JPH08223293A - 通信回線を用いた情報提供サービスにおけるパスワード接続方法 - Google Patents

通信回線を用いた情報提供サービスにおけるパスワード接続方法

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JPH08223293A
JPH08223293A JP7030924A JP3092495A JPH08223293A JP H08223293 A JPH08223293 A JP H08223293A JP 7030924 A JP7030924 A JP 7030924A JP 3092495 A JP3092495 A JP 3092495A JP H08223293 A JPH08223293 A JP H08223293A
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JP7030924A
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Akira Kadomatsu
明 門松
Ichiro Kase
一朗 加瀬
Isao Takei
伊佐夫 武井
Noboru Tokisaki
昇 時崎
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、パスワードの登録の有無と、パスワ
ードの照合をすることにより、特定の人(契約者)のみ
利用できる得るようにした通信回線を用いた情報提供サ
ービスにおけるパスワード接続方法を提供することを目
的とする。 【構成】本発明は、加入者交換機に、予め加入者が登録
したパスワードを記録したパスワードテーブルを設け、
前記加入者交換機は、識別番号の発信を受けたときは、
発信者が前記パスワードテーブルによりパスワードを登
録した加入者か否かを判断し、パスワードを登録した加
入者の場合には発信者の入力するパスワードと前記パス
ワードテーブルに登録されたパスワードとを照合し、両
パスワードが一致したときのみ前記情報提供サービスを
行い得るようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気通信回線を利用し
た情報提供サービスに関し、特にインテリジェントネッ
トワークを利用した有料の情報提供サービスにおけるパ
スワード接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インテリジェントネットワークを利用し
た有料の情報提供サービスとしては、日本電信電話株式
会社が提供するダイヤルQ2 サービス等が知られてい
る。このサービスは、電気通信回線を利用したテレホン
サービス等の有料の情報提供サービスであり、概略つぎ
のように行われる。
【0003】図8は、このような情報提供サービスのシ
ステム概要を説明する図である。図8において、発信者
並びに情報提供者は、公衆電気通信網に接続されてい
る。即ち、発信者と情報提供者とは加入者交換機に接続
され、加入者交換機間は公衆電気通信網の中継交換機を
介して接続される。また、各加入者交換機は、共通線信
号網を介して網サービス制御局に接続され、この網サー
ビス制御局の制御により所定のサービス機能が実現され
る。なお、網サービス制御局は、基本機能については、
インテリジェントネットワークにおける網制御ノード
(SCPあるいはNSPともいう)として従来より知ら
れている(例えば、電子情報通信学会編「情報ネットワ
ークハンドブック」平成4年10月発行の『3章情報ネ
ットワーク基本技術 3.3インテリジェントネットワ
ーク』など) 網サービス制御局には、情報提供者の番号情報と料金情
報とがデータベースとして記憶・蓄積されている。図9
は、このようなデータベースの一例である。即ち、契約
している情報提供者について、提供する情報の識別番号
と提供者の加入者ID(電話番号)とその情報の料金デ
ータとが対応付けられている。ここで、情報提供者は当
然複数でもよく、全国あるいは特定地域に集約されて設
置される。
【0004】次に、このような情報提供サービスの動作
について説明する。図11は、システムの動作シーケン
スを説明する図である。以下、図11により説明する。
【0005】(1) 発信者がオフフックする。 (2) 発信者の加入者交換機は、発信者のオフフック
を検出すると、ダイヤルトーンを発信者に送出する。
【0006】(3) 発信者は、所望する提供情報の識
別番号をダイヤルする。識別番号は、有料の情報提供を
示す「通信識別(例:0990)」と各番組を指定する
