JPH066841A - 端末発信制御システム - Google Patents

端末発信制御システム

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Publication number
JPH066841A
JPH066841A JP15783992A JP15783992A JPH066841A JP H066841 A JPH066841 A JP H066841A JP 15783992 A JP15783992 A JP 15783992A JP 15783992 A JP15783992 A JP 15783992A JP H066841 A JPH066841 A JP H066841A
Authority
JP
Japan
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control
terminal
service
subscriber
dial
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Withdrawn
Application number
JP15783992A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Koya
浩之 小屋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は端末発信制御システムに関し、加入
者端末側からの発信規制を可能とする端末発信制御シス
テムを提供することを目的としている。 【構成】 複数の加入者端末10と、交換機20と、該
交換機20の交換制御を行う制御装置30と、該制御装
置30と接続される主記憶装置40および外部記憶装置
とで構成されたシステムにおいて、前記制御装置30内
に、加入者からのダイヤル操作で、該当端末からの発信
を制御する発信者識別番号或いはダイヤル制御番号等の
制御番号を登録する番号登録部31と、加入者発信時、
発信者識別番号或いはダイヤル制御番号等の照合を行
い、端末発信接続制御を行う端末発信接続制御部32と
を、前記主記憶装置40内に制御番号等の比較照合を行
う比較照合処理部41を、前記外部記憶装置50内に、
前記番号登録部31から登録される加入者に関するデー
タを記憶する加入者データテーブル51をそれぞれ設け
て構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は端末発信制御システムに
関し、更に詳しくは電話交換網を使用して加入者が発信
する時の端末発信制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通常の通信サービスも多様化して
きている。例えばダイヤルQ2(情報料回収代行サービ
ス)や契約伝言ダイヤルサービス等が利用されてきてい
る。図15はダイヤルQ2サービスシステムの概念図で
ある。図において、3は交換機1,2が接続され、Q2
サービス提供加入者識別番号とQ2サービス加入者電話
番号との対応をデータベースとして持つサービス制御装
置である。
【0003】このように構成されたシステムにおいて、
加入者Bは、ダイヤルQ2サービスに加入しているもの
とする。加入者AがBの提供する情報を読み出したい場
合、加入者Aは“0990”という特番と“XXXXX
X”というQ2情報識別番号をダイヤルする。
【0004】交換機1は、特番よりダイヤルQ2サービ
ス呼であることを識別すると、サービス制御装置にQ2
情報識別番号を送出する。サービス制御装置3は、Q2
情報識別番号を情報提供者の電話番号に変換し交換機1
に返送する。交換機1は、交換機2を介し情報提供者B
に接続動作をおこない、加入者Aと情報提供者Bが通話
状態となる。この場合、加入者Aが情報提供者Bと接続
されている間、課金情報は通常の通話料金に加えて、情
報料金が加算される。つまり、ダイヤルQ2サービスを
利用すると、課金係数が重くなることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなサービスを
加入者A本人が使用する場合は問題がないが、他人が無
断でこの加入者端末を利用してダイヤルQ2サービスを
利用すると、加入者Aに思わぬ多額の使用料金が請求さ
れるという問題が生じる。このような問題は、加入者端
末側で発信を制御できないために生じる問題である。保
