JP4248026B2 - 符号化された形式と符号化されない形式のディジタル情報信号を交互に伝送する伝送装置 - Google Patents

符号化された形式と符号化されない形式のディジタル情報信号を交互に伝送する伝送装置 Download PDF

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Description

発明の分野
本発明は、
−ディジタル情報信号を受信する入力手段と、
−ディジタル情報信号を符号化し、出力信号を生成する手段とを有する伝送媒体を介してディジタル情報信号を伝送する伝送装置に関する。
本発明は更に、伝送媒体を介して受信する複合信号を受信する受信装置、伝送媒体を介してディジタル情報信号を伝送する方法及び、所定の符号化方法により符号化された或は符号化されていない部分を有するディジタル情報信号を担う記録担体に関する。
発明の背景
最初の段落で記載した形式の送信及び受信装置は、第103回AES総会(米国、ニューヨーク)におけるFons
Bruekers他によるAES予稿4563「1ビットオーディオ信号の改良された無損失符号化」により知られている。知られた伝送装置は、ディジタル情報信号の伝送のビットレートを効率的に低減するようになされている。このように得られた複合信号は、符号化されたディジタル情報信号を含む。概して、知られた伝送装置によって得られた複合信号
は、ディジタル情報信号が符号化されていない複合信号よりもビット数が少ない。
発明の概要
本発明の目的は、少ない又は多くとも等しい数のビットでディジタル情報信号を伝送する伝送及び/又は受信装置を提供することである。本発明はまた、記録担体に更なる情報を蓄積することを可能とする。
このために、本発明による伝送装置は、
−上記符号化手段に与えられる制御信号を発生する制御手段と、
−出力信号が、符号化手段で符号化されたディジタル情報信号の部分を有し得ることを示す第1の形式の第1の識別信号と、出力信号が、符号化手段で符号化されたディジタル情報信号のいかなる部分をも有し得ないことを示す第2の形式の第1の識別信号とを発生する手段と、
−ディジタル情報信号の部分に対して、第1の形式の制御信号と第1の形式の第1の識別信号とに依存した第1の形式の第2の識別信号と、第2の形式の制御信号と第1の形式の第1の識別信号とに依存した第2の形式の第2の識別信号とを発生する手段と、
−伝送媒体に与えられる複合信号を得るために、符号化手段の出力信号と、第1の識別信号と、第1の識別信号が第1の形式の場合には第2の識別信号を結合する結合手段とを更に有し、上記符号化手段は、第1の形式の制御信号の影響の下に、ディジタル情報信号の符号化された部分の形式の出力信号の部分を発生するのに適用され、且つ、第2の形式の制御信号の影響の下に、ディジタル情報信号の部分の形式の出力信号の部分を発生するのに適用されることを特徴とする。
本発明による受信装置は、
分離手段は、複合信号からの第1の形式及び第2の形式の第1の識別信号を得るのにも適用され、
復号手段は、信号部分をディジタル情報信号の部分に復号し、且つ、第1の形式の制御信号に従ってディジタル情報信号の前記部分を供給し、且つ、第2の形式の制御信号に従って実質的に変更されていない形式でディジタル情報信号の部分として信号部分を供給し、
−第1の形式の第1の識別信号に従って第1の形式の制御信号を発生する、復号手段に与えられる制御信号を発生する手段を更に有することを特徴とする。
本発明による方法は、
−制御信号を発生するステップと、
−第1の形式の制御信号の影響の下に、ディジタル情報信号の符号化された部分の形式で、出力信号の部分を発生するステップと、
−第2の形式の制御信号の影響の下に、ディジタル情報信号の部分の形式で、出力信号の部分を発生するステップと、
−出力信号が、符号化手段で符号化されたディジタル情報信号の部分を有し得ることを示す第1の形式の第1の識別信号或は、出力信号が、符号化手段で符号化されたディジタル情報信号のいかなる部分をも有し得ないことを示す第2の形式の第1の識別信号とを発生するステップと、
−第1の形式の制御信号と第1の形式の第1の識別信号とに依存した第1の形式の第2の識別信号を発生するステップと、
−第2の形式の制御信号と第1の形式の第1の識別信号とに依存した第2の形式の第2の識別信号とを発生するステップと、
−符号化手段の出力信号と、第1の識別信号と、第1の識別信号が第1の形式の場合には第2の識別信号を結合し複合信号を得る、結合するステップと、
−伝送媒体に複合信号を与えるステップとを更に有することを特徴とする。
本発明による記録担体は、所定の符号化方法によって符号化された或はされない部分を有するディジタル情報信号を担い、記録担体は所定の符号化方法によって符号化されたディジタル情報信号の部分を有し得ることを示す第1の形式の第1の識別信号をさらに有する。
