JPH0668617A - 再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオーディオ信号の記録再生システム - Google Patents

再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオーディオ信号の記録再生システム

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JPH0668617A
JPH0668617A JP5138667A JP13866793A JPH0668617A JP H0668617 A JPH0668617 A JP H0668617A JP 5138667 A JP5138667 A JP 5138667A JP 13866793 A JP13866793 A JP 13866793A JP H0668617 A JPH0668617 A JP H0668617A
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JP
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signal
recording
digital
track
digital signal
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JP5138667A
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Eijck Gustavus L P Van
ランベルタス ペトルス ファン エイク フスタヴス
Gerardus C P Lokhoff
コルネリス ペトルス ロックホフ ヘラルダス
Franciscus A Kneepkens
アントニウス ネープケンス フランシスカス
John F Sherry
フェリックス シェリー ヨハン
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Philips Electronics NV
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 前の記録の終端部分を越えて部分的にデジタ
ルオーディオ信号を再起録し得、前の記録および新たな
記録の再生中前の記録および新たな記録間の境界上に再
生された結果生じる可聴歪みの発生確率を著しく低減し
得る再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオーデ
ィオ信号の記録再生システム。 【構成】 再記録可能な記録キャリアに対するデジタル
オーディオ信号の記録再生システムは記録キャリアのト
ラックにデジタルオーディオ信号記録配置およびトラッ
クからデジタルオーディオ信号の再生配置を具え、さら
に元の記録を越え局部的に記録された新たな記録の開始
部分に対し元の記録の終端部分からの遷移中に発生する
可聴歪みを防止する装置を設ける。これは新たな記録の
開始部分の少なくとも1部分をスクランブル等により無
効とし再生中誤りフラグを発生し、可聴歪みを含むオー
ディオ情報を無効とし、コンシールにより可聴歪みをコ
ンシールできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は再記録可能な記録キャリ
アに/からデジタルオーディオ信号を記録/再生するシ
ステムであって、再記録可能な記録キャリアのトラック
にデジタルオーディオ信号を記録する記録配置および再
記録可能な記録キャリアのトラックからデジタルオーデ
ィオ信号を再生する再生配置を具え、前記記録配置は ・デジタルオーディオ信号を受信する入力端子と、 ・データ縮小ステップのデジタルオーディオ信号を同期
情報、ビット割当て情報、スケールファクタ情報および
第2デジタル信号の次のフレームに含まれるオーディオ
信号を具える第2デジタル信号に変換する第1変換手段
と、 ・第2デジタル信号を第3デジタル信号に変換して前記
トラックから読取った第3デジタル信号に関し再生配置
で誤り補正を行い得るようにした第2変換手段と、 ・第3デジタル信号を前記記録キャリアのトラックに書
込む書込み手段とを具え、 前記再生配置は ・記録キャリアのトラックから第3デジタル信号を読取
る読取り手段と、 ・前記トラックから読取った第3デジタル信号の誤りを
補正し、誤りを補正し得ない場合に誤りフラグを発生
し、且つ前記第3デジタル信号を第2デジタル信号に再
変換する第3変換手段と、 ・前記第2デジタル信号を再変換してデジタルオーディ
オ信号を得るようにした第4変換手段と、 ・前記誤り補正手段により発生した誤りフラグに応答し
てデジタルオーディオ信号の補正し得ない誤りをコンシ
ールするコンシール手段と、 ・前記デジタルオーディオ信号を供給する出力端子とを
具える再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオー
ディオ信号の記録再生システム、この記録再生システム
に使用する記録配置および再生配置、並びにこの記録配
置により得られる記録キャリアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の再記録可能な記録キャリアに対
するデジタルオーディオ信号の記録再生システムはオラ
ンダ国特許願第91、00285号に記載されている。このオラ
ンダ国特許出願にはコンパクトカセット状のハウジング
に組込まれた磁気記録キャリアに記録され且つこれから
再生されるデジタル形状のオーディオとし得るDCC タイ
プの記録配置および再生配置を含むシステムが記載され
ている。従って再生されたオーディオ信号はほぼCD状
の品質を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前の記
録の終端部分を越えて部分的にデジタルオーディオ信号
を再起録し得、前の記録および新たな記録の再生中前の
記録および新たな記録間の境界上に再生された結果生じ
る可聴歪みの発生確率を著しく低減し得るようにした上
述した種類の再記録可能な記録キャリアに対するデジタ
ルオーディオ信号の記録再生システムを提供せんとする
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は再記録可能な記
録キャリアに/からデジタルオーディオ信号を記録/再
生するシステムであって、再記録可能な記録キャリアの
トラックにデジタルオーディオ信号を記録する記録配置
および再記録可能な記録キャリアのトラックからデジタ
ルオーディオ信号を再生する再生配置を具え、前記記録
配置は ・デジタルオーディオ信号を受信する入力端子と、 ・データ縮小ステップのデジタルオーディオ信号を同期
情報、ビット割当て情報、スケールファクタ情報および
第2デジタル信号の次のフレームに含まれるオーディオ
信号を具える第2デジタル信号に変換する第1変換手段
と、 ・第2デジタル信号を第3デジタル信号に変換して前記
トラックから読取った第3デジタル信号に関し再生配置
で誤り補正を行い得るようにした第2変換手段と、 ・第3デジタル信号を前記記録キャリアのトラックに書
込む書込み手段とを具え、前記再生配置は ・記録キャリアのトラックから第3デジタル信号を読取
る読取り手段と、 ・前記トラックから読取った第3デジタル信号の誤りを
補正し、誤りを補正し得ない場合に誤りフラグを発生
し、且つ前記第3デジタル信号を第2デジタル信号に再
変換する第3変換手段と、 ・前記第2デジタル信号を再変換してデジタルオーディ
オ信号を得るようにした第4変換手段と、 ・前記誤り補正手段により発生した誤りフラグに応答し
てデジタルオーディオ信号の補正し得ない誤りをコンシ
ールするコンシール手段と、 ・前記デジタルオーディオ信号を供給する出力端子とを