守者側制御による着信専用端末設定,発信規制端末設定
等は従来よりある。従って、このような課金係数の大き
な通信サービスを利用する場合には、無断で他人が使用
できないようにすることが望ましい。
【0006】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、加入者端末側からの発信規制を可能とす
る端末発信制御システムを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図に示すシステムは、複数の加入者端末
10と、交換機20と、該交換機20の交換制御を行う
制御装置30と、該制御装置30と接続される主記憶装
置40および外部記憶装置50とで交換網を構成してい
る。前記制御装置30内には、加入者からのダイヤル操
作で、該当端末からの発信を制御する発信者識別番号或
いはダイヤル制御番号等の制御番号を登録する番号登録
部31と、加入者発信時、発信者識別番号或いはダイヤ
ル制御番号等の照合を行い、端末発信接続制御を行う端
末発信接続制御部32とが設けられている。前記主記憶
装置40内には、制御番号の比較照合をおこなう比較照
合処理部41が設けられている。前記外部記憶装置50
内には、前記番号登録部31から登録される加入者に関
するデータを記憶する加入者データテーブル51が設け
られている。
【0008】
【作用】加入者データテーブル51には、登録加入者に
関する各種サービス登録情報(加入者データ)が記憶さ
れている。ある加入者から発信があったとき、端末発信
接続制御部32はこの加入者データテーブル51を参照
して所定のサービスを受けることができるかどうか判断
する。つまり、登録している加入者の登録しているサー
ビスでなければサービスを受けることができないように
した。従って、本発明によれば加入者端末側からの発信
規制を可能とする端末発信制御システムを提供すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は加入者データテーブル51の構成例
を示す図である。加入者データは、端末ID,暗証番
号,サービス登録及び制御番号より構成されている。端
末IDは、加入者端末の電話番号である。暗証番号は、
本発明のサービスを利用する加入者が予め加入者データ
登録を行う際に登録しておかねばならない番号である。
サービス登録は、加入者が利用できるサービスの種類を
示しており、発信者識別サービス,ダイヤル制御サービ
ス及びダイヤル逆制御サービスから構成されている。制
御番号は、それぞれのサービスを識別するための番号で
ある。暗証番号は、契約時に登録されていることが前提
条件となる。サービス登録と制御番号は、サービス登録
過程で、登録/変更/削除され、発信接続制御過程で参
照される。
【0010】図3はサービス登録シーケンス例を示す図
で、番号登録部31の動作を示している。先ず、加入者
がサービス登録を行うために特番をダイヤルすると(S
1)この加入者がサービス契約をしているかどうかが判
定される(S2)。サービス契約をしていない場合に
は、サービスは不許可となる。サービス契約をしている
場合には、番号登録部31は加入者に対して暗証番号の
入力を要求する。これに対して、加入者が暗証番号を入
力する(S3)。
【0011】番号登録部31は、入力された暗証番号と
加入者データテーブル51に記憶されている暗証番号と
の突き合わせ比較を行う(S4)。比較の結果、不一致
の場合には、サービスは不許可となる。一致した場合に
は、番号登録部31は加入者に対して指示コードの入力
を要求する(S5)。加入者が指示コードの入力をする
と、番号登録部31は指示コードの分析を行う(S
6)。分析の結果は、ダイヤル番号制御サービス登録
か、ダイヤル番号逆制御サービス登録か、識別番号制御
サービス登録か、登録状況確認か、登録解除か、イリー
ガル(不正)かに分かれる。
【0012】ダイヤル番号制御サービス登録(特定の番
号のみ接続しないサービス)であった場合には、番号登
録部31は加入者に制御番号の入力を要求する。これに
対して、加入者が制御番号を入力すると(S7)、番号
登録部31はこの番号を受信する(S8)。受信した番
号が正常であった場合には、番号登録部31は加入者デ
ータテーブル51にその制御番号を登録する(S9)。
イリーガルであった場合には、サービスを不許可とす
る。
【0013】次に、ダイヤル番号逆制御サービス登録
(特定の番号以外の全ての番号に対して接続しないサー
ビス)であった場合には、番号登録部31は加入者に制
御番号の入力を要求する。これに対して、加入者が制御
番号を入力すると(S10)、番号登録部31はこの番
号を受信する(S11)。受信した番号が正常であった
場合には、番号登録部31は加入者データテーブル51
にその逆制御番号を登録する(S12)。イリーガルで
あった場合には、サービスを不許可とする。
【0014】次に、識別番号制御サービス登録(発信者
が特別の番号を入力しないと接続しないサービス)であ
った場合には、番号登録部31は加入者に制御番号の入
力を要求する。これに対して、加入者が制御番号を入力
すると(S13)、番号登録部31はこの番号を受信す
る(S14)。受信した番号が正常であった場合には、
番号登録部31は加入者データテーブル51にその識別
番号を登録する(S15)。イリーガルであった場合に
は、サービスを不許可とする。
【0015】次に、登録状況確認であった場合には、番
号登録部31は加入者データテーブル51から登録状況
を収集して(S16)、登録状況を出力する(S1
7)。登録状況を収集できない場合には、イリーガルと
してサービスを不許可とする。
【0016】次に、登録解除であった場合には、番号登
録部31は加入者に解除する番号の入力を要求する。こ
れに対して加入者がその番号を入力すると(S18)、
番号登録部31はこの番号を受信する(S19)。受信
した番号が正常であった場合には、番号登録部31は加
入者データテーブル51からその登録番号を削除する
(S20)。イリーガルであった場合には、サービスを
不許可とする。また、ステップS6において、分析の結
果がイリーガルであった場合も、サービスを不許可とす
る。
【0017】図4は発信接続制御シーケンス例を示す図
で、端末発信接続制御部32の動作を示している。加入
者がある宛先番号をダイヤルすると(S1)、端末発信
接続制御部32は加入者データテーブル51を参照して
この加入者に対してサービス契約がなされているかどう
か判定する(S2)。若し、サービス契約がなされてい
ない場合には、通常の接続を行う。サービス契約がなさ
れている場合には、端末発信接続制御部32は加入者デ
ータテーブルを参照してサービス登録がなされているか
どうか判定する(S3)。
【0018】サービス登録がなされていない場合には、
通常の接続を行う。サービス登録がなされている場合に
は、端末発信接続制御部32は加入者がダイヤルした制
御番号を基に、加入者データテーブル51を参照して登
録サービスの種別を判別する(S4)。又は、加入者デ
ータテーブル51を上から順に検索していき、登録され
ていたらそのサービスを登録すべきサービスと判定する
ようにしてもよい。判別の結果、ダイヤル番号制御であ
った場合には、入力された番号と加入者データテーブル
51に記憶されている登録番号とを比較照合する(S
5)。その結果、番号が一致した時には、その宛先番号
に対する発信規制をかける。不一致の場合には、通常の
接続を行う。
【0019】ステップS4における判別の結果、ダイヤ
ル番号逆制御であった場合には、入力された番号と加入
者データテーブル51に記憶されている登録番号とを比
較照合する(S6)。その結果、番号が一致した場合に
は通常の接続を行う。不一致の場合には、発信規制をか
ける。
【0020】ステップS4における判別の結果、識別番
号制御であった場合には、端末発信接続制御部32は加
入者から識別番号の入力を要求し(S7)、その番号と
加入者データテーブル41に記憶されている番号との比
較照合を行う(S8)。比較の結果、一致した場合には
通常の接続を行い、不一致の場合には発信規制をかけ
る。
【0021】図5は発信者識別番号制御サービスの説明
図である。このサービスは、加入者端末10からの発信
できる人を特定するサービスである。図中の○で囲まれ
た数字と、以下の( )内の数字とは対応している(以
下、同様)。 (a)サービス契約過程 サービス契約時に、サービスオーダにより暗証番号(例
えば○○○○)を登録する。 (b)サービス登録過程 (1)端末Aよりオフフックすると、交換機20はダイ
ヤルトーンを返す。この時、端末Aは端末発信制御サー
ビス特番(例えば1××又は#××××等)をダイヤル
する。
【0022】(2)交換機20(実際には番号登録部3
1。以下同じ)は、特番を認識すると該端末Aの加入者