本発明は、符号化器の使用によって、ディジタル情報信号を伝送するのに要求されるビット数は、常には減少されないという事実の認識に基づいている。符号化器では、ある信号は、出力で、ディジタル情報信号そのものよりも、ディジタル情報信号を表現するために更に多くのビットを必要とする。本発明による装置と方法では、これを予め排除するために、少ないビット数を有する表現が識別信号と共に伝送される。識別信号は、信号が所定の符号化方法で符号化されたか否かを示す。記録担体は最大のビット数を蓄積できる。記録担体が本発明による方法で得られるなら、多くのディジタル情報信号と共に、複合信号を蓄積できる。
【図面の簡単な説明】
本発明を、以下の図を参照して、詳細に説明する。
図1は本発明による伝送装置の第1の実施例のブロック図である。
図2は本発明による受信装置の一実施例のブロック図である。
図3は記録装置の形式の伝送装置のブロック図である。
図4は再生装置の形式の受信装置のブロック図である。
図5は記録担体のボリューム空間の構造を示す図である。
図6は記録担体のオーディオ領域の構造を示す図である。
図7は記録担体のオーディオセクタのレイアウトを示す図である。
図8は多重されたフレームとオーディオセクタの関係を示す図である。
発明の詳細な記載
図1は、本発明による伝送装置の第1実施例のブロック図である。伝送装置は、ディジタルオーディオ信号等のディジタル情報を受信する入力端子2を有する。ディジタルオーディオ信号は、A/D変換器によって、ディジタルオーディオ信号のアナログ信号を、ディジタル情報信号へ変換することによって得られる。
ディジタル情報信号は、ビットストリーム等の1ビット信号の形式を取り得る。
入力端子を介して受信されたディジタル情報信号は、(図示していない)複数の前処理動作によって得られることも可能である。前処理動作は例えば、符号化方法を含み得る。ディジタル情報信号は、1つ又は、複数の信号部分を有し得る。ディジタル情報信号の1つの信号部分は、例えば、記録担体の1トラックに記録された情報でよく、或は、ディジタル情報信号の多くのサンプルを有するグループでも良い。信号部分は共に、ディジタル情報信号を構成する。ディジタル情報信号は、例えば、記録担体に記録された全てのオーディオ情報或は、伝送媒体を経由して伝送された音楽である。入力端子2は、符号化手段6の入力4に接続される。符号化手段は、入力4で受信された信号を符号化信号に変換するのに適用される符号化器7を有する。符号化手段は、第103回AES総会(米国、ニューヨーク)におけるFons
Bruekers他によるAES予稿4563「1ビットオーディオ信号の改良された無損失符号化」に記載された無損失符号化器を有し得る。代わりに、符号化手段は、損失符号化器を有し得る。符号化手段6は、出力10に出力信号を供給するのにも適用される。制御入力8に与えられる制御信号によって、切り換え要素9は符号化器7の出力或は入力4を出力10へ結合し、その結果、出力信号は符号化された信号又は、入力4で受信された信号となる。
符号化手段は符号化器7を有しても良い。符号化器7は、符号化器により使用される係数によって変更された形式で又は、変更されない形式で、情報信号を符号化器の出力に供給する。例えば、本出願時には公開されていない出願EP98200869(PHN16.831)では、算術符号化器が記載されており、値0.5の係数の場合には、算術符号化器の入力で受信された信号は実質的に変更されない形式で、算術符号化器の出力に与えられる。制御信号に従って、符号化器で好適な係数を選択することにより、符号化器は、符号化されたディジタル情報信号又は、実質的に変更されていないディジタル情報信号を出力に与えることができる。符号化手段6は、図1に示す切り換え要素を有しない。
図1に示す実施例は、符号化器6の制御入力8と、識別信号を得る手段18の制御入力16に制御信号を与える制御手段12も有する。制御手段12は入力端子の形式を取り得る。しかし、制御手段12は、データ削減量を決定するのに適用される手段12aを代わりに有しても良い。データ低減は、符号化器7で信号が符号化信号へ変換されることにより達成される又は、達成されることができる。例えば、符号化器でエントロピー符号化器が使用された場合には、エントロピー符号化器の入力に与えられる信号の統計的分散及び/又はエントロピー符号化器で使用される確率表を用いて、符号化で発生する信号のデータ削減量の度合いを十分な確率で決定できる。前記推定が行われたなら、データ削減量を決定するのに信号が符号化されるまで待つ必要は無い。この結果、ディジタル情報信号は、伝送装置によって、更に速く処理され伝送されることができる。手段12aは、ディジタル情報信号と個々の信号部分の両方のデータ削減量を決定できる。従って、データ削減量は、所定の係数と比較される。符号化によるデータ削減量が所定の係数よりも大きい場合には、第1の形式の制御信号が生成される。符号化によるデータ削減量が所定の係数よりも小さい場合には、第2の形式の制御信号が生成される。