具える再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオー
ディオ信号の記録再生システムにおいて、記録モードで
の記録配置のスイッチングに応答して記録配置のデジタ
ル信号をさらに処理してトラックに記録されている第3
デジタル信号の始端部分に含まれる情報を無効にし得る
ようにした信号処理手段をさらに具え、この始端部分に
含まれる情報を無効にして再生中トラックから読取った
信号の始端部分に含まれる無効にした情報によって前記
コンシール手段に供給された第1時間間隔中コンシール
制御信号を発生して第1時間間隔中前記デジタル信号を
コンシールし、この第1時間間隔は再生されたデジタル
信号の始端部分を少なくとも含むようにしたことを特徴
とする。本発明の変更例では、再記録可能な記録キャリ
アに/からデジタルオーディオ信号を記録/再生するシ
ステムであって、再記録可能な記録キャリアのトラック
にデジタルオーディオ信号を記録する記録配置および再
記録可能な記録キャリアのトラックからデジタルオーデ
ィオ信号を再生する再生配置を具え、前記記録配置は ・デジタルオーディオ信号を受信する入力端子と、 ・データ縮小ステップのデジタルオーディオ信号を同期
情報、ビット割当て情報、スケールファクタ情報および
第2デジタル信号の次のフレームに含まれるオーディオ
信号を具える第2デジタル信号に変換する第1変換手段
と、 ・第2デジタル信号を第3デジタル信号に変換して前記
トラックから読取った第3デジタル信号に関し再生配置
で誤り補正を行い得るようにした第2変換手段と、 ・第3デジタル信号を前記記録キャリアのトラックに書
込む書込み手段とを具え、前記再生配置は ・記録キャリアのトラックから第3デジタル信号を読取
る読取り手段と、 ・前記トラックから読取った第3デジタル信号の誤りを
補正し、誤りを補正し得ない場合に誤りフラグを発生
し、且つ前記第3デジタル信号を第2デジタル信号に再
変換する第3変換手段と、 ・前記第2デジタル信号を再変換してデジタルオーディ
オ信号を得るようにした第4変換手段と、 ・前記誤り補正手段により発生した誤りフラグに応答し
てデジタルオーディオ信号の補正し得ない誤りをコンシ
ールするコンシール手段と、 ・前記デジタルオーディオ信号を供給する出力端子とを
具える再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオー
ディオ信号の記録再生システムにおいて、記録モードの
終端に応答し記録モードの終端の直前の記録配置のデジ
タル信号をさらに処理してトラックに記録されている第
3デジタル信号の終端部分に含まれる情報を無効にし得
るようにした信号処理手段をさらに具え、この終端部分
に含まれる情報を無効にして再生中トラックから読取っ
た信号の終端部分に含まれる無効にした情報によって前
記コンシール手段に供給された第2時間間隔中コンシー
ル制御信号を発生して第2時間間隔中前記デジタル信号
をコンシールし、この第2時間間隔は再生されたデジタ
ル信号の終端部分を少なくとも含むようにしたことを特
徴とする。
【0005】上記2例は個別に、または組合せて用いる
ことができる。
【0006】本発明は、新たな記録の第2デジタル信号
の始端部分を前の記録の第2デジタル信号の残存部の終
端部分に連続させる必要はないと云う認識を基としてな
したものである。
【0007】ここに云う“連続しない”とは、元の記録
と新たな記録の始端部分との間の記録キャリアから再生
された第2デジタル信号の境界が第2デジタル信号の2
つの連続する完全なフレーム間の境界に正確に位置しな
いと云う認識を基としてなしたものであり、2つの完全
なフレームの一方のフレームは境界に隣接する元の信号
の最後のフレームであり、2つの完全なフレームの他方
のフレームは新たな記録の第2デジタル信号の最初の完
全なフレームである。元の信号の最後のフレームおよび
/または新たな記録の第2デジタル信号の最初のフレー
ムが完全でない場合にはこれら2つの信号は連続しな
い。これがため第4変換手段の正しくない再変換を行う
ようになる。その結果再生されたオーディオ信号に可聴
歪みが生じ得るようになる。
【0008】記録ステップ中新たな記録の始端部分に含
まれる情報を無効とすることによって、再生中コンシー
ル制御信号を発生して読取りデジタル信号をコンシール
し得るようにすると、可聴歪みの発生確率はほぼ零に減
少するものとみなすことができる。デジタル信号のコン
シールは種々の手段で達成することができる。このコン
シールとは、前の正しい信号サンプルまたは信号部分を
繰返し、新たな記録の始端部分を囲んで位置する正しい
信号サンプルまたは信号部分間を補間し、例えばこれら
サンプルを零に設定することによって新たな記録の始端
部分を無効とすることを意味する。
【0009】同様にして元の記録の終端部分を記録キャ
リアの新たな記録の終端部分を越えて位置させることが
できる。これは新たな記録の終端部分が元の記録の残存
部に後続することを意味する。同様にして双方の記録間
の境界は再生されたオーディオ信号の可聴歪みの原因と
成り得るものである。これを防止するために、新たな記
録の終端部分に含まれる情報を良好に無効にして、再生
中コンシール制御信号を発生させて読取りデジタル信号
をコンシールし得るようにすることができるようにする
のが好適である。
【0010】記録すべき信号は種々の手段で無効とする
ことができる。“信号の無効”は限定されない状態で解
釈する必要がある。特にこれには記録すべき信号のスク
ランブルが含まれるようになる。他の可能性は記録すべ
き信号に通常含まれるパリティ情報を無効とすることで
ある。この“信号の無効”によって記録キャリアから読
取った信号に補正し得ない誤りが生じるようになる。こ
れがため、誤りフラグが上述したコンシール方法の1つ
を作動させる第3変換手段によって発生するようにな
る。この場合誤りフラグはコンシール制御信号を形成
し、その影響のもとで信号読取りのコンシールが作動す
るようになる。
【0011】しかし、“信号を無効とすること”には追
加のコンシール符号を記録すべき信号に加える信号処理
ステップに含めるようにする。これらのコンシール符号
は再生配置の検出器によって検出し、コンシール制御信
号を発生させるようにすることができる。
【0012】他の変形例として、コンシール符号は必ず
しもデジタル信号に加える必要はなく、同一トラックに
デジタル信号として記録する必要もない。同様に個別の
トラックにコンシール符号を記録することもできる。
【0013】追記型の記録キャリアは公開ヨーロッパ特
許出願EP414,310A1 に記載されている。かかる記録キャ
リアは上書きすることはできず、従って不所望な信号の
記録のような記録された信号の障害を補正することはで
きない。このヨーロッパ特許出願によれば記録キャリア
に以前に記録された不所望な信号を無効にして再生中誤
フラグを発生させるとともにこれに応答して無効機能を
作動させるようにする。これに対し本発明によれば新た
な記録の始端および終端部分の“無効”を行って可聴歪
みの発生確率を減少させるようにする。
【0014】
【実施例】図面につき本発明の実施例を説明する。図1
aは従来の記録配置の第1変換手段の構成を示す。入力
端子1に広帯域デジタル信号を供給する。本例ではほぼ
20kHz の帯域幅のオーディオ信号について考慮するもの
とする。オーディオ信号はステレオオーディオ信号とす
る。この場合ステレオオーディオ信号の2つの信号部分
(左側信号部分または右側信号部分)の一方のみをさら
に説明する。次いで、他方の信号部分に同一の処理を施
す。入力端子1には44kHz のサンプリング周波数を有す
るオーディオ信号の例えば左側信号部分の例えば16ビッ
トサンプルを供給する。このオーディオ信号は解析フィ
ルタ手段を具えるサブバンドコーダ2に供給する。この
