JPH066959Y2 - 指輪用刻印装置 - Google Patents

指輪用刻印装置

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JPH066959Y2
JPH066959Y2 JP676688U JP676688U JPH066959Y2 JP H066959 Y2 JPH066959 Y2 JP H066959Y2 JP 676688 U JP676688 U JP 676688U JP 676688 U JP676688 U JP 676688U JP H066959 Y2 JPH066959 Y2 JP H066959Y2
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JP
Japan
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ring
marking
die
movable member
marking device
Prior art date
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JP676688U
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English (en)
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JPH01110999U (ja
Inventor
範夫 橋本
孝志 戸井田
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は装飾用指輪の内周面に所定の文字記号を刻印す
るための刻印装置に関する。
〔従来の技術〕
従来装飾用指輪、特にカット指輪の製造工程は、素材か
ら通常の塑性変形加工により種々の断面形状をもった帯
状材を形成し、次にこの帯状材を切断加工することによ
り所定の長さを有する短冊状のブランク材を得る。その
後このブランク材の指輪内周面となる箇所に、反転した
文字記号を有するタガネにより指輪寸法、品位、製造メ
ーカー記号などの刻印を施す。その後短冊状のブランク
材を、曲げ加工によってリング状に形成するとともに、
ブランク材の合い口部をロウ付けにより接合してリング
体を形成し、さらにこのリング体の表面にカット模様を
施すことによりカット指輪を得る。また、特公昭55−
14760号公報記載のように、リング体を形成した後
に所定の文字記号を指輪内周面に彫刻する装置がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記の指輪製造においては、種々の指輪寸
法に従い帯状材から短冊状のブランク材に切断加工を行
なう切断長を変える必要がある。このため必然的に重量
が変化して一定な完成重量を得るためには、帯状材の形
状寸法を変えるか、あるいは機械切削加工などにより重
量調整を図る必要がある。すなわちそれぞれの指輪寸法
に対応した重量調整加工を行なう必要があり、指輪の製
造工程が繁雑になる。さらにその上リング体を形成する
前に指輪寸法を刻印するため、指輪製造工程途中での指
輪寸法変更は不可能である。
そこで例えば特公昭55−14760号公報記載のよう
に、リング体を形成した後に所定の文字記号を指輪内周
面に彫刻する装置では一文字ごとにモデル盤の文字記号
を倣いながらリンク機構を用いて縮小して指輪に彫刻し
ているため、繰り返し操作を行なう必要があり量産には
充分に対応できない。
本考案の目的はリング体を形成した工程後に、指輪の内
周面に所定の文字記号の刻印を施す工程における、量産
性向上と工程合理化とが達成可能な指輪用刻印装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案の指輪用刻印装置は、
指輪の内周部に配置する反転した文字記号をもつ刻印ダ
イスと、基台上の主軸台にて刻印ダイスを軸支する主軸
と、可動部材を介して指輪に刻印ダイスを加圧するため
の一対のダイスポスト上端の固定部材に取付けられた加
圧シリンダーと、指輪に従動する可動部材に取付けられ
た従動リングと、主軸を回転させるための回転シリンダ
ーとを有する。
〔実施例〕
以下図面を用いて本考案の実施例を説明する。
第1図(a)は本考案の指輪用刻印装置の正面図、第1図
(b)は本考案の指輪用刻印装置の一部を切欠き断面を示
す側面図、第2図は本考案の指輪用刻印装置要部の正面
図である。
以下第1図(a)、第1図(b)および第2図を交互に参照し
て説明する。
基台10に固定した一対のガイドポスト24の上端に、
加圧シリンダー26を取付けた固定部材44を設ける。
固定部材44と基台10との間に配置し、かつガイドポ
スト24に案内される可動部材20と加圧シリンダー2
6との間は、例えばボルトとナットとで構成される連結
部材46を介して連結する。可動部材20の上面には、
ボルトとナットで構成されるストッパー36を設け、可
動部材20の上方への移動量を調整する。さらに可動部
材20の下面には、一方の先端にネジ部を有する従動軸
42を固定して、この従動軸42には例えばベアリング
