JPH0668422B2 - 冷凍機 - Google Patents

冷凍機

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JPH0668422B2
JPH0668422B2 JP4002686A JP4002686A JPH0668422B2 JP H0668422 B2 JPH0668422 B2 JP H0668422B2 JP 4002686 A JP4002686 A JP 4002686A JP 4002686 A JP4002686 A JP 4002686A JP H0668422 B2 JPH0668422 B2 JP H0668422B2
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JP
Japan
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compressor
switching valve
pressure
expander
pressure gas
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JP4002686A
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JPS62200139A (ja
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悦治 川口
勲夫 大嶋
富雄 西谷
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Iwatani Corp
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Iwatani Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、1台の圧縮機で2台の膨張機を運転する場合
に、1つの切換弁により切替制御しうる複動冷凍機に関
する。
従来の技術 従来、1台の圧縮機に2台の膨張機を並列に接続して運
転する場合の1例として第3図に示すものがある。図
中、1は圧縮機、2−1、2−2は2つのロータリ型切
替弁、3−1、3−2はギフォードマクマホン方式の2
台の膨張機、4−1、4−2は2台の熱交換器、5−
1、5−2は2台の蓄熱器、6a〜6dはこれらを接続する
配管である。切替弁2−1、2−2は夫々ロータリ型弁
体2aを有し、又各膨張機3−1、3−2は夫々シリンダ
7内にシールリング8を介してピストン9を有する。
ここで、2つの切替弁2−1、2−2の各弁体2aは夫々
モータ(図示せず)により独自に回転駆動されており、
互いの回転位相も独自であるが、例えば略同位相であっ
たとする。
まず各弁体2aが第3図中実線で示す角度位置に至ったと
する。すると、配管6b−1、6b−2は夫々切替弁2−
1、2−2を介して高圧配管6aと連通し、かつ低圧配管
6dとは遮断される。従って、圧縮機1からの高圧ガス
は、高圧配管6aを通って夫々切替弁2−1、2−2の左
上方室内に流入する。更に例えば切替弁2−1側で考え
ると、高圧ガスは配管6b−1を介して、一方は更に連通
管6c−1を介して第1の膨張機3−1の上室7aに流入
し、他方は更に蓄熱器5−1、熱交換器4−1を順次介
して第1の膨張機3−1の下室7bに流入する。従って、
上室及び下室7a,7bは互いに等圧となり、ピストン9に
対する移動力は発生しない。
しかるに、ここでピストン9を、そのロッド9aを介して
外部のクランク機構等(図示せず)により、上方への力
を与えると、ピストン9は容易に上方へ移動してシリン
ダ7の上端に至り、下室7bのみに高圧ガスが充填され
る。全く同様に第2の膨張機3−2においてもピストン
9が上動し、シリンダ7の下室7bに高圧ガスが充填され
る。尚この間、圧縮機1の低圧配管6dは夫々切替弁2−
1,2−2により膨張機3−1,3−2とは遮断されている。
次に、切替弁2−1,2−2の各形体2aが夫々90度回転し
て第3図中、一点鎖線で示す位置に至ったとする。これ
により配管6b−1,6b−2は夫々低圧配管6dと切替連通さ
れ、かつ高圧配管6aとは切替遮断される。
従って、例えば第1の膨張機3−1側で考えると、下室
7bの高圧ガスは、熱交換器4−1、蓄熱器5−1、配管
6b−1を順次介して切替弁2−1の左下方室に流入し、
更に、低圧配管6dを介して圧縮機1の低圧側に供給され
る。これにより、下室7b内で高圧ガスが膨張して低圧と
なりガス温度が急激に下降し、熱交換器4−1におい