符号化手段18は、入力16で受信した制御信号に従って、識別信号を得るのに適用される。識別信号は、出力20に与えられる。符号化手段18は更に、識別信号で、符号化手段が符号化手段6の出力10に符号化形式の信号を供給するか又は、実質的に変更されない信号を供給するかを示すのに適用される。識別信号は、ディジタル情報信号の信号部分は符号化された形式で符号化手段6の出力10に供給され得ることを示す第1の要素を有する。識別信号が、この第1の要素を含む場合には、識別信号は、各々の信号部分に関して、信号が符号化手段6の出力10に、符号化された形式で又は、実質的に変更されない形式で供給されているかどうかを示す第2の要素も含む。
結合手段22は、符号化手段6の出力10に接続された第1の入力24と、識別信号を生成する手段18の出力20に接続された第2の入力26と、出力28を有し、符号化手段6の出力と識別信号からの複合信号を生成するのに適用される。複合信号は伝送媒体TRMを経由して伝送されるために出力28に与えられる。
前述の伝送装置は、以下のように動作する。ディジタル情報信号は入力端子2と符号化手段6に与えられる。制御手段12は、制御信号を符号化手段6に与える。第1の形式の制御信号が受信された場合には、符号化手段の出力信号は符号化信号を含む。第2の形式の制御信号が受信された場合には、切り換え手段9は、符号化手段6の出力10へ、符号化手段6の入力4を接続する。そして、符号化手段6の出力信号はディジタル情報信号を含む。制御信号は外部から画定され得る。例えば、ある形式のディジタル情報信号に対しては、これらのディジタル情報信号の符号化はビット数を上昇させることが知られている。ディジタル情報信号は圧縮されるよりもむしろ拡張される。この拡張は問題が発生するので好ましくない。例えば、これらの問題は、伝送媒体を介してディジタル情報信号を伝送するのに、不適切な蓄積容量又は、不充分な帯域となり得る。ディジタル情報信号の符号化で望ましいデータ低減が得られないことが判明したときには、第2の形式の制御信号が与えられる。そして、ディジタル情報信号は符号化された形式では結合手段22には与えられない。しかし、符号化で望ましいデータ低減が得られることが判明したときには、第1の形式が与えられる。手段18は関連する制御信号に対応する識別信号を発生する。結合手段は、符号化手段6の出力信号と識別信号を結合して複合信号を生成する。そして、複合信号は伝送媒体を介して伝送される。複合信号の中の少ないビット数のディジタル情報信号の作り変えた信号を選択することにより、伝送装置は記録担体の蓄積容量の最適な使用又は、伝送媒体の帯域幅の最適な使用を行える。
前述の段落では、本発明により、どのようにディジタル情報信号が伝送装置によって伝送されるかが記載されている。ディジタル情報信号は1つの信号として見なされる。しかし、ディジタル情報信号は、複数の信号部分を有し得る。信号部分は、1つの音楽項目であっても良く、しかし、代わりにディジタル情報信号の連続したサンプルの組でも良い。本発明に従った伝送装置は、伝送されるべき個々の部分を符号化器によって符号化することも符号化しないことも可能とする。伝送装置は手段12aを有し、手段12aは、全てのディジタル情報信号及び/又は各々の個々の情報信号部分に対して、伝送媒体を介してディジタル情報信号を伝送するために最も少ないビット数を必要とする方法を決定する。幾つかの信号部分に対しては、符号化はデータの低減を行う。他の信号部分に対しては、符号化はデータの増加を行う。符号化器で行われたデータ低減が不充分な信号部分は、符号化手段6の出力信号に符号化された形式では現れず、他の信号部分は出力信号に符号化された形式で現れるというように、制御信号は交互に第1の形式又は、第2の形式であろう。識別信号は、1つの信号部分は復号信号の中に符号化された形式で現れ得ることを示す第1の要素を含む。更に、部分の各々に対して、信号部分は複合信号中に、符号化された形式で現れるか又は、この符号化形式で現れないかを規定する第2の要素がある。
図2は、本発明に従った、複合信号TRMを受信する受信装置の実施例を示す。ディジタル情報信号の作り変えた信号は、複合信号から得られる。伝送装置で使用された符号化に従って、ディジタル情報信号の正確なコピー又は、正確でないコピーが得られる。複合信号は分離手段62の入力60で受信される。分離手段は、複合信号から出力信号と識別信号を得るのに適用される。出力信号は、ディジタル情報信号の作り変えた信号を有し、出力64に与えられる。
ディジタル情報信号の作り変えた信号は、ディジタル情報信号の1つ又は、それ以上の信号部分を有する。信号部分は、ディスクの1トラック又は、ディジタル情報信号の連続したサンプルの組でも良い。ディジタル情報信号の作り変えた信号がどのように符号化されたかを規定する識別信号は出力66に供給される。識別信号は、各々の信号部分に対して、符号化されたかどうかを規定する。