データテーブル51を検索し、該端末Aが端末発信制御
サービスを契約しているかを判定する。
【0023】(3)該端末Aが端末発信制御サービスを
契約している場合、交換機20は暗証番号入力要求を行
う。ここで、該端末Aが端末発信制御サービスを非契約
の場合、誤ダイヤル案内等により規制する。
【0024】(4)端末Aより暗証番号(例えば○○○
○)をダイヤルする。 (5)交換機20は、暗証番号を認識すると、加入者デ
ータテーブル51を参照して該端末Aの加入者データを
検索し、端末Aに登録してある暗証番号と比較照合す
る。
【0025】(6)暗証番号が一致した場合、サービス
指示コード入力要求を行う。暗証番号が不一致の場合、
誤ダイヤル案内等により規制する。 (7)端末Aよりサービス指示コード(例えば#△△)
をダイヤルする。
【0026】(8)交換機20は入力されたサービス指
示コードを分析し、発信者識別サービス(識別番号登
録)要求であることを認識する。 (9)交換機20は端末Aに対して識別番号入力要求を
行う。
【0027】(10)端末Aより識別番号(例えば□□
□□)をダイヤルする。 (11)交換機20は、識別番号を認識すると、加入者
データテーブル41に識別番号を登録する。
【0028】(12)登録完了案内を送出し、サービス
登録過程を終了する。 (c)発信接続過程 (1)端末Aがオフフックし、交換機20はダイヤルト
ーンを返す。交換機20(実際は端末発信接続制御部3
2。以下同じ)は端末Aからの発呼(DN)を認識す
る。
【0029】(2)交換機20は、加入者データテーブ
ル51を検索して、端末Aのデータを読出し、該端末A
が端末発信制御サービスを契約しているかどうか判定す
る。 (3)該端末Aが端末発信制御サービスを契約している
場合、発信ダイヤル(DN)を蓄積する。該端末Aが端
末発信制御サービスを非契約の場合、交換機20は通常
の発信接続処理を行う。
【0030】(4)次に、加入者データテーブル51を
参照して端末Aの加入者データを検索し、識別番号が登
録されているかどうか判定する。 (5)識別番号が登録されている場合、交換機20は端
末Aに対して識別番号入力要求を行う。識別番号が未登
録の場合、蓄積されているDNにより通常の発信接続処
理を行う。
【0031】(6)端末Aより識別番号(例えば□□□
□)をダイヤルする。 (7)交換機20は、識別番号を認識すると、加入者デ
ータテーブル51を参照して端末Aに登録してある識別
番号と比較照合する。
【0032】(8)識別番号が不一致の場合、発信規制
処理を行う。識別番号が一致した場合、蓄積されている
DNにより通常の発信接続処理を行う。図6はダイヤル
番号制御サービスの説明図である。このサービスは、端
末からの発信できる番号を特定するサービスである。 (a)サービス契約過程 サービス契約時、サービスオーダにより暗証番号(例え
ば○○○○)を登録する。 (b)サービス登録過程 (1)端末Aよりオフフックすると、交換機20はダイ
ヤルトーンを返す。この時、端末Aより端末発信制御サ
ービス特番(例えば1×××又は#××××等)をダイ
ヤルする。
【0033】(2)交換機20は、特番を認識すると、
加入者データテーブル51を参照して該端末Aの加入者
データを検索し、該端末Aが端末発信制御サービスを契
約しているかどうか判定する。
【0034】(3)端末Aが端末発信制御サービスを契
約している場合、交換機20は端末Aに対して暗証番号
入力要求を行う。端末Aが端末発信制御サービスを非契
約の場合、誤ダイヤル案内等により規制する。
【0035】(4)端末Aより暗証番号(例えば○○○
○)をダイヤルする。 (5)交換機20は、暗証番号を認識すると、加入者デ
ータテーブル51を参照して、端末Aの加入者データを
検索し、登録してある暗証番号と比較照合する。
【0036】(6)暗証番号が一致した時、交換機20
は端末Aに対してサービス指示コード入力要求を行う。
暗証番号が不一致の時、誤ダイヤル案内等により規制す
る。 (7)次に、端末Aよりサービス指示コード(例えば#
△△)をダイヤルする。
【0037】(8)交換機20は、受信したサービス指
示コードを分析し、発信ダイヤル番号制御サービス(制
御番号登録)要求であることを認識する。 (9)交換機20は端末Aに対して制御番号入力要求を
行う。
【0038】(10)端末Aより制御番号(例えば0A