て、周辺の被冷却体(図示せず)から熱を奪い冷却せし
める。下室7b内が低圧になるとピストン9は外部のクラ
ンク機構等(図示せず)により下動されてシリンダ7の
下端位置に戻る。全く同様にして、第2の膨張機3−2
においても、下室7bの高圧ガスが膨張して熱交換器4−
2で周辺を冷却すると共に、ガスは切替弁2−2を介し
て圧縮機1の低圧側に供給される。
次に、再び、切替弁2−1,2−2の各弁体2aが、第3図
中実線位置に至ると、上記動作が繰返される。
解決すべき問題点 しかるに、上記従来例によれば、例えば上記の如く、2
つの切替弁2−1,2−2が同位相で動作するとすれば、
各弁体2aの第3図中実線位置位相で高圧ガスにより2台
の膨張機3−1,3−2の各ピストン9を同時に上動さ
せ、かつ同図中一点鎖線位置で2台の膨張機3−1,3−
2を同時に膨張作動させるようにしているため、各膨張
機3−1,3−2での高圧ガス発生、ガス膨張の効率が一
台のみに対する場合に比して2分の1となり、冷却効率
が悪くなるという問題点があった。
又圧縮機1は高圧ガスを膨張機3−1,3−2へ供給して
いる間吸入側空間が閉ざされ、逆に吸入時には吐出側空
間が閉ざされるのでバッファ空間が無く圧縮機1に適度
の負荷変動を生じて故障を生じ易いと共に、何れの場合
も上記の如く一方の空間が閉ざされているので、該空間
から又は該空間へのガス補給がなく、一層高圧ガス発
生、膨張の効率が悪くなり冷却効率が低下するという問
題点があった。
更に、2台のモータにより2台の切替弁2−1,2−2の
各弁体2aを位相を正確に関連させて制御することは困難
であり位相がずれて装置の変動を生じ易く、又、モー
タ、切替弁2−1,2−2共に2台ずつ必要として構成が
複雑であり、スペースが大となりかつコストも高くなる
という問題点があった。
問題点の解決手段 本発明は、上記問題点を解決したものであり、一の圧縮
機からの高圧ガスを切替弁を介して2つの膨張機に切替
供給して低温を得る複動冷凍機において、前記切替弁は
一つのみ設けられ、かつ前記圧縮機からの高圧配管及び
低圧配管、更には前記2つの膨張機との各接続配管が夫
々接続されており、該切替弁の切替動作により、前記高
圧配管を前記2つの接続配管の何れか一方に択一的に切
替連通せしめる際、同時に前記低圧配管を前記接続配管
の他方に切替連通せしめる様構成したものである。
作 用 本発明は、一の切替弁の切替動作により、圧縮機からの
高圧配管を2つの膨張機のうち何れか一方に連通させる
ときは、圧縮機への低圧配管を他方の膨張機へ連通させ
るようにしているので、一方の膨張機にのみ高圧ガスが
十分に供給されてより高圧となり、他方の膨張機は膨張
による低圧ガスが圧縮機により吸入されるので一層膨張
効果が増大するものである。
実施例 次にその実施例を図面を参照して説明する。第1図は本
発明に係る複動冷凍機の一実施例の概略構成図であり、
同図中、第3図と同一部分には同一符号を付してその説
明を省略する。
第1図中、本実施例では、切替弁2−3は1個のみ設け
られ、これに対し、各配管6a、6b−1,6b−2,6dが集中的
に接続されている点が、従来例の如く2台の切替弁2−
1,2−2を使用する点と異なる。
切替弁2−3に対しては、圧縮機1の高圧配管6a、低圧
配管6dが夫々180度位置に接続され、更に第1及び第2
の膨張機3−1,3−2からの配管6b−1,6b−2が夫々高
圧配管6a、低圧配管6dの大略90度位置に接続されてい
る。
次に、その動作につき説明する。切替弁2−3の弁体2a
が第1図中実線位置にあるときは、高圧配管6aと第1の
膨張機3−1の配管6b−1とが連通し、又低圧配管6dと
第2の膨張機3−2の配管6b−2とが連通している。従
って、圧縮機1からの高圧ガスは高圧配管6aを介して切
替弁2−3の左上方室に流入され、更に第1の膨張機3
−1の配管6b−1を介し、上記従来例の場合と同様にシ
リンダ7の上室7a、及び下室7bに流入される。ここでピ
ストン9が上記従来例の場合と同様にして上動すること
により、下室7bに高圧ガスが充填される。一方、第2の
膨張機3−2側では、下室7bですでに高圧ガスの膨張が
終り、そのガスは配管6b−2を介して切替弁2−3の右
下方室に流入し、更に低圧配管6dを介して圧縮機1の吸
入側に戻される。このガスは再び圧縮されて第1の膨張
機3−1に送られるので、第1の膨張機3−1の下室7b
は十分高圧となる。
次に、弁体2aが90度回転して第1図中、一点鎖線で示す
位置に至ったとする。すると、高圧配管6aの高圧ガスは
切替弁2−3の右上方室を介して、今度は第2の膨張機