サブバンドコーダ2によってM個のフィルタ、即ち、低
域通過フィルタLP、M-2 帯域通過フィルタBPおよび高域
通過フィルタHPによってMサブバンドでオーディオ信号
を配分する。ここにMは例えば32に等しくする。Mサブ
バンド信号のサンプリング周波数はブロック9で減衰す
る。かかるブロックではサンプリング周波数をM分の1
に減衰する。かくして得た信号は出力端子3.1,3.2,・・・
3.Mに供給される。出力端子3.1 では、信号は最低サブ
バンドSB1 に存在する。出力端子3.2 では信号は最低で
しかもサブバンドSB2 に存在する。出力端子3.M では信
号は最高サブバンドSBm に存在する。信号3.1 〜3.M の
信号は16ビット数以上、例えば24ビット数で表わされる
順次の連続サンプルの形態とする。本例ではサブバンド
SB1 〜SBM は全て等しい広さとする。
【0015】しかし、これは必ずしも必要ではない。文
献IEEE ICASSP 80第1巻、 第327 〜331 頁、1980 年4月
9 〜11日にM.A.Krasner が発表した論文には、各周波数
区域における人間の聴力システムの臨界帯の帯域幅にほ
ぼ相当する複数のサブバンドへの細分割が記載されてい
る。
【0016】サブバンドコーダ2の作動はさらには説明
しない。その理由はサブバンド符号化手段のさらにはが
既に詳細に検討されているからである。この目的のた
め、必要があれば上記文献およびヨーロッパ特許出願第
289080号並びに第400755号を参照されたい。
【0017】サブバンド信号はq個の連続サンプルより
成る連続信号ブロックで合成して関連する量子化器Q1
〜QM に供給する。量子化器Qm はサンプルを16以下の
多数のビットnm を有する量子化サンプルにサンプリン
グする。
【0018】図1はq個の順次の連続サンプルの信号ブ
ロックの左側のサブバンド信号を関連する量子化器Qm
に供給する手段を示す。同様にq個の順次の連続サンプ
ルの信号ブロックの右側のサブバンド信号を関連する量
子化器(図示せず)に供給する。量子化処理中サブバン
ド信号部分のq個の順次の連続サンプルの信号ブロック
(群)をその都度少ない数のビットに量子化する。例え
ば、qを12に等しくする。さらに、q個のサンプルをま
ず最初信号ブロック10で正規化する。この正規化は、信
号ブロックの最も大きな絶対値を有するサンプルの振幅
によってqこのサンプルの振幅を除算することによって
行う。サブバンドSBm の信号ブロックの最も大きな振幅
を有するサンプルの振幅によってスケール(位取り)フ
ァクタSF m (ヨーロッパ特許出願第402977号参照)を発
生する。次いで−1から+1までの振幅範囲に位置する
正規化サンプルの振幅を量子化する。
【0019】前記ヨーロッパ特許出願第402977号には、
その図24,25および26並びにその関連する記載において
この量子化につき詳細に検討している。従ってサブバン
ドSB1 〜SBM の量子化サンプルは各出力端子4.1 〜4.M
に存在する。
【0020】出力端子3.1 〜3.M をさらにビット要求決
定手段6の各入力端子5.1 〜5.M に結合する。ビット要
求決定手段6によってサブバンドSB1 〜SBM の左側およ
び右側サブバンド信号部分の時間等価qサンプル信号ブ
ロックに対しビット要求bmを決めるようにする。この
ビット要求bm はサブバンド信号部分のqサンプル信号
ブロックのqサンプルを量子化すべきビットの数に比例
する相対数である。
【0021】ビット要求決定手段6によって取出された
ビット要求b1 〜bM をビット割当て手段7に供給す
る。このビット割当て手段7によってサブバンド信号SB
1 〜SB M の関連する信号ブロックのqサンプルをビット
要求b1〜bMを基として量子化する必要のあるビット
1 〜nM の実際の数を決めるようにする。ビット数n
1 〜nM に対応する制御信号をライン8.11〜8.M を経て
各量子化器Q1 〜QM に供給して量子化器が正しい数の
ビットによりサンプルを量子化し得るようにする。
【0022】ビット要求決定手段6およびビット割当て
手段7の作動はヨーロッパ特許出願第457390号およびヨ
ーロッパ特許出願第457391号に詳細に記載されている。
【0023】その後、サブバンド信号の信号ブロックの
量子化サンプルを信号合成ユニット14の入力端子4.1 〜
4.M に供給する。同様にビット数n1 〜nM から形成し
たビット割当て情報を所望のように変換した後信号合成
ユニット14の入力端子12.1〜12.Mに供給する。また、ス
ケールファクタSF1 〜SFM から形成したスケールファク
タ情報を所望のように変換した後信号合成ユニット14の
入力端子11.1〜11.Mに供給する。信号合成ユニット14の
出力端子17に得られる信号をそのフォーマットを図2に
示す第2デジタル信号とする。
【0024】図1bは記録配置の第2区分を示し、この
第2区分には信号合成ユニット14のほかに第2変換手段
15を設けるとともに入力端子の信号を最記録可能な記録
キャリアに供給する書込み手段16をも設ける。この場合
にはこの記録キャリアを磁気記録キャリアとする。
【0025】サブバンドの左側信号部分に対するサンプ
ル、ビット割当て情報およびスケールファクタ情報のほ
かに、サブバンドの右側信号部分に対するサンプル、ビ
ット割当て情報およびスケールファクタ情報をも信号合
成ユニット14に供給する。この信号合成ユニット14によ
ってこれら信号を合成し、且つこれら信号をその出力端
子17に存在する第2デジタル信号の順次のフレームに収
容する。
【0026】図2は第2デジタル信号のフォーマットを
示す。このフォーマットはヨーロッパ特許出願第402973
号を参照されたい。図2は順次の連続フレームj-1,j,j+
1 を具える第2デジタル信号を示すとともにフレームを
構成する手段を示す。このフレームは同期情報を含み得
る第1フレーム部分FD1 と、割当て情報を含み得る第2
フレーム部分FD2 と、第3フレーム部分FD3 とを具え
る。この第3フレーム部分は先ず最初スケールファクタ
情報を含み、次いでサブバンドの量子化信号のサンプル
を含む。かかる点のさらに詳細な説明は前記ヨーロッパ
特許出願第402973号を参照されたい。
【0027】第2デジタル信号を第2変換手段15の入力
端子18に供給する。この変換手段では第2デジタル信号
に他の符号化を施して再生側において受信情報の誤り補
正を行うことができる。この目的のため、例えば、リー
ドソロモン符号化および可能であればインターリービン
グを第2デジタル信号に対して用いる。
【0028】さらに、信号を適宜符号化して記録すべき
情報が記録キャリアに好適に記録されるようにする。従
って、例えば、信号を構成する8ビットワードに対し8
−10符号化器を用いることができる。かかる8−10変換
は例えばヨーロッパ特許出願第150082号に記載されてい
る。この変換中8ビット情報ワードを10ビットコードワ
ードに変換する。
【0029】かくして得た第3デジタル信号を出力端子
19に発生させるようにする。この出力端子19は磁気記録
キャリアの1トラックに第3デジタル信号を書込む書込
み手段16の入力端子20に結合する。
【0030】図3は記録キャリアに設けたトラックを有
する記録キャリア21を示す。記録キャリア21のA面には
互いに並列に配置され且つ記録キャリアの長手方向に走
行するn+1トラックTa.1 〜Ta.n+1 を設ける。同様
に、B面にはn+1 トラックTb. 1 〜Tb.n+1 を設ける。
【0031】トラックTa.n+1 およびTb.n+1 は補助信
号をヨーロッパ特許出願第436991号に記載したように記
録する補助信号AUX とする。
【0032】デジタル化および符号化オーディオ情報は
磁気記録キャリアのトラックTa.1〜Ta.n およびTb.1
〜Tb.n に同期およびシステム情報とともに記録す