「番組番号(例:5○○××□)」とで構成される。
【0007】(4) 発信者の加入者交換機は、識別番
号(例:0990−5○○××□)のダイヤル信号を受
信すると、「通信識別(例:0990)」により有料の
情報提供サービスとの通信種別の識別を行う。そして、
発信者の加入者ID(電話番号)(例:03−3○○○
−××××」と識別番号(例:0990−5○○××
□)とを、共通線信号網を介して網サービス制御局(S
CP)に送信する。
【0008】同時に、発信者の加入者ID(電話番号)
(例:03−3○○○−××××)を記憶する。この発
信者の加入者IDは、後刻、料金(通話料と情報料)の
課金に使用される。
【0009】(5) 網サービス制御局(SCP)で
は、加入者交換機より共通線信号網を介して発信者の加
入者ID(電話番号)(例:03−3○○○−×××
×」と識別番号(例:0990−5○○××□)とを受
信すると、先ず、通信識別(例:0990)により、有
料の情報提供サービスと判断し、テーブル(図9)を検
索する。検索により、番組番号(例:5○○××□)に
対応する情報提供者の加入者ID(電話番号)(例:0
3−3×××−○○○○)と当該情報提供の料金情報デ
ータ(例:180−300。→180秒毎に300円)
を読み出す。これにより、接続(ルーティング)のため
の物理的番号が得られる。
【0010】情報提供者の加入者ID(電話番号)
(例:03−3×××−○○○○)と料金情報データ
(例:180−300)と料金情報データ(例:180
−300)を用いて発信者に料金内容を通知する情報
を、発信者の加入者交換機に共通線信号網を介して送出
する。
【0011】(6) 発信者の加入者交換機は、共通線
信号網を介して網サービス制御局(SCP)より情報提
供者の加入者ID(電話番号)(例:03−3×××−
○○○○)と料金情報データ(例:180−300)と
を受信する。
【0012】次に、情報提供者の加入者ID(電話番
号)(例:03−3×××−○○○○)により、公衆電
気通信網を利用して中継交換機(図8では1のみ示す
が、複数のこともある)を介して情報提供者を収容する
加入者交換機に接続される。
【0013】(7) 情報提供者を収容する加入者交換
機は、情報提供者を呼び出す。なお、これらの接続は、
周知の方法によって図11に示すように行われるので、
ここでの詳細な説明を省略する。
【0014】(8) 情報提供者が応答すると、発信者
は、情報提供者より所望の情報を得ることができる。こ
れ以降の切断処理、課金処理などについても周知の方法
と変わることがないので説明を省略する。勿論、通信が
終了した時点で、発信者の加入者交換機より、通信開始
時刻、通信終了時刻、通話時間等が網サービス制御局に
共通線信号網を介して通知される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】通信回線を用いた有料
情報提供サービスの高額な情報料額の場合、現在提供し
ている非契約での利用は料金回収上のトラブルが発生す
ることが懸念されることから、情報提供サービスの番組
を利用する際に、「特定の人(契約者)のみ利用できる
仕組み」である、サービス番号+利用者毎に予め設定し
たパスワード番号をダイヤルしないとアクセス出来ない
機能の開発が必要となった。
【0016】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、パスワードの登録の有無と、パスワードの照合をす
ることにより、特定の人(契約者)のみ利用できる得る
ようにした通信回線を用いた情報提供サービスにおける
パスワード接続方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために本発明は、加入者交換機を含む電気通信網に
情報提供者を接続し、前記電気通信網の網サービス制御
局に前記情報提供者の前記電気通信網での接続用加入者
番号と前記各情報提供者の提供する情報の識別番号とを
対応させた変換テーブルを用意し、発信者が指定する前
記識別番号を前記変換テーブルにより前記接続用加入者
番号に変換して前記情報提供者に接続して前記発信者に
前記情報提供者の提供する情報を受信できるようにした
通信回線を用いた情報提供サービスにおいて、加入者交
換機に、予め加入者が登録したパスワードを記録したパ
スワードテーブルを設け、前記加入者交換機は、前記識
別番号の発信を受けたときは、当該発信者が前記パスワ
ードテーブルによりパスワードを登録した加入者か否か
を判断し、パスワードを登録した加入者の場合には当該
発信者の入力するパスワードと前記パスワードテーブル
に登録されたパスワードとを照合し、両パスワードが一
致したときのみ前記情報提供サービスを行い得るように
したことを特徴とする。
【0018】又、本発明は、前記パスワードの照合によ
り一致が得られないときには、前記発信者からのパスワ
ードの入力と照合とを所定回数繰り返し行い得るように
し、その所定回数の繰り返しによっても一致が得られな
いときは、当該発信者の接続を停止することを特徴とす
【0019】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明に係る通信回線を用いた情報提
供サービスにおけるパスワード接続方法の一例を示す説
明図である。
【0020】1、前提条件 パスワードの適応は契約/非契約制に係わらずジャンル
毎に設定可能とする。 2、サービス条件 (1) パスワード接続条件 パスワード番組(特定ジャンル)の利用希望者に対して
はパスワード接続を必須とする。その他の番組(任意ジ
ャンル)については、パスワード利用を希望する利用者
のみ適応可能とする。
【0021】(1−1) 番組属性にパスワードジャン
ルを追加する。[1] (1−2) 非契約制ジャンル、契約制ジャンルの既存
ブロッキング方法に加えてパスワードによるブロッキン
グをジャンルごとに追加する。[2] (1−3) パスワード及び設定用コードは全ジャンル
共通とする。
【0022】(2) 接続手順 図2は接続手順の動作シーケンスを説明する図である。
すなわち、利用者(発信者の加入者)が0990−D〜
J(識別番号)をダイヤルすると、LS交換機(発信者
の加入者交換機)がパスワード接続(上記パスワード接
続条件参照)し、パスワードが登録されているかを調べ
る。パスワードが登録されていなければ、利用者にガイ
ダンス(現在、暗証番号が登録されていません。暗証番
号を登録し、おかけ直し下さい。)が送信される。パス
ワードが登録されていれば、利用者にガイダンス(暗証
番号をどうぞ。)が送信され、利用者はパスワード[×
×××]をダイヤルする。LS交換機はパスワード[×
×××]を受信すると、パスワードテーブルに登録され
ているパスワードと照合を行う。照合NG(両パスワー
ドの照合が一致しない)ときは、累積誤投入数|(接続
時のパスワードエラー数)を加算すると共に利用者に*
1ガイダンス(*1:おかけになった番号は違っていま
す。番号をお確かめのうえ、おかけ直し下さい。)を送
信する。照合OK(両パスワードの照合が一致した)と
きは、累積誤投入数|が4回以上か否かを調べ、累積誤
投入数|が3回以下ならば、累積誤投入数|を初期設定
すると共に番組接続を行い情報提供サービスを行い得る
ようにする。累積誤投入数|が4回以上ならば、利用者
にロックアウト通知ガイダンス(現在、暗証番号がご利
用できなくなっております。もう一度、暗証番号を登録
し、おかけ直し下さい。)を送信する。
【0023】なお、図10は利用者(発信者の加入者)
のLS交換機(発信者の加入者交換機)に設けられたパ
スワードテーブルの一例を示す。 (3) パスワード登録・変更手順 図3はパスワード登録・変更手順の動作シーケンスを説
明する図である。すなわち、利用者(発信者の加入者)
がパスワード登録用特番1XYをダイヤルすると、LS
交換機(発信者の加入者交換機)は利用者に無条件にS
DTを送出する。利用者はSDTを受信すると、指示コ
ード「登録」[2]をダイヤルする。LS交換機は指示
コード「登録」[2]を受信すると、登録指示か否かを
判断し、登録指示でなければNUトーキする。登録指示
であれば利用者に受付ガイダンス(サービス識別コード
をどうぞ。)を送信する。利用者は受付ガイダンスを受
信すると、サービス識別コード[××]をダイヤルす
る。LS交換機はサービス識別コード[××]を受信す
ると、サービス識別コードが情報提供サービスか否かを
判断し、情報提供サービスでなければ、*1ガイダンス
(*1:おかけになった番号は違っています。番号をお
確かめのうえ、おかけ直し下さい。)を送信する。サー
ビス識別コードが情報提供サービスであれば、情報提供
サービスパスワード契約者か否かを判断し、非契約者で
あれば、利用者に*2ガイダンス(*2:お客様のおか
けになった電話からは、このサービスはご利用できませ
ん。)を送信する。情報提供サービスパスワード契約者
であれば、利用者に誘導ガイダンス(こちらは、情報提
供パスワードの受付けです設定用コードをどうぞ。)を
送信する。利用者は誘導ガイダンスを受信したら、設定
用コード[××××]をダイヤルする。LS交換機は設
定用コード[××××]を受信すると、設定用コードテ
ーブルに登録されている設定用コードと照合を行う。照
合NG(両設定用コードの照合が一致しない)ときは、
累積誤投入数‖(登録・変更時の設定コードエラー数)
を加算すると共に利用者に*1ガイダンス(*1:おか
けになった番号は違っています。番号をお確かめのう
え、おかけ直し下さい。)を送信する。照合OK(両設
定用コードの照合が一致した)ときは、累積誤投入数‖
が4回以上か否かを調べ、累積誤投入数‖が4回以上な
らば、利用者に*3ガイダンス(*3:現在、設定用コ
ードがご利用できなくなっております。くわしくは、1
16またはNTTの営業窓口におたずねください。)を
送信する。累積誤投入数‖が3回以下ならば、利用者に
誘導ガイダンス(暗証番号をどうぞ。)を送信する。利
用者は誘導ガイダンス(暗証番号をどうぞ。)を受信し
たら、パスワード[××××]をダイヤルする。LS交
換機はパスワード[××××]を受信すると、パスワー
ド条件をチェックし、パスワード条件がNG(パスワー
ド条件を満たさない)ならば、利用者に*4ガイダンス
(*4:ただいまの暗証番号では登録できません。一
旦、電話をきって、他の登録番号に変えてもう一度登録
して下さい。)を送信する。パスワード条件がOK(パ
スワード条件を満たす)ならば、累積誤投入数|、‖を
初期設定すると共に、パスワード書き込みを実施し、利
用者に完了ガイダンス(暗証番号××××を登録しまし
た。)を送信する。
【0024】(4) セキュリティ対策 次に、セキュリティ対策について説明する。 (4−1) 番組接続時:パスワードを連続4回(該当
呼もガイダンス接続)誤って投入した場合にはロック状
態とし、ロック状態以降の接続についてはガイダンス接
続とする。なお、誤りが連続4回になる前に正解のパス
ワードをダイヤルした場合は累積誤投入数をクリアし番
組へ接続する。
【0025】(4−2) 暗証番号変更時:設定用コー
ドを連続4回(該当呼も変更を規制)誤って投入した場
合にはロック状態とし5回目以降の変更を規制する。な
お、正常に暗証番号が登録された場合は累積誤投入数
(接続用および変更用)をクリアする。
【0026】(4−3) ロック状態の解除:パスワー
ドを連続4回誤って投入した場合にはロック状態となる
が(接続時のロック)ロック状態を解除するにはパスワ
ードを再登録するにより解除となる。
【0027】(4−4) ロック状態の解除:設定用コ
ードを連続4回誤って投入した場合にはロック状態とな
る(変更時のロック)が、ロック状態を解除するには、
サービスオーダにて再設定することにより解除となる。
(接続用および変更用累積誤投入数をクリアする) (5) 設定用コードの条件 パスワード契約者が希望する設定用コード(0〜9の数
字4桁)をNTT側でサービスオーダにて設定する。な
お、カスタマコントロールでの設定は非許容とする。
【0028】(6) パスワード条件 0〜9の数字4桁とし下記の条件を非許容とする。 (6−1) 1111,2222,……等のゾロ目数字 (6−2) 契約回線の電話番号の下4桁と同一の番号 (6−3) 設定用コードと同一番号 3、実現方式 (1) 実現方式 図4は実現方式の構成説明図であり、図5は機能要素の
説明図である。すなわち、図4に示すように、ディジタ
ル交換機DSM−10、ISMはディジタル交換機D7
0に接続され、このディジタル交換機D70は共通線網
NTT−CCSを介して網サービス制御局NSPに接続
され、この網サービス制御局NSPはパケット網DDX
−Pを介して網サービス統括局NSSPに接続される。
前記パケット網DDX−PにはNSSP制御端末LS−
PCが接続される。
【0029】前記ディジタル交換機DSM−10、IS
Mのそれぞれの機能要素としては、パスワード保有
[1]、設定用コード保有[2]、パスワード接続判定
[3]、パスワード信号受信[4]、パスワード番号変
更・登録[5]、移行切替[7]がある。又、ディジタ
ル交換機D70の機能要素としては、パスワード保有
[1]、設定用コード保有[2]、パスワード接続判定
[3]、パスワード信号受信[4]、パスワード番号変
更・登録[5]、ガイダンス送出[6]、移行切替
[7]がある。
【0030】前記各機能要素の概要としては図5に示す
ように、パスワード保有[1]はパスワード契約加入者
に対し加入者データにパスワードを持つ。設定用コード
保有[2]はパスワード契約加入者に対し加入者データ
に設定用コードを持つ。パスワード接続判定[3]は各
シャンル毎にパスワード接続判定を行なう。パスワード
信号受信[4]はパスワード契約加入者からのパスワー
ド、設定用コード受信可能とする。パスワード番号変更