BC〜)をダイヤルする。 (11)交換機20は、制御番号を認識すると、加入者
データテーブル51の端末Aの領域に当該制御番号を登
録する。
【0039】(12)交換機20は、端末Aに対して登
録完了案内を送出し、サービス登録過程を終了する。 (c)発信接続過程 (1)端末Aからオフフックすると、交換機20は端末
Aに対してDTを返す。これに対して端末Aが宛先ダイ
ヤル番号(DN)をダイヤルし、交換機20はこの発呼
を認識する。このDNは交換機20側で保持される。
【0040】(2)交換機20は加入者データテーブル
51を参照し端末Aの加入者データを検索する。そし
て、該端末Aが端末発信制御サービスを契約しているか
判定する。
【0041】(3)端末Aが端末発信制御サービスを契
約している場合、加入者データテーブル51に制御番号
が登録されているか判定する。該端末Aが端末発信制御
サービスをを非契約の場合、通常の発信接続処理を行
う。
【0042】(4)次に、加入者データテーブル51か
ら端末Aの加入者データを検索し、制御番号が登録され
ている場合、入力されたDNと、加入者データテーブル
41に登録されている制御番号との比較照合を行う。制
御番号が登録されていない場合には、通常の発信接続処
理を行う。
【0043】(5)交換機20は、制御番号が一致した
場合、発信規制を行う。これにより、他人が無断で特定
の相手に電話をかけることができなくなる。制御番号が
不一致の場合には、通常の発信接続制御を行う。
【0044】図7はダイヤル番号逆制御サービスの説明
図である。このサービスは、端末からの発信できない番
号を特定するサービスである。 (a)サービス契約過程 サービス契約時、サービスオーダにより暗証番号(例え
ば○○○○)を登録する。 (b)サービス登録過程 (1)端末Aよりオフフックすると、交換機20はダイ
ヤルトーンを返す。この時、端末Aより端末発信制御サ
ービス特番(例えば1×××又は#××××等)をダイ
ヤルする。
【0045】(2)交換機20は、特番を認識すると、
加入者データテーブル51を参照して端末Aの加入者デ
ータを検索し、該端末Aが端末発信制御サービスを契約
しているか判定する。
【0046】(3)端末Aが端末発信制御サービスを契
約している場合、端末Aに対して暗証番号入力要求を行
う。端末Aが端末発信制御サービスを契約していない場
合、誤ダイヤル案内等により規制する。
【0047】(4)端末Aから暗証番号(例えば○○○
○)をダイヤルする。 (5)交換機20は、暗証番号を認識すると、加入者デ
ータテーブル51を参照して該端末Aの加入者データを
検索し、登録してある暗証番号と比較照合する。
【0048】(6)暗証番号が一致した場合、交換機2
0は端末Aに対してサービス指示コード入力要求を行
う。暗証番号が不一致の場合、誤ダイヤル案内等により
規制する。
【0049】(7)端末Aよりサービス指示コード(例
えば#△△)をダイヤルする。 (8)交換機20は、受信したサービス指示コードを分
析し、発信ダイヤル逆制御サービス(逆制御番号登録)
要求であることを認識する。
【0050】(9)交換機20は端末Aに対して逆制御
番号DNの入力要求を行う。 (10)端末Aより逆制御番号(例えば0ABC〜)を
ダイヤルする。 (11)交換機20は、逆制御番号を認識すると、加入
者データテーブル51内の端末Aの領域に逆制御番号を
登録する。
【0051】(12)交換機20は端末Aに対して登録
完了案内を送出し、サービス登録過程を終了する。 (c)発信接続過程 (1)端末Aからのオフフックを受けると、交換機20
はDTを返す。これに対して端末Aから番号DNの発呼
をする。交換機20はこの発呼を認識する。認識したD
Nは交換機20内に保持される。
【0052】(2)交換機20は、加入者データテーブ
ル51を参照して端末Aの加入者データを検索し、該端
末Aが端末発信制御サービスを契約しているか判定す
る。 (3)端末Aが端末発信制御サービスを契約している場
合、加入者データテーブル51を参照して逆制御番号が
登録されているか判定する。端末Aが端末発信制御サー
ビスに非契約の場合、通常の発信接続処理を行う。
【0053】(4)交換機20は加入者データテーブル
51を参照し、端末Aの加入者データを検索し、逆制御
番号が登録されている場合、端末Aに登録されている制
御番号と保持しているDN番号とを比較照合する。逆制
御番号が未登録の場合、通常の発信接続処理を行う。