を介して従動軸42に対して滑かに回転可能な従動リン
グ28を配置する。基台10上の主軸台16には主軸1
8を設け、この主軸18はカップリング38を介して回
転角度調整可能な回転シリンダー30に直結されてい
る。主軸18の先端部には、キャップ32を介して刻印
ダイス14をネジなどの固定部材34により固定する。
この刻印ダイス14の外周面には、指輪12の内周面に
刻印する所定の文字記号の反転パターンを浮き彫りした
刻印部14aを設ける。
指輪12に刻印を施すには、まず指輪12を主軸18に
固定された刻印ダイス14の外周部に配置する。その後
加圧シリンダー26を作動させることにより可動部材2
0を下降させ、指輪12の内周面と刻印ダイス14との
間に従動リング28を介して20kg〜50kgの一定圧力
を印加する。
この圧力を印加するときは刻印ダイス14の刻印部14
aと指輪12の内周面とは接触させず、第2図に示すよ
うに刻印部14aは、刻印ダイス14の矢印50で示す
回転方向に対して後方に位置するように配置する。その
後回転シリンダー30を作動させることにより、指輪1
2と刻印ダイス14とは第2図に示す矢印50の方向に
回転する。さらに加圧シリンダー26による圧力印加に
より、従動リング28は指輪12の回転方向とは逆の第
2図に示す矢印48の方向に回転する。刻印ダイス14
と指輪12と従動リング28との回転により、指輪12
の内周面に文字記号が転写され所定の刻印が行なわれ
る。
例えばマイクロスイッチ、光センサーなどを用いること
により、刻印ダイス14の外周部に指輪12を配置した
後の工程を自動化することが可能である。すなわち可動
部材20を下降させる工程と、従動リング28と指輪1
2とが接触後回転シリンダー30を作動させる工程と、
刻印終了後における可動部材20を上昇させる工程およ
び回転シリンダー30を回転角度の原点へ復帰させる工
程の一連の工程は、自動的に行なうことができる。
以上装飾用指輪の内周面に刻印を施す刻印装置として説
明したが、本考案の刻印装置は指輪に限定されずリング
状の形状を有する部材の内周面に刻印することができ
る。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように本考案の刻印装置により、
指輪寸法ごとに刻印ダイスを交換するだけで良いため刻
印作業が簡略化して、その上量産にも充分対応できる。
さらに指輪のリング体形成後に指輪内周面へ刻印が可能
となり、指輪のブランク材を帯状材から一定寸法で切断
した後、リング状に形成し、合い口を接合してリング体
とし、これを任意のサイズに押し拡げることにより、重
量均一な種々の指輪寸法をもつ指輪の製造が可能であ
る。さらに指輪寸法変更後に刻印を施すことが可能とな
り、指輪寸法の変更も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案における刻印装置の正面図、第1図
(b)は本考案における刻印装置の一部切欠き断面図、第
2図は本考案における刻印装置要部の正面図である。 12……指輪、14……刻印ダイス、 18……主軸、20……可動部材、 26……加圧シリンダー、 28……従動リング、 30……回転シリンダー、 42……従動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】指輪の内周部に配置する反転した文字記号
    をもつ刻印ダイスと、基台上の主軸台にて前記刻印ダイ
    スを軸支する主軸と、可動部材を介して前記指輪に前記
    刻印ダイスを印加するための一対のガイドポスト上端の
    固定部材に固定された加圧シリンダーと、前記指輪に従
    動する前記可動部材に取付けられた従動リングと、前記
    主軸を回転させるための回転シリンダーとを有すること
    を特徴とする指輪用刻印装置。
JP676688U 1988-01-22 1988-01-22 指輪用刻印装置 Expired - Lifetime JPH066959Y2 (ja)

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JP676688U JPH066959Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22 指輪用刻印装置

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JP676688U JPH066959Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22 指輪用刻印装置

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Publication Number Publication Date
JPH01110999U JPH01110999U (ja) 1989-07-26
JPH066959Y2 true JPH066959Y2 (ja) 1994-02-23

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