室外側熱交換器を順次連結し、冷媒
    回路を形成してなる空気調和機において、上記室内側熱
    交換器と四方弁の間に四方弁と室内側熱交換器または圧
    縮機の吸入側に切換える三方切換弁を設けるとともに、
    室内側熱交換器から逆止弁と第2のキャピラリーチュー
    ブを介して四方弁に連なるバイパス回路を設け、暖房設
    定時に除霜のため四方弁を切換える時または温度制御に
    より圧縮機が停止する直前に、上記三方切換弁を圧縮機
    の吸入側に切換え、室内側熱交換器の高圧冷媒をバイパ
    ス回路を通して圧縮機の吸入側に戻すようにしてなるこ
    とを特徴とする空気調和機の冷媒回路。
  2. 【請求項2】 上記三方切換弁により温度制御により圧
    縮機が起動した直後に、四方弁と室内側熱交換器を連結
    するようにし、起動時の冷媒音を低減してなることを特
    徴とする請求項1記載の空気調和機の冷媒回路。
JP009800U 1993-03-09 1993-03-09 空気調和機の冷媒回路 Pending JPH0669664U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010098073A1 (ja) * 2009-02-24 2010-09-02 ダイキン工業株式会社 ヒートポンプシステム
JP2014098551A (ja) * 2014-02-28 2014-05-29 Daikin Ind Ltd ヒートポンプシステム

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