【0054】(5)照合の結果、逆制御番号が一致した
場合、交換機20は通常の発信接続処理を行う。逆制御
番号が不一致の場合、逆制御番号以外の全ての番号に対
して規制がかかるので、発信規制処理を行う。
【0055】図8はサービス登録状況確認サービスの説
明図である。 (a)サービス契約過程 サービス契約時、サービスオーダにより暗証番号(例え
ば○○○○)を登録する。 (b)サービス実行過程 (1)端末Aからのオフフックを受け取ると、交換機2
0はDTを端末Aに返す。端末Aは、端末発信制御サー
ビス特番(例えば1××又は#××××等)をダイヤル
する。
【0056】(2)交換機20は、この特番を認識する
と、加入者データテーブル51を参照して、端末Aの加
入者データを検索し、該端末Aが端末発信制御サービス
を契約しているか判定する。
【0057】(3)端末Aが端末発信制御サービスを契
約している場合には、交換機20は端末Aに対して暗証
番号の入力を要求する。端末Aが端末発信制御サービス
を契約していない場合には、誤ダイヤル案内等により規
制する。
【0058】(4)端末Aより暗証番号(例えば○○○
○)をダイヤルする。 (5)交換機20は、暗証番号を認識すると、加入者デ
ータテーブル51を参照して端末Aの加入者データを検
索し、端末Aに登録してある暗証番号と比較照合する。
【0059】(6)暗証番号が一致した場合、交換機2
0は端末Aに対してサービス指示コード入力要求を行
う。暗証番号が不一致の場合、誤ダイヤル案内等により
規制する。
【0060】(7)端末Aよりサービス指示コード(例
えば#△△)をダイヤルする。 (8)交換機20は、このサービス指示コードを分析
し、サービス登録状況確認サービス要求であることを認
識する。
【0061】(9)交換機20は、加入者データテーブ
ル51から加入者データを読出し、登録状況を収集す
る。 (10)交換機20は登録状況案内を端末Aに送出す
る。
【0062】図9はサービス登録解除サービスの説明図
である。 (a)サービス契約過程 サービス契約時、サービスオーダにより暗証番号(例え
ば○○○○)を登録する。 (b)サービス実行過程 (1)端末Aがオフフックすると、交換機20はDTを
返す。ここで、加入者Aが端末発信制御サービス特番
(例えば1×××又は#××××等)をダイヤルする。
【0063】(2)交換機20は、特番を認識すると、
加入者データテーブル51を参照して端末Aの加入者デ
ータを検索し、該端末Aが端末発信制御サービスを契約
しているか判定する。
【0064】(3)端末Aが端末発信制御サービスを契
約している場合、交換機20は端末Aに対して暗証番号
入力要求を行う。端末Aが端末発信制御サービスを契約
していない場合、誤ダイヤル案内等により規制する。
【0065】(4)端末Aより暗証番号(例えば○○○
○)をダイヤルする。 (5)交換機20は、暗証番号を認識すると、加入者デ
ータテーブル51を参照して、端末Aの加入者データを
検索し、端末Aに登録してある暗証番号と比較照合す
る。
【0066】(6)暗証番号が一致した場合、交換機2
0は端末Aに対してサービス指示コード入力要求を行
う。暗証番号が不一致の場合、誤ダイヤル案内等により
規制する。
【0067】(7)端末Aよりサービス指示コード(例
えば#△△)をダイヤルする。 (8)交換機20は、このサービス指示コードを分析
し、サービス登録解除サービス要求であることを認識す
る。
【0068】(9)交換機20は、加入者データテーブ
ル51上の該当データを削除する。 (10)交換機20は、登録解除完了案内を端末Aに対
して送出する。 以上、加入者データテーブル51を交換機20側に設け
た場合を例にとった。しかしながら、本発明はこれに限
るものではなく。交換機と接続されるサービス制御局
(SCP)側に設けるようにしてもよい。図10は発信
者識別番号制御サービスの説明図、図11はダイヤル番
号制御サービスの説明図、図12はダイヤル番号逆制御
サービスの説明図、図13はサービス登録状況確認サー
ビスの説明図、図14はサービス登録解除サービスの説
明図である。いずれも、加入者データテーブル51がS
CP側に設けられていることに基づき、加入者データ登
録時と加入者データ読出し時にSCPがアクセスされる
だけで、その他の動作は同じであるので、詳細な説明は
省略する。
【0069】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば加入者端末側からの発信規制を可能とする端末発