3−2側に切替供給され、同様にその下室7bに高圧ガス
が充填される。一方第1の膨張機3−1の下室7bの高圧
ガスは切替弁2−3の左下方室、低圧配管6dを介して圧
縮機1の吸入側に戻され、第1の膨張機3−1の下室7b
内で高圧ガスの膨張が行なわれる。圧縮機1に戻された
低圧ガスは再び圧縮されて第2の膨張機3−2に送られ
るので、第2の膨張機3−2の下室7bは十分高圧にな
る。
次に切替弁2−3の弁体2aが更に90度回転すると、第1
図中実線で示す状態に戻り、上記と同様の動作がなさ
れ、以後繰返しこの動作がなされる。かくして、上記高
圧ガスの膨張により、その都度寒冷が発生し、熱交換器
4−1,4−2により被冷却体を冷却する。
以上の構成及び動作によれば、一度に膨張機3−1,3−
2の何れか一方のみの高圧ガスを供給すること、及びそ
の際他方の膨張機からの低圧ガスを更に該一方の膨張機
に供給して一層高圧にしていることにより、各膨張機3
−1,3−2は一方が比較的高圧となってその後の膨張効
率が良くなり、しかも同時に他方は十分に膨張がなされ
るので、きわめて効率の良い冷却を行なうことができ
る。又圧縮機1は高圧ガスの吐出中に常に低圧ガスを吸
入しているので、吐出側、吸入側共に常時バッファ空間
ができてバッファ効果を生じ、負荷変動の少ない安全運
転を長期にわたり保証しうる。しかも切替弁2−3は一
つで良く構成が簡単となり、スペースを小としかつコス
トも低減しうる。
第2図は、本発明複動冷凍機の他の実施例を示し、同図
中、第1図と同一部分には同一符号を付す。図中、本実
施例の膨張機3−3,3−4はソルベイ方式のものであ
り、第1図のギフォードマクマホン方式に比して、配管
6b−1,6b−2とシリンダ7の上室7aとの間を連通する各
連通配管6c−1が夫々除去されたものである。
これによれば、高圧ガスは各膨張機3−3,3−4のシリ
ンダ7の上室7aには供給されず、下室7bのみに供給され
てピストン9を押上げるものであり、その他の動作は第
1図の場合と同様であり、同様の効果が得られる。
尚上記各実施例中、切替弁2−3はロータリ型である
が、要は配管6a,6b−1;6d;6b−2を択一的に交互に切替
えるものであればよく、他の型式の切替弁を使用してよ
いことは勿論である。
発明の効果 以上説明した如く、本発明は、一つの切替弁により2つ
の膨張機の何れか一方に高圧ガスを供給すると同時に他
方の膨張機からは低圧ガスを吸引しているため、膨張機
の高圧ガスの圧力を大としかつ十分な膨張を行なわせ
て、良好な冷却効率を得ることができ、又圧縮機は吐出
側及び吸入側に常時バッファ空間を生じ、負荷変動の少
ない安全運転を行なえ、又切替弁は1つのみゆえ、構成
が簡単となり、スペースを節約しかつコストも低減しう
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る冷凍機の一実施例の概略構成図、
第2図は上記冷凍機の他の実施例の概略構成図、第3図
は従来の膨張機を2台接続した冷凍機の概略構成図であ
る。 1……圧縮機、2−1,2−2,2−3……切替弁、 2a……弁体、 3−1〜3−4……膨張機、 4−1,4−2……熱交換器、 5−1,5−2……蓄熱器、 6a〜6d……配管、7……シリンダ、 7a……上室、7b……下室、 8……シール、9……ピストン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一の圧縮機からの高圧ガスを切替弁を介し
    て2つの膨張機に切替供給して低温を得る冷凍機におい
    て、前記切替弁は一つのみ設けられ、かつ前記圧縮機か
    らの高圧配管及び低圧配管、更には前記2つの膨張機と
    の各接続配管が夫々接続されており、該切替弁の切替動
    作を、前記高圧配管を前記2つの接続配管の何れか一方
    に択一的に切替連通せしめる際、同時に前記低圧配管を
    前記接続配管の他方に切替連通せしめる様構成したこと
    を特徴とする複動冷凍機。
JP4002686A 1986-02-25 1986-02-25 冷凍機 Expired - Lifetime JPH0668422B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2612018B2 (ja) * 1988-02-19 1997-05-21 株式会社東芝 極低温冷凍機
JP3584186B2 (ja) * 1999-09-24 2004-11-04 エア・ウォーター株式会社 深冷ガス分離装置

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