識別手段70は分離手段62の出力に接続された入力68を有する。識別手段70は識別信号から制御信号を得るのに適用され、その制御信号は制御出力72に伝送される。分離手段62の出力64で、出力信号の対応する部分が符号化器により符号化されているときは、識別信号から第1の形式の制御信号が得られる。分離手段62の出力64で、出力信号の対応する部分がこの符号化器により符号化されていないときは、識別信号から第2の形式の制御信号が得られる。
復号手段76は、分離手段62の出力64に接続された入力74を有する。制御入力78は、識別手段の制御出力72に接続されている。復号手段76は、入力74で受信された信号を復号信号に復号するのに適用されるデコーダ77と、切り換え手段79を有する。制御入力78に与えられる制御信号によって、切り換え手段79は、デコーダ77の出力又は、入力74を出力80へ接続する。この結果、復号手段の出力信号は、入力74で受信された信号の復号された信号又は、入力74で受信された信号を有する。伝送装置が無損失符号化を使用する場合には、出力80に与えられる信号は伝送装置の入力に与えられたディジタル情報信号の正確なコピーであろう。復号器は、損失復号器又は、無損失復号器であって良い。無損失復号器の例は、第103回AES総会(米国、ニューヨーク)におけるFons Bruekers他によるAES予稿4563「1ビットオーディオ信号の改良された無損失符号化」に記載されている。復号された信号は、第1の形式の制御信号に従って、出力80に与えられる。入力74で受信された信号は、第2の形式の制御信号に従って、実質的に変更しない形式で出力80に与えられる。信号は、ディジタル情報信号の信号要素又は、全体のディジタル情報信号を含み得る。復号手段76は、出力端子82に接続された出力80を有する。
図2の受信装置は以下のように動作する。分離手段では、ディジタル情報信号の作り変えた信号と識別信号が複合信号より得られる。識別手段は、識別信号から制御信号を得る。識別信号は、所定の方法で符号化された信号の中にディジタル情報信号の作り変えた信号の部分が現れ得ることを示す第1の要素を有する。第1の要素が現れないなら、ディジタル情報信号の作り変えた信号は所定の方法で符号化されていないディジタル情報信号の作り変えた信号である。第1の要素は、例えばディスクの形式の記録担体の内容テーブル、トラックリスト、又は、ブロックヘッダに記録され得る。第1の要素が存在する場合には、識別信号は第2の要素を有する。第2の要素は、ディジタル情報信号の作り変えた信号の中に、符号化された形式で対応する信号部分かどのように現れるかを規定する。制御信号は、第1及び、第2の要素に従って発生される。制御信号は、入力74に与えられる信号が出力80に与えられる前に復号されねばならないか否かを決定する。
図3は、記録担体にディジタル情報信号を記録する装置の形式の伝送装置を示す。図3の回路ブロック300は、図1のブロック図と等価である。回路ブロック300の出力28は図1の結合手段22の出力28に対応する。記録装置は、誤り訂正符号化器302、チャネル符号化器304及び、記録担体308に信号を書きこむ書き込み手段を更に有する。誤り訂正符号化器とチャネル符号化器は従来技術で一般的に知られている。記録担体308は磁気形式でも可能である。本実施例では、書き込み手段306は、記録担体308のトラックに情報を記録するのに適用される1つ又はいくつかの磁気ヘッド310を有する。他の実施例では、記録担体308は光情報担体308’である。この場合、書き込み手段306は、記録担体308’のトラックに情報を記録する1つの光記録ヘッド310を有する。
図4は、記録担体上のディジタル情報信号を再生する装置の形式の受信装置を示す。図4の回路ブロック400は、図2のブロック図と等価である。回路ブロック400の入力60は、分離手段62の入力60に対応する。再生装置は、読み出し手段402、チャネル復号器406及び、信号の誤り検出、もし可能なら訂正する手段を更に有する。チャネル符号化器と誤り検出/訂正符号化器は従来技術で一般的に知られている。読み出し手段402は、記録担体402bに記録された信号を読み出し、この読み出された信号をチャネル復号器406に供給するのに適用される。記録担体402bは、磁気形式でも良い。本実施例の場合には、読み出し手段402は記録担体402bのトラックから信号を読み出すための1つ又は、いくつかの磁気読み出しヘッド402を有する。他の実施例では、記録担体402bは光情報担体402b’である。その場合には、読み出し手段402は、記録担体402b’のトラックから情報を読み出す光読み出しヘッド402aを有する。
