JPH0669054U - 踏切警報機の警報制御用列車検知装置 - Google Patents

踏切警報機の警報制御用列車検知装置

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JPH0669054U
JPH0669054U JP1154793U JP1154793U JPH0669054U JP H0669054 U JPH0669054 U JP H0669054U JP 1154793 U JP1154793 U JP 1154793U JP 1154793 U JP1154793 U JP 1154793U JP H0669054 U JPH0669054 U JP H0669054U
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microwave
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train
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光夫 小原
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勇 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レールの錆等により動作が不安定になるよう
なことのない踏切警報機の警報制御用列車検知装置を提
供すること。 【構成】 警報開始点付近にマイクロ波送信器11とマイ
クロ波受信器12を設置している。受信器12が送信器11か
らのマイクロ波を受信すると動作して警報制御リレーR
を動作させ、受信器12が受信しなくなると復旧して警報
制御リレーRを復旧させるリレーRAを設けている。警
報終止点付近にマイクロ波送信器16とマイクロ波受信器
17を設置している。受信器17が送信器16からのマイクロ
波を受信しないときは復旧して、列車14がきてマイクロ
波を反射することにより受信器17が受信すると動作し、
列車14が通過すると再び復旧して警報制御リレーRを動
作させるリレーRBを設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、踏切警報機の警報を制御するための列車検知装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の列車検知装置は、例えば複線区間の上り又は下りの片側につい てみると、図4に示すように警報開始点1付近に列車の車軸によりレール2,2 ′間を短絡すると発振が停止して、内蔵のリレーADCが復旧する閉電路式踏切 制御子3を設置し、また踏切道4の警報終止点5付近に列車の車軸によりレール 6,6′間を短絡すると発振を開始して、内蔵のリレーBDCが動作する開電路 式踏切制御子7を設置していた。
【0003】 そして警報制御に際し、列車が踏切に接近して警報開始点1にくると、踏切制 御子3のリレーADCが復旧して動作接点が開放し、これにより図5に示すよう に図示しない器具箱に収容した開始点検知リレーAPRが復旧する。リレーAP Rが復旧すると制御リレーSRが復旧して動作接点が開放し復旧状態を保持し、 リレーSRが復旧すると警報制御リレーRが復旧してその復旧接点により踏切警 報機が警報する。
【0004】 一方、列車が警報終止点5にくると、踏切制御子7のリレーBDCが動作し、 制御リレーSRが動作してその動作接点により動作状態を保持し、列車が警報終 止点5を通過すると、警報制御リレーRが動作して踏切警報機が警報を停止する 。
【0005】 前記のように列車によりリレーADCが復旧する形(閉電路式)、列車により リレーBDCが動作する形(開電路式)の2方式による列車検知は、踏切警報制 御上、フェールセーフとして必要なものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記従来の装置はレール2,2′および6,6′間を短絡すること により、閉電路式踏切制御子3のリレーADCが復旧し、開電路式踏切制御子7 のリレーBDCが動作するものであるが、列車の車軸の短絡に影響されるため、 レールの錆等により動作が不安定になることがある。
【0007】 そこでこの考案は、前記従来の問題点を解決し、レールの錆等により動作が不 安定になるようなことのない警報制御用列車検知装置を提供することを目的とす る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、この考案は、警報開始点付近の線路を挾んで一方側 にマイクロ波送信器を設置するとともに、他方側に該送信器からのマイクロ波を 常時受信可能で列車の通過により一時しゃ断されるようにマイクロ波受信器を設 置している。この受信器が送信器からのマイクロ波を受信すると動作し、受信器 が受信しなくなると復旧して警報制御リレーRを復旧させるリレーRAを設けて いる。また、警報終止点付近の線路のいずれか一方側にマイクロ波送信器および マイクロ波受信器を、該送信器からのマイクロ波が通過する列車に反射して受信 器で受信可能に設置している。この受信器が送信器からのマイクロ波を受信しな いときは復旧しており、列車がきてマイクロ波を反射により受信器が受信すると 動作し、列車が通過すると再び復旧して警報制御リレーRを動作させるリレーR Bを設けている。
【0009】 前記において、警報開始点付近および警報終止点付近に設置されたマイクロ波 送信器とマイクロ波受信器をそれぞれ2重系とし、1系の送信器からは水平偏波 を、2系の送信器からは垂直偏波を送信するようにしてもよい。
【0010】
【作用】 前記のようになっているから、列車がこないときは警報開始点付近に設置した 送信器から送信されるマイクロ波は受信器で常時受信され、これによりリレーR Aは動作している。また、警報終止点付近に設置した送信器から送信されるマイ クロ波は受信器で受信されず、これによりリレーRBは復旧しており、警報制御 リレーRを動作させ、踏切警報機が警報を停止している。
【0011】 列車がくると、警報開始点付近に設置した送信器から送信されるマイクロ波は 該通過する列車によってしゃ断され、受信器で受信できなくなる。これによりリ レーRAが復旧して警報制御リレーRを復旧させ、踏切警報機が警報する。また 、列車が警報終止点付近を通りかかると警報終止点付近に設置した送信器から送 信されるマイクロ波は該列車により反射して受信器で受信される。これによりリ レーRBが動作し、列車が報終止点付近を通過すると、警報制御リレーRを動作 させ、踏切警報機が警報を停止する。
【0012】
【実施例】
図1(A)はこの考案の一実施例における警報開始点付近の正面図、同図(B)は 同警報終止点付近の平面図を示す。図1(A)において11はマイクロ波送信器、12 はマイクロ波受信器で、線路を挾んで一方側に送信器11が、他方側に受信器12が 設置されている。受信器12は送信器11から送信されるマイクロ波を常時受信可能 である。送信器11から送信されるマイクロ波は図1(A)のように列車の通過によ り一時しゃ断され、これにより受信器12によるマイクロ波の受信が不能となる。 13は線路脇に設置された器具箱で、中にはリレーRAが設置されている。このリ レーRAは受信器12が送信器11からのマイクロ波を受信すると動作し、列車14の 通過によりマイクロ波がしゃ断され受信器12が受信しなくなると復旧するように なっている。
【0013】 図1(B)において16はマイクロ波送信器、17はマイクロ波受信器で、いずれも 線路の一方側に送信器16から送信されたマイクロ波が列車14に反射して受信器17 で受信できるように設置されている。18は線路脇に設置された器具箱で、中には リレーRBが設置されている。このリレーRBは受信器17が送信器16からのマイ クロ波を受信しないときは復旧しており、列車14の通過によりマイクロ波が列車 で反射して受信器17がこれを受信すると動作し、列車14が通過すると再び復旧す るようになっている。
【0014】 前記の作用を図2のタイムチャートを参照して説明する。列車がこないときは 送信器11から送信されるマイクロ波は受信器12で常時受信され、これにより器具 箱13内のリレーRAは動作している。また、送信器16から送信されるマイクロ波 も受信器17で受信されないので、これによりリレーRBは復旧している。これら により図5に示した警報制御リレーRを動作させ、踏切警報機が警報を停止して いる。
【0015】 図示のように列車14がくると、送信器11から送信されるマイクロ波は該通過す る列車14によってしゃ断され、受信器で受信できなくなる。これによりリレーR Aが復旧して警報制御リレーRを復旧させ、踏切警報機が警報する。また、列車 14が警報終止点付近を通りかかると送信器16から送信されるマイクロ波は該列車 14により反射して受信器17で受信される。これによりリレーRBが動作し、列車 14が警報終止点付近を通過すると、再びリレーRBが復旧して警報制御リレーR を動作させ、踏切警報機が警報を停止する。
【0016】 図3(A)は警報開始点付近の送信器11および受信器12を2重系にした例を示し 、図3(B)は警報終止点付近の送信器16および受信器17を2重系にした例を示す 。これらを2重系にしたのは踏切警報制御の信頼性を高めるためである。すなわ ち、図3(A)では送信器11、受信器12のほかに送信器21、受信器22を同様に設け 、例えば1系の送信器11から送信するマイクロ波を水平偏波、2系の送信器21か ら送信するマイクロ波を垂直偏波として相互に干渉しないようにしている。また 、図3(B)では送信器16、受信器17のほかに送信器24、受信器25を同様に設け、 例えば1系の送信器16から送信するマイクロ波を水平偏波、2系の送信器24から 送信するマイクロ波を垂直偏波として相互に干渉しないようにしている。
【0017】
【考案の効果】
請求項1の考案は前記のような構成からなり、従来の踏切制御子のようにレー ル間を車軸短絡により列車を検知するものではないので、レールの錆等により動 作が不安定になるような問題がない。請求項2の考案はさらに踏切警報制御の信 頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの考案の一実施例における警報開始点
付近の正面図、(B)は同警報終止点付近の平面図であ
る。
【図2】動作をあらわしたタイムチャートである。
【図3】(A)は2重系にした警報開始点付近の正面図、
(B)は2重系にした警報終止点付近の平面図である。
【図4】従来の例を示す概略平面図である。
【図5】従来の例のリレー回路図である。
【符号の説明】
1 警報開始点 4 踏切道 5 警報終止点 11,16,21,24 マイクロ波送信器 12,17,22,25 マイクロ波受信器 13,18 器具箱 14 列車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木 勇 東京都大田区仲池上2丁目20番2号 大同 信号株式会社内 (72)考案者 石井 元昭 東京都大田区仲池上2丁目20番2号 大同 信号株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警報制御リレーRが復旧することにより
    踏切警報機が警報し、かつ警報制御リレーRが動作する
    ことにより踏切警報機が警報を停止するように踏切警報
    機の警報を制御するために用いられる列車検知装置にお
    いて、警報開始点付近の線路を挾んで一方側にマイクロ
    波送信器を設置するとともに、他方側に該送信器からの
    マイクロ波を常時受信可能で列車の通過により一時しゃ
    断されるようにマイクロ波受信器を設置し、この受信器
    が送信器からのマイクロ波を受信すると動作し、受信器
    が受信しなくなると復旧して警報制御リレーRを復旧さ
    せるリレーRAを設け、また警報終止点付近の線路のい
    ずれか一方側にマイクロ波送信器およびマイクロ波受信
    器を、該送信器からのマイクロ波が通過する列車に反射
    して受信器で受信可能に設置し、この受信器が送信器か
    らのマイクロ波を受信しないときは復旧しており、列車
    がきてマイクロ波を反射により受信器が受信すると動作
    し、列車が通過すると再び復旧して警報制御リレーRを
    動作させるリレーRBを設けたことを特徴とする踏切警
    報機の警報制御用列車検知装置。
  2. 【請求項2】 警報開始点付近および警報終止点付近に
    設置されたマイクロ波送信器とマイクロ波受信器がそれ
    ぞれ2重系となっており、1系の送信器からは水平偏波
    が、2系の送信器からは垂直偏波が送信されるようにな
    っている請求項1記載の踏切警報機の警報制御用列車検
    知装置。
JP1993011547U 1993-03-16 1993-03-16 踏切警報機の警報制御用列車検知装置 Expired - Lifetime JP2601106Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019012746A1 (ja) * 2017-07-14 2019-01-17 株式会社日立製作所 移動体検知システム及びその制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019012746A1 (ja) * 2017-07-14 2019-01-17 株式会社日立製作所 移動体検知システム及びその制御方法

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JP2601106Y2 (ja) 1999-11-08

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