JPH0669397U - 水中ブロア用消音器 - Google Patents

水中ブロア用消音器

Info

Publication number
JPH0669397U
JPH0669397U JP1215693U JP1215693U JPH0669397U JP H0669397 U JPH0669397 U JP H0669397U JP 1215693 U JP1215693 U JP 1215693U JP 1215693 U JP1215693 U JP 1215693U JP H0669397 U JPH0669397 U JP H0669397U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
case
air
silencer
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1215693U
Other languages
English (en)
Inventor
良幸 畑崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinmaywa Industries Ltd filed Critical Shinmaywa Industries Ltd
Priority to JP1215693U priority Critical patent/JPH0669397U/ja
Publication of JPH0669397U publication Critical patent/JPH0669397U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】水中ブロアのブロア本体に磁性の異物が吸引さ
れてロータがロックされることを防止する。 【構成】消音器10の消音ケース11内には、下部空間
を除いて吸音材14が配置されており、この吸音材14
内を通過した空気は、ブロア本体20の吸い込み口24
に連結された流出口13を通ってブロア本体20へ供給
される。消音ケース11の内部における流出口13の下
方の空間内には磁石13が配置されている。空気ととも
に磁性の異物が消音ケース11の内部に流入すると、そ
の異物は磁石13に吸着される。磁性の異物が除去され
た空気は、流出口13を通って、ブロア本体20のケー
シング23内に吸い込まれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば汚水を浄化処理するために空気を汚水内に吐出する水中ブロ アに装着された消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】
汚水内に空気を供給して曝気処理するためには、通常、一対のロータを有する ルーツ型の水中ブロアが使用される。ルーツ型の水中ブロアは、一対のロータが 設けられて水中に配置されるブロア本体と、該ブロア本体に水上の空気を供給す る吸い込み管と、ブロア本体から排出される空気を水中に吐出する吐出管と、を 有している。また、ルーツ型の水中ブロアでは、各ロータが逆方向へと回転して いることにより発生する高い騒音を低減するために、ブロア本体の吸い込み口に 消音器を装着して、該ブロア本体内に吸い込まれる空気により発生する騒音を低 減している。
【0003】 消音器は、水中内に配置された水中ブロアと、該水中ブロアに水上の空気を供 給する吸い込み管との間に配置される。吸い込み管は、水中に配置されたブロア にまで空気を供給するために鉛直状態に配置されており、一方の端部は水上に位 置されている。消音器は、該吸い込み管の下端部に連結されており、吸い込み管 を通って該消音器内に流入した空気が、該消音器の内部を通流した後に水中ブロ ア内に吸い込まれる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
吸い込み管の内周面には、配管時に鉄粉等が付着していることがあり、鉛直状 態になった吸い込み管内を空気が通流する間にその鉄粉等が脱落するおそれがあ る。また、吸い込み管は、鋼管が使用されており、経時的に劣化して内周面に錆 が生じたり、ひび割れによって表皮の一部が脱落するおそれもある。脱落した鉄 粉、錆等は、消音器を通って水中ブロア内に吸い込まれると、ブロアのロータを ロックしてブロアを運転不能にする。
【0005】 本考案は、このような問題を解決するものであり、その目的は、水中ブロアの ロータがロックされることを防止し得る水中ブロア用消音器を提供することにあ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の水中ブロア用消音器は、一方の端部が水上に配置された吸い込み管に より空気を吸引して、水中に配置されたブロア本体から水中に吐出する水中ブロ アに装着される消音器であって、前記吸い込み管の他方の端部に、該吸い込み管 の内部とは連通状態となるように連結されており、ブロア本体に連結される流出 口が下部空間よりも上方に位置する中空の消音ケースと、消音ケース内に配置さ れた消音部材と、消音ケースにおける流出口よりも下方の空間内に配置された磁 石と、具備するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
【0007】
【作用】
本考案の水中ブロア用消音器では、吸い込み管から吸い込まれる空気は、消音 ケース内に流入して、この消音ケース内に配置された消音部材によって騒音が低 減される。このとき、消音ケース内に流入した空気内に磁性の異物が含まれてい ると、その異物は、該消音ケースの下部空間内に配置された磁石に吸着される。 磁性の異物が除去された消音ケース内の空気は、流出口からブロア本体の内部に 吸引される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本考案の水中ブロ ア用消音器を装着した水中ブロアの概略図である。図1に示すように、本考案の 消音器10は、水中に配置されたブロア本体20に装着されている。該ブロア本 体20は、上部に電動機21が配置されており、該電動機21の下方には、内部 に一対のロータ(図示せず)が配置されたケーシング23が配置されている。該 ケーシング23は、各ロータの回転によって内部に空気を吸い込む吸い込み口2 4と、吸い込まれた空気を排出する排出口25とを有している。そして、吸い込 み口24に、本考案の消音器10が連結されている。排出口25には、連結管4 1を介して吐出管42が連結されている。
【0009】 消音器10は、縦長になった中空の消音ケース11を有しており、この消音ケ ース11の上端面に流入口12が設けられてる。この流入口11には、鉛直状態 に配置された鋼管製の吸い込み管43の下端部が、それぞれの内部同士を連通し た状態で連結されている。吸い込み管43の上端部は、水上の空気を吸引し得る ように、水中から上方へと延出して、水上に位置されている。
【0010】 消音ケース11における下端部よりも上方の周面には水平状態になった流出口 13が設けられている。この流出口13は、ブロア本体20におけるケーシング 23の吸い込み口24に連結されている。
【0011】 消音ケース11内には、消音部材としての吸音材14が配置されている。この 吸音材14は、円筒状をしており、流入口12の下方から流出口13の上方にわ たって、消音ケース11とは同心状態で配置されている。
【0012】 消音ケース11の流出口13の下方に形成された空間内には、磁石15が配置 されている。
【0013】 ブロア本体20は、電動機21が駆動されることにより、ケーシング23に設 けられた吸い込み口24から空気が吸い込まれる。該吸い込み口24から吸い込 まれる空気は、吸い込み管43の水上に位置する上端部から吸引されて、消音器 10の消音ケース11内に流入した後に、該消音ケース11内に配置された吸音 材14内を通って流出口13からブロア本体20へと供給される。このとき、消 音ケース11内に流入した空気は、吸音材14によって騒音が低減される。
【0014】 また、鋼管製の吸い込み管43内周面に付着した鉄粉、錆等が剥がれると、吸 い込まれる空気とともに消音ケース11内に落下するが、消音ケース11内に落 下した鉄粉等は、該消音ケース11内の流出口13よりも下方の空間内に配置さ れた磁石15に吸着されて、ブロア本体20内に流入するおそれがない。
【0015】 このようにして、鉄粉、錆等の磁性の異物が除去された空気は、ブロア本体2 0のケーシング23に設けられた吸い込み口24からケーシング23内に流入し て、排出口25から連結管41を介して排出管42へと排出される。吐出管42 内に供給された空気は、水中内に位置された吐出管42の端部から水中内に吐出 される。
【0016】 図2は、本考案の消音器の別の実施例を示している。本実施例の消音器60は 、膨張形の消音器であり、消音ケース61の流入口62内に、消音部材として、 周面に多数の透孔が設けられた消音管63が嵌合されている。この消音管63の 下方には、この消音管63に対向して隔壁64が配置されており、この隔壁64 によって消音ケース61が上下に分割されている。隔壁64には消音管65が鉛 直状態で支持されている。この消音管65も、周面に多数の透孔が設けられてい る。
【0017】 さらに、消音ケース61の流出口66にも消音管67が嵌合されている。この 消音管67も、周面に多数の透孔が設けられている。そして、この消音管67の 下方の空間内に、磁石68が設けられている。
【0018】 このような構成の消音器60は、流入口62から流入する空気が、消音管63 における周面の透孔および端面から流出して隔壁64に衝突し、隔壁64に支持 された消音管65を通って、隔壁64の下方の空間内に流入する。そして、この 空間内から、流出口66に嵌合された消音管67および流出口66を通ってブロ ア本体へと供給される。消音ケース61内に流入した空気は、各消音管63、6 5および67を通過する間、および隔壁64に衝突することにより、騒音が低減 される。そして、流入する空気とともに落下する鉄粉等は、該消音ケース61内 における流出口66よりも下方の空間内に配置された磁石68に吸着されて、ブ ロア本体内に流入するおそれがない。
【0019】
【考案の効果】
本考案の水中ブロア用消音器は、このように、消音ケース内における空気の流 出口の下方に設けられた空間内に空間内に磁石が配置されており、該磁石によっ て磁性の異物が除去された空気が、流出口を通ってブロア本体に供給されるため に、ブロア本体のロータが磁性の異物の付着等によってロックするおそれがなく 、該ブロア本体は安定的に動作される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の消音器が装着された水中ブロアの概略
図である。
【図2】本考案の消音器の別の実施例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 消音器 11 消音ケース 12 流入口 13 流出口 14 吸音材 15 磁石 20 ブロア本体 21 電動機 23 ケーシング 24 吸い込み口 25 排出口 42 吐出管 43 吸い込み管 60 消音器 61 消音ケース 62 流入ケース 63 消音管 64 隔壁 65 消音管 66 流出口 67 消音管 68 磁石