る。オーディオ情報はトラックのフレームに含めるよう
にする。これらフレームは全てほぼ同一の長さとする。
【0033】図4aはトラックTa.i およびこのトラッ
クのフレームの構成を示す。他のトラックも同様に構成
する。このトラックのフォーマットはヨーロッパ特許出
願第456299号に詳細に記載されている。
【0034】フレーム間間隙IFG によって中断された順
次のフレーム・・・,j-1,j,j+1,・・・ によって構成する。こ
のフレーム間間隙はヨーロッパ特許出願第448160号に詳
細に記載されているので参照されたい。1つのフレーム
は多数の情報ブロックSm-1, Sm , Sm+1 を具える。
本例ではこれらフレームは各々が32個の情報ブロックを
具える。図4bはブロックSm のようなブロックの内容
を示す。各ブロックは第1ブロック区分(ヘッダー)お
よび第2ブロック区分(本体)によって構成する。この
ヘッダーは同期ワード25、フレーム番号FN,ブロック番
号BNおよびパリティワードPAR を具える。本体の内容は
記録されたオーディオ信号を表わすデジタル情報および
パリティ情報の双方である。この本体は各々が10ビット
より成る48バイトを含む。これらフレームの構成の詳細
はヨーロッパ特許出願第456299号を参照されたい。
【0035】第2デジタル信号の直列データ流をトラッ
クに記録されたまま第3デジタル信号に変換する手段を
さらに説明する。
【0036】第2デジタル信号の直列データ流に含まれ
る情報を8ビット長さのバイトに分割し、所望に応じイ
ンターリービングステップ後に変換手段15に含まれるRA
M メモリRM(図5参照)に記憶する。特に、RAM メモリ
RMはその部分P1の第2デジタル信号のほぼ21・(1/3)に含
まれる情報を記憶することができる。総合では第2デジ
タル信号のバイトの多数のa.c をRAM メモリRMの部分P1
に設けられたa行およびc列に記憶する。C1 誤り補正
符号化ステップをRAM メモリRMのa行全体に亘り行状に
実行して各行に対し多数のdパリティバイトが得られる
ようにする。これらパリティバイトをRAM メモリRMの部
分P2に記憶する。次いで、C2 誤り補正符号化ステップ
をRAM メモリRMの(c+d )行全体に亘り列状に実行して
各列に対し多数のbパリティバイトが得られるようにす
る。これらパリティバイトをRAMメモリRMの部分P3に記
憶する。次いでRAM メモリRMを列状に読出して8−10符
号化器に供給する。(c+d )が数nにに等しいことは明
らかであり、このnは第3デジタル信号を記録する必要
のある記録キャリアのトラックの数である。この場合に
は、1列のa+b バイトを符号化し、nトラックの関連す
るトラックに記録する。RAM メモリRMのc+d 列の各々に
含まれる情報をc+d 関連8−10符号化器によって符号化
する。他の可能性は、c+d 行の情報を1つの単一8−10
符号化器によって時分割で符号化することである。この
後者の場合には1つのトラックに記録する必要のある情
報の符号化に正しく走行するDSV を用いることに注意す
る必要がある。各々が10ビットより成るa+b バイトを記
録キャリアのトラックフレームの本体に記録する。さら
にヘッダー情報は記録された情報に追加する。nトラッ
クTa.1 〜Ta.n で互いに隣接するnトラックによって
テープフレームを構成する。
【0037】図6は従来の再生配置の1例を線図的に示
す。この再生配置は記録キャリアのトラックから第3デ
ジタル信号を読出す読取り手段30を具える。
【0038】読取った第3デジタル信号を第3変換手段
32の入力端子31に供給する。この第3変換手段32では、
先ず最初10−8変換を上述した8−10符号化と比較して
逆に実行する。次いで誤り補正操作を実行して読取られ
た情報を逆インターリービング処理する。かくして復号
化した信号は図2につき説明した第2デジタル信号に相
当し、出力端子33に発生するようにする。第2デジタル
信号をブロック35および36を具える第4変換手段の入力
端子34に供給する。ブロック35によって図2に示すフレ
ームから各サブバンドの各信号ブロックに対し、割当て
情報、スケールファクタ情報およびサンプルを取出す。
逆量子化し、且つスケールファクタで乗算した後,サブ
バンド信号SB1 〜SBM は出力端子37.1〜37.Mに現われる
ようになる。これらサブバンド信号を合成フィルタ手段
36の入力端子37.1〜37.Mに供給し、これによりサブバン
ド信号から元のデジタル信号を再生する。合成フィルタ
手段36の作動はヨーロッパ特許出願第400755号に詳細に
記載されている。元のデジタル信号は合成フィルタ手段
36を経て再生配置の出力端子40に供給する。例えば元の
デジタル信号の左側信号部分がここでは関連する。ブロ
ック35は他のM出力端子を有し、この端子で右側信号部
分のサブバンド信号を得るようにする。合成フィルタ手
段36のような合成フィルタ手段(図示せず)を用いてこ
れらサブバンド信号から元の右側信号部分を再構成す
る。
【0039】到来情報で検出された誤りは第3変換手段
32で補正することができる。誤りが補正可能でない場合
には第3変換手段32によってその出力端子41に誤りフラ
グを発生する。この誤りフラグを誤りマスキングシステ
ムの形状のコンシール手段の制御信号入力端子42に供給
する。
【0040】誤りマスキングは種々の手段で実施するこ
とができる。先ず第1の可能性として、誤りのあるサン
プルを正しい前のサンプルにより置換することができ
る。第2の可能性は各面の誤りのあるサンプルに隣接す
る2つの正しいサンプル間で補間を行うことである。多
数の連続誤りフラグが生じる場合にはオーディオ情報の
無効化を行う必要がある。これは多数のサンプルを零値
に設定することによって行うことができる。
【0041】誤りマスキングシステムは図6に示すよう
に破線ブロック43によって第3変換手段32およびブロッ
ク35間に配置することができる。従って第3変換手段32
の誤りフラグに応答して誤りマスキングを第2デジタル
信号で実行する。第3変換手段32の誤りフラグが発生す
る瞬時によってマスキングシステムに対し図2の第2デ
ジタル信号の直列データ流の何れの情報が誤りであるか
を示す。
【0042】他の手段では、出力端子40に供給されたま
まのオーディオ信号を無効とすることによって誤りマス
キングを行うようにする。これは図6に破線で示され合
成フィルタ手段36の出力端子および出力端子40間に結合
された誤りマスキング回路43′の制御信号入力端子46に
供給する必要があることを意味する。
【0043】次いで、前の記録全体が記録される際に新
たな記録を行う場合に何が生じるかを説明する。
【0044】図7aは、元の記録の中断が生じないもの
とすると、第3変換手段で読取られ且つ変換される際の
第2変換手段の直列データ流を示す。次のフレーム・・・
Fj- 1, Fj ,Fj+1,・・・ は互いに追従し、且つ第3変換手
段14によって出力端子17に供給される。
【0045】図7bは新たな記録が元の記録の終端部分
を越えて生じる場合における出力端子17の第2デジタル
信号の直列データ流を示す。第2デジタル信号の直列デ
ータ流における元の記録の残りの部分および新たな記録
の始端部分間の境界は位置Bである。この図から明らか
なように新たな記録の直列データ流の第1フレームF1
元の記録のフレームFj-1 が終了する前に既に開始され
ている。第2デジタル信号を種々のサブバンドに対する
種々のサンプルに再変換することは、ブロック35内で第
2フレーム部分FD2 の割当て情報を検出し、且つ第3フ
レーム部分FD3のサンプルを具える部分のビットを計数
することによって行う。同様にして、フレームFj-1
第3フレーム部分からサンプルを検索する。再変換中ブ
ロック35は、境界Bが元の記録および新たな記録間に存
在し、従って位置Bを通過する直列データ流のビットを
計数し続けると云う事実を心配することはない。これが
ためブロック35にフレームFj-1 の誤りのある再変換が
生じ、従って出力端子40に供給されるオーディオ信号に
可聴歪みが発生するようになる。元の記録のフレームF
j の開始である瞬時ts に再変換回路は新たな同期信号
を受ける必要がある。かかる同期信号が検出されない場
合には新たな記録のフレームF2の同期信号である同期
信号を次に検出するまで待機する。これがため可聴歪み
はフレームF j-1 およびF1 の発生中少なくとも継続す
る。従って再変換はフレームF2 に含まれる情報を再変
換することによって再開する。再変換回路が互いに時間
的に正しい距離にある少なくとも2つの同期信号を必要
とする場合には少なくとも2つのフレームF2 およびF
3 を受けた後の後者の時間間隔に再変換を再開する。
【0046】図7cは元の記録が新たな記録により部分
的に重ね書きされた多の状態を示す。図から明らかなよ
うに新たな記録の開始は図7bのフレームF1 のような
完全なフレームで正確に開始する必要はない。即ち、図
7cは新たな記録が不完全なフレームF1 ′で開始する
ことを示す。
【0047】上述した状態となる理由は、回路素子2、
10、14を具える第1変換手段および第2変換手段15が単
に緩やかに同期しているからである。これは、記録中第
2変換手段15の第2デジタル信号の符号化の開始が第2
デジタル信号のフレームの開始に正確に一致する必要の
ないことを示す。これがため、再生中ブロック35は元の
記録および新たな記録間の境界を注意することなく位置
Bを通過する直列データ流のビットを計数し続ける。可
聴歪みが発生すると、この歪みはフレームF2の情報を
受けるまで、フレームFj-1 の開始時から少なくとも継
続する。
【0048】図8は本発明を含む記録配置の第1例を示
す。即ち、図8は図1bの記録配置の第2部分を示す。
さらにこの配置には第2変換手段15の出力端子19に結合
された入力端子54を有するスクランブラ50の形態の信号
処理手段を有する。このスクランブラ50によって、記録
配置の記録モードへのスイッチングに応答して第1の特
定時間間隔中記録配置の第3デジタル信号をスクランブ
ルする。この記録モードへのスイッチングはユーザが記
録釦(図示せず)を押すことによって作動する。中央処
理ユニット51によってこの記録釦の押圧作動を検出し出
力端子52にスイッチング制御信号を発生し、この制御信
号を可制御スイッチ53に供給する。この可制御スイッチ
53は制御信号により下側位置に位置してスクランブラ50
の出力端子55を書込み手段の入力端子20に結合し、トラ
ックに記録された第3デジタル信号の開始部に含まれる
情報を無効とし得るようにする。第3デジタル信号の開
始部に含まれる情報を無効とすることによって再生中ト
ラックから読取った開始部に含まれる無効とされた情報
を第3変換手段32に供給し、これによって第3変換手段
32の出力端子41に誤り信号を発生して前記第1の特定の
時間間隔中デジタル信号を無効とし得るようにする。こ
れがため、再生配置の出力端子40のデジタルオーディオ
信号に可聴歪みは発生しない。図7bおよび7cにつき
前述したところから明らかなように、オーディオ信号を
無効とすることによって第2デジタル信号の誤って復号
化されたフレームFj-1 およびF1 に相当する情報を回
路36(図6参照)の出力端子に供給する時間間隔を少な
くともカバーする。
【0049】1つまたは多数の連続トラックフレーム本
体部分に含まれる情報のみをスクランブルするが、トラ
ックフレームのヘッダー部分に含まれる情報はそのまま
何の影響も受けないようにするのが好適である。これが
ため読取り中の同期化を保持することができる。
【0050】本発明記録配置の第2例では、第2変換手
段でオーディオデータに加えられたパリティ情報を無効
にするかまたはスクランブルする。図9は第2変換手段
15′のさらに詳細な例を示す。この第2変換手段15′は
入力端子がRAM メモリRMの出力端子に結合され、出力端
子がスイッチ53の端子およびスクランブラ50の入力端子
に結合された誤り補正符号化ユニットRECO 60 の形状の
パリティ発生器を具える。スイッチ50の第3共通端子を
RAM メモリRMの入力端子に結合する。パリティ発生器60
によって、入力端子に供給されるRAM メモリRMの部分P
1 に含まれるオーディオデータによりC1 およびC2
リティコードワードを発生する。スイッチ53が図9に示
す位置にある場合にはパリティ発生器60によってパリテ
ィ情報をRAM メモリRMに供給してその部分P2 にC1
リティコードワードを記憶し、部分P3 にC2 パリティ
コードワードを記憶する。
【0051】中央処理ユニット51によって記録釦の作動
を検出するとともに出力端子52にスイッチング制御信号
を発生し、この制御信号を可制御スイッチ53に供給す
る。この可制御スイッチ53は制御信号により下側位置に
あり、スクランブラ50の出力端子55をRAM メモリRMの入
力端子に結合する。RAM メモリRMの部分P2 およびP3
に含まれるパリティ情報の全部をスクランブラルするこ
とができる。これがため再生中誤りフラグを発生すると
ともにテープフレームに含まれるオーディオ情報の時間
長さに相当する時間間隔に等しい第1時間間隔中オーデ
ィオ信号を無効とする。
【0052】他の可能性ではRAM メモリRMの部分P1 に
含まれるオーディオ情報に対するパリティ情報の計算を
禁止する必要があることである。RAM メモリRMの部分P
2 およびP3 に対するパリティ情報の計算を禁止するこ
とは、RAM メモリRMの部分P2 およびP3 がいまだ部分
P1 に以前に記憶されているオーディオ情報に相当する
パリティ情報を具えることを意味する。このパリティ情
報は部分P1 に新たに記憶されたオーディオ情報に関連
しない。これがため再生中再び誤りフラグが発生してオ
ーディオ信号を無効とし得るようになる。
【0053】RAM メモリRMの部分P2 およびP3 のパリ
ティ情報の全ては必ずしもスクランブルする必要はな
い。再生中2つの記録間の遷移をカバーするオーディオ
情報の充分な長さを無効とするに充分な部分P2 および
P3 のコードワードをスクランブルするかまたは無効と
するだけで充分である。
【0054】さらに他の可能性は、部分P1 に含まれる
オーディオデータの少なくとも1部分をスクランブルし
て同様に再生中充分な数の誤りフラグを発生しオーディ
オ信号を無効とし得るようにすることである。
【0055】また、他の例では、記録配置によって記録
すべき信号にコンシールコードを挿入してこれらコンシ
ールコードが再生中に検出されるようにする。1つ以上
のコンシールコードを検出すると、無効回路43または4
3′によって時間の第1の特定の周期中オーディオ信号
を無効とする。
【0056】図10は第1変換手段によって発生した第2
デジタル信号のフレームを示す。本例では第3フレーム
部分FD3 をさらに分割してサンプルを具えるフレームの
部分の背後に第5フレーム部分FD5 を含み得るようにす
る。このフレームのフォーマットは前述したヨーロッパ
特許出願第402973号の図23に詳細に記載されている。こ
のコンシールコードはフレームの第5フレーム部分、特
に第2デジタル信号のフレームの第6フレーム部分に挿
入することができる。他の可能性はフレームの第1フレ
ーム部分FD1 にシステム情報(SYS INFO)のコンシール
コードを挿入することである。
【0057】コンシールコードはフレームの固定箇所に
位置する1ビットの形態とすることができる。このビッ
トが論理“1”である場合には、これはコンシールコー
ドが存在することを示す。論理“0”のビットはコンシ
ールコードが存在しないことを意味する。
【0058】コンシールコードがフレーム部分FD6 、特
