JPH0668584B2 - 光アイソレ−タ - Google Patents
光アイソレ−タInfo
- Publication number
- JPH0668584B2 JPH0668584B2 JP24238084A JP24238084A JPH0668584B2 JP H0668584 B2 JPH0668584 B2 JP H0668584B2 JP 24238084 A JP24238084 A JP 24238084A JP 24238084 A JP24238084 A JP 24238084A JP H0668584 B2 JPH0668584 B2 JP H0668584B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical isolator
- light
- aperture
- polarizer
- faraday rotators
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光通信等に用いられる光アイソレータに関する
ものである。光通信において、光源が半導体レーザであ
る場合、発振器であるレーザからの光が反射によって再
びレーザに戻されると発振に不安定性が生じたり、雑音
を伴う不具合を生ずる。このため反射光を阻止して前記
不具合を防止するために光アイソレータが用いられる。
ものである。光通信において、光源が半導体レーザであ
る場合、発振器であるレーザからの光が反射によって再
びレーザに戻されると発振に不安定性が生じたり、雑音
を伴う不具合を生ずる。このため反射光を阻止して前記
不具合を防止するために光アイソレータが用いられる。
従来の光アイソレータは第2図aに示す如く、偏光子1
と検光子2との間にYIG等の45°ファラデー回転子
3を挿入配置したもの、あるいは第2図bに示す如く偏
光子1と検光子2に複屈折偏向板を用いたものがある。
そして両者共偏光子1と検光子2の偏光面を45°くい
ちがわせて固定してあり、偏光子1の方から入る光は4
5°ファラデー回転子3で偏光面を45°回転させられ
るので検光子3を通過することができる。一方、検光子
2の方から入る光は45°ファラデー回転子3で偏光面
を45°回転させられるが、その方向が偏光子1と90
°となるため偏光子1を通過することができない。この
ようにして一方からのみ光を通し、他方からの光は阻止
しアイソレータとしての機能を発揮することができる。
この場合YIGを用いたファラデー回転子の消光比が40
dB程度であるため、さらに消光比を高めるようにファラ
デー回転子を2個用いたものが案出されている。
と検光子2との間にYIG等の45°ファラデー回転子
3を挿入配置したもの、あるいは第2図bに示す如く偏
光子1と検光子2に複屈折偏向板を用いたものがある。
そして両者共偏光子1と検光子2の偏光面を45°くい
ちがわせて固定してあり、偏光子1の方から入る光は4
5°ファラデー回転子3で偏光面を45°回転させられ
るので検光子3を通過することができる。一方、検光子
2の方から入る光は45°ファラデー回転子3で偏光面
を45°回転させられるが、その方向が偏光子1と90
°となるため偏光子1を通過することができない。この
ようにして一方からのみ光を通し、他方からの光は阻止
しアイソレータとしての機能を発揮することができる。
この場合YIGを用いたファラデー回転子の消光比が40
dB程度であるため、さらに消光比を高めるようにファラ
デー回転子を2個用いたものが案出されている。
上記YIGファラデー回転子を2個用いた光アイソレー
タにあっては、その消光比が60dB前後に限界があり、さ
らに高い消光比が得られないという問題があった。
タにあっては、その消光比が60dB前後に限界があり、さ
らに高い消光比が得られないという問題があった。
本発明は、上記問題点を解消した光アイソレータを提供
するもので、その手段は、それぞれ前後に偏光子を配置
したファラデー回転子を2個使用する光アイソレータに
おいて、2個のファラデー回転子の間に集光系と、アパ
ーチャーを挿入配置したことを特徴とする光アイソレー
タによってなされる。
するもので、その手段は、それぞれ前後に偏光子を配置
したファラデー回転子を2個使用する光アイソレータに
おいて、2個のファラデー回転子の間に集光系と、アパ
ーチャーを挿入配置したことを特徴とする光アイソレー
タによってなされる。
上記光アイソレータは、ファラデー回転子を2個使用し
た光アイソレータにおいて、2個のファラデー回転子の
間に集光系と、ピンホールを有するアパーチャーとを挿
入配置することにより、逆方向の光は一方のファラデー
回転子および偏光子で大きく偏向され、通過した光はア
パーチャーのピンホール以外の部分で阻止されるため、
光アイソレータとして高い消光比が得られる。
た光アイソレータにおいて、2個のファラデー回転子の
間に集光系と、ピンホールを有するアパーチャーとを挿
入配置することにより、逆方向の光は一方のファラデー
回転子および偏光子で大きく偏向され、通過した光はア
パーチャーのピンホール以外の部分で阻止されるため、
光アイソレータとして高い消光比が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図に本発明の一実施例を説明するための図を示す。
同図において、10,11,12,13は複屈折偏向板の偏光
子、14,15は45°ファラデー回転子、16,17,18,19
は集光レンズ、20はアパーチャー、21,22は光ファイバ
をそれぞれ示している。
同図において、10,11,12,13は複屈折偏向板の偏光
子、14,15は45°ファラデー回転子、16,17,18,19
は集光レンズ、20はアパーチャー、21,22は光ファイバ
をそれぞれ示している。
本実施例は第1図に示す如く、偏光子10,11と45°フ
ァラデー回転子14とからなる第1の光アイソレータ23
と、偏光子12,13と45°ファラデー回転子15とからな
る第2の光アイソレータ24の2組のアイソレータの間に
集光レンズ17,18と、ピンホール20aを有するアパーチ
ャ20を挿入配置したものである。なおアパーチャー20は
集光レンズ17および18の集点に配置され、そのピンホー
ル20aの大きさはシングルモード光ファイバのコア径程
度の大きさである。
ァラデー回転子14とからなる第1の光アイソレータ23
と、偏光子12,13と45°ファラデー回転子15とからな
る第2の光アイソレータ24の2組のアイソレータの間に
集光レンズ17,18と、ピンホール20aを有するアパーチ
ャ20を挿入配置したものである。なおアパーチャー20は