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の端部が水上に配置された吸い込み
    管により空気を吸引して、水中に配置されたブロア本体
    から水中に吐出する水中ブロアに装着される消音器であ
    って、 前記吸い込み管の他方の端部に、該吸い込み管の内部と
    は連通状態となるように連結されており、ブロア本体に
    連結される流出口が下部空間よりも上方に位置する中空
    の消音ケースと、 消音ケース内に配置された消音部材と、 消音ケースにおける流出口よりも下方の空間内に配置さ
    れた磁石と、 を具備する水中ブロア用消音器。
JP1215693U 1993-03-18 1993-03-18 水中ブロア用消音器 Pending JPH0669397U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1215693U JPH0669397U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 水中ブロア用消音器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1215693U JPH0669397U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 水中ブロア用消音器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0669397U true JPH0669397U (ja) 1994-09-30

Family

ID=11797604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1215693U Pending JPH0669397U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 水中ブロア用消音器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0669397U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082276A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Inax Corp 気泡浴槽付き浴室の吸気構造
KR101291711B1 (ko) * 2010-11-04 2013-07-31 주식회사 에코다임 배기관용 소음기

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851160A (ja) * 1981-09-21 1983-03-25 Ricoh Co Ltd インクジエツト記録装置
JPH04263823A (ja) * 1991-02-19 1992-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851160A (ja) * 1981-09-21 1983-03-25 Ricoh Co Ltd インクジエツト記録装置
JPH04263823A (ja) * 1991-02-19 1992-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082276A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Inax Corp 気泡浴槽付き浴室の吸気構造
KR101291711B1 (ko) * 2010-11-04 2013-07-31 주식회사 에코다임 배기관용 소음기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1170059A (ja) 真空トイレットシステム
JPH0669397U (ja) 水中ブロア用消音器
CN207892848U (zh) 一种自吸式泵压水室
JP4450959B2 (ja) 汚水用ポンプ装置
KR100436419B1 (ko) 수중펌프
JP4623504B2 (ja) 吸引装置
JPH0238667A (ja) 渦巻式プール浄化機構
JPS59147900A (ja) 液体吸排装置
JP4768133B2 (ja) 縦軸ポンプの空気吸入装置
JPH06233922A (ja) 液没型気液混合装置及びこれを用いた液体の浄化装置
CN111974036B (zh) 一种沉淀池排水装置
CN217055601U (zh) 风机管道汽水分离消音器
CN211925086U (zh) 一种烟气运输用管道
JP2004308176A (ja) 給水装置
CN214634682U (zh) 一种高效运行的污水处理曝气沉砂池
CN217950689U (zh) 一种具有降噪功能的沉水式鼓风机
CN210599473U (zh) 一种市政工程排水用潜水泵
JPH0628290U (ja) 水中モータポンプのサクシヨン装置
SU1262069A1 (ru) Глушитель шума
JPS638470Y2 (ja)
JP3390097B2 (ja) 補助空気・水吸引機能を有する水中ポンプ
JPH0118235Y2 (ja)
JP3345876B2 (ja) 循環ポンプ等における吸込装置
JP4332264B2 (ja) ドレン圧送装置
JP3851011B2 (ja) 真空下水管路への汚水送水装置及び真空下水収集システム