本発明に従った伝送装置及び、受信装置は、しばしばバイト単位で処理か行われる。識別信号の第1の要素は、例えば、内容テーブル、トラックリスト又は、ブロックヘッダに記録され得る。識別信号の第2の要素は、例えば、各フレームの先頭等の、復号信号の各信号部分の先頭に記録され得る。フレームは、受信装置に向けられた、ディジタル情報信号の部分とパラメータを有する。バイト単位処理の結果、各フレームはバイト又は、複数のバイトの境界で始まるのが望ましい。信号部分が符号化された形式で複合信号中に現れる場合には、複合信号のこの部分は後続のビットのグループがどの様に復号されるかを示すパラメータで始まり得る。この場合には、このビットは分離して処理され、従って第2の要素はこの信号部分に対して1ビットのみを有し得る。符号化ビット数は整数バイトに対応する必要は無い。複合信号の次の部分がバイト境界で始まるのを保証するために、複合信号の符号化ビットの最後に幾つかのビットを挿入する必要があり得る。信号部分が複合信号の中に、符号化されていない形式で即ち、元々の形式で現れた場合には、第2の要素は、使用された信号処理に応じて、信号部分毎に1ビット又は、1バイトの空間が必要であり得る。バイトごとの信号処理が使用された信号部分が整数のバイト数を有する場合には、第2の要素は、1バイトを示すことが望ましい。この結果、複合信号の部分の境界はバイト境界で残る。
図5は、本発明の記録担体のボリューム空間の構造を示す図である。記録担体のボリューム空間は、ファイルシステム領域、マスタTOC領域、2チャネルステレオ領域、マルチチャネル領域及び、付加データ領域に分割される。2チャネルステレオ領域とマルチチャネル領域はオーディオ領域として参照される。各記録担体は、マスタTOC領域と少なくとも1つのオーディオ領域を有しなければならない。記録担体は随意に、ファイルシステム領域を有しても良い。ファイルシステム領域は、ISO9660及び/又はUDF規格に従ったファイルシステムを有する。ISO9660はCD−ROMの形式の記録担体のボリューム及び、ファイル構造を規定する。付加データ領域は、随意に、オーディオ関連情報を蓄積するのに使用され得る。記録担体が付加データ領域を有するなら、記録担体は、ISO9660及び/又はUDFファイルを有しなけばならない。付加データ領域はファイルシステムを介してアドレスされ得る。ファイルシステムはファイルシステム領域に蓄積される。ファイルシステム領域が、ファイルシステムを蓄積するのに十分大きくないならば、ファイルシステムの残りの部分は付加データ領域に蓄積され得る。
マスタTOC領域は、マスタTOCの3つの同一のコピーを有する。マスタTOCは最も高いレベルで記録担体を記述する。マスタTOCの3つのコピーは、各記録担体上のある位置に配置され、10セクタの固定サイズを有する。セクタは2048バイトを有する。第1セクタは、記録担体上でのオーディオ領域のサイズと位置、アルバム情報、カタログ番号、記録担体の形式及び、記録担体の日付等の、記録担体の一般情報を示す。
図6は、記録担体のオーディオ領域の構造を示す。オーディオ領域は、オーディオ情報を含むオーディオトラックを有するトラック領域と、制御情報を伴った領域TOCを有する。全ての2チャネルステレオトラックは2チャネルステレオ領域に配置される。全てのマルチチャネルステレオトラックはマルチチャネルステレオ領域に配置される。各オーディオ領域は、領域TOC−1、オーディオトラックのトラック領域、領域TOC−2を有する。領域TOC−1と領域TOC−2の内容は、同一で、領域TOCのコピーを有する。各オーディオ領域の領域TOC−1と領域TOC−2の位置は、マスタTOCで定義される。
トラック領域に蓄積される情報は、バイトストリームである。バイトストリームは整数のセクタに蓄積される。バイトストリームで使用されるセクタは、オーディオセクタと呼はれる。バイトストリームは、1/75秒の継続時間を有する多重化されたフレームに分割される。バイトストリームは、整数の多重化されたフレームを有し、オーディオ領域の全ての多重化されたフレームの連続である。
図7は、オーディオセクタのレイアウトを示す。オーディオセクタは、例えば、2048バイトの固定数のバイトを有する。各オーディオセクタは、オーディオヘッダで始まり、少なくとも1つのパケットが続く。オーディオセクタのパケットの最終バイトがオーディオセクタの最終バイト内にないなら、オーディオセクタの最終バイトまでスタッフィングバイトが付加される。パケットは以下の1つのみのデータ形式、即ち、オーディオデータ、補足データ又は、パディングデータを含み得る。オーディオデータのパケットはオーディオパケットと呼ばれる。補足データのパケットは補足データパケットと呼ばれる。パディングデータのパケットはパディングパケットと呼ばれる。パケットは、1つのオーディオセクタにのみ属し得る。1つのオーディオセクタは、少なくとも1つのパケットを有しなければならない。オーディオセクタは、最大7パケットを有する。
多重フレームは、整数のパケットを有する。多重フレームは、少なくとも1つのオーディオパケットを有しなければならない。加えて、多重フレームは、補足データパケットとパディングパケットを有し得る。オーディオフレームは多重フレーム中に連結したオーディオパケットを有する。補足データフレームは、多重フレーム中に連結した補足データパケットを有する。パディングフレームは、多重フレーム中に連結したパディングパケットを有する。オーディオフレーム、補足データフレーム、パディングフレームはエレメンタリーフレームとして参照される。