信制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】加入者データテーブルの構成例を示す図であ
る。
【図3】サービス登録シーケンス例を示す図である。
【図4】発信接続制御シーケンス例を示す図である。
【図5】発信者識別番号制御サービスの説明図である。
【図6】ダイヤル番号制御サービスの説明図である。
【図7】ダイヤル番号逆制御サービスの説明図である。
【図8】サービス登録状況確認サービスの説明図であ
る。
【図9】サービス登録解除サービスの説明図である。
【図10】発信者識別番号制御サービスの説明図であ
る。
【図11】ダイヤル番号制御サービスの説明図である。
【図12】ダイヤル番号逆制御サービスの説明図であ
る。
【図13】サービス登録状況確認サービスの説明図であ
る。
【図14】サービス登録解除サービスの説明図である。
【図15】ダイヤルQ2サービスシステムの概念図であ
る。
【符号の説明】
10 加入者端末 20 交換機 30 制御装置 31 番号登録部 32 端末発信接続制御部 40 主記憶装置 41 比較照合処理部 50 外部記憶装置 51 加入者データテーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の加入者端末(10)と、交換機
    (20)と、該交換機(20)の交換制御を行う制御装
    置(30)と、該制御装置(30)と接続される主記憶
    装置(40)および外部記憶装置(50)とで構成され
    たシステムにおいて、 前記制御装置(30)内に、 加入者からのダイヤル操作で、該当端末からの発信を制
    御する発信者識別番号或いはダイヤル制御番号等の制御
    番号を登録する番号登録部(31)と、 加入者発信時、発信者識別番号或いはダイヤル制御番号
    等の照合を行い、端末発信接続制御を行う端末発信接続
    制御部(32)とを、 前記主記憶装置(40)内に、制御番号の比較照合を行
    う比較照合処理部(41)を、 前記外部記憶装置(50)内に、前記番号登録部(3
    1)から登録される加入者に関するデータを記憶する加
    入者データテーブル(51)をそれぞれ設けたことを特
    徴とする端末発信制御システム。
  2. 【請求項2】 前記番号登録部(31)は、加入者から
    のダイヤル操作により、前記加入者データテーブル(5
    1)内に、制御番号登録,逆制御番号登録,識別番号登
    録を行うと共に、加入者データテーブル(51)内の登
    録状況出力或いは登録解除等の処理を行うようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の端末発信制御システム。
  3. 【請求項3】 前記端末発信接続制御部(32)は、加
    入者からの発信を受けると、加入者データテーブル(5
    1)を参照し、条件が満たされるかどうか判定し、条件
    が満たされた場合にのみ、発信者識別番号制御サービ
    ス,ダイヤル番号制御サービス,ダイヤル番号逆制御サ
    ービス等を行うようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の端末発信制御システム。
  4. 【請求項4】 前記加入者データテーブル(51)を交
    換機(20)側ではなく、交換機(20)と接続される
    サービス制御局に持たせるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の端末発信制御システム。
JP15783992A 1992-06-17 1992-06-17 端末発信制御システム Withdrawn JPH066841A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006237853A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Mitsubishi Electric Corp Sipサーバ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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