にその端部に挿入される場合には新たな記録の第1フレ
ームF1 またはF1 ′(図7bまたは7c参照)にコン
シールコードを含めるだけで充分である。
【0059】ここに云う信号のコンシールとは図11に示
すオーディオ信号の無効化を意味するものとする。他の
可能性は最後の正しく復号化されたフレームFj-2 を繰
返すか、または補間を行うことである。
【0060】新たな記録の終わりに生じること、特に元
の記録の終端が新たな記録により重ね書きされず、従っ
て記録キャリアの新たな記録の終わり後にも存在する状
態生じることについて記載する。
【0061】図12aは元の記録を再生する際に第3変換
手段32の出力端子33に発生する第2デジタル信号を示
す。実際上、この図12aは図7aに等しい。図12bおよ
び12cは元の記録が部分的に重ね書きされて新たな記録
の終端部分と元の記録の残りの部分との間に境界Bが存
在する状態を示す。図12bにおいては、新たな記録が不
完全なフレームFp で終端する。また図12cでは新たな
記録は不完全なフレームFp ′で終端する。
【0062】境界Bの存在により再生されたオーディオ
信号に擾乱が発生するのを防止するために、記録配置の
“記録停止”釦をユーザが押圧することに応答して新た
な記録の終端に上述した手段の1つを適用する。
【0063】これがため、特定の第2時間周期中にコン
シール機能を作動させて再生中境界Bを通過するオーデ
ィオ信号をコンシールし得るようにする。第2の特定の
時間周期によって、不正に復号化されたフレームFp
およびFj (図12c参照)に相当する情報が回路36の出
力端子に供給されるようにする。第1の時間間隔の長さ
は第2の時間間隔の長さに等しくすることができる。
【0064】上述した手段に加えて、極めて低い(零)
レベルのオーディオ信号により新たな記録を開始すると
ともにオーディオレベルを所望のレベルにフェードイン
し得るようにするのが好適である。同様に、零レベルに
フェードアウトするオーディオレベルで新たな記録を終
了させるのが有利である。
【0065】記録キャリア21の補助トラックTa.n+1
コンシールコードccの記録を示す本発明の他の例を図13
に示す。本例記録配置は補助信号を発生する補助信号源
70を具える。この補助信号は記録キャリアに記録された
音楽アイテムのシーケンス番号のような目次(TOC )情
報および音楽アイテムの開始位置に関連する位置情報を
含む。この位置情報はタイミング情報の形態とすること
ができる。この補助情報は出力端子が読取りヘッドに結
合された信号合成ユニット72の第1入力端子に供給す
る。さらに本例記録配置はコンシールコード発生器71を
具え、このコンシールコード発生器は中央処理ユニット
51によりその出力端子52を経て発生器71に供給される制
御信号によりコンシールコードccを発生する。出力端子
52の制御信号は記録モードに切換えられた記録配置に応
答して発生し、この記録モードへのスイッチングは中央
処理ユニット51によって検出する。このコンシールコー
ドは信号合成ユニット72の第2入力端子に供給する。記
録ヘッド73によって補助(AUX )トラックTa.n+1 の補
助信号およびコンシールコード(存在する場合)を記録
する。
【0066】図13にはさらに記録キャリアの頂半部を示
す。元の記録は頂部左側から底部右側に斜線を付したト
ラックの部分によって示す。頂部左側から底部右側に、
および頂部右側から底部左側に斜線を付したトラックの
部分は新たな記録を示す。ブラックスポットccにより示
され、且つ補助信号の新たな記録の開始部分に位置する
コンシールコードは図から明らかである。
【0067】さらに図13はコンシールコード検出器75を
含む再生配置を示す。再生中このコンシールコード検出
器75によってコンシールコードを検出するとともにコン
シール制御信号を発生し、この信号をコンシール手段4
3′の制御信号入力端子46に供給する。
【0068】図14は前の記録を越える記録モードの終端
に応答して補助トラックTa.n+1 の終端部分にコンシー
ルコードを記録する場合を示す。本例でも頂部左側から
底部右側に斜線を付したトラックの部分は元の記録を示
す。頂部左側から底部右側におよび頂部右側られた底部
左側に斜線を付したトラックの部分は新たな記録を示
す。図から明らかなように、コンシールコードはブラッ
クスポットccにより示され、且つ補助信号の新たな記録
の終端部分に位置する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は従来の記録配置の第1変換手段の構成
を示す回路図であり、(b)は記録配置の第2区分を示
すブロック回路図である。
【図2】第2デジタル信号のフォーマットを示す説明図
である。
【図3】記録キャリアのトラックのフォーマットを示す
説明図である。
【図4】(a)は第3デジタル信号を記録キャリアのト
ラックに記録する際の第3デジタル信号のフォーマット
であり、(b)はブロックの内容を示す説明図である。
【図5】記録配置の誤り補正符号化ステップを実行する
第2変換手段に含まれるRAM メモリの状態を示す説明図
である。
【図6】従来の再生配置の構成を示す回路図である。
【図7】(a)元の記録の読取り時における読取られた
第2デジタル信号の直列データ流を示す説明図であり、
(b)元の記録上に部分的におこなわれた新たな記録の
際における読取られた第2デジタル信号の直列データ流
を示す説明図であり、(c)元の記録上に部分的におこ
なわれた新たな記録の際における読取られた第2デジタ
ル信号の直列データ流を示す説明図である。
【図8】本発明回路を組込む記録配置の1部分の1例の
構成を示す回路図である。
【図9】本発明回路を組込む記録配置の1部分の他の例
の構成を示す回路図である。
【図10】第2デジタル信号の他のフォーマットを示す
説明図である。
【図11】本発明再生配置の1例の構成を示す説明図で
ある。
【図12】(a)元の記録の読取り時における読取られ
た第2デジタル信号の直列データ流を示す説明図であ
り、(b)元の記録上に部分的におこなわれた新たな記
録の際における読取られた第2デジタル信号の直列デー
タ流を示す説明図であり、(c)元の記録上に部分的に
おこなわれた新たな記録の際における読取られた第2デ
ジタル信号の直列データ流を示す説明図である。
【図13】コンシール符号を記録キャリアの他の離間ト
ラックに記録した例の構成を示す説明図である。
【図14】コンシール符号を記録キャリアの他の離間ト
ラックに記録した例の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 サブバンドコーダ 14 信号合成手段 15 第2変換手段 16 書込み手段 21 記録キャリア 32 第3変換手段 35 第4変換手段 36 合成フィルタ手段 43′誤りマスキング回路 50 スクランブラ 51 中央処理ユニット 53 可制御スイッチ 60 パリティ発生器 70 補助信号源 71 コンシールコード発生器 72 信号合成ユニット 73 読取りヘッド 75 コンシールコード検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘラルダス コルネリス ペトルス ロッ クホフ オランダ国 5621 ベー アー アインド ーフェン フルーネヴァウツウェッハ1 (72)発明者 フランシスカス アントニウス ネープケ ンス オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ 1 (72)発明者 ヨハン フェリックス シェリー オランダ国 5621 ベー アー アインド ーフェン フルーネヴァウツウェッハ1

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再記録可能な記録キャリアに/からデジ
    タルオーディオ信号を記録/再生するシステムであっ
    て、再記録可能な記録キャリアのトラックにデジタルオ
    ーディオ信号を記録する記録配置および再記録可能な記
    録キャリアのトラックからデジタルオーディオ信号を再
    生する再生配置を具え、 前記記録配置は ・デジタルオーディオ信号を受信する入力端子と、 ・データ縮小ステップのデジタルオーディオ信号を同期
    情報、ビット割当て情報、スケールファクタ情報および
    第2デジタル信号の次のフレームに含まれるオーディオ
    信号を具える第2デジタル信号に変換する第1変換手段
    と、 ・第2デジタル信号を第3デジタル信号に変換して前記
    トラックから読取った第3デジタル信号に関し再生配置
    で誤り補正を行い得るようにした第2変換手段と、 ・第3デジタル信号を前記記録キャリアのトラックに書
    込む書込み手段とを具え、 前記再生配置は ・記録キャリアのトラックから第3デジタル信号を読取
    る読取り手段と、 ・前記トラックから読取った第3デジタル信号の誤りを
    補正し、誤りを補正し得ない場合に誤りフラグを発生
    し、且つ前記第3デジタル信号を第2デジタル信号に再
    変換する第3変換手段と、 ・前記第2デジタル信号を再変換してデジタルオーディ
    オ信号を得るようにした第4変換手段と、 ・前記誤り補正手段により発生した誤りフラグに応答し
    てデジタルオーディオ信号の補正し得ない誤りをコンシ
    ールするコンシール手段と、 ・前記デジタルオーディオ信号を供給する出力端子とを
    具える再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオー
    ディオ信号の記録再生システムにおいて、 記録モードでの記録配置のスイッチングに応答して記録
    配置のデジタル信号をさらに処理してトラックに記録さ
    れている第3デジタル信号の始端部分に含まれる情報を
    無効にし得るようにした信号処理手段をさらに具え、こ
    の始端部分に含まれる情報を無効にして再生中トラック
    から読取った信号の始端部分に含まれる無効にした情報
    によって前記コンシール手段に供給された第1時間間隔
    中コンシール制御信号を発生して第1時間間隔中前記デ
    ジタル信号をコンシールし、この第1時間間隔は再生さ
    れたデジタル信号の始端部分を少なくとも含むようにし
    たことを特徴とする再記録可能な記録キャリアに対する
    デジタルオーディオ信号の記録再生システム。
  2. 【請求項2】 再記録可能な記録キャリアに/からデジ
    タルオーディオ信号を記録/再生するシステムであっ
    て、再記録可能な記録キャリアのトラックにデジタルオ
    ーディオ信号を記録する記録配置および再記録可能な記
    録キャリアのトラックからデジタルオーディオ信号を再
    生する再生配置を具え、 前記記録配置は ・デジタルオーディオ信号を受信する入力端子と、 ・データ縮小ステップのデジタルオーディオ信号を同期
    情報、ビット割当て情報、スケールファクタ情報および
    第2デジタル信号の次のフレームに含まれるオーディオ
    信号を具える第2デジタル信号に変換する第1変換手段
    と、 ・第2デジタル信号を第3デジタル信号に変換して前記
    トラックから読取った第3デジタル信号に関し再生配置
    で誤り補正を行い得るようにした第2変換手段と、 ・第3デジタル信号を前記記録キャリアのトラックに書
    込む書込み手段とを具え、 前記再生配置は ・記録キャリアのトラックから第3デジタル信号を読取
    る読取り手段と、 ・前記トラックから読取った第3デジタル信号の誤りを
    補正し、誤りを補正し得ない場合に誤りフラグを発生
    し、且つ前記第3デジタル信号を第2デジタル信号に再
    変換する第3変換手段と、 ・前記第2デジタル信号を再変換してデジタルオーディ
    オ信号を得るようにした第4変換手段と、 ・前記誤り補正手段により発生した誤りフラグに応答し
    てデジタルオーディオ信号の補正し得ない誤りをコンシ
    ールするコンシール手段と、 ・前記デジタルオーディオ信号を供給する出力端子とを
    具える再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオー
    ディオ信号の記録再生システムにおいて、 記録モードの終端に応答し記録モードの終端の直前の記
    録配置のデジタル信号をさらに処理してトラックに記録
    されている第3デジタル信号の終端部分に含まれる情報
    を無効にし得るようにした信号処理手段をさらに具え、
    この終端部分に含まれる情報を無効にして再生中トラッ
    クから読取った信号の終端部分に含まれる無効にした情
    報によって前記コンシール手段に供給された第2時間間
    隔中コンシール制御信号を発生して第2時間間隔中前記
    デジタル信号をコンシールし、この第2時間間隔は再生
    されたデジタル信号の終端部分を少なくとも含むように
    したことを特徴とする請求項1に記載の再記録可能な記
    録キャリアに対するデジタルオーディオ信号の記録再生
    システム。
  3. 【請求項3】 再記録可能な記録キャリアに/からデジ
    タルオーディオ信号を記録/再生するシステムであっ
    て、再記録可能な記録キャリアのトラックにデジタルオ
    ーディオ信号を記録する記録配置および再記録可能な記
    録キャリアのトラックからデジタルオーディオ信号を再
    生する再生配置を具え、 前記記録配置は ・デジタルオーディオ信号を受信する入力端子と、 ・データ縮小ステップのデジタルオーディオ信号を同期
    情報、ビット割当て情報、スケールファクタ情報および
    第2デジタル信号の次のフレームに含まれるオーディオ
    信号を具える第2デジタル信号に変換する第1変換手段
    と、 ・第2デジタル信号を第3デジタル信号に変換して前記
    トラックから読取った第3デジタル信号に関し再生配置
    で誤り補正を行い得るようにした第2変換手段と、 ・補助信号を発生する信号源と、 ・第3デジタル信号を前記記録キャリアのトラックに書
    込むとともに記録キャリアの補助トラックに補助信号を
    書込む書込み手段とを具え、 前記再生配置は ・記録キャリアのトラックから第3デジタル信号を読取
    るとともに記録キャリアの補助トラックから補助信号を
    読取る読取り手段と、 ・前記トラックから読取った第3デジタル信号の誤りを
    補正し、誤りを補正し得ない場合に誤りフラグを発生
    し、且つ前記第3デジタル信号を第2デジタル信号に再
    変換する第3変換手段と、 ・前記第2デジタル信号を再変換してデジタルオーディ
    オ信号を得るようにした第4変換手段と、 ・前記誤り補正手段により発生した誤りフラグに応答し
    てデジタルオーディオ信号の補正し得ない誤りをコンシ
    ールするコンシール手段と、 ・前記デジタルオーディオ信号を供給する出力端子とを
    具える再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオー
    ディオ信号の記録再生システムにおいて、 前記記録配置は記録モードでの記録配置のスイッチング
    に応答して記録配置の補助信号をさらに処理して補助ト
    ラックに記録されている補助信号の始端部分に少なくと
    も1つのコンシール符号を加えるようにした信号処理手
    段をさらに具え、且つ前記再生配置は前記トラックから
    読取った補助信号の少なくとも1つのコンシール符号を
    検出し、検出された少なくとも1つのコンシール符号に