各多重フレームは、分、秒、秒内のフレームシーケンス番号で表された時間コードを有する。オーディオ領域のトラックの第1オーディオフレームは時間コード0である。時間コードは全体のトラック領域の中で各々の連続した多重フレームで増加する。
図8は、多重フレームとオーディオセクタの関係を示す。オーディオフレームは上側に示されている。無損失符号化によってオーディオフレームが得られた場合には、オーディオフレームは異なった長さを有する。これらのオーディオフレームは、オーディオパケットに分割される。図8では、オーディオフレームNは4つのパケット(N,0)、(N,1)、(N,2)、(N,3)に分割される。オーディオパケットは、連続してオーディオセクタに配置される。前述のように、各オーディオセクタはオーディオヘッダで始まり少なくとも1つのパケットが続く。図8では、補足データパケットはSで参照され、パディングパケットはpで参照されオーディオヘッダはhで参照される。このように、図8では、オーディオセクタM+3はオーディオヘッダ、オーディオパケット(N,3)、補足データパケットN、オーディオパケット(N+1,0)、補足データパケットN+1及び、オーディオパケット(N+2,0)を有する。
領域TOCは、領域TOCに属するオーディオエリアのトラックエリアの制御情報を有する。例えば、制御情報は、秒当りバイト数で表されたオーディオ領域の多重データのバイトレート、オーディオ領域で使用するサンプルレート、及び、フレームフォーマットである。フレームフォーマットは、トラック領域の多重されたオーディオ信号のフレーム構造を定義する。可能なフレームフォーマットの形式は、例えば、マルチチャネルフレームフレキシブルフォーマット単純DSD、固定フォーマット2チャネルステレオ単純DSD14セクタで3フレーム、固定フォーマット2チャネルステレオ単純DSD16セクタで3フレーム、無損失符号化フレキシブルフォーマット等である。フォーマットが無損失符号化フレキシブルフォーマットの場合には、トラック領域には少なくとも1つのフレームが、無損失符号化されている。
オーディオセクタは、オーディオヘッダで始まり、少なくとも1つのパケットが続く。オーディオヘッダは、例えば、オーディオセクタ内のパケット数、そのオーディオセクタで始まるオーディオフレーム数、及び、オーディオセクタが属するオーディオ領域には無損失符号化フレキシブル形式のフレームフォーマットを有するか有しないかを示すパラメータ等の、オーディオセクタに関する情報を有する。このパラメータは、オーディオ信号の再生中に起こり得る誤りを予め排除するために含まれる。オーディオセクタは、記録担体から読み出すことができる情報の最小単位である。記録担体上のデータがファイルシステムで読み出されるときには、オーディオセクタは直接読み出されることができ、オーディオセクタのあるオーディオ領域の属する領域TOCを最初に読み出す必要が無い。これは、固定フォーマット2チャネルステレオ単純DSD14セクタで3フレームを有する形式のフレーム構造を有するオーディオセクタを最初に読むことを可能とする。オーディオ信号はDSD形式である。DSD信号は、1ビット信号で、受信装置の出力に直接与えることができる。前述のオーディオセクタの読み出し後なら、無損失符号化フレキシブル形式のフレーム構造を有するオーディオセクタが読み出される。このオーディオセクタのこのオーディオ信号は無損失符号化されていることができる。無損失符号化信号が出力に与えられたときには、与えられた信号は受信装置に接続されたスピーカに損害を与え得る。それゆえ、各オーディオセクタの読み出し中には、受信装置は、このように読み出されたデータが正しく処理されるために、読み出されたデータが無損失符号化されたか否かを検出することができなければならない。
オーディオセクタに関する情報に加えて、オーディオヘッダは、オーディオセクタの各パケットの情報と、オーディオセクタで始まる各フレームの情報を有する。オーディオパケットに関する情報は、例えば、フレームの最初のパケットはパケットかどうかの指示、パケットの中のデータの形式、及び、パケット長である。パケット長は、例えば、パケットのバイト数で示すことができる。パケットは例えば、オーディオデータ、補足データ又は、パディングデータ等のただ1つのデータ形式を有することができる。オーディオセクタで始まる各フレームに対して、オーディオヘッダはフレーム情報を有する。各フレームは時間コードを有する。フレームフォーマットが、無損失符号化フレキシブルフォーマットの場合には、セクタで始まる各フレームのオーディオヘッダは、使用されているオーディオチャネル数、例えば、2、5、又は、6チャネル、及び、開始フレームがそれに亘って分割されたオーディオセクタの番号(N_sectors)を規定する。例えば、フレームの最初パケットがセクタXのどこかで始まり、最後のパケットがオーディオセクタYに配置されているときには、N_sectorsはY−X+1に等しい。受信装置が無損失符号化データを復号することができる前に、最初に、フレームに属する全てのパケットを読まなければならない。このために、情報N−sectorsは関係している。
オーディオストリームは無損失符号化された又は損失符号化された形式のDSDオーディオ信号を有する。オーディオストリームはバイト形式の全てのオーディオフレームの連結である。無損失符号化されたオーディオフレームは、可変長である。領域TOCが、フォーマットは無損失符号化フレキシブルフォーマットであると規定するオーディオ領域のオーディオフレームは、オーディオフレームに現れるオーディオデータは無損失符号化されているか損失符号化されているかを示すビットで始まる。このように、領域TOCは、フレームフォーマットが無損失符号化フレキシブルフォーマット形式であり、全てのオーディオフレームは損失符号化形式のオーディオデータを有することを示すことが可能である。
本発明に従った装置は、伝送装置と受信装置の両方を有しても良い。図4と図5に示した装置の組合せは、ディジタル情報信号を記録担体に記録でき、また、記録されたディジタル情報信号を記録担体から読み出し後の時点で再生できる装置を提供する。もう1つの可能性は、伝送及び、受信装置の両方を有する2つの装置間で、1つ又は、幾つかの伝送媒体を介して互いに通信できることである。
伝送装置によって、第1の装置はディジタル情報信号を、第1の伝送媒体を介して、第2の装置に送信する。第2の装置は、受信装置によってこの信号を受信し、出力へ送る。同様の方法で、第2の装置はディジタル情報信号を、第2の伝送媒体を介して、第1の装置に送信できる。伝送媒体の物理的な利用依存して、1つ又は、それ以上の伝送媒体に使用できる。

Claims (14)

  1. −ディジタル情報信号を受信する入力手段と、
    上記ディジタル情報信号を損失又は無損失符号化し出力信号を生成する符号化手段とを有する伝送媒体を介して上記ディジタル情報信号を伝送する伝送装置であって、
    −上記符号化手段に与えられる制御信号を発生する制御手段と、
    上記出力信号上記符号化手段で符号化されたディジタル情報信号の部分を有し得ることを示す第1の形式の第1の識別信号を発生する手段と、
    上記ディジタル情報信号の部分に対して、第1の形式の制御信号と第1の形式の第1の識別信号とに依存した第1の形式の第2の識別信号と、第2の形式の制御信号と第1の形式の第1の識別信号とに依存した第2の形式の第2の識別信号とを発生する手段と、
    上記伝送媒体に与えられる複合信号を得るために、上記符号化手段の出力信号と、上記第1の識別信号と、上記第1の識別信号が上記第1の形式の場合には上記第2の識別信号を結合する結合手段とを更に有し、
    上記符号化手段は、上記第1の形式の制御信号の影響の下に、上記ディジタル情報信号の符号化された部分の形式の出力信号の部分を発生するのに適用され、且つ、上記第2の形式の制御信号の影響の下に、上記ディジタル情報信号の変形されていない部分の形式の出力信号の部分を発生するのに適用され、上記ディジタル情報信号の部分は、上記ディジタル情報信号の連続したサンプルを有する、ことを特徴とする伝送装置。
  2. 上記伝送装置は、上記ディジタル情報信号の部分の符号化が、少なくとも所定の係数でデータの減少を行えるかどうかを決定する手段を更に有し、上記ディジタル情報信号の前記部分の符号化が、上記所定の係数よりも大きくデータの減少を行える場合には、上記第1の形式の制御信号を発生するために前記結合手段が適用されることを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  3. 上記複合信号を誤り訂正符号化及び/又はチャネル符号化された信号へ、誤り訂正符号化及び/又はチャネル符号化するための、誤り訂正符号化手段及び/又はチャネル符号化手段と、
    記録担体に誤り訂正符号化及び/又はチャネル符号化された信号を記録する記録手段とを、更に有する請求項1或は2記載の伝送装置。
  4. −ディジタル情報信号を受信するステップと、
    上記ディジタル情報信号を損失又は無損失符号化するステッブを有する、伝送媒体を介して上記ディジタル情報信号を伝送する方法であって、
    −制御信号を発生するステップと、
    上記ディジタル情報信号の部分は上記ディジタル情報信号の連続したサンプルを有し、第1の形式の制御信号の影響の下に、上記ディジタル情報信号の符号化された部分の形式で、出力信号の部分を発生するステップと、
    −第2の形式の制御信号の影響の下に、上記ディジタル情報信号の部分の形式で、上記出力信号の変形されていない部分の形式の出力信号の部分を発生するステップと、
    上記出力信号が、上記符号化するステップで符号化された上記ディジタル情報信号の部分を有し得ることを示す第1の形式の第1の識別信号を発生するステップと、
    上記第1の形式の制御信号と上記第1の形式の第1の識別信号とに依存した第1の形式の第2の識別信号を発生するステップと、