・登録[5]はカスタマコントロールにて暗証番号の変
更及び登録を可能とする。ガイダンス送出[6]はガイ
ダンス送出を行なう。移行切替[7]は全国一律提供開
始を可能とするスイッチを具備する。
【0031】(2) 接続処理 契約者単位にパスワード情報をLS交換機へ登録する。
発交換機では「0990」によりID,AN,ブロッキ
ング情報より該当IDがパスワード契約加入でありかつ
対象ジャンルとの照合により、パスワード請求ガイダン
スを利用者に送出しパスワードを受信する。投入パスワ
ードと登録情報を照合し、接続認証を行う。接続可の場
合にはNSP問い合わせ後後位への接続を行う。接続不
可の場合にはパスワード異常アクセスカウンターを更新
し、接続不可(認証NG)、パスワード異常ガイダンス
送出後通信を切断する。
【0032】図6はパスワード接続動作概要を示すフロ
ーチャートである。すなわち、利用者(発信者の加入
者)が0990−D〜J(識別番号)をダイヤルした場
合において、LS交換機(発信者の加入者交換機)での
受信がパスワード必須番組でなく(契約制番組・非契約
制番組)且つパスワード契約者でないときは、既存接続
へ接続される。またLS交換機(発信者の加入者交換
機)での受信がパスワード必須番組で且つパスワード契
約者でないときは、利用者にガイダンス(この番組のご
利用は、お客様からの申し込みが必要となります。詳し
くは、116またはNTTの営業窓口にお尋ねくださ
い。)を送出する。LS交換機(発信者の加入者交換
機)での受信がパスワード必須番組か否かにかかわらず
パスワード契約者である場合にはパスワードが登録済か
否かにより利用者へのガイダンスが異なり、パスワード
が未登録のときは利用者にガイダンス(現在、暗証番号
が登録されていません。暗証番号を登録し、おかけ直し
下さい。)を送信し、パスワードが登録済のときは利用
者にガイダンス(暗証番号をどうぞ。)を送信する。利
用者はガイダンス(暗証番号をどうぞ。)を受信したと
きは、パスワード☆1 〜☆4をダイヤルする。LS交換
機(発信者の加入者交換機)での受信がパスワードとし
て4桁を受信しない場合には、[タイミングアウト]と
してBT接続し、累積誤投入数は加算しないと共に、
[途中切断]として累積誤投入数は加算しない。LS交
換機(発信者の加入者交換機)での受信がパスワードと
して4桁を受信した場合には、パスワードテーブルに登
録されているパスワードと照合を行ない、両パスワード
が一致しない場合には、累積誤投入数|を加算すると共
に、利用者にガイダンス(おかけになった番号は違って
います。番号をお確かめのうえ、おかけ直し下さい。)
を送信する。両パスワードが一致した場合には、ロック
状態中か否かを判定し、ロック状態中であれば、利用者
にガイダンス(現在、暗証番号がご利用できなくなって
おります。もう一度、暗証番号を登録し、おかけ直し下
さい。)を送信する。ロック状態中でなければ、累積誤
投入数|を初期設定すると共に従来と同様に番組接続す
る。
【0033】次にパスワード接続条件について説明す
る。 i 、パスワード契約者(ジャンル別)の場合、既存のブ
ロッキング機能よりパスワード接続を優先する。
【0034】ii、パスワード契約者がパスワードを登録
していない場合、ガイダンス接続とする。 iii 、パスワードを連続4回(該当呼もガイダンス接
続)誤って投入した場合にはロック状態とし、ロック状
態以降の接続についてはガイダンス接続とする。なお、
誤りが連続4回になる前に正解のパスワードをダイヤル
した場合は累積誤投入数(接続用)をクリアし番組へ接
続する。
【0035】iv、登録・変更時の累積誤投入回数が4回
以上(ロック状態)でも、接続時の累積誤投入回数が4
回未満(ロック状態でない)の場合は、パスワード接続
を可能とする。
【0036】v 、パスワードが4桁未満(タイムアウト
20〜21S)の場合はBT接続とし、累積誤投入数は
加算しない。 vi、ガイダンス途中のダイヤル受信は可能とする。
【0037】vii 、パスワードダイヤル途中切断の場合
累積誤投入回数は加算しない。 viii、CESの甲・準甲の接続については受付台経由と
する。 図7はパスワード登録・変更動作概要を示すフローチャ
ートである。すなわち、利用者(発信者の加入者)が1
34をダイヤルしSDTを聴取すると、指示コード2
(登録)をダイヤルする。LS交換機(発信者の加入者
交換機)での受信が指示コード2(登録)を受信しない
ときはNUトーキをし、指示コード2(登録)を受信し
たときは利用者にガイダンス(サービス識別コードをど
うぞ。)を送信する。利用者がガイダンス(サービス識
別コードをどうぞ。)を受信すると、サービス識別コー
ド(NN)をダイヤルする。LS交換機(発信者の加入
者交換機)で受信したサービス識別コード(NN)が情
報提供サービス用でないときは利用者にガイダンス(お
かけになった番号は違っています。番号をお確かめのう
え、おかけ直し下さい。)を送信する。LS交換機(発
信者の加入者交換機)で受信したサービス識別コード
(NN)が情報提供サービス用のときは情報提供サービ
スパスワード契約者か否かにより異なり、情報提供サー
ビスパスワード契約者でないときは利用者にガイダンス
(お客様のおかけになった電話からは、このサービスは
ご利用できません。)を送信し、情報提供サービスパス
ワード契約者のときは利用者にガイダンス(こちらは、
情報提供サービスパスワードの受付です。設定用コード
をどうぞ。)を送信する。利用者はガイダンス(こちら
は、情報提供サービスパスワードの受付です。設定用コ
ードをどうぞ。)を受信すると、設定用コード△1 〜△
4 をダイヤルする。LS交換機(発信者の加入者交換
機)での受信が設定用コードとして4桁を受信しない場
合には、[タイミングアウト]としてBT接続し、累積
誤投入数は加算しないと共に、[途中切断]として累積
誤投入数は加算しない。LS交換機(発信者の加入者交
換機)での受信が設定用コードとして4桁を受信した場
合には、パスワードテーブルに登録されている設定用コ
ードと照合を行ない、両パスワードが一致しない場合に
は、累積誤投入数‖を加算すると共に、利用者にガイダ
ンス(おかけになった番号は違っています。番号をお確
かめのうえ、おかけ直し下さい。)を送信する。両パス
ワードが一致した場合には、ロック状態か否かを判定
し、ロック状態であれば、利用者にガイダンス(現在、
設定用コードがご利用できなくなっております。詳しく
は116または、NTTの営業窓口にお尋ねくださ
い。)を送信する。ロック状態でなければ、利用者にガ
イダンス(暗証番号をどうぞ。)を送信する。利用者が
ガイダンス(暗証番号をどうぞ。)を受信すると、パス
ワード☆1 〜☆4 をダイヤルする。LS交換機(発信者
の加入者交換機)での受信がパスワードとして4桁を受
信しない場合には、[タイミングアウト]としてBT接
続し、累積誤投入数は加算しないと共に、[途中切断]
として累積誤投入数は加算しない。LS交換機(発信者
の加入者交換機)での受信がパスワードとして4桁を受
信した場合には、パスワード条件を満たしているか否か
により異なり、パスワード条件を満たしていないときは
累積誤投入数は加算しない共に、利用者にガイダンス
(ただいまの暗証番号では登録できません。一旦電話を
きって、他の登録番号に変えてもう一度登録してくださ
い。)を送信し、パスワード条件を満たしているときは
利用者にガイダンス(暗証番号☆1 〜☆4 を登録しまし
た。)を送信すると共に累積誤投入数|、‖を初期設定
して登録を終了する。
【0038】次にパスワード登録・変更条件について説
明する。 i 、設定用コードを連続4回(該当呼も登録を規制)誤
って投入した場合にはロック状態とし5回目以降の登録
を規制する。なお、正常に暗証番号が登録された場合は
累積誤投入数(接続用および変更用)をクリアする。
【0039】ii、パスワードが4桁未満(タイムアウト
20〜21S)の場合はBT接続とし、累積誤投入数は
加算しない。 iii 、ガイダンス途中のダイヤル受信は可能とする。
【0040】iv、ダイヤル途中切断の場合累積誤投入数
は加算しない。 v 、CESの甲・準甲はパスワードの登録・変更は不可
とする。 以上のように、利用者の事前申込により、契約回線毎に
パスワードを付与し、情報提供サービスの番組を利用す
る際には、番組番号(0990−D〜J)ダイヤル後に
パスワードの要否を予め設定したパスワード番号情報に
よりネットワークが判断する。
【0041】又、パスワード要の場合、番組アクセスに
はパスワードが必要な旨ガイダンスを流し、利用者にパ
スワード投入を促す。投入されたパスワードと予めネッ
トワークに設定された情報とを比較し適合する場合は正
常接続を行い、不適合の場合には利用者にパスワード不
正を通知し切断処理とする。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、パス
ワードの登録の有無と、パスワードの照合をすることに
より、特定の人(契約者)のみ利用できる得るようにし
た通信回線を用いた情報提供サービスにおけるパスワー
ド接続方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信回線を用いた情報提供サービ