    応答して第1時間間隔中コンシール制御信号を発生し、
    このコンシール制御信号をコンシール手段に供給して前
    記第1時間間隔中前記デジタル信号をコンシールし得る
    検出手段を具え、前記第1時間間隔は記録するデジタル
    信号の始端部分を少なくとも含むようにしたことを特徴
    とする再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオー
    ディオ信号の記録再生システム。
  4. 【請求項4】 再記録可能な記録キャリアに/からデジ
    タルオーディオ信号を記録/再生するシステムであっ
    て、再記録可能な記録キャリアのトラックにデジタルオ
    ーディオ信号を記録する記録配置および再記録可能な記
    録キャリアのトラックからデジタルオーディオ信号を再
    生する再生配置を具え、 前記記録配置は ・デジタルオーディオ信号を受信する入力端子と、 ・データ縮小ステップのデジタルオーディオ信号を同期
    情報、ビット割当て情報、スケールファクタ情報および
    第2デジタル信号の次のフレームに含まれるオーディオ
    信号を具える第2デジタル信号に変換する第1変換手段
    と、 ・第2デジタル信号を第3デジタル信号に変換して前記
    トラックから読取った第3デジタル信号に関し再生配置
    で誤り補正を行い得るようにした第2変換手段と、 ・補助信号を発生する信号源と、 ・第3デジタル信号を前記記録キャリアのトラックに書
    込むとともに記録キャリアの補助トラックに補助信号を
    書込む書込み手段とを具え、 前記再生配置は ・記録キャリアのトラックから第3デジタル信号を読取
    るとともに記録キャリアの補助トラックから補助信号を
    読取る読取り手段と、 ・前記トラックから読取った第3デジタル信号の誤りを
    補正し、誤りを補正し得ない場合に誤りフラグを発生
    し、且つ前記第3デジタル信号を第2デジタル信号に再
    変換する第3変換手段と、 ・前記第2デジタル信号を再変換してデジタルオーディ
    オ信号を得るようにした第4変換手段と、 ・前記誤り補正手段により発生した誤りフラグに応答し
    てデジタルオーディオ信号の補正し得ない誤りをコンシ
    ールするコンシール手段と、 ・前記デジタルオーディオ信号を供給する出力端子とを
    具える再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオー
    ディオ信号の記録再生システムにおいて、 前記記録配置は記録モードの終端に応答し且つこの終端
    の直前の記録配置の補助信号をさらに処理して補助トラ
    ックに記録されている補助信号の終端部分に少なくとも
    1つのコンシール符号を加えるようにした信号処理手段
    をされた具え、且つ前記再生配置は前記トラックから読
    取った補助信号の少なくとも1つのコンシール符号を検
    出し、検出された少なくとも1つのコンシール符号に応
    答して第2時間間隔中コンシール制御信号を発生し、こ
    のコンシール制御信号をコンシール手段に供給して前記
    第2時間間隔中前記デジタル信号をコンシールし得る検
    出手段を具え、前記第2時間間隔は記録するデジタル信
    号の終端部分を少なくとも含むようにしたことを特徴と
    する再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオーデ
    ィオ信号の記録再生システム。
  5. 【請求項5】 前記信号処理手段は少なくとも1つのコ
    ンシール符号をトラックから読取った第2または第3デ
    ジタル信号の始端部分に追加する信号合成手段を具え、
    前記再生配置はトラックから読取った第2または第3デ
    ジタル信号の少なくとも1つのコンシール符号を検出す
    るとともに検出された少なくとも1つのコンシール符号
    に応答して前記第1時間間隔中コンシール制御信号を発
    生する検出手段をさらに具えるようにしたことを特徴と
    する請求項1あるいは請求項1および2に記載の再記録
    可能な記録キャリアに対するデジタルオーディオ信号の
    記録再生システム。
  6. 【請求項6】 前記信号処理手段は第2または第3デジ
    タル信号の終端部分に少なくとも1つのコンシール符号
    を追加する信号合成手段を具え、前記再生配置はトラッ
    クから読取った第2または第3デジタル信号の少なくと
    も1つのコンシール符号を検出するとともに検出された
    少なくとも1つのコンシール符号に応答して前記第2時
    間間隔中コンシール制御信号を発生する検出手段をさら
    に具えるようにしたことを特徴とする請求項2あるいは
    請求項1および2に記載の再記録可能な記録キャリアに
    対するデジタルオーディオ信号の記録再生システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかの項に記載の再記
    録可能な記録キャリアに対するデジタルオーディオ信号
    の記録再生システムに用いる記録配置。
  8. 【請求項8】 前記信号処理手段は第3デジタル信号の
    始端部分の少なくとも1部分をスクランブルするスクラ
    ンブル手段を具えることを特徴とする請求項1または2
    に記載の再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオ
    ーディオ信号の記録再生システムに用いる記録配置に使
    用する請求項7に記載の記録配置。
  9. 【請求項9】 前記スクランブル手段によって第3デジ
    タル信号の終端部分の少なくとも1部分をさらにスクラ
    ンブルせしめるようにしたことを特徴とする請求項2に
    記載の再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオー
    ディオ信号の記録再生システムに用いる記録配置に使用
    する請求項8に記載の記録配置。
  10. 【請求項10】 前記第2変換手段によって第2デジタ
    ルパリティ情報を加える請求項8に記載の記録配置にお
    いて、前記信号処理手段によって前記第3デジタル信号
    の始端部分に含まれるパリティ情報を無効にするように
    したことを特徴とする記録配置。
  11. 【請求項11】 前記信号処理手段によって前記第3デ
    ジタル信号の終端部分に含まれるパリティ情報を無効に
    するようにしたことを特徴とする請求項10に記載の記録
    配置。
  12. 【請求項12】 前記信号処理装手段は前記コンシール
    符号を前記補助信号に追加するか、または第2あるいは
    第3デジタル信号に追加する信号合成手段を具えること
    を特徴とする請求項3、4または5に記載の再記録可能
    な記録キャリアに対するデジタルオーディオ信号の記録
    再生システムに使用する請求項7に記載の記録配置。
  13. 【請求項13】 トラックに記録されたコンシール符号
    を具えることを特徴とする請求項12に記載の記録配置に
    より得られる再記録可能な記録キャリア。
  14. 【請求項14】 請求項3,4,5または6に記載の再
    記録可能な記録キャリアに対するデジタルオーディオ信
    号の記録再生システムに使用する再生配置。
JP5138667A 1992-06-09 1993-06-10 再記録可能な記録キャリアに対するデジタルオーディオ信号の記録再生システム Pending JPH0668617A (ja)

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