    上記第2の形式の制御信号と上記第1の形式の第1の識別信号とに依存した第2の形式の第2の識別信号とを発生するステップと、
    複合信号を得るために、上記符号化するステップの出力信号と、上記第1の識別信号と、上記第1の識別信号が上記第1の形式の場合には上記第2の識別信号を結合するステップと、
    上記伝送媒体に上記複合信号を与えるステップとを更に有することを特徴とする方法。
  5. 上記複合信号を誤り訂正符号化及び/又はチャネル符号化するステップと、
    上記伝送媒体に誤り訂正符号化及び/又はチャネル符号化した信号を与えるステップとを更に有することを特徴とする請求項4記載の伝送媒体を介してディジタル情報信号を伝送する方法。
  6. 上記伝送媒体は記録担体であることを特徴とする請求項4或は5記載の方法。
  7. 上記記録担体は光或は磁気記録媒体であることを特徴とする請求項6記載の方法により得られた記録担体。
  8. 所定の符号化方法によって損失又は無損失符号化された或はされない部分を有するディジタル情報信号を担う記録担体であって、
    上記記録担体は上記所定の符号化方法によって符号化されたディジタル情報信号の部分を有し得ることを示す第1の形式の第1の識別信号をさらに有し、
    上記ディジタル情報信号の部分は、上記ディジタル情報信号の連続したサンプルを有する記録担体。
  9. 上記ディジタル情報信号の各々の部分に対して第2の識別信号を有し、
    第1の形式の第2の識別信号は、上記ディジタル情報信号の部分にたいして、この部分は上記所定の符号化方法によって符号化されたことを示し、また、
    第2の形式の第2の識別信号は、上記ディジタル情報信号の部分にたいして、この部分は上記所定の符号化方法によって符号化されていないことを示すことを特徴とする請求項8記載の記録担体。
  10. 少なくとも1つのデータ領域を有し、
    各データ領域は内容テーブルとトラック領域を有し、
    トラック領域は、ディジタル情報信号の表現を有し且つフレームに分割され、
    各々のフレームは上記ディジタル情報信号の表現の部分を有する上記ディジタル情報信号を担うディスク形式の記録担体であって、
    内容テーブルは、第1の形式の第1の識別信号を有し、第1の形式の第1の識別信号は上記トラック領域の1つのフレームは上記所定の符号化方法によって符号化された上記ディジタル情報信号の部分を有し得ることを示し、
    上記データ領域が上記第1の形式の第1の識別信号を有する場合には、フレームが上記所定の符号化方法によって符号化されている或は符号化されていない上記ディジタル情報信号の部分を有するかどうかを示す第2の識別信号を各々のフレームが有することを特徴とする請求項8或は9記載の記録担体。
  11. −伝送媒体からの複合信号を受信する受信手段と、
    −複合信号から少なくとも1つの信号部分を得る分離手段と、
    上記少なくとも1つの信号部分を復号する損失又は無損失複合手段とを有する伝送媒体を介して複合信号を受信し、上記複合信号をディジタル情報信号へ処理する受信装置であって、
    上記分離手段は、上記複合信号からの第1の形式の第1の識別信号及び第2の識別信号を得るのにも適用され、
    上記復号手段は、信号部分を上記ディジタル情報信号の部分に復号し、且つ、第1の形式の制御信号に従って上記ディジタル情報信号の前記部分を供給し、且つ、第2の形式の制御信号に従って実質的に変更されていない形式で上記ディジタル情報信号の部分として上記信号部分を供給し、上記ディジタル情報信号の部分は上記ディジタル情報信号の連続したサンプルを有し、
    上記第1の形式の第1の識別信号及び第2の識別信号に従って上記第1の形式の制御信号を発生する、上記復号手段に与えられる制御信号を発生する手段を更に有することを特徴とする受信装置。
  12. 上記分離手段は上記複合信号から上記第2の形式の第の識別信号を得るのに適用され、
    上記制御信号を発生する手段は上記第2の形式の第1の識別信号に従って上記第2の形式の制御信号を発生することを特徴とする請求項11記載の受信装置。
  13. 上記分離手段は、上記第1の形式の第1の識別信号に従って、個々の信号部分の各々に関連した第2の識別信号を得るのに適用され、
    上記制御信号を発生する手段は上記第1の形式の第2の識別信号に従って上記第1の形式の制御信号と、上記第2の形式の第2の識別信号に従って上記第2の形式の制御信号とを発生するのに使用されることを特徴とする請求項11或は12記載の受信装置。
  14. 記録担体に記録された信号を読み出す装置及び、読み出された信号をチャネル復号する及び/又は読み出された信号の誤り検出及び訂正を行うためのチャネル復号手段及び/又は誤り検出/訂正手段とを更に有することを特徴とする請求項11乃至13のうちいずれか一項記載の受信装置。
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