スにおけるパスワード接続方法の一例を示す説明図であ
る。
【図2】本発明に係る接続手順の動作シーケンスの一例
を示す説明図である。
【図3】本発明に係るパスワード登録・変更手順の動作
シーケンスの一例を示す説明図である。
【図4】本発明に係る実現方式の一例を示す構成説明図
である。
【図5】本発明に係る機能要素の一例を示す説明図であ
る。
【図6】本発明に係るパスワード接続動作概要の一例を
示すフローチャートである。
【図7】本発明に係るパスワード登録・変更動作概要の
一例を示すフローチャートである。
【図8】従来の情報提供サービスのシステム概要の一例
を示す説明図である。
【図9】従来のデータベースの一例を示す説明図であ
る。
【図10】本発明に係る利用者(発信者の加入者)のL
S交換機(発信者の加入者交換機)に設けられたパスワ
ードテーブルの一例を示す説明図である。
【図11】従来のシステムの動作シーケンスの一例を示
す説明図である。
【符号の説明】
DSM−10…ディジタル交換機、ISM…ディジタル
交換機、D70…ディジタル交換機、NTT−CCS…
共通線網、NSP…網サービス制御局、DDX−P…パ
ケット網、NSSP…網サービス統括局、LS−PC…
NSSP制御端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 時崎 昇 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者交換機を含む電気通信網に情報提
    供者を接続し、前記電気通信網の網サービス制御局に前
    記情報提供者の前記電気通信網での接続用加入者番号と
    前記各情報提供者の提供する情報の識別番号とを対応さ
    せた変換テーブルを用意し、発信者が指定する前記識別
    番号を前記変換テーブルにより前記接続用加入者番号に
    変換して前記情報提供者に接続して前記発信者に前記情
    報提供者の提供する情報を受信できるようにした通信回
    線を用いた情報提供サービスにおいて、 加入者交換機に、予め加入者が登録したパスワードを記
    録したパスワードテーブルを設け、 前記加入者交換機は、前記識別番号の発信を受けたとき
    は、当該発信者が前記パスワードテーブルによりパスワ
    ードを登録した加入者か否かを判断し、パスワードを登
    録した加入者の場合には当該発信者の入力するパスワー
    ドと前記パスワードテーブルに登録されたパスワードと
    を照合し、両パスワードが一致したときのみ前記情報提
    供サービスを行い得るようにしたことを特徴とする通信
    回線を用いた情報提供サービスにおけるパスワード接続
    方法。
  2. 【請求項2】 前記パスワードの照合により一致が得ら
    れないときには、前記発信者からのパスワードの入力と
    照合とを所定回数繰り返し行い得るようにし、その所定
    回数の繰り返しによっても一致が得られないときは、当
    該発信者の接続を停止することを特徴とする請求項1記
    載の通信回線を用いた情報提供サービスにおけるパスワ
    ード接続方法。
JP7030924A 1995-02-20 1995-02-20 通信回線を用いた情報提供サービスにおけるパスワード接続方法 Pending JPH08223293A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10190839A (ja) * 1996-12-25 1998-07-21 Nec Corp インテリジェントネットワークシステム
JPH1146249A (ja) * 1997-07-25 1999-02-16 Furomu P-Ji:Kk 郵便番号を用いた自動資料請求受付システム及び顧客特定方法
KR20030042779A (ko) * 2001-11-24 2003-06-02 주식회사 케이티 발신번호로 카드번호를 활성화 하는 선후불카드 서비스
JP2007087193A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Kddi Corp セキュリティ保護プログラム、セキュリティシステム、および記録媒体
JP2008507035A (ja) * 2004-07-13 2008-03-06 コンピュクレジット コーポレイション Pos端末におけるpinのリアルタイム入力および検証

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