集光レンズ17および18の集点に配置され、そのピンホー
ル20aの大きさはシングルモード光ファイバのコア径程
度の大きさである。
このように構成された本実施例は、光ファイバ21から22
へ向かう順方向の光はレンズ16で平行光となり第1の光
アイソレータ23を通り、レンズ17で集光され、ピンホー
ル20aを通ってレンズ18で再び平行光となり、第2の光
アイソレータ24を通ってレンズ19により集光され光ファ
イバ22に結合される。一方、光ファイバ22からの逆方向
の光は、第2の光アイソレータ24によってその大部分は
阻止され一部が通過する。この通過した光は偏光子12,
13によって屈折されているためアパーチャー20のピンホ
ール20a以外のところに集光され、その通過は阻止され
る。従って、高い消光比が得られる。
へ向かう順方向の光はレンズ16で平行光となり第1の光
アイソレータ23を通り、レンズ17で集光され、ピンホー
ル20aを通ってレンズ18で再び平行光となり、第2の光
アイソレータ24を通ってレンズ19により集光され光ファ
イバ22に結合される。一方、光ファイバ22からの逆方向
の光は、第2の光アイソレータ24によってその大部分は
阻止され一部が通過する。この通過した光は偏光子12,
13によって屈折されているためアパーチャー20のピンホ
ール20a以外のところに集光され、その通過は阻止され
る。従って、高い消光比が得られる。
以上説明したように本発明によれば、ファラデー回転子
を2個使用した光アイソレータにおいて、2個のファラ
デー回転子の間に集光系と、ピンホールを有するアパー
チャとを挿入配置することにより、逆方向の光をアパー
チャでも阻止するため高い消光比が得られるといった効
果大なるものである。
を2個使用した光アイソレータにおいて、2個のファラ
デー回転子の間に集光系と、ピンホールを有するアパー
チャとを挿入配置することにより、逆方向の光をアパー
チャでも阻止するため高い消光比が得られるといった効
果大なるものである。
第1図は本発明の光アイソレータの一実施例を説明する
ための図、第2図は従来の光アイソレータを説明するた
めの図である。 図中、10,11,12,13は偏光子、14,15は45°ファラ
デー回転子、16,17,18,19は集光レンズ、20はアパー
チャー、20aはピンホール、21,22は光ファイバをそれ
ぞれ示す。
ための図、第2図は従来の光アイソレータを説明するた
めの図である。 図中、10,11,12,13は偏光子、14,15は45°ファラ
デー回転子、16,17,18,19は集光レンズ、20はアパー
チャー、20aはピンホール、21,22は光ファイバをそれ
ぞれ示す。
Claims (2)
- 【請求項1】それぞれ前後に偏光子を配置したファラデ
ー回転子を2個使用する光アイソレータにおいて、2個
のファラデー回転子の間に集光系と、アパーチャーを挿
入配置したことを特徴とする光アイソレータ。 - 【請求項2】前記偏光子として、複屈折物質からなり、
偏光に応じて進路が異なるように光の進行方向を変える
複屈折偏向板を使用したことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の光アイソレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24238084A JPH0668584B2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 光アイソレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24238084A JPH0668584B2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 光アイソレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61121027A JPS61121027A (ja) | 1986-06-09 |
JPH0668584B2 true JPH0668584B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=17088304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24238084A Expired - Lifetime JPH0668584B2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 光アイソレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0668584B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6317426A (ja) * | 1986-07-09 | 1988-01-25 | Nec Corp | 光アイソレ−タ |
US4974944A (en) * | 1988-07-21 | 1990-12-04 | Hewlett-Packard Company | Optical nonreciprocal device |
JP2507601Y2 (ja) * | 1990-03-30 | 1996-08-14 | 並木精密宝石株式会社 | 光アイソレ―タ |
JPH04326320A (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-16 | Hoya Corp | 光アイソレータ |
JP2986302B2 (ja) * | 1993-03-10 | 1999-12-06 | 松下電器産業株式会社 | 光アイソレータ |
US5991076A (en) * | 1997-07-18 | 1999-11-23 | Cheng; Yihao | Optical circulator |
US6075642A (en) * | 1998-06-18 | 2000-06-13 | Hewlett-Packard Company | Multi-port optical isolator |
-
1984
- 1984-11-19 JP JP24238084A patent/JPH0668584B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61121027A (ja) | 1986-06-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |