JPH066889Y2 - 樹脂含浸繊維シート材の皮剥ぎ裁断装置 - Google Patents

樹脂含浸繊維シート材の皮剥ぎ裁断装置

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JPH066889Y2
JPH066889Y2 JP13383488U JP13383488U JPH066889Y2 JP H066889 Y2 JPH066889 Y2 JP H066889Y2 JP 13383488 U JP13383488 U JP 13383488U JP 13383488 U JP13383488 U JP 13383488U JP H066889 Y2 JPH066889 Y2 JP H066889Y2
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JP
Japan
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sheet material
resin
fiber sheet
peeling
impregnated fiber
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JP13383488U
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JPH0256607U (ja
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孝行 川口
誠 大木
芳夫 大貫
秀樹 山口
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Mitsubishi Plastics Inc
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Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、樹脂含浸繊維シート材(以下「SMCシート
材」という)の皮剥ぎ裁断装置に係り、さらに詳しくは
SMCシート材から揮散するスチレンガス発生を抑制す
ると共に防臭を目的とした装置を具えたSMCシート材
の皮剥ぎ裁断装置に関するものである。
(従来技術とその課題) 従来から、不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤、分散剤、
充填材のほか架橋材としてスチレンモノマーを添加して
なる組成物をガラス繊維シートに含浸して得られるSM
Cシート材を、一旦巻き重ねて熟成している間に、隣接
SMC材同志の癒着を防止するため、両側にセパレート
フィルムを貼合わせておくが、このSMCシート材を積
層して所定厚さと長さにするために、皮剥ぎ裁断装置に
よりセパレートフィルムの剥取りと積層を行ってのち裁
断を行う。
該皮剥ぎ裁断装置は、両面をセパレートフィルムで挟持
したSMCシート材2枚の積層面側のセパレートフィル
ムを引剥がしてのち両者を積層し、これをローラにより
引取りつつ外面のセパレートフィルムを引剥がし、該セ
パレートフィルム剥離後のSMCシート材をカッターに
より切断するものであるが、両面をセパレートフィルム
で挟持されたSMCシート材が上記工程中を移動する
間、スチレンガスが揮散し易くなるので、作業環境が悪
化すると共に、SMCシート材中のスチレンの減少に伴
つてSMCシート材からセパレートフィルムが剥離し難
くなつたり、後工程におけるSMCシート材の硬化が不
十分となるなどのトラブルを生じ易い。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記課題を解決するものであって、その要旨
は、両面をセパレートフィルムで挟持した樹脂含浸繊維
シート材をローラにより繰出し、該繰出されたシート材
をローラにより引取りつつセパレートフィルムを引剥が
し、該セパレートフィルムを剥離した後の樹脂含浸繊維
シート材をカッターにより切断する樹脂含浸繊維シート
材の皮剥ぎ裁断装置において、上記工程中に、移動する
セパレートフィルムで挟持したシート材を囲繞する平箱
状本体と開閉自在な蓋体を具えた防臭装置を配設したこ
とを特徴とする樹脂含浸繊維シート材の皮剥ぎ裁断装置
である。
以下、本考案を実施例図面により具体的に説明する。
第1図は本考案のSMCシート材の皮剥ぎ裁断装置全体
を側面略図で示し、第2図は第1図の本考案の要部を斜
視図で示す。
本考案が組込まれている装置は、第1図に側面略図で示
す如く、両面をセパレートフィルムFによりSMCシー
ト材Sを挟持した素材(以下「FSF材」という)を、
2基のパレット4,4内から各々矢印方向へテンション
ローラ23及び引剥がしローラ22を介して、SMCシ
ート材Sの積層面のセパレートフィルムFを引剥がして
巻取りボビン24に巻取りつつ繰出しローラ2,2によ
り挾圧して両者を積層し、次いで積層後のFSF材を引
取りローラ21,21に通しつつセパレートフィルム
F,Fを引剥がして、これを巻取りボビン24,24に
巻取り、垂下するSMCシート材Sをテンションローラ
23,23によりテンションをかけ、その直下でカッタ
ー3により所定寸法に裁断し、台車上5上に堆積するも
のである。
本考案は第1図において、右端のパレット4からテンシ
ョンローラ23を介し、繰出されるFSF材が、引剥が
しローラ22に至るまで間、並びに図中央の繰出しロー
ラ2,2から引取りローラ21,21に至までの間に各
々防臭装置1を配設したことを特徴とするものである。
第2図に斜視図で示す防臭装置1は、上記第1図におけ
る繰出しローラ2,2から引取りローラ21,21に至
る間に配設する本考案の実施例であって、平箱状の本体
11と、これを覆う蓋体12が蝶番16により開閉自在
に本体11に取付けられていると共に、防臭装置1の入
口14及び出口15に、FSF材が矢印方向へ通過する
際に抵抗がなく、かつ発生ガスの漏出を抑える柔軟なカ
ーテン17を蓋体12より垂下形成してある。
該カーテン17はポリエチレンシート、ポリプロピレン
シートなどが好適である。
上記防臭装置1の本体11及び蓋体12は、アルミニウ
ム製、亜鉛びき鉄板製、ポリエチレン製、ポリプロピレ
ン製など何れであつてもよく、また防臭装置1は2台以
上を並列に設置してもよい。
(考案の効果) 本考案は、上記構成よりなるので下記効果を奏する。
即ち、本考案はSMCシート材の皮剥ぎ裁断装置におい
て、SMCシート材の移動中に揮散し易いスチレンガス
の発生を抑える平箱状の本体と、蝶番により開閉自在な
蓋体よりなる防臭装置を付設したので、作業環境が改善
されると共に、該防臭装置を通過中のSMCシート材の
状態を必要に応じ点検することもできる。
また、防臭装置の出入口に柔軟なカーテンを垂下形成し
ておけば、装置内は密閉状態に近くなるので一層防臭効
果が得られると共に、SMCシート材中のスチレン量が
減少しないので、セパレートフィルムの剥離性がよく、
また後工程において十分に均一硬化させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のSMCシート材の皮剥ぎ装置を全体図
で示し、第2図は第1図の本考案の要部を斜視図で示
す。 1……防臭装置、11……本体、12……蓋体、16…
…蝶番、17……カーテン、2……繰出しローラ、21
……引取りローラ、3……カッター、S……SMCシー
ト材、F……セパレートフィルム、FSF……両面をセ
パレートフィルムで挟持したSMCシート材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両面をセパレートフィルムで挟持した樹脂
    含浸繊維シート材をローラにより繰出し、該繰出された
    シート材をローラにより引取りつつセパレートフィルム
    を引剥がし、該セパレートフィルムを剥離した後の樹脂
    含浸繊維シート材をカッターにより切断する樹脂含浸繊
    維シート材の皮剥ぎ裁断装置において、上記工程中に、
    移動するセパレートフィルムで挟持したシート材を囲繞
    する平箱状本体と開閉自在な蓋体を具えた防臭装置を配
    設したことを特徴とする樹脂含浸繊維シート材の皮剥ぎ
    裁断装置。
JP13383488U 1988-10-13 1988-10-13 樹脂含浸繊維シート材の皮剥ぎ裁断装置 Expired - Lifetime JPH066889Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0256607U JPH0256607U (ja) 1990-04-24
JPH066889Y2 true JPH066889Y2 (ja) 1